JP2001258264A - 電圧形自励式変換器の制御装置 - Google Patents

電圧形自励式変換器の制御装置

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JP2001258264A
JP2001258264A JP2000066045A JP2000066045A JP2001258264A JP 2001258264 A JP2001258264 A JP 2001258264A JP 2000066045 A JP2000066045 A JP 2000066045A JP 2000066045 A JP2000066045 A JP 2000066045A JP 2001258264 A JP2001258264 A JP 2001258264A
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Hiroshi Uchino
廣 内野
Yukio Kadota
行生 門田
Hajime Yamamoto
肇 山本
Kenichi Tanomura
顕一 田能村
Noriko Kawakami
紀子 川上
Yoshinori Sakanaka
好典 坂中
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Toshiba Corp
Shibafu Engineering Corp
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Toshiba Corp
Shibafu Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】交流系統の急激な電圧変動による交流端子電流
の上昇に伴って流れる変換器過電流を抑制して運転を継
続可能にすることにある。 【解決手段】自己消弧形スイッチング素子がブリッジ接
続され、且つ直流を交流に変換する変換器1の交流端子
電流を検出し、この交流端子電流検出値が電流指令値と
一致するように変換器1の自己消弧形スイッチング素子
のゲート信号をオン、オフして電流制御する電圧形自励
式変換器の制御装置において、交流端子電流検出値から
電流動作許容レベルに基づいてレベル判定を行なうレベ
ル判定回路35と、交流端子電流検出値が電流動作許容レ
ベルを超えると交流端子電流が流れている自己消弧形ス
イッチング素子のゲート信号をオフし、電流動作許容レ
ベル以下になるとゲート信号のオフを解除して通常制御
に移行させる電流制御系19とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変換器の過電流発
生を防止する電圧形自励式変換器の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電圧形自励式変換器としては、図
35に示すような回路構成が採用されている。
【0003】図35において、1は自己消弧形素子とダ
イオードとで構成された変換器、2は直流電源である。
【0004】上記変換器1は、自己消弧形素子として例
えばGTO3〜8と、これら各GTO3〜8に逆並列に
接続されたダイオード9〜14とで3相ブリッジ回路を
構成したもので、直流電源2から供給される直流を交流
に変換する機能を有している。
【0005】一方、かかる構成の電圧形自励式変換器を
制御する制御装置としては、図36に示すような構成が
採用されている。
【0006】図36に示すように、直流電源2から供給
される直流を変換器1により交流に変換し、その交流出
力をリアクトル16を通して交流系統15に送電してい
る。
【0007】このような系統構成において、電圧検出器
17により検出された交流系統15の線間電圧及び電流
検出器18により検出された変換器1の交流端子電流を
電流制御系19に入力して変換器1の交流端子電流を制
御している。
【0008】図37は電流制御系19を詳細に示す構成
図である。
【0009】図37において、20は電流制御回路であ
り、21は電流制御回路20の出力から自己消弧形素子
を駆動するためのゲート信号を生成するゲートパルス生
成回路である。
【0010】上記電流制御回路20は、電圧検出器17
により検出された交流系統の線間電圧を相電圧に変換す
る線間電圧/相電圧変換回路22、線間電圧/相電圧変
換回路22の出力が加えられる三相/二相変換回路2
3、三相/二相変換回路23の出力が加えられる二相/
dq変換回路24、三相/二相変換回路23の出力が加
えられる位相角算出回路25、電流検出器18により検
出された交流端子電流をdq変換する三相/dq変換回
路26、電流指令値27と三相/dq変換回路26の出
力との偏差を求める加算器28、この加算器28より出
力される偏差を増幅する増幅器29、この増幅器29の
出力と二相/qq変換回路24の出力を加算する加算器
30から構成されている。
【0011】また、上記ゲートパルス生成回路21は、
電流制御回路20の位相角算出回路25の出力を用いて
位相が0度から360度に対応した三角波を発生する三
角波発生回路32、電流制御回路20のdq/三相変換
回路31の出力と三角波発生回路32の出力が加えら
れ、三角波と各三相電圧指令との交点を検出するクロス
ポイント検出回路33、このクロスポイント検出回路3
3の出力に基づき、変換器1のGTOをオン、オフする
ゲートパルスを発生するゲートパルス発生回路34から
構成されている。
【0012】このような構成の電流制御系において、電
流指令値27を変化させると、加算器28にて電流検出
器18から得られる三相/dq変換回路26の出力と前
記電流指令値の偏差が求められ、増幅器29にて両者の
差が小さくなるような制御信号を加算器30に出力す
る。この加算器30には前記増幅器29の出力と、交流
系統15の電圧から得られる二相/dq変換回路24の
出力とが加えられ、その出力によりdq/三相変換回路
31は三相電圧指令を生成する。
【0013】この三相電圧指令はゲートパルス生成回路
21のクロスポイント検出回路33に送られる。このク
ロスポイント検出回路33では、三角波発生回路22か
ら得られた三角波信号と前記三相電圧指令に基づき交点
を求め、ゲートパルス発生回路34にてGTOをオン、
オフさせるためのゲート信号を出力する。これにより変
換器1から出力される交流端子電流が変化し、電流検出
器18を介して再び加算器28の入力へと戻され、最終
的には電流指令値27と変換器1の交流端子電流が一致
するように電流制御が行われる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来構成の電圧形自励式変換器の制御装置では、交流
系統の急激な電圧変動による交流端子電流の上昇に対し
て、電流上昇を抑える手段がないため、交流端子電流の
過電流保護レベルを検出して変換器をゲートブロックに
より運転停止することしかできなかった。
【0015】また、リアクトルの代わりに変圧器の漏れ
リアクタンスを利用して、変換器を多重接続した場合、
交流系統の直流分や系統電圧に重畳する高調波、また変
換器から発生する直流分により変圧器の偏磁が進展する
と励磁電流が大きくなり、変圧器の交流端子電流が増大
して過電流保護レベルに到達すると、変換器はゲートブ
ロックにより停止してしまう。
【0016】従来の偏磁抑制制御方式としては、T.N
akajima,K.Suzuki,et al.,“A
NEW CONTROL METHOD PREVE
TING TRANSFORMER DC MAGNE
TIZATION FORVOLTAGE SOURC
S SELF−COMMUTATED CONVERT
ERS”,IEEE Power Engineeri
ng Society Summer Meetin
g,NO.95 SM 415−0,July1995
が知られている。
【0017】この偏磁抑制制御方式は、交流系統からの
高調波による偏磁に対して応動してしまい、制御ゲイン
をあげることができない。また電流制御系と干渉するの
で、速い偏磁抑制制御応答を得ることができず、十分な
偏磁抑制制御効果を得ることができなかった。
【0018】本発明は、交流系統の急激な電圧変動によ
る交流端子電流の上昇に伴って流れる変換器過電流を抑
制して運転を継続することが可能な電圧形自励式変換器
の制御装置を提供することを第1の目的とする。
【0019】また、本発明は、偏磁過電流を抑制して運
転を継続することが可能な電圧形自励式変換器の制御装
置を提供することを第2の目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために、請求項1に対応する発明は、自己消弧形スイ
ッチング素子がブリッジ接続され、且つ直流を交流に変
換する変換器の交流端子電流を検出し、この交流端子電
流検出値が電流指令値と一致するように前記変換器の自
己消弧形スイッチング素子のゲート信号をオン、オフし
て電流制御する電圧形自励式変換器の制御装置におい
て、前記交流端子電流検出値を電流動作許容レベルに基
づいて判定を行ない、前記交流端子電流検出値が電流動
作許容レベルを超えるとゲートオフ指令を出力し、電流
動作許容レベル以下になると通常ゲート指令を出力する
レベル判定手段と、このレベル判定手段よりゲートオフ
指令が入力されると交流端子電流が流れている自己消弧
形スイッチング素子のゲート信号をオフし、通常ゲート
指令が入力されるとゲート信号のオフを解除して通常制
御に移行させる制御手段とを備える。
【0021】前記第1の目的を達成するために、請求項
2に対応する発明は、自己消弧形スイッチング素子がブ
リッジ接続され、且つ直流を交流に変換する変換器の交
流端子電流を検出し、この交流端子電流検出値が電流指
令値と一致するように前記変換器の自己消弧形スイッチ
ング素子のゲート信号をオン、オフして電流制御する電
圧形自励式変換器の制御装置において、前記交流端子電
流検出値を電流動作許容レベルに基づいて判定を行な
い、前記交流端子電流検出値が電流動作許容レベルを超
えるとゲートオフ指令を出力し、且つ電流動作許容レベ
ル以下の通常動作レベルになると通常ゲート指令を出力
するヒステリシス特性を有するレベル判定手段と、この
レベル判定手段よりゲートオフ指令が入力されると交流
端子電流が流れている自己消弧形スイッチング素子のゲ
ート信号をオフし、通常ゲート指令が入力されるとゲー
ト信号のオフを解除して通常制御に移行させる制御手段
とを備える。
【0022】前記第1の目的を達成するために、請求項
3に対応する発明は、自己消弧形スイッチング素子がブ
リッジ接続され、且つ直流を交流に変換する変換器の交
流端子電流を検出し、この交流端子電流検出値が電流指
令値と一致するように前記変換器の自己消弧形スイッチ
ング素子のゲート信号をオン、オフして電流制御する電
圧形自励式変換器の制御装置において、前記交流端子電
流検出値を電流動作許容レベルに基づいて判定を行な
い、前記交流端子電流検出値が電流動作許容レベルを超
えるとゲートオフ指令を出力し、且つ一定時間経過する
と通常ゲート指令を出力するレベル判定手段と、このレ
ベル判定手段よりゲートオフ指令が入力されると交流端
子電流が流れている自己消弧形スイッチング素子のゲー
ト信号をオフし、且つ通常ゲート指令が入力されるとゲ
ート信号のオフを解除して通常制御に移行させる制御手
段とを備える。
【0023】前記第1の目的を達成するために、請求項
4に対応する発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか
の発明の電圧形自励式変換器の制御装置において、制御
手段は一定期間でのゲート信号のオフ回数が許容回数を
超えると変換器をゲートブロックし、運転を停止させる
制御機能を持たせる。
【0024】前記第1の目的を達成するために、請求項
5に対応する発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか
の発明の電圧形自励式変換器の制御装置において、制御
手段は一定期間でのゲート信号の合計オフ時間が許容時
間を超えると変換器をゲートブロックし、運転を停止さ
せる制御機能を持たせる。
【0025】また、前記第2の目的を達成するために、
請求項6に対応する発明は、自己消弧形スイッチング素
子をブリッジ接続してなり、直流を交流に変換する複数
の単位変換器と、これら各単位変換器の交流端子にそれ
ぞれの二次巻線が接続され、それぞれの一次巻線を各相
毎に直列接続して出力を取り出す複数の変圧器で構成さ
れ、これら変圧器の一次巻線側から出力される交流端子
電流を検出し、この交流端子電流検出値が電流指令値と
一致するように前記変換器の自己消弧形スイッチング素
子のゲート信号をオン、オフして電流制御する電圧形自
励式変換器の制御装置において、前記各単位変換器の交
流端子電流を検出し、その電流検出値に基づいて前記交
流端子電流を各相毎にバランスさせる制御手段を備え
る。
【0026】前記第2の目的を達成するために、請求項
7に記載の発明は、請求項6に対応する発明の電圧形自
励式変換器の制御装置において、前記交流端子電流を各
相毎にバランスさせる制御手段は、複数の単位変換器の
交流端子電流を検出し、交流端子電流検出値から各相毎
に電流検出値平均を演算し、前記交流端子電流検出値と
前記電流検出値平均から電流偏差を求め、この電流偏差
を増幅して単位変換器のゲート発生信号を補正し、前記
電流偏差を小さくすることで交流端子電流を各相毎にバ
ランスさせる。
【0027】前記第2の目的を達成するために、請求項
8に対応する発明は、請求項7に対応する発明の電圧形
自励式変換器の制御装置において、前記電流偏差の増幅
は、それぞれの交流端子電流検出値に応じて増幅率を変
化させる。
【0028】前記第2の目的を達成するために、請求項
9に対応する発明は、請求項7に対応する発明の電圧形
自励式変換器の制御装置において、前記電流偏差の増幅
は、変圧器の磁束を検出し、それぞれの磁束検出値に応
じて増幅率を変化させる。
【0029】前記第2の目的を達成するために、請求項
10に対応する発明は、請求項6に対応する発明の電圧
形自励式変換器の制御装置において、前記交流端子電流
を各相毎にバランスさせる制御手段は、複数の単位変換
器の交流端子電流を検出し、交流端子電流検出値から直
流分を取り出し、変換器2段毎にその直流分の偏差を取
り、この偏差を増幅して単位変換器のゲート発生信号を
補正し、前記偏差を小さくすることで交流端子電流を変
換器2段毎にバランスさせ、また前記変換器2段を一組
とし、一組の直流分の和と他の組の直流分の和から偏差
を取り、この偏差を増幅して単位変換器のゲート発生信
号を補正し、前記偏差を小さくすることで交流端子電流
を各相毎にバランスさせる。
【0030】前記第2の目的を達成するために、請求項
11に対応する発明は、自己消弧形スイッチング素子を
ブリッジ接続してなり、直流を交流に変換する複数の単
位変換器と、これら各単位変換器の交流端子にそれぞれ
の二次巻線が接続され、それぞれの一次巻線を各相毎に
直列接続して出力を取り出す複数の変圧器で構成され、
これら変圧器の一次巻線側から出力される交流端子電流
を検出し、この交流端子電流検出値が電流指令値と一致
するように前記変換器の自己消弧形スイッチング素子の
ゲート信号をオン、オフして電流制御する電圧形自励式
変換器の制御装置において、前記各変圧器の磁束を検出
し、当該磁束を各相毎にバランスさせる制御手段を備え
る。
【0031】また、前記第2の目的を達成するために、
請求項12に対応する発明は、請求項11に記載の電圧
形自励式変換器の制御装置において、前記磁束を各相毎
にバランスさせる制御手段は、複数の変圧器の磁束を検
出し、磁束検出値からに各相毎に磁束検出値平均を演算
し、前記磁束検出値と前記磁束検出値平均から磁束偏差
を求め、この磁束偏差を増幅して単位変換器のゲート発
生信号を補正し、前記磁束偏差を小さくすることで磁束
を各相毎にバランスさせる。
【0032】前記第2の目的を達成するために、請求項
13に対応する発明は、請求項12に対応する発明の電
圧形自励式変換器の制御装置において、前記磁束を各相
毎にバランスさせる制御手段は、複数の変圧器の磁束を
検出し、磁束検出値から直流分を取り出し、変換器2段
毎にその直流分の偏差を取り、この偏差を増幅して単位
変換器のゲート発生信号を補正し、前記偏差を小さくす
ることで交流端子電流を変換器2段毎にバランスさせ、
また前記変換器2段を一組とし、一組の直流分の和と他
の組の直流分の和から偏差を取り、この偏差を増幅して
単位変換器のゲート発生信号を補正し、前記偏差を小さ
くすることで磁束を各相毎にバランスさせる。
【0033】さらに、前記第1の目的および前記第2の
目的を達成するために、請求項14に対応する発明は、
請求項11乃至請求項13のいずれかに対応する発明の
電圧形自励式変換器の制御装置において、前記交流端子
電流検出値を電流動作許容レベルに基づいて判定を行な
い、前記交流端子電流検出値が電流動作許容レベルを超
えたるとゲートオフ指令を出力し、電流動作許容レベル
以下になると通常ゲート指令を出力するレベル判定手段
と、このレベル判定手段よりゲートオフ指令が入力され
ると交流端子電流が流れている自己消弧形スイッチング
素子のゲート信号をオフし、通常ゲート指令が入力され
るとゲート信号のオフを解除して通常制御に移行させる
制御手段とを備える。
【0034】前記第1の目的および前記第2の目的を達
成するために、請求項15に対応する発明は、請求項1
1乃至請求項13のいずれかに対応する発明の電圧形自
励式変換器の制御装置において、前記交流端子電流検出
値を電流動作許容レベルに基づいて判定を行ない、前記
交流端子電流検出値が電流動作許容レベルを超えるとゲ
ートオフ指令を出力し、且つ電流動作許容レベル以下の
通常動作レベルになると通常ゲート指令を出力するヒス
テリシス特性を有するレベル判定手段と、このレベル判
定手段よりゲートオフ指令が入力されると交流端子電流
が流れている自己消弧形スイッチング素子のゲート信号
をオフし、通常ゲート指令が入力されるとゲート信号の
オフを解除して通常制御に移行させる制御手段とを備え
る。
【0035】前記第1の目的および前記第2の目的を達
成するために、請求項16に対応する発明は、請求項1
1乃至請求項13のいずれかに対応する発明の電圧形自
励式変換器の制御装置において、前記交流端子電流検出
値を電流動作許容レベルに基づいて判定を行ない、前記
交流端子電流検出値が電流動作許容レベルを超えるとゲ
ートオフ指令を出力し、且つ一定時間経過すると通常ゲ
ート指令を出力するレベル判定手段と、このレベル判定
手段よりゲートオフ指令が入力されると交流端子電流が
流れている自己消弧形スイッチング素子のゲート信号を
オフし、且つ通常ゲート指令が入力されるとゲート信号
のオフを解除して通常制御に移行させる制御手段とを備
える。
【0036】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0037】図1は本発明による電圧形自励式変換器の
第1の実施の形態を示す構成図で、図36及び図37と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここ
では異なる部分について述べる。
【0038】図1に示すように、電流検出器18で検出
された交流端子電流検出値をレベル判定回路35に入力
し、このレベル判定回路35により電流動作許容レベル
にしたがってゲートの動作判定を行ない、その判定結果
を電流制御系19のゲートパルス生成回路21に与え
る。
【0039】図2は上記レベル判定回路35を用いて、
交流端子電流検出値からGTOをゲートオフするときの
詳細な構成図を示すものである。
【0040】図中、36は変換器アームの正側(P側)
に接続されたGTO、37は同一変換器アームの負側
(N側)に接続されたGTOである。また、GTO36
と逆並列にダイオード38、GTO37と逆並列にダイ
オード39がそれぞれ接続されている。
【0041】一方、レベル判定回路35Pおよびゲート
パルス生成回路21Pは、P側のGTO36をレベル判
定およびゲートオフするための回路であり、レベル判定
回路35Nおよびゲートパルス生成回路21Nは、N側
のGTO37をレベル判定およびゲートオフするための
回路である。また、40は反転回路であり、交流端子電
流の極性を反転した交流端子電流検出値をレベル判定回
路35Nに与える。
【0042】また、図3はレベル判定回路35(35
P,35N)の動作説明図である。
【0043】レベル判定回路35は、図3に示すように
交流端子電流が電流動作許容レベルを超えたらゲートオ
フ指令を出力し、交流端子電流が電流動作許容範囲内で
あればゲートオフ指令を解除して通常ゲート指令を出力
する。
【0044】次に上記のように構成された電圧形自励式
変換器の制御装置の動作を図2および図3を用いて説明
する。
【0045】いま、図2の矢印の方向に流れる交流端子
電流の向きを正とすると、GTO36がオン、GTO3
7がオフすることで交流端子電流は正の向きに増加す
る。交流端子電流検出値が増え、レベル判定回路35P
の電流動作許容レベルを超えると、レベル判定回路35
Pはゲートオフ指令を出力する。このゲートオフ指令が
ゲートパルス生成回路21Pへ送られると、このゲート
パルス生成回路21Pでは図示しない切替手段を通して
ゲートオフ信号を信号伝達時間やゲートパルス発生回路
での最小オンパルス時間による伝達遅れを経た後、P側
GTO36のゲートに与え、該GTO36をオフする。
【0046】GTO36がオフすると、交流端子電流は
N側のGTO37およびダイオード39を介して流れ続
け、リアクトル16の端子電圧は交流系統側が高く、変
換器側が低くなり、これらの間に電位差が生じる。よっ
て、交流端子電流は次第に減少する。
【0047】交流端子電流検出値が再び電流動作許容レ
ベル内へと収まると、レベル判定回路35Pは通常ゲー
ト指令を出力する。この通常ゲート指令がゲートパルス
生成回路21Pに送られると、このゲートパルス生成回
路21Pでは図示しない切替手段により電流制御回路2
0による通常ゲート出力に切替られ、GTO36は電流
制御回路20の出力のもとで運転を継続する。
【0048】次にGTO36がオフ、GTO37がオン
すると、交流端子電流は負の向きに増加する。この場
合、反転回路40は交流端子電流検出値を極性反転する
ので、交流端子電流が負の向きに増加を続けると、反転
回路40の出力である交流端子電子電流検出値は正の向
きに増加する。
【0049】この交流端子電流検出値が正の向きに大き
くなり、レベル判定回路35Nの電流動作許容レベルを
超えると、レベル判定回路35Nはゲートオフ指令を出
力する。このゲートオフ指令がゲートパルス生成回路2
1Nへ送られると、このゲートパルス生成回路21Nで
は図示しない切替手段を通してゲートオフ信号を信号伝
達時間やゲートパルス発生回路34での最小オンパルス
時間による伝達遅れを経た後、N側GTO37のゲート
に与え、該GTO37をオフする。
【0050】GTO37がオフすると、交流端子電流は
P側のGTO36およびダイオード38を介して流れ続
け、リアクトル16の端子電圧は交流系統側が低く、変
換器側が高くなり、これらの間に電位差が生じることか
ら、交流端子電流は次第に増加する。
【0051】交流端子電流が増加したことで、反転回路
40の出力信号である交流端子電流検出値は減少し、当
該交流端子電流検出値が再び電流動作許容レベル内へと
収まると、レベル判定回路35Nでは通常ゲート指令を
出力する。この通常ゲート指令がゲートパルス生成回路
21Nに送られると、このゲートパルス生成回路21N
では図示しない切替手段により電流制御回路20による
通常ゲート出力に切替られ、GTO37は電流制御回路
20の出力のもとで運転を継続する。
【0052】以上のことから、交流端子電流検出値の最
大値を電流動作許容レベル付近に抑えることができ、変
換器の過電流発生を防止することが可能となる。
【0053】図4は本発明の第2の実施の形態における
レベル判定回路の機能説明図である。
【0054】このレベル判定回路35は、図4に示すよ
うにヒステリシス特性41を有し、交流端子電流検出値
から、上限設定値となる電流動作許容レベルと下限設定
値となる通常動作レベルに従ってレベル判定を行う。
【0055】また、図5はヒステリシス特性41を有す
るレベル判定回路35の動作説明図である。
【0056】いま、レベル判定回路35は、図1の電流
検出器18により検出された交流端子電流検出値が電流
動作許容レベルを超えるとゲートオフ指令を出力し、そ
の後に交流端子電流検出値が通常動作レベル内へと戻れ
ば通常ゲート指令を出力する。
【0057】このような機能を有するレベル判定回路と
すれば、交流端子電流検出値の振動等によりレベル判定
回路35から出力されるゲートオフ指令と通常ゲート指
令とが短時間で切替えられることを阻止できる。従っ
て、交流端子電流検出値の最大値を電流動作許容レベル
付近に抑えることができ、変換器の過電流発生を防止す
ることが可能となる。
【0058】図6は本発明の第3の実施の形態における
レベル判定回路の機能説明図である。
【0059】このレベル判定回路35は、図6に示すよ
うに比較器42とワンショット出力回路43からなり、
図1の電流検出器18で検出された交流端子電流検出値
と電流動作許容レベルとを比較器42により比較し、ワ
ンショット出力回路43により交流端子電流検出値が電
流動作許容レベルを超えるとその時点からTの期間ゲー
トオフ指令を出力するようにしたものである。
【0060】また、図7はかかる機能を有するレベル判
定回路35の動作説明図である。
【0061】いま、図1の電流検出器18により検出さ
れた交流端子電流検出値が電流動作許容レベルを超える
と、比較器42からワンショット出力回路43に出力信
号が与えられる。このワンショット出力回路43は信号
の入力と同時にゲートパルス生成回路21へゲートオフ
指令を出力し、ゲートオフ指令を出力してから時刻T後
にゲートオフ指令を解除して通常ゲート指令を出力す
る。
【0062】これにより、レベル判定回路35より出力
されるゲートオフ指令と通常ゲート指令とが短時間で切
替えられることを阻止できるので、交流端子電流検出値
の最大値を電流動作許容レベル付近に抑えることがで
き、変換器の過電流発生を防止することが可能となる。
【0063】図8は本発明の第4の実施の形態を示す回
路構成図で、図1と同一部分には同一符号を付してその
説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
【0064】図8に示すように、電流制御系19内にク
ロスポイント検出回路33の出力とレベル判定回路35
の出力とを論理回路44に入力し、この論理回路40に
よりどちらか一方がゲートオフ出力であると判定される
と、ゲートパルス発生回路31にゲートオフ指令を出力
するようにしたものである。
【0065】次に上記のように構成された電圧形自励式
変換器の制御装置の作用を図9および図10を用いて説
明する。
【0066】図9は論理回路を用いた電流制御系の詳細
な構成図であり、図10は論理回路の動作説明図であ
る。なお、図9では論理回路を説明の都合上1つのAN
D回路にて示したが、他の論理演算回路を用いて論理回
路を構成してもよい。
【0067】クロスポイント検出回路33は図37のd
q/三相変換回路31の出力である電圧指令と三角波発
生回路32の出力である三角波の交点を検出して、通常
動作におけるGTOのゲートオンまたはゲートオフ指令
出力を行う。レベル判定回路35は、図2〜図6で説明
したいずれかの手段を用いてゲートオフ指令または通常
ゲート指令を出力する。
【0068】クロスポイント検出回路33とレベル判定
回路35のどちらか一方がゲートオフ指令出力のときに
論理回路39はゲートオフ指令を出力する。
【0069】レベル判定回路35がゲートオフ指令を出
力し続けている間は、クロスポイント検出回路33の出
力に関わらず、ゲートパルス発生回路34の入力はオフ
状態のままであり、GTOはオンしない。レベル判定回
路35が通常ゲート指令を出力すれば、クロスポイント
検出回路33の出力がそのままゲートパルス発生回路3
4へ入力され、GTOは電流制御回路20(図8)の出
力に従ってオン、オフを行う。
【0070】これにより、交流端子電流検出値の最大値
を電流動作許容レベル付近に抑えることができ、変換器
の過電流発生を防止することが可能となる。
【0071】図11は本発明の第5の実施の形態を示す
回路構成図で、図1と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
なお、電流制御系19の詳細構成は図37と同じであ
る。
【0072】第5の実施の形態では、図11に示すよう
にレベル判定回路35から得たゲートオフ指令または通
常ゲート指令を電流制御系19内のゲートパルス生成回
路に有する三角波発生回路32に入力し、この入力が通
常ゲート指令であるならば図37の電流制御回路20の
位相角算出回路25からの出力信号により通常の三角波
を出力し、ゲートオフ指令であるならば三角波をゲート
オフの期間中の正の最大値に固定し、クロスポイント検
出回路33の出力がゲートオフ状態となるようにするも
のである。
【0073】次に上記のように構成された電圧形自励式
変換器の制御装置の動作を図12および図13を用いて
説明する。
【0074】図12はレベル判定回路35が通常ゲート
指令を出力しているときの動作説明図である。クロスポ
イント検出回路30はdq/三相変換回路31の出力で
ある電圧指令と三角波発生回路32の出力である三角波
の交点の検出を行い、電圧指令より三角波が小さいとき
にはゲートオン指令を、電圧指令より三角波が大きいと
きにはゲートオフ指令を出力する。
【0075】これに対して、図13は交流端子電流検出
値が電流動作許容レベルを超えてレベル判定回路35が
ゲートオフ指令を出力したときの動作説明図である。
【0076】レベル判定回路35がゲートオフ指令を出
力すると、三角波発生回路32は三角波を正の最大値に
固定し、レベル判定回路35が通常ゲート指令を出力す
るまで持続する。
【0077】このことから、クロスポイント検出回路3
3の出力は電圧指令に関わらず、レベル判定回路35の
ゲートオフ指令に従ってオフ信号を出力する。
【0078】これにより、交流端子電流検出値の最大値
を電流動作許容レベル付近に抑えることができ、変換器
の過電流発生を防止することが可能となる。
【0079】図14は本発明の第6の実施の形態を示す
回路構成図で、図1と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
なお、電流制御系19の詳細構成は図37と同じであ
る。
【0080】第6の実施の形態では、図14に示すよう
にレベル判定回路35から出力されるゲートオフ指令ま
たは通常ゲート指令をdq/三相変換回路31に入力
し、この入力が通常ゲート指令であるならば図37の電
流制御回路20による通常の電圧指令を出力し、ゲート
オフ指令であるならば電圧指令をゲートオフの期間中は
負の最大値に固定し、クロスポイント検出回路33の出
力がゲートオフ状態となるようにするものである。
【0081】通常ゲート指令を出力しているときの動作
は、図12での説明と同じなので、ここではその説明を
省略する。
【0082】次に上記のように構成された電圧形自励式
変換器の制御装置の動作を図15を用いて説明する。
【0083】図15は交流端子電流検出値が電流動作許
容レベルを超えたため、レベル判定回路35がゲートオ
フ指令を出力したときの動作説明図である。レベル判定
回路35がゲートオフ指令を出力すると、dq/三相変
換回路31は電圧指令を負の最大値に固定し、レベル判
定回路35が通常ゲート指令を出力するまで持続する。
よって、クロスポイント検出回路33の出力はレベル判
定回路35のゲートオフ指令に従ってオフ信号を出力す
る。
【0084】これにより、交流端子電流検出値の最大値
を電流動作許容レベル付近に抑えることができ、変換器
の過電流発生を防止することが可能となる。
【0085】図16は本発明の第7の実施の形態を説明
するためのタイムチャートを示す図である。
【0086】例えば交流端子の短絡事故等の重故障によ
り、変換器の運転を停止しなければならない場合、前述
した本発明方式を適用すると、交流端子電流は電流動作
許容レベル付近で抑えられ、過電流停止とならずにゲー
トスイッチングを過剰に繰り返すおそれがある。
【0087】そこで、本実施の形態では、図16に示す
ように一定時間内にレベル判定回路35より出力される
ゲートオフ指令が許容回数Nを超えたらゲート信号をブ
ロックし、変換器の運転を停止するようにするものであ
る。
【0088】このようにすれば、重故障時に過度に運転
を継続することなく、変換器出力の異常として変換器の
運転を停止することが可能となる。
【0089】図17は本発明の第8の実施の形態を説明
するためのタイムチャートを示す図である。
【0090】上記第7の実施の形態では、一定時間内に
レベル判定回路35より出力されるゲートオフ指令が許
容回数Nを超えたらゲート信号をブロックするようにし
たが、これに代えて次のようにしても良い。
【0091】即ち、第8の実施の形態では、図17に示
すように一定時間内にレベル判定回路32より出力され
るゲートオフ指令の和を演算し、その和が許容累計ゲー
トオフ時間T0 を超えたらゲート信号をブロックし、変
換器の運転を停止するようにしたものである。
【0092】このようにすれば、重故障時に過度に運転
を継続することなく、変換器出力の異常として変換器の
運転を停止することが可能となる。
【0093】図18は本発明の第9の実施の形態を示す
回路構成図で、図1と同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
なお、電流制御系19の詳細構成は図37と同じであ
る。
【0094】第9の実施の形態では、図18に示すよう
に変換器1の交流出力端子と交流系統15とを結ぶ電路
に変圧器45を設けて、その漏れリアクタンスでリアク
トルを代用し、また変換器1の交流出力端子と変圧器4
5との間に電流検出器46を設置して、交流端子電流を
検出してレベル判定回路35に与えて前記実施の形態と
同様にレベル判定を行ってゲートオフ指令または通常ゲ
ート指令をゲートパルス生成回路21に入力するように
したものである。
【0095】このような構成とすれば、変圧器45が飽
和して励磁電流が変換器1のGTOを流れるような場合
でもGTO過電流を防止し、変換器1を運転継続させる
ことが可能となる。
【0096】また、上記実施の形態では、変換器1を1
段構成としたが、複数台の変換器を多重接続により構成
した場合でも、交流端子電流検出値の増加に対して電流
動作許容レベル付近に抑えることができ、変換器の過電
流発生を防止することができる。
【0097】図19は本発明の第10の実施の形態を示
す回路構成図で、図1と同一部分には同一符号を付して
その説明を省略し、ここでは異なる部分について述べ
る。なお、電流制御系19の詳細構成は図37と同じで
ある。
【0098】第10の実施の形態では、図19に示すよ
うに変換器1としてGTOを単相ブリッジ接続して構成
したものである。
【0099】また、図20は同実施の形態の一例を示す
詳細図である。
【0100】図中、47は第1アームP側GTO、48
は第1アームN側GTO、49は第2アームP側GT
O、50は第2アームN側GTO、51〜54はそれぞ
れのGTOと逆並列に接続されたダイオードである。ま
た、レベル判定回路35は第1アームの交流端子電流を
検出した場合を考え、レベル判定回路35からそれぞれ
のGTOゲートパルスを生成する4つのゲートパルス生
成回路21へ信号を出力する。
【0101】次に上記のように構成された電圧形自励式
変換器の制御装置の動作を図20を用いて説明する。
【0102】図20において、第1アーム交流端子電流
の矢印方向を正とすると、GTO47がオン、GTO4
8がオフすることで交流端子電流は正の向きに増加す
る。この交流端子電流の増加によりその検出値がレベル
判定回路35−1Pの電流動作許容レベルを超えると、
レベル判定回路35−1Pはゲートオフ指令を出力す
る。このゲートオフ指令がゲートパルス生成回路21−
1Pへ送られると、このゲートパルス生成回路21−1
PではGTO47をオフすると共に、ゲートオフ指令が
ゲートパルス生成回路21−2Nにも出力され、他アー
ムの対角に位置するGTO50をオフする。
【0103】これにより、レベル判定回路35−1Pの
ゲートオフ指令により、GTO47とGTO50が同時
にオフ動作を行う。GTO47とGTO50が同時にオ
フすると、交流端子電流はダイオード52とダイオード
53を介して流れ続け、リアクトル16には交流系統側
が高く、第1アーム交流端子側が低い電位差が生ずるこ
とから、第1アームの交流端子電流は次第に減少する。
【0104】交流端子電流検出値が再び電流動作許容レ
ベル内へと収まると、レベル判定回路35−1Pはゲー
トオフ指令から通常ゲート指令をゲートパルス生成回路
21−1P,21−2Nにそれぞれ与え、GTO47及
びGTO50は電流制御回路20の出力に基づいて運転
を継続する。
【0105】また、第1アームの交流端子電流が負の向
きに増加した場合も同様に、GTO47がオフ、GTO
48がオンすることで交流端子電流は負の向きに増加す
る。この場合、反転回路40を経た交流端子電流検出値
は正の向きに増加する。
【0106】この交流端子電流検出値が正の向きに大き
くなり、レベル判定回路35−1Nの電流動作許容レベ
ルを超えると、レベル判定回路35−1Nはゲートオフ
指令を出力する。このゲートオフ指令がゲートパルス生
成回路21−1Nへ送られると、このゲートパルス生成
回路21−1NではGTO48をオフすると共に、ゲー
トオフ指令がゲートパルス生成回路21−2Pにも出力
され、他アームの対角に位置するGTO49をオフす
る。
【0107】これにより、レベル判定回路35−1Nの
ゲートオフ指令により、GTO48とGTO49が同時
にオフ動作を行う。GTO48とGTO49が同時にオ
フすると、交流端子電流はダイオード54とダイオード
51を介して流れ続け、リアクトル16には第1アーム
交流端子側が高く、交流系統側が低くなり、これらの間
に電位差が生ずることから、第1アームの交流端子電流
は次第に増加する。
【0108】交流端子電流検出値が再び電流動作許容レ
ベル内へと収まると、レベル判定回路35−1Nの出力
はゲートオフ指令から通常ゲート指令へと移行し、GT
O48及びGTO49は電流制御回路の出力に基づいて
運転を継続する。
【0109】以上のことから、交流端子電流検出値の最
大値を電流動作許容レベル付近に抑えることができ、変
換器の過電流を防止することが可能となる。
【0110】図21は本発明の第11の実施の形態を示
す回路構成図で、図36及び図37と同一部分の直流電
源2、交流系統15、電圧検出器17、電流検出器1
9、電流制御系19については既に説明したので、ここ
では同一符号を付してその説明を省略する。
【0111】図21において、1A〜1Dは変換器であ
る。説明の都合上、変換器を4段構成としたが、段数は
任意の数としてよい。また、45は変換器出力を多重出
力とするための変圧器であり、変圧器の二次巻線が変換
器1A〜1Dと接続され、変圧器の一次巻線を各相毎に
直列接続して出力を取り出している。46は各段の変換
器1A〜1Dの交流端子電流を検出する電流検出器であ
る。55は交流端子電流のばらつきをバランスさせるた
めのバランス制御回路である。
【0112】上記バランス制御回路55は、電流検出器
46により検出された各段の変換器の交流端子電流検出
値が入力されると、電流制御系19のゲートパルス生成
回路21に補正信号を与え、交流端子電流の各相ごとの
ばらつきを抑えて電流をバランスさせるものである。
【0113】このような構成の電圧形自励式変換器の制
御装置において、変圧器45の一次巻線は直列に接続さ
れているため、一次巻線電流は各段で等しい。変圧器二
次電流である交流端子電流は、一次巻線へ流れる電流分
と変圧器励磁分が重畳して流れていることから、交流端
子電流のばらつきは変圧器45の励磁電流がばらついて
いることにより生じる。よって、交流端子電流をバラン
スさせれば変圧器の励磁電流は平均化される。
【0114】従って、一部の変圧器の直流偏磁で生じる
変換器の過電流発生を防止することが可能となる。
【0115】図22及び図23は本発明の第12の実施
の形態をそれぞれ示す回路構成図で、図21と同一部分
には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異な
る部分について述べる。
【0116】図22において、バランス制御回路55は
加算器56、演算器57、加算器58および増幅器59
とから構成され、このバランス制御回路55の増幅器5
9の出力と電流制御回路20のdq/三相変換器31の
出力とを加算してゲートパルス発生回路21のクロスポ
イント検出回路33に与える加算器60を設けるもので
ある。
【0117】以下に第1段変換器1AのU相交流端子電
流をバランスさせるときの動作について説明する。
【0118】交流端子電流は電流検出器46により各相
毎に検出され、これらの検出信号はバランス制御回路5
5に入力される。このバランス制御回路55では、加算
器56で電流検出器46からの検出信号の総和が求めら
れ、これを演算器57にて変換器段数で割ることで交流
端子電流検出値の平均値を演算する。この平均値と第1
段変換器のU相交流端子電流検出値とを加算器58に加
えてその偏差を求め、この偏差を増幅器59で増幅した
出力信号を加算器60に入力してdq/三相変換回路3
1の出力である電圧指令に加える。これにより、加算器
58で得られる信号の偏差が小さくなるようにゲート発
生信号が補正される。
【0119】次に図23により第2段変換器1BのU相
交流端子電流をバランスさせるときの動作を述べる。
【0120】電流検出器46により各相毎に検出された
交流端子電流の平均値が演算器57より加算器58に入
力されると、この加算器58では平均値と第2段変換器
のU相交流端子電流検出値との偏差を求め、この偏差を
増幅器59で増幅した後、その出力信号を加算器60で
dq/三相変換回路31の出力である電圧指令に加え
る。これにより、加算器58で得られた偏差が小さくな
るようにゲート発生信号は補正される。
【0121】このように各段の変換器に対してそれぞれ
バランス制御を適用することで、各相毎の交流端子電流
をバランスさせることができ、一部の変圧器の直流偏磁
で生じる変換器の過電流発生を防止することが可能とな
る。
【0122】図24は本発明の第13の実施の形態を示
す回路構成図で、図21、図22と同一部分には同一符
号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分につ
いて述べる。
【0123】第13の実施の形態では、バランス制御回
路55において、加算器58と増幅器59との間にフィ
ルタ回路61を設け、加算器58の出力である偏差から
高調波を除去するようにしたものである。これにより、
フィルタ回路61により高調波を除去することで、安定
なバランス制御出力信号を得ることができる。
【0124】このような構成とすることにより、前記実
施の形態と同様に一部の変圧器の直流偏磁で生じる変換
器の過電流発生を防止することが可能となる。
【0125】図25は本発明の第14の実施の形態を示
す回路構成図で、図21、図22と同一部分には同一符
号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分につ
いて述べる。
【0126】第14の実施の形態では、バランス制御回
路55において、増幅器59に代えて可変増幅器62を
設けると共に、加算器58と可変増幅器62との間に高
調波を除去するフィルタ回路61を設けるようにしたも
のであるる。
【0127】上記可変増幅器62はバランス制御を施す
交流端子電流の大きさに応じて増幅率を変化させる機能
を有している。
【0128】次にこのように構成された電圧形自励式変
換器の制御装置の作用を述べる。
【0129】いま、変圧器の磁束が飽和領域に達し、交
流端子電流が急激に増加した場合を考える。増幅率に固
定増幅を用いると、バランス制御回路55の出力は交流
端子電流の急激な増加に比例して大きくなる。この出力
が加算器60によって電流制御系19に入力され、交流
端子電流をバランスするようゲートパルスを操作する
と、交流端子電流は振動を生じることがある。
【0130】そこで、変圧器の励磁特性を考慮して、交
流端子電流の急激な増加に対して可変増幅器62の増幅
率を小さくし、ゲートパルス発生回路34の変化率でバ
ランス制御回路55の出力が一定の変化率となるように
可変増幅器62の増幅率を変化させる。
【0131】このようにすれば、安定した交流端子電流
およびバランス制御回路出力を得ることができ、一部の
変圧器の直流偏磁で生じる変換器の過電流発生を防止す
ることが可能となる。
【0132】図26は本発明の第15の実施の形態を示
す回路構成図で、図21、図22、図25と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる
部分について述べる。
【0133】第15の実施の形態では、変圧器45の磁
束を検出する磁束検出器63を設け、この磁束検出器6
3より出力される磁束検出信号をバランス制御回路55
の可変増幅器62に与えてその増幅率を変化させるよう
にしたものである。この場合、可変増幅器62の増幅率
を変化させるにあたっては、変圧器の励磁特性を考慮し
ている。
【0134】このような構成とすれば、図25での説明
と同様に安定した交流端子電流およびバランス制御回路
出力を得ることができ、一部の変圧器の直流偏磁で生じ
る変換器の過電流発生を防止することが可能となる。
【0135】図27は本発明の第16の実施の形態を示
す回路構成図である。
【0136】図27において、1A〜1Dは変換器であ
る。説明の都合上、変換器を4段構成としたが、段数は
任意の数としてよい。また、45は変換器出力を多重出
力とするための変圧器であり、変圧器の二次巻線が変換
器1A〜1Dと接続され、変圧器の一次巻線を各相毎に
直列接続して出力を取り出している。46は各段の変換
器1A〜1Dの交流端子電流を検出する電流検出器であ
る。64は詳細を後述するバランス制御回路である。
【0137】また、19A〜19Dはそれぞれ変換器1
A〜1Dに対応して設けられた電流制御系で、これらの
電流制御系19A〜19Dにはバランス制御回路64の
出力によりゲート信号を補正するための加算器65〜7
2が設けられている。
【0138】図28は上記バランス制御回路64の回路
構成図を示すものである。
【0139】図28において、73〜76は直流分検出
回路、77〜81は加算器、82〜84は増幅器であ
る。
【0140】次に上記のように構成された電圧形自励式
変換器の制御装置の作用を図27と図28により説明す
る。
【0141】電流検出器43により各相毎に検出された
交流端子電流は、それぞれの直流分検出回路73〜76
に入力されると、これら直流分検出回路73〜76は交
流端子電流の直流分を出力する。変換器1段目と変換器
2段目の電流信号直流分は加算器77に与えられ、その
差が演算される。この差は増幅器82を経て、加算器7
7の出力である差が小さくなるように加算器66と加算
器68とからそれぞれ変換器1段目と変換器2段目のゲ
ート発生信号を補正する。これにより、変換器1段目と
変換器2段目の交流端子電流はバランスする。
【0142】同様に、変換器3段目と変換器4段目の電
流信号直流分は加算器81に与えられ、その差が演算さ
れる。この差は増幅器84を経て、加算器81の出力で
ある差が小さくなるように加算器70と加算器72とか
らそれぞれ変換器3段目と変換器4段目のゲート発生信
号を補正する。これにより、変換器3段目と変換器4段
の交流端子電流はバランスする。
【0143】さらに、変換器1段目と変換器2段目の電
流信号直流分を加算器78に入力して和をとり、変換器
3段目と変換器4段目の電流信号直流分を加算器80に
入力して和をとり、その両者を加算器79に入力して差
を演算する。この差は増幅器83を経て、加算器79の
出力である差が小さくなるように加算器65,67,6
9,71からそれぞれ変換器のゲート発生信号を補正す
る。これにより、交流端子電流をバランスさせることが
でき、一部の変圧器の直流偏磁で生じる変換器の過電流
発生を防止することが可能となる。
【0144】図29は本発明の第17の実施の形態を示
す回路構成図で、図21と同一部分には同一符号を付し
てその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べ
る。
【0145】第17の実施の形態では、変圧器45にそ
の磁束を検出する磁束検出器63を設け、この磁束検出
器63で検出された磁束検出信号をバランス制御回路5
5に入力し、その出力信号を電流制御系19のゲートパ
ルス生成回路21に与えることにより、変圧器磁束の各
相毎のばらつきを抑えて磁束がバランスするようにゲー
ト発生信号を補正するようにしたものである。
【0146】このような構成の電圧形自励式変換器とす
れば、変圧器45の変圧器磁束にばらつきがあると励磁
電流がばらつくが、変圧器磁束をバランスさせて変圧器
の励磁電流を平均化するようにしているので、一部の変
圧器の直流偏磁で生じる変換器の過電流発生を防止する
ことが可能となる。
【0147】図30は本発明の第18の実施の形態を示
す回路構成図で、図22と同一部分には同一符号を付し
てその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べ
る。
【0148】第18の実施の形態では、変圧器45にそ
の磁束を検出する磁束検出器63を設け、この磁束検出
器63で検出された磁束検出信号をバランス制御回路5
5の加算器56に入力する以外は、図22と同じであ
る。
【0149】次に上記のように構成された電圧形自励式
変換器の制御装置の作用を述べる。
【0150】変圧器磁束は磁束検出器63により各相毎
に検出され、これらの検出信号は加算器56で総和が求
められ、これを演算器57にて変換器段数で割ることで
変圧器磁束の平均値を演算する。この平均値と前記磁束
検出信号とを加算器58に加えてその偏差を求め、この
偏差を増幅器59で増幅した出力信号を加算器60に入
力してdq/三相変換回路31の出力である電圧指令に
加える。これにより、加算器58で得られる信号の偏差
が小さくなるようにゲート発生信号が補正されるので、
変圧器磁束をバランスさせることができる。
【0151】このような構成の電圧形自励式変換器とす
れば、変圧器45の変圧器磁束にばらつきがあると励磁
電流がばらつくが、変圧器磁束をバランスさせて変圧器
の励磁電流を平均化するようにしているので、一部の変
圧器の直流偏磁で生じる変換器の過電流発生を防止する
ことが可能となる。
【0152】図31は本発明の第19の実施の形態を示
す回路構成図で、図30と同一部分には同一符号を付し
てその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べ
る。
【0153】第19の実施の形態では、バランス制御回
路55において、加算器58と増幅器59との間にフィ
ルタ回路61を設け、加算器58の出力である偏差から
高調波を除去するようにしたものである。
【0154】このようにフィルタ回路61を設けること
で、加算器58の出力である偏差から高調波が除去さ
れ、安定なバランス制御出力信号を得ることができる。
これにより、一部の変圧器の直流偏磁で生じる変換器の
過電流発生を防止することが可能となる。
【0155】図32は本発明の第20の実施の形態を示
す回路構成図で、図27と同一部分には同一符号を付し
てその説明を省略し、ここでは異なる部分について述べ
る。ある。
【0156】第20の実施の形態では、図27に示す電
流検出器46に代えて変圧器45にその磁束を検出する
磁束検出器63を設け、この磁束検出器63で検出され
た磁束検出信号をバランス制御回路64に加えるように
したものである。
【0157】このように構成された電圧形自励式変換器
の制御装置の作用を図32と図28を用いて述べる。
【0158】磁束検出器63により各相毎に検出された
変圧器磁束は、それぞれ直流分検出回路73〜76に入
力されると、これら直流分検出回路73〜76は変圧器
磁束の直流分を出力する。変圧器1段目と変圧器2段目
の磁束信号直流分は加算器77に与えられ、その差が演
算される。この差は増幅器82を経て、加算器77の出
力である差が小さくなるように加算器66と加算器68
とからそれぞれ変換器1段目と変換器2段目のゲート発
生信号を補正する。これにより、変圧器1段目と変圧器
2段目の変圧器磁束はバランスする。
【0159】同様に、変圧器3段目と変圧器4段目の磁
束信号直流分は加算器81に与えられ、その差が演算さ
れる。この差は増幅器84を経て、加算器81の出力で
ある差が小さくなるように加算器70と加算器72とか
らそれぞれ変換器3段目と変換器4段目のゲート発生信
号を補正する。これにより、変圧器3段目と変圧器4段
目の変圧器磁束はバランスする。
【0160】さらに変圧器1段目と変圧器2段目の磁束
信号直流分を加算器78に入力して和をとり、変圧器3
段目と変圧器4段目の磁束信号直流分を加算器80に入
力して和をとり、その両者を加算器79に入力して差を
演算する。この差は増幅器83を経て、加算器79の出
力である差が小さくなるように加算器65,67,6
9,71からそれぞれ変換器のゲート発生信号を補正す
る。
【0161】ここで、励磁電流のばらつきは変圧器45
の変圧器磁束がばらついていることにより生じるもの
で、前述したように変圧器磁束をバランスさせることに
より、変圧器の励磁電流が平均化される。これにより、
交流端子電流をバランスさせることができ、一部の変圧
器の直流偏磁で生じる変換器の過電流発生を防止するこ
とが可能となる。
【0162】図33は本発明の第21の実施の形態の一
例を示す回路構成図で、図21と同一部分には同一符号
を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分につい
て述べる。
【0163】第21の実施の形態では、図21の構成に
加えて電流検出器46により検出された交流端子電流を
第1の実施の形態と同様にレベル判定回路35に加え、
このレベル判定回路35の出力を電流制御系19のゲー
トパルス発生回路21に与えるようにしたものである。
【0164】このような構成の電圧形自励式変換器の制
御装置とすれば、交流端子電流を電流検出器46で検出
し、この電流検出値をレベル判定回路35とバランス制
御回路55に入力してそれぞれ制御を行うことで、瞬間
的に発生する交流端子電流の過電流を抑制することがで
き、かつ交流端子電流をバランスさせて変圧器の直流偏
磁による変換器過電流発生を防止することが可能とな
る。これにより、変換器の過電流を回避することがで
き、運転を継続することが可能となる。
【0165】図34は同実施の形態の他の例を示す回路
構成図で、図29と同一部分には同一符号を付してその
説明を省略し、ここでは異なる部分について述べる。
【0166】この例では、図29の構成に加えて電流検
出器46により検出された交流端子電流を第1の実施の
形態と同様にレベル判定回路35に加え、このレベル判
定回路35の出力を電流制御系19のゲートパルス発生
回路21に与えるようにしたものである。
【0167】このような構成の電圧形自励式変換器の制
御装置とすれば、電流検出器46により検出された交流
端子電流の検出値をレベル判定回路35に入力して瞬間
的に発生する交流端子電流の電流上昇を抑制する制御
と、磁束検出回路63で検出された変圧器磁束の検出値
をバランス制御回路55に入力して変圧器の直流偏磁に
よる変換器過電流発生を防止する制御が同時に行われ
る。これにより、変換器の過電流を回避することがで
き、運転を継続することが可能となる。
【0168】
【発明の効果】以上述べたように本発明による電圧形自
励式変換器の制御装置によれば、レベル判定回路を用い
て変換器の過電流保護レベルより低い電流値に設定した
電流動作許容レベルを超えたことで、交流端子電流が流
れている自己消弧素子を一時的にオフすることで変換器
を停止せずに運転を継続することができる。
【0169】また、バランス制御回路を用いて励磁電流
または変圧器磁束を各相毎にバランスさせることで、交
流端子電流の過電流発生を防止することができ、さらに
電流制御系と干渉せずに、速い制御を実現することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す回路構成図。
【図2】同実施の形態を詳細に示す回路構成図。
【図3】同実施の形態におけるレベル判定回路の作用を
説明するためのタイムチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるレベル判定
回路を示す回路構成図。
【図5】同実施の形態におけるレベル判定回路の作用を
説明するためのタイムチャート。
【図6】本発明の第3の実施の形態におけるレベル判定
回路を示す回路構成図。
【図7】同実施の形態におけるレベル判定回路の作用を
説明するためのタイムチャート。
【図8】本発明の第4の実施の形態を示す回路構成図。
【図9】同実施の形態における電流制御系の詳細を示す
回路構成図。
【図10】同実施の形態におけるレベル判定回路の作用
を説明するためのタイムチャート。
【図11】本発明の第5の実施の形態を示す回路構成
図。
【図12】同実施の形態において、通常ゲート指令時の
作用を説明するためのタイムチャート。
【図13】同実施の形態において、ゲートオフ指令時の
作用を説明するためのタイムチャート。
【図14】本発明の第6の実施の形態を示す回路構成
図。
【図15】同実施の形態において、レベル判定回路がゲ
ートオフ指令を出力したときのの作用を説明するための
タイムチャート。
【図16】本発明の第7の実施の形態を説明するための
タイムチャート。
【図17】本発明の第8の実施の形態を説明するための
タイムチャート。
【図18】本発明の第9の実施の形態を示す回路構成
図。
【図19】本発明の第10の実施の形態を示す回路構成
図。
【図20】同実施の形態の一例を示す詳細図。
【図21】本発明の第11の実施の形態を示す回路構成
図。
【図22】本発明の第12の実施の形態の一例を示す回
路構成図。
【図23】同実施の形態の他の例を示す回路構成図。
【図24】本発明の第13の実施の形態を示す回路構成
図。
【図25】本発明の第14の実施の形態を示す回路構成
図。
【図26】本発明の第15の実施の形態を示す回路構成
図。
【図27】本発明の第16の実施の形態を示す回路構成
図。
【図28】同実施の形態におけるバランス制御回路を示
す回路構成図
【図29】本発明の第17の実施の形態を示す回路構成
図。
【図30】本発明の第18の実施の形態を示す回路構成
図。
【図31】第3の実施の形態において、フィルタ回路を
適用したバランス制御回路の第2の実施例を示す構成
図。
【図32】本発明の第19の実施の形態を示す回路構成
図。
【図33】本発明の第20の実施の形態の一例を示す回
路構成図。
【図34】同実施の形態の他の例を示す回路構成図。
【図35】電圧形自励式変換器を示す主回路構成図。
【図36】従来の電圧形自励式変換器の制御装置を示す
回路構成図。
【図37】同制御装置の詳細を示す回路構成図。
【符号の説明】
1…変換器 2…直流電源 3〜8…GTO 9〜14…ダイオード 15…交流系統 16…リアクトル 17…電圧検出器 18…電流検出器 19…電流検出器 20…電流制御回路 21…ゲートパルス生成回路 22…線間電圧/相電圧変換回路 23…三相/二相変換回路 24…二相/dq変換回路 25…位相角算出回路 26…三相/dq変換回路 27…電流指令値 28…加算器 29…増幅器 30…加算器 31…dq/三相変換回路 32…三角波発生回路 33…クロスポイント検出回路 34…ゲートパルス発生回路 35…レベル判定回路 36,37…GTO 38,39…ダイオード 40…反転回路 41…ヒステリシス特性回路 42…比較器 43…ワンショット出力回路 44…論理回路 45…変圧器 46…電流検出値 47〜50…GTO 51〜54…ダイオード 55…バランス制御回路 56…加算器 57…増幅器 58…加算器 59…増幅 60…加算器 61…フィルタ回路 62…可変増幅器 63…磁束検出器 64…バランス制御回路 65〜72…加算器 73〜76…直流分検出回路 77〜81…加算器 82〜84…増幅器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門田 行生 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 山本 肇 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 田能村 顕一 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 川上 紀子 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 坂中 好典 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5G053 AA01 BA01 CA02 EB01 EB08 FA01 5G066 HA06 HA13 HB05 5H007 AA05 AA17 CA05 CB04 CB05 CC23 DB01 DC02 DC05 EA03 FA03 FA13 FA19 GA05 GA08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己消弧形スイッチング素子がブリッジ
    接続され、且つ直流を交流に変換する変換器の交流端子
    電流を検出し、この交流端子電流検出値が電流指令値と
    一致するように前記変換器の自己消弧形スイッチング素
    子のゲート信号をオン、オフして電流制御する電圧形自
    励式変換器の制御装置において、 前記交流端子電流検出値を電流動作許容レベルに基づい
    て判定を行ない、前記交流端子電流検出値が電流動作許
    容レベルを超えるとゲートオフ指令を出力し、電流動作
    許容レベル以下になると通常ゲート指令を出力するレベ
    ル判定手段と、このレベル判定手段よりゲートオフ指令
    が入力されると交流端子電流が流れている自己消弧形ス
    イッチング素子のゲート信号をオフし、通常ゲート指令
    が入力されるとゲート信号のオフを解除して通常制御に
    移行させる制御手段とを備えたことを特徴とする電圧形
    自励式変換器の制御装置。
  2. 【請求項2】 自己消弧形スイッチング素子がブリッジ
    接続され、且つ直流を交流に変換する変換器の交流端子
    電流を検出し、この交流端子電流検出値が電流指令値と
    一致するように前記変換器の自己消弧形スイッチング素
    子のゲート信号をオン、オフして電流制御する電圧形自
    励式変換器の制御装置において、 前記交流端子電流検出値を電流動作許容レベルに基づい
    て判定を行ない、前記交流端子電流検出値が電流動作許
    容レベルを超えるとゲートオフ指令を出力し、且つ電流
    動作許容レベル以下の通常動作レベルになると通常ゲー
    ト指令を出力するヒステリシス特性を有するレベル判定
    手段と、このレベル判定手段よりゲートオフ指令が入力
    されると交流端子電流が流れている自己消弧形スイッチ
    ング素子のゲート信号をオフし、通常ゲート指令が入力
    されるとゲート信号のオフを解除して通常制御に移行さ
    せる制御手段とを備えたことを特徴とする電圧形自励式
    変換器の制御装置。
  3. 【請求項3】 自己消弧形スイッチング素子がブリッジ
    接続され、且つ直流を交流に変換する変換器の交流端子
    電流を検出し、この交流端子電流検出値が電流指令値と
    一致するように前記変換器の自己消弧形スイッチング素
    子のゲート信号をオン、オフして電流制御する電圧形自
    励式変換器の制御装置において、 前記交流端子電流検出値を電流動作許容レベルに基づい
    て判定を行ない、前記交流端子電流検出値が電流動作許
    容レベルを超えるとゲートオフ指令を出力し、且つ一定
    時間経過すると通常ゲート指令を出力するレベル判定手
    段と、このレベル判定手段よりゲートオフ指令が入力さ
    れると交流端子電流が流れている自己消弧形スイッチン
    グ素子のゲート信号をオフし、且つ通常ゲート指令が入
    力されるとゲート信号のオフを解除して通常制御に移行
    させる制御手段とを備えたことを特徴とする電圧形自励
    式変換器の制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の電圧形自励式変換器の制御装置において、制御手段は
    一定期間でのゲート信号のオフ回数が許容回数を超える
    と変換器をゲートブロックし、運転を停止させる制御機
    能を持たせたことを特徴とする電圧形自励式変換器の制
    御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の電圧形自励式変換器の制御装置において、制御手段は
    一定期間でのゲート信号の合計オフ時間が許容時間を超
    えると変換器をゲートブロックし、運転を停止させる制
    御機能を持たせたことを特徴とする電圧形自励式変換器
    の制御装置。
  6. 【請求項6】 自己消弧形スイッチング素子をブリッジ
    接続してなり、直流を交流に変換する複数の単位変換器
    と、これら各単位変換器の交流端子にそれぞれの二次巻
    線が接続され、それぞれの一次巻線を各相毎に直列接続
    して出力を取り出す複数の変圧器で構成され、これら変
    圧器の一次巻線側から出力される交流端子電流を検出
    し、この交流端子電流検出値が電流指令値と一致するよ
    うに前記変換器の自己消弧形スイッチング素子のゲート
    信号をオン、オフして電流制御する電圧形自励式変換器
    の制御装置において、 前記各単位変換器の交流端子電流を検出し、その電流検
    出値に基づいて前記交流端子電流を各相毎にバランスさ
    せる制御手段を備えたことを特徴とする電圧形自励式変
    換器の制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電圧形自励式変換器の制
    御装置において、前記交流端子電流を各相毎にバランス
    させる制御手段は、複数の単位変換器の交流端子電流を
    検出し、交流端子電流検出値から各相毎に電流検出値平
    均を演算し、前記交流端子電流検出値と前記電流検出値
    平均から電流偏差を求め、この電流偏差を増幅して単位
    変換器のゲート発生信号を補正し、前記電流偏差を小さ
    くすることで交流端子電流を各相毎にバランスさせるこ
    とを特徴とする電圧形自励式変換器の制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の電圧形自励式変換器の制
    御装置において、前記電流偏差の増幅は、それぞれの交
    流端子電流検出値に応じて増幅率を変化させることを特
    徴とする電圧形自励式変換器の制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の電圧形自励式変換器の制
    御装置において、前記電流偏差の増幅は、変圧器の磁束
    を検出し、それぞれの磁束検出値に応じて増幅率を変化
    させることを特徴とする電圧形自励式変換器の制御装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の電圧形自励式変換器の
    制御装置において、前記交流端子電流を各相毎にバラン
    スさせる制御手段は、複数の単位変換器の交流端子電流
    を検出し、交流端子電流検出値から直流分を取り出し、
    変換器2段毎にその直流分の偏差を取り、この偏差を増
    幅して単位変換器のゲート発生信号を補正し、前記偏差
    を小さくすることで交流端子電流を変換器2段毎にバラ
    ンスさせ、また前記変換器2段を一組とし、一組の直流
    分の和と他の組の直流分の和から偏差を取り、この偏差
    を増幅して単位変換器のゲート発生信号を補正し、前記
    偏差を小さくすることで交流端子電流を各相毎にバラン
    スさせることを特徴とする電圧形自励式変換器の制御装
    置。
  11. 【請求項11】 自己消弧形スイッチング素子をブリッ
    ジ接続してなり、直流を交流に変換する複数の単位変換
    器と、これら各単位変換器の交流端子にそれぞれの二次
    巻線が接続され、それぞれの一次巻線を各相毎に直列接
    続して出力を取り出す複数の変圧器で構成され、これら
    変圧器の一次巻線側から出力される交流端子電流を検出
    し、この交流端子電流検出値が電流指令値と一致するよ
    うに前記変換器の自己消弧形スイッチング素子のゲート
    信号をオン、オフして電流制御する電圧形自励式変換器
    の制御装置において、 前記各変圧器の磁束を検出し、当該磁束を各相毎にバラ
    ンスさせる制御手段を備えたことを特徴とする電圧形自
    励式変換器の制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の電圧形自励式変換
    器の制御装置において、前記磁束を各相毎にバランスさ
    せる制御手段は、複数の変圧器の磁束を検出し、磁束検
    出値からに各相毎に磁束検出値平均を演算し、前記磁束
    検出値と前記磁束検出値平均から磁束偏差を求め、この
    磁束偏差を増幅して単位変換器のゲート発生信号を補正
    し、前記磁束偏差を小さくすることで磁束を各相毎にバ
    ランスさせることを特徴とする電圧形自励式変換器の制
    御装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の電圧形自励式変換器
    の制御装置において、前記磁束を各相毎にバランスさせ
    る制御手段は、複数の変圧器の磁束を検出し、磁束検出
    値から直流分を取り出し、変換器2段毎にその直流分の
    偏差を取り、この偏差を増幅して単位変換器のゲート発
    生信号を補正し、前記偏差を小さくすることで交流端子
    電流を変換器2段毎にバランスさせ、また前記変換器2
    段を一組とし、一組の直流分の和と他の組の直流分の和
    から偏差を取り、この偏差を増幅して単位変換器のゲー
    ト発生信号を補正し、前記偏差を小さくすることで磁束
    を各相毎にバランスさせることを特徴とする電圧形自励
    式変換器の制御装置。
  14. 【請求項14】 請求項11乃至請求項13のいずれか
    に記載の電圧形自励式変換器の制御装置において、前記
    交流端子電流検出値を電流動作許容レベルに基づいて判
    定を行ない、前記交流端子電流検出値が電流動作許容レ
    ベルを超えたるとゲートオフ指令を出力し、電流動作許
    容レベル以下になると通常ゲート指令を出力するレベル
    判定手段と、このレベル判定手段よりゲートオフ指令が
    入力されると交流端子電流が流れている自己消弧形スイ
    ッチング素子のゲート信号をオフし、通常ゲート指令が
    入力されるとゲート信号のオフを解除して通常制御に移
    行させる制御手段とを備えたことを特徴とする電圧形自
    励式変換器の制御装置。
  15. 【請求項15】 請求項11乃至請求項13のいずれか
    に記載の電圧形自励式変換器の制御装置において、前記
    交流端子電流検出値を電流動作許容レベルに基づいて判
    定を行ない、前記交流端子電流検出値が電流動作許容レ
    ベルを超えるとゲートオフ指令を出力し、且つ電流動作
    許容レベル以下の通常動作レベルになると通常ゲート指
    令を出力するヒステリシス特性を有するレベル判定手段
    と、このレベル判定手段よりゲートオフ指令が入力され
    ると交流端子電流が流れている自己消弧形スイッチング
    素子のゲート信号をオフし、通常ゲート指令が入力され
    るとゲート信号のオフを解除して通常制御に移行させる
    制御手段とを備えたことを特徴とする電圧形自励式変換
    器の制御装置。
  16. 【請求項16】 請求項11乃至請求項13のいずれか
    に記載の電圧形自励式変換器の制御装置において、前記
    交流端子電流検出値を電流動作許容レベルに基づいて判
    定を行ない、前記交流端子電流検出値が電流動作許容レ
    ベルを超えるとゲートオフ指令を出力し、且つ一定時間
    経過すると通常ゲート指令を出力するレベル判定手段
    と、このレベル判定手段よりゲートオフ指令が入力され
    ると交流端子電流が流れている自己消弧形スイッチング
    素子のゲート信号をオフし、且つ通常ゲート指令が入力
    されるとゲート信号のオフを解除して通常制御に移行さ
    せる制御手段とを備えたことを特徴とする電圧形自励式
    変換器の制御装置。
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