JP4607617B2 - 電力変換装置の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特に偏磁の抑制をする電力変換装置の制御装置に関する。
従来は、図15で示すような、電力変換装置の構成が開示されている。
直流コンデンサ9は、直流電圧を蓄える。
電力変換装置例えばインバータ3は、GTOサイリスタ等の電力半導体から構成され、直流コンデンサ9に蓄えられた直流電圧を交流電圧に変換する。
インバータ変圧器2は、インバータ3で変換した交流電圧を電力系統例えば三相交流母線1に供給する。
基準回路61は、予め定められた三相交流母線1の系統電圧、負荷電流等の基準値を発生し、電流制御回路62に出力する。
電流制御回路62は、基準回路61が出力する基準値と電流検出器11が出力する三相交流系統母線1の系統電圧、負荷電流等とを比較し演算してインバータ3の出力電圧基準を生成し、加算器7に出力する。
電流検出器11は、三相交流母線1の系統電圧、負荷電流を検出し、減算器13に出力する。
電流検出器12は、インバータ変圧器2の二次側電流を測定し、減算器13に出力する。
減算器13は、電流検出器11と電流検出器12との差を求め、比較器14とフィルタ回路17に出力する。
比較器14は、減算器13からの出力に基づき偏磁電流が予め定められた一定値を越えているかどうか判断し、パルス発生器15に信号を出力する。
パルス発生器15は、比較器14の出力に基づきインバータ変圧器2の出力電圧の正極性部分と負極性部分とのアンバランスが予め定められた基準よりも大きいときに、所定の正又は負の一定振幅、一定継続時間のパルスを積分器16に出力する。
積分器16は、パルス発生器15の出力を積分して直流信号に変換するとともに遅延させて、加算器18に出力する。
フィルタ回路17は、減算器13の出力から偏磁成分のうちの急峻・過渡的な成分を抽出し、加算器18に出力する。
加算器18は、積分器16の出力とフィルタ回路17の出力とを加算する。
加算器7は、電流制御回路62の出力と加算器18の出力とを加算する。
比較器14、パルス発生器15、積分器16により定常的な偏磁をゆるやかに補償するとともに、フィルタ回路17により過渡的な偏磁を補償する。
搬送三角波基準81は、インバータ3の電力半導体素子を制御するパルスを発生するための基準となる信号を発生する。
比較器84は、インバータ3の出力電圧基準と基準搬送三角波とを比較する。
ロジック回路82は、比較器84の比較結果に基づきインバータ3の電力半導体素子を制御する。
パルス増幅器83は、ロジック回路82で生成された制御パルスを増幅してインバータ3を駆動する。
定常的な偏磁については、比較器14が、変圧器2の二次電流と一次電流の偏差電流の正のピーク値と負のピーク値とのアンバランスが予め定められた値より大きくなったことを検出する。パルス発生器15は、比較器14の出力を受けて、正負の電圧時間積のバランスをとり、偏磁を補正できるように、予め定められた一定レベルで一定間隔幅のパルスを発生して、インバータ3の出力をゆっくりと制御する。
一方、過渡的な偏磁については、フィルタ回路17が、急峻な偏磁電流成分のみを検出することにより、インバータ3の出力を制御する(例えば、特許文献1を参照)。
特許第2829237号
本来、過渡的な偏磁の抑制には、変圧器が偏磁飽和することにより引き起こされる電力変換装置の過電流を緊急避難的に制御し、電力変換装置の過電流停止という事態を避ける目的がある。
特許文献1の電力変換装置の制御装置では、過渡的な偏磁については、偏差電流から急峻な偏磁電流成分のみを検出し、これに基づいて偏磁の抑制をしていた。
しかし、急峻な偏磁電流成分のみの検出では、過電流がなだらかに継続する場合には反応しないため、過渡的な過電流を抑制するには不十分であった。
そこで、本発明の目的は、過渡的な偏磁状態における過電流をより確実に抑制することができる電力変換装置の制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するための発明の実施形態に係る電力変換装置の制御装置は、電力系統に対して、変圧器を介して接続され、直流を交流に又は交流を交流に変換する電力変換器を備えた電力変換装置において、前記電力変換器を指令値に基づき制御する制御手段と、前記変圧器と前記電力変換器の間を流れる一次電流値を取得する一次電流取得手段と、前記変圧器と前記電力系統の間を流れる二次電流値を取得する二次電流取得手段と、前記一次電流取得手段により取得された前記一次電流値と前記二次電流取得手段により取得された前記二次電流値との差分電流値を演算する差分電流演算手段と、前記差分電流演算手段により演算された前記差分電流値の絶対値が一定値以上の電流成分を前記変圧器の偏磁を抑制するための偏磁抑制指令として検出する偏磁抑制指令検出手段と、前記制御手段の前記指令値を、前記電力変換器から出力される電流の波形を前記偏磁抑制指令検出手段により検出された前記偏磁抑制指令による波形で抑制するように補正をする第1の補正手段と、前記差分電流演算手段により演算された前記差分電流値の低周波成分を抽出する低周波成分抽出手段と、前記制御手段の前記指令値を、前記電力変換器から出力される電流の波形を前記低周波成分抽出手段により抽出された前記低周波成分による波形で抑制するように補正をする第2の補正手段とを備えた構成である。
本発明によれば、過渡的な偏磁状態において、過電流により停止する可能性が少ない運転ができる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明するが、始めに各実施形態で共通する事項について説明する。本発明の電力変換装置は、図15の従来例と同じである。具体的には、図1、図4、図6、図8、図10、図11、図12、図13、図14に示すように、電力系統の基本構成は、電力系統例えば交流系統母線1に対して、変圧器2を介して接続がされ、直流を交流に、又は交流を交流に変換するもので、各実施例では一例としてインバータ3を示している。
インバータ3は、直流コンデンサ4が接続され、この電圧に応じて、後述する制御手段により制御され、交流電圧を発生する。この発生した交流電圧は、変圧器2を通じて昇圧又は降圧され、この電圧は交流系統母線1に印加され、インバータ3と交流系統母線1の間で電力の授受を行う。
図2、図5、図7、図9の波形データは、各実施形態に関する装置を構成する回路の機能を説明するための想定波形であり、各図とも簡単のため、変圧器2の一次電流の波形と二次電流の波形は、偏磁抑制の制御による効果を考慮しておらず、また、全てのゲインは等倍として表している。
(第1の実施形態の構成)
電力変換装置の制御装置10(以下、単に「制御装置10」という)は、主として、制御手段と、補正対象決定手段と、第1の補正手段と、第2の補正手段から構成されている。
制御手段は、例えば、電圧指令作成器6と、加算器7と、PWM制御装置5を備えている。
補正対象決定手段は、一次電流取得手段例えば一次電流検出器12と、二次電流取得手段例えば二次電流検出器11と、減算器13とを備えている。
第1の補正手段は、例えば演算回路31と、ゲイン32を備えている。
第2の補正手段は、低周波抽出手段例えばローパスフィルタ21とゲイン22を備えている。
制御装置10は、交流系統母線1と電力の授受を行うために、インバータ3を制御し、出力する交流電力を調整する。また、変圧器2の偏磁を抑制するときにも、インバータ3の制御を行う。
変圧器2の二次側である変圧器2と交流系統母線1との間を流れる二次電流の測定値(以下、「二次電流値」という。)は、二次電流検出器11で検出され、制御装置10に入力される。
変圧器2の一次側であるインバータ3と変圧器2との間を流れる一次電流の測定値(以下、「一次電流値」という。)は、一次電流検出器12で検出され、制御装置10に入力される。
一次電流検出器12で検出した一次電流値と二次電流検出器11で検出した二次電流値は、減算器13に入力される。
減算器13は、入力された二次電流値と一次電流値を、変圧器2の巻数比を加味して差分することにより補正対象値である励磁電流を検出し、ローパスフィルタ21と演算回路31に出力する。
ローパスフィルタ21は、入力された励磁電流から直流成分を検出し、ゲイン22により適当な値に変換し、定常的な偏磁抑制指令として加算器18に出力する。
演算回路31は、入力された励磁電流の電流値(以下、「励磁電流値」という。)の絶対値が予め設定された設定値を超えた場合に、励磁電流値をゲイン32により適当な値に変換し、過渡的な偏磁抑制指令として加算器18に出力する。一方、設定値を超える電流値が検出されなかった場合、演算回路31は0を加算器18に出力する。
電圧指令作成器6は、通常時にインバータ3が出力する電圧の基準となる電圧指令を作成し、加算器7に出力する。
加算器18は、ローパスフィルタ21からゲイン22を介して入力された定常的な偏磁抑制指令と、演算回路31からゲイン32を介して入力された過渡的な偏磁抑制指令とを加算し、偏磁抑制指令として加算器7に出力する。
加算器7は、電圧指令作成器6が作成した電圧指令と、加算器18から入力された偏磁抑制指令とを加算し、PWM制御装置5に出力する。
PWM制御装置5は、加算器7から入力された指令に基づいて、直流コンデンサ4の電圧をパルス幅変調方式により制御し、インバータ3から交流電圧を発生させる。
ここで、図2を参照して、制御装置10の機能を説明する。図2は、本実施形態の主要な回路が出力する波形を表し、(a)は二次電流検出器11で検出した二次電流波形を、(b)は一次電流検出器12で検出した一次電流波形が検出された場合を想定し、図示している。また、(c)に図示している点線は、設定値の線を表している。
減算器13には、電流波形(a)、(b)が入力され、(c)に示す励磁電流を演算回路31に出力する。
ローパスフィルタ21には、励磁電流(c)が入力され、ここで低周波成分のみが抽出され(d)に示す定常的な偏磁抑制指令を加算器18に出力する。
演算回路31には、励磁電流(c)が入力され、(e)に示す過渡的な偏磁抑制指令を加算器18に出力する。
加算器18において、定常的な偏磁抑制指令(d)と過渡的な偏磁抑制指令(e)が加算され、この加算値は(f)に示す偏磁抑制指令であり、これを加算器7に出力する。
(第1の実施形態の作用・効果)
図3は、変圧器2において見られる現象で、変圧器内部の磁束密度Bの状態と変圧器内部を流れる励磁電流Iの相関関係を示した図である。
磁束密度Bが上昇し、変圧器2が飽和カーブの飽和領域に達すると、急激に励磁電流Iが増加する。この場合は定常的な励磁電流値よりも電流値が大きくなる。
制御装置10は、飽和カーブの前後における電流値を設定値とすることで、設定値を超える電流を検出したときに、過渡的な偏磁抑制指令を出力するので、効率よく偏磁の抑制を行うことができる。
また、演算回路31の出力は、設定値を超える励磁電流成分がそのまま出力され、これに基づいて、過渡的な偏磁抑制指令を作成するため、制御装置10は、効果的な偏磁の抑制を行うことができる。
従って、本実施形態の制御装置10であれば、変圧器2の定常的な偏磁を抑制でき、特に過渡的な偏磁を効率よく効果的に抑制する制御を行うことができる。
(第2の実施形態の構成)
図4は、本実施形態を説明するためのブロック構成図である。
本実施形態の制御装置10は、図1に示す実施形態の制御装置10に有する、演算回路31を演算回路36に代えた点以外は、図1と同じである。
演算回路36は、入力された励磁電流値の絶対値が予め設定された設定値を超えた場合に、励磁電流値から励磁電流値と同符号にした設定値を引いた値をゲイン32により適当な値に変換し、過渡的な偏磁抑制指令として加算器18に出力する。
ここで、図5を参照して、制御装置10の機能を説明する。図5は、本実施形態の主要な回路が出力する波形を、(a)に示す二次電流の波形と(b)に示す一次電流の波形が検出された場合を想定し、図示している。また、(c)に図示している点線は、設定値の線を表している。
演算回路36は、減算器13により検出した励磁電流(c)が入力され、ゲイン32を介して、(e)に示す過渡的な偏磁抑制指令を加算器18に出力する。
加算器18は、定常的な偏磁抑制指令(d)と過渡的な偏磁抑制指令(e)が入力され、(f)に示す偏磁抑制指令を加算器7に出力する。
(第2の実施形態の作用・効果)
本実施形態は、入力された励磁電流値から設定値を引いた値に基づいて、過渡的な偏磁抑制指令を作成するため、偏磁を抑制する電流の補正量の増減を抑えた制御を行うことができる。よって、励磁電流が設定値を超えた瞬間に補正量が急激に大きくなったり、励磁電流が小さくなった瞬間に補正量が急激に小さくなったりすることで、制御装置10が必要以上に動作したり、必要以上に補正をし過ぎることが少なくなる。
従って、本実施形態の制御装置10であれば、設定値付近において励磁電流値が増減を繰り返すような場合においても、効率的に電力変換装置の制御を行い、過渡的な偏磁状態を抑制する制御を行うことができる。
(第3の実施形態の構成)
図6は、本実施形態を説明するためのブロック構成図である。
本実施形態の制御装置10は、図4に示す第2の実施形態において、ゲイン32と加算器18の間に、加算器35を設け、減算器13の出力端子に高周波成分抽出手段例えばハイパスフィルタ33の一端を接続し、ハイパスフィルタ33の他端にゲイン34を介して、加算器35の他方の入力端子に接続した点以外は、図4と同じである。
この場合、第3の補正手段の構成は、例えばハイパスフィルタ33と、ゲイン34と、加算器35を備えている。
減算器13は、演算回路36とハイパスフィルタ33に励磁電流として出力する。
ハイパスフィルタ33は、入力された励磁電流から過渡成分を検出し、ゲイン34により適当な値に変換し、過渡的な偏磁抑制指令の演算要素として加算器35に出力する。
演算回路36は、入力された励磁電流に基づいて演算を行い、ゲイン32を介して、過渡的な偏磁抑制指令の演算要素として加算器35に出力する。
加算器35は、演算回路36とハイパスフィルタ33から入力された出力を加算し、過渡的な偏磁抑制指令として加算器18に出力する。
ここで、図7を参照して、制御装置10の機能を説明する。図7は、本実施形態の主要な回路が出力する波形を、(a)に示す二次電流の波形と(b)に示す一次電流の波形が検出された場合を想定し、図示している。
ハイパスフィルタ33は、減算器13により検出した励磁電流(c)が入力され、ゲイン34を介して、(d)に示す過渡的な偏磁抑制指令の演算要素を加算器35に出力する。
(第3の実施形態の作用・効果)
本実施形態は、ハイパスフィルタ33を設けることにより、励磁電流が急激な変化を起こした場合に、入力された励磁電流値が演算回路36の設定値を超えるより以前に過渡的な偏磁抑制指令を出力することができる。
従って、本実施形態の制御装置10であれば、変圧器2が飽和に至る非常に早い段階から補正量を確保して、過渡的な偏磁状態を抑制する制御をすることができる。
(第4の実施形態の構成)
図8は、本実施形態を説明するためのブロック構成図である。
本実施形態の制御装置10は、図6に示す第3の実施形態において、ハイパスフィルタ33の入力側を、減算器13の出力端子に接続せずに、演算回路36の出力側に接続した点以外は、図6と同じである。
この場合、第1の補正手段の構成は、演算回路36と、ゲイン32と、加算器35と、ハイパスフィルタ33と、ゲイン34を備えている。
ハイパスフィルタ33は、演算回路36を介して入力された励磁電流から過渡成分を検出し、ゲイン34を介して、過渡的な偏磁抑制指令の演算要素として加算器35に出力する。
ここで、図9を参照して、制御装置10の機能を説明する。図9は、本実施形態の主要な回路が出力する波形を、(a)に示す二次電流の波形と(b)に示す一次電流の波形が検出された場合を想定し、図示している。
ハイパスフィルタ33は、減算器13から演算回路36を介して励磁電流(c)が入力され、ゲイン34を介して、(d)に示す過渡的な偏磁抑制指令の演算要素として加算器35に出力する。
(第4の実施形態の作用・効果)
本実施形態は、入力された励磁電流を、演算回路36を介してハイパスフィルタ33に入力することで、過渡的な偏磁抑制指令は、励磁電流が設定値を超えた場合にのみ出力する。
従って、過渡的な偏磁の度合いが高い場合にのみ、変圧器2が飽和に至る早い段階から補正量を確保して、過渡的な偏磁状態を抑制する効率的な制御を行うことができる。
(第5の実施形態の構成)
図10は、本実施形態を説明するためのブロック構成図である。
本実施形態を使用する電力系統は、二次電流検出器11を必要としない。
電流取得手段は、例えば一次電流検出器12を備えている。
本実施形態の制御装置10は、図4に示す第2の実施形態において、二次電流検出器11及び減算器13を設けない構成とした点以外は、図4と同じである。
一次電流検出器12で検出した一次電流値は、ローパスフィルタ21と演算回路36に入力される。
ローパスフィルタ21は、入力された一次電流から直流成分を検出し、ゲイン22により適当な値に変換し、定常的な偏磁抑制指令として加算器18に出力する。
演算回路36は、入力された一次電流値から一次電流値と同符号にした設定値との差をとり、その値をゲイン32により適当な値に変換し、過渡的な偏磁抑制指令として加算器18に出力する。
減算器8は、電圧指令作成器6が作成した電圧指令と、加算器18から入力された偏磁抑制指令とを減算し、PWM制御装置5に出力する。
(第5の実施形態の作用・効果)
制御装置10は、制御動作による電圧指令が急峻に変化しなくともよい場合には、一次電流のみを検出することによる制御でも、一次電流と二次電流から励磁電流を検出することによる制御とほぼ同様の効果を奏する。
また、演算回路36の設定値を通常の運転電流の最大値と通常の励磁電流の最大値をベクトル的に加算した値に設定すると、回路36の出力が0以外になるのは、過電流に至るような大電流の場合だけとなる。この設定により、制御装置10は、変圧器2の飽和時の大電流を抑制する制御を行うことができる。
従って、本実施形態の制御装置10であれば、電流検出器11の設置されていない電力系統でも使用できる。また、電流検出器11からの測定値の取り込みを必要としないため、制御装置10は、安価に生産することができ、また、安価に設置することができる。
なお、本実施形態では、一次電流のみを検出することによる制御としたが、二次電流のみを検出する制御であってもよい。
(第6の実施形態の構成)
図11は、本実施形態を説明するためのブロック構成図である。
図4の実施形態に新たに、偏磁情報検出手段、例えば電圧センサ41と、電圧センサ42と、偏磁検出器43を備えたものを追加したものである。
本実施形態の制御装置10は、図4に示す第2の実施形態において、ローパスフィルタ21の入力が、変圧器2の一次側の電位を検出する電圧センサ41と変圧器2の二次側の電位を検出する電圧センサ42に基づいて、偏磁検出器43で検出した偏磁情報を入力する点以外は、図4と同じである。
電圧センサ41は、変圧器2の二次側の電位を測定し、偏磁検出器43に出力する。
電圧センサ42は、変圧器2の一次側の電位を測定し、偏磁検出器43に出力する。
偏磁検出器43は、電圧センサ42の測定値と電圧センサ41の測定値から、変圧比を考慮した上で、一次電圧の二次電圧の偏差を取り、変圧器2の偏磁情報を検出し、ローパスフィルタ21に出力する。
ローパスフィルタ21は、入力された偏磁情報から直流分を検出し、ゲイン22により適当な値に変換し、定常的な偏磁抑制指令として加算器18に出力する。
(第6の実施形態の作用・効果)
本実施形態は、変圧器2の一次電圧と二次電圧から偏磁情報を検出するため、磁束の偏磁を引き起こす電圧の直流成分を直接検出できる。
従って、本実施形態の制御装置10であれば、変圧器2が偏磁飽和する前に偏磁による直流成分を検出し、抑制する制御を行うことができる。
(第7の実施形態の構成)
図12は、本実施形態を説明するためのブロック構成図である。
図4の実施形態に、偏磁情報検出手段として、例えば磁束センサ44を、変圧器2に近傍設置し、この検出磁束をローパスフィルタ21に入力させるようにした点以外は、図4と同じである。
磁束センサ44は、変圧器2の磁束を測定することにより、変圧器2の偏磁情報を検出し、ローパスフィルタ21に出力する。
ローパスフィルタ21は、入力された偏磁情報から直流分を検出し、ゲイン22により適当な値に変換し、定常的な偏磁抑制指令として加算器18に出力する。
(第7の実施形態の作用・効果)
本実施形態は、磁束センサ44により、偏磁情報を検出するため、変圧器2の磁束状態を直接検出することができる。
従って、本実施形態の制御装置10であれば、変圧器2が偏磁飽和する前に偏磁による直流成分を検出し、抑制する制御を行うことができる。
(第8の実施形態の構成)
図13は、本実施形態を説明するためのブロック構成図である。
本実施形態の制御装置10は、図4に示す第2の実施形態と以下の点以外の構成は、同じである。電圧指令作成器6に代えて、電流指令作成器51と、電流制御器54とを設け、電流指令作成器51と、電流制御器54との間に、制限手段例えばリミッタ52と、電流補正手段例えば減算器53と、電流指令作成手段例えば電流指令作成器51とを追加した構成である。
二次電流検出器11は、検出した二次電流値を減算器13と減算器53に出力する。
電流指令作成器51は、通常時にインバータ3が出力する電流の基準となる電流指令を作成し、リミッタ52を介して減算器53に出力する。
演算回路36は、入力された励磁電流値に基づいて演算を行い、演算値が設定値を超えた場合に、演算値をリミッタ52に出力する。
リミッタ52は、入力された演算回路36の演算値に基づいて、電流指令を抑制する。例えば、電流指令が2000Aだった場合、演算値が400Aの場合は電流指令を80%の1600Aに抑制し、演算値が2000A以上の場合は電流指令を0%の0Aに抑制する。
減算器53は、入力された電流指令から入力された二次電流値を減算し、これを電流指令として、電流制御器54に出力する。
電流制御器54は、入力された電流指令に基づいて電圧指令に変換し、これを加算器7へ出力する。
加算器7は、入力された電圧指令と、加算器18から入力された偏磁抑制指令とを加算し、PWM制御装置5に出力する。
(第8の実施形態の作用・効果)
以下、本実施形態の具体例を説明する。
ここで簡単のために、変圧器2の巻き数比は1:1とし、定常的な偏磁抑制指令は考慮しないものとする。
電流指令作成器51が二次電流を2000Aにするように電流指令を出力しているとする。通常時は、電流制御器54の電流制御が働き、二次電流は、電流指令作成器51の電流指令どおりに2000Aが流れる。一次電流も2000A流れる。よって、2つの電流検出器11,12は、共に2000Aを検出し、減算器13の出力は0となるので、偏磁抑制指令も0となる。
ここで、変圧器2が偏磁飽和し、一次電流が2500A流れたとする。一次電流検出器12は、2500Aを検出し、減算器13は、−500Aを出力する。よって、偏磁抑制指令は負の値をとるため、電流制御器54は、インバータ3の出力電圧を低く制御することで電流を抑制しようとする。インバータ3の電圧が小さくなると、変圧器2の二次電圧も小さくなり、二次電流が2000Aよりも少なくなる。しかし、電流指令は2000Aのままであるため、減算器53での電流偏差による電流指令は、正の値をとり、電流制御器54は、インバータ3の出力電圧を高く制御することで、電流を増加させようとする。その結果として、偏磁抑制指令による制御と、電流指令による制御は、相反した制御となる。
変圧器2が偏磁飽和したときに重要なことは、電力変換器3が過電流停止しないように偏磁抑制をすることであり、電流指令どおりに電流を制御することは、制御を行う目的としての優先順位は低くなる。
本実施形態では、リミッタ52を設けることにより、演算回路36で偏磁抑制をする出力を検出した場合は、リミッタ52により電流指令の電流値を少なくすることで、偏磁抑制を優先させることができる。
従って、本実施形態の制御装置10であれば、電流の出力制御を行うインバータ3において、過電流停止に至るような偏磁状態のときに、偏磁抑制の効果を優先させ、有効に出力電流を制御することができる。
なお、演算回路36の演算値とリミッタ52による電流指令の抑制量の関係は、本実施形態に限らず、他の演算方法や数値を用いてもよい。また、リミッタ52は、演算回路36から演算値が送られてきた場合、常に一定の割合に電流指令を抑制してもよい。例えば、演算値が500A以上であれば、常に電流指令を80%に抑制するなどでもよい。
(第9の実施形態の構成)
図14は、本実施形態を説明するためのブロック構成図である。
本実施形態の制御装置10は、図4に示す第2の実施形態の制御装置10において、第2の補正手段例えば加算器18と、ローパスフィルタ21と、ゲイン22を備えた構成が含まれていない点以外は、図4と同じである。
演算回路36の出力は、そのまま偏磁抑制指令として、加算器7に出力する。
(第9実施形態の作用・効果)
本実施形態は、変圧器2の過渡的な偏磁状態に対しては、第2の実施形態と同等の効果がある。
従って、制御装置10は、安価に生産することができ、特に、変圧器2の定常的な偏磁状態を抑制する機器や装置が別にある場合などに組み合わせて使うなど、汎用性や拡張性の高い装置として生産することができる。
(変形例)
本発明は、以上に述べた実施形態に限らず、種々変形して実施することができる。
(1)制御装置10を構成する回路や機器等はハードウェアに限らない。同等の機能を有するプログラムで実現してもよいし、ハードウェアとソフトウェアを混在した構成であってもよい。機器等の機能に応じて、ソフトウェアとハードウェアを選択できるため、個々の機器等の機能をより発揮できるように選択したり、個々の機器等を安価にするために選択したりすることができる。よって、状況に応じて、様々なバリエーションから最適な構成を選ぶことができる。
(2)変圧器2の励磁電流は定格の1%以下である場合が多いが、励磁電流を大きく設計して変圧器2の偏磁量が容易に検出できるようにしてもよい。
(3)励磁電流が設定値以下の場合、本発明の動作は、演算回路31、又は演算回路36からの出力が補正量を0として出力することに限らない。制御装置10を構成する任意の回路に対して、偏磁抑止指令の出力をロックする信号を出力してもよい。また、ロックする信号を出力する手段は、他の回路を設けてもよいし、ソフトウェアにより機能を追加してもよい。この場合、個々の機能を単純化できるため、制御装置10の拡張性や保守性を向上することができる。
(4)加算器の種類として、加算器7、加算器18、加算器35の3種類を使ったが、これら任意の加算器を1つ以上の加算器にまとめたものであってもよい。この場合、装置の大きさや拡張性など様々な目的に応じて、回路設計やソフトウェア設計ができる。
(5)本発明の制御対象となる電力変換装置は、直流電力から交流電力を得るインバータに限らず、交流電力から交流電力を直接変換するサイクロコンバータやマトリックスコンバータなどでもよい。
(6)制御装置10を構成する機器として、電圧指令作成器6や電流指令作成器51は設けなくともよい。外部の機器から基準となる指令値を取り込んでもよいし、電力変換装置から出力させる電圧の周波数の基となる信号を取り込み、これに基づいて制御をしてもよい。または、電力系統の電気量から基準となる電気量を抽出し、偏磁抑制の補正を行う制御装置としてもよい。
(7)各実施形態において、一次電流取得手段、二次電流取得手段、電流取得手段は、一次電流検出器12又は二次電流検出器11を備えていることとしたが、制御装置10の構成機器としては、電力系統を流れる電気量を測定する手段は含まれていなくてもよい。外部の機器で測定した測定値を取得することで運用してもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に関する装置の構成を説明するためのブロック図。 第1の実施形態に関する装置の主要な回路の機能を説明するための波形図。 全ての実施形態の励磁電流を説明するための相関図。 第2の実施形態に関する装置の構成を説明するためのブロック図。 第2の実施形態に関する装置の主要な回路の機能を説明するための波形図。 第3の実施形態に関する装置の構成を説明するためのブロック図。 第3の実施形態に関する装置の主要な回路の機能を説明するための波形図。 第4の実施形態に関する装置の構成を説明するためのブロック図。 第4の実施形態に関する装置の主要な回路の機能を説明するための波形図。 第5の実施形態に関する装置の構成を説明するためのブロック図。 第6の実施形態に関する装置の構成を説明するためのブロック図。 第7の実施形態に関する装置の構成を説明するためのブロック図。 第8の実施形態に関する装置の構成を説明するためのブロック図。 第9の実施形態に関する装置の構成を説明するためのブロック図。 従来の実施形態に関する装置の構成を説明するためのブロック図。
符号の説明
1…交流系統母線、2…変圧器、3…インバータ、4…直流コンデンサ、
5…PWM制御装置、6…電圧指令作成器、7…加算器、10…制御装置、
11…二次電流検出器、12…一次電流検出器、13…減算器、18…加算器、
21…ローパスフィルタ、31…演算回路、36…演算回路。

Claims (1)

  1. 電力系統に対して、変圧器を介して接続され、直流を交流に又は交流を交流に変換する電力変換器を備えた電力変換装置において、
    前記電力変換器を指令値に基づき制御する制御手段と、
    前記変圧器と前記電力変換器の間を流れる一次電流値を取得する一次電流取得手段と、
    前記変圧器と前記電力系統の間を流れる二次電流値を取得する二次電流取得手段と、
    前記一次電流取得手段により取得された前記一次電流値と前記二次電流取得手段により取得された前記二次電流値との差分電流値を演算する差分電流演算手段と、
    前記差分電流演算手段により演算された前記差分電流値の絶対値が一定値以上の電流成分を前記変圧器の偏磁を抑制するための偏磁抑制指令として検出する偏磁抑制指令検出手段と、
    前記制御手段の前記指令値を、前記電力変換器から出力される電流の波形を前記偏磁抑制指令検出手段により検出された前記偏磁抑制指令による波形で抑制するように補正をする第1の補正手段と
    前記差分電流演算手段により演算された前記差分電流値の低周波成分を抽出する低周波成分抽出手段と、
    前記制御手段の前記指令値を、前記電力変換器から出力される電流の波形を前記低周波成分抽出手段により抽出された前記低周波成分による波形で抑制するように補正をする第2の補正手段と
    を有することを特徴とする電力変換装置の制御装置。
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