JP4480838B2 - ロッド交換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、さく孔機のロッドの供給及び回収を行うためのロッド交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
さく孔機は、ガイドシェルに搭載されたさく岩機を備えており、このさく岩機に所定長のロッドを接続し、ロッド先端にはビットを取付け、さく岩機からロッドを介して打撃と回転をビットに伝達すると共に、さく岩機に送りを与えて岩盤にさく孔する。さく孔作業の際には、さく岩機に接続するためのロッドの供給や、さく岩機から取り外したロッドの回収が行われる。
【0003】
このロッドの供給、回収を行うためのロッド交換装置として、従来、ロッドクランプを備えたスイングアームをロータリアクチュエータでベースフレームに軸支し、このベースフレームを、ガイドシェルの側面に固設されたブラケットに傾動可能に枢着して、ロッドを格納位置からさく孔軸線上まで移動させるようにしたものが使用されている。
【0004】
このロッド交換装置でロッドの供給を行うときには、格納位置に水平状態で格納されているロッドを把持するため、先ず、ベースフレームを傾動して水平になるようにロッド交換装置を倒し、ロッドクランプでロッドを把持する。次に、ベースフレームを起立させてガイドシェルと平行状態になるようにロッド交換装置を立ててから、ロータリアクチュエータでスイングアームを回動させて、ロッドをさく孔軸線上まで移動させる。ロッドの回収ではこれと逆の動作を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
さく孔作業の現場は、さく孔機の作業位置、作業姿勢、作業スペース等に制約があり、ロッドを格納する方向も自由に選択できず特定の範囲に限定されることが多い。
しかし、従来のロッド交換装置は、ベースフレームの傾動する方向が一方向だけであったので、作業現場でさく孔機を使用するとき、ロッド交換装置をロッドの格納方向に向けて倒すことができない場合がある。
【0006】
このような場合には、さく孔機にロッド交換装置を装備しているにもかかわらず、ロッド交換作業は人手による作業に頼らざるを得なくなり、作業効率が悪く、安全上も問題がある。
本発明は、さく孔機のロッド交換装置における上記問題を解決するものであって、ロッド交換装置を倒す方向が一方向に限定されず、様々な条件の作業現場において使用することが可能で、ロッド交換作業の効率と安全性を向上させることのできるロッド交換装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では、台車と、該台車に装備されたガイドシェルと、該ガイドシェルに搭載されたさく岩機とを備えるさく孔機に用いられ、前記さく孔機のロッドの供給及び回収を行うロッド交換装置であって、ロッドクランプを有するスイングアームと、該スイングアームを、ロータリアクチュエータを介して軸支するベースフレームと、該ベースフレームを傾動させる傾動機構を介して支持するとともに前記ガイドシェルの側面に固設されたブラケットとを備え、前記傾動機構は、前記ベースフレームを、前記ブラケットに対して、前記台車の前後方向を向く前後方向軸を中心として前記台車の横方向へ傾動可能に、且つ前記台車の横方向を向く横方向軸を中心として前記台車の前後方向へ傾動可能に枢着することにより上記課題を解決している。
【0008】
このロッド交換装置でロッドの供給を行うときには、格納位置に水平状態で格納されているロッドを把持するため、先ず、ベースフレームを傾動してロッド交換装置を水平になるように倒し、ロッドクランプでロッドを把持する。次に、ベースフレームを起立させてロッド交換装置をガイドシェルと平行になるように立ててから、ロータリアクチュエータでスイングアームを回動させて、ロッドをさく孔軸線上まで移動させる。ロッドの回収ではこれと逆の動作を行う。
【0009】
ベースフレームは、ガイドシェルの側面に固設されたブラケットに前後方向軸と横方向軸とで傾動可能に枢着されているので、ロッド交換装置を倒す方向が一方向に限定されず、従って様々な条件の作業現場でロッドの供給及び回収を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の一形態であるロッド交換装置を備えたさく孔機の正面図、図2はさく孔機の側面図、図3はロッド交換装置の正面図、図4はロッド交換装置の側面図、図5はロッド交換装置の底面図、図6はロッド交換装置を後方へ倒すときの動作の説明図である。
【0011】
さく孔機1は、台車4のブーム6の先端部で支持されるガイドシェル2にさく岩機3を搭載したクローラドリルであって、さく岩機3が送り機構9によってガイドシェル2に沿って上下方向に移動するようになっている。
さく岩機3には所定長のロッド5が接続され、ロッド5の先端にはビット7が取付けられている。ガイドシェル2の先端部には、セントラライザ8が設けられており、このセントラライザ8がロッド5の先端部をさく孔軸線X上に支持するようになっている。さく孔機1は、ガイドシェル2をさく孔位置に位置決めして起立させ、さく岩機3からロッド5を介してビット7に打撃と回転を伝達すると共に、さく岩機3に送りを与えることにより岩盤へのさく孔を行う。
【0012】
さく孔作業の際には、さく岩機3に接続するためのロッド5の供給や、さく岩機3から取り外したロッド5の回収が行われる。ロッド5の供給、回収を行うために、ロッド交換装置10がガイドシェル2の側部に設けられている。
ロッド交換装置10は、ロッドクランプ11を備えたスイングアーム12の基部がロータリアクチュエータ13を介してベースフレーム14に取付けられ、このベースフレーム14が、ブラケット15に前後方向軸16で枢着されている傾動用フレーム17に、横方向軸18で枢着されている。ブラケット15はガイドシェル2の側面に固設されている。
【0013】
スイングアーム12はロータリアクチュエータ13を介してベースフレーム14に軸支されているので、ロータリアクチュエータ13の回転軸を中心として回動し、ロッド5をさく孔軸線X上からガイドシェル2の側方の回避位置へ移動させることができる。
傾動用フレーム17とガイドシェル2との間には横傾動シリンダ21が取付けられており、この横傾動シリンダ21を縮小することにより、ベースフレーム14が傾動用フレーム17と共に図1に示す起立状態から前後方向軸16を中心として横方向(図上時計方向)へ傾動する。
【0014】
ベースフレーム14と傾動用フレーム17との間には前後傾動シリンダ20が取付けられており、この前後傾動シリンダ20を縮小することにより、ベースフレーム14が図2に示す起立状態から横方向軸18を中心として後方向(図上時計方向)へ傾動する。
さく孔機1でさく孔作業を行う場合には、ブーム6でガイドシェル2をさく孔位置に位置決めして起立させ、さく孔位置に移動させ、それから、さく岩機3を駆動してさく孔する。
【0015】
ロッド交換装置10でロッド5の供給を行うときには、ロッド台(図示略)に水平状態で格納されているロッド5を把持するため、先ず、ベースフレーム14を傾動してロッド交換装置10を水平になるように倒し、ロッドクランプ11でロッド5を把持する。
次に、ベースフレーム14を起立させてロッド交換装置10をガイドシェル2と平行になるように立ててから、ロータリアクチュエータ13でスイングアーム12を回動させて、ロッド5をさく孔軸線X上まで移動させる。ロッド5の回収ではこれと逆の動作を行う。
【0016】
ここで、ロッド5の格納位置がガイドシェル2の側方である場合には、横傾動シリンダ21を縮小して、ベースフレーム14を傾動用フレーム17と共に図1に示す起立状態から前後方向軸16を中心として横方向(図上時計方向)へ傾動させて、ロッド交換装置10を水平になるように倒す。
さく孔作業の現場の条件により、ロッド交換装置10を横方向へ倒すことができなかったり、ロッド5の格納位置がガイドシェル2の側方となるようにロッド台を配置できず、ロッド5の格納位置がガイドシェル2の後方に設定されている場合には、図2の状態からロータリアクチュエータ13でスイングアーム12を回動し、図6に示すように、ロッド5をさく孔軸線X上からガイドシェル2の側方の回避位置へ移動させた後、前後傾動シリンダ20を縮小し、ベースフレーム14を起立状態から横方向軸18を中心として後方向(図上時計方向)へ傾動させて、ロッド交換装置10を水平になるように倒してやればよい。
【0017】
また、ベースフレーム14は、前後方向軸16を中心とする横方向への傾動と横方向軸18を中心とする後方向へ傾動とを複合させれば、斜め方向へ傾動させることもできる。
従って、ロッド交換装置10を倒す方向が一方向に限定されず、様々な条件の作業現場でロッド5の供給及び回収を容易に行うことができる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のロッド交換装置は、倒す方向が一方向に限定されず、様々な条件の作業現場において使用することが可能であり、ロッド交換作業の効率と安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるロッド交換装置を備えたさく孔機の正面図である。
【図2】さく孔機の側面図である。
【図3】ロッド交換装置の正面図である。
【図4】ロッド交換装置の側面図である。
【図5】ロッド交換装置の底面図である。
【図6】ロッド交換装置を後方へ倒すときの動作の説明図である。
【符号の説明】
1 さく孔機
2 ガイドシェル
3 さく岩機
4 台車
5 ロッド
6 ブーム
7 ビット
8 セントラライザ
9 送り機構
10 ロッド交換装置
11 ロッドクランプ
12 スイングアーム
13 ロータリアクチュエータ
14 ベースフレーム
15 ブラケット
16 前後方向軸
17 傾動用フレーム
18 横方向軸
20 前後傾動シリンダ
21 横傾動シリンダ
X さく孔軸線

Claims (1)

  1. 台車と、該台車に装備されたガイドシェルと、該ガイドシェルに搭載されたさく岩機とを備えるさく孔機に用いられ、前記さく孔機のロッドの供給及び回収を行うロッド交換装置であって、
    ロッドクランプを有するスイングアームと、該スイングアームを、ロータリアクチュエータを介して軸支するベースフレームと、該ベースフレームを傾動させる傾動機構を介して支持するとともに前記ガイドシェルの側面に固設されたブラケットとを備え、
    前記傾動機構は、前記ベースフレームを、前記ブラケットに対して、前記台車の前後方向を向く前後方向軸を中心として前記台車の横方向へ傾動可能に、且つ前記台車の横方向を向く横方向軸を中心として前記台車の前後方向へ傾動可能に枢着していることを特徴とするロッド交換装置。
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