JP2001263750A - レンジフード - Google Patents

レンジフード

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JP2001263750A
JP2001263750A JP2000072282A JP2000072282A JP2001263750A JP 2001263750 A JP2001263750 A JP 2001263750A JP 2000072282 A JP2000072282 A JP 2000072282A JP 2000072282 A JP2000072282 A JP 2000072282A JP 2001263750 A JP2001263750 A JP 2001263750A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フード内部を簡単で労力の少ない作業で洗浄
できるレンジフードとする。 【解決手段】 フード2と送風機3とパネル体4を備
え、このパネル体4はフード2と連続した縦向姿勢及び
レンジと接した横向姿勢に上下回動自在で、このパネル
体4の背面に水中ポンプ52と給水ホース38と排水ホ
ース39を設ける。給水ホース38は水中ポンプ52と
フード2内の洗浄液噴出部30に接続し、排水ホース3
9はフード2の排水部に接続したレンジフードである。
パネル体4を横向姿勢とし、そのパネル体4に洗浄液を
入れた洗い容器60を置き、水中ポンプ52と排水ホー
ス39を洗い容器60に入れ、水中ポンプ52を駆動す
ることでフード2内部に洗浄液を噴きつけて洗浄できる
から、低い位置で洗い容器60を置いたり、おろしたり
等の簡単で労力の少ない作業でフード2内部を洗浄でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理時に発生する
煙り、湯気、臭気等を吸込んで外部に排出するレンジフ
ード、詳しくはフード内面やフィルター等のフード内部
を洗浄する装置を備えたレンジフードに関する。
【0002】
【従来の技術】レンジフードはレンジの上方に設置さ
れ、調理時に発生する煙り、湯気、臭気等(以下油煙と
いう)を吸込んで外部に排出するものである。
【0003】このレンジフードの一例としては、油煙を
捕獲するフードに送風機とフィルターを取付け、送風機
を駆動することで油煙を吸込み、吸込んだ油煙の油分な
どをフィルターで捕集して油分などの少ない空気とし、
その空気を排出ダクトなどを通して外部に排出するもの
が知られている。
【0004】前述のレンジフードであると、フード内面
やフィルター等のフード内部に油分などが付着するの
で、油煙と接触する部分に油が付着しにくい塗装を施し
たり、その部分を油が付着しにくい塗装鋼板としたり、
あるいは油との接触面積を極力少なくするなどの方策が
取られてきた。
【0005】このような方策が取られたレンジフードで
あれば、油煙の付着が減少するし、付着した油煙の清掃
が容易である。しかし、前述のような方策が取られたレ
ンジフードであっても、付着した油煙の放置日数が月単
位に達すると油煙の酸化により油煙の粘度が増加して、
清掃が難しくなる。
【0006】このことを解消するレンジフードが特開平
11−63611号公報に開示されている。具体的に
は、フードに洗浄液噴射部と、洗浄液ポンプと、洗浄液
タンクを取付け、洗浄液タンク内の洗浄液を洗浄液ポン
プで洗浄液噴射部に圧送し、その洗浄液噴射部でフード
内面やフィルターに噴きつけて付着した油煙を洗浄する
レンジフードである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかるレンジフードで
あると長時間運転・放置すると洗浄液タンク内の洗浄液
が自然蒸発、汚れ等するので、洗浄液を補給、交換する
必要がある。しかしながら、洗浄液タンクはフードに取
付けてあるので、その洗浄液タンクは高い位置にあるの
で、その洗浄液タンク内の洗浄液を床から補給、交換す
るには労力を要する。
【0008】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたレンジフードを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、空気取入
口8を有するフード2と、この空気取入口8から空気と
ともに油煙を取り入れてフィルター11を通して外部に
排出する送風機3と、パネル体4を備え、前記パネル体
4はフード2と連続した縦向姿勢と、フード2と離隔し
た横向姿勢に上下回動可能で、このパネル体4の背面に
水中ポンプ52と給水ホース38と排水ホース39が設
けてあり、その給水ホース38はフード2内に設けた洗
浄液噴出部30に接続し、前記排水ホース39はフード
2の洗浄液排出部に接続していることを特徴とするレン
ジフードである。
【0010】第2の発明は、第1の発明において前記水
中ポンプ52の駆動時間を設定する洗浄タイマー57を
設けたレンジフードである。
【0011】第3の発明は、第2の発明において前記洗
浄タイマー57は、洗浄周期を選択する形状で、かつ選
択した洗浄周期に最適なる洗浄時間だけ水中ポンプ52
の駆動時間を設定するものであるレンジフードである。
【0012】第4の発明は、第1又は第2又は第3の発
明において前記フード2内部の洗浄終了後に、所定時間
乾燥通風する機能を有するレンジフードである。
【0013】
【作 用】第1の発明によれば、パネル体4を横向姿勢
とすればパネル体4、水中ポンプ52、給水ホース38
の端部、排水ホース39の端部がフード2よりも低い位
置となるので、そのパネル体4に洗浄液を入れた洗い容
器60を置き、水中ポンプ52の吸込口を洗い容器60
内に入れると共に、排水ホース39を洗い容器60内に
入れる。この状態で水中ポンプ52を駆動することで洗
い容器60内の洗浄液が給水ホース38を通して洗浄液
噴出部30からフード2内部に噴きつけられ、フード2
内部を洗浄する。洗浄した洗浄液は排水ホース39を通
して洗い容器60内に流れる。フード2内部を洗浄後は
パネル体4から洗い容器60をおろし、パネル体4を縦
向姿勢とする。
【0014】このようであるから、フード2内部を洗浄
液で洗浄できる。また、フード2より低い位置で洗浄液
を入れた洗い容器60をパネル体4に置いて洗浄し、洗
浄後に洗い容器60をおろし洗浄液を流し捨てるので、
従来のようにフード2部分において洗浄液の補給、交換
作業が不要である。しかも、横向姿勢としたパネル体4
は低い位置で床からの高さが低いので、洗い容器60を
パネル体4に置いたり、おろしたりする作業の労力が低
減する。
【0015】パネル体4を縦向姿勢とすれば水中ポンプ
52、給水ホース38、排水ホース39がパネル体4の
背面に収納されて表面から見えないので、見栄えが良
い。また、調理時に発生した油煙はパネル体4の表面に
沿ってフード2の空気取入口8まで上昇するので、パネ
ル体4は油煙の上昇気流ガイドとしての機能を有する。
【0016】第2の発明によれば、洗浄タイマー57に
より洗浄時間を設定できるので、洗浄作業が容易であ
る。
【0017】第3の発明によれば、使用者は前回の洗浄
から今回洗浄するまでの洗浄周期をセットすることで、
その洗浄周期に最適な時間だけ洗浄できるから、簡単な
操作で効率良く洗浄できる。
【0018】第4の発明によれば、洗浄終了後にレンジ
フードを所定時間乾燥運転することが可能であり、フー
ド2内部を洗浄液等が付着しない乾燥状態とすることが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に示すように、建家の壁等の
レンジフード取付部1の上方に取付けたフード2と、こ
のフード2の上部に取付けた送風機3と、前記レンジフ
ード取付部1の下部に取付けたパネル体4でレンジフー
ドを形成する。前記フード2は図2に示すように、下面
板5と上面板6と周面板7で箱状体であり、下面板5に
は空気取入口8が形成され、その空気取入口8の開口縁
に沿ってリング状の立上り部9がフード2内に向けて一
体的に設けてある。具体的には下面板5を打ち抜き加工
すると共に、その周縁をフード2内に向けて折り曲げ加
工してある。前記上面板6には吸込口10が形成してあ
り、この吸込口10にフィルター11が取付けてある。
前記下面板5は水平に対して左右一端部(レンジフード
取付部1寄り部)が低くなるように斜めとなり、その下
面板5の低くなった左右一端部に洗浄液を溜める凹部1
2が形成してある。
【0020】前記送風機3はケーシング13内にファン
14を設け、このファン14を電動モータ15で回転駆
動するようにしてある。ケーシング13の入口16がフ
ード2の吸込口10に連通し、出口17がダクト18に
連通している。このダクト18は天井パネル19を貫通
し、天井裏を通って外部まで配設される。
【0021】前記フード2内には洗浄液カバー20が配
設され、この洗浄液カバー20は平板21の周縁に沿っ
て下向片22を一体的に設けた下向き皿形状で、前記立
上り片9を覆っている。
【0022】前記洗浄液カバー20は昇降機構23で上
下動される。前記昇降機構23はモータ24で回転され
るピニオン25と、このピニオン25に噛合して上下動
自在に支承されたラック26と、このラック26に連結
された縦杆27を備え、その縦杆27を前記洗浄液カバ
ー20に連結してある。
【0023】モータ24でピニオン25を正転、逆転す
ることで洗浄液カバー20が上下動し、空気取入口8を
開放したり、閉じる。前記立上り部9の内面に沿ってゴ
ムなどの弾性体28が連続して取付けてあり、洗浄液カ
バー20を下方に移動して閉じると、弾性体28に洗浄
液カバー20の下向片22が圧着してフード2の内部と
外部を気密、水密して空気、洗浄水が洩れないようにし
てある。
【0024】前記フード2内には洗浄液噴出部30がフ
ィルター11、フード2の内面、つまり、フード2内部
に対向して配設してある。この洗浄液噴出部30はノズ
ル本体31を備え、このノズル本体31を送水パイプ3
2の先端部にほぼ水平面に沿って回転自在に取付けてあ
る。前記ノズル本体31は長手方向中央部にフィルター
用ノズル33が設けられ、長手方向両端寄り部にフード
用ノズル34が設けられ、長手方向両端部に回転用ノズ
ル35が設けてある。前記フィルター用ノズル33は真
上及び斜め上に向ってフィルター11に向う形状で、前
記フード用ノズル34はほぼ水平に向ってフード2の内
面に向う形状で、回転用ノズル35は水平方向一側に向
う形状である。
【0025】前記各ノズルはノズル本体31内の流路
(図示せず)を経て送水パイプ32に連通し、その各ノ
ズルから洗浄液が噴出される。回転用ノズル35から噴
出される洗浄液のいきおいでノズル本体31が回転し、
フード用ノズル34から噴出された洗浄液がフード2の
内面に順次噴射されると共に、フィルター用ノズル33
からフィルター11に洗浄液が噴射される。前記送水パ
イプ32はフード2内部、例えば隔壁36に固定され、
この送水パイプ32の端部(つまり給水口37)は前記
凹部12の底面から下方に突出している。前記給水口3
7に給水ホース38の一端部が接続してある。前記凹部
12の底部(排水部)に排水ホース39の一端部が接続
してある。
【0026】前記パネル体4は図3に示すように、矩形
状の表面板40と、この表面板40の両側縁に一体的に
設けた三角形状の一対の側面板41で略コ字形状で、前
記表面板40の上端部40aに取付用孔42が形成して
ある。前記パネル体4の幅寸法(一対の側面板41間の
寸法)はフード2の幅寸法よりも若干大きい。
【0027】前記一対の側面板41の上部寄りに長尺で
薄板状の支持部材43がピン44で揺動自在にそれぞれ
取付けてある。この支持部材43は側面板41にビス4
5で固着したクランク形状の第1受片46−1と側面板
41との間に押し込みされ、前面板40と略平行な格納
姿勢に保持されている。前記支持部材43を手で引っ張
ることで受片46から外れ、ピン44を中心として表面
板40よりも表面側に突出した突出姿勢に揺動可能であ
る。支持部材43は突出姿勢で第2受片46−2によっ
て保持される。
【0028】前記表面板40の下部が図1に示すように
ヒンジ47でレンジフード取付部1の下部に上下回動自
在に取付けてある。そのヒンジ47はレンジ48の上面
48aよりも上方位置である。パネル体4をヒンジ47
を中心として上方に回動すると、表面板40の上端部4
0aが図1に示すようにフード2の凹部12の表面12
a(つまりフード2の下面板5の左右一端寄り部)に当
接し、一対の側面板41が凹部12の側面12bと対向
する。図3に示すように凹部12の表面12aに固着し
たねじ49が取付用孔42に挿通する。このねじ49に
ワッシャと回転摘みを有するナット50を螺合すること
で、図1に示すようにパネル体4はほぼ垂直な姿勢、つ
まり縦向姿勢に固定される。なお、スリット入りのピン
と孔などで固定しても良い。つまり、固定具で固定され
る。
【0029】前記ナット50を外し、パネル体4をヒン
ジ47を中心として下方に回動すると共に、支持部材4
3を第1受片46−1から外して突出姿勢とすること
で、図1に仮想線及び図4に示すように支持部材43が
レンジ48の上面48aに接し、パネル体4はほぼ水平
姿勢、つまり横向姿勢に保持される。
【0030】前述のようにパネル体4が縦向姿勢に固定
されると、表面板40の背面40b(レンジフード取付
部1と対向する面)とレンジフード取付部1との間にほ
ぼ三角形状の空間51が形成される。この空間51に前
記給水ホース38と排水ホース39が収納される。
【0031】前記表面板40の背面40bには水中ポン
プ52が着脱自在に取付けてあり、この水中ポンプ52
は前記空間51内に収納される。前記水中ポンプ52は
図5に示すように、表面板40の背面40bにおける左
右一側部に固着した一対の止片53にスナップ式に取付
けてあり、その水中ポンプ52の吐出口52aに前記給
水ホース38の他端部が接続してある。前記排水ホース
39の他端部は、表面板40の背面40bにおける左右
他側部に固着した止片54にスナップ式に取付けてあ
る。前記パネル体4の表面板40の背面40bにおける
左右中央部には容器置きスペース55を有する。前記表
面板40の背面40bにおける上部寄りに電源スイッチ
56、洗浄タイマー57が取付けてある。これらは図示
しない電源に接続されていると共に、水中ポンプ52に
接続している。
【0032】前述のようであるので、パネル体4を図1
に実線で示す縦向姿勢とすると給水ホース38と排水ホ
ース39がほぼU字形状にたれ下った状態で空間51内
に収納される。パネル体4を図1に仮想線及び図4に示
すように、横向姿勢とすると給水ホース38と排水ホー
ス39はフード2の凹部12とパネル体4に亘って連続
する。
【0033】次に機能を説明する。レンジフード使用時
にはパネル体を図1に実線で示す縦向姿勢とする。洗浄
液カバー20を上方に移動して空気取入口8を開放す
る。これによって、水中ポンプ52、給水ホース38、
排水ホース39がパネル体4とレンジフード取付部1と
の間の空間51に収納され、それらが見えないので、見
栄えが良い。また、パネル体4はレンジ48の上部寄り
からフード2の凹部12表面12a(下面板5)まで連
続しているので、調理時に発生した油煙の上昇気流ガイ
ドとしての機能を有し、その油煙はフード2の空気取入
口8にスムーズに流れる。
【0034】レンジフード洗浄時には、前述のようにナ
ット50を外すと共に、支持部材43を第1止片46−
1から外し、突出姿勢とする。パネル体4をヒンジ47
を中心として図1に仮想線、図4に示す横向姿勢とす
る。図4、図5に仮想線で示すように、パネル体4の表
面板40の背面40bの容器置きスペース55に洗い容
器60を置く。この洗い容器60には4リットルの水と
泡立ちを抑えた専用洗剤を標準で400ccが入れてあ
る。つまり、洗い容器60には所定量の洗浄液が入れて
ある。なお、フード2の内面の塗装面が親水処理されて
いる場合は洗浄液は水のみで良い。
【0035】次に水中ポンプ52を外し、この水中ポン
プ52の吸込口52bを洗い容器60の中に浸す。この
ようにすることで、ポンプに呼び水を与える必要がな
い。洗浄液カバー20を下方に移動して空気取入口8を
閉じる。排水ホース39を止片54から外し、洗い容器
60内に入れる。以上でレンジフードの洗浄作業準備が
終了する。
【0036】洗浄タイマー57を60分以内の任意の洗
浄時間にセットする。つまり、洗浄タイマー57は図6
に示すように、ダイヤル57aと目盛57bを有し、そ
の目盛57bは洗浄周期(洗浄してから再び洗浄するま
での目盛)で、その洗浄周期にダイヤル57aを合せる
ことで、その洗浄周期による最適な洗浄時間がセットさ
れる。電源スイッチ56をONして水中ポンプ52を駆
動する。水中ポンプ52が駆動することで、洗い容器6
0内の洗浄液が給水ホース38、送水パイプ32を経て
ノズル本体31に圧送され、前述したようにノズル本体
31が回転しながらフード2の内面、フィルター11に
洗浄液を噴きつけて洗浄する。洗浄した洗浄液は洗浄液
カバー20、下面板5に沿って凹部12内に流れ込み、
排水ホース39を通って洗い容器60内に戻る。
【0037】セットした洗浄時間が経過すると洗浄タイ
マー57がタイムアップして水中ポンプ52が停止す
る。洗い容器60内の洗浄液を流し捨てる。洗い容器6
0内に水4リットルを入れ、前述と同様にして水のみで
リンス洗浄(フード2内面、フィルター11に付着残留
している洗浄液の洗い流し)を所定時間、例えば10分
間行う。このリンス洗浄時間も前述の洗浄タイマー57
のダイヤル57aをリンス洗浄目盛57cに合せてセッ
トする。
【0038】前述のリンス洗浄終了後に、洗浄液カバー
20を若干上方に移動して空気取入口8を少し開放し、
レンジフードに既設の乾燥釦を押し、送風機3を駆動し
て所定時間、例えば10分間乾燥運転する。この乾燥運
転時間はレンジフードに既設のタイマーでセットする。
これによって、フード2内面やフィルター11が水が付
着していない乾燥状態となる。
【0039】洗い容器60から水中ポンプ52を取り出
し、水切りした後に止片53にスナップ式に取付ける。
排水ホース39を洗い容器60から取り出し、水切りし
た後に止片54にスナップ式に取付ける。洗い容器60
を持ち上げて流し台等に水を流し捨てる。パネル体4を
ヒンジ47を中心として上方に回動し、図1に実線で示
す縦向きに姿勢とし、前述のようにナット50を締付け
て固定する。
【0040】前記洗浄液噴出部30は多数の噴出口を有
する形状で、フード2内に固定することでフード2の内
面、フィルター11に洗浄液を噴きつけるものでも良
い。また、洗浄液噴出部30は複数の独立したノズルを
フード2内に取付け、フード2の内面、フィルター11
に洗浄液を噴きつけるものでも良い。
【0041】前記支持部材43はレンジを置いてあるレ
ンジ台やカウンターに接してパネル体4を横向姿勢とし
ても良い。また、支持部材43を用いずにパネル体4の
表面板40をレンジ又はカウンターに直接又はクッショ
ン材を介して接することで横向姿勢としても良い。
【0042】前記給水ホース38は水中ポンプ52の吐
出口52aと接続、分離可能とし、パネル体4が縦向姿
勢の時には給水ホース38を分離すると共に、パネル体
4が横向姿勢の時に給水ホース38を接続しても良い。
【0043】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、パネル体
4を横向姿勢とすればパネル体4、水中ポンプ52、給
水ホース38の端部、排水ホース39の端部がフード2
よりも低い位置となるので、そのパネル体4に洗浄液を
入れた洗い容器60を置き、水中ポンプ52の吸込口を
洗い容器60内に入れると共に、排水ホース39を洗い
容器60内に入れる。この状態で水中ポンプ52を駆動
することで洗い容器60内の洗浄液が給水ホース38を
通して洗浄液噴出部30からフード2内部に噴きつけら
れ、フード2内部を洗浄する。洗浄した洗浄液は排水ホ
ース39を通して洗い容器60内に流れる。フード2内
部を洗浄後はパネル体4から洗い容器60をおろし、パ
ネル体4を縦向姿勢とする。
【0044】このようであるから、フード2内部を洗浄
液で洗浄できる。また、フード2より低い位置で洗浄液
を入れた洗い容器60をパネル体4に置いて洗浄し、洗
浄後に洗い容器60をおろし洗浄液を流し捨てるので、
従来のようにフード2部分において洗浄液の補給、交換
作業が不要である。しかも、横向姿勢としたパネル体4
は低い位置で床からの高さが低いので、洗い容器60を
パネル体4に置いたり、おろしたりする作業の労力が低
減する。
【0045】パネル体4を縦向姿勢とすれば水中ポンプ
52、給水ホース38、排水ホース39がパネル体4の
背面に収納されて表面から見えないので、見栄えが良
い。また、調理時に発生した油煙はパネル体4の表面に
沿ってフード2の空気取入口8まで上昇するので、パネ
ル体4は油煙の上昇気流ガイドとしての機能を有する。
【0046】請求項2に係る発明によれば、洗浄タイマ
ー57により洗浄時間を設定できるので、洗浄作業が容
易である。
【0047】請求項3に係る発明によれば、使用者は前
回の洗浄から今回洗浄するまでの洗浄周期をセットする
ことで、その洗浄周期に最適な時間だけ洗浄できるか
ら、簡単な操作で効率良く洗浄できる。
【0048】請求項4に係る発明によれば、洗浄終了後
にレンジフードを所定時間乾燥運転することが可能であ
り、フード2内部を洗浄液等が付着しない乾燥状態とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すレンジフードの全体
断面図である。
【図2】フードと送風機の詳細拡大断面図である。
【図3】パネル体の斜視図である。
【図4】パネル体を横向姿勢とした状態の断面図であ
る。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】洗浄タイマーの説明図である。
【符号の説明】
1…レンジフード取付部、2…フード、3…送風機、4
…パネル体、8…空気取入口、10…吸気口、11…フ
ィルター、12…凹部、20…洗浄液カバー、30…洗
浄液噴出部、31…ノズル本体、32…送水管、38…
給水ホース、39…排水ホース、40…表面板、40b
…背面、43…支持部材、49…ねじ、50…ナット、
52…水中ポンプ、56…電源スイッチ、57…洗浄タ
イマー、60…洗い容器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気取入口8を有するフード2と、この
    空気取入口8から空気とともに油煙を取り入れてフィル
    ター11を通して外部に排出する送風機3と、パネル体
    4を備え、 前記パネル体4はフード2と連続した縦向姿勢と、フー
    ド2と離隔した横向姿勢に上下回動可能で、 このパネル体4の背面に水中ポンプ52と給水ホース3
    8と排水ホース39が設けてあり、その給水ホース38
    はフード2内に設けた洗浄液噴出部30に接続し、前記
    排水ホース39はフード2の洗浄液排出部に接続してい
    ることを特徴とするレンジフード。
  2. 【請求項2】 前記水中ポンプ52の駆動時間を設定す
    る洗浄タイマー57を設けた請求項1記載のレンジフー
    ド。
  3. 【請求項3】 前記洗浄タイマー57は、洗浄周期を選
    択する形状で、かつ選択した洗浄周期に最適なる洗浄時
    間だけ水中ポンプ52の駆動時間を設定するものである
    請求項2記載のレンジフード。
  4. 【請求項4】 前記フード2内部の洗浄終了後に、所定
    時間乾燥通風する機能を有する請求項1又は2又は3記
    載のレンジフード。
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