JP2001260627A - 車両用空調制御装置 - Google Patents

車両用空調制御装置

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JP2001260627A
JP2001260627A JP2000082243A JP2000082243A JP2001260627A JP 2001260627 A JP2001260627 A JP 2001260627A JP 2000082243 A JP2000082243 A JP 2000082243A JP 2000082243 A JP2000082243 A JP 2000082243A JP 2001260627 A JP2001260627 A JP 2001260627A
Authority
JP
Japan
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vehicle
outside air
delay time
air temperature
conditioning control
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Pending
Application number
JP2000082243A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Nishida
孝則 西田
Koji Tanaka
浩二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Climate Systems Corp
Original Assignee
Japan Climate Systems Corp
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Publication date
Application filed by Japan Climate Systems Corp filed Critical Japan Climate Systems Corp
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Publication of JP2001260627A publication Critical patent/JP2001260627A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00735Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models
    • B60H1/00807Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models the input being a specific way of measuring or calculating an air or coolant temperature

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナビゲーションシステムを搭載した車両に於
いて、新たにセンサ等を追加することなく、渋滞等であ
っても外気温度を的確に検出して車内を適切に空調制御
する。 【解決手段】 渋滞情報及び車両位置を検出するナビゲ
ーション装置6を設ける。該ナビゲーション装置6で得
られた情報に基づいて、渋滞走行に入ったと判断すれ
ば、前記遅延時間を長く設定し直す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調制御装
置、特に、渋滞走行中の空調制御に適した車両用空調制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロコンピュータにより制
御される、いわゆるフルオート型の車両用空調装置に
は、外気センサ,内気センサ,日射センサ等の車内外諸
条件を検出する各種センサが設けられている。これらの
センサからの検出信号は車内外諸条件の一時的な擾乱に
起因してマイクロコンピュータが誤動作するのを防止す
るために、所定時間遅延させている。
【0003】しかしながら、前記遅延時間は応答性が悪
くならないように比較的短い時間に設定されている。こ
のため、渋滞により停車あるいはノロノロ運転の時間が
長くなると、せっかくの遅延時間が無意味なものとな
り、外気センサがエンジン熱の影響を直接受けることに
なる。
【0004】従来、このような不具合の発生を防止する
ため、前記遅延時間を、車速やその変化率に基づいてさ
らに遅延させるようにした車両用空調制御装置が提案さ
れている(特開平6−183246号公報、実公平2−
13202号公報等参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記車
両用空調制御装置では、車速センサ等、外気センサの誤
検出を防止するためだけに利用される機器を新たに設け
る必要があり、コストアップを招来する。
【0006】本発明者らは、近年、ナビゲーションシス
テムを搭載した車両が多くなってきている点に着目し、
このシステムを利用しても外気センサの誤検出を防止可
能な構成を想到するに至った。
【0007】そこで、本発明は、ナビゲーションシステ
ムを搭載した車両に於いて、新たにセンサ等を追加する
ことなく、渋滞等であっても外気温度を的確に検出して
車内を適切に空調制御することができる車両用空調制御
装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、外気温度検出手段で検出され
る外気温度に遅延時間を設けて外気温度を推測し、該推
測外気温度を含む車内外諸条件に基づいて車内を空調制
御する車両用空調制御装置において、渋滞情報及び車両
位置を検出するナビゲーション装置を設け、該ナビゲー
ション装置で得られた情報に基づいて、渋滞走行に入っ
たと判断すれば、前記遅延時間を長く設定し直すように
したものである。
【0009】この構成により、ナビゲーション装置で得
た渋滞情報に基づいて、外気温度検出手段の検出温度の
上昇要因を渋滞に伴う廃熱によるものであると判断し、
遅延時間を長くすることにより、その廃熱による影響を
抑えることが可能となる。
【0010】前記遅延時間は、渋滞に入ってからの経過
時間に応じて設定し直すと、より一層外気温度を適切に
検出可能となる点で好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面に従って説明する。図1に示す車両用空調制御装
置1では、外気センサ2、内気センサ3、日射センサ4
等の車内外諸条件を検出するための車内外諸条件検出セ
ンサ5での検出信号のほか、ナビゲーション装置6から
の道路交通情報も入力されるようになっている。制御装
置1は、ナビゲーション装置6からの情報に基づいて渋
滞走行に入ったか否かを判断し、車内外諸条件検出セン
サ5での検出温度等に基づいて制御値を演算し、ファン
を駆動するブロアモータ7やエアミックスダンパ8等の
車内空調関連機器9を制御して車内を空調する。
【0012】外気センサ2は、車両前方部に配設され、
外気温度を検出する。外気センサ2の近傍には、車外側
熱交換器やラジエータ等が設けられているため、停車あ
るいはノロノロ運転中にそれらの廃熱の影響を受けるこ
とがある。なお、内気センサ3及び日射センサ4は、車
内前方部に配設され、内気温度及び日射量をそれぞれ検
出する。
【0013】ナビゲーション装置6は、車両位置・方位
・速度等を衛星航法により検出するGPS受信機10、
FM多重放送で送信された渋滞、事故、交通規制等を含
み、定期的に更新される道路交通情報(VICSデー
タ)を受信するVICS受信機(FM多重放送受信機)
11、地図データを記憶する記憶媒体12、地図画像等
を表示するディスプレー13及びナビゲーションコント
ローラ14を備える。
【0014】ナビゲーションコントローラ14は、記憶
媒体12に記憶された地図データを用いて、GPS受信
機やVICS受信機からの受信データに基づいて、地図
画像、車両位置、渋滞情報等をディスプレー13に表示
する。
【0015】次に、前記ナビゲーション装置6を利用し
た空調制御について図2に示すフローチャートに従って
説明する。
【0016】まず、車内外諸条件検出センサ5等から車
内外諸条件を読み込む(ステップS1)。また、ナビゲ
ーション装置6から渋滞情報及び車両位置に関するデー
タを読み込む(ステップS2)。そして、これらの読み
込みデータに基づいて、現在、渋滞を走行中であるか否
かを判断する(ステップS3)。
【0017】渋滞走行中でないと判断すれば、外気セン
サ2で検出された外気温度に対する遅延時間をt1とす
る(ステップS4)。一方、渋滞走行中であると判断す
れば、外気センサ2で検出された外気温度に対する遅延
時間をt1よりも長い時間t2とする(ステップS
5)。
【0018】ここで、決定された遅延時間に基づいて外
気温度を推測する遅延処理を行い、その結果をディスプ
レー13に表示する(ステップS6)。また、推測した
外気温度及び他の車内外諸条件に基づいて所定の演算を
行い、ブロア電圧、エアミックスダンパ開度等を制御し
て車内を空調する(ステップS7)。
【0019】具体的に、例えば、図3に示すように、外
気センサ2での検出温度が0℃から30℃に変化した場
合、外気温度としてそのまま30℃を使用するのではな
く、遅延時間を考慮する。渋滞走行中でなければ、遅延
時間t1が経過した時点で、外気温度が0℃から温度差
の90%すなわち27℃を加算した値まで温度変化する
と仮定し、現在の外気温度を推測する。一方、渋滞走行
中であれば、遅延時間としてt1よりも長い時間t2を
考慮する。したがって、図4のグラフに示すように、渋
滞走行中でない場合と渋滞走行中とで遅延時間を変更し
た場合の温度変化は、遅延時間を変更しなかった場合に
比べて小さく抑えることができ、車内空調への悪影響を
抑制することが可能である。
【0020】なお、前記実施形態では、空調制御は制御
周期(例えば、1秒)毎に行い、その都度、外気温度を
推測し空調制御の演算をし直すようにしている。
【0021】また、前記実施形態では、遅延時間をt1
及びt2の2段階に設定したが、渋滞走行となってから
の経過時間に応じて多段階に設定してもよい。例えば、
渋滞走行からの経過時間が10分では遅延時間t2、2
0分ではt3、……とすればよい。これにより、より一
層適切な外気温度の推測が可能となり、車内空調を適切
に行うことができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ナビゲーション装置で得られる渋滞情報を有
効利用することにより、渋滞に伴う廃熱の影響を抑制
し、外気温度検出手段での検出温度を推測しているの
で、ナビゲーション装置を搭載する車両に於いて新たに
センサ等を追加することなく、車内を適切に空調制御す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る車両用空調制御装置を示す
ブロック図である。
【図2】 図1の車両用空調制御装置による空調制御を
示すフローチャートである。
【図3】 図2の遅延時間に基づいて外気温度の推測を
行うためのグラフである。
【図4】 外気温度と推測温度との変化を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
1…制御装置 2…外気センサ 6…ナビゲーション装置 14…ナビゲーションコントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気温度検出手段で検出される外気温度
    に遅延時間を設けて外気温度を推測し、該推測外気温度
    を含む車内外諸条件に基づいて車内を空調制御する車両
    用空調制御装置において、 渋滞情報及び車両位置を検出するナビゲーション装置を
    設け、 該ナビゲーション装置で得られた情報に基づいて、渋滞
    走行に入ったと判断すれば、前記遅延時間を長く設定し
    直すようにしたことを特徴とする車両用空調制御装置。
  2. 【請求項2】 前記遅延時間は、渋滞に入ってからの経
    過時間に応じて設定し直すようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の車両用空調制御装置。
JP2000082243A 2000-03-23 2000-03-23 車両用空調制御装置 Pending JP2001260627A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014240246A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 スズキ株式会社 車両用制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014240246A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 スズキ株式会社 車両用制御装置

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