JPH04349327A - 漏電遮断器およびその漏電表示装置 - Google Patents

漏電遮断器およびその漏電表示装置

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JPH04349327A
JPH04349327A JP12051791A JP12051791A JPH04349327A JP H04349327 A JPH04349327 A JP H04349327A JP 12051791 A JP12051791 A JP 12051791A JP 12051791 A JP12051791 A JP 12051791A JP H04349327 A JPH04349327 A JP H04349327A
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JP
Japan
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earth leakage
leakage
main circuit
coil
breaker
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JP12051791A
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English (en)
Inventor
Taido Okamoto
泰道 岡本
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は過電流遮断機能を備え
た漏電遮断器、特にその回路構成およびその漏電表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】漏電遮断器は、主回路に設けられた零相
変流器により主回路中の漏洩電流を検出し、これにより
遮断装置を動作させて主回路を遮断するとともに、遮断
状態を漏電表示装置により表示する。しかしながら最近
の漏電遮断器は、さらに主回路の各相ごとに過電流変流
器を設け、主回路の各相に過電流が生じたときにも遮断
装置を動作させて主回路を遮断するようになっている。
【0003】図5はこのような従来の漏電遮断器の側面
断面図、図6は図5に示す漏電遮断器に内蔵されている
漏電表示装置の側面図である。この漏電遮断器では主回
路に漏洩電流が流れると零相変流器(ZCT)1から二
次電流(零相電流)が流れ、これがトリップコイル2に
流入して電磁石3を励磁する。この電磁石3の励磁によ
り開閉機構4が操作され投入状態にある可動接点5が開
離されて主回路が遮断される。それと同時に表示キャッ
プ6を保持している機構部品20の掛合いが引き外され
て表示キャップ6は上方に突出し、漏電表示が行われる
。また主回路に過電流が流れると主回路の各相に設置さ
れた変流器(CT)7がそれを検知しその二次電流がト
リップコイル2に流入して電磁石3を励磁し開閉機構4
が操作されて主回路が遮断される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような漏電遮断器
では漏電表示装置の動作は遮断装置の開閉機構と関連し
て行われるので、過電流による主回路の遮断の場合でも
漏電表示が行われるという不都合があった。本来、主回
路の遮断は漏洩電流によるものか過電流によるものか区
別されることがその後の対策のうえからも望ましい。ま
たこの漏電表示装置では漏電表示を行なうための機構が
複雑で、したがって機構部品が多くなりその組立て工数
が多くなるという問題もあった。
【0005】この発明の目的は上述した問題点に鑑み、
主回路の遮断が漏電電流による場合のみ漏電表示を行な
う漏電遮断器とその機構が簡単な構成の漏電表示装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では上述した目
的達成のため、主回路の漏洩電流を検出する零相変流器
と、主回路の各相ごとの過電流を検出する過電流変流器
と、前記零相変流器が主回路の漏洩電流を検出したとき
或いは前記過電流変流器が主回路の各相の過電流を検出
したとき主回路を遮断する遮断装置と、この遮断装置が
動作したときこれを表示する漏電表示装置とを備えた漏
電遮断器において、零相変流器が主回路の漏洩電流を検
出したとき作動する第1のスイッチング素子を設け、こ
のスイッチング素子に遮断装置を動作させるトリップコ
イルと漏電表示装置を動作させる漏電表示コイルとを電
気的に直列に接続するとともに、過電流変流器が主回路
の過電流を検出したとき作動する第2のスイッチング素
子を設け、このスイッチング素子を前記トリップコイル
に電気的に直列にかつ前記漏電表示コイルと第1のスイ
ッチング素子とに電気的に並列に接続した。かかる構成
の漏電遮断器に使用される漏電表示装置は、磁路を形成
する中空状のヨークの内部に永久磁石と,これを挟む2
枚の鉄片と,漏電表示コイルを巻回したボビンとを収納
し、このボビンの中空部に表示キャップを有するプラン
ジャをコイルスプリングを介して挿入して構成する。さ
らにかかる漏電遮断器の漏電表示装置において、動作状
態を表示する表示キャップは漏電作動時にケースに設け
られた表示孔より目視できる位置に取付けられ、かつ漏
電遮断器のハンドルに設けられたリセット片によりその
初期位置に移動させられるようにした。
【0007】
【作用】上述した構成の漏電遮断器の回路構成において
は、主回路中に漏洩電流が生じたときは零相変流器がこ
の漏洩電流を検出し、第1のスイッチング素子を動作さ
せるとともにトリップコイルと漏電表示コイルとを励磁
させて、それぞれ遮断装置と漏電表示装置とを動作させ
る。一方、主回路の各相に過電流が生じたときは各相ご
との過電流変流器がこの過電流を検出し、第2のスイッ
チング素子を動作させるとともに前記トリップコイルを
励磁させて遮断装置を動作させるが、この第2のスイッ
チング素子は漏電表示コイルと第1のスイッチング素子
とに電気的に並列に接続されているので漏電表示コイル
は励磁されず、したがって漏電表示装置も動作しない。 またこの漏電遮断器に使用される漏電表示装置において
は、漏電表示コイルが励磁されたとき漏電表示キャップ
を有するプランジャが動作するのて、複雑な機構部品を
必要としない。
【0008】
【実施例】図1はこの発明による漏電遮断器の回路構成
を示す接続回路図である。図において漏電遮断器の主回
路には零相変流器1が挿入され、これに主回路に生ずる
漏洩電流を検出する漏電検出回路が接続されている。ま
た主回路の各相RSTには各相ごとに過電流変流器7が
挿入されており、これに各相ごとに発生する過電流を検
出する過電流検出回路が接続されている。さらに主回路
には漏電検出時或いは過電流検出時動作する遮断装置5
が設けられている。漏電検出回路が主回路に生ずる漏洩
電流を検出したとき動作する第1のスイッチング素子Q
1は前記の遮断装置5を動作させるトリップコイル2と
図示してない漏電表示装置を動作させる漏電表示コイル
8とに電気的に直列にして電源16に接続されている。 一方、過電流検出回路が各相RSTに発生する過電流を
検出したとき動作する第2のスイッチング素子Q2はト
リップコイル2とは電気的に直列に、しかし漏電表示コ
イル8と第1のスイッチング素子Q2とに電気的に並列
にして電源16に接続されている。したがって、漏電検
出回路が零相変流器1により主回路に生ずる漏洩電流を
検出すると、第1のスイッチング素子Q1は動作し、ト
リップコイル2と漏電表示コイル8とには電源16より
電流が流れて動作するので、遮断装置5が働きかつ漏電
表示装置もその動作表示をする。しかし、過電流検出回
路が各相RSTに発生する過電流を検出して第2のスイ
ッチング素子Q2が動作しても、トリップコイル2には
電源16より電流が流れるが、漏電表示コイル8には電
流が流れないので、遮断装置5が働いても漏電表示装置
はその動作表示をしない。
【0009】図2はこの発明の一実施例である漏電表示
装置の分解斜視図で、漏電表示コイル8が巻回されたボ
ビン9の片側端には2枚の鉄片10A,10Bで挟まれ
た永久磁石11が収納されている。このボビン9には磁
路を形成するためのヨーク12がP矢印方向から被せら
れ、このヨーク12の貫通孔12Aとボビン8の中空部
8Aには表示キャップ6を有するプランジャ13が圧縮
性のコイルスプリング14を介してQ矢視方向から挿入
されている。この状態の漏電表示装置の側面断面図を図
3に示す。
【0010】図3は漏電表示コイル8に電流が流れてい
ないときすなわち定常状態を示すもので、プランジャ1
3は永久磁石11からの磁束Φ1により鉄片10Bに吸
着しており、コイルスプリング14は圧縮された状態に
ある。この漏電表示コイル8に漏電電流(零相変流器の
二次電流)が流れると磁束Φ1より大きく流れ方向の反
対な磁束Φ2を生じこれがため磁束Φ1が打消され、プ
ランジャ13の先端に吸着されていた鉄片10Bの吸引
力がなくなり、これがため圧縮されていたコイルスプリ
ング14が伸張し、プランジャ13,表示キャップ6は
R矢印方向に移動する。
【0011】図4はこの漏電表示装置を漏電遮断器のケ
ース15に収納した状態を示す斜視図で、ケース15に
は表示孔17が穿孔されている。図において漏電表示装
置のプランジャ13は漏電表示コイルに電流が流れてい
ないときすなわち定常状態を示す位置にある。漏電遮断
器の主回路に漏洩電流が発生して漏電表示コイルに電流
が流れると、プランジャ13はR矢印方向に移動する。 そしてプランジャ13の先端にある表示キャップ6が表
示孔17の直下位置に達し、表示キャップ6をケース外
から目視することができる。漏電処理対策がとられたの
ち漏電遮断器を再び運転するためハンドル18を投入す
なわちR矢印方向と反対方向に倒すと、遮断装置5は再
び閉成され、それと同時にハンドル18の下部に取付け
られているリセット片19が表示キャップ6の先端を押
し、プランジャ13を元の状態に復帰させる。
【0012】
【発明の効果】この漏電遮断器においては、遮断装置お
よび漏電表示装置の作動を従来のような機構部品を使用
せず電気的な回路構成によって行うようにしたのでその
構成が著しく簡単になり、しかもその回路構成の工夫に
より漏電遮断時のみ漏電表示を行い、過電流遮断時には
漏電表示装置を動作しないようにすることができる。さ
らにこの漏電遮断器に使用される漏電表示装置も漏電検
出時に動作する漏電表示コイルを使用した電磁的機構と
して構成したので従来使用していた機構部品は不要とな
り組立てが容易で簡単な漏電表示装置が得られる。また
この漏電表示装置を漏電遮断器ケースの中に組み込むこ
とも容易となり、漏電遮断器全体をコンパクトにまとめ
ることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である漏電遮断器の回路構
成図
【図2】この発明による漏電遮断器に使用される漏電表
示装置の分解斜視図
【図3】同上の漏電表示装置の側面断面図
【図4】同上
の漏電表示装置を漏電遮断器のケースに収納した状態の
斜視図
【図5】従来の漏電遮断器の側面断面図
【図6】図5に
示す漏電遮断器の漏電表示機構の側面図
【符号の説明】
1    零相変流器 2    トリップコイル 5    遮断装置 7    過電流変流器 8    漏電表示コイル Q1  第1のスイッチング素子 Q2  第2のスイッチング素子 6    表示キャップ 9    ボビン 10A  鉄片 10B  鉄片 11    永久磁石 12    ヨーク 13    プランジャ 14    コイルスプリング 15    ケース 17    表示孔 18    ハンドル 19    リセット片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主回路の漏洩電流を検出する零相変流器と
    、主回路の各相ごとの過電流を検出する過電流変流器と
    、前記零相変流器が主回路の漏洩電流を検出したとき或
    いは前記過電流変流器が主回路の各相の過電流を検出し
    たとき主回路を遮断する遮断装置と、この遮断装置が動
    作したときこれを表示する漏電表示装置とを備えた漏電
    遮断器において、零相変流器が主回路の漏洩電流を検出
    したとき作動する第1のスイッチング素子を設け、この
    スイッチング素子に遮断装置を動作させるトリップコイ
    ルと漏電表示装置を動作させる漏電表示コイルとを電気
    的に直列に接続するとともに、過電流変流器が主回路の
    過電流を検出したとき作動する第2のスイッチング素子
    を設け、このスイッチング素子を前記トリップコイルに
    電気的に直列にかつ前記漏電表示コイルと第1のスイッ
    チング素子とに電気的に並列に接続したことを特徴とす
    る漏電遮断器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の漏電遮断器に使用される漏
    電表示装置であって、磁路を形成する中空状のヨークの
    内部に永久磁石と,これを挟む2枚の鉄片と,漏電表示
    コイルを巻回したボビンとを収納し、このボビンの中空
    部に表示キャップを有するプランジャをコイルスプリン
    グを介して挿入したことを特徴とする漏電遮断器の漏電
    表示装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のものにおいて、動作状態を
    表示する表示キャップが漏電作動時にケースに設けられ
    た表示孔より目視できる位置に取付けられ、かつ漏電遮
    断器のハンドルに設けられたリセット片によりその初期
    位置に移動させられるようにしたことを特徴とする漏電
    遮断器の漏電表示装置。
JP12051791A 1991-05-27 1991-05-27 漏電遮断器およびその漏電表示装置 Pending JPH04349327A (ja)

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JP (1) JPH04349327A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001256877A (ja) * 2000-03-13 2001-09-21 Kawamura Electric Inc 漏電遮断器の漏電引き外し装置
JP2008171765A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Mitsubishi Electric Corp 漏電遮断器
JP2017045706A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 三菱電機株式会社 漏電遮断器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008171765A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Mitsubishi Electric Corp 漏電遮断器
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