JP4639861B2 - 電動パワーステアリング装置の制御装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4639861B2
JP4639861B2 JP2005063399A JP2005063399A JP4639861B2 JP 4639861 B2 JP4639861 B2 JP 4639861B2 JP 2005063399 A JP2005063399 A JP 2005063399A JP 2005063399 A JP2005063399 A JP 2005063399A JP 4639861 B2 JP4639861 B2 JP 4639861B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gain
steering
unit
rotational speed
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005063399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006248252A (ja
Inventor
栄 根城
要 末広
篤 小嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2005063399A priority Critical patent/JP4639861B2/ja
Publication of JP2006248252A publication Critical patent/JP2006248252A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4639861B2 publication Critical patent/JP4639861B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

本発明は、自動車や車両の操舵系にモータによる操舵補助力を付与するようにした電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、特にラックエンド(最大操舵角)付近でアシストを制限するようにした電動パワーステアリング装置の制御装置に関する。
自動車や車両のステアリング装置をモータの回転力で補助負荷付勢(アシスト)する電動パワーステアリング装置は、モータの駆動力を、減速機を介してギア又はベルト等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に補助負荷付勢するようになっている。かかる従来の電動パワーステアリング装置は、アシストトルク(操舵補助力)を正確に発生させるため、モータ電流のフィードバック制御を行っている。フィードバック制御は、電流指令値とモータ電流検出値との差が小さくなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)制御のデュ−ティ比の調整で行っている。
ここで、電動パワーステアリング装置の一般的な構成を図12に示して説明すると、操向ハンドル1のコラム軸2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4A及び4B、ピニオンラック機構5を経て操向車輪のタイロッド6に連結されている。コラム軸2には、操向ハンドル1の操舵トルクを検出するトルクセンサ10が設けられており、操向ハンドル1の操舵力を補助するモータ20が減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット30には、バッテリ14から電力が供給されると共に、イグニションキー11からイグニション信号が供給され、コントロールユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵トルク値Tと車速センサ12で検出された車速Vとに基いて、アシストマップ等を用いてアシスト指令の操舵補助指令値Iの演算を行い、演算された操舵補助指令値Iに基いてモータ20に供給する電流を制御する。
コントロールユニット30は主としてCPU(MPUも含む)で構成されるが、そのCPU内部においてプログラムで実行される一般的な機能を示すと図13のようになる。
図13を参照してコントロールユニット30の機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10で検出された操舵トルク値T及び車速センサ12で検出された車速Vは、電流指令値Irefを演算する電流指令値演算部31に入力される。電流指令値演算部31は、入力された操舵トルク値T及び車速Vに基いてアシストマップ等を用いて、モータ20に供給する電流の制御目標値である電流指令値Irefを決定する。電流指令値Irefは加算器32Aを経て電流制限部33に入力され、最大電流を制限された電流指令値Irefmが減算器32Bに入力され、フィードバックされているモータ電流値Imとの偏差I(Iref−Im)が演算され、その偏差が操舵動作の特性改善のためのPI制御部35に入力される。PI制御部35で特性改善された操舵補助指令値VrefがPWM制御部36に入力され、更に駆動部としてのインバータ回路37を介してモータ20がPWM駆動される。モータ20の電流値Imはモータ電流検出器38で検出され、減算器32Bにフィードバックされる。インバータ回路37は駆動素子としてFETが用いられ、FETのブリッジ回路で構成されている。
なお、電流制限部33はなくても良い。
また、加算器32Aには補償部34からの補償信号CMが加算されており、補償信号CMの加算によってシステム系の補償を行い、収れん性や慣性特性等を改善するようようになっている。補償部34は、セルフアライニングトルク(SAT)343と慣性342を加算部344で加算し、その加算結果に更に収れん性341を加算部345で加算し、加算部345の加算結果を補償信号CMとしている。
上述のような一般的な電動パワーステアリング装置では、一定以上のステアリング用車輪の転舵を阻止するためのラックエンド機構が設けられていて、操向ハンドルを中立位置から左右にそれぞれ所定のラックエンド角まで操舵して、ステアリング用車輪の転舵角が最大転舵角に達すると、それ以上は同方向にステアリング用車輪を転舵できないようになっている。このため、操向ハンドルがラックエンド角近傍まで操舵されているにも拘わらず、操向ハンドルに大きな操舵トルクが加えられたことに応答して、モータからステアリング機構に大きな操舵補助力が与えられると、ラックエンド機構に大きな衝撃が加わって、大きな衝撃音を発生したり、ラックエンド機構の構成部品の破損や変形などを生じたりする恐れがある。
このような問題を回避する装置として、例えば特公平6−4417号公報(特許文献1)に開示されているものがある。特許文献1に記載の装置では、操向ハンドルの操舵角がラックエンド角近傍の所定角度に達した後、目標電流値を転舵角の増加に伴って減少させて行き、転舵角がラックエンド角に達したときに目標電流値を零にすることにより、ラックエンド機構に大きな衝撃が加わることを防止するようにしている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の装置では、操舵ハンドルがラックエンド角近傍で反対方向へ切り返された場合に、転舵角が所定角度以下になるまでの間、目標電流値に制限が加えられるため、操舵トルクに応じた十分な操舵補助力をステアリング機構に与えることができず、操向ハンドルが重くなってしまう問題がある。
特公平6−4417号公報 特開2004−175196号公報
上記特許文献1に記載の装置の問題点を解決したものとして、特開2004−175196号公報(特許文献2)に示されるものがある。特許文献2に示される装置では、舵角検出によって所定角度以上の舵角が検出されているときに、モータの駆動目標値を制限する制限手段(図13における電流制限部33)を設け、この制限手段による駆動目標値の制限が行われているときに、操舵トルク検出手段によって操向ハンドルを中立位置に戻す方向の所定トルク値以上の操舵トルクが検出されたことに応答して、制限手段による駆動目標値の制限を解除するようにしている。
しかしながら、特許文献2に記載の装置では、ラックエンドへ当てた前後ではトルクが大きく変化し、適切な所定値を設定することが極めて困難であるといった問題がある。
本発明は上述のような事情からなされたものであり、本発明の目的は、舵角及び回転速度を考慮したヒッティングノイズ対策により、ラックエンド付近においてドライバに不快感を与えることなく自然な操舵感でアシストを制限する高性能な電動パワーステアリング装置の制御装置を提供することにある。
本発明は、操舵トルク値及び車速に基づいて電流指令値を演算する電流指令値演算部と、前記電流指令値に基づいてステアリング機構に操舵補助力を付与するモータを制御するモータ駆動制御部とを具備した電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、本発明の上記目的は、舵角を検出する舵角センサと、前記モータの回転速度を検出する回転速度センサと、前記舵角及び回転速度に基づいて前記操舵トルク値を制限する制限手段とを具備し、前記制限手段が、前記舵角の絶対値が第1所定値以上であり、かつ前記回転速度の絶対値が第2所定値以上であるときに、前記舵角の絶対値の増加に従って前記制限を大きくし、前記回転速度の絶対値の増加に従って前記制限を大きくすることにより達成される。
また、本発明は、操舵トルク値及び車速に基づいて電流指令値を演算する電流指令値演算部と、前記電流指令値に基づいてステアリング機構に操舵補助力を付与するモータを制御するモータ駆動制御部とを具備した電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、本発明の上記目的は、舵角を検出する舵角センサと、前記モータの回転速度を検出する回転速度センサと、前記操舵トルク値のゲインを可変するゲイン部と、前記舵角及び回転速度に基づいて前記ゲイン部のゲインを可変するヒッティングノイズ対策部とを具備し、
前記ヒッティングノイズ対策部が、前記舵角の絶対値が第1所定値以上であり、かつ前記回転速度の絶対値が第2所定値以上であるときに、前記舵角の絶対値の増加に従って小さくなり、かつ前記回転速度の増加に従って小さくなる制限ゲインを出力するようになっていることにより達成される。
本発明の上記目的は、前記ヒッティングノイズ対策部が、前記回転速度に対応したゲインを出力する第1ゲイン部と、前記舵角に対応したゲインを出力する第2ゲイン部とを有し、前記第1ゲイン部の出力と前記第2ゲイン部の出力との積を制限ゲインとして出力することにより、或いは前記ヒッティングノイズ対策部が、ハンドルの切増し切戻しを判定する切増し切戻し判定部を有し、切増しと判定されたときに制限ゲインを出力することにより、或いは前記ヒッティングノイズ対策部が、前記車速に対応したゲインを出力するゲイン部を有し、前記ゲイン部の出力を乗算した制限ゲインを出力することにより、より効果的に達成される。
更に、本発明は、操舵トルク値及び車速に基づいて電流指令値を演算する電流指令値演算部と、前記電流指令値に基づいてステアリング機構に操舵補助力を付与するモータを制御するモータ駆動制御部と、前記モータの回転速度を検出する回転速度センサとを具備し、前記回転速度を前記電流指令値にフィードバックする角速度フィードバック系となっている電動パワーステアリング装置の制御装置に関し、本発明の上記目的は、舵角を検出する舵角センサと、前記舵角、操舵トルク値及び回転速度に基づいて前記角速度フィードバック系のゲインを可変するヒッティングノイズ対策部とを設け、前記舵角が所定値以上となったときに、前記回転速度に乗じる前記ゲインを大きくして前記電流指令値を制限し、前記ヒッティングノイズ対策部が、前記舵角に応じて第1ゲインを出力するゲインテーブルと、前記第1ゲインに応じて前記回転速度のゲインを可変する第1ゲイン部と、ハンドルの切増し切戻しを判定する切増し切戻し判定部と、前記回転速度及び前記第1ゲインの出力を入力するスイッチと、前記切増し切戻し判定部の判定結果に従って前記スイッチを切替える切替え部と、前記スイッチの出力に従って前記角速度フィードバック系のゲインを可変する第2ゲイン部とで構成されていることにより達成される。
本発明の上記目的は、前記ヒッティングノイズ対策部が、切増しと判定したときに前記ゲインを大きくするようになっていることにより、或いは前記切増し切戻し判定部が、前記舵角及び前記回転速度に基づいて或いは前記操舵トルク値及び前記回転速度に基づいて切増し切戻しを判定することにより、或いは前記電流指令値に補償信号を加算して特性改善を行う補償系を設け、前記第2ゲイン部の出力を前記補償系に減算入力することにより、或いは前記回転速度を車速に対応したゲインでフィードバックすることにより、より効果的に達成される。
本発明に係る電動パワーステアリング装置の制御装置によれば、収れん性、慣性、摩擦補償等の補償系はそのままで操舵トルク値を低減させ、アシストトルクのみを低減できるので、ドライバに自然な操向感を与えて操舵フィーリングが良く、ドライバに違和感を与えることがない。
本発明によれば、ラックエンド付近の操舵角以上で、かつ回転速度が大きいときにアシストトルクを低減させるので、回転速度が大きいときにラックエンドに当てた場合の衝撃を和らげることができる。また、ラックエンド付近の操舵角以上で、かつ切増し時のみにモータ角速度フィードバックのゲインを上げてアシスト量を減少させているので、操舵速度を遅くさせ、ヒッティングノイズを低減することができる。
また、本発明ではハンドルの切戻しを判定し、アシスト制限をしないようにしているので、引っかり感のない操舵感が得られる。
本発明の電動パワーステアリング装置の制御装置では、舵角を検出する舵角センサと、モータの回転速度を検出する回転速度センサと、舵角及び回転速度に基づいて操舵トルク値を制限する制限手段とを設け、舵角がラックエンド付近となっているときに制限を大きく、回転速度が大きいときに制限を大きくする。このように、ラックエンド付近の舵角以上で、かつ回転速度が設定値以上の場合に操舵補助のための出力ゲインを下げるので、ドライバに不快感若しくは違和感を与えるヒッティングノイズを低減することができ、ドライバに自然な操舵感を与えることができる。

また、ラックエンド付近の舵角以上で、かつハンドルの切増し時のみにモータ角速度フィードバック系のゲインを上げてアシスト量を減少させているので、操舵速度を遅くさせ、ヒッティングノイズを低減することができる。車速0や高速走行中はエンド付近に衝撃を与えるほどの操舵はできないのでアシスト制限を小さくし、タイヤからの反力が小さく、端当てが発生し易い低速時に制限ゲインを下げている。更に、制限ゲインの急変は操舵トルクの急変と同様に作用するため、急変防止のための変化率制限部を設け、舵角センサ等の故障でエンド付近が判定できない場合は、アシスト制限を実施しないようにしている。
以下に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施例を図13に対応させて示しており、トルクセンサ(図示せず)からの操舵トルク値Tはゲイン部41でゲイン調整されて電流指令値演算部31に入力され、車速センサ(図示せず)からの車速Vは電流指令値演算部31に入力され、電流指令値演算部31で演算された電流指令値Irefは加算器32Aに入力される。ゲイン部41は、ラックエンド付近でのアシストを制限するためのヒッティングノイズ対策部40からのゲイン信号G1によってゲインK1倍される。モータ20には回転センサ42が取付けられており、回転センサ42で検出される回転速度(角速度)ωがヒッティングノイズ対策部40に入力される。また、舵角センサ(図示せず)によって検出される舵角θがヒッティングノイズ対策部40に入力されている。更に、ヒッティングノイズ対策部40には、操舵トルク値T及び車速Vも入力されている。
なお、電流制限部33は特許文献2に記載のものと同様な機能を有しており、操舵トルク値T、舵角θ及び車速Vによって設定された目標電流値を制限値以下に制限して出力するようになっている。
ヒッティングノイズ対策部40の詳細は図2に示すようになっており、舵角θは判定制御部410及び切増し切戻し判定部420に入力されると共に、絶対値回路401で絶対値化されてゲインテーブル402に入力され、絶対値|θ|に対応して出力されるゲインテーブル402からのゲイン出力g1は乗算器403に入力される。また、回転速度ωは切増し切戻し判定部420に入力されると共に、絶対値回路404で絶対値化されてゲインテーブル405に入力され、絶対値|ω|に対応して出力されるゲインテーブル405からのゲイン出力g2は乗算器403及び判定制御部410に入力される。車速Vはゲインテーブル406に入力され、車速Vに対応して出力されるゲイン出力g3は乗算器407に入力されると共に、判定制御部410に入力される。判定制御部420には、更に舵角センサ等の故障や異常を検知する故障検知部421からの故障信号ABが入力され、乗算器403の乗算結果は乗算器407に入力されると共に、スイッチ423の接点a11に入力される。乗算器407の乗算結果はスイッチ422の接点b11に入力され、スイッチ422の出力はスイッチ423の接点b12に入力される。スイッチ423の接点a12には固定のゲイン“1”が入力されており、スイッチ423の出力は変化率制限部424を経てゲイン信号G1となる。
ゲインテーブル402の特性は図3に示すように、舵角θの絶対値|θ|が所定値|θ|まではゲインg1=1を保持し、それ以降は1次関数で減少し(|θ|まで)、ゲインテーブル405の特性は図4に示すように、回転速度ωの絶対値|ω|が所定値|ω|まではゲインg2=1を保持し、それ以降は1次関数で減少する(|ω|まで)ようになっている。また、ゲインテーブル406の特性は図5に示すように、車速0から車速Vまで1次関数で減少し、その後車速Vまで1次関数で増加し、それ以降はゲインg3=1を保持するようになっている。ゲインテーブル402からのゲインg1は乗算器403に入力されると共に、判定制御部410に入力され、ゲインテーブル405からのゲインg2も乗算器403に入力されると共に、判定制御部410に入力され、ゲインテーブル406からのゲインg3は乗算器407に入力されると共に、判定制御部410に入力される。
切増し切戻し判定部420は、図6に示すように舵角θと回転速度ωの符号が同一の場合に切増しと判定し、舵角θと回転速度ωが異符号の場合に切戻しと判定して2値(切増し、切戻し)の判定信号DSを出力して判定制御部410に入力する。また、特開2003−170856で示されるように操舵トルク値Tの符号と操舵トルク変化率の符号とが同一で、かつ操舵トルク変化率の絶対値が所定値以上のときに切増しと判定し、操舵トルク値Tの符号と操舵トルク変化率の符号とが異符号で、かつ操舵トルク変化率の絶対値が所定値以上のときに切戻しと判定するようにしても良いし、操舵トルク値Tと回転速度ωの符号が同一の場合に切増しと判定し、異符号の場合に切戻しと判定するようにしても良い。
また、故障検知部421は舵角センサ等の異常や故障を検知するようになっており、異常や故障が検知された場合には故障信号ABを判定制御部410に入力する。
乗算器403の乗算結果はスイッチ422の接点a11に入力され、乗算器407の乗算結果はスイッチ422の接点b11に入力される。スイッチ423の接点a12には固定ゲイン“1”が供給され、スイッチ423の接点b12にはスイッチ422の出力が供給され、スイッチ422及び423の接点は判定制御部410からの切替え信号SW1及びSW2によってそれぞれ切替えられる。スイッチ423の出力G1aは変化率制限部424に入力され、所定の変化率以上にならないようにしてゲイン信号G1を出力する。
このような構成において、舵角θ、回転速度ω、車速V及び操舵トルクTが入力されて処理されるが、切増し切戻し判定部420は上述した方法で判定した判定信号DSを判定制御部410に入力し、故障検知部421は舵角センサ等の異常や故障を検知すると故障信号ABを判定制御部410に入力する。判定制御部410は、図7に示すようなフローチャ−トに従ってゲイン制限の動作を実行する。
判定制御部410は、先ずゲインテーブル402からのゲインg1又はゲインテーブル405からのゲインg2がゲイン“1”であるか否かを判定し(ステップS1)、ゲインg1又はg2が“1”であれば切替え信号SW2によってスイッチ423の接点を“a12”とする(ステップS2)。これにより、ゲイン信号G1(G1a)は固定されたゲイン“1”となり、操舵トルク値Tに対するアシスト制限は実施されない。上記ステップS1でそれ以外の状態が判定された場合には、切替え信号SW1によってスイッチ422の接点を“a11”にすると共に(ステップS3)、切替え信号SW2によってスイッチ423の接点を“b12”にする(ステップS4)。これにより、ゲインg1とゲインg2の積算値(=g1×g2)がスイッチ422及び423を経て出力され、ゲイン信号G1によってゲイン部41で操舵トルク値Tをゲイン調整、つまりアシスト制限する。
その後、判定制御部410はゲインg1が“1”、又はゲインg2が“1”、又は舵角θ×回転速度ω≦0であるか否かを判定し(ステップS10)、上記条件が満たされた場合には、切替え信号SW2によってスイッチ423の接点を“a12”とする(ステップS11)。これにより、ゲイン信号G1(G1a)は固定されたゲイン“1”となり、操舵トルク値Tに対するアシスト制限は実施されない。なお、舵角θ×回転速度ω≦0の判定は切戻しの判定となっており、切増し切戻し判定部420からの判定信号DSに基づいて行っても良い。一方、上記ステップS110で上記条件が満たされない場合は、切替え信号SW1によってスイッチ422の接点を“b11”にすると共に(ステップS12)、切替え信号SW2によってスイッチ423の接点を“b12”にする(ステップS13)。これにより、ゲインg1、ゲインg2及びゲインg3の積算値(=g1×g2×g3)がスイッチ422及び423を経て出力され、車速Vを考慮したゲイン信号G1によってゲイン部41で操舵トルク値Tをゲイン調整、つまりアシスト制限する。
判定制御部410は更に、故障検知部421から故障信号ABが入力されているか否かを判定しており(ステップS20)、故障信号ABが入力された場合には、切替え信号SW2によってスイッチ423の接点を“a12”とし、アシスト制限をしないようにする。
ここにおいて、ゆっくり操舵してラックエンドに当てた場合の衝撃は小さく、回転速度ωが大きいときにラックエンドに当てた場合の衝撃が大きいため、本発明ではラックエンドに近く、かつ回転速度ωが大きいときにアシストトルクを低減させる。このため、舵角θが大きくなってラックエンド付近になると、つまり舵角θの絶対値が|θ|以上になり、回転速度ωの絶対値|ω|が|ω|以上になったときにアシスト制限を行っている。
以上のように本第1実施例によれば、ラックエンド付近の操舵角θ以上で、かつモータ回転速度ωが設定値ω以上の場合に、或いは切戻し時に操舵トルク値Tのゲインを下げるようになっている。従って、ラックエンド付近でアシスト量を減少させ、ハンドルを重くして操舵速度を遅くさせることができ、ラックエンドに起因するヒッティングノイズを低減させることができる。従来においては、回転速度ωや舵角θ、或いは変化率に基づいてアシストトルクを制限することは全く考慮されていなかった。
なお、図7の判定順序は一例であり、ステップS1、ステップS10及びステップS20の順番は任意に変更可能である。また、上述ではゲインを乗じて操舵トルク値Tを制限するようにしているが、上限値及び下限値を設定したリミッタを用いても同様な効果が得られる。
図8は本発明の第2実施例を図1に対応させて示しており、トルクセンサからの操舵トルク値Tは電流指令値演算部31に入力されと共にヒッティングノイズ対策部50に入力され、車速センサからの車速Vは電流指令値演算部31に入力されると共に角速度フィードバック部60内のゲインテーブル61に入力され、電流指令値演算部31で演算された電流指令値Irefは従来と同様に加算器32Aに入力される。また、回転速度ωは角速度フィードバック部60内のゲイン部62に入力されると共にヒッティングノイズ対策部50に入力され、ゲイン部62でゲイン調整された回転信号ωaは補償部34内のゲイン部346に入力される。ヒッティングノイズ対策部50には舵角センサからの舵角θが入力され、ゲイン部346はヒッティングノイズ対策部50からのゲイン信号G2(K3又はK4)によってゲインK2倍されて減算器347に入力される。減算器347はSAT343からゲイン調整された回転速度ωbを減算し、減算結果を加算器344に入力する。
なお、図8ではゲイン調整された回転速度ωbが補償部34内の減算器347に減算入力されているが、回転速度ωを電流指令値Iref、Irefmにフィードバックする角速度フィードバック制御部を有している場合には、フィードバック系経路に減算入力すればその位置は任意である。
ヒッティングノイズ対策部50の詳細は図9に示すようになっており、舵角θは絶対値回路51で絶対値化され、絶対値|θ|はゲインテーブル52に入力される。ゲインテーブル52の特性は図10に示すように、舵角θの絶対値|θ|が所定値|θ|まではK4=1を保持し、それ以降はステップ関数で増加して“1”より大きいゲインを保持するようになっている。ゲインテーブル52の出力K4はゲイン部53にゲイン信号として与えられ、角速度フィードバック部60からの回転速度ωaはゲインK4でゲイン調整されてスイッチ54の接点b2に与えられる。また、角速度フィードバック部60からの回転速度ωaはスイッチ54の接点a2に与えられ、スイッチ54からのゲイン信号G2がゲイン部346に入力される。
また、ヒッティングノイズ対策部50には操向ハンドルの切増し切戻し判定部55が設けられており、その判定結果は切替え部56に入力され、切替え部56は切増し切戻し判定部55の判定結果に従ってスイッチ54の接点a2、b2を切替える。切増し切戻し判定部55は、前述の第1実施例で説明したものと同一のものであり、切増し、切戻しの判定信号DSを出力する。
角速度フィードバック部60のゲインテーブル61は図11に示すような車速Vに対応した1次関数となっており、ゲインK3でゲイン調整された回転速度ωaがゲイン部62から出力され、スイッチ54の接点a2及びゲイン部53に入力される。
このような構成において、切増し切戻し判定部55で切増しが判定されると切替え部56を介してスイッチ54は接点b2に接続され、切戻しが判定されると接点a2に接続される。従って、切戻しの場合には車速Vでゲイン調整された回転速度ωaがゲイン部346に入力され、ゲイン部346はヒッティングノイズ対策部50からのゲイン信号G2でゲイン調整され、そのゲイン調整された回転速度ωb、つまり回転速度ωa(=ωb)が減算器347に入力される。このように、切戻しの場合にはゲインが“1”になっているので、通常の角速度フィードバック系の制御が実行される。
そして、切増し切戻し判定部55が切増しを判定すると、切替え部56を介してスイッチ54は接点a2に接続され、舵角θが所定値θ以上、つまりラックエンド付近の舵角以上で、1よりも大きいゲインK4でゲイン調整された回転速度ωaがスイッチ54から出力されてゲイン部346に入力され、ゲイン信号G2でゲイン調整された回転速度ωbが減算器347に入力される。回転速度ωbが補償部34内の減算器347に入力されることにより、角速度フィードバック系のゲインを大きくしてアシスト量を小さくすることができる。
以上のように本第2実施例によれば、ラックエンド付近の操舵角以上で、かつ切増し時のみモータ角速度フィードバックのゲインを上げるようになっているので、ヒッティングノイズを低減することができる。つまり、角速度フィードバックのゲインを上げることによりアシスト量を減少させ、ハンドルを重くして操舵速度を遅くさせる。ハンドル切増し時のみに低減補償を行うのは、切戻し時に低減補償を行うと引っかり感を生じ、操舵フィーリングを悪化させる場合があるからである。
なお、切増し時のみに低減補正を行い、切戻し時にオフするようにしても良い。また、角速度フィードバック部60は車速感応型でなく、直接回転速度ωをゲイン部346に入力するようにしても良い。
更に、上記第1実施例と第2実施例を併せて実施することも可能である。
本発明によれば、収れん性、慣性補償、摩擦補償等の補償系はそのままで、アシストトルクのみを低減できるので、操舵フィーリングが良く、ドライバに違和感を与えることもなく、更に回転速度に関する補償値を増加させてラックエンドに当てた衝撃を低減することができるので、ドライバに不快感や違和感を与えることのない高性能な電動パワーステアリング装置を実現することができる。
本発明の第1実施例を示すブロック構成図である。 第1実施例に係るヒッティングノイズ対策部の一例を示すブロック図である。 ゲインテーブル(舵角)の一例を示す特性図である。 ゲインテーブル(回転速度)の一例を示す特性図である。 ゲインテーブル(車速)の一例を示す特性図である。 切増し切戻しの判定を説明するための図である。 判定制御部の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施例を示すブロック構成図である。 第2実施例に係るヒッティングノイズ対策部の例を示すブロック図である。 ゲインテーブル(舵角)の一例を示す特性図である。 ゲインテーブルの一例を示す特性図である。 一般的な電動パワーステアリング装置の構成例を示す図である。 コントロールユニットの一例を示すブロック構成図である。
符号の説明
1 操向ハンドル
2 コラム軸
3 減速ギア
10 トルクセンサ
11 イグニションキー
12 車速センサ
14 バッテリ
20 モータ
30 コントロールユニット
31 電流指令値演算部
33 電流制御部
34 補償部
35 PI制御部
36 PWM制御部
37 インバータ回路
40、50 ヒッティングノイズ対策部
51、401、404 絶対値回路
52、402、405、406 ゲインテーブル
54、422、423 スイッチ
56 切替え部
55、420 切増し切戻し判定部
403、407 乗算器
410 判定制御部
421 故障検知部
424 変化率制限部

Claims (10)

  1. 操舵トルク値及び車速に基づいて電流指令値を演算する電流指令値演算部と、前記電流指令値に基づいてステアリング機構に操舵補助力を付与するモータを制御するモータ駆動制御部とを具備した電動パワーステアリング装置の制御装置において、
    舵角を検出する舵角センサと、前記モータの回転速度を検出する回転速度センサと、前記舵角及び回転速度に基づいて前記操舵トルク値を制限する制限手段とを具備し、
    前記制限手段が、前記舵角の絶対値が第1所定値以上であり、かつ前記回転速度の絶対値が第2所定値以上であるときに、前記舵角の絶対値の増加に従って前記制限を大きくし、前記回転速度の絶対値の増加に従って前記制限を大きくすることを特徴する電動パワーステアリング装置の制御装置。
  2. 操舵トルク値及び車速に基づいて電流指令値を演算する電流指令値演算部と、前記電流指令値に基づいてステアリング機構に操舵補助力を付与するモータを制御するモータ駆動制御部とを具備した電動パワーステアリング装置の制御装置において、
    舵角を検出する舵角センサと、前記モータの回転速度を検出する回転速度センサと、前記操舵トルク値のゲインを可変するゲイン部と、前記舵角及び回転速度に基づいて前記ゲイン部のゲインを可変するヒッティングノイズ対策部とを具備し、
    前記ヒッティングノイズ対策部が、前記舵角の絶対値が第1所定値以上であり、かつ前記回転速度の絶対値が第2所定値以上であるときに、前記舵角の絶対値の増加に従って小さくなり、かつ前記回転速度の増加に従って小さくなる制限ゲインを出力するようになっていることを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  3. 前記ヒッティングノイズ対策部が、前記回転速度に対応したゲインを出力する第1ゲイン部と、前記舵角に対応したゲインを出力する第2ゲイン部とを有し、前記第1ゲイン部の出力と前記第2ゲイン部の出力との積を制限ゲインとして出力するようになっている請求項2に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  4. 前記ヒッティングノイズ対策部が、ハンドルの切増し切戻しを判定する切増し切戻し判定部を有し、切増しと判定されたときに制限ゲインを出力するようになっている請求項2又は3に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  5. 前記ヒッティングノイズ対策部が、前記車速に対応したゲインを出力するゲイン部を有し、前記ゲイン部の出力を乗算した制限ゲインを出力するようになっている請求項2乃至4のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  6. 操舵トルク値及び車速に基づいて電流指令値を演算する電流指令値演算部と、前記電流指令値に基づいてステアリング機構に操舵補助力を付与するモータを制御するモータ駆動制御部と、前記モータの回転速度を検出する回転速度センサとを具備し、前記回転速度を前記電流指令値にフィードバックする角速度フィードバック系となっている電動パワーステアリング装置の制御装置において、
    舵角を検出する舵角センサと、前記舵角、操舵トルク値及び回転速度に基づいて前記角速度フィードバック系のゲインを可変するヒッティングノイズ対策部とを設け、
    前記舵角が所定値以上となったときに、前記回転速度に乗じる前記ゲインを大きくして前記電流指令値を制限し、
    前記ヒッティングノイズ対策部が、前記舵角に応じて第1ゲインを出力するゲインテーブルと、前記第1ゲインに応じて前記回転速度のゲインを可変する第1ゲイン部と、ハンドルの切増し切戻しを判定する切増し切戻し判定部と、前記回転速度及び前記第1ゲインの出力を入力するスイッチと、前記切増し切戻し判定部の判定結果に従って前記スイッチを切替える切替え部と、前記スイッチの出力に従って前記角速度フィードバック系のゲインを可変する第2ゲイン部とで構成されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
  7. 前記ヒッティングノイズ対策部が、切増しと判定したときに前記ゲインを大きくするようになっている請求項6に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  8. 前記切増し切戻し判定部が、前記舵角及び前記回転速度に基づいて或いは前記操舵トルク値及び前記回転速度に基づいて切増し切戻しを判定するようになっている請求項6又は7に記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  9. 前記電流指令値に補償信号を加算して特性改善を行う補償系が設けられており、前記第2ゲイン部の出力を前記補償系に減算入力するようになっている請求項6乃至8のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
  10. 前記回転速度が車速に対応したゲインでフィードバックされるようになっている請求項6乃至9のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置の制御装置。
JP2005063399A 2005-03-08 2005-03-08 電動パワーステアリング装置の制御装置 Expired - Fee Related JP4639861B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005063399A JP4639861B2 (ja) 2005-03-08 2005-03-08 電動パワーステアリング装置の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005063399A JP4639861B2 (ja) 2005-03-08 2005-03-08 電動パワーステアリング装置の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006248252A JP2006248252A (ja) 2006-09-21
JP4639861B2 true JP4639861B2 (ja) 2011-02-23

Family

ID=37089206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005063399A Expired - Fee Related JP4639861B2 (ja) 2005-03-08 2005-03-08 電動パワーステアリング装置の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4639861B2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007006232A1 (de) * 2007-02-08 2008-08-14 Zf Lenksysteme Gmbh Verfahren zum Betrieb eines Lenksystems in einem Kraftfahrzeug
JP5181527B2 (ja) * 2007-05-15 2013-04-10 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
JP5056162B2 (ja) * 2007-05-23 2012-10-24 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置の制御装置
US8066092B2 (en) 2007-11-06 2011-11-29 Honda Motor Co., Ltd. Electric power steering device
JP5556219B2 (ja) * 2010-02-18 2014-07-23 株式会社ジェイテクト 電動パワーステアリング装置
JP5691789B2 (ja) * 2011-04-21 2015-04-01 トヨタ自動車株式会社 電動パワーステアリング装置
JP5983017B2 (ja) * 2012-05-16 2016-08-31 日産自動車株式会社 車両の操舵制御装置
JP2014152721A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Hitachi Automotive Systems Steering Ltd 可変容量形ポンプ
US9731752B2 (en) * 2013-07-26 2017-08-15 Nissan Motor Co., Ltd. Steering control device for vehicle and steering control method for vehicle
JP6209444B2 (ja) * 2013-12-25 2017-10-04 株式会社ショーワ 電動パワーステアリング装置
JP6279367B2 (ja) * 2014-03-17 2018-02-14 日立オートモティブシステムズ株式会社 パワーステアリング装置
JP6313703B2 (ja) * 2014-12-12 2018-04-18 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動パワーステアリング装置
JP6961934B2 (ja) * 2016-09-16 2021-11-05 株式会社ジェイテクト 操舵装置
KR102389170B1 (ko) * 2017-05-22 2022-04-21 주식회사 만도 조향 보조 모터의 제어 장치 및 제어 방법
JP6922508B2 (ja) * 2017-07-20 2021-08-18 株式会社ジェイテクト パワーステアリング装置
JP7014028B2 (ja) * 2018-04-19 2022-02-15 株式会社デンソー ステアリング制御装置
JP7014029B2 (ja) * 2018-04-20 2022-02-15 株式会社デンソー ステアリング制御装置
EP3753808B1 (en) * 2019-06-17 2023-08-09 Volvo Car Corporation Dynamic end-stops for electric power steering
JP2023078626A (ja) * 2021-11-26 2023-06-07 日立Astemo株式会社 制御装置、及びこれの制御方法、電動パワーステアリング装置
JP2024048714A (ja) * 2022-09-28 2024-04-09 株式会社小松製作所 作業機械、および作業機械の制御方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01293272A (ja) * 1988-05-23 1989-11-27 Nippon Seiko Kk 電動式動力舵取装置
JPH06340270A (ja) * 1993-06-01 1994-12-13 Koyo Seiko Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JPH08282519A (ja) * 1995-04-10 1996-10-29 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置の制御装置
JPH0971251A (ja) * 1995-09-07 1997-03-18 Toyota Autom Loom Works Ltd 電動式パワーステアリング装置及びパワーステアリング制御方法
JPH1143059A (ja) * 1997-07-25 1999-02-16 Honda Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2002127926A (ja) * 2000-10-20 2002-05-09 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2002145101A (ja) * 2000-11-17 2002-05-22 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP2002145100A (ja) * 2000-11-17 2002-05-22 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP2003081119A (ja) * 2001-09-14 2003-03-19 Mazda Motor Corp 自動車の電動パワーステアリング装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01293272A (ja) * 1988-05-23 1989-11-27 Nippon Seiko Kk 電動式動力舵取装置
JPH06340270A (ja) * 1993-06-01 1994-12-13 Koyo Seiko Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JPH08282519A (ja) * 1995-04-10 1996-10-29 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置の制御装置
JPH0971251A (ja) * 1995-09-07 1997-03-18 Toyota Autom Loom Works Ltd 電動式パワーステアリング装置及びパワーステアリング制御方法
JPH1143059A (ja) * 1997-07-25 1999-02-16 Honda Motor Co Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2002127926A (ja) * 2000-10-20 2002-05-09 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置
JP2002145101A (ja) * 2000-11-17 2002-05-22 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP2002145100A (ja) * 2000-11-17 2002-05-22 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP2003081119A (ja) * 2001-09-14 2003-03-19 Mazda Motor Corp 自動車の電動パワーステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006248252A (ja) 2006-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4639861B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP5055741B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
CN109572807B (zh) 电动助力转向装置
JP4872298B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP5109342B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3412579B2 (ja) 車両の電動パワーステアリング装置
JP5181527B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4872378B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
WO2009128466A1 (ja) 電動パワーステアリング装置及びその制御方法
JP5958678B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2008049914A (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP5028960B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4356456B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
US9481392B2 (en) Electric power steering device
JP4849065B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP4715446B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP5056162B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP2009051278A (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP5098687B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP5233083B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
US8082080B2 (en) Electric power steering apparatus
JP7147553B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5082267B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP5245810B2 (ja) 電動パワーステアリング制御装置
JP2009248838A (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4639861

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees