JPH06109297A - レンジフード - Google Patents

レンジフード

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JPH06109297A
JPH06109297A JP4259320A JP25932092A JPH06109297A JP H06109297 A JPH06109297 A JP H06109297A JP 4259320 A JP4259320 A JP 4259320A JP 25932092 A JP25932092 A JP 25932092A JP H06109297 A JPH06109297 A JP H06109297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
chamber
cleaning
rear chamber
range hood
Prior art date
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Pending
Application number
JP4259320A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Mino
雅章 箕野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP4259320A priority Critical patent/JPH06109297A/ja
Publication of JPH06109297A publication Critical patent/JPH06109297A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトで経済的、かつ使い勝手の良い洗
浄機能付きのレンジフードを提供することを目的とす
る。 【構成】 本体3内を仕切壁4により前室5と後室6に
2分し、仕切壁4には送風機9を設け、本体3上方には
引き出し自在なフード14と加圧ポンプ19と連通した
洗浄液タンク20を設け、洗浄液の噴射口8aと8bを
前室5および後室6に設け、フード14の収納時に加圧
ポンプ19を作動する洗浄運転スイッチ21と、洗浄
後、前記送風機9を運転して乾燥する時間差タイマー2
2を設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、厨房に設置して調理時
に発生する油煙や廃ガス等を室外へ排出する洗浄機能を
有したレンジフードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、調理時に発生する油煙を吸気し、
バッフル板で方向を変え、空気中に含まれた油脂分を慣
性力によって排煙装置本体の内壁面に衝突付着させて取
り除き、本体内に残った油脂分の除去は内部に設けられ
たスプレーノズルから洗剤の混入された湯を吹き付けて
洗浄する洗浄機能付きレンジフードが普及しているが、
主として業務用の厨房装置に限定され、一般家庭には普
及するにいたっていなかった。
【0003】従来のこの種のレンジフードについて、図
3を参照しながら説明する。図に示すようにコンロ31
上に吸込口32を対応して油煙除去部33を設け、この
油煙除去部33の内壁面に付着した油脂分を除去するた
めに、給湯装置34を設け、給湯装置34からの湯をポ
ンプ35で加圧し、さらに、この湯に洗剤添加部36で
洗浄剤を添加してノズル37より油煙除去部33内に散
布し、油煙除去部33の内壁面に付着した油脂分を洗浄
し、排水管38より排水するように構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のレン
ジフードの構成では、湯を加圧するためのポンプ35、
大量の湯を供給するための給湯装置34が大型になるも
のであった。また、業務用の場合はさして問題ではない
が、家庭用となると問題となると思われるものに、洗浄
中の蒸気の問題がある。つまり、油煙除去部33の洗浄
に湯を使うため吸込口32から蒸気が室内に逆流し露結
することが考えられる。したがって、従来の排煙装置を
そのまま家庭用として用いることができない問題があっ
た。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、コン
パクトで経済的、かつ使い勝手の良いレンジフードを提
供することを第1の目的とする。
【0006】また、第2の目的は、調理の種類や使用時
間によって汚れ具合が異なるため、洗浄時間を設定し、
無駄な洗浄液の使用や、ファンの運転を防止して、より
経済性を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のレンジフードは
上記第1の目的を達成するために第1の手段は仕切り壁
により内部を前室と後室に2分し、前室の前壁には吸込
口を設け、後室の後壁には排気口を形成し、前記仕切壁
には前室の空気を後室に送る送風機を設けた箱体状のレ
ンジフードの本体と、前記吸込口を覆う形状のスイッチ
板を有し、前方に引き出し自在に本体上方に設けられる
フードと、前記本体の近傍に配設される加圧ポンプと連
通した洗浄液タンクと、洗浄液を前記前室と後室の内部
壁に噴射するように設けた噴射口と、洗浄水を排水する
排水口とを備え、前記フードの収納時に前記加圧ポンプ
を作動する洗浄運転スイッチと、この洗浄運転スイッチ
の作動後、遅延して前記送風機を一定時間運転する時間
差タイマーを設けた構成とする。
【0008】また、上記第2の目的を達成するために、
第2の手段は加圧ポンプの運転時間を設定できる運転時
間設定タイマーを設けた構成とする。
【0009】
【作用】本発明は上記した第1手段の構成により、前室
と後室において油煙を含む空気が接触するので、油煙の
付着量が多くなり十分に油煙が除去できる。また、使用
時にはフードを引き出して使用し、使用後はフードを収
納することにより、洗浄液が油煙の付着した前室および
後室の内壁面に噴射されて洗浄が行われ、洗浄後は送風
機の空気流により乾燥が行われることとなる。
【0010】また、第2手段の構成により、洗浄時間が
調理時間および調理内容に応じて自動的に設定ができ、
汚れを十分に洗浄できるとともに、洗浄のための加圧ポ
ンプの運転時間および洗浄液の供給量を最小におさえる
ことができることとなる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例につて図1を参
照しながら説明する。図に示すように、台所に設けられ
るコンロ1に対応する壁部2に設けられる箱体状のレン
ジフードの本体3の内部を仕切り壁4により前室5と後
室6に2分し、前室5の前壁にはセラミックフィルタを
有した吸込口7を設け、下部には排水口8aを形成して
いる。
【0012】また、前記仕切壁4には前記吸込口7から
吸気した空気を後室6に送る送風機9を設け、後室6の
後壁にはアダプタ10および屋外フード11を有した排
気口12を設け、下部には排水口8bを設けている。そ
して、前室5および後室6の上部には先端が下方に折れ
曲がった形状のスイッチ板13を有したフード14を前
後引き出し自在に設け、フード14の収納時には前記吸
込口7がフード14のスイッチ板13で覆われるように
形成されている。
【0013】また、スイッチ板13には送風機9などの
運転を行う運転スイッチ15およびフード14の末端部
に設けられたロック部16のロックを解除するロック解
除ボタン17を設けている。そして、本体3の前室5と
後室6の側壁には噴射口18を設け、本体3の上方には
加圧ポンプ19と連通した洗浄液タンク20を設け、前
記フード14が本体3内に収納されたときに、前記加圧
ポンプ19を運転し、洗浄液タンク20内の洗浄液を前
記噴射口18より噴射させるように加圧ポンプ19を作
動する洗浄運転スイッチ21を設けている。
【0014】また、洗浄運転スイッチ21の作動後一定
時間をおいて前記送風機9が運転されるように時間差タ
イマー22を設け、洗浄が終わる頃に送風機9が運転さ
れ乾燥が行われるように設けている。
【0015】上記構成において、レンジフードを運転す
るときにはフード14を前方に引出してロック部16に
よりロックした状態で運転スイッチ15を操作して送風
機9を駆動すると、前室5の前壁に設けられた吸込口7
よりコンロ1上に発生した油煙が前室5内に吸込まれ、
油分が前室5内の内壁に付着して油煙濃度が低下された
状態で送風機9により後室6内に吸込まれ、後室6内に
おいても油分を後室6の内壁面に付着して油煙濃度を低
下させ、油煙濃度の低くなった空気はやがて排気口12
より屋外へ排出されることとなる。そして、調理が終わ
り運転スイッチ15を操作して送風機9の運転を停止
し、ロック解除ボタン17によりロックを解除してフー
ド14を本体3内に収納すると、フード14の末端部に
より洗浄運転スイッチ21が作動し、加圧ポンプ19が
運転され、洗浄液タンク20内の洗浄液が噴射口18よ
り噴射し、前室5および後室6内の内壁が洗浄され、洗
浄後の洗浄水は排水口8aと8bより屋外へ排水される
こととなる。
【0016】また、洗浄運転スイッチ21が作動するに
ともない時間差タイマー22が作動し、遅延して送風機
9が運転されることとなる。
【0017】すなわち、洗浄運転スイッチ21の作動に
より、加圧ポンプ19によって加圧された洗浄液が一定
時間噴射口18より噴射され、洗浄が終わると時間差タ
イマー22により送風機9が運転され空気流により前室
5および後室6内の乾燥が行われるものである。
【0018】このように本発明の第1実施例のレンジフ
ードによれば、本体3内を前室5と後室6に2分し、各
室において油煙を含む空気が内壁面に接触するようにし
ているので、油煙が内壁面に接触する度合いが高まり、
油煙の付着量が多くなり十分に油煙を除去した状態の空
気を排気することができ、公害問題も少なく、油煙除去
効果も高まることとなる。
【0019】また、使用時には本体3よりフード14を
引き出して使用し、使用後はフード14を本体3内に収
納することにより、洗浄液が油煙の付着した前室5およ
び後室6の内壁面に噴射されて洗浄が行われ、洗浄後は
送風機9の空気流により乾燥が行われるので、油汚れが
有効的に除去できるとともに、不使用時にはフード14
が本体3内に収納できるので体裁も良く台所の美観性も
保たれることとなる。
【0020】(実施例2)以下、本発明の第2実施例に
ついて図2を参照しながら説明する。なお、第2実施例
は第1実施例に対し、洗浄時間を汚れに対応して設定で
きるようにしたものであって、第1実施例と同一部分に
は同一符号を付けて詳細な説明は省略する。
【0021】図に示すように、洗浄運転スイッチ21の
信号線に加圧ポンプ19の運転される洗浄時間をコンロ
1上で調理される調理時間および調理内容に応じて設定
できる運転時間設定タイマー25を設けた構成とする。
【0022】上記した構成により、コンロ1上での調理
時間が長くかかったり、油料理などの調理を行ったとき
には、本体3内の前室5および後室6の内壁面に付着す
る油煙の量も多くなるので、このようなときには、運転
時間設定タイマー25により、加圧ポンプ19の運転時
間を長く設定し、洗浄時間を長くすることにより前室5
および後室6の内壁面に付着した油煙を十分洗浄できる
ことができることとなる。
【0023】このように本発明の第2実施例のレンジフ
ードによれば洗浄時間が調理時間および調理内容に応じ
て自動的に設定ができ、汚れを十分に洗浄できるととも
に、洗浄のための加圧ポンプの運転時間および洗浄液の
供給量を最小にすることができることとなる。
【0024】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればレンジフードの本体内を前室と後室に2分
し、送風機により各室の内壁に油煙を付着させ、洗浄液
で除去するとともに、引き出し自在なフードを設け、調
理後、フード収納時に洗浄液を噴射し、洗浄後は送風機
の気流により乾燥するようにしているので、油煙除去効
率が良く、調理後洗浄と乾燥が速やかに行われるので、
油汚れがおちやすく、いつも綺麗に保つことができ、不
使用時にはフードが収納されるので、台所の美観を損う
こともなくなるレンジフードが提供できる。
【0025】また、洗浄時間が設定できるので運転時間
設定タイマーを設けているので、調理時間,調理内容に
応じた洗浄時間が設定でき、経済的で、かつ使い勝手の
良いレンジフードを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のレンジフードの設置状態
を示す断面図
【図2】同第2実施例のレンジフードの設置状態を示す
断面図
【図3】従来のレンジフードの設置状態を示す斜視図
【符号の説明】
3 本体 4 仕切壁 5 前室 6 後室 7 吸込口 8a,8b 排水口 9 送風機 12 排気口 13 スイッチ板 14 フード 18 噴射口 19 加圧ポンプ 20 洗浄液タンク 21 洗浄運転スイッチ 22 時間差タイマー 25 運転時間設定タイマー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切壁により内部を前室と後室に2分
    し、前室の前壁には吸込口を設け、後室の後壁には排気
    口を形成し、前記仕切壁には前室の空気を後室に送る送
    風機を設けた箱体状のレンジフード本体と、前記吸込口
    を覆う形状のスイッチ板を有し、前方に引き出し自在
    に、前記本体上方に設けられるフードと、前記本体の近
    傍に配設される加圧ポンプと連通した洗浄液タンクと、
    洗浄液を前記前室と後室の内部壁に噴射するように設け
    た噴射口と、洗浄水を排水する排水口とを備え、前記フ
    ードの収納時に前記加圧ポンプを作動する洗浄運転スイ
    ッチと、この洗浄運転スイッチの作動後、遅延して前記
    送風機を一定時間運転する時間差タイマーを設けたレン
    ジフード。
  2. 【請求項2】 加圧ポンプの運転時間を設定できる運転
    時間設定タイマーを設けた請求項1記載のレンジフー
    ド。
JP4259320A 1992-09-29 1992-09-29 レンジフード Pending JPH06109297A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11216321A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Fuji Kogyo Kk レンジフードのフィルター清掃装置
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