JP2016119772A - 系統連系インバータ装置 - Google Patents

系統連系インバータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016119772A
JP2016119772A JP2014257918A JP2014257918A JP2016119772A JP 2016119772 A JP2016119772 A JP 2016119772A JP 2014257918 A JP2014257918 A JP 2014257918A JP 2014257918 A JP2014257918 A JP 2014257918A JP 2016119772 A JP2016119772 A JP 2016119772A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grid
power
inverter device
overcurrent
power system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014257918A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6385269B2 (ja
JP2016119772A5 (ja
Inventor
一平 竹内
Ippei Takeuchi
一平 竹内
中林 弘一
Koichi Nakabayashi
弘一 中林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014257918A priority Critical patent/JP6385269B2/ja
Publication of JP2016119772A publication Critical patent/JP2016119772A/ja
Publication of JP2016119772A5 publication Critical patent/JP2016119772A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6385269B2 publication Critical patent/JP6385269B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】系統連系インバータ装置において発生した過電流が系統側の瞬時電圧低下によるものであるか、装置内の故障によるものであるかを判断することが可能な系統連系インバータ装置を得ること。【解決手段】系統連系インバータ装置であり、複数のスイッチング素子を有し、前記スイッチング素子のON/OFF動作により外部直流電源の直流電力を交流電力に変換して電力系統に出力する電力変換部と、前記スイッチング素子が出力する出力電流が監視期間内に閾値を超えた回数を用いて、前記電力系統の系統擾乱又は前記系統連系インバータ装置の不具合を判定する制御部と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池および燃料電池に代表される外部直流電源を用いた直流発電システムを電力系統に連系させる際に使用される系統連系インバータ装置に関するものである。
近年、住宅用発電システムの中において太陽光発電システムの占める割合が急激に増加している。しかし、このような太陽光発電システムを電力系統と連系させる場合、瞬時電圧低下を含む様々な系統擾乱により太陽光発電システムが一斉に停止すると、電力系統内の需給バランスが崩れ、広範囲にわたり停電が発生する可能性がある。そのため、電力系統内に系統擾乱が発生しても太陽光発電システムが停止せず、運転を継続する系統安定確保(Fault-Ride-Through)機能が求められている。以下、上述した系統安定確保(Fault-Ride-Through)機能を単にFRT機能と略記する。
また、前述のような系統連系システムでは、不足電圧の発生により電力系統から太陽光発電設備を解列するための要件に加えて、電力系統の乱れによって解列をするべきかまたは運転継続をするべきかを判別するための要件を規定することが重要となる。そのため、今後広く普及されると予想される太陽光発電設備が電力系統と連系する際の電力品質確保を求めるため、前述のような系統連系システムにおけるFRT機能に関してFRT要件が規定されている。
前述のようなFRT要件と同様の要件またはこれに代替する要件に基づいて、前述のようなFRT機能と同様の機能を実現するための先行技術として、特許文献1に記載されたような先行技術が知られている。
特許文献1に記載された系統連系インバータ装置は、系統の瞬時電圧低下による出力過電流が過電流設定値を超えた場合、系統連系インバータ装置のインバータ部のスイッチング素子をゲートブロックし、出力電力を減少させて、運転を継続している。
特開2008−228494号公報
系統連系インバータ装置が備えるFRT機能は、電力系統の瞬時電圧低下によりインバータ部に過電流が発生すると、以下の制御動作を実行する。まず、FRT機能は、インバータ部のスイッチング素子をゲートブロックする。その後、電力系統の電圧が正常の電圧範囲に復帰した後に、FRT機能は、ゲートブロックを解除してインバータ部の運転を再開させる。他方、系統連系インバータ装置が運転中にインバータ部のスイッチング素子が短絡したことにより発生する過電流は、電力系統の瞬時電圧低下により発生する過電流と区別がつかない。従って、スイッチング素子の短絡による過電流発生の場合にも、従来の系統連系インバータ装置におけるFRT機能は、インバータ部のスイッチング素子をゲートブロックしてしまう。そのため、系統電圧が正常電圧範囲内に復帰すると、スイッチング素子が短絡により機能しなくなった場合であっても、インバータ部のスイッチング素子のゲートブロックが解除されてしまう。その後、インバータ部内でスイッチング素子のON/OFF動作が再開すると、スイッチング素子が機能しないため、過電流が再度検出されるので、上述したゲートブロックとゲートブロック解除をFRT機能が繰り返し実行されることになる。その結果、インバータ部のスイッチング素子は過電流を繰り返し遮断することになるため、スイッチング素子の発熱を招く可能性があった。
この発明は、前述の問題点に鑑みてなされたものであり、系統連系インバータ装置において発生した過電流が系統側の瞬時電圧低下によるものであるか、装置内の不具合によるものであるかを判断することが可能な系統連系インバータ装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る系統連系インバータ装置は、複数のスイッチング素子を有し、前記スイッチング素子のON/OFF動作により外部直流電源の直流電力を交流電力に変換して電力系統に出力する電力変換部と、前記スイッチング素子が出力する出力電流が監視期間内に閾値を超えた回数を用いて、前記電力系統の系統擾乱又は前記系統連系インバータ装置の不具合を判定する制御部と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、系統連系インバータ装置において発生した過電流が系統側の瞬時電圧低下によるものであるか、装置内の故障によるものであるかを判断することが可能な系統連系インバータ装置を得ることができる。
実施の形態に係る系統連系インバータ装置の要部の構成を示すブロック図 系統電圧に瞬時電圧低下が発生したときの系統電圧、インバータ部が出力する電流およびインバータ部のスイッチング素子の状態を示す図 系統連系インバータ装置が運転中に不具合を発生したときの系統電圧、インバータ部が出力する電流、インバータ部のスイッチング素子の状態を示す図 系統連系インバータ装置の運転中に不具合が発生したときの系統電圧、インバータ部が出力する出力電流およびインバータ部のスイッチング素子の状態を示す図 系統連系インバータ装置において発生した過電流が、系統電圧の瞬時電圧低下により発生した過電流であるか、系統連系インバータ装置の不具合により発生した過電流であるかの判定処理を示すフローチャート
以下に、本発明に係る系統連系インバータ装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
<本実施の形態に係る系統連系インバータ装置の構成>
図1は、実施の形態に係る系統連系インバータ装置の要部構成を示すブロック図である。図1では、太陽光発電システムで用いられる系統連系インバータ装置の構成例が示されている。図1において、実施の形態に係る系統連系インバータ装置1は、複数のスイッチング素子のON/OFF動作により外部直流電源からの直流電力を交流電力に変換する電力変換部であるインバータ回路部2と、インバータ回路部2と電力系統26との間における系統連系のON/OFF切換え操作を行う連系開閉器3と、を備えている。本実施の形態に係る系統連系インバータ装置1は、さらに、インバータ回路部2および連系開閉器3と制御信号線C1からC3により接続され、インバータ回路部2および連系開閉器3を制御するための制御部である制御回路6を備えている。
本実施の形態に係る系統連系インバータ装置1はさらに、後述する過電流の検出のために一対の測定線M1を介して制御回路6と接続される第一の電流検出部4と、後述する系統電圧の監視のために一対の測定線M2を介して制御回路6と接続される第一の電圧検出部5と、を備えている。インバータ回路部2は、直流交流変換の前段部として機能するコンバータ回路2aと、直流電流が流れる向きを交互に逆転させて出力するインバータ回路2bと、インバータ回路2bの出力を交流波形に平滑化するフィルタ回路2cを備えている。図1に示す電力系統26には、電力会社が送電網を介して家庭に電力を配電するための商用電力系統が含まれる。以下、本実施の形態に係る系統連系インバータ装置1の構成要素をさらに詳細に説明する。
コンバータ回路2aは、外部直流電源である太陽電池25から見てインバータ回路2bの前段部、すなわち太陽電池25とインバータ回路2bとの間に位置する。コンバータ回路2aは、太陽電池25とインバータ回路2bとの間で電圧を整合させるためのDC(Direct Current:直流)/DCコンバータ回路として機能する。本実施の形態において、外部直流電源は太陽電池25であるが、これには限定されず、外部直流電源は燃料電池または蓄電池であってもよい。
コンバータ回路2aは、コンデンサ11と、リアクトル12と、スイッチング素子13と、出力ダイオード14とを含む。これらの素子は、図1に示される例では昇圧回路を構成する。具体的には、コンデンサ11は、外部直流電源である太陽電池25の正極の出力端と負極の出力端との間に並列接続されている。リアクトル12の一端はコンデンサ11の正極端に接続され、リアクトル12の他端はスイッチング素子13の一端と出力ダイオード14の一端とに接続されている。出力ダイオード14の他端はコンバータ回路2aの正極出力端として、正極母線Pに接続されている。コンバータ回路2aの負極出力端は、コンデンサ11の負極端およびスイッチング素子13の他端と共に負極母線Qに接続されている。本実施の形態では、コンバータ回路2aの回路構成は昇圧回路としたが、降圧回路であってもよい。
インバータ回路2bは、コンデンサ15と複数のスイッチング素子とを備えている。コンデンサ15は、インバータ回路2bの入力端を構成すべく、正極母線Pと負極母線Qとの間に接続されている。複数のスイッチング素子は、図1に示される例では、正極母線Pと負極母線Qとの間に直列に接続されたスイッチング素子16a,16b,16c,16dの2アームで構成されている。
各アームの上端正極側スイッチング素子16a,16cと下端負極側スイッチング素子16b,16dとの各接続端は、それぞれインバータ回路2bの出力端を構成している。図1では、スイッチング素子16a,16bの直列回路をアーム17aとし、スイッチング素子16c,16dの直列回路をアーム17bとしている。以下の説明においては、スイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dを総称して、単にスイッチング素子16と呼ぶ場合がある。
フィルタ回路2cは、図1に示される例では、インバータ回路2bの2つの出力端の一方に一端が接続されるリアクトル18aと、他方に一端が接続されるリアクトル18bと、リアクトル18a,18bの他端間に接続されるコンデンサ19と、を含む。リアクトル18a,18bの各他端は、インバータ回路部2の交流出力端であり、電力系統26に接続されている。
インバータ回路部2のコンバータ回路2aは、太陽電池25が発生する直流電圧を昇圧する。コンバータ回路2aは、系統連系インバータ装置1が、電力系統26と連系できる電圧を出力するように直流電圧を昇圧したり、インバータ回路2bの動作に必要な直流電圧まで昇圧したりする。インバータ回路2bでは、コンバータ回路2aから入力される直流電圧がコンデンサ15で母線電圧として平滑保持され、平滑化された母線電圧が2つのアーム17a,17bにおける各スイッチング素子のON/OFF動作により交流電圧へ変換される。フィルタ回路2cは、インバータ回路2bから入力されるパルス幅変調(PWM: Pulse Width Modulation)された交流電圧を、正弦波状の滑らかな交流波形をした交流電圧に整形して平滑化する。
フィルタ回路2cは、インバータ回路2bの後段部に位置し、インバータ回路2bが出力するパルス幅変調された矩形パルス波である変調波を、低域通過フィルタリングにより、近似する交流波形に変換して出力する。フィルタ回路2cの交流出力は、連系開閉器3の接片3a,3bの一端に印加され、連系開閉器3の接片3a,3bの他端には電力系統26が接続される。
電流検出部4は、図1における一対の測定線M1を介して、スイッチング素子16、より具体的にはスイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dが出力する出力電流を検出し、検出結果を制御回路6に出力する。具体的には、図1に示されるように、インバータ回路2bの2つの出力端のうち一方とフィルタ回路2cとを接続する接続ラインを流れる電流を検出する。本実施の形態において、電流検出部4は、前述した接続ラインを流れる電流の測定値を量子化し、ディジタル信号に変換して制御回路6に出力してもよい。
スイッチング素子16が出力する出力電流は、交流電流であり、インバータ回路2bの出力電流である。スイッチング素子16の出力電流は、フィルタ回路2cの出力電流またはインバータ回路部2の出力電流でもある。電流検出部4は、スイッチング素子16が出力した出力電流を検出すればよいので、フィルタ回路2cの出力電流、つまりインバータ回路部2の出力電流を検出する電流測定回路であってもよい。
インバータ回路部2の一方の交流出力端に相当するリアクトル18aの他端をRと表記し、インバータ回路部2の他方の交流出力端に相当するリアクトル18bの他端をSと表記する。電流検出部4は、系統接続ラインRを流れる電流を検出し、制御回路6に出力してもよい。本実施の形態において、電流検出部4は、系統接続ラインRを流れる電流の測定値を量子化し、ディジタル信号に変換して制御回路6に出力する電流測定回路であってもよい。
電圧検出部5は、図1における一対の測定線M2を介して電力系統26の電圧を検出し、電圧検出結果を制御回路6に出力する。電力系統26の一方端を連系開閉器3の接片3aの他端に接続する系統接続ラインをTと表記し、電力系統26の他方端を連系開閉器3の接片3bの他端に接続する系統接続ラインをUと表記すれば、電圧検出部5は、系統接続ラインTとUとの間における電圧を検出し、制御回路6に出力する。一実施例において、電圧検出部5は、系統接続ラインTとUとの間における電圧の測定値を量子化し、ディジタル信号に変換して制御回路6に出力する電圧測定回路であってもよい。
制御部である制御回路6は、系統連系インバータ装置1を制御するための制御ロジックまたは制御アルゴリズムに基づいて、任意の波形の制御信号を介してスイッチング素子13、スイッチング素子16a,16b、スイッチング素子16c,16dおよび連系開閉器3のON/OFF動作を制御する。具体的には、制御回路6は、コンバータ回路2aに昇圧動作を行わせるようにスイッチング素子13にスイッチング動作を行わせる。また、制御回路6は、インバータ回路2bの2つのアーム17a,17bを構成するスイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dに、コンバータ回路2aから入力される直流電力を交流電力に変換するスイッチング動作を行わせる。そして、制御回路6は、連系開閉器3を閉路または開路する制御を行う。
本実施の形態において、制御回路6は、スイッチング素子13、スイッチング素子16a,16b、スイッチング素子16c,16dおよび連系開閉器3に対して任意の波形の制御信号を出力することが可能な制御出力インターフェースを備えた制御用プロセッサまたはマイクロコンピュータとして実現可能である。この他にも、制御回路6は、上述した制御信号を出力可能なFPGA、PLDまたはASICとして実現することも可能である。さらに、CPU(Central Processing Unit)が、コンピュータプログラムを実行することにより、制御回路6の機能を実現してもよい。
図1において、制御回路6が制御用プロセッサとして実装される場合、制御回路6は、スイッチング素子13に対して制御信号線C1を介して適切な電圧レベルの制御信号を出力することにより、スイッチング素子13を操作することが可能である。また、制御回路6は、スイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dのゲート端子に、制御信号線C2を介して適切な電圧レベルの制御信号を出力することにより、スイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dを操作することが可能である。
制御回路6は、連系開閉器3の開閉スイッチに、制御信号線C3を介して適切な電圧レベルの制御信号を出力することにより、連系開閉器3の開閉を操作することが可能である。制御回路6がインバータ回路部2をゲートブロックする場合、制御回路6は、制御信号線C2を介して、スイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dのゲート端子に対して、非導通のゲートOFF状態となるローレベル電圧を継続して印加し続ける。インバータ回路部2のゲートブロックが解除された状態において、制御回路6は、制御信号線C2を介して、スイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dのゲート端子に対して、パルス幅変調されたスイッチング制御パルスの印加を再開する。
本実施の形態による系統連系インバータ装置1が有する機能の中には、太陽電池25で発電された直流電力を交流電力へ変換し、その変換した交流電力を、電力系統26に対して供給する機能が含まれている。
<系統連系インバータ装置1の動作>
図2は、系統電圧に瞬時電圧低下が発生したときの系統電圧、インバータ回路部2が出力する電流およびインバータ回路部2のスイッチング素子16の状態を示す図である。図3は、系統連系インバータ装置1が運転中に不具合を発生したときの系統電圧、インバータ回路部2が出力する電流、インバータ回路部2のスイッチング素子16の状態を示す図である。
図2の時間区間T1においては、系統連系インバータ装置1は正常に稼働している。図2の時間区間T1では、系統連系インバータ装置1は、電力系統26側と電圧および周波数が均衡した交流電力を出力している。また、図2の時間区間T1では、電力系統26側と系統連系インバータ装置1側とは、互いに位相と見込みインピーダンスとが整合している。図2には、電力系統26に瞬時電圧低下が発生した後の時間区間T2が示されている。系統連系インバータ装置1は、図2に示す通り、時間区間T2において電力系統26の瞬時電圧低下が発生すると、電力系統26側と系統連系インバータ装置1側との間に著しい電位差が生じる。
図2において、この電位差は、電位V1と電位V2との差であるV1−V2として示されている。瞬時電圧低下前までは電力系統26側の電圧と系統連系インバータ装置1側の電圧とはV1の近辺で均衡しているが、瞬時電圧低下時には、電力系統26側の電圧がV2に低下するので、電力系統26側と系統連系インバータ装置1側との間においてV1−V2に等しい電位差が生じる。その結果、図2に示す電位差V1−V2により、電力系統26側からインバータ回路部2へと過電流が発生する。図2において、この過電流はISとして示されている。この過電流ISの発生に対応して、系統連系インバータ装置1は、インバータ回路部2のスイッチング素子16をゲートブロックする。その後、図2に示す時間区間T3において系統電圧が正常の電圧範囲に復帰すると、系統連系インバータ装置1は、インバータ回路部2のスイッチング素子16をON/OFFさせて運転を再開させることでFRT機能を実現する。
図3に示すように、系統連系インバータ装置1が時間区間T1において正常な系統連系状態で運転中に、インバータ回路部2のスイッチング素子16が時刻tにおいて短絡した場合においても、電力系統26の瞬時電圧低下が発生したときと同様に、過電流ISが発生する。そのため、系統連系インバータ装置1は、図3に示す時刻tの直後にインバータ回路部2のスイッチング素子16をゲートブロックする。
しかし、前述したようなスイッチング素子16の短絡に起因するゲートブロックと、電力系統26の瞬時電圧低下に起因するゲートブロックとは、区別がつかない。そのため、前述したようなスイッチング素子16の短絡に起因するゲートブロックが発生すると、系統連系インバータ装置1では、次のような現象が発生する可能性がある。
すなわち、図3の時間区間T2において、短絡に起因するゲートブロックの後に出力電流が正常な電流値まで低下し、かつ系統電圧が正常電圧範囲内であれば、インバータ回路部2のスイッチング素子16のゲートブロックが解除される。図3の時間区間T2において、スイッチング素子16のON/OFF動作が再開すると、スイッチング素子16に不具合が発生している場合、再度過電流が検出されるので、系統連系インバータ装置1はゲートブロックとゲートブロック解除とを繰り返す。図3の時間区間T2において、前述したようなゲートブロックとゲートブロック解除とが繰り返されることにより、インバータ回路部2のスイッチング素子16は過電流を繰り返し遮断することになる。このため、スイッチング素子16が過熱する可能性がある。前述したように、ゲートブロックとゲートブロック解除とが繰り返されることにより反復して発生する過電流は、図3の時間区間T2においてIS、ISおよびISとして表記されている。
インバータ回路2bのスイッチング素子16の一つ以上が短絡した場合には、最初の過電流が検出された後に、インバータ回路部2を系統連系状態から解列する必要があるにも関わらず、解列がなされない可能性がある。その代わりに、最初の過電流が検出された後には、前述したようなゲートブロックとゲートブロック解除との繰り返しにより、系統連系状態のままの電力系統26から過電流がインバータ回路部2に向かって反復して流れ込む可能性がある。その結果、インバータ回路2bのスイッチング素子16が過電流を繰り返し遮断することにより、インバータ素子16の耐久性低下を招く可能性がある。
本実施の形態において、系統連系インバータ装置1が備える制御回路6は、次に説明する制御により、ゲートブロックとゲートブロック解除とが繰り返されることにより過電流が反復して発生することを抑制する。以下の説明においては、系統擾乱として電力系統26の瞬時電圧低下が発生したと仮定し、インバータ回路2bのスイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dのうち短絡が発生した少なくとも一つ以上のスイッチング素子16が、系統連系インバータ装置1内の不具合発生部位であると仮定する。なお、これらは、系統擾乱の様々な要因および系統連系インバータ装置1の様々な不具合発生部位の一例であり、系統擾乱および系統連系インバータ装置1の不具合発生部位はこれらに限定されるものではない。
本実施の形態において、制御回路6は、電力系統26から流れ込む最初の過電流の発生を検出した後に、過電流の再発を監視するための時間区間にわたって電力系統26から繰り返し反復して流れ込む過電流が検出されるか否かを監視する。それにより本実施の形態は、インバータ回路2bのスイッチング素子16の一つ以上が短絡したことに起因して過電流が発生した場合に、電力系統26の瞬時電圧低下と誤認することにより上記のようなゲートブロックとゲートブロック解除との繰り返しが誘発されたと判断する。そのような場合、本実施の形態は、系統連系インバータ装置1に不具合があると判定して、連系開閉器3を開路することにより、系統連系インバータ装置1内のインバータ回路部2を電力系統26から解列する。
その結果、本実施の形態は、系統連系インバータ装置1において発生した過電流が系統側の瞬時電圧低下によるものであるか、それとも装置内の不具合によるものであるかを確実に検出することができる。よって、本実施の形態は、系統連系インバータ装置1内の不具合により過電流が発生した場合において、インバータ回路部2のスイッチング素子16が過電流を繰り返し遮断することによる不具合の発生を抑制することができる。その結果、本実施の形態は、インバータ回路部2内の不具合を抑制して、安全に系統連系インバータ装置1を停止することができる。
本実施の形態のFRT機能は、スイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dにおける過電流発生の原因が電力系統26における瞬時電圧低下のような系統擾乱であると系統連系インバータ装置1が判定した場合のみ実行される。具体的には、制御回路6は、電力系統26に発生した擾乱に起因してインバータ回路2bのスイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dに流れる電流、すなわちスイッチング素子16の出力電流が閾値を超えたことを検出すると、スイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dをゲートブロックする。その後、電力系統26の擾乱がなくなり、電力系統26の状態が正常範囲内であるときにスイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dのゲートブロックを解除することにより本実施の形態はFRT機能を実現する。本実施の形態において、電圧検出部5が検出した電力系統26の電圧検出結果が正常範囲内である場合が、電力系統26の状態が正常範囲内である場合に相当する。
制御回路6は、過電流の再発を監視するための監視期間である過電流監視期間内に、複数回インバータ回路2bのスイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dに過電流が発生したときは、系統連系インバータ装置内1に不具合が発生していると判定する。この場合、制御回路6は、連系開閉器3を開路する。制御回路6は、連系開閉器3を開路した後、スイッチング素子16の動作を停止させることにより、系統連系インバータ装置1を停止させてもよい。次に、系統連系インバータ装置1が実行する処理を説明する。
図4は、系統連系インバータ装置の運転中に不具合が発生したときの系統電圧、インバータ部が出力する出力電流およびインバータ部のスイッチング素子の状態を示す図である。図5は、系統連系インバータ装置において発生した過電流が、系統電圧の瞬時電圧低下により発生した過電流であるか、系統連系インバータ装置の不具合により発生した過電流であるかの判定処理を示すフローチャートである。
図4に示すように、時間区間T1においては、図3の場合と同様に、系統連系インバータ装置1が電力系統との間で正常な連系状態を保ちながら運転中である。ステップS501において、図1に示される系統連系インバータ装置1の制御回路6は、判定処理、すなわち系統連系インバータ装置1において発生した過電流が、系統電圧の瞬時電圧低下により発生した過電流であるか、系統連系インバータ装置1の不具合により発生した過電流であるかの判定処理を開始する。
ステップS502において、電力系統26に瞬時電圧低下が発生するかまたはインバータ回路2bのスイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dのうちいずれか一つが短絡する。瞬時電圧低下または短絡は、図4の時刻tにおいて発生する。時間区間T2aにおいては、瞬時電圧低下またはスイッチング素子16の短絡により、インバータ回路部2に過電流が流れる。
ステップS503において、電流検出部4はインバータ回路部2に流れる電流を検出し、制御回路6へ出力する。制御回路6は、電流検出部4から取得した電流検出結果を用いて、インバータ回路部2に過電流が流れたか否かを判定する。この場合、制御回路6は、電流検出部4の電流検出結果、すなわちスイッチング素子16の出力電流が閾値を超えた場合にはインバータ回路部2に過電流が流れたと判定し、出力電流が閾値以下である場合、インバータ回路部2に過電流は流れていないと判定する。
ステップS503において、インバータ回路部2に過電流が流れたと制御回路6が判定すると、ステップS504において、制御回路6は、インバータ回路2bのスイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dをゲートブロックする。このゲートブロックは、時間区間T2aにおいて実行される。
制御回路6がインバータ回路部2をゲートブロックする場合、制御回路6は、制御信号線C2を介して、スイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dのゲート端子に対して、非導通のゲートOFF状態となるローレベル電圧を継続して印加し続ける。
制御回路6は、ステップS505において、過電流が過電流監視期間内に再度発生したか否かを判定する。過電流発生が初回の場合(ステップS505、No)は、ステップS508に進む。
制御回路6は、ステップS508において、電力系統26の系統電圧が異常であるか否かを判定する。制御回路6は、ステップS508において、電圧検出部5によって検出された系統電圧の実効値が、系統電圧が正常であるときの実効値を中心としたある範囲内にあれば正常であると判定し、前述したある範囲外にあれば異常であると判定する。系統電圧が正常であるか否かの判定は、この方法に限定されるものではない。
系統電圧が異常である場合(ステップS508、Yes)、制御回路6は、ステップS508の判定を繰り返す。この判定は、系統電圧が正常であると制御回路6が判定するまで実行される。系統電圧が異常である場合の例としては、電力系統2において、瞬時電圧低下が発生し、系統電圧が正常値に対して低くなっているような状態が挙げられる。
系統電圧が正常である場合(ステップS508、No)、ステップS509に進む。系統電圧が正常である場合の例としては、電力系統2における瞬時電圧低下が回復して系統電圧が正常値に復帰した場合や、系統連系インバータ装置1の不具合によって発生した過電流であって系統電圧はもともと正常である場合などが挙げられる。制御回路6は、ステップS509において、インバータ回路2bのスイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dのゲートブロックを解除する。これにより、スイッチング素子16のON/OFF動作が再開する。また、制御回路6は、ゲートブロック解除のタイミングで過電流監視期間の計時を開始する。そして、ステップS502に戻り、ステップS502以降の処理を実行する。
ここで、再びインバータ回路部2に過電流が流れる(ステップS503)と、再びスイッチング素子16a,16bおよびスイッチング素子16c,16dがゲートブロックされて(ステップS504)、ステップS505に進む。
制御回路6は、ステップS505において、過電流が過電流監視期間内に再度発生したか否かを判定する。制御回路6は、ゲートブロックを解除した後における期間である過電流監視期間内に、出力電流が閾値を再度超えたか否かを判定することにより、過電流が過電流監視期間内に再度発生したか否かを判定する。
このように、制御回路6は、スイッチング素子16をゲートブロックした後、ゲートブロックを解除して、ゲートブロック解除後における過電流の有無を検出することにより、系統連系インバータ装置1の不具合と系統擾乱とを容易に判定できる。過電流監視期間は、図4に示す期間T2である。過電流監視期間は予め定められており、本実施の形態では100msであるが、これに限定されない。また、本実施の形態では過電流監視期間の計時開始タイミングをゲートブロック解除時としたが、これに限定されるものではない。例えば、ゲートブロックするタイミングでもよい。
ゲートブロックが解除された後、過電流が過電流監視期間内に再度発生した場合(ステップS505、Yes)、制御回路6は、ステップS506において、系統連系インバータ装置1の不具合が発生したと判定する。この判定は、図4の時間区間T3に行われる。そして、制御回路6は、ステップS506において、連系開閉器3を開路して、系統連系インバータ装置1を電力系統26から解列する。このとき、制御回路6は、前述したように、スイッチング素子16の動作を停止させることにより、系統連系インバータ装置1を停止させてもよい。その後、制御回路6は、ステップS507に進み、判定処理を終了する。制御回路6は、系統連系インバータ装置1の不具合により過電流が発生したと判断した場合、系統連系インバータ装置1を電力系統26から解列することで、不具合が発生した系統連系インバータ装置1の影響が電力系統26に及ばないようにすることができる。
ゲートブロックが解除された後、過電流が過電流監視期間内に再度発生しない場合、制御回路6は、一時的に電力系統26に擾乱、本実施の形態では系統電圧の異常が発生したための過電流であったと判定し、その後の運転を通常通りに継続する。すなわち、電力系統26の擾乱が収束した場合には速やかに系統連系インバータ装置1から電力系統26に交流電力を供給することができる、というFRT機能が実現される。
本実施の形態において、制御回路6は、一度過電流が発生したことにより前述のようにインバータ回路2bのスイッチング素子16をゲートブロックした後、系統電圧が正常であればスイッチング素子16のON/OFF動作を再開させる。そして、制御回路6は、過電流監視期間内に過電流が少なくとも1回発生したか否かによって、系統連系インバータ装置1の不具合の有無を判定する。本実施の形態において、制御回路6は、過電流監視期間内に過電流が再度、すなわちもう1回発生した場合に、系統連系インバータ装置1に不具合が発生したと判定するが、これに限定されない。制御回路6は、過電流監視期間内に複数回過電流が発生した場合に、系統連系インバータ装置1に不具合が発生したと判定してもよい。
以上のように、本実施の形態は、インバータ回路部2が備えるスイッチング素子16が出力する出力電流が監視期間内に閾値を超えた回数を用いて、電力系統26の系統擾乱又は系統連系インバータ装置1の不具合を判定する。このようにすることで、系統連系インバータ装置1において発生した過電流が、系統電圧の瞬時電圧低下のような系統擾乱により発生した過電流であるか、系統連系インバータ装置1内の不具合により発生した過電流であるかを確実に判定することができる。また、本実施の形態は、系統連系インバータ装置1の不具合により過電流が発生したことを確実に判定できるので、系統連系インバータ装置1の不具合が発生した場合には、スイッチング素子16の動作を停止させることができる。その結果、本実施の形態は、スイッチング素子16の耐久性低下を抑制できるとともに、安全に系統連系インバータ装置1を停止させることができる。
本実施の形態の前述した説明では、系統擾乱により過電流が発生する要因として瞬時電圧低下を例としたが、系統擾乱の原因はこれに限定されず、系統の位相の急変が発生した場合その他の系統擾乱の原因を含む。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 系統連系インバータ装置、2 インバータ回路部、2a コンバータ回路、2b インバータ回路、2c フィルタ回路、3 連系開閉器、4 電流検出部、5 電圧検出部、6 制御回路、11,15,19 コンデンサ、12,18a,18b リアクトル、13,16a,16b,16c,16d スイッチング素子、14 出力ダイオード、25 太陽電池(外部直流電源)、26 電力系統。

Claims (7)

  1. 系統連系インバータ装置であり、
    複数のスイッチング素子を有し、前記スイッチング素子のON/OFF動作により外部直流電源の直流電力を交流電力に変換して電力系統に出力する電力変換部と、
    前記スイッチング素子が出力する出力電流が監視期間内に閾値を超えた回数を用いて、前記電力系統の系統擾乱又は前記系統連系インバータ装置の不具合を判定する制御部と、
    を含むことを特徴とする系統連系インバータ装置。
  2. 前記監視期間は、前記制御部が前記スイッチング素子をゲートブロックし、その後に前記ゲートブロックを解除した後の期間であり、
    前記制御部は、
    前記出力電流が前記閾値を超えた場合、前記スイッチング素子をゲートブロックしてから前記ゲートブロックを解除し、
    前記監視期間内に前記出力電流が前記閾値を再度超えた場合、前記系統連系インバータ装置の不具合により過電流が発生したと判定し、前記監視期間内に前記出力電流が前記閾値を超えない場合、前記系統擾乱が発生したと判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の系統連系インバータ装置。
  3. 前記制御部は、
    前記ゲートブロックの解除後、前記監視期間の経過前において、前記出力電流が少なくとも一回前記閾値を超えたことにより、前記系統連系インバータ装置の不具合が発生したと判定し、
    前記ゲートブロックの解除後、前記監視期間の経過前において、前記出力電流が前記閾値を超えないことにより、前記電力系統の擾乱が発生したと判定する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の系統連系インバータ装置。
  4. 前記電力変換部と前記電力系統との間に設置され、前記制御部に制御されて前記電力変換部と前記電力系統との間の連系と解列とを切り替える連系開閉器を有し、
    前記制御部は、
    前記電力系統の擾乱が発生したと判定した場合は、前記系統連系インバータの運転を継続させ、
    前記不具合により過電流が発生したと判断した場合は、連系開閉器を制御して前記系統連系インバータ装置を前記電力系統から解列する、
    ことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の系統連系インバータ装置。
  5. 前記電力変換部の出力電流を検出し、電流検出結果を前記制御部に出力する電流検出部と、
    前記電力系統の電圧を検出し、電圧検出結果を前記制御回路に出力する電圧検出部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記電流検出部が検出した前記出力電流が前記閾値を超えると、前記スイッチング素子のゲート端子電圧を制御することにより前記ゲートブロックを実行し、
    前記電力系統の擾乱が発生したと判定し、かつ電圧検出部による電圧検出結果が正常範囲内である場合は、前記系統連系インバータ装置の運転を継続させることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の系統連系インバータ装置。
  6. 前記電力変換部に過電流を発生させる前記不具合は、
    前記スイッチング素子において発生した短絡による不具合を含むことを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の系統連系インバータ装置。
  7. 前記電力系統の擾乱は、前記電力系統の系統電圧の瞬時低下および位相の急変を含むことを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の系統連系インバータ装置。
JP2014257918A 2014-12-19 2014-12-19 系統連系インバータ装置 Expired - Fee Related JP6385269B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014257918A JP6385269B2 (ja) 2014-12-19 2014-12-19 系統連系インバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014257918A JP6385269B2 (ja) 2014-12-19 2014-12-19 系統連系インバータ装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016119772A true JP2016119772A (ja) 2016-06-30
JP2016119772A5 JP2016119772A5 (ja) 2017-12-28
JP6385269B2 JP6385269B2 (ja) 2018-09-05

Family

ID=56244556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014257918A Expired - Fee Related JP6385269B2 (ja) 2014-12-19 2014-12-19 系統連系インバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6385269B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018038035A (ja) * 2016-08-12 2018-03-08 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ソリッドステート回路遮断器、及びモータ駆動システム
JP2020108274A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社東芝 電力変換装置
WO2020213037A1 (ja) * 2019-04-15 2020-10-22 株式会社東芝 電力変換装置、電力変換システム、及びプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001258264A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Shibafu Engineering Corp 電圧形自励式変換器の制御装置
JP2009290918A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Panasonic Corp 分散型電源装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001258264A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Shibafu Engineering Corp 電圧形自励式変換器の制御装置
JP2009290918A (ja) * 2008-05-27 2009-12-10 Panasonic Corp 分散型電源装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018038035A (ja) * 2016-08-12 2018-03-08 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ソリッドステート回路遮断器、及びモータ駆動システム
JP2020108274A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社東芝 電力変換装置
JP7159041B2 (ja) 2018-12-27 2022-10-24 株式会社東芝 電力変換装置
WO2020213037A1 (ja) * 2019-04-15 2020-10-22 株式会社東芝 電力変換装置、電力変換システム、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6385269B2 (ja) 2018-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI548195B (zh) 逆變裝置及應用其之交流電源系統
JP6642075B2 (ja) アーク対応制御装置およびアーク対応制御方法
EP3024134B1 (en) Parallel inverter system, and shutdown control method and shutdown control device for parallel inverter system
US10615636B2 (en) Uninterruptible power supply
JP2004187362A (ja) 系統連系インバータ装置
CN105021977A (zh) 一种光伏逆变器并网前交流继电器检测方法及系统
JP2017527001A (ja) Mppt集中モード退出、切り替え方法及びその応用
JP6385269B2 (ja) 系統連系インバータ装置
JP2013162699A (ja) 分散型電源システム及び電力変換装置
JP2016157364A (ja) 電力制御装置及びその制御方法
US11644506B2 (en) Power switch fault detection method and power switch fault detection circuit
JP2017121149A (ja) 電力変換装置
JP6203012B2 (ja) 系統連系インバータ装置
JPH09138246A (ja) 直流成分検出装置
JP6351480B2 (ja) 系統連系インバータ装置
KR101390306B1 (ko) 풍력 발전기
JP2016119772A5 (ja)
US11283368B2 (en) Open phase detection system for power conversion system
JP6248716B2 (ja) 故障対処装置、および電源システム
JP6484570B2 (ja) 電力変換装置
WO2020065857A1 (ja) 電力変換装置
JP2013229960A (ja) 電力変換装置
JP4575876B2 (ja) インバータ装置及びインバータシステム
JP6604179B2 (ja) 充電装置及び充電制御方法
CN112821866B (zh) 一种光伏快速关断系统及其控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180807

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6385269

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees