JPH11132518A - フィルター清掃装置を備えたレンジフード - Google Patents

フィルター清掃装置を備えたレンジフード

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JPH11132518A
JPH11132518A JP9294123A JP29412397A JPH11132518A JP H11132518 A JPH11132518 A JP H11132518A JP 9294123 A JP9294123 A JP 9294123A JP 29412397 A JP29412397 A JP 29412397A JP H11132518 A JPH11132518 A JP H11132518A
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JP
Japan
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filter
blower
hood
cleaning liquid
cleaning
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JP9294123A
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English (en)
Inventor
Takashi Ochi
貴志 越智
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Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Industrial Co Ltd
Fuji Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風機、フィルター、フィルター清掃装置を
形成する部材をフード体から簡単に取り外して容易に清
掃できるようにする。 【解決手段】 フード体1に送風機6を取付け、その送
風機6にフィルター21と洗浄液樋30と洗浄液受皿3
2を備えたフィルターユニット7を取付け、前記送風機
6に液体ポンプ40を取付け、フード体1に取付けた水
受け板8に洗浄液タンク54を取付ける。これによっ
て、フィルターユニット7、送風機6、水受け板8を取
り外すことで送風機、フィルター、フィルター清掃装置
を形成する部材をフード体1から外して容易に清掃でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理時に発生する
煙り、湯気、臭気、油分等を捕集するフィルターを清掃
する装置を備えたレンジフードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に知られているレンジフード
は、フード体の内部にフィルターを取付け、そのフード
体内部にフィルターを境として吸込部と排出部を形成
し、その排出部に送風機を取付けたものである。
【0003】このレンジフードであれば、送風機を駆動
することで空気を吸込部より吸込み、その吸込んだ空気
をフィルターを通して排出部に吸込み、排気ダクトなど
を通して外部に排出することができる。また、吸込んだ
空気中の油分や水蒸気をフィルターで捕集でき、排出ダ
クトを流れる空気中の油分や水蒸気の量が著しく減少す
るので、排出ダクト内で油分や水蒸気が結露して排出ダ
クトより流れ出ることがない。
【0004】前述のレンジフードであると、フィルター
に油分などが付着し、長期間使用すると付着した油分が
フィルターから滴下し、レンジフードの下部、例えばレ
ンジを汚したり、調理中の鍋の中に落下してしまう。こ
のことを防止するにはフィルターを定期的に清掃すれば
良い。
【0005】しかしフィルターはフード体の内部に取付
けてあるし、フード体はレンジの上方位置に取付けてあ
るので、清掃を忘れがちであり、また気づいた時には長
期間を経過している場合がほとんどであり、フィルター
に汚れが固着しており、フィルターを清掃することが大
変面倒である。
【0006】そこで、本出願人は先に、フード体内を、
縦向きのフィルターによって吸込部と排出部に区画し、
前記フィルターの上部に洗浄液を落下供給する洗浄液樋
と、前記フィルターに沿って流れ落ちた洗浄液を受ける
洗浄液受皿と、洗浄液槽と、前記洗浄液槽内の洗浄液を
前記洗浄液樋に供給する液体ポンプを設け、この液体ポ
ンプを駆動することで、フィルターに沿って洗浄液を流
すことによりフィルターに付着した油分等を洗浄するフ
ィルター清掃装置を備えたレンジフードを提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のフィルター清掃
装置を備えたレンジフードであればフィルターを清掃で
きるが、フィルターを通して若干の油分等が送風機に流
れて送風機に油分等が付着するし、洗浄装置を構成する
部材やフード体内部にも油分等が付着する。
【0008】このために、前述のフィルター清掃装置を
備えたレンジフードは完全なメンテナンスフリーにはな
らず、実際には長期に渡り使用することで送風機、洗浄
装置を構成する部材、フード体内部等に油分等が付着堆
積して油汚れが蓄積されるので、使用者が定期的に清掃
する必要がある。
【0009】しかしながら、前述のレンジフードは、フ
ード体にフィルター、洗浄液樋、洗浄液受皿、洗浄液
槽、液体ポンプ、送風機を取付けてあるから、前述の送
風機、洗浄装置を構成する部材、フード体内部等を清掃
する際には前述の各部材をフード体からそれぞれ取り外
し、清掃後に再び取付けるので、その清掃作業が大変面
倒である。
【0010】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたフィルター清掃装置を備えたレンジフードを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、フード体
1内に送風機6とフィルター21を設けて送風機6でフ
ード体1内の空気をフィルター21を通してフード体1
外に排出し、前記フード体1内に、洗浄液をフィルター
21に沿って流してフィルター21を清掃するフィルタ
ー清掃装置を設けたフィルター清掃装置を備えたレンジ
フードにおいて、ハウジング20にフィルター21と洗
浄液樋30を設けてフィルターユニット7とし、送風機
ケース10にファン11と電動モータ12を設けて送風
機6とし、前記フィルターユニット7と送風機6をフー
ド体1内に着脱自在に取付けたことを特徴とするフィル
ター清掃装置を備えたレンジフードである。
【0012】第2の発明は、第1の発明において、送風
機ケース10をフード体1に着脱自在に取付け、フィル
ターユニット7のハウジング20を送風機ケース10に
着脱自在に取付けたフィルター清掃装置を備えたレンジ
フードである。
【0013】第3の発明は、第2の発明において、送風
機ケース10に液体ポンプ40を取付け、この液体ポン
プ40の吐出側に接続した洗浄液供給パイプ48を洗浄
液樋30に接続したフィルター清掃装置を備えたレンジ
フードである。
【0014】第4の発明は、第2の発明において、フィ
ルターユニット7のハウジング20の後面に、フィルタ
ー取付用開口部26と対向した導風板28を一体的に設
け、送風機ケース10の前面に吸込口13を形成し、こ
のハウジング20の後面を送風機ケース10の前面に着
脱自在に取付けて導風板28を送風機ケース10の吸込
口13に挿入したフィルター清掃装置を備えたレンジフ
ードである。
【0015】第5の発明は、フード体1内に送風機6の
送風機ケース10を着脱自在に取付け、ハウジング20
にフィルター21と洗浄液樋30を設けてフィルターユ
ニット7とし、このハウジング20を送風機ケース10
に着脱自在に取付け、前記フード1内に送風機6、フィ
ルターユニット7の下部を覆う水受け板8を着脱自在に
取付け、この水受け板8とフード体1内面との間に空気
吸込み用隙間52を形成し、前記水受け板8に洗浄液タ
ンク54を取付け、前記送風機ケース10に液体ポンプ
40を取付け、この液体ポンプ40で洗浄液タンク54
内の洗浄液を洗浄液樋30に供給するようにしたフィル
ター清掃装置を備えたレンジフードである。
【0016】
【作 用】第1の発明によれば、ハウジング20を取
り外すことで洗浄液樋30、フィルター21をフード体
1から1度に取り外すことができるし、送風機6をフー
ド体1から取り外しできる。
【0017】これによって、レンジフードを長期に渡り
使用した後に各部を清掃する際に送風機6及びフィルタ
ー21、洗浄液樋30のフィルター清掃装置を形成する
部材を簡単に取り外し、再び簡単に取付けできるから、
前述の清掃作業を容易にできる。
【0018】しかも、送風機6、フィルターユニット7
を別々に取り外しできるから、レンジの上方に取付けた
高い位置にあるフード体1から送風機6、フィルターユ
ニット7を取り外し、取り付ける際の労力が軽減され、
より一層取り外し、取り付けし易くなる。
【0019】第2の発明によれば、送風機ケース10に
ハウジング20を取付けたので、フード体1に送風機ケ
ース10を取付ければ良く、そのフード体を通常一般の
フィルター清掃装置を備えないレンジフードのフード体
と兼用とすることが可能となる。
【0020】第3の発明によれば、送風機ケース10に
液体ポンプ40を取付けたことで、送風機6とともに液
体ポンプ40をフード体1から取り外し、取り付けでき
る。
【0021】第4の発明によれば、フィルターユニット
7のハウジング20を通った空気は導風板28を経て吸
込口13に吸い込みされ、フィルターユニット7と送風
機6の接続部から空気漏れ、水漏れが生じない。しか
も、導風板28はハウジング20に一体的に設けてある
が、フィルターユニット7の部品点数が少なく清掃性が
向上する。
【0022】第5の発明によれば、フィルター21に沿
って流れ落ちた洗浄液は水受け板8から洗浄液タンク5
4に回収されるから、洗浄液を循環して再利用できる。
また、水受け板8とフード体1の内面との間の空気吸込
み用隙間52から空気が吸い込みされるから、その隙間
を流れる際の空気の流速が速く、煙り、油分等の捕集効
率が向上する。しかも、フィルター21に沿って流れ落
ちる際に飛散した洗浄液は水受け板8に落下して洗浄液
タンク54に回収されるので、飛散した洗浄液がフード
体1よりも下方に落下することが防止される。
【0023】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、フード
体1は天板2と後面板3と前面板4と左右側面板5で下
面を開口した箱状となっている。前記天板2の後面板3
寄りに送風機6が着脱可能に取付けてある。この送風機
6の前面にフィルターユニット7が着脱自在に取付けて
ある。前記送風機6、フィルターユニット7よりも下方
位置に水受け板8がほぼ水平に着脱自在に取付けてあ
る。
【0024】前記送風機6は送風機ケース10内にファ
ン11、例えばシロッコファンを回転自在に設け、その
送風機ケース10の後面10aに電動モータ12を取付
けてある。送風機ケース10の前面10bに吸込口13
が形成され、吐出口14は上部に開口している。
【0025】天板2の後面板3寄りに開口部15が形成
してあり、送風機ケース10の吐出口14周囲に設けた
取付板16を天板2の開口部15に固着して送風機6が
天板2に着脱自在に取付けてある。
【0026】前記フィルターユニット7はハウジング2
0にフィルター21を取付けてある。前記ハウジング2
0は前面板22と後面板23と左右の側面板24と下面
板25を備え、前面板22にフィルター取付用開口部2
6が形成され、後面板23には大径孔27が形成され、
かつその大径孔27の周縁と連続してベルマウスと呼ば
れる筒状の導風板28が一体的に設けてある。
【0027】前記ハウジング20の上部寄りには横板2
9が前面板22、後面板23、側面板24に亘って取付
けられて洗浄液樋30を形成している。前記横板29は
階段形状に折り曲げられ、その前部寄り(つまり、清掃
液樋底面)に注水ノズル31が左右方向に間隔を置いて
複数形成してある。
【0028】前記ハウジング20の下部寄り、つまり下
面板25と前面板22下部と後面板23下部と側面板2
4下部で洗浄液受皿32を形成し、その洗浄液受皿32
を形成する下面板25にはパイプ33が接続してある。
【0029】フィルター21はハウジング20内にフィ
ルター取付用開口部26を閉塞するように取付けてあ
り、前記洗浄液樋30内の洗浄液は注水ノズル31から
フィルター21に沿って流れ落ちて洗浄液受皿32に溜
まる。
【0030】前記ハウジング20の後面板23が送風機
ケース10の前面10bに固着され、その導風板28が
吸込口13内に突出している。これによって、フィルタ
ーユニット7が送風機6に着脱自在に取付けられる。
【0031】前述のように、ハウジング20に導風板2
8を一体的に設けたこと、例えば後面板23を打ち出し
て加工して導風板28を成形したことで、防水性が向上
しフィルターユニット7と送風機6との接続部からの空
気漏れ、水漏れがなくなる。しかも、フィルターユニッ
ト7の部品点数が少なくなり清掃性が向上する。
【0032】前記送風機ケース10には液体ポンプ40
のモータ41が取付けてある。このモータ41には筒4
2を介してケーシング43が固着され、このケーシング
43には図7に示すようにインペラ44が設けてあり、
そのインペラ44は筒42内に設けた軸45がモータ4
1の回転部に連結してある。
【0033】前記ケーシング43には洗浄液吸込口46
と洗浄液吐出口47が形成され、その洗浄液吐出口47
に洗浄液供給パイプ48が接続してある。この洗浄液供
給パイプ48は送風機ケース10に沿って上方に配設さ
れ、ハウジング20の後面板23の上端面に形成した切
欠凹部49から洗浄液樋30内に突出している。
【0034】前記送風機6、例えば液体ポンプ40のモ
ータ41に制御部50が取付けてある。この制御部50
は前記モータ12、モータ41を駆動制御するものであ
り、コード51が接続してある。
【0035】このように、送風機6に液体ポンプ40を
取付けたので、送風機6をフード体1に取付け、取外し
することで液体ポンプ40もフード体1から取付け、取
外しされるので、送風機6を取外しすれば送風機6と液
体ポンプ40をフード体1外部で清掃でき、送風機6、
液体ポンプ40を清掃するための作業が容易となる。
【0036】また、液体ポンプ40のモータ41に制御
部50を取付けたので、制御部50とモータ41との間
の配線が不要である。これによって、液体ポンプ40と
モータ41を清掃する際に配線が邪魔にならないから、
その清掃がやり易い。
【0037】前記水受け板8はフィルターユニット7の
平面大きさより大きく、フード1の平面大きさよりも小
さく、フード体1の内面と水受け板8との間に空気吸込
み用隙間52を形成し、水受け板8は整流板を兼用して
いる。
【0038】これによって、送風機6を駆動することで
空気吸込み用隙間52を通って空気を吸込みするので、
その空気吸込み用隙間52を通る時の流速が速く、煙・
油分等の捕集効率が向上する。
【0039】前記水受け板8は後部寄り部分8aがほぼ
水平で、前部寄り部分8bが斜め上向きに傾斜してい
る。前記後部寄り部分8aに開口部53が形成され、そ
の開口部53の周縁部に洗浄液タンク54が着脱自在に
取付けてある。これによって前記フィルター21に沿っ
て洗浄液が流れ落ちる際に細かい水滴となって飛散した
洗浄液は水受け板8上に落下し、水受け板8に沿って流
れて開口部53から洗浄液タンク54内に落下するの
で、前述の水滴となって飛散した洗浄液がレンジフード
から落下することがない。
【0040】前記フィルターユニット7の洗浄液受皿3
2に接続したパイプ33及び液体ポンプ40のケーシン
グ43は水受け板8の開口部53から洗浄液タンク54
内に突出している。これによって、フィルター21に沿
って流れ落ちた洗浄液が洗浄液タンク54内に回収さ
れ、再び液体ポンプ40で吸い込みされて洗浄液樋30
に供給されるので、洗浄液を循環してフィルター21を
清掃できる。
【0041】次に送風機6を天板2に取付ける構造を説
明する。図6に示すように、天板2の開口部15の左右
両側寄りに前後一対の係止片60を設ける。具体的には
天板2をコ字状に切欠き、その部分をL字状に折り曲げ
て係止片60としてある。前記天板2の開口部15の後
部寄りにボルト挿通穴61を形成する。天板2の上面に
ナット62をボルト挿通穴61と同心状に固着する。前
記取付板16の左右両側寄りに一対の係止穴63を形成
し、その取付板16の後部寄りに穴64を形成する。
【0042】前記係止穴63は図8に示すように係止片
60よりも若干大きい。このようであるから送風機6を
フード体1内に押し込んで係止穴63を係止片60に挿
通して取付板16を天板2の内面に接し、送風機6を後
側に移動することで図9に示すように係止片60が取付
板16に係止して仮固定される。
【0043】前述のように仮固定した後にボルト65を
穴64、穴61からナット62に螺合して送風機6をフ
ード体1に固着する。
【0044】このようであるから、送風機6をフード体
1に簡単に取り付け、取り外しできる。
【0045】前記天板2の開口部15の近くにはコード
66が設けてある。このコード66はフード体1内に垂
れ下がり、そのコード66は前記制御部50に接続した
コード51とコネクタ66a、51a相互を差し込むこ
とで接続される。
【0046】このようであるから、フード体1側のコー
ド66と制御部50側のコード51を送風機6をフード
体1に取付ける際に簡単に接続できるし、送風機6を取
り外す際には前述コード66とコード51を簡単に分離
でき、しかもコードを接続するのは1ケ所であるから誤
ってコードを接続することもない。
【0047】次に送風機6にフィルターユニット7を取
付ける構造を説明する。図3に示すように、送風機ケー
ス10の前面10bに上向きL字状の一対の係止片70
とネジ穴71を設ける。図5に示すようにハウジング2
0の後面板23に一対の係止穴72と孔73を形成す
る。
【0048】この係止片70と係止穴72は前述の図
8、図9に示す係止片60、係止穴63と同様であり、
ハウジング20を送風機6に向けて後方に移動して係止
穴72と係止片70を相互に挿通し、ハウジング20を
上方に移動して係止片70を後面板23に係止して仮固
定する。この際に切欠凹部49が洗浄液供給パイプ48
に嵌まり込む。この後にハウジング20の前面側からボ
ルト74を孔73を挿通してネジ穴71にネジ合して固
着する。
【0049】次に水受け板8の取付け構造を説明する。
図1と図2に示すように、フード体1の後面板3の下部
寄り左右両側部に一対の第1金具80の縦片81がビ
ス、溶接等で固着されて横片82が前方に向いている。
この横片82にスリット状の係止穴83が形成してあ
る。フード1の左右側面板5の下部寄りに第2金具84
の縦片85がビス、溶接等で固着されて横片86が内方
に突出している。
【0050】水受け板8の後端左右両側部には図10に
示すように、一対の係止金具87の横片88がビス、溶
接等で固着され、その下向き鉤形状の係止片89が上向
きとしてある。
【0051】前記係止片89を第1金具80の係止穴8
3に係止して水受け板8の後端部を後面板3に係止連結
し、その係止連結部を支点として水受け板8を上方に揺
動して第2金具84の横片86に水受け板8を押しつ
け、水受け板8の下部からビス90を横片86に螺合し
て固定する。
【0052】このようにして水受け板8をフード体1に
取付けるので、その水受け板8の取り付け作業が容易で
あるし、ビス90を弛めて係止片89を係止穴83から
抜き出すことで水受け板8を取り外しでき、その作業が
容易である。
【0053】前記フィルターユニット7はフード体1の
天板2に取付けても良い。前記フィルターユニット7の
ハウジング20の下部を開口させ、フィルター21の下
部を水受け板8近くまで突出させることで、フィルター
21に沿って流れた洗浄液を水受け板8から洗浄液タン
ク54に回収しても良い。前記液体ポンプ40は水受け
板8又はフード体1に取付けても良い。
【0054】前記水受け板8を設けずにフィルター21
に沿って流れた洗浄液が洗浄液タンク54に直接又はパ
イプを経て流れ込むようにしても良い。この場合には洗
浄液タンク54を送風機6又はフード体1、フィルター
ユニット7に取付ければ良い。
【0055】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ハウジン
グ20を取り外すことで洗浄液樋30、フィルター21
をフード体1から1度に取り外すことができるし、送風
機6をフード体1から取り外しできる。
【0056】これによって、レンジフードを長期に渡り
使用した後に各部を清掃する際に送風機6及びフィルタ
ー21、洗浄液樋30のフィルター清掃装置を形成する
部材を簡単に取り外し、再び簡単に取付けできるし、前
述の清掃作業を容易にできる。
【0057】しかも、送風機6、フィルターユニット7
を別々に取り外しできるから、レンジの上方に取付けた
高い位置にあるフード体1から送風機6、フィルターユ
ニット7を取り外し、取り付ける際の労力が軽減され、
より一層取り外し、取り付けし易くなる。
【0058】請求項2に係る発明によれば、送風機ケー
ス10にハウジング20を取付けたので、フード体1に
送風機ケース10を取付ければ良く、そのフード体を通
常一般のフィルター清掃装置を備えないレンジフードの
フード体と兼用とすることが可能となる。
【0059】請求項3に係る発明によれば、送風機ケー
ス10に液体ポンプ40を取付けたことで、送風機6と
ともに液体ポンプ40をフード体1から取り外し、取り
付けできる。
【0060】請求項4に係る発明によれば、フィルター
ユニット7のハウジング20を通った空気は導風板28
を経て吸込口13に吸い込みされ、フィルターユニット
7と送風機6の接続部から空気漏れ、水漏れが生じな
い。しかも、導風板28はハウジング20に一体的に設
けてあるが、フィルターユニット7の部品点数が少なく
清掃性が向上する。
【0061】請求項5に係る発明によれば、フィルター
21に沿って流れ落ちた洗浄液は水受け板8から洗浄液
タンク54に回収されるから、洗浄液を循環して再利用
できる。また、水受け板8とフード体1の内面との間の
空気吸込み用隙間52から空気が吸い込みされるから、
その隙間を流れる際の空気の流速が速く、煙り、油分等
の捕集効率が向上する。しかも、フィルター21に沿っ
て流れ落ちる際に飛散した洗浄液は水受け板8に落下し
て洗浄液タンク54に回収されるので、飛散した洗浄液
がフード体1よりも下方に落下することが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すフィルター清掃装置
を備えたレンジフードの縦断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】フード体、送風機、フィルターユニット、水受
け板の分解斜視図である。
【図4】フィルターユニットの分解斜視図である。
【図5】フィルターユニットの斜視図である。
【図6】送風機にフィルターユニットを取付けた状態及
び天板の送風機取付部分の斜視図である。
【図7】液体ポンプのケーシング部分の斜視図である。
【図8】係止片と係止穴の説明図である。
【図9】係止片と係止穴の係止状態の説明図である。
【図10】水受け板取付部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…フード体、2…天板、6…送風機、7…フィルター
ユニット、8…水受け板、10…送風機ケース、11…
ファン、12…モータ、20…ハウジング、21…フィ
ルター、30…洗浄液樋、31…注水ノズル、32…洗
浄液受皿、40…液体ポンプ、41…モータ、43…ケ
ーシング、48…洗浄液供給パイプ、50…制御部、5
2…空気吸込み用隙間、54…洗浄液タンク。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フード体1内に送風機6とフィルター2
    1を設けて送風機6でフード体1内の空気をフィルター
    21を通してフード体1外に排出し、前記フード体1内
    に、洗浄液をフィルター21に沿って流してフィルター
    21を清掃するフィルター清掃装置を設けたフィルター
    清掃装置を備えたレンジフードにおいて、 ハウジング20にフィルター21と洗浄液樋30を設け
    てフィルターユニット7とし、送風機ケース10にファ
    ン11と電動モータ12を設けて送風機6とし、前記フ
    ィルターユニット7と送風機6をフード体1内に着脱自
    在に取付けたことを特徴とするフィルター清掃装置を備
    えたレンジフード。
  2. 【請求項2】 送風機ケース10をフード体1に着脱自
    在に取付け、フィルターユニット7のハウジング20を
    送風機ケース10に着脱自在に取付けた請求項1記載の
    フィルター清掃装置を備えたレンジフード。
  3. 【請求項3】 送風機ケース10に液体ポンプ40を取
    付け、この液体ポンプ40の吐出側に接続した洗浄液供
    給パイプ48を洗浄液樋30に接続した請求項2記載の
    フィルター清掃装置を備えたレンジフード。
  4. 【請求項4】 フィルターユニット7のハウジング20
    の後面に、フィルター取付用開口部26と対向した導風
    板28を一体的に設け、送風機ケース10の前面に吸込
    口13を形成し、このハウジング20の後面を送風機ケ
    ース10の前面に着脱自在に取付けて導風板28を送風
    機ケース10の吸込口13に挿入した請求項2記載のフ
    ィルター清掃装置を備えたレンジフード。
  5. 【請求項5】 フード体1内に送風機6の送風機ケース
    10を着脱自在に取付け、ハウジング20にフィルター
    21と洗浄液樋30を設けてフィルターユニット7と
    し、このハウジング20を送風機ケース10に着脱自在
    に取付け、前記フード1内に送風機6、フィルターユニ
    ット7の下部を覆う水受け板8を着脱自在に取付け、こ
    の水受け板8とフード体1内面との間に空気吸込み用隙
    間52を形成し、 前記水受け板8に洗浄液タンク54を取付け、前記送風
    機ケース10に液体ポンプ40を取付け、この液体ポン
    プ40で洗浄液タンク54内の洗浄液を洗浄液樋30に
    供給するようにしたフィルター清掃装置を備えたレンジ
    フード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001263750A (ja) * 2000-03-15 2001-09-26 Fuji Industrial Co Ltd レンジフード
JP2008209108A (ja) * 2007-01-29 2008-09-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd レンジフード

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