JP2001260925A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

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JP2001260925A
JP2001260925A JP2000081009A JP2000081009A JP2001260925A JP 2001260925 A JP2001260925 A JP 2001260925A JP 2000081009 A JP2000081009 A JP 2000081009A JP 2000081009 A JP2000081009 A JP 2000081009A JP 2001260925 A JP2001260925 A JP 2001260925A
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真司 竹内
Toshihiro Takahashi
俊博 高橋
Hiroshi Suzuki
浩 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】中速および高速走行時のモータ指令トルクを、
据切り時のアシストトルクマップに車速に応じた重み関
数を乗じた値とすると、低速、据切り時におけるモータ
の保護と、中速、高速走行時における操舵フィーリング
の向上とを両立することが難しい。 【解決手段】据切り時における操舵トルクに対するモー
タ指令トルクを定めたアシストトルクマップ46Aを備
え、中速、高速走行時にはアシストトルクマップ46A
から車速に応じた重み関数を演算して車速に応じたモー
タ指令トルクTm’を決定するアシストトルク決定手段
46と、このアシストトルク決定手段46にて決定され
たモータ指令トルクTm’を定められた範囲内に制限す
る指令制限手段50とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドルに加えら
れた操舵トルクを電動モータによってアシストする電動
式パワーステアリング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動式パワーステアリング装置は、ステ
アリングハンドルに加えた運転者の操舵トルクをトルク
センサにて検出するとともに、車速を車速センサにて検
出し、これら操舵トルクおよび車速に応じて電動モータ
に加えるべき出力電流を決定し、電動モータの出力で操
舵トルクをアシスト制御するようになっている。これに
より、据切り時にはハンドル操作を軽く行え、中速およ
び高速時にはしっかりとした手応え感が得られるように
している。
【0003】ここで、車速依存性をもたせる1つの方法
として、図8の実線Aに示すように、据切り時における
操舵トルクTsに対するモータトルクTmを定めたアシ
ストトルクマップを設け、このアシストトルクマップよ
り操舵トルクTsに応じたモータトルクTmを算出し、
さらにこのモータトルクTmに車速の重み係数をかける
ことで電動モータで発生すべきモータ指令トルクを決定
するようにしている。
【0004】すなわち、車速の重み係数は、最もモータ
トルクを必要とする据切り時(車速=0km/h)を
“1”とし、走行時は車速の大きさに応じて“1”から
“0”の間の値を取ることにより、例えば車速100
km/hでのモータ指令トルクを重み関数によって図8
の破線Bに示すようにしている。このようなマップ方式
によれば、据切り時における操舵トルクに対するアシス
トトルクを固定的に設定した1つのマップを記憶してお
くのみで、車速に応じて変化するアシストトルクを決定
できる利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、据切り時に
おけるアシストトルクマップを設定するに当たっては、
図8の実線Aに示すように、操舵トルクTsの増大に応
じてモータトルクTmを増加するようにしているが、電
動モータを保護するために、電動モータに加わる負荷
(モータトルク)が設定値を越えないようにする必要が
ある。このために、アシストトルクマップの高操舵トル
ク領域(図8のC部)においては、モータトルクを設定
値Tmlimを越えないようにフラットな特性にしてい
る。
【0006】その結果、中速および高速走行時において
は、この据切り時の特性に車速重み関数を乗じた値がモ
ータ指令トルクとなることから、中速および高速走行時
においても、高操舵トルク領域におけるモータ指令トル
クが図8のD部に示すようにフラットな特性となる。こ
のために、中速および高速走行時にある程度の量を操舵
するような場合、操舵トルクが重くなるという問題があ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発
明は、操舵トルクを検出するトルクセンサと、操舵トル
クを補助する電動モータと、操舵トルクに対応するモー
タトルクを求め、前記電動モータを制御するモータ制御
手段とを備えた電動式パワーステアリング装置におい
て、前記操舵トルクに対するモータトルクを定めたアシ
ストトルクマップを設け、このアシストトルクマップか
ら求められるモータトルクに車速に応じた重み関数を演
算して車速に応じたモータ指令トルクを決定するモータ
指令トルク決定手段と、このモータ指令トルク決定手段
にて決定されたモータ指令トルクを定められた範囲内に
制限する指令制限手段とを備えてなるものである。
【0008】上記した請求項1に記載の発明によれば、
アシストトルクマップに基づいて求められた操舵トルク
に対するモータトルクに基づいて、車速に応じた重み関
数により、車速に応じたモータ指令トルクが演算され、
このモータ指令トルクによって電動モータが制御され、
操舵トルクがアシストされる。この際、アシストトルク
マップを高操舵トルク時においては操舵トルクの増加に
つれてモータトルクが増加し続ける特性に設定すること
により、中速、高速走行時における高操舵トルク時にお
いては、操舵トルクの増加に応じてモータトルクを増加
できるようになる。これにより、中速、高速走行時にお
いても操舵が急に重くなることがなく、良好な操舵フィ
ーリングが得られる。しかも、据切り時においては、高
操舵トルク時のモータ指令トルクが、指令制限手段によ
って所定範囲内に制限されるため、電動モータの保護も
併せて行えるようになる。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記アシストト
ルクマップは、据切り時における操舵トルクに対するモ
ータトルクが定められており、また車速に応じた重み関
数は、据切り時を1とし、中速、高速走行時には1から
0の間を取るようにしてなるものである。上記した請求
項2の発明によれば、据切り時においては、アシストト
ルクマップで設定された操舵トルクに対するモータトル
クによってアシスト制御され、中速、高速走行時におい
ては、車速に応じた重み関数の割合に応じて減じられた
モータ指令トルクによってアシスト制御される。従っ
て、据切り時における操舵トルクに対するモータトルク
を定めた1つのアシストトルクマップで、据切りから高
速までの広範囲なアシスト制御を容易に行えるようにな
る。
【0010】請求項3に記載の発明は、据切り時におけ
る操舵トルクに対するモータトルクを定めたアシストト
ルクマップは、高操舵トルク時においては前記指令制限
手段にて制限されるモータ指令トルクを越える値に設定
されているものである。上記した請求項3の発明によれ
ば、指令制限手段により、低速、据切り時においてはア
シストトルクマップにて設定されたモータトルクより所
定値以上の指令値が制限されることにより、電動モータ
の保護が図られ、一方、中速、高速走行時においては、
アシストトルクマップにて設定されたモータトルクが車
速に応じた重み関数に応じて減じられはしても、アシス
トトルクマップにて設定された特性に応じて適正にアシ
スト制御される。
【0011】
【実施の形態】以下本発明の実施の形態に係る電動式パ
ワーステアリング装置について図面を参照して説明す
る。図1は電動式パワーステアリング装置の制御構成を
示すブロック図である。電動式パワーステアリング装置
は、操舵トルクを検出するためのトルクセンサ12と、
車速を検出するための車速センサ14と、これらトルク
センサ12及び車速センサ14にて検出された操舵トル
クTs及び車速Vに基づいてモータトルク(アシストト
ルク)Tmを演算する制御装置20と、モータトルクT
mに基づいて電動モータMを制御するモータ駆動装置3
0とからなっている。
【0012】前記トルクセンサ12は、車両のステアリ
ングハンドルに連結された入力軸と操舵機構に連結され
た出力軸との間に配設されたトーションバーの捩れ量か
ら操舵トルクTsを検出するものであり、制御装置20
は、CPU22と、このCPU22とトルクセンサ12
及び車速センサ14とを接続するためのインタフェイス
24とから構成されている。
【0013】図2は、前記制御装置20とモータ駆動装
置30との制御系のブロック図を示す。トルクセンサ1
2にて検出された操舵トルクTs(電圧値)は、ノイズ
を除去するとともにA/D変換を行うフィルタ回路42
を介して位相補償手段44へ出力される。位相補償手段
44は、検出値を微分することで位相を進め、操舵アシ
ストの遅れを補償する。すなわち、検出値に基づき指令
値を演算すると、演算完了までに一定の時間がかかり、
この一定時間が検出値に対する指令値の遅れとなる。こ
のために、現在の検出値に基づいて指令値を求めると、
操舵アシストを適正に制御し得ないことになるため、前
記位相補償手段44が操舵トルクTsの位相を進める。
【0014】一方、車速センサ14からの車速値は、車
速パルス検出手段60にて波形整形され、車速重み関数
決定手段62による重み付け関数に基づいて車速Vに応
じた重み付けが行われる。すなわち、図3に示すよう
に、車速Vを横軸に、重み係数を縦軸にした重み付けマ
ップ62AがCPU22のROMに記憶されており、車
速に応じてマップ62Aを検索することで、車速が0k
m/h(据切り時)の際には“1”を出力し、走行時に
おいては、車速の大きさに応じて“1”から“0”の間
の係数を出力する。例えば、車速が100km/hの場
合には“0.2”を出力するようになっている。
【0015】アシストトルク決定手段46は、図3に示
す操舵トルクTs−モータトルクTmの関係を定めたア
シストトルクマップ46Aと、ノード46Bとの機能を
有しており、前記位相補償手段44からの操舵トルクT
sと、前記車速重み関数決定手段62からの重み付け関
数Waに基づいて電動モータMによるアシスト量を決定
するようになっている。すなわち、アシストトルク決定
手段は46は、入力された操舵トルクTsに対応するモ
ータトルクTmをマップを検索して求め、この検索した
モータトルクTmと車速重み関数決定手段62からの重
み付け関数Waとをノード46Aにて積算することによ
り、電動モータMでアシストすべきモータ指令トルクT
m’を出力する。
【0016】図4に、操舵トルクTsとモータトルクT
mとの関係を定めたアシストトルクマップ46Aの詳細
を示す。同図から明らかなように、操舵トルクが0から
Ts1までの小操舵トルク領域においては、モータトル
クTmを0にしてアシストを行わない不感帯としてい
る。操舵トルクがTs1からTs2までの間は、操舵ト
ルクの増大に応じてモータトルクが徐々に増加されるよ
うにし、さらに操舵トルクがTs2を越えると、操舵ト
ルクの増大に対するモータトルクの増加割合が大きくな
るようにしている。そして、本実施の形態におけるアシ
ストトルクマップ46Aは従来のものと異なり、高操舵
トルク領域においても、モータトルクTmをフラットな
特性にすることなく増加し続けるようなマップ形状に構
成されている。すなわち、高操舵トルク領域におけるモ
ータトルクTm(図4のC部)は、上記した設定値Tm
lim(図8)を越える値に設定されている。なお、図
4に示すアシストトルクマップ46Aは、図3に示すア
シストトルクマップより明らかなように、右切り時にお
けるモータトルク特性のみを示し、左切り時のモータト
ルク特性は省略してある。
【0017】電流指令決定手段48は、アシストトルク
決定手段46にて決定されたモータ指令トルクTm’を
電動モータMによって発生させるための電流指令値Im
を演算により決定するものであり、また、電流指令制限
手段50は電流指令決定手段48から出力された前記電
流指令値Imを、予め定められた上限設定値Imlim
と下限設定値−Imlimの範囲内に制限し、電動モー
タMの保護を図るものである。図5に、前記電流指令決
定手段48にて決定されたモータ指令トルクTm’に対
する電流指令値Imの特性図と、前記電流指令制限手段
50によって電流指令値Imを上限設定値Imlimと
下限設定値−Imlimの範囲内に制限した線図(2点
鎖線)とを併せて示す。
【0018】前記電流指令制限手段50からの電流指令
値Imはモータ電流をフィードバックするノード51を
介して増幅手段52へ出力される。増幅手段52は入力
された値を増幅してPWM回路54へ出力する。PWM
回路54は増幅手段52により出力された値に応じて、
バッテリ(図示せず)からの電流をON−OFFするP
WM制御を行い、モータ指令トルクTm’(電流指令値
Im)に応じたトルクを発生させ、操舵をアシストす
る。なお、上記したフィルタ回路42、位相補償手段4
4、アシストトルク決定手段46、車速パルス検出手段
60、車速重み関数決定手段62の機能を、図1中の制
御装置20が果たし、電流指令決定手段48、電流指令
制限手段50、ノード51、増幅手段52、PWM回路
54をモータ駆動回路30が備える。
【0019】次に、モータ指令トルクTm’の演算処
理、ならびに電動モータMの制御処理について、図6及
び図7のフローチャートを参照して説明する。CPU2
2は、図6に示すように、先ずステップS10におい
て、トルクセンサ12からの操舵トルクTs、及び車速
センサ14からの車速Vを読込む。次いでステップS1
2において、図4に示すアシストトルクマップ46Aを
用いて操舵トルクTsに対応したモータトルクTmを算
出する。次いでステップS14において、算出したモー
タトルクTmに車速Vに応じた重み付け値Waを乗算し
てモータ指令トルクTm’を算出する。
【0020】例えば据切り時においては、車速に応じた
重み付け値Waが“1”であるので、図4に示すアシス
トトルクマップ46Aに基づいて算出されたモータトル
クTmがそのままモータ指令トルクTm’として算出さ
れる。また、走行時においては、車速に応じた重み付け
値Wa(“1~0”の間)によって、アシストトルクマ
ップ46Aに基づいて算出されたモータトルクTmが減
じられ、車速Vに応じたモータ指令トルクTm’が算出
される。
【0021】さらにCPU22は、図7に示すように、
ステップS16において、前述したように算出されたモ
ータ指令トルクTm’を読込み、次いでステップS18
において、このモータ指令トルクTm’を電動モータM
にて発生させるための電流指令値Imを演算する。ステ
ップS20においては、前記電流指令値Imが電流指令
制限手段50で設定された上限設定値Imlimよりも
小さく、かつ下限設定値−Imlimよりも大きいか否
かが判断され、イエスの場合には前記ステップS18で
演算された電流指令値Imがそのまま出力(ステップS
22)される。これに対して、電流指令値Imが前記上
限設定値Imlimより大きいか、下限設定値−Iml
imよりも小さい場合には電流指令値Imとして設定値
Imlimが出力(ステップS24)される。
【0022】電流指令制限手段50からの電流指令値I
mは増幅手段52を介してPWM回路54へ出力され
る。PWM回路54は増幅手段52により出力された値
に応じて電動モータMを制御し、電動モータMにてモー
タ指令トルクTm’に応じたアシストトルクを発生さ
せ、操舵トルクTsおよび車速Vに応じて操舵トルクを
アシストする。上記したような電流指令制限処理によ
り、据切り時においては、ステアリングハンドルに加え
られた操舵トルクTsの増大に拘らず、電流指令値Im
は上限値Imlimを越えないように制限される。
【0023】一方、中速、高速走行時においては、アシ
ストトルクマップ46Aより算出された操舵トルクTs
に対するモータトルクTmに基づいて、車速Vに応じた
重み付け値Waにより車速に応じて減じられるモータ指
令トルクTm’が演算されるとともに、このモータ指令
トルクTm’に応じた電流指令値Imが演算される。従
って、中速、高速走行時においては、高操舵トルク領域
においても、電流指令値Imが上限値Tmlimを越え
ることがないため、ステアリングハンドルに大きな操舵
トルクが加えられた場合には、操舵トルクの増大に応じ
て電動モータMによるアシスト作用が増大される操舵特
性が得られる。
【0024】上記した実施の形態によれば、1つのアシ
ストトルクマップ46Aを利用して、低速、据切り時に
おける高操舵トルク領域においては、モータ指令トルク
Tm’を上限設定値Tmlimを越えないようにし、逆
に中速、高速走行時における高操舵トルク領域において
は、操舵トルクの増加に従ってモータ指令トルクTm’
が増大し続ける特性とすることができる。従って、低
速、据切り時におけるモータMの保護と、中速、高速走
行時における操舵フィーリングの向上とを満足できる電
動式パワーステアリングを得ることができる。
【0025】なお、上記した実施の形態においては、ア
シストトルク決定手段46にて決定されたモータ指令ト
ルクTm’に応じた電流指令値Imを、電流指令決定手
段48にて演算し、この電流指令値Imの上限を電流指
令制限手段50によって制限するようにしたが、アシス
トトルク決定手段46にて決定されたモータ指令トルク
Tm’の上限を制限手段によって制限し、この制限手段
からのモータ指令トルクに応じた電流指令値を演算して
電動モータMを制御してもよい。
【0026】また、上記した実施の形態においては、電
流指令決定手段48にてモータ指令トルクTm’に対す
る電流指令値Imを決定するとともに、電流指令制限手
段50にて電流指令値Imを定められた範囲内に制限す
るようにした例について述べたが、図5に示すような制
限マップをROMに記憶しておき、モータ指令トルクT
m’に対してマップ検索により、許容範囲を超えない電
流指令値Imを直接算出するようにすることも可能であ
る。、
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、アシ
ストトルクマップとは別に、モータ指令トルクの上限を
制限する指令制限手段を設けたので、アシストトルクマ
ップとしては、モータ保護を考慮しなくてもよくなり、
車速に応じた重み付け関数から求められる中速、高速走
行時におけるアシスト制御を適正に設定できる特徴があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電動式パワーステア
リング装置の制御構成を示すブロック図である。
【図2】図1の制御装置とモータ駆動装置との制御系の
ブロック図である。
【図3】アシストトルク決定手段および車速重み関数決
定手段に保持されているアシストトルクマップおよび重
み付けマップを示す説明図である。
【図4】図3に示すアシストトルクマップの詳細を示す
図である。
【図5】アシストトルクマップに基づいて演算された電
流特性を示す図である。
【図6】CPUのモータ指令アシスト値の演算処理を示
すフローチャートである。
【図7】CPUの電流指令制限処理を示すフローチャー
トである。
【図8】従来のアシストトルクマップを示す図である。
【符号の説明】
12 トルクセンサ 14 車速センサ 20 制御装置 30 モータ駆動装置 46 アシスト指令トルク決定手段 46A アシストトルクマップ 48 電流指令決定手段 50 電流指令制限手段 62 車速重み関数決定手段 62A 重み付けマップ M 電動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D032 CC08 DA15 DA23 DA64 DB02 DD10 DD17 EA01 EC23 3D033 CA13 CA16 CA20 CA28 CA31 5H570 AA21 BB09 BB20 FF03 FF08 HB16 JJ03 JJ08 JJ17 JJ23 JJ25 LL02 LL12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵トルクを検出するトルクセンサと、
    操舵トルクを補助する電動モータと、操舵トルクに対応
    するモータトルクを求め、前記電動モータを制御するモ
    ータ制御手段とを備えた電動式パワーステアリング装置
    において、前記操舵トルクに対するモータトルクを定め
    たアシストトルクマップを設け、このアシストトルクマ
    ップから求められるモータトルクに車速に応じた重み関
    数を演算して車速に応じたモータ指令トルクを決定する
    モータ指令トルク決定手段と、このモータ指令トルク決
    定手段にて決定されたモータ指令トルクを定められた範
    囲内に制限する指令制限手段とを備えてなる電動式パワ
    ーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記アシストトルクマップは、据切り時
    における操舵トルクに対するモータトルクが定められて
    おり、前記車速に応じた重み関数は、据切り時を1と
    し、中速、高速走行時には1から0の間を取るようにし
    てなる請求項1に記載の電動式パワーステアリング装
    置。
  3. 【請求項3】 据切り時における操舵トルクに対するモ
    ータトルクを定めたアシストトルクマップは、高操舵ト
    ルク時においては前記指令制限手段にて制限されるモー
    タ指令トルクを越える値に設定されている請求項1に記
    載の電動式パワーステアリング装置。
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Cited By (4)

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