JPH10255642A - ヒューズホルダー - Google Patents
ヒューズホルダーInfo
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- JPH10255642A JPH10255642A JP9056522A JP5652297A JPH10255642A JP H10255642 A JPH10255642 A JP H10255642A JP 9056522 A JP9056522 A JP 9056522A JP 5652297 A JP5652297 A JP 5652297A JP H10255642 A JPH10255642 A JP H10255642A
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- Japan
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- fuse
- terminal
- holder
- fixed
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/20—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
- H01H85/2045—Mounting means or insulating parts of the base, e.g. covers, casings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
- H01H85/20—Bases for supporting the fuse; Separate parts thereof
- H01H85/205—Electric connections to contacts on the base
Abstract
(57)【要約】
【課題】 周囲の電気部品の取付時にヒューズ本体及び
ヒューズ端子部を保護することができると共に、組付性
を向上する。 【解決手段】 本発明のヒューズホルダー２４は、熱硬
化性樹脂で成形され、ヒューズ本体２６が内部に収納さ
れるヒューズ収納ケース２９と、このヒューズ収納ケー
ス２９と一体に設けられてヒューズ端子部２７、２７が
ブスバー３２又は電線端末の端子３４と共にねじ止め固
定される一対の固定部３１、３１と、ヒューズ収納ケー
ス２９、２９の内部を閉塞する蓋３０とからなる。従っ
て、ヒューズ本体がヒューズ収納ケース内に収容される
ので、周囲の電気部品の取付時に保護することができ
る。
ヒューズ端子部を保護することができると共に、組付性
を向上する。 【解決手段】 本発明のヒューズホルダー２４は、熱硬
化性樹脂で成形され、ヒューズ本体２６が内部に収納さ
れるヒューズ収納ケース２９と、このヒューズ収納ケー
ス２９と一体に設けられてヒューズ端子部２７、２７が
ブスバー３２又は電線端末の端子３４と共にねじ止め固
定される一対の固定部３１、３１と、ヒューズ収納ケー
ス２９、２９の内部を閉塞する蓋３０とからなる。従っ
て、ヒューズ本体がヒューズ収納ケース内に収容される
ので、周囲の電気部品の取付時に保護することができ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒューズを固定す
るヒューズホルダーに係り、特に大電流用のヒューズを
固定するのに好適なヒューズホルダーに関する。
るヒューズホルダーに係り、特に大電流用のヒューズを
固定するのに好適なヒューズホルダーに関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、電気自動車に用いられる大容量
（３００Ａ程度）のヒューズ１と、このヒューズ１が固
定される一対のヒューズホルダー２、３を示す。ヒュー
ズ１は筒状のヒューズ本体４と、このヒューズ本体４の
両側部に接続されたＬ字状の端子部５、６とからなり、
ヒューズ端子部５、６にはそれぞれ取付孔７が形成され
ている。
（３００Ａ程度）のヒューズ１と、このヒューズ１が固
定される一対のヒューズホルダー２、３を示す。ヒュー
ズ１は筒状のヒューズ本体４と、このヒューズ本体４の
両側部に接続されたＬ字状の端子部５、６とからなり、
ヒューズ端子部５、６にはそれぞれ取付孔７が形成され
ている。
【０００３】一方、このヒューズ１が固定されるヒュー
ズホルダー２、３は、一端が接続箱本体８に取付ボルト
９により固定されている。このヒューズホルダー２、３
の他端（上面側）は固定面１０、１０となっている。ま
た、このヒューズホルダー２、３には、固定面１０に開
口したねじ孔１１がそれぞれ形成されている。
ズホルダー２、３は、一端が接続箱本体８に取付ボルト
９により固定されている。このヒューズホルダー２、３
の他端（上面側）は固定面１０、１０となっている。ま
た、このヒューズホルダー２、３には、固定面１０に開
口したねじ孔１１がそれぞれ形成されている。
【０００４】そして、ヒューズホルダー２、３を接続箱
本体８に固定した状態で、一方のヒューズホルダー２の
固定面１０上にブスバー１２の端部１２ａを載置し、そ
の上にヒューズ１の一方のヒューズ端子部５を重ね、ヒ
ューズ取付ボルト１３を挿通してねじ孔１１に螺合す
る。同様に、他方のヒューズホルダー３の固定面１０上
にもブスバー１２の端部１２ａを載置し、その上にヒュ
ーズ１の他方のヒューズ端子部６を重ね、ヒューズ取付
ボルト１３を挿通してねじ孔に螺合する。最後に、ヒュ
ーズ取付ボルト１３、１３を締め付けることにより、ヒ
ューズ１がヒューズホルダー２、３に固定され、接続箱
本体８に固定される。
本体８に固定した状態で、一方のヒューズホルダー２の
固定面１０上にブスバー１２の端部１２ａを載置し、そ
の上にヒューズ１の一方のヒューズ端子部５を重ね、ヒ
ューズ取付ボルト１３を挿通してねじ孔１１に螺合す
る。同様に、他方のヒューズホルダー３の固定面１０上
にもブスバー１２の端部１２ａを載置し、その上にヒュ
ーズ１の他方のヒューズ端子部６を重ね、ヒューズ取付
ボルト１３を挿通してねじ孔に螺合する。最後に、ヒュ
ーズ取付ボルト１３、１３を締め付けることにより、ヒ
ューズ１がヒューズホルダー２、３に固定され、接続箱
本体８に固定される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したヒ
ューズ１の固定構造では、２つに分割されたヒューズホ
ルダ２、３をそれぞれ接続箱本体８に取付ボルト９によ
り固定しているため、各ヒューズホルダー２、３間のね
じ孔１１、１１のピッチ精度が悪く、ヒューズ１のヒュ
ーズ端子部５、６をねじ止め固定する際に、ヒューズホ
ルダー２、３間の位置調節を必要とする。従って、ヒュ
ーズ１を接続箱本体８に取り付けるに際して、その取付
作業性が悪いという問題がある。
ューズ１の固定構造では、２つに分割されたヒューズホ
ルダ２、３をそれぞれ接続箱本体８に取付ボルト９によ
り固定しているため、各ヒューズホルダー２、３間のね
じ孔１１、１１のピッチ精度が悪く、ヒューズ１のヒュ
ーズ端子部５、６をねじ止め固定する際に、ヒューズホ
ルダー２、３間の位置調節を必要とする。従って、ヒュ
ーズ１を接続箱本体８に取り付けるに際して、その取付
作業性が悪いという問題がある。
【０００６】これを解決するため、実開平５−６９８４
８号公報、実開平７−４１９４７号公報には、別体のヒ
ューズホルダーを用いることなく、ブスバー端末をヒュ
ーズの端子部と共に、接続箱本体に直接ねじ止め固定す
ること提案されている。
８号公報、実開平７−４１９４７号公報には、別体のヒ
ューズホルダーを用いることなく、ブスバー端末をヒュ
ーズの端子部と共に、接続箱本体に直接ねじ止め固定す
ること提案されている。
【０００７】図４は、実開平７−４１９４７号公報に記
載されたヒューズ１４の固定構造を示す。この構造で
は、ヒューズ１４のヒューズ本体１５の両側の一対の端
子部１６、１６が絶縁板１７上にブスバー１８の端部１
８ａを重ね、その上に端子部１６、１６をそれぞれ重ね
て、ねじ１９によりヒューズ１４の端子部１６、１６を
ブスバー１８、１８と共に絶縁板１７上に固定してい
る。この構造によれば、ヒューズホルダーを用いないの
で、ヒューズホルダを取り付ける手間が省けると共に、
端子部１６、１６間のピッチを調節する必要もないの
で、ヒューズ１４の良好な取付作業性が得られる。
載されたヒューズ１４の固定構造を示す。この構造で
は、ヒューズ１４のヒューズ本体１５の両側の一対の端
子部１６、１６が絶縁板１７上にブスバー１８の端部１
８ａを重ね、その上に端子部１６、１６をそれぞれ重ね
て、ねじ１９によりヒューズ１４の端子部１６、１６を
ブスバー１８、１８と共に絶縁板１７上に固定してい
る。この構造によれば、ヒューズホルダーを用いないの
で、ヒューズホルダを取り付ける手間が省けると共に、
端子部１６、１６間のピッチを調節する必要もないの
で、ヒューズ１４の良好な取付作業性が得られる。
【０００８】図５は、実開平５−６９８４８号公報に記
載されたヒューズ取付構造を示す。この構造は上記公報
と同様に、絶縁板２０上にブスバー２１の端部２１ａと
ヒューズ２２の端子部２３とを重ねて直接ねじ止めする
ことで、ヒューズホルダーを用いることなく直接絶縁板
２０にヒューズ２２を固定し、ブスバー２１と電気的に
接続している。この構造においても、ヒューズホルダー
を取り付ける手間が省けると共に、ヒューズ２２の良好
な取付作業性が得られる。
載されたヒューズ取付構造を示す。この構造は上記公報
と同様に、絶縁板２０上にブスバー２１の端部２１ａと
ヒューズ２２の端子部２３とを重ねて直接ねじ止めする
ことで、ヒューズホルダーを用いることなく直接絶縁板
２０にヒューズ２２を固定し、ブスバー２１と電気的に
接続している。この構造においても、ヒューズホルダー
を取り付ける手間が省けると共に、ヒューズ２２の良好
な取付作業性が得られる。
【０００９】しかしながら、図３に示す構造、上記各公
報の構造では、ヒューズ１、１４、２２がヒューズホル
ダー２、３及び各絶縁板１７、２０上にブスバー１２、
１８、２１と共に、むきだしの状態で固定されているた
め、接続箱本体８上や絶縁板１７、２０上の他の電気部
品を組み付ける際に、ヒューズ１、１４、２２に誤って
ぶつけたり、無理な力をヒューズに加えたりして、ヒュ
ーズ１、１４、２２が損なわれるおそれがある。
報の構造では、ヒューズ１、１４、２２がヒューズホル
ダー２、３及び各絶縁板１７、２０上にブスバー１２、
１８、２１と共に、むきだしの状態で固定されているた
め、接続箱本体８上や絶縁板１７、２０上の他の電気部
品を組み付ける際に、ヒューズ１、１４、２２に誤って
ぶつけたり、無理な力をヒューズに加えたりして、ヒュ
ーズ１、１４、２２が損なわれるおそれがある。
【００１０】また、ブスバー１２、１８、２１との電気
的接続部分もむきだしの状態となっているため、誤って
接続箱本体内に導電性の異物が混入した場合など導通し
てしまう可能性がある。
的接続部分もむきだしの状態となっているため、誤って
接続箱本体内に導電性の異物が混入した場合など導通し
てしまう可能性がある。
【００１１】そこで、本発明は、周囲の電気部品の取付
時にヒューズ本体及びヒューズ端子部を保護することが
できると共に、組付性が向上したヒューズホルダーの提
供を目的とする。
時にヒューズ本体及びヒューズ端子部を保護することが
できると共に、組付性が向上したヒューズホルダーの提
供を目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の発明は、ヒューズ本体と、このヒューズ
本体から突設された一対の端子部とからなり、前記ヒュ
ーズ端子部がブスバー又は電線端末の端子とねじ止め固
定されるヒューズを固定するヒューズホルダーであっ
て、熱硬化性樹脂で成形され、前記ヒューズ本体が内部
に収納されるヒューズ収納ケースと、このヒューズ収納
ケースと一体に設けられて前記ヒューズ端子部がブスバ
ー又は電線端末の端子と共にねじ止め固定される固定部
と、前記ヒューズ収納ケースの内部を閉塞する蓋とから
なることを特徴としている。
め、請求項１の発明は、ヒューズ本体と、このヒューズ
本体から突設された一対の端子部とからなり、前記ヒュ
ーズ端子部がブスバー又は電線端末の端子とねじ止め固
定されるヒューズを固定するヒューズホルダーであっ
て、熱硬化性樹脂で成形され、前記ヒューズ本体が内部
に収納されるヒューズ収納ケースと、このヒューズ収納
ケースと一体に設けられて前記ヒューズ端子部がブスバ
ー又は電線端末の端子と共にねじ止め固定される固定部
と、前記ヒューズ収納ケースの内部を閉塞する蓋とから
なることを特徴としている。
【００１３】このヒューズホルダーでは、ヒューズ収納
ケース内にヒューズ本体が収納されるので、周囲の電気
部品の取付時に誤ってヒューズ本体にぶつけたりするこ
とがなくヒューズを確実に保護することができる。
ケース内にヒューズ本体が収納されるので、周囲の電気
部品の取付時に誤ってヒューズ本体にぶつけたりするこ
とがなくヒューズを確実に保護することができる。
【００１４】また、このヒューズホルダーでは、ヒュー
ズ収納ケースに一体に形成された一対の固定部に一対の
ヒューズ端子部をねじ止めする際に、ピッチずれを調節
する必要がなく取付作業性が向上する。
ズ収納ケースに一体に形成された一対の固定部に一対の
ヒューズ端子部をねじ止めする際に、ピッチずれを調節
する必要がなく取付作業性が向上する。
【００１５】請求項２の発明は、請求項１記載の発明で
あって、前記固定部が前記ヒューズ収納ケースの内部に
設けられ、ブスバーの端末部分又は電線端末の端子が前
記ヒューズ端子部と共にねじ止め固定されることを特徴
としている。
あって、前記固定部が前記ヒューズ収納ケースの内部に
設けられ、ブスバーの端末部分又は電線端末の端子が前
記ヒューズ端子部と共にねじ止め固定されることを特徴
としている。
【００１６】このヒューズホルダーでは、一対の固定部
がヒューズ収納ケース内に設けられているので、ヒュー
ズ端子部がむきだしになることがない。
がヒューズ収納ケース内に設けられているので、ヒュー
ズ端子部がむきだしになることがない。
【００１７】請求項３記載の発明は、請求項２記載の発
明であって、前記ブスバー端末部分又は電線端末の端子
のヒューズ挿入部内への挿入部分を密封閉止する密封壁
を前記蓋に設けたことを特徴としている。
明であって、前記ブスバー端末部分又は電線端末の端子
のヒューズ挿入部内への挿入部分を密封閉止する密封壁
を前記蓋に設けたことを特徴としている。
【００１８】このヒューズホルダーでは、ヒューズ収納
ケース内が、蓋及び蓋に設けた密封壁により密封される
ので、内部に収納されたヒューズ本体、ヒューズ端子
部、ブスバーの端部又は電線端末の端子が保護される。
ケース内が、蓋及び蓋に設けた密封壁により密封される
ので、内部に収納されたヒューズ本体、ヒューズ端子
部、ブスバーの端部又は電線端末の端子が保護される。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るヒューズホル
ダーの実施形態について図面を用いて説明する。なお、
図１は、ヒューズホルダー２４及び、このヒューズホル
ダー２４に固定されるヒューズ２５を示す斜視図であ
り、図２は、ヒューズ２５をヒューズホルダー２４に固
定した状態を示す断面図である。
ダーの実施形態について図面を用いて説明する。なお、
図１は、ヒューズホルダー２４及び、このヒューズホル
ダー２４に固定されるヒューズ２５を示す斜視図であ
り、図２は、ヒューズ２５をヒューズホルダー２４に固
定した状態を示す断面図である。
【００２０】初めに本実施形態のヒューズホルダー２４
に固定されるヒューズ２５について説明する。ヒューズ
２５は、溶断部等が内蔵された筒状のヒューズ本体２６
と、このヒューズ本体２６の両側部に連結された一対の
Ｌ字状のヒューズ端子部２７、２７とからなる。ヒュー
ズ端子部２７、２７には、それぞれ取付孔２８、２８が
それぞれ形成されている。なお、このヒューズ２５は、
電気自動車に用いられる大容量（３００Ａ程度）のもの
である。
に固定されるヒューズ２５について説明する。ヒューズ
２５は、溶断部等が内蔵された筒状のヒューズ本体２６
と、このヒューズ本体２６の両側部に連結された一対の
Ｌ字状のヒューズ端子部２７、２７とからなる。ヒュー
ズ端子部２７、２７には、それぞれ取付孔２８、２８が
それぞれ形成されている。なお、このヒューズ２５は、
電気自動車に用いられる大容量（３００Ａ程度）のもの
である。
【００２１】このヒューズ２５が固定されるヒューズホ
ルダー２４は、上部が開口された箱状のヒューズ収納ケ
ース２９と、このヒューズ収納ケース２９の上部の開口
を閉鎖する蓋３０とからなる。ヒューズ収納ケース２９
には、対向する内壁に、一対の固定部３１、３１が形成
されている。この一対の固定部３１、３１の周囲は、矩
形状に切り欠かれてブスバー３２の端部３２ａ及び、電
線３３の端末の端子３４が挿入される挿入開口３５、３
５が形成されている。また、一対の固定部３１、３１に
は、ねじ孔３９、３９がそれぞれ形成され途中にはイン
サートナット４３、４３がそれぞれ埋設されている。
ルダー２４は、上部が開口された箱状のヒューズ収納ケ
ース２９と、このヒューズ収納ケース２９の上部の開口
を閉鎖する蓋３０とからなる。ヒューズ収納ケース２９
には、対向する内壁に、一対の固定部３１、３１が形成
されている。この一対の固定部３１、３１の周囲は、矩
形状に切り欠かれてブスバー３２の端部３２ａ及び、電
線３３の端末の端子３４が挿入される挿入開口３５、３
５が形成されている。また、一対の固定部３１、３１に
は、ねじ孔３９、３９がそれぞれ形成され途中にはイン
サートナット４３、４３がそれぞれ埋設されている。
【００２２】さらに、ヒューズ収納ケース２９の開口縁
部には対向位置に、蓋３０がねじ止め固定される蓋固定
部３６、３６がそれぞれ形成されている。
部には対向位置に、蓋３０がねじ止め固定される蓋固定
部３６、３６がそれぞれ形成されている。
【００２３】また、蓋３０は、平板状で、下面側からヒ
ューズ収納ケース２９の挿入開口３５、３５を閉鎖可能
な密封壁３７、３７が突設されている。
ューズ収納ケース２９の挿入開口３５、３５を閉鎖可能
な密封壁３７、３７が突設されている。
【００２４】さらに、上記ヒューズ収納ケース２９及び
蓋３０は、それぞれ耐アーク性、耐トラッキング性、耐
熱性の優れた熱硬化性樹脂でそれぞれ成形されている。
蓋３０は、それぞれ耐アーク性、耐トラッキング性、耐
熱性の優れた熱硬化性樹脂でそれぞれ成形されている。
【００２５】次に本実施形態のヒューズホルダー２４に
ヒューズ２５を固定すると共に、ブスバー３２の端部３
２ａ及び電線３３の端末の端子３４とヒューズ端子部２
７、２７とを接続する手順について説明する。
ヒューズ２５を固定すると共に、ブスバー３２の端部３
２ａ及び電線３３の端末の端子３４とヒューズ端子部２
７、２７とを接続する手順について説明する。
【００２６】先ず、ヒューズ本体２６をヒューズ収納ケ
ース２９の内部に収納すると共に、ヒューズ端子部２
７、２７を一対の固定部３１、３１上に載置する。この
とき、一対の固定部３１、３１と一対の端子部２７、２
７との間に、ブスバー３２の端部３２ａ及び電線端末の
端子３４をそれぞれ挿入する。
ース２９の内部に収納すると共に、ヒューズ端子部２
７、２７を一対の固定部３１、３１上に載置する。この
とき、一対の固定部３１、３１と一対の端子部２７、２
７との間に、ブスバー３２の端部３２ａ及び電線端末の
端子３４をそれぞれ挿入する。
【００２７】次に、ヒューズ取付ボルト３８、３８を一
対の端子部２７、２７及び、ブスバー３２の端部３２
ａ、電線端末の端子３４に挿通させ一対の固定部３１、
３１のねじ孔３９、３９内にそれぞれ螺合し、締め付け
る。
対の端子部２７、２７及び、ブスバー３２の端部３２
ａ、電線端末の端子３４に挿通させ一対の固定部３１、
３１のねじ孔３９、３９内にそれぞれ螺合し、締め付け
る。
【００２８】そして、ヒューズ収納ケース２９の上部開
口を蓋３０で閉鎖する。このとき、密封壁３７、３７に
より、挿入開口３５、３５も閉塞する。さらに、蓋３０
をボルト４０、４０で蓋固定部３６、３６に固定する。
この状態では、図２に示すように、ヒューズ本体２６が
ヒューズ収納ケース２９の内部に密封された状態で収納
され、さらに、ヒューズ端子部２７、２７もヒューズ収
納ケース２９内に収納された状態でヒューズ２６がヒュ
ーズホルダー２４に固定されると共に、ブスバー３２の
端部３２ａ及び電線端末の端子３４と電気的に接続され
る。
口を蓋３０で閉鎖する。このとき、密封壁３７、３７に
より、挿入開口３５、３５も閉塞する。さらに、蓋３０
をボルト４０、４０で蓋固定部３６、３６に固定する。
この状態では、図２に示すように、ヒューズ本体２６が
ヒューズ収納ケース２９の内部に密封された状態で収納
され、さらに、ヒューズ端子部２７、２７もヒューズ収
納ケース２９内に収納された状態でヒューズ２６がヒュ
ーズホルダー２４に固定されると共に、ブスバー３２の
端部３２ａ及び電線端末の端子３４と電気的に接続され
る。
【００２９】なお、このヒューズホルダー２４は、ヒュ
ーズ収納ケース２９の底壁４１が、電気接続箱（不図
示）の接続箱本体４２にねじ止め固定することにより、
電気接続箱内に配置することができる。この場合、接続
箱本体４２に固定するねじは、ヒューズ収納ケース２９
内で底壁４１を貫通し接続箱本体４２に螺合している。
ーズ収納ケース２９の底壁４１が、電気接続箱（不図
示）の接続箱本体４２にねじ止め固定することにより、
電気接続箱内に配置することができる。この場合、接続
箱本体４２に固定するねじは、ヒューズ収納ケース２９
内で底壁４１を貫通し接続箱本体４２に螺合している。
【００３０】本実施形態のヒューズホルダー２９によれ
ば、ヒューズ本体２６及びヒューズ端子部２７、２７を
ヒューズ収納ケース２９内に収納しているので、周囲の
電気部品の取付の際に電気部品が直接ヒューズ本体２６
やヒューズ端子部２７、２７にぶつかることがなく、確
実に保護することができる。
ば、ヒューズ本体２６及びヒューズ端子部２７、２７を
ヒューズ収納ケース２９内に収納しているので、周囲の
電気部品の取付の際に電気部品が直接ヒューズ本体２６
やヒューズ端子部２７、２７にぶつかることがなく、確
実に保護することができる。
【００３１】また、ヒューズ端子部２７、２７もヒュー
ズ収納ケース２９内に収納されているので誤って接続箱
本体４２内に異物が混入しても、ヒューズ端子部２７、
２７同士が導通したりする不具合の発生を確実に防止す
ることができる。
ズ収納ケース２９内に収納されているので誤って接続箱
本体４２内に異物が混入しても、ヒューズ端子部２７、
２７同士が導通したりする不具合の発生を確実に防止す
ることができる。
【００３２】また、本実施形態のヒューズホルダー２４
では、一対の固定部３１、３１をヒューズ収納ケース２
９と一体に形成したことで、固定部３１、３１のねじ孔
３９、３９のピッチを精度良くする設定することがで
き、ヒューズの位置調節を行う必要がないので、ヒュー
ズの取付作業性が向上する。
では、一対の固定部３１、３１をヒューズ収納ケース２
９と一体に形成したことで、固定部３１、３１のねじ孔
３９、３９のピッチを精度良くする設定することがで
き、ヒューズの位置調節を行う必要がないので、ヒュー
ズの取付作業性が向上する。
【００３３】また、ヒューズ収納ケース２９を接続箱本
体４２と一体に成形することで、別体のヒューズホルダ
ー２４を接続箱本体４２に取り付ける作業も不要にな
り、さらに取付作業性を向上することができる。
体４２と一体に成形することで、別体のヒューズホルダ
ー２４を接続箱本体４２に取り付ける作業も不要にな
り、さらに取付作業性を向上することができる。
【００３４】また、この実施形態のヒューズ収納ケース
２９は、ヒューズ収納ケース２９内の底壁４１を貫通さ
せたねじを接続箱本体４２に螺合して、接続箱本体４２
に固定しているので、ヒューズホルダーを取り付けるた
めの取付部、ねじ等が出っ張らないので、省スペース各
を図ることが可能となる。
２９は、ヒューズ収納ケース２９内の底壁４１を貫通さ
せたねじを接続箱本体４２に螺合して、接続箱本体４２
に固定しているので、ヒューズホルダーを取り付けるた
めの取付部、ねじ等が出っ張らないので、省スペース各
を図ることが可能となる。
【００３５】さらに、万が一ヒューズ２５の容量に対し
て非常に過大な電流が流れて、ヒューズ本体２６内の溶
断部が急激に溶断し、ヒューズ本体２６の外皮部分が飛
散するような場合でも、本実施形態のヒューズホルダー
２４では、ヒューズ本体２６をヒューズ収納ケース２９
内に収納しているので、飛散したものが他の電気部品に
降りかかることがなく影響を与えることがない。
て非常に過大な電流が流れて、ヒューズ本体２６内の溶
断部が急激に溶断し、ヒューズ本体２６の外皮部分が飛
散するような場合でも、本実施形態のヒューズホルダー
２４では、ヒューズ本体２６をヒューズ収納ケース２９
内に収納しているので、飛散したものが他の電気部品に
降りかかることがなく影響を与えることがない。
【００３６】また、上記のようにヒューズ本体２６内の
溶断部が急激に溶断し、ヒューズ本体２６の温度が異常
に高くなっても、ヒューズホルダー２４が耐熱性の高い
熱硬化性樹脂で形成されているので、ヒューズホルダー
２４が溶けたり、焼損することがない。この結果、他の
電気部品に被害が及びことがない。
溶断部が急激に溶断し、ヒューズ本体２６の温度が異常
に高くなっても、ヒューズホルダー２４が耐熱性の高い
熱硬化性樹脂で形成されているので、ヒューズホルダー
２４が溶けたり、焼損することがない。この結果、他の
電気部品に被害が及びことがない。
【００３７】また、通常アーク防止のために砂が充填さ
れたヒューズ本体２６の外皮が飛散して、砂が漏れて
も、漏れた砂は、ヒューズ収納ケース２９内に止まり、
ヒューズ収納ケース２９の外には出ないので、周囲の電
気部品に影響を及ぼすことがない。
れたヒューズ本体２６の外皮が飛散して、砂が漏れて
も、漏れた砂は、ヒューズ収納ケース２９内に止まり、
ヒューズ収納ケース２９の外には出ないので、周囲の電
気部品に影響を及ぼすことがない。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように請求項１の発明によ
れば、ヒューズ収納ケース内にヒューズ本体が収納され
るので、ヒューズ本体を周囲の電気部品の取付時に誤っ
てぶつけたりすることがなく確実に保護することができ
る。また、このヒューズホルダーでは、ヒューズ収納ケ
ースに一体に形成された一対の固定部に一対のヒューズ
端子部をねじ止めする際に、ピッチがずれることがなく
ピッチ調節する必要がないので取付作業性が向上する。
れば、ヒューズ収納ケース内にヒューズ本体が収納され
るので、ヒューズ本体を周囲の電気部品の取付時に誤っ
てぶつけたりすることがなく確実に保護することができ
る。また、このヒューズホルダーでは、ヒューズ収納ケ
ースに一体に形成された一対の固定部に一対のヒューズ
端子部をねじ止めする際に、ピッチがずれることがなく
ピッチ調節する必要がないので取付作業性が向上する。
【００３９】請求項２の発明によれば、一対の固定部が
ヒューズ収納ケース内に設けられているので、ヒューズ
端子部がむきだしになることがないので、電気的接続に
おける信頼性を向上することができる。
ヒューズ収納ケース内に設けられているので、ヒューズ
端子部がむきだしになることがないので、電気的接続に
おける信頼性を向上することができる。
【００４０】請求項３記載の発明によれば、ヒューズ収
納ケース内が、蓋及び蓋に設けた密封壁により密封され
るので、内部に収納されたヒューズ本体、ヒューズ端子
部、ブスバーの端部又は電線端末の端子が確実に保護さ
れる。
納ケース内が、蓋及び蓋に設けた密封壁により密封され
るので、内部に収納されたヒューズ本体、ヒューズ端子
部、ブスバーの端部又は電線端末の端子が確実に保護さ
れる。
【図１】本発明に係るヒューズホルダーの実施形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】本発明に係るヒューズホルダーにヒューズを固
定すると共に、ブスバーの端部及び電線端末の端子を接
続した状態を示す断面図である。
定すると共に、ブスバーの端部及び電線端末の端子を接
続した状態を示す断面図である。
【図３】従来のヒューズホルダーを用いてヒューズを固
定した状態を示す側面図である。
定した状態を示す側面図である。
【図４】ヒューズホルダーを用いることなくヒューズを
固定した構造を示す斜視図である。
固定した構造を示す斜視図である。
【図５】ヒューズホルダーを用いることなくヒューズを
固定した他の構造を示す斜視図である。
固定した他の構造を示す斜視図である。
２４ ヒューズホルダー ２５ ヒューズ ２６ ヒューズ本体 ２７ ヒューズ端子部 ２９ ヒューズ収納ケース ３０ 蓋 ３１ 固定部 ３２ ブスバー ３４ 端子
Claims (3)
- 【請求項１】 ヒューズ本体と、このヒューズ本体から
突設された一対の端子部とからなり、前記ヒューズ端子
部がブスバー又は電線端末の端子とねじ止め固定される
ヒューズを固定するヒューズホルダーであって、熱硬化
性樹脂で成形され、前記ヒューズ本体が内部に収納され
るヒューズ収納ケースと、このヒューズ収納ケースと一
体に設けられて前記ヒューズ端子部がブスバー又は電線
端末の端子と共にねじ止め固定される一対の固定部と、
前記ヒューズ収納ケースの内部を閉塞する蓋とからなる
ことを特徴とするヒューズホルダー。 - 【請求項２】 請求項１記載の発明であって、前記固定
部が前記ヒューズ収納ケースの内部に設けられ、ブスバ
ーの端部又は電線端末の端子が前記ヒューズ端子部と共
にねじ止め固定されることを特徴とするヒューズホルダ
ー。 - 【請求項３】 請求項２記載の発明であって、前記ブス
バーの端部又は電線端末の端子の挿入開口を密封閉止す
る密封壁を前記蓋に設けたことを特徴とするヒューズホ
ルダー。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9056522A JPH10255642A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | ヒューズホルダー |
| US09/033,616 US6030257A (en) | 1997-03-11 | 1998-03-03 | Fuse holder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9056522A JPH10255642A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | ヒューズホルダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10255642A true JPH10255642A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13029455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9056522A Pending JPH10255642A (ja) | 1997-03-11 | 1997-03-11 | ヒューズホルダー |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6030257A (ja) |
| JP (1) | JPH10255642A (ja) |
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| DE112021000857T5 (de) | 2020-02-05 | 2022-12-08 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Stromschienen- und Schrauben-Fixierungsstruktur und Verfahren zur Herstellung einer Schaltungseinheit |
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1997
- 1997-03-11 JP JP9056522A patent/JPH10255642A/ja active Pending
-
1998
- 1998-03-03 US US09/033,616 patent/US6030257A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6030257A (en) | 2000-02-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |