JP2001262967A - ロッド交換装置 - Google Patents
ロッド交換装置Info
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Abstract
れず、様々な条件の作業現場においてさく孔機のロッド
の供給及び回収が容易に行えるようにする。 【解決手段】 ロッドクランプ11を備えたスイングア
ーム12を、ロータリアクチュエータ13を介してベー
スフレーム14に支持し、ベースフレーム14を、ガイ
ドシェル2の側面に固設されたブラケットに前後方向軸
16と横方向軸18とで傾動可能に枢着する。
Description
の供給及び回収を行うためのロッド交換装置に関する。
さく岩機を備えており、このさく岩機に所定長のロッド
を接続し、ロッド先端にはビットを取付け、さく岩機か
らロッドを介して打撃と回転をビットに伝達すると共
に、さく岩機に送りを与えて岩盤にさく孔する。さく孔
作業の際には、さく岩機に接続するためのロッドの供給
や、さく岩機から取り外したロッドの回収が行われる。
ド交換装置として、従来、ロッドクランプを備えたスイ
ングアームをロータリアクチュエータでベースフレーム
に軸支し、このベースフレームを、ガイドシェルの側面
に固設されたブラケットに傾動可能に枢着して、ロッド
を格納位置からさく孔軸線上まで移動させるようにした
ものが使用されている。
ときには、格納位置に水平状態で格納されているロッド
を把持するため、先ず、ベースフレームを傾動して水平
になるようにロッド交換装置を倒し、ロッドクランプで
ロッドを把持する。次に、ベースフレームを起立させて
ガイドシェルと平行状態になるようにロッド交換装置を
立ててから、ロータリアクチュエータでスイングアーム
を回動させて、ロッドをさく孔軸線上まで移動させる。
ロッドの回収ではこれと逆の動作を行う。
さく孔機の作業位置、作業姿勢、作業スペース等に制約
があり、ロッドを格納する方向も自由に選択できず特定
の範囲に限定されることが多い。しかし、従来のロッド
交換装置は、ベースフレームの傾動する方向が一方向だ
けであったので、作業現場でさく孔機を使用するとき、
ロッド交換装置をロッドの格納方向に向けて倒すことが
できない場合がある。
換装置を装備しているにもかかわらず、ロッド交換作業
は人手による作業に頼らざるを得なくなり、作業効率が
悪く、安全上も問題がある。本発明は、さく孔機のロッ
ド交換装置における上記問題を解決するものであって、
ロッド交換装置を倒す方向が一方向に限定されず、様々
な条件の作業現場において使用することが可能で、ロッ
ド交換作業の効率と安全性を向上させることのできるロ
ッド交換装置を提供することを目的とする。
ロッドの供給及び回収を行うロッド交換装置において、
ロッドクランプを備えたスイングアームを、ロータリア
クチュエータを介してベースフレームに軸支し、ベース
フレームを、ガイドシェルの側面に固設されたブラケッ
トに前後方向軸と横方向軸とで傾動可能に枢着すること
により上記課題を解決している。
ときには、格納位置に水平状態で格納されているロッド
を把持するため、先ず、ベースフレームを傾動してロッ
ド交換装置を水平になるように倒し、ロッドクランプで
ロッドを把持する。次に、ベースフレームを起立させて
ロッド交換装置をガイドシェルと平行になるように立て
てから、ロータリアクチュエータでスイングアームを回
動させて、ロッドをさく孔軸線上まで移動させる。ロッ
ドの回収ではこれと逆の動作を行う。
固設されたブラケットに前後方向軸と横方向軸とで傾動
可能に枢着されているので、ロッド交換装置を倒す方向
が一方向に限定されず、従って様々な条件の作業現場で
ロッドの供給及び回収を行うことができる。
るロッド交換装置を備えたさく孔機の正面図、図2はさ
く孔機の側面図、図3はロッド交換装置の正面図、図4
はロッド交換装置の側面図、図5はロッド交換装置の底
面図、図6はロッド交換装置を後方へ倒すときの動作の
説明図である。
で支持されるガイドシェル2にさく岩機3を搭載したク
ローラドリルであって、さく岩機3が送り機構9によっ
てガイドシェル2に沿って上下方向に移動するようにな
っている。さく岩機3には所定長のロッド5が接続さ
れ、ロッド5の先端にはビット7が取付けられている。
ガイドシェル2の先端部には、セントラライザ8が設け
られており、このセントラライザ8がロッド5の先端部
をさく孔軸線X上に支持するようになっている。さく孔
機1は、ガイドシェル2をさく孔位置に位置決めして起
立させ、さく岩機3からロッド5を介してビット7に打
撃と回転を伝達すると共に、さく岩機3に送りを与える
ことにより岩盤へのさく孔を行う。
るためのロッド5の供給や、さく岩機3から取り外した
ロッド5の回収が行われる。ロッド5の供給、回収を行
うために、ロッド交換装置10がガイドシェル2の側部
に設けられている。ロッド交換装置10は、ロッドクラ
ンプ11を備えたスイングアーム12の基部がロータリ
アクチュエータ13を介してベースフレーム14に取付
けられ、このベースフレーム14が、ブラケット15に
前後方向軸16で枢着されている傾動用フレーム17
に、横方向軸18で枢着されている。ブラケット15は
ガイドシェル2の側面に固設されている。
ータ13を介してベースフレーム14に軸支されている
ので、ロータリアクチュエータ13の回転軸を中心とし
て回動し、ロッド5をさく孔軸線X上からガイドシェル
2の側方の回避位置へ移動させることができる。傾動用
フレーム17とガイドシェル2との間には横傾動シリン
ダ21が取付けられており、この横傾動シリンダ21を
縮小することにより、ベースフレーム14が傾動用フレ
ーム17と共に図1に示す起立状態から前後方向軸16
を中心として横方向(図上時計方向)へ傾動する。
との間には前後傾動シリンダ20が取付けられており、
この前後傾動シリンダ20を縮小することにより、ベー
スフレーム14が図2に示す起立状態から横方向軸18
を中心として後方向(図上時計方向)へ傾動する。さく
孔機1でさく孔作業を行う場合には、ブーム6でガイド
シェル2をさく孔位置に位置決めして起立させ、さく孔
位置に移動させ、それから、さく岩機3を駆動してさく
孔する。
うときには、ロッド台(図示略)に水平状態で格納され
ているロッド5を把持するため、先ず、ベースフレーム
14を傾動してロッド交換装置10を水平になるように
倒し、ロッドクランプ11でロッド5を把持する。次
に、ベースフレーム14を起立させてロッド交換装置1
0をガイドシェル2と平行になるように立ててから、ロ
ータリアクチュエータ13でスイングアーム12を回動
させて、ロッド5をさく孔軸線X上まで移動させる。ロ
ッド5の回収ではこれと逆の動作を行う。
ル2の側方である場合には、横傾動シリンダ21を縮小
して、ベースフレーム14を傾動用フレーム17と共に
図1に示す起立状態から前後方向軸16を中心として横
方向(図上時計方向)へ傾動させて、ロッド交換装置1
0を水平になるように倒す。さく孔作業の現場の条件に
より、ロッド交換装置10を横方向へ倒すことができな
かったり、ロッド5の格納位置がガイドシェル2の側方
となるようにロッド台を配置できず、ロッド5の格納位
置がガイドシェル2の後方に設定されている場合には、
図2の状態からロータリアクチュエータ13でスイング
アーム12を回動し、図6に示すように、ロッド5をさ
く孔軸線X上からガイドシェル2の側方の回避位置へ移
動させた後、前後傾動シリンダ20を縮小し、ベースフ
レーム14を起立状態から横方向軸18を中心として後
方向(図上時計方向)へ傾動させて、ロッド交換装置1
0を水平になるように倒してやればよい。
16を中心とする横方向への傾動と横方向軸18を中心
とする後方向へ傾動とを複合させれば、斜め方向へ傾動
させることもできる。従って、ロッド交換装置10を倒
す方向が一方向に限定されず、様々な条件の作業現場で
ロッド5の供給及び回収を容易に行うことができる。
換装置は、倒す方向が一方向に限定されず、様々な条件
の作業現場において使用することが可能であり、ロッド
交換作業の効率と安全性を向上させることができる。
備えたさく孔機の正面図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 さく孔機のロッドの供給及び回収を行う
ロッド交換装置であって、ロッドクランプを備えたスイ
ングアームを、ロータリアクチュエータを介してベース
フレームに軸支し、該ベースフレームを、ガイドシェル
の側面に固設されたブラケットに前後方向軸と横方向軸
とで傾動可能に枢着したことを特徴とするロッド交換装
置。
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Publications (2)
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JP2016085264A (ja) * | 2014-10-23 | 2016-05-19 | 株式会社Jvcケンウッド | デジタル音声処理装置、デジタル音声処理方法、デジタル音声処理プログラム |
CN112664152A (zh) * | 2020-12-21 | 2021-04-16 | 中国矿业大学 | 一种自动化拼装筒杆、筒杆自动化拼装系统及方法 |
CN112922543A (zh) * | 2021-03-16 | 2021-06-08 | 太原科技大学 | 一种钻机自动更换钻杆的装置 |
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