JP2001256956A - バッテリ端子接続コネクタ - Google Patents

バッテリ端子接続コネクタ

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JP2001256956A
JP2001256956A JP2000070691A JP2000070691A JP2001256956A JP 2001256956 A JP2001256956 A JP 2001256956A JP 2000070691 A JP2000070691 A JP 2000070691A JP 2000070691 A JP2000070691 A JP 2000070691A JP 2001256956 A JP2001256956 A JP 2001256956A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分岐用ターミナルやバッテリ用ターミナルの
バッテリ接続部の汚損や腐食を確実に防止することがで
きるバッテリ端子接続コネクタを提供する。 【解決手段】 バッテリ端子接続コネクタ31は、雌コネ
クタハウジング32内に収容された分岐用ターミナル35及
びバッテリ用ターミナル37のバッテリ接続部35b,37b
が、重合状態においてバッテリ端子40のバッテリポスト
39にナット50で締付け固定される。分岐用ターミナル35
に接続される接続端子を収容保持した雄コネクタハウジ
ング33が、雌コネクタハウジング32に嵌合接続される。
雌コネクタハウジング32は、バッテリ接続部35b,37b を
覆いながらナット50を締付け固定可能とする作業用開口
32c を有する。雄コネクタハウジング33は、雌コネクタ
ハウジング33に嵌合接続された際に作業用開口32c を閉
塞することができる開口カバー部33b を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グ内に収容された分岐用ターミナルのバッテリ接続部
が、バッテリ用ターミナルのバッテリ接続部と共にバッ
テリ端子に固定されるバッテリ端子接続コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、コネクタやヒューズボックス
等のハウジング内に収容された分岐用ターミナルのバッ
テリ接続部が、バッテリ用ターミナルのバッテリ接続部
と共にバッテリ端子に固定されたバッテリが知られてい
る。図5に示したヒュージブルリンクボックス1は、ボ
ックス本体3内の接続端子4にヒュージブルリンク6を
介して導通接続される分岐用ターミナル8のバッテリ接
続部8bと、バッテリ用ターミナル10のバッテリ接続
部10bとが、重合状態においてバッテリ12の正極の
バッテリ端子14にボルト17により締付け固定され
る。
【0003】前記バッテリ端子14は、角柱状の電極で
あり、平坦な上端面の中央にボルト17を螺合する雌ね
じ15が形成されている。前記分岐用ターミナル8は、
バッテリ端子14に螺合するボルト17を挿通する取付
穴8aを穿設したバッテリ接続部8bと、前記ボックス
本体3内に一定間隔で収容保持される複数個の分岐用接
続部8cとを一体形成した構造である。
【0004】前記ボックス本体3内の分岐用接続部8c
は、電線19の端部に接続されて前記ボックス本体3内
に収容保持された接続端子4にヒュージブルリンク6を
介して導通接続されるまた、前記分岐用ターミナル8
は、前記バッテリ接続部8bをボックス本体3の外部に
突出させた形態で、該ボックス本体3内に保持されてい
る。
【0005】前記ボックス本体3の上面には、前記分岐
用接続部8cや接続端子4にヒュージブルリンク6を嵌
合接続する嵌合装着孔3aが開口されている。また、ボ
ックス本体3の上面の一側には、嵌合装着孔3aや該嵌
合装着孔3aに装着されたヒュージブルリンク6の上方
を覆うカバー3bが、薄肉ヒンジ部3cによって開閉可
能に設けられている。
【0006】前記バッテリ用ターミナル10は、前記バ
ッテリ端子14にネジ止めされるバッテリ接続部10b
と車載の電気回路の主電源ケーブル20の端部に圧着接
続されるケーブル圧着部10aとを備えた構成であり、
バッテリ接続部10bには前記ボルト17を挿通させる
取付穴10cが穿設されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
にヒュージブルリンクボックス1の分岐用ターミナル8
をバッテリ用ターミナル10と共にバッテリ端子14に
締付け固定する構造では、分岐用ターミナル8及びバッ
テリ用ターミナル10の各バッテリ接続部8b,10b
やバッテリ端子14が露出した状態となる。
【0008】そこで、埃や水滴等の異物の付着によって
これら分岐用ターミナル8、バッテリ用ターミナル10
及びバッテリ端子14に汚損や腐食といった不都合が発
生したり、漏電やショート等の不都合を招く可能性があ
った。そして、このような不都合の発生を防止する為
に、別部品の絶縁キャップを被冠装着した場合は、部品
点数の増加によるコストアップを招くという問題があっ
た。また、この様な絶縁キャップを用いる場合は、装着
忘れ等があると効果が発揮できず、信頼性が十分とは言
えなかった。
【0009】従って、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、バッテリ端子に固定される分岐用ターミ
ナルやバッテリ用ターミナルのバッテリ接続部の汚損や
腐食を確実に防止することができる良好なバッテリ端子
接続コネクタを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、第
1のコネクタハウジング内に収容された分岐用ターミナ
ルのバッテリ接続部と、バッテリ用ターミナルのバッテ
リ接続部とが、重合状態においてバッテリ端子にボルト
又はナットにより締付け固定されると共に、前記分岐用
ターミナルに接続される接続端子を収容保持した第2の
コネクタハウジングが、前記第1のコネクタハウジング
に嵌合接続されるバッテリ端子接続コネクタであって、
前記第1のコネクタハウジングが、前記バッテリ端子に
締付け固定される前記分岐用ターミナルのバッテリ接続
部と前記バッテリ用ターミナルのバッテリ接続部とを覆
いながら前記ボルト又はナットを締付け固定可能とする
作業用開口を有すると共に、前記第2のコネクタハウジ
ングが、前記第1のコネクタハウジングに嵌合接続され
た際に前記作業用開口を閉塞することができる開口カバ
ー部を有することを特徴とするバッテリ端子接続コネク
タにより達成される。
【0011】上記構成によれば、分岐用ターミナルのバ
ッテリ接続部とバッテリ用ターミナルのバッテリ接続部
とが重合した状態で、該分岐用ターミナルを収容する第
1のコネクタハウジングにより覆われながらバッテリ端
子に締付け固定される。即ち、前記第1のコネクタハウ
ジングには、作業用開口が形成されており、分岐用ター
ミナルのバッテリ接続部が第1のコネクタハウジング内
に収容されているにも関わらず、バッテリ用ターミナル
のバッテリ接続部と重合状態の分岐用ターミナルのバッ
テリ接続部をボルト又はナットでバッテリ端子に締付け
固定することができる。
【0012】そして、バッテリ端子に固定された第1の
コネクタハウジングに第2のコネクタハウジングを嵌合
接続すると、該第2のコネクタハウジングに設けられた
開口カバー部によって前記作業用開口が閉塞される。そ
こで、バッテリ用ターミナルのバッテリ接続部と重合状
態の分岐用ターミナルのバッテリ接続部及びバッテリ端
子は、第1のコネクタハウジングと開口カバー部により
覆われた状態となり、これらバッテリ接続部とバッテリ
端子に外部からの埃や水滴等の異物が付着することを防
止できると共に、漏電やショート等の不都合を防止でき
る。
【0013】又、バッテリ端子に固定された第1のコネ
クタハウジングに第2のコネクタハウジングを嵌合接続
することにより、分岐用ターミナルを介して接続端子へ
の給電という所定の機能を発揮するものであり、前記第
2のコネクタハウジングの嵌合忘れは発生し得ない。
【0014】即ち、上記構成のバッテリ端子接続コネク
タの運用時には、必ず、第1のコネクタハウジングに第
2のコネクタハウジングが嵌合接続された状態が確保さ
れるので、第2のコネクタハウジングの嵌合忘れによっ
て、前記作業用開口が閉塞されずに上記バッテリ接続部
とバッテリ端子とが露出してしまうことがない。そし
て、前記作業用開口を塞ぐ開口カバー部は、第2のコネ
クタハウジングに一体的に設けられており、作業用開口
を塞ぐための特別な閉塞操作も必要としていない。
【0015】尚、好ましくは前記バッテリ用ターミナル
のバッテリ接続部に対向する前記第1のコネクタハウジ
ングのハウジング外壁又は前記分岐用ターミナルのバッ
テリ接続部の少なくとも一方には、該バッテリ用ターミ
ナルのバッテリ接続部に係合して相対回転を阻止する回
り止め手段が設けられている。この場合、バッテリ用タ
ーミナルのバッテリ接続部と重合状態の分岐用ターミナ
ルのバッテリ接続部をボルト又はナットでバッテリ端子
に締付け固定する際には、前記第1のコネクタハウジン
グを押さえながらボルト又はナットを締め付けること
で、前記バッテリ用ターミナルの供回りを防止でき、締
付け作業性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係るバッテリ端子接続コネクタを詳細に
説明する。図1は本発明の一実施形態に係るバッテリ端
子接続コネクタの分解斜視図、図2は図1に示したバッ
テリ端子接続コネクタの組付け状態を示す要部拡大断面
図、図3は図1に示した第1のコネクタハウジングの下
面斜視図である。
【0017】本実施形態のバッテリ端子接続コネクタ3
1は、図1及び図2に示したように、分岐用ターミナル
35を収容した第1のコネクタハウジングである雌コネ
クタハウジング32と、前記分岐用ターミナル35に接
続される接続端子49を収容保持した第2のコネクタハ
ウジングである雄コネクタハウジング33とから構成さ
れており、互いに嵌合接続される。そして、前記分岐用
ターミナル35のバッテリ接続部35bと、バッテリ用
ターミナル37のバッテリ接続部37bとが、重合状態
においてバッテリ端子40のバッテリポスト39に螺合
されるナット50によって締付け固定される。
【0018】前記バッテリ端子40は、図1に示したよ
うに、バッテリ41の正極となる角柱状の電極であり、
平坦な上端面の中央には雄ねじ部39aを備えたバッテ
リポスト39が植設されている。前記バッテリ用ターミ
ナル37は、例えば、車載の電気回路の主電源ケーブル
43の端部に圧着接続されるケーブル圧着部37aと、
ナット50により前記バッテリポスト39に締付け固定
されるバッテリ接続部37bとを備えた構成であり、バ
ッテリ接続部37bには前記バッテリポスト39を挿通
させる取付穴37cが穿設されている。
【0019】本実施形態における前記分岐用ターミナル
35は、バッテリポスト39が挿通可能な取付穴35a
を有した平板状のバッテリ接続部35bの一端に、2片
の分岐用接続部35cを一体形成した構造であり、バッ
テリ接続部35bに入力した電流を各分岐用接続部35
cに分配する。
【0020】前記雌コネクタハウジング32は、前記分
岐用ターミナル35の分岐用接続部35cを収容保持す
る端子収容室32aを有しており、前記分岐用ターミナ
ル35を前記バッテリポスト39に締付け固定すること
で、該分岐用ターミナル35と一緒にバッテリー41の
バッテリ端子40に固定される。この雌コネクタハウジ
ング32の上面には、図1及び図2に示したように、前
記バッテリ端子40に締付け固定される前記分岐用ター
ミナル35のバッテリ接続部35bと前記バッテリ用タ
ーミナル37のバッテリ接続部37bとを覆いながら前
記バッテリポスト39にナット50を締付け固定可能と
する作業用開口32bが形成されている。
【0021】また、前記雌コネクタハウジング32の下
面には、図3に示したように、前記バッテリ用ターミナ
ル37のバッテリ接続部37bと、雌コネクタハウジン
グ32内に収容された前記分岐用ターミナル35のバッ
テリ接続部35bとが、密着状態に重合できるように前
記バッテリ接続部35bを露呈させる接続用開口32c
が形成されている。更に、前記バッテリ用ターミナル3
7のバッテリ接続部37bに対向する雌コネクタハウジ
ング32下面のハウジング外壁には、該バッテリ接続部
37bの両側縁に係合して相対回転を阻止する回り止め
手段である一対の位置決めリブ47,47が突設されて
いる。
【0022】前記雄コネクタハウジング33は、図1及
び図2に示したように、電線19の端部に接続され、前
記分岐用ターミナル35の分岐用接続部35cに接続さ
れる雌形の接続端子49を収容保持する端子収容室33
aを有しており、前記雌コネクタハウジング32に嵌合
接続される。また、この雄コネクタハウジング33に
は、前記雌コネクタハウジング32に嵌合接続された際
に、該雌コネクタハウジング32の上面を覆って前記作
業用開口32bを閉塞することができる開口カバー部3
3bが一体形成されている。
【0023】次に、上述したバッテリ端子接続コネクタ
31をバッテリ41のバッテリ端子40に取付ける手順
を説明する。先ず、前記雌コネクタハウジング32内に
収容されている分岐用ターミナル35のバッテリ接続部
35bとバッテリ用ターミナル37のバッテリ接続部3
7bとを重ねた状態にして、各ターミナルの取付穴37
c,35aにバッテリポスト39を挿通させた後、該バ
ッテリポスト39にナット50を螺合させ、雌コネクタ
ハウジング32によりこれら締結部を覆いながらバッテ
リ用ターミナル37及び分岐用ターミナル35をバッテ
リ端子40に締付け固定する。
【0024】即ち、前記分岐用ターミナル35と共にバ
ッテリ41に固定される前記雌コネクタハウジング32
には、ナット締付け工具を挿入可能な作業用開口32b
が形成されており、該分岐用ターミナル35のバッテリ
接続部35bが雌コネクタハウジング32内に収容され
ているにも関わらず、前記バッテリ用ターミナル37の
バッテリ接続部37bと重合状態の前記バッテリ接続部
35bをナット50でバッテリ端子40のバッテリポス
ト39に締付け固定することができる。
【0025】そして、前記バッテリ端子40に固定され
た雌コネクタハウジング32に前記雄コネクタハウジン
グ33を嵌合接続すると、該雄コネクタハウジング33
に設けられた開口カバー部33bによって前記作業用開
口32bが閉塞される。そこで、バッテリ用ターミナル
37のバッテリ接続部37bと重合状態の分岐用ターミ
ナル35のバッテリ接続部35b及びバッテリ端子40
は、雌コネクタハウジング32と開口カバー部33bに
より上方を覆われた状態となり、これらバッテリ接続部
35b、37bとバッテリ端子40に外部からの埃や水
滴等の異物が付着することを確実に防止できると共に、
漏電やショート等の不都合を防止できる。
【0026】又、前記バッテリ端子40に固定された雌
コネクタハウジング32に雄コネクタハウジング33を
嵌合接続することにより、分岐用ターミナル35を介し
て接続端子49への給電という所定の機能を発揮するも
のであり、前記雄コネクタハウジング33の嵌合忘れは
発生し得ない。
【0027】即ち、本実施形態のバッテリ端子接続コネ
クタ31の運用時には、必ず、雌コネクタハウジング3
2に雄コネクタハウジング33が嵌合接続された状態が
確保されるので、雄コネクタハウジング33の嵌合忘れ
によって、前記作業用開口32cが閉塞されずに上記バ
ッテリ接続部35b、37bとバッテリ端子40とが露
出してしまうことがない。そして、前記作業用開口32
cを塞ぐ開口カバー部33bは、雄コネクタハウジング
33に一体的に設けられており、作業用開口32cを塞
ぐための特別な閉塞操作も必要としていない。
【0028】更に、本実施形態においては、前記バッテ
リ用ターミナル37のバッテリ接続部37bに対向する
雌コネクタハウジング32下面のハウジング外壁に、該
バッテリ接続部37bの両側縁に係合して相対回転を阻
止する一対の位置決めリブ47,47が突設されている
ので、バッテリ用ターミナル37のバッテリ接続部37
bと重合状態の分岐用ターミナル35のバッテリ接続部
35bをナット50でバッテリ端子40のバッテリポス
ト39に締付け固定する際には、前記雌コネクタハウジ
ング32を手指等で押さえながらナット50を締め付け
ることで、前記バッテリ用ターミナル37の供回りを防
止でき、締付け作業性が向上する。
【0029】ここで、前記バッテリ接続部37bの両側
縁に係合して相対回転を阻止する回り止め手段は、前記
位置決めリブ47の構成に限るものではない。例えば、
図4に示したように、分岐用ターミナル35のバッテリ
接続部35bの下面に、前記バッテリ接続部37bの両
側縁に係合して相対回転を阻止する一対の切り起こし片
48,48により構成することもできる。
【0030】尚、本発明のバッテリ端子接続コネクタ
は、上記実施形態における雌雄コネクタハウジング3
2,33、バッテリ用ターミナル37及び分岐用ターミ
ナル35の構成に限定されるものではなく、種々の形態
を採りうることは云うまでもない。例えば、本発明にお
ける第1のコネクタハウジングを雄コネクタハウジング
とし、第2のコネクタハウジングを雌コネクタハウジン
グとすることもでき、適宜ハウジングロック機構等を設
けることもできる。又、前記バッテリ端子40にボルト
を螺合する雌ねじを形成し、ボルトを螺合することによ
り、バッテリ用ターミナル及び分岐用ターミナルをバッ
テリ端子に締付け固定することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバッテリ
端子接続コネクタによれば、分岐用ターミナルのバッテ
リ接続部とバッテリ用ターミナルのバッテリ接続部とが
重合した状態で、該分岐用ターミナルを収容する第1の
コネクタハウジングにより覆われながらバッテリ端子に
締付け固定される。即ち、前記第1のコネクタハウジン
グには、作業用開口が形成されており、分岐用ターミナ
ルのバッテリ接続部が第1のコネクタハウジング内に収
容されているにも関わらず、バッテリ用ターミナルのバ
ッテリ接続部と重合状態の分岐用ターミナルのバッテリ
接続部をボルト又はナットでバッテリ端子に締付け固定
することができる。
【0032】そして、バッテリ端子に固定された第1の
コネクタハウジングに第2のコネクタハウジングを嵌合
接続すると、該第2のコネクタハウジングに設けられた
開口カバー部によって前記作業用開口が閉塞される。そ
こで、バッテリ用ターミナルのバッテリ接続部と重合状
態の分岐用ターミナルのバッテリ接続部及びバッテリ端
子は、第1のコネクタハウジングと開口カバー部により
覆われた状態となり、これらバッテリ接続部とバッテリ
端子に外部からの埃や水滴等の異物が付着することを防
止できると共に、漏電やショート等の不都合を防止でき
る。
【0033】又、バッテリ端子に固定された第1のコネ
クタハウジングに第2のコネクタハウジングを嵌合接続
することにより、分岐用ターミナルを介して接続端子へ
の給電という所定の機能を発揮するものであり、前記第
2のコネクタハウジングの嵌合忘れは発生し得ない。
【0034】即ち、上記構成のバッテリ端子接続コネク
タの運用時には、必ず、第1のコネクタハウジングに第
2のコネクタハウジングが嵌合接続された状態が確保さ
れるので、第2のコネクタハウジングの嵌合忘れによっ
て、前記作業用開口が閉塞されずに上記バッテリ接続部
とバッテリ端子とが露出してしまうことがない。そし
て、前記作業用開口を塞ぐ開口カバー部は、第2のコネ
クタハウジングに一体的に設けられており、作業用開口
を塞ぐための特別な閉塞操作も必要としていない。従っ
て、バッテリ端子に固定される分岐用ターミナルやバッ
テリ用ターミナルのバッテリ接続部の汚損や腐食を確実
に防止することができる良好なバッテリ端子接続コネク
タを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るバッテリ端子接続コ
ネクタの分解斜視図である。
【図2】図1に示したバッテリ端子接続コネクタの組付
け状態を示す要部拡大断面図である。
【図3】図1に示した第1のコネクタハウジングの下面
斜視図である。
【図4】図1に示した分岐用ターミナルの他の実施形態
を示す全体斜視図である。
【図5】従来のバッテリ端子接続コネクタの分解斜視図
である。
【符号の説明】
31 バッテリ端子接続コネクタ 32 雌コネクタハウジング(第1のコネクタハウジ
ング) 32b 作業用開口 33 雄コネクタハウジング(第2のコネクタハウジ
ング) 33b 開口カバー部 35 分岐用ターミナル 35b バッテリ接続部 37 バッテリ用ターミナル 37b バッテリ接続部 39 バッテリポスト 40 バッテリ端子 41 バッテリー 47 位置決めリブ 49 接続端子 50 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のコネクタハウジング内に収容され
    た分岐用ターミナルのバッテリ接続部と、バッテリ用タ
    ーミナルのバッテリ接続部とが、重合状態においてバッ
    テリ端子にボルト又はナットにより締付け固定されると
    共に、 前記分岐用ターミナルに接続される接続端子を収容保持
    した第2のコネクタハウジングが、前記第1のコネクタ
    ハウジングに嵌合接続されるバッテリ端子接続コネクタ
    であって、 前記第1のコネクタハウジングが、前記バッテリ端子に
    締付け固定される前記分岐用ターミナルのバッテリ接続
    部と前記バッテリ用ターミナルのバッテリ接続部とを覆
    いながら前記ボルト又はナットを締付け固定可能とする
    作業用開口を有すると共に、 前記第2のコネクタハウジングが、前記第1のコネクタ
    ハウジングに嵌合接続された際に前記作業用開口を閉塞
    することができる開口カバー部を有することを特徴とす
    るバッテリ端子接続コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記バッテリ用ターミナルのバッテリ接
    続部に対向する前記第1のコネクタハウジングのハウジ
    ング外壁又は前記分岐用ターミナルのバッテリ接続部の
    少なくとも一方には、該バッテリ用ターミナルのバッテ
    リ接続部に係合して相対回転を阻止する回り止め手段が
    設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバッ
    テリ端子接続コネクタ。
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