JPH1163612A - 清掃装置を備えたレンジフード - Google Patents

清掃装置を備えたレンジフード

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JPH1163612A
JPH1163612A JP9228087A JP22808797A JPH1163612A JP H1163612 A JPH1163612 A JP H1163612A JP 9228087 A JP9228087 A JP 9228087A JP 22808797 A JP22808797 A JP 22808797A JP H1163612 A JPH1163612 A JP H1163612A
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JP
Japan
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cleaning liquid
liquid tank
hood
cleaning
filter
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JP9228087A
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English (en)
Inventor
Keiji Kashiwamura
敬二 柏村
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FUJI KOGYO CORP
Original Assignee
FUJI KOGYO CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄液タンク内の洗浄液を圧送する洗浄液用
ポンプの吸込兼吐出部が洗浄液タンクの取り付け、取り
外し時に邪魔にならないようにする。 【解決手段】 洗浄液用ポンプ22を構成するモータ2
8、インペラ33を備え吸込兼吐出部を形成するケーシ
ング32を、昇降機構30で上下動自在とし、清掃時に
はケーシング32をフード1の穴26から洗浄液タンク
21内に突出し、洗浄液タンク21を取り外し、取り付
けする時にはケーシング32をフード1の穴26より上
方位置として洗浄液タンク21内から引き上げて邪魔に
ならないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フードと送風機を
備え、調理時に発生する煙り、湯気、臭気等を吸込んで
外部に排出すると共に、フード内部を清掃する装置を備
えたレンジフードに関する。
【0002】
【従来の技術】レンジフードはレンジの上方に設置さ
れ、調理時に発生する煙り、湯気、臭気等(以下油煙と
いう)を吸込んで外部に排出するものである。
【0003】このレンジフードの一例としては、油煙を
捕獲するフードに送風機とフィルターを取付け、送風機
を駆動することで油煙を吸込み、吸込んだ油煙の油分な
どをフィルターで補集して油分などの少ない空気とし、
その空気を排出ダクトなどを通して外部に排出するもの
が知られている。
【0004】前述のレンジフードであると、フィルター
に油分などが付着するので、フィルターを定期的にフー
ドから外して清掃する必要がある。しかし、フードはレ
ンジの上方位置に取付けてあるので、そのフードからフ
ィルターを外すのが面倒であるし、フィルターの汚れに
気がつかずに清掃を忘れがちであり、また気づいた時に
は長期間を経過している場合がほとんであり、フィルタ
ーに汚れが固着、変質しており、フィルターを清掃する
ことが大変面倒である。
【0005】前述のことを解消するレンジフードとし
て、例えば特許第2604937号公報に示すフィルタ
ーを清掃するようにしたものが知られている。このレン
ジフードは、フィルターの上部と下部に受液槽を取付
け、下部の受液槽内の洗浄液をポンプで上部の受液槽に
送り、洗浄液をフィルターに沿って流すことでフィルタ
ーに付着した油分等を洗い流すものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のレンジフードに
おいてはフィルターを洗浄する際には洗浄液が上部の受
液層と下部の受液槽とに循環し、フィルター洗浄後には
下部の受液槽に洗浄液が溜るので、洗浄液を繰り返して
使用できる。
【0007】本発明者等が前述のように洗浄液を繰り返
して使用してフィルターを長期に亘って洗浄したとこ
ろ、フィルターの清掃効果が順次低下し、最終的にはフ
ィルターを清掃できなくなった。
【0008】この原因について鋭意研究・実験したとこ
ろ次のことが判明した。洗浄液はフィルターに付着した
油分等を洗い流すので、その油分等で洗浄液が汚れてフ
ィルターの清掃効果が低下すること。清掃動作しない時
に洗浄液が下部の受液槽に溜るので、その汚れた洗浄液
で下部の受液槽内部が汚れ、その汚れによって洗浄液の
汚れが助長されること。
【0009】以上のことから、フィルターの清掃効果が
低下することを防止するには、洗浄液を交換すること、
下部の受液槽内部を清掃することが効果的であることを
見出した。
【0010】しかしながら、前述したレンジフードでは
前述のことが全く考慮されておらず、洗浄液の交換、下
部の受液槽内部の清掃が非常に困難であり、一般のレン
ジフード使用者が洗浄液の交換、受液槽内部の清掃を行
なうことは事実上不可能である。
【0011】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした清掃装置を備えたレンジフードを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、フード1
と送風機2を備え、フード1の空気取入口6から油煙等
を吸い込んでフィルター8を経て排出し、そのフィルタ
ー8等を洗浄液で清掃する清掃装置20を備えたレンジ
フードにおいて、前記フード1に、フィルター8等を清
掃した洗浄液が排出される穴26を形成し、その穴26
の周縁に洗浄液タンク21を着脱自在に取付け、この洗
浄液タンク21内の洗浄液を洗浄液用ポンプ22でフィ
ルター8等に供給するようにし、前記洗浄液用ポンプ2
2の吸込兼吐出部を、前記穴26から下方に突出して洗
浄液タンク21内に突出した下方位置と、洗浄液タンク
21内から引き上げた上方位置とに亘って上下動自在と
したことを特徴とする清掃装置を備えたレンジフードで
ある。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、ポン
プ28と、ポンプ28で回転されるインペラ33を備え
たケーシング32と、ケーシング32に接続されてイン
ペラー33の回転によって洗浄液が圧送される送水パイ
プ29と、この送水パイプ29で圧送された洗浄液をフ
ィルター8、フード1の内面に噴きつけるノズル体23
で清掃装置20とし、前記ケーシング32を吸込兼圧送
部とし、前記ポンプ28と送水パイプ29を昇降機構3
0で上下動してケーシング32を穴26から洗浄液タン
ク21内に突出、引き上げ可能とした清掃装置を備えた
レンジフードである。
【0014】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、フード1に穴26を開閉する蓋40を、上下揺動自
在で弾性体42で上方に揺動付勢して取付け、前記吸込
兼吐出部が下方位置の時にはその吸込兼吐出部によって
蓋40が開き作動され、吸込兼吐出部が上方位置の時に
は蓋40が閉じ作動するようにした清掃装置を備えたレ
ンジフードである。
【0015】第4の発明は、第3の発明において、蓋4
0を、上下揺動自在な複数の蓋体で形成し、複数の蓋体
が上方に揺動することで、穴26を閉じるようにした清
掃装置を備えたレンジフードである。
【0016】
【作 用】第1の発明によれば、洗浄液用ポンプ22
の吸込兼吐出部を上方位置とすることで洗浄液タンク2
1内部から引き上げられ、洗浄液タンク21を取付け、
取り外しする時に吸込兼吐出部が邪魔にならない。
【0017】これによって、洗浄液タンク21を簡単に
取り付け、取り外しできるから、洗浄液の交替、洗浄液
タンク21内部の清掃を容易にできる。
【0018】洗浄液用ポンプ22の吸込兼吐出部を下方
位置とすれば穴26から洗浄液タンク21内に吐出し、
その洗浄液タンク21内の洗浄液をフィルター8等に圧
送して清掃できる。
【0019】第2の発明によれば、フィルター8、フー
ド1の内面に洗浄液を噴きつけて清掃できる。昇降機構
30でポンプ28、送水パイプ29を上下動することで
吸込兼吐出部となるケーシング32を洗浄液タンク21
内に吐出したり、引き上げできるから、洗浄液タンク2
1内の洗浄液をノズル体23に確実に圧送できるし、洗
浄液タンク21を取り付け、取り外しする時にケーシン
グ32が邪魔にならない。
【0020】第3の発明によれば、吸込兼圧送部を下方
位置とすると蓋40が開き作動し、吸込兼圧送部を上方
位置とすると蓋40が閉じ作動する。
【0021】これによって、吸込兼圧送部を上方位置と
して洗浄液タンク21を取り外し、取り付けする際に、
その吸込兼圧送部に付着した洗浄液が滴下しても蓋40
で穴26から落下することを防止でき、レンジフードの
下方の調理器具等を洗浄液で汚すことがない。
【0022】また、蓋40は吸込兼圧送部の上下動に追
従して自動的に開閉するから、その蓋40を手作業等で
開閉する必要がない。
【0023】第4の発明によれば、複数の蓋体で蓋40
としたから、蓋40を下方に揺動して穴26を開いた時
に各蓋体が下方に突出する長さが短く、洗浄液タンク2
1内の洗浄液に潰ることがない。
【0024】これによって、蓋40に洗浄液タンク21
内の洗浄液が付着しないから、洗浄液タンク21を取り
外した時に蓋40から洗浄液が滴下することがない。
【0025】
【発明の実施の形態】図1に示すように、フード1と送
風機2でレンジフードとしてある。前記フード1は下面
板3と上面板4と周面板5で箱状としてある。前記下面
板3に空気取入口6が形成され、上面板4に空気吸込口
7が形成してあり、その空気吸込口7がフィルター8、
筒体9で送風機2の吸込口10に連通し、その吐出口1
1はダクト12で屋外に連通している。前記送風機2は
天井パネル13に取付けてあるが、フード1の上面板4
に取付けても良いし、フード1の内部に取付けても良
い。
【0026】このようであるから、送風機2の電動モー
タ14に通電してファン15を回転することで油煙等が
空気取入口6でフード1内に吸い込みされてダクト12
で屋外に排出される。
【0027】前記フード1内に清掃装置20が取付けて
ある。この清掃装置20は洗浄液タンク21と洗浄液用
ポンプ22とノズル体23を備え、洗浄液用ポンプ22
で洗浄液タンク21内の洗浄液をノズル体23に圧送
し、そのノズル体23のノズル23aからフィルター
8、フード1内面に噴きつけるようにしてある。前記空
気取入口6の上部には洗浄液カバー24が取付けてあ
り、フィルター8、フード1内面に噴きつけられた洗浄
液が空気取入口6から流れ落ちないようにしてある。
【0028】前記洗浄液タンク21は図2に示すよう
に、下面板3の左右一側寄り下面にボルト25で着脱自
在に取付けてあり、下面板3の上面に沿って流れた洗浄
液が穴26から洗浄液タンク21内に流れ込む。
【0029】前記洗浄液用ポンプ22は図3に示すよう
に、フード1に隔壁1aで形成した空洞部1bに設けた
ブラケット27にモータ28と送水パイプ29を取付
け、そのブラケット27を昇降機構30で上下動自在と
してある。前記モータ28で回転される回転軸31は隔
壁1aを貫通して下方に突出してケーシング32内に設
けたインペラ33に連結し、その回転軸31はモータ2
8に固定した筒軸34内に挿通し、その筒軸34は隔壁
1aを貫通して下方に突出してケーシング32に固定し
てある。
【0030】前記送水パイプ29の一端部は隔壁1aを
貫通して下方に突出し、前記ケーシング32内に連通
し、インペラ33が回転すると送水パイプ29に洗浄液
を圧送するようになり、そのケーシング32、インペラ
33が吸込兼圧送部を形成している。
【0031】前記昇降機構30は昇降用モータ35でピ
ニオン36を回転し、そのピニオン36に噛合したラッ
ク37をブラケット27に設けた形状で、昇降用モータ
35でピニオン36を正逆回転することで洗浄液用ポン
プ22全体が上下動する。
【0032】前記送水パイプ29の他端寄りは隔壁1a
を上下動自在に突出して水平に向い、その他端部にノズ
ル本体23が回転自在に取付けてあり、そのノズル本体
23はノズル23aから噴出する洗浄液の勢いで回転す
るようにしてある。
【0033】このようであるから、ブラケット27を下
方に移動することで図3に示すようにケーシング32が
下面板3の穴26から下方に突出して洗浄液タンク21
内に突出する。ブラケット27を上方に移動することで
図4に示すようにケーシング32が下面板3とほぼ同一
高さ位置となり、洗浄液タンク21内から抜け出しす
る。前述の動作は図示しない操作釦等を使用者が操作し
て昇降用モータ35を所定時間正転、逆転することによ
って行なう。
【0034】したがって、ブラケット27を上方に移動
することで図5に示すようにケーシング32が下面板3
よりも下方に突出しないから、洗浄液タンク21を水平
方向、斜め上方など任意の方向に動かしながら下面板3
の下面に押しつけて取付けできるし、同様にして外すこ
とができるから、その洗浄液タンク21の取付け取外し
が容易であるし、誤ってケーシング32と洗浄液タンク
21が干渉してケーシング32等を破損したり、洗浄液
タンク21内の洗浄液タンク21内の洗浄液をこぼすこ
とがない。
【0035】また、図6に示すように下面板3における
穴26の周囲にL字状の受け片38をコ字状に配列して
取付け、洗浄液タンク21を水平方向に動かして、その
フランジ21aをその受け片38に差し込み、抜き出し
することが可能である。
【0036】このようにすれば、洗浄液タンク21をフ
ランジ21aと受け片38で仮止めできるから、ボルト
25の締付け、弛め操作が容易となる。
【0037】つまり、図3に示すようにケーシング32
が洗浄液タンク21内に突出した状態で洗浄液タンク2
1を取り外しするには、洗浄液タンク21を一旦下方に
ケーシング32の突出寸法以上移動させた後に水平方向
手前に動かすことになるから、取り外しが困難となる。
取付ける場合も同様である。
【0038】特に、不慣れなレンジフード使用者が大量
の洗浄液が入っている状態で取り外し、取り付けする場
合には洗浄液タンク21を上下方向、左右方向に動かす
際に誤ってケーシング32に衝突することがあり、ケー
シング32等を破損したり、洗浄液がこぼれることがあ
る。
【0039】図7は送水パイプ29の他の例を示し、吸
込側パイプ29aと吐出側パイプ29bを可撓性筒状体
29cで連結して送水パイプ29とする。前記吸込側パ
イプ29aをケーシング32に連結し、吐出側パイプ2
9bを隔壁1aに上下に動かないように貫通して水平に
向けてノズル体23を取付けてある。
【0040】このようにすれば、ケーシング32ととも
にブラケット27を上下に移動した時に可撓性筒状体2
9cが屈曲変形して吐出側パイプ29bが上下に動かな
いので、ノズル体23が上下に動かない。
【0041】したがって、ノズル体23とフィルター8
との間の間隔を小さくしてノズル23aから洗浄液をフ
ィルター8に十分に噴きつけ可能にできるし、ブラケッ
ト27を上方に移動した時にノズル体23がフィルター
8と干渉することを防止できる。つまり、送水パイプ2
9が一体形状でフィルター8とノズル体23の間隔が小
さいとブラケット27を上方に移動した場合に送水パイ
プ29とともにノズル体23が上方に移動してフィルタ
ー8と干渉することがある。
【0042】次にフード1の下面板3に形成した穴26
を開閉可能とした例を説明する。図8と図9に示すよう
に、下面板3の下面にほぼ皿形状の蓋40をヒンジ41
で上下揺動自在に取付け、その蓋40をスプリング等の
弾性部材42で上方に揺動付勢して穴26を閉じる位置
に保持する。
【0043】ケーシング32を下方に移動して穴26か
ら下方に突出すると図8に示すように蓋40と干渉して
蓋40を下方に揺動し、穴26を開く。ケーシング32
を上方に移動して穴26よりも上方位置とすると図9に
示すように蓋40は上方に揺動して穴26を閉じる。
【0044】このようにすることで、図10に示すよう
に洗浄液タンク21を取り外した状態でケーシンング3
2に付着していた洗浄液が滴下するが、その滴下した洗
浄液は蓋40によって穴26から下方に流れ落ちること
が防止される。したがって、レンジフード下方の調理器
具等を洗浄液で汚すことがない。
【0045】また、ケーシング32を上下動することで
蓋40が自動的に開閉作動するので、蓋40を開閉する
操作が不要である。
【0046】なお、図11に示すようにケーシング32
にプレート等の蓋干渉部材43を取付け、その蓋干渉部
材43の下端部43aをケーシング32よりも下方に突
出させ、その蓋干渉部材43で蓋40を押して開放する
ようにしても良い。
【0047】また、図12と図13に示すように、第1
蓋体44と第2蓋体45で蓋40とし、その第1・第2
蓋体44,45を下面板3の下面における穴26の両側
部にヒンジ41で上下揺動自在に取付け、スプリング等
の弾性部材42で上方に揺動付勢しても良い。
【0048】このようにすれば、ケーシング32を下方
に移動すると第1・第2蓋体44,45が下方に揺動し
て穴26を開き、ケーシング32を上方に移動すると第
1・第2蓋体44,45が上方が揺動すると共に、相互
に接してほぼ皿形状の蓋40を形成して穴26を閉じ
る。
【0049】このようにすれば、穴26を開いた時に第
1・第2蓋体44,45が下面板3よりも下方に突出す
る長さが短いので、その第1・第2蓋体44,45が洗
浄液タンク21内の洗浄液に潰ることがなく、洗浄液タ
ンク21を取り外した時に第1・第2蓋体44,45か
ら洗浄液が滴下することがない。
【0050】なお、図8ないし図13において昇降機構
の図示を省略してある。
【0051】以上の実施の形態ではフィルター8に洗浄
液を噴きつけるようにしたが、従来と同様にフィルター
8を縦向きとして上部に浄液を供給し、フィルター8に
沿って洗浄液を流して洗浄液タンク21に回収するよう
にしても良い。
【0052】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、洗浄液用
ポンプ22の吸込兼吐出部を上方位置とすることで洗浄
液タンク21内部から引き上げられ、洗浄液タンク21
を取付け、取り外しする時に吸込兼吐出部が邪魔になら
ない。
【0053】これによって、洗浄液タンク21を簡単に
取り付け、取り外しできるから、洗浄液の交替、洗浄液
タンク21内部の清掃を容易にできる。
【0054】洗浄液用ポンプ22の吸込兼吐出部を下方
位置とすれば穴26から洗浄液タンク21内に吐出し、
その洗浄液タンク21内の洗浄液をフィルター8等に圧
送して清掃できる。
【0055】請求項2に係る発明によれば、フィルター
8、フード1の内面に洗浄液を噴きつけて清掃できる。
昇降機構30でポンプ28、送水パイプ29を上下動す
ることで吸込兼吐出部となるケーシング32を洗浄液タ
ンク21内に吐出したり、引き上げできるから、洗浄液
タンク21内の洗浄液をノズル体23に確実に圧送でき
るし、洗浄液タンク21を取り付け、取り外しする時に
ケーシング32が邪魔にならない。
【0056】請求項3に係る発明によれば、吸込兼圧送
部を下方位置とすると蓋40が開き作動し、吸込兼圧送
部を上方位置とすると蓋40が閉じ作動する。
【0057】これによって、吸込兼圧送部を上方位置と
して洗浄液タンク21を取り外し、取り付けする際に、
その吸込兼圧送部に付着した洗浄液が滴下しても蓋40
で穴26から落下することを防止でき、レンジフードの
下方の調理器具等を洗浄液で汚すことがない。
【0058】また、蓋40は吸込兼圧送部の上下動に追
従して自動的に開閉するから、その蓋40を手作業等で
開閉する必要がない。
【0059】請求項4に係る発明によれば、複数の蓋体
で蓋40としたから、蓋40を下方に揺動して穴26を
開いた時に各蓋体が下方に突出する長さが短く、洗浄液
タンク21内の洗浄液に潰ることがない。
【0060】これによって、蓋40に洗浄液タンク21
内の洗浄液が付着しないから、洗浄液タンク21を取り
外した時に蓋40から洗浄液が滴下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンジフードの全体断面図である。
【図2】フードと洗浄液タンクの分解斜視図である。
【図3】図1のA−A拡大断面図である。
【図4】吸込兼吐出部を上方に移動した状態の説明図で
ある。
【図5】洗浄液タンクを取付ける動作説明図用の斜視図
である。
【図6】洗浄液タンクを取付ける他の構造の斜視図であ
る。
【図7】送水パイプの他の例を示す断面図である。
【図8】蓋を取付けた例を示す蓋開き時の断面図であ
る。
【図9】蓋を閉じ時の断面図である。
【図10】洗浄液タンクを取り外した状態の断面図であ
る。
【図11】蓋を開くための他の例を示すケーシング部分
の正面図である。
【図12】複数の蓋体で蓋とした例を示す開き状態の断
面図である。
【図13】閉じ状態の断面図である。
【符号の説明】
1…フード、2…送風機、3…下面板、4…上面板、6
…空気吸込口、7…空気吸込口、8…フィルター、20
…清掃装置、21…洗浄液タンク、22…洗浄液用ポン
プ、23…ノズル体、26…穴、27…ブラケット、2
8…モータ、29…送水パイプ、30…昇降機構、40
…蓋、44…第1蓋体、45…第2蓋体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フード1と送風機2を備え、フード1の
    空気取入口6から油煙等を吸い込んでフィルター8を経
    て排出し、そのフィルター8等を洗浄液で清掃する清掃
    装置20を備えたレンジフードにおいて、 前記フード1に、フィルター8等を清掃した洗浄液が排
    出される穴26を形成し、その穴26の周縁に洗浄液タ
    ンク21を着脱自在に取付け、この洗浄液タンク21内
    の洗浄液を洗浄液用ポンプ22でフィルター8等に供給
    するようにし、 前記洗浄液用ポンプ22の吸込兼吐出部を、前記穴26
    から下方に突出して洗浄液タンク21内に突出した下方
    位置と、洗浄液タンク21内から引き上げた上方位置と
    に亘って上下動自在としたことを特徴とする清掃装置を
    備えたレンジフード。
  2. 【請求項2】 ポンプ28と、ポンプ28で回転される
    インペラ33を備えたケーシング32と、ケーシング3
    2に接続されてインペラー33の回転によって洗浄液が
    圧送される送水パイプ29と、この送水パイプ29で圧
    送された洗浄液をフィルター8、フード1の内面に噴き
    つけるノズル体23で清掃装置20とし、前記ケーシン
    グ32を吸込兼圧送部とし、 前記ポンプ28と送水パイプ29を昇降機構30で上下
    動してケーシング32を穴26から洗浄液タンク21内
    に突出、引き上げ可能とした請求項1記載の清掃装置を
    備えたレンジフード。
  3. 【請求項3】 前記フード1に穴26を開閉する蓋40
    を、上下揺動自在で弾性体42で上方に揺動付勢して取
    付け、前記吸込兼吐出部が下方位置の時にはその吸込兼
    吐出部によって蓋40が開き作動され、吸込兼吐出部が
    上方位置の時には蓋40が閉じ作動するようにした請求
    項1又は2記載の清掃装置を備えたレンジフード。
  4. 【請求項4】 前記蓋40を、上下揺動自在な複数の蓋
    体で形成し、複数の蓋体が上方に揺動することで、穴2
    6を閉じるようにした請求項3記載の清掃装置を備えた
    レンジフード。
JP9228087A 1997-08-25 1997-08-25 清掃装置を備えたレンジフード Pending JPH1163612A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6874497B2 (en) 2002-09-10 2005-04-05 Peter Yeung Range hood cleaning fluid reservoir and heating system
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