JP2000260287A - 接点開閉装置 - Google Patents

接点開閉装置

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JP2000260287A
JP2000260287A JP11064542A JP6454299A JP2000260287A JP 2000260287 A JP2000260287 A JP 2000260287A JP 11064542 A JP11064542 A JP 11064542A JP 6454299 A JP6454299 A JP 6454299A JP 2000260287 A JP2000260287 A JP 2000260287A
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Tatsuya Hayashi
龍也 林
Sadajiro Mori
貞次郎 森
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路に短絡電流等の過電流が流れ電磁反発力
で接点が離間した際、アークエネルギーによって発生す
る開閉装置の接点溶着を防止する。 【解決手段】 電磁反発力により離間した接点を離間状
態のまま維持することにより、接点の再接触によって生
ずる溶着を防止する。接点を離間状態に維持する装置
は、一部に窪み部を有するガイド部材が可動接触子と結
合されて可動接触子を支持しているホルダの鉛直孔に挿
入され、電磁反発力によりこのガイド部材が移動したと
き、前記鉛直孔内に配置された突出部材がばねの付勢力
によって前記ガイド部材の窪み部に係合し、ガイド部材
をその位置で拘束するように構成される。前記ガイド部
材をばね性の板材とし、これを鉛直孔内に設けた段差に
引っ掛けるようにしてもよい。離間状態の解除は解放機
構の操作により容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電磁継電器、電
磁接触器などに適用される、電流を通電・遮断するため
の接点開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の電磁開閉器1の断面を示
す。この電磁開閉器1は、絶縁材料からなるハウジング
3に電磁石装置5を備えている。電磁石装置5は、固定
鉄心7と、この固定鉄心7の周囲にスプール9を介して
巻きつけられたコイル11を備えている。可動ブロック
13は、固定鉄心7の上方に位置する可動鉄心15と、
この可動鉄心15の上部に設けたストッパ17と、さら
にストッパ17の上部に取り付けた柱状のホルダ19と
からなる。この可動ブロック13は、電磁石装置5の上
方を覆うハウジング21天井部に形成されている開口部
23にホルダ19を挿通し、図示しないスプリングで上
方に付勢され、これによりハウジング4部分にストッパ
17を接触させ、かつ可動鉄心15を固定鉄心7から離
間した状態で保持されている。
【0003】ホルダ19には横方向の貫通部25が形成
され、そこには可動接触子27が両端を突出した状態で
配置されている。また、貫通部25には可動接触子27
の上にスプリング29が配置され、この可動接触子27
が下方に付勢された状態で保持されている。可動接触子
27は両端下部に可動接点31を備えている。この可動
接点31と協力して接点機構を構成するために、ハウジ
ング4の上面には固定端子33が固定されている。ま
た、固定端子33には、可動接点31に対向する固定接
点35が設けてあり、ホルダ19の下降・上昇により、
可動接点31が固定接点35に接触・離間するようにし
てある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで図13に示さ
れた電磁接触器1において、回路に短絡電流等の異常過
電流が流れると、図14のA1−A2、B1−B2、C
1−C2で示すように可動接点31と固定接点35との
間の接触点38で電流パスが絞られるため、電流パスA
1とA2の間、B1とB2の間、C1とC2の間で電磁
反発力が発生する。その結果、可動接点31が可動接触
子27を押圧する押しばね29の押力に抗して固定接点
35から開離し、その開離時に両接点31,35間にア
ーク39が発生する。このとき発生するアーク39は定
格電流より大きな過電流のためアークエネルギーが高
く、両接点31と35とがこのアークエネルギによって
溶融することがある。両接点溶融の後電磁反発力が弱ま
り、アーク39が発生している間またはアークが消滅し
た直後の接点が溶融している状態で押しばね29の押力
により両接点31,35が再び閉じてしまうと、そのま
ま両接点が溶着する事態を招き、回路の遮断が困難にな
ったり、電磁開閉器1の再使用ができなくなるという問
題があった。
【0005】この問題に対処するため、従来技術では大
きく2つの解決方法が知られている。その1つは異常電
流が流れたときでも両接点が開離しないよう、異常電流
によって生ずる起磁力を利用して接点を接触状態に保持
し続けるように付勢するもので、その内容は、例えば実
用新案公開公報昭59−118259号、実用新案公開
公報昭60−163658号に開示されている。もう1
つの方法は、アークを発生させる補助接点を別途設ける
か、もしくは特殊材料から成る特定接点にのみアークを
集中させて他の接点を保護するもので、その内容は、特
許公開公報平2−284315号、実用新案公開公報平
4−118524号に開示されている。
【0006】しかし、これら従来技術の問題点として、
前記第1の方法によれば、短絡電流による大きな電磁力
に抗して接点を閉極状態に保つために構造が大きく複雑
となり、又前記第2の方法によれば、やはり構造が複雑
となるか、もしくは接点溶着防止の確実性に欠ける、な
どの問題があった。従って本発明の目的は、異常電流が
発生した時のアーク発生による接点の溶着が確実に防止
できる、簡便で安価な方法及びかかる接点開閉装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を解決するためになされたもので、回路に短絡電流等
の異常電流が流れるとき、電磁反発力によって離間した
両接点がアークエネルギーにより溶融状態にあるうちに
再接触することを防ぐため、接点を離間状態のままで保
持することにより解決しようとするものである。接点を
離間したまま保持する手段としては、機械式、磁気作用
の応用など、構造簡単で安価なものが考えられ、又離間
状態の解除も極めて容易に行うことができる。本発明に
かかる具体的装置の内容を以下に示すが、本発明がこれ
らに限定されるものではない。
【0008】請求項1の本発明にかかる接点開閉装置の
実施の形態は、電磁石の励磁・消磁に基づいて可動接触
子を第1の状態と第2の状態との間で動作させることに
より、可動接点と固定接点とを接触・離間させる接点開
閉装置において、上記可動接点と固定接点とが接触した
第2の状態で回路に異常な過電流が流れ、その過電流に
よる電磁反発力によって接点が離間した第3の状態に変
化した場合に、可動接触子をその第3の状態のままで保
持する保持機構を備えていることを特徴としている。
【0009】請求項2の本発明にかかる接点開閉装置の
実施の形態は、接点開離の際に可動接触子を第3の状態
に保持する保持機構を、上記可動接触子に設けられたガ
イド部と、上記可動接触子を移動自在に保持するホルダ
に設けられた上記ガイド部を案内する通路部との間に備
えていることを特徴としている。
【0010】請求項3の本発明にかかる接点開閉装置の
実施の形態は、上記ガイド部は凹み部を有し、上記通路
部は突出部材とこの突出部材を上記ガイド部に向けて付
勢する付勢部材とを有し、上記ガイド部が第3の状態に
あるとき、上記ガイド部の凹み部に上記通路部の突出材
が係合することにより、上記第3の状態を保持すること
を特徴としている。
【0011】請求項4の本発明にかかる接点開閉装置の
実施の形態は、上記ガイド部は突出部を有するばね材か
らなり、上記通路部は凹み部を有し、上記ガイド部が第
3の状態にあるとき、上記ガイド部の突出部が上記通路
部の凹み部に係合することにより上記第3の状態を保持
することを特徴としている。
【0012】請求項5の本発明にかかる接点開閉装置の
実施の形態は、上記可動接触子に設けられた穴部と、上
記可動接触子を移動自在に保持するホルダに設けられた
通路部に嵌合する、突出部を有するばね材との間に、上
記接点開離の際に可動接触子を第3の状態に保持する保
持機構を備えていることを特徴としている。
【0013】請求項6の本発明にかかる接点開閉装置の
実施の形態は、上記接点開離の際に可動接触子を第3の
状態に保持する保持機構が、上記可動接触子と、上記可
動接触子を移動自在に保持するホルダとの間に働く磁石
の吸引力の作用からなることを特徴としている。
【0014】請求項7の本発明にかかる接点開閉装置の
実施の形態は、上記可動接触子と、上記可動接触子を移
動自在に保持するホルダに設けられた横孔部に嵌合す
る、突出部を有するばね材との間で、上記接点開離の際
に可動接触子を第3の状態に保持する保持機構を構成し
ていることを特徴としている。
【0015】請求項8の本発明にかかる接点開閉装置の
実施の形態は、上記保持機構によって第3の状態に保持
されている可動接触子を、この第3の状態から第1の状
態に強制的に復帰させる解放機構を備えたものであるこ
とを特徴としている。
【0016】請求項9の本発明にかかる接点開閉装置の
実施の形態は、上記可動接触子に設けられたガイド部
が、前記第3の状態から第1の状態に強制的に復帰させ
る解放機構を兼ねたものであることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかる電磁接触
器等の接点開閉装置の第1の実施の形態を示す。この接
点開閉装置40は、絶縁材料からなる円柱状又は四角柱
状のホルダ19を有する。ホルダ19は、その長手方向
中心軸を上下方向に向けて配置されている。また、ホル
ダ19は、電磁接触器の可動鉄心(図示せず)に連結さ
れ、この可動鉄心の動きに応じて、図1に示す上昇位置
と、図2に示す下降位置との間を往復移動できるように
してある。ホルダ19は、横方向に貫通する断面矩形の
横孔25と、この横孔25の略中央部から上下方向に伸
びる下部鉛直孔43と上部鉛直孔63が形成されてい
る。
【0018】固定接触子33は導電材料からなり、ホル
ダ19の両側で横孔25の近傍にそれぞれ配置されてお
り、この固定接触子33の上部に導電材料からなる固定
接点35が固定されている。なお、図示しないが、これ
らの固定接触子35は、電磁接触器の本体に固定されて
いる。
【0019】可動接触子27は導電性の板材からなり、
両端部の下面にそれぞれ可動接点31を備えている。ま
た、可動接触子27は、その中央部に、下方に伸びる円
柱又は角柱状のガイドロッド45を備えている。この可
動接触子27は、横孔25に配置され、ガイドロッド4
5を下部鉛直孔43に挿入し、かつ、両端の可動接点3
1を横孔25の外側で対応する固定接点35の上方に位
置させた状態で保持されており、ホルダ19が図1に示
す上昇位置にあるとき、可動接点31が固定接点33か
ら離間し、ホルダ19が図2に示す下降位置にあると
き、可動接点31が固定接点35と接触できるようにし
てある。
【0020】可動接触子27の安定を保つと共に、可動
接点31と固定接点35との間に一定の接触圧を確保す
るために、横孔25には可動接触子27の上にヘリカル
スプリング29が配置され、このヘリカルスプリング2
9で可動接触子27に下方付勢力を加わえてある。
【0021】この接点開閉装置40はまた、可動接点3
1と固定接点35との間に過電流が流れたときにこれら
可動接点31と固定接点35が溶着するのを防止するた
めに、過電流が流れたときに可動接点31が固定接点3
5から離れた状態で可動接触子27を保持する保持機構
49と、この状態に保持された可動接触子27を解放す
る解放機構51とを備えている。
【0022】保持機構49を構成するために、ホルダ1
9には、下部鉛直孔43から横方向に伸びる孔53が形
成されている。この孔53は、一つだけでもよいし、下
部鉛直孔43の周囲に所定の間隔をあけて複数設けても
よい。また、孔53は、ホルダ19の外面から下部鉛直
孔43をめがけて孔を開け、この孔の外周面近傍に適当
な部材を嵌め込むことで形成するのが好ましい。このよ
うにして形成された孔53には、下部鉛直孔43の近傍
に位置するボール55と、このボール55をガイドロッ
ド45に向けて付勢するスプリング57が収容されてい
る。
【0023】これに対して、ガイドロッド45には周方
向に連続した溝59が形成されている。この溝59を形
成する位置は、このガイドロッド45と可動接触子27
が、可動接点31が固定接点35に接触している位置
(図2参照)から、これら可動接点31と固定接点35
との間に過電流が流れ、その結果、これら可動接点31
と固定接点35との間に大きな反発力が作用して両者が
離間した位置(図3参照)に移動したとき、孔53に対
向する場所である。これにより、可動接触子27および
ガイドロッド45が図1に示す位置(第1の状態)と図
2に示す位置(第2の状態)との間で移動する限り、ボ
ール55は溝59に係合することはないが、可動接触子
27が図2に示す位置から図3に示す位置に移動したと
き、ボール55が溝59に係合し、可動接触子27とガ
イドロッド45を図3に示す位置に保持し、可動接点3
1を固定接点35から離間した状態に保つ。
【0024】解放機構51を構成するために、ホルダ1
9は、横孔25を挟んで下部鉛直孔43の反対側(好ま
しくはこの下部鉛直孔43の同軸上)に、横孔25とホ
ルダ19の上端面とを連通する上部鉛直孔63が形成さ
れ、この上部鉛直孔63に解放ロッド65が挿入されて
いる。解放ロッド65は、上部鉛直孔63よりも長い軸
部67と、この軸部67の上端突出部に固定された上部
フランジ(ストッパ)69と、この上部フランジ69か
ら所定距離(上部鉛直孔63の長さよりも長い距離)だ
け離れて、横孔25において軸部67に固定された下部
フランジ(ストッパ)71とを有し、ホルダ19の上端
面と上部フランジ69との間で軸部67に外装したヘリ
カルスプリング73によって、下部フランジ71を横孔
25の天井面に当てた状態で保持されている。この下部
フランジ71は、軸部67に設けられた溝にEリングを
嵌め込む等により形成することができる。なお、軸部6
7の長さ、特に、下部フランジ71から下端までの長さ
は、図3に示すように、ガイドロッド45の溝59にボ
ール55が位置している状態で、軸部67の下端が可動
接触子27の上面に接触するか、またはこの可動接触子
27との間に僅かな隙間をあけて対向するように設定す
る。
【0025】このように構成された接点開閉装置40の
動作を説明する。電磁石装置が消磁状態にあるとき、ホ
ルダ19は図1に示す上昇位置にあり、可動接点31は
固定接点35から離れている。この状態で電磁石装置が
励磁すると、この電磁石装置の可動鉄心が動作し、ホル
ダ19は、図1に示す上昇位置から図2に示す下降位置
に移動する。また、可動接触子27も下方に移動し、ホ
ルダ19が下降位置に到達する直前に、可動接点31が
固定接点35に接触し、両固定接触子33の間が可動接
触子27により電気的に接続される。このとき、可動接
点31と固定接点35の接触は、スプリング29の付勢
力により安定している。この状態から電磁石装置を消磁
すると、ホルダ19が、図2に示す下降位置から図1に
示す上昇位置に移動し、これにより可動接触子27が上
昇して可動接点31が固定接点35から離間する。
【0026】図2に示す状態で可動接点31と固定接点
35との間に過電流が流れた場合、可動接点31と固定
接点35の間に電磁反発力が発生して両接点が離間し、
このときアーク39が発生する。この反発力による固定
接点35からの可動接点31の離間により、図3に示す
ように、スプリング29の付勢力に対抗して、可動接触
子27およびガイドロッド45がホルダ19および固定
接点35に対して相対的に上昇する。そして、ガイドロ
ッド45の溝59がボール55の対向位置まで上昇する
と、ボール55がガイドロッド45の溝59に入り、こ
のガイドロッド45と可動接触子27を図3に示す退避
位置に保持する。その結果、アーク39の熱エネルギに
より溶融した可動接点31と固定接点35は離れた状態
に保たれ、溶着することはない。
【0027】可動接触子27およびガイドロッド45
を、図3に示す状態から通常の接点動作が可能な状態に
復帰させるには、解放機構51の軸部67に取り付けた
上部フランジ69を押せばよい。これにより、軸部67
の下端が可動接触子27を下方に押圧し、溝59からボ
ール55が押し出され、可動接触子27が図1に示す位
置に復帰する。
【0028】なお、上記第1の実施の形態では、可動接
触子27とガイドロッド45を別の部材で構成し、これ
らを適宜手段で一体化しているが、可動接触子27とガ
イドロッド45を一体的に形成してもよいし、可動接触
子27の一部をガイド部として利用することもできる。
【0029】また、上記第1の実施の形態では、ガイド
ロッド45の動きをガイドする手段として、ホルダ19
に形成した下部鉛直孔43を利用したが、このガイドす
る手段は孔に限るものでなく、溝であってもよく、要す
るに可動接触子と共に移動するガイド部をガイドできる
ものであればいかなるものであってもよい。
【0030】さらに、上記第1の実施の形態では、ガイ
ドロッド45に溝59を形成し、この溝59にボール5
5を係合することで、可動接触子27とガイドロッド4
5を第3の状態に保持するようにしているが、ガイドロ
ッド45には窪みを設け、この窪みにボール55を係合
するようにしてもよい。又、ガイドロッド45に係合す
る部材(第1の実施の形態ではボール55)はボールに
限るものでなく、ガイド部に形成されている被係合部に
係合できるものであればいかなるものであってもよい。
【0031】以上の説明では、可動接触子27の両端部
に可動接点31を設け、この可動接触子27を垂直に移
動させることで両接点を同時に開閉する所謂プランジャ
型の電磁接触器に本発明を適用した実施の形態を挙げた
が、本発明はこれに限るものでなく、可動接触子の一端
にのみ可動接点を有し、この可動接触子の他端を支点と
して回転する形態の電磁開閉装置、および可動接触子の
両端に可動接点を有し、この可動接触子の中間部分を支
点として揺動する形態の接点開閉装置にも適用できるこ
とは当然であり、これは以下に述べる実施の形態でも同
様である。
【0032】図1に示す先の実施の形態では、ガイドロ
ッド45が、ホルダ19の下部鉛直孔43に挿入され、
アーク発生時にはその下部鉛直孔内でガイドロッド45
の溝にボールが係合し、可動接触子27を保持する構造
としていた。図4、図5に示す本発明にかかる接点開閉
装置の第2の実施の形態では、前記ガイドロッド45が
可動接触子27の上方(可動接点31が接合される面と
は反対側の面)に取り付けられ、ホルダ19の上部鉛直
孔63内に挿入され、同様に孔53、ボール55,スプ
リング57からなる保持機構49もこの上部鉛直孔63
内に設けられている。本実施の形態における動作は、第
1の実施の形態におけるものと全く同様で、図4に示す
通電状態において異常電流が流れると、図5に示すよう
に可動接点31と固定接点35の間に反発力が発生して
両接点が離間し、アーク39が発生する。前記反発力に
よる可動接点31の移動で可動接触子27とガイドロッ
ド45がホルダ19に対して相対的に移動し、ガイドロ
ッド45の溝59にボール55が嵌って可動接触子27
がその位置で固定される結果、可動接点31と固定接点
35が離間したままの状態で保持され、両接点間の溶着
を防ぐものである。
【0033】この実施の形態の利点は、ガイドロッド4
5が上方に設けられているので、その上部を延長し、ホ
ルダ19上端面にそのガイドロッド45の先端46を露
出させることにより、解放機構51としての役割を兼ね
させることができる点にある。すなわち、回路への通電
が遮断された後に、前記ガイドロッド45の頂部63を
押してやることで、溝59とボール55との係合が解除
され、通常の状態に容易に戻すことができる。なお、前
記ガイドロッド45の先端46は、ホルダ19上端面に
突出していても上端面より低い位置にあっても、解放時
に押し込みができるような位置にあればよい。
【0034】次に、本発明にかかる接点開閉装置の第3
の実施の形態を、添付図面を参照に説明する。本実施の
形態にかかる接点閉極状態の要部を図6に示す。図6
は、横孔25を有するホルダ19、その横孔25に挿入
されてスプリング29により押圧保持される可動接触子
27、その可動接触子27の端部に接合された可動接点
31、その可動接点31に対向する位置にある固定接点
35、をそれぞれ表している。本実施の形態において
は、これまでの棒状のガイドロッド45に代り、板状の
ばね材で形成され、一部に突出部77を有するガイドス
プリング79が設けられており、可動接触子27の上面
(可動接点31が接合される面と反対側の面)に固定さ
れている。ホルダ19には前記ガイドスプリング79を
挿入するための上部鉛直孔63が設けられ、その孔63
の一部には、段差を設けて広がるその孔より大きな径の
溝部80を有している。前記ガイドスプリング79は、
上部鉛直孔63内において、その壁面の半径方向外側に
向かうばね力を働かせている。前記ホルダ19内の溝部
80と、前記ガイドスプリング79の突出部77とは、
可動接点31が異常電流の反発力により固定接点35か
ら離間した際に、可動接触子27と共に移動するガイド
スプリング79の突出部77が丁度前記溝部80に嵌る
位置に調整されている。
【0035】またホルダ19の上部鉛直孔63内でガイ
ドスプリング79の上部には、上部フランジ81及び下
部フランジ83を有する解放ロッド85と、その下部フ
ランジ81が前記ホルダ19の溝部80の段差に当るま
で押し上げるヘリカルスプリング87とからなる解放機
構が設けられている。解放ロッド85は円筒状で下部を
開放した構造になっており、その中に前記ガイドスプリ
ング79が嵌るように構成されている。
【0036】本接点開閉装置の動作は、先の実施の態様
と同様で、接点閉極状態で回路に異常電流が流れると、
図7に示すように可動接点31が反発力により固定接点
35から離間し、同時に可動接触子27及びガイドスプ
リング79が持ち上げられ、その際ガイドスプリング7
9の突出部77が上部鉛直孔63内に設けられた溝部8
0に嵌り込み、この位置でガイドスプリング79が保持
される結果、可動接触子27に接合された可動接点31
が固定接点35から離間されたまま維持されることにな
る。
【0037】この状態を解除して通常の状態に戻すに
は、解放ロッド85の上部フランジ81を押し込むこと
により、解放ロッド85内に嵌るガイドスプリング79
が下方に押され、その力によって溝部80からガイドス
プリング79の突出部77を外し、その後は可動接触子
27を押圧するスプリング29の作用により、元の状態
に復帰するものとなる。
【0038】なお、本実施の形態では、ガイドスプリン
グ79を可動接触子27の上面に固定し、ホルダ19の
上部鉛直孔63に挿入するものとしているが、図1と同
様に、ガイドスプリング79を可動接触子27の下面
(可動接点が接合される面と同じ面)に固定し、ホルダ
19の下部鉛直孔43に挿入するものとしてもよい。こ
の場合には解放機構も、図1と同様に可動接触子27を
直接押し下げる構造のものとなる。又、ガイドスプリン
グ79の突出部77は図面にあるような円形のもので無
くても、例えばのこぎり状、台形状の突出物やガイドス
プリング79の一部が突起したものでもよく、そしてホ
ルダ19内の溝部80も、窪み、横方向の穴部などであ
ってもよい。なお溝部80の加工とその中への部品の組
み付けは、ホルダ19の軸面での一部分割や、上部鉛直
孔63を一旦溝部80の径で加工した後に別部品で嵌合
するなどの方法が利用できる。
【0039】次に図8に示す本発明にかかる第4の実施
の形態では、図6に示したばね性の材料で構成されるガ
イドスプリング79の突出部77をホルダ19の上部鉛
直孔63の端部付近に設け、接点開離により可動接触子
27が移動した際(図に示す状態の際)にその突出部7
7がホルダ19の上部鉛直孔63の端部外に出て、ホル
ダ19の上端面に引っ掛かるよう構成したものである。
これらの動作については、それぞれ図4ないし図6で説
明したのと同様であるので省略する。
【0040】このように構成することで、解放機構をガ
イドスプリング79が兼ねることができ、またホルダ1
9の上部鉛直孔63内に段差を設ける必要がなくなるた
め構造が簡単となるほか、上記引っ掛かりの解除もガイ
ドスプリング79を両側から摘んで押しこむことで済
み、操作を簡単・確実に行うことができる。なお、前記
ガイドスプリング79の突出部77は、図9に示すよう
にガイドスプリング79の一部を外部に折り曲げて形成
した突起であってもよい。
【0041】次に、本発明にかかる接点開閉装置の第5
の実施の形態について、添付図面を参照に説明する。本
実施の形態における接点接触状態の要部を図10に示
す。図10においても、これまでの実施の形態同様、ホ
ルダ19に設けられた横孔25内に、ヘリカルスプリン
グ29に押圧された可動接触子27が配置され、その可
動接触子27の両端に接合された可動接点31が固定接
点35に対向する構成となっている。本実施の形態で
は、前記可動接触子27には、そのほぼ中央部、すなわ
ちホルダ19の上部鉛直孔63の直下に当たる部分に穴
28が設けられている。この孔28には、ホルダ19の
上部鉛直孔63に嵌合された一部に突出部77を有する
ばね板材からなるガイドスプリング79の一端が嵌合さ
れ、一方このガイドスプリング79の他端89は、上部
鉛直孔63からホルダ19外部に突出してその部分に結
合されたピン91を介して上部鉛直孔63出口に設けら
れた突起部からなるストッパ93により保持されてい
る。このストッパ93は、例えば中央部に上部鉛直孔6
3と同一径の穴部を持つドーナツ状の板材を設け、その
フランジ部の対称となる2箇所から突起を設けて同一周
方向へL字状に折り曲げ、先のピン91をそのL字状の
解放部から嵌め込んで90度回転して保持するような、
簡単な構造のものでよい。
【0042】本接点開閉装置の動作は、これまでの実施
の形態同様、過電流による反発力で可動接触子27が移
動し、そのとき前記孔28に嵌合しているガイドスプリ
ング79の突出部77を可動接触子27が乗り越えてガ
イドスプリング79の上部に嵌り込み、その位置に保持
されることにより、両接点31,35の離間状態を保つ
ものである。この状態を通常の状態に復帰するには、前
記ガイドスプリング79の頂部89を摘んで一旦約90
度回転してロック機構93の突起部からピン91を解放
し、その後ガイドスプリング79を上部鉛直孔63から
引き出すことにより、ガイドスプリング79の突出部7
7が可動接触子27の穴28から外れ、上記保持状態が
解除される。このような構成とすることで、可動接触子
27とガイドスプリング79との結合が不要となり、組
み付けが極めて容易になる。
【0043】次に、本発明にかかる接点開閉装置の第6
の実施の形態を、添付図面を参照に説明する。本実施の
形態にかかる接点接触状態の要部を図11に示す。図1
1においても、これまでの実施の形態同様、ホルダ19
に設けられた横孔25内に、ヘリカルスプリング29に
押圧された可動接触子27が配置され、その可動接触子
27の両端に接合された可動接点31が固定接点35に
対向する構成となっている。本実施の形態では接点離間
状態を保つための可動接触子27の保持を、磁力を用い
て行うことを特徴としており、そのためにホルダ19の
横孔25天井部と、それに対向する可動接触子27の上
面にはそれぞれ磁石95、および磁性体部材97が設け
られている。この磁石95はリング形状に形成され、そ
のリング中央部を図1に示すものと同様の解放機構51
が貫通できるよう構成されている。又、磁石95と磁性
体部材97とは、図11の接点接触状態における距離関
係においては、押しばね29に抗してお互いを引き寄せ
るほど十分な吸着力が働かないように調整されている。
【0044】この開閉機構における動作は、異常電流の
電磁反発力の作用による接点解離で可動接触子27が図
面上で上方向に移動する結果、その可動接触子27に固
定された磁性体部材97が横孔25の天井面に固定され
た磁石95に接近して両者が吸着するに至り、可動接触
子27がこの位置で拘束されて離間状態を維持するもの
である。この離間状態の解放機構51は、可動接触子2
7に取り付けられた磁性体部材97を押し込む構造とす
ることができる。なお、図面上ではホルダ19に磁石9
5、可動接触子27に磁性体部材97を用いているが、
この逆の構成であっても、あるいは双方共がお互いに吸
引するように構成された磁石となるようにしてもよい。
【0045】次に、本発明にかかる接点開閉装置の第7
の実施の形態を、添付図面を参照に説明する。本接点開
閉装置の接点接触状態の要部を図12に示す。なお、図
12は、図1から図11までの方向とは水平方向に90
度異なり、可動接触子を長手方向の向きから見た側面断
面図で、ホルダ19を側面から見た開閉装置要部を表し
ている。したがってホルダ19の横孔25は図面上手前
から向こうに貫通しており、可動接触子27も手前から
向こうへつながる構成の断面を示しており、図面上にあ
る可動接点31、固定接点35は、ホルダ19の背後に
見えるものである。
【0046】本実施の形態では、ばね材料からなる板状
のホルドスプリング99が、ホルダ19の横孔25の両
側面と天井面を覆うコの字形状で横孔25内部に嵌るよ
うに設けられ、その横孔25の両側面に対向する可動接
触子27の両側面を両側から挟むように構成されてい
る。前記ホルドスプリング99には可動接触子27を挟
む両側面にそれぞれ突出部98が設けられている。
【0047】本実施態様にかかる接点開閉装置の動作
は、これまでの実施の形態同様、過電流による電磁反発
力で両接点31,35が開離し、これにより可動接触子
27が図面上で上方向に移動するが、その際前記可動接
触子27が両側面に設けられたホルドスプリング99の
突出部98を通り越し、その結果その突出部98と可動
接触子27の側面とが引っ掛かって拘束され、接点3
1,35の離間状態を維持するものである。この離間状
態の解除は、図1におけると同様な解放機構51によ
り、可動接触子27を直接押し込む構造とすることがで
きる。
【0048】なお、図12では板状のホルドスプリング
99がコの字型形状となっているが、ロの字型形状とし
て横孔25の全面を囲うようにしても、逆に左右に分割
して横孔25の両側面のみに嵌るものとして別手段で固
定するようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる接
点開閉装置によれば、異常電流により接点が離間した
際、移動する可動接触子をその移動した位置で保持する
ため、接点の離間状態をそのまま保つことができ、接点
離間に伴うアークのエネルギで溶融した状態の接点が再
接触することによって生ずる接点溶着を確実に回避する
ことができる。本発明にかかる接点開閉装置によれば、
接点を強制的に閉極状態に維持するこれまでのものと比
べ、構造が簡単で確実に接点溶着を防ぐことができ、し
かもそのリセットを解放部材を操作するだけの簡単な構
造で行うことができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる接点開閉装置の実施の形態に
おける開極状態(第1の状態)を示す要部拡大部分断面
図である。
【図2】 図1の接点開閉装置の閉極状態(第2の状
態)を示す要部拡大部分断面図である。
【図3】 図1の接点開閉装置の異常電流発生による開
極状態(第3の状態)を示す要部拡大部分断面図であ
る。
【図4】 本発明にかかる接点開閉装置の他の実施の形
態における閉極状態を示す要部拡大部分断面図である。
【図5】 図4の接点開閉装置の接点開極保持状態を示
す要部拡大部分断面図である。
【図6】 本発明にかかる接点開閉装置の他の実施の態
様における閉極状態を示す要部拡大部分断面図である。
【図7】 図6の接点開閉装置の接点開極保持状態を示
す要部拡大部分断面図である。
【図8】 本発明にかかる接点開閉装置の他の実施の態
様における開極保持状態を示す要部拡大部分断面図であ
る。
【図9】 本発明にかかる接点開閉装置の他の実施の態
様における開極保持状態を示す要部拡大部分断面図であ
る。
【図10】 本発明にかかる接点開閉装置の他の実施の
態様における閉極状態を示す要部拡大部分断面図であ
る。
【図11】 本発明にかかる接点開閉装置の他の実施の
態様における閉極状態を示す要部拡大部分断面図であ
る。
【図12】 本発明にかかる接点開閉装置の他の実施の
態様における閉極状態を示す要部拡大部分断面図であ
る。
【図13】 従来の開閉器を示す部分断面図である。
【図14】 従来の開閉器の動作説明図である。
【符号の説明】
19. ホルダ、 25. ホルダの横孔、 27.
可動接触子、 28.可動接触子の穴、 29. ヘリ
カルスプリング、 31. 可動接点、 33. 固定
接触子、 35. 固定接点、 39. アーク、 4
3. ホルダ下部鉛直孔、 45. ガイドロッド、
51. 解放機構、 55. 突出部材(ボール)、
57. スプリング、 59. ガイドロッドの窪み
部、 63. ホルダ上部鉛直孔、 77. 突出部、
79. ガイドスプリング、80. 溝部、 95.
磁石、 97. 磁性体部材、 98. 突出部、9
9. ホルドスプリング。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁石の励磁・消磁に基づいて可動接触
    子を第1の状態と第2の状態との間で動作させることに
    より、この可動接触子に設けた可動接点とこの可動接点
    に対向して配置された固定接点とを接触・離間させる接
    点開閉装置において、 上記可動接点と固定接点とが接触している第2の状態で
    回路に過電流が流れ、その過電流による電磁反発力によ
    って上記可動接点と固定接点とが離間した第3の状態に
    変化した場合に、上記可動接触子をその第3の状態に保
    持する保持機構を備えていることを特徴とする接点開閉
    装置。
  2. 【請求項2】 上記可動接触子に設けられたガイド部
    と、 上記可動接触子を移動自在に保持するホルダに設けられ
    た、上記ガイド部を案内する通路部との間に、 上記接点開離の際に可動接触子を第3の状態に保持する
    保持機構を備えていることを特徴とする、請求項1の接
    点開閉装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイド部は凹み部を有し、 上記通路部は、突出部材とこの突出部材を上記ガイド部
    に向けて付勢する付勢部材とを有し、 上記ガイド部が第3の状態にあるとき、上記ガイド部の
    凹み部に上記通路部の突出材が係合するようにしたこと
    を特徴とする、請求項2の接点開閉装置。
  4. 【請求項4】 上記ガイド部は突出部を有するばね材か
    らなり、 上記通路部は凹み部を有し、 上記ガイド部が第3の状態にあるとき、上記ガイド部の
    突出部が上記通路部の凹み部に係合するようにしたこと
    を特徴とする、請求項2の接点開閉装置。
  5. 【請求項5】 上記可動接触子に設けられた穴部と、 上記可動接触子を移動自在に保持するホルダに設けられ
    た通路部に嵌合する、突出部を有するばね材との間に、 上記接点開離の際に可動接触子を第3の状態に保持する
    保持機構を備えていることを特徴とする、請求項1の接
    点開閉装置。
  6. 【請求項6】 接点開離の際に可動接触子を第3の状態
    に保持する前記保持機構が、上記可動接触子とその可動
    接触子を移動自在に保持するホルダとにそれぞれ磁性体
    材料を設けて少なくともその一方を磁化し、両者の間に
    磁石の吸引力が働くようにしたものであることを特徴と
    する、請求項1の接点開閉装置。
  7. 【請求項7】 上記可動接触子と、 上記可動接触子を移動自在に保持するホルダに設けられ
    た横孔部に嵌合する、突出部を有するばね材との間に、 上記接点開離の際に可動接触子を第3の状態に保持する
    保持機構を備えていることを特徴とする、請求項1の接
    点開閉装置。
  8. 【請求項8】 上記保持機構によって第3の状態に保持
    されている可動接触子を、この第3の状態から第1の状
    態に強制的に復帰させる解放機構を備えたことを特徴と
    する、請求項1から7の接点開閉装置。
  9. 【請求項9】 上記可動接触子に設けられたガイド部
    が、前記第3の状態から第1の状態に強制的に復帰させ
    る解放機構を兼ねていることを特徴とする、請求項3も
    しくは4の接点開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018047257A1 (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 三菱電機株式会社 半導体装置

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