JP4788160B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
(A1)トルクTの微分値(時間変化量)が所定値以下である。
(A2)トルクTが所定値範囲に属する。つまり、T1<T<T2が成立する。
(A3)車速Vが所定値以下である。例えば、V≦8kphの時である。
(A4)モータ角度θの変化がない時、つまり、モータ角度を検出するセンサの信号に変化無しの場合である。例えば、モータ角度センサとしてホールセンサを用いた場合に、ホールICパターン継続時間≧0.2秒の時である。
(A5)モータ角度θの微分値が所定値以下である。
(A6)モータの回転角速度ωが所定値以下である。
(A7)電流指令値Irefが所定値範囲に属する。つまり、Iref1<Iref<Iref2が成立する。例えば、2A<Iref<93Aの時である。
といった保舵状態判定条件が挙げられる。
B 電流指令値決定部
20 電流制御器
21 徐変ゲイン
30 操舵状態検出器
108 モータ
202 電流検出器
204 減算部
212 PWM制御部
214 インバータ回路
Claims (4)
- 車両の操舵系に操舵補助力を付与するようにしたモータと、ハンドルに作用する操舵力を検出するトルクセンサと、車速及び前記トルクセンサの出力値であるトルクに基いて電流指令値Irefを決定する電流指令値決定手段と、モータ電流Imを検出する電流検出手段と、電圧指令値Vrefを出力する電流制御手段とを備える電動パワーステアリング装置であって、
前記トルク、前記電流指令値Iref、前記車速、前記モータの回転角度、及び前記モータの回転角速度に係る複数の保舵状態判定条件のうち、いくつかの保舵状態判定条件を組み合わせて論理積をとることにより、前記ハンドルの操舵状態を検出し、保舵状態と検出された時に保舵信号を前記電流制御手段に出力し、通常操舵状態と検出された時に保舵信号を出力しないようにする操舵状態検出手段を更に備え、
前記保舵状態判定条件は、前記操舵状態検出手段が、操舵状態が通常操舵状態から保舵状態に切り替わったと判定する際に使用する条件であり、前記車速が所定値以下であることを前記車速に係る保舵状態判定条件としており、
前記電流制御手段では、前記電流指令値Irefと前記モータ電流Imとの偏差を入力とし、前記操舵状態検出手段で検出された操舵状態に応じて電流制御応答性を切り替え、切り替え後の電流制御応答性と前記偏差とに基づいて前記電圧指令値Vrefを決定するようにしており、
前記電流制御手段は、電流制御器と徐変ゲインとで構成され、前記操舵状態検出手段により保舵状態と検出された場合に、前記徐変ゲインを通常操舵状態ゲインから所定の下降徐変時間内に徐々に保舵状態ゲインまでに下げ、また、前記操舵状態検出手段により通常操舵状態と検出された場合に、前記徐変ゲインを保舵状態ゲインから所定の上昇徐変時間内に徐々に通常操舵状態ゲインまでに上げるように、前記徐変ゲインを変更することにより、前記電流制御応答性を切り替えるようにしており、
前記電流制御器が進み遅れ関数(L・s+R)/(T・s+a)で構成され、ただし、Lは前記モータのインダクタンス値で、Rは前記モータの抵抗値で、Tは、前記電流制御器の時定数で、aは定数であることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 車両の操舵系に操舵補助力を付与するようにしたモータと、ハンドルに作用する操舵力を検出するトルクセンサと、車速及び前記トルクセンサの出力値であるトルクに基いて電流指令値Irefを決定する電流指令値決定手段と、モータ電流Imを検出する電流検出手段と、電圧指令値Vrefを出力する電流制御手段とを備える電動パワーステアリング装置であって、
前記トルク、前記電流指令値Iref、前記車速、前記モータの回転角度、及び前記モータの回転角速度に係る複数の保舵状態判定条件のうち、いくつかの保舵状態判定条件を組み合わせて論理積をとることにより、前記ハンドルの操舵状態を検出し、保舵状態と検出された時に保舵信号を前記電流制御手段に出力し、通常操舵状態と検出された時に保舵信号を出力しないようにする操舵状態検出手段を更に備え、
前記保舵状態判定条件は、前記操舵状態検出手段が、操舵状態が通常操舵状態から保舵状態に切り替わったと判定する際に使用する条件であり、前記車速が所定値以下であることを前記車速に係る保舵状態判定条件としており、
前記電流制御手段では、前記電流指令値Irefと前記モータ電流Imとの偏差を入力とし、前記操舵状態検出手段で検出された操舵状態に応じて電流制御応答性を切り替え、切り替え後の電流制御応答性と前記偏差とに基づいて前記電圧指令値Vrefを決定するようにしており、
前記電流制御手段は、電流制御器と徐変ゲインとで構成され、前記徐変ゲインを前記電流制御器の入力側に設け、前記操舵状態検出手段により保舵状態と検出された場合に、前記徐変ゲインを通常操舵状態ゲインから所定の下降徐変時間内に徐々に保舵状態ゲインまでに下げ、また、前記操舵状態検出手段により通常操舵状態と検出された場合に、前記徐変ゲインを保舵状態ゲインから所定の上昇徐変時間内に徐々に通常操舵状態ゲインまでに上げるように、前記徐変ゲインを変更することにより、前記電流制御応答性を切り替えるようにしており、
前記電流制御器が進み遅れ関数(L・s+R)/(T・s+a)で構成され、ただし、Lは前記モータのインダクタンス値で、Rは前記モータの抵抗値で、Tは、前記電流制御器の時定数で、aは定数であることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 車両の操舵系に操舵補助力を付与するようにしたモータと、ハンドルに作用する操舵力を検出するトルクセンサと、車速及び前記トルクセンサの出力値であるトルクに基いて電流指令値Irefを決定する電流指令値決定手段と、モータ電流Imを検出する電流検出手段と、電圧指令値Vrefを出力する電流制御手段とを備える電動パワーステアリング装置であって、
前記トルク、前記電流指令値Iref、前記車速、前記モータの回転角度、及び前記モータの回転角速度に係る複数の保舵状態判定条件のうち、いくつかの保舵状態判定条件を組み合わせて論理積をとることにより、前記ハンドルの操舵状態を検出し、保舵状態と検出された時に保舵信号を前記電流制御手段に出力し、通常操舵状態と検出された時に保舵信号を出力しないようにする操舵状態検出手段を更に備え、
前記保舵状態判定条件は、前記操舵状態検出手段が、操舵状態が通常操舵状態から保舵状態に切り替わったと判定する際に使用する条件であり、前記車速が所定値以下であることを前記車速に係る保舵状態判定条件としており、
前記電流制御手段では、前記電流指令値Irefと前記モータ電流Imとの偏差を入力とし、前記操舵状態検出手段で検出された操舵状態に応じて電流制御応答性を切り替え、切り替え後の電流制御応答性と前記偏差とに基づいて前記電圧指令値Vrefを決定するようにしており、
前記電流制御手段は、電流制御器と徐変ゲインとで構成され、前記徐変ゲインを前記電流制御器の出力側に設け、前記操舵状態検出手段により保舵状態と検出された場合に、前記徐変ゲインを通常操舵状態ゲインから所定の下降徐変時間内に徐々に保舵状態ゲインまでに下げ、また、前記操舵状態検出手段により通常操舵状態と検出された場合に、前記徐変ゲインを保舵状態ゲインから所定の上昇徐変時間内に徐々に通常操舵状態ゲインまでに上げるように、前記徐変ゲインを変更することにより、前記電流制御応答性を切り替えるようにしており、
前記電流制御器が進み遅れ関数(L・s+R)/(T・s+a)で構成され、ただし、Lは前記モータのインダクタンス値で、Rは前記モータの抵抗値で、Tは、前記電流制御器の時定数で、aは定数であることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 前記電流制御手段では、前記保舵状態の場合に前記徐変ゲインを小さい値に徐変させるのに合せて、前記定数aを0又は小さい値に徐変させるようにし、前記通常操舵状態の場合に小さくなった前記徐変ゲインを元の値に徐変させるのに合せて、小さくなった前記定数aを元のaの値に徐変させるようにする請求項1乃至3の何れかに記載の電動パワーステアリング装置。
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