JP2001256877A - 漏電遮断器の漏電引き外し装置 - Google Patents

漏電遮断器の漏電引き外し装置

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JP2001256877A
JP2001256877A JP2000067985A JP2000067985A JP2001256877A JP 2001256877 A JP2001256877 A JP 2001256877A JP 2000067985 A JP2000067985 A JP 2000067985A JP 2000067985 A JP2000067985 A JP 2000067985A JP 2001256877 A JP2001256877 A JP 2001256877A
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earth leakage
bobbin
trip device
plunger
center hole
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Satoshi Suzuki
智 鈴木
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Kawamura Electric Inc
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Kawamura Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】漏電引き外し装置を接点の上方に設置した場合
でも接点間の距離を十分に確保することができ、遮断性
能を低下させることなく漏電遮断器を薄型化することが
できる漏電遮断器の漏電引き外し装置を提供する。 【解決手段】漏電遮断器の漏電引き外し装置1は、コイ
ル3が捲回された筒状のボビン2と、ボビン2の中心孔
2aに挿着されるプランジャー4とで構成され、ボビン
2は、プランジャー4の板状の基部4aが挿通可能に中
心孔が略長方形に形成され、漏電引き外し装置1をボビ
ン2の中心孔2aの長辺が漏電遮断器の底面と平行にな
るように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主回路に漏洩電流が流
れた際に主回路を遮断する漏電遮断器の漏電引き外し装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3及び図4に示すように漏電遮
断器の漏電引き外し装置11は、漏電遮断器の底面と平
行に設置された筒状のボビン12にコイル13を捲回
し、ボビン12の中心孔12aに略円柱状のプランジャ
ー14を挿着し、プランジャー14はプランジャーバネ
15により反吸引側に付勢されている。漏電遮断器の主
回路に漏洩電流が流れると零相変流器(図示せず)が漏
電を検出し、コイル13に励磁電流が通電され、プラン
ジャー14がプランジャーバネ15に抗してボビン12
内に吸引されることにより、プランジャー14の溝14
aに係合したトリップ機構の引き外し板16を駆動させ
て主回路を遮断する。
【0003】また、図5及び図6に示す漏電引き外し装
置21も前述の漏電引き外し装置と同様に筒状のボビン
22にコイル23を捲回し、ボビン22の中心孔22a
にプランジャー24を挿着し、プランジャー24はプラ
ンジャーバネ25により反吸引側に付勢されている。プ
ランジャー24は、板状部材を略L字状にプレス加工し
てボビンの中心孔に挿通する基部24aとトリップ機構
の引き外し板26を動作させるための引き外し部24b
とが形成され、ボビン22の中心孔22aはプランジャ
ー24の基部24aが挿通可能に略長方形に形成されて
いる。漏電引き外し装置21はボビン22の中心孔22
aの長辺が漏電遮断器の底面と垂直になるように配置さ
れているため、漏電引き外し装置21の高さ寸法は大き
くなっている。
【0004】また、実公平6−22964号公報に開示
される漏電引き外し装置も前述の漏電引き外し装置と同
様に漏電遮断器の底面と平行に設置された筒状のボビン
にコイル(1)を捲回し、ボビンの中央孔(1a)に略
コ字状のプランジャー(4)を挿着し、プランジャー
(4)はプランジャーバネ(6)により反吸引側に付勢
されている。プランジャー(4)は、板状部材を略コ字
状にプレス加工してボビンの中心孔(1a)に挿通する
基部(2a),(2b)とトリップ機構を動作させるた
めの引き外し部(5)とが形成され、ボビンの中心孔
(1a)はプランジャー(4)の基部(2a),(2
b)が挿通可能に略長方形に形成されている。漏電引き
外し装置はボビンの中心孔(2a),(2b)の長辺が
漏電遮断器の底面と平行又は垂直になるように配置され
ているがプランジャー(4)の基部(2a),(2b)
が略コ字状に形成されているため、漏電引き外し装置の
高さ寸法は大きくなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】漏電引き外し装置は主
回路の接点の上方に配置されることが多いが、従来の漏
電引き外し装置は高さ寸法が大きいので漏電遮断器を薄
型化しようとすると、固定接点と可動接点の接点間の間
隔を狭くしなければならない。そうすると、遮断性能に
影響を及ぼすという問題が生じるため、漏電遮断器の薄
型化は困難であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の漏電遮断器の
漏電引き外し装置の問題点に鑑み、本発明の目的は、漏
電引き外し装置を接点の上方に設置した場合でも接点間
の距離を十分に確保することができ、遮断性能を低下さ
せることなく漏電遮断器を薄型化することができる漏電
遮断器の漏電引き外し装置を提供するもので、その構造
は、コイルが捲回された筒状のボビンと、ボビンの中心
孔に挿着されるプランジャーとで構成され、コイルへの
励磁電流の通電によりトリップ機構を駆動させて主回路
を遮断する漏電遮断器の漏電引き外し装置において、ボ
ビンの中心孔はプランジャーの板状に形成された基部が
挿通可能な略長方形に形成され、中心孔の長辺が漏電遮
断器の底面に対して平行になるようにボビンを配置した
ことである。
【0007】
【発明の実施の形態】漏電遮断器の漏電引き外し装置
は、コイルが捲回された筒状のボビンと、ボビンの中心
孔に挿着されるプランジャーとで構成され、ボビンは、
プランジャーの板状の基部が挿通可能に中心孔が略長方
形に形成され、漏電引き外し装置をボビンの中心孔の長
辺が漏電遮断器の底面と平行になるように配置する。
【0008】
【実施例】本発明に係る漏電遮断器の漏電引き外し装置
の実施例を図1及び図2の添付図面に基づいて説明す
る。
【0009】漏電遮断器(図示せず)の漏電引き外し装
置1は、筒状のボビン2にコイル3を捲回し、ボビン2
の中心孔2aにプランジャー4を挿着し、プランジャー
4はプランジャーバネ5により反吸引側に付勢されてい
る。
【0010】プランジャー4は、磁性体板を略L字状に
折曲してボビン2の中心孔2aに挿通する基部4aとト
リップ機構を動作させるための引き外し部4bとが形成
されている。
【0011】ボビン2は、プランジャー4の板状の基部
4aが挿通可能に中心孔が略長方形に形成され、プラン
ジャー4をボビン2に挿着した漏電引き外し装置1は、
ボビン2の中心孔2aの長辺が漏電遮断器の底面と平行
になるように配置されている。
【0012】漏電引き外し装置の動作方法は、主回路に
漏洩電流が流れると零相変流器(図示せず)が漏電を検
出し、コイル3に励磁電流が通電され、プランジャー4
がプランジャーバネ5に抗してボビン2内に吸引される
ことにより、プランジャー4の引き外し部4bに係合し
たトリップ機構の引き外し板6を駆動させて主回路を遮
断する。
【0013】従来の漏電引き外し装置と比較すると、例
えば、従来の略円柱状のプランジャーを備えた漏電引き
外し装置でプランジャーの直径が5mmだとすると、こ
れと同じ遮断性能を得るにはプランジャーの断面積が同
じでなければならないため、本実施例の漏電引き外し装
置のプランジャーを板厚2.3mmで板幅8.5mmに
形成したとすれば、本実施例の漏電引き外し装置はボビ
ンの中心孔の長辺が漏電遮断器の底面と平行になるよう
に配設されるため、プランジャーの高さ寸法は2.3m
mなのでプランジャーの高さ寸法を差し引いた結果、本
実施例の漏電引き外し装置は従来の漏電引き外し装置と
比較して2.7mm低くすることができる。
【0014】また、従来の板状のプランジャーの漏電引
き外し装置は、ボビンの中心孔の長辺が漏電遮断器の底
面と垂直になるように配設されるため、プランジャーの
高さ寸法が8.5mmとなり、本実施例のプランジャー
の高さ寸法は2.3mmであるため、本実施例の漏電引
き外し装置は従来の漏電引き外し装置と比較して高さ寸
法を6.2mm低くすることができる。
【0015】尚、本実施例においてプランジャーの形状
を略L字状に折曲形成しているが、基部の形状が板状で
あれば良く、プランジャーの形状に限定はない。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明に係る漏電遮断器の
漏電引き外し装置は、コイルが捲回された筒状のボビン
と、ボビンの中心孔に挿着されるプランジャーとで構成
され、コイルへの励磁電流の通電によりトリップ機構を
駆動させて主回路を遮断する漏電遮断器の漏電引き外し
装置において、ボビンの中心孔はプランジャーの板状に
形成された基部が挿通可能な略長方形に形成され、中心
孔の長辺が漏電遮断器の底面に対して平行になるように
ボビンを配置したことにより、漏電引き外し装置を接点
の上方に設置した場合でも接点間の距離を十分に確保す
ることができ、遮断性能を低下させることなく漏電遮断
器を薄型化することができるという優れた効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る漏電遮断器の漏電引き外し装置を
示す断面図である。
【図2】本発明に係る漏電引き外し装置を示す斜視図で
ある。
【図3】従来の漏電遮断器の漏電引き外し装置を示す断
面図である。
【図4】従来の漏電引き外し装置を示す斜視図である。
【図5】従来の漏電遮断器の漏電引き外し装置を示す断
面図である。
【図6】従来の漏電引き外し装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 漏電引き外し装置 2 ボビン 3 コイル 4 プランジャー 4a 基部 4b 引き外し部 5 プランジャーバネ 6 引き外し板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルが捲回された筒状のボビンと、該
    ボビンの中心孔に挿着されるプランジャーとで構成さ
    れ、前記コイルへの励磁電流の通電によりトリップ機構
    を駆動させて主回路を遮断する漏電遮断器の漏電引き外
    し装置において、前記ボビンの中心孔はプランジャーの
    板状に形成された基部が挿通可能な略長方形に形成さ
    れ、該中心孔の長辺が前記漏電遮断器の底面に対して平
    行になるように前記ボビンを配置したことを特徴とする
    漏電遮断器の漏電引き外し装置。
JP2000067985A 2000-03-13 2000-03-13 漏電遮断器の漏電引き外し装置 Pending JP2001256877A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04349327A (ja) * 1991-05-27 1992-12-03 Fuji Electric Co Ltd 漏電遮断器およびその漏電表示装置
JPH06251681A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Matsushita Electric Works Ltd 電磁石装置
JPH08161998A (ja) * 1994-12-09 1996-06-21 Kasuga Denki Kk 漏電遮断器の引き外し装置

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