JP2001255917A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JP2001255917A
JP2001255917A JP2000064235A JP2000064235A JP2001255917A JP 2001255917 A JP2001255917 A JP 2001255917A JP 2000064235 A JP2000064235 A JP 2000064235A JP 2000064235 A JP2000064235 A JP 2000064235A JP 2001255917 A JP2001255917 A JP 2001255917A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性を向上させることができる数値制御装
置を得る。 【解決手段】 工具の移動の基準となる与えられた経路
軌跡上において加工対象物の曲面と接するように工具を
仮想的に配置して曲面の形状を評価するための複数の評
価点を設定しこの評価点について曲面を評価した評価デ
ータを作成する曲面状態評価装置20、評価データ中の
通過速度その他のデータを用いて適切に指令速度を決定
する指令速度決定装置30、評価データを利用して次の
工具位置を迅速に求める工具位置データ作成部40を設
けた。上記動作はリアルタイムに行われる。評価データ
を利用して、加工速度や工具位置を決めるので、迅速に
決定できる。また、加工速度を最大限に上げることがで
き、生産性が向上する。さらに、曲面に接するように直
接工具位置を決定するので、従来の工具経路データを作
成する過程を省略でき、この点からも生産性が向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば工作機械
の制御に用いられる数値制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自由曲面の金型の加工を行う際には、従
来より、CAD/CAM装置を使用して自由曲面に接す
るようにして仮想的に工具を移動させたときの工具経路
を直線、円弧、曲線等の微小線分にて近似して表した工
具経路データを作成した後、数値制御工作機械にその工
具経路データを与えて切削加工することが行われてい
る。
【0003】一般に、数値制御工作機械によって曲面加
工を行う場合、CAD/CAM装置にて作成される工具
経路データの数は膨大なものとなる。特に、最近の高速
切削による加工では、加工ピックフィードをなるべく小
さくして鏡面に近い面を実現し、その後の磨き工程の負
担を軽減したり、あるいは省略したりする方法が採られ
るようになってきている。
【0004】このような加工では、工具経路データを構
成する微小線分の指令の数を増やして加工精度を向上さ
せることが行われている。しかし、微小線分の形状指令
の数を増やした場合、形状指令のつなぎ目毎に停止し、
加工能率が低下する。
【0005】このような問題点を解決するものとして、
例えば特開平7−239708号公報に示されたものが
ある。これは、形状指令のつなぎ目毎に停止することな
く、機械の許容速度を超えない最大の速度で移動するよ
うにして、効率の良い加工を実現しようとするものであ
る。
【0006】また、現場では工具摩耗や工具交換によっ
て工具径の補正を必要とすることがある。しかしなが
ら、三次元曲面加工においては、ボールエンドミルで切
削することが多く、オフセット量を修正することが難し
いため、CAD/CAM装置を使って莫大な数の工具経
路データを計算し直すことが必要となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の数
値制御装置においては、金型形状データから微小線分で
近似した工具経路データを作成し、数値制御装置におい
てこれらの線分上を補間して工具の位置を指示する補間
点を求めていた。このため、補間点に工具を配置したと
きに曲面に接触する状態であるかどうか保証できなかっ
た。
【0008】そして、CAD/CAM装置にて作成して
数値制御装置に渡す工具経路データの微小線分の数を増
大することは、データ受け渡しの点から限界があるし、
上記特開平7−239708号公報のように、機械の許
容速度の限度まで加工速度を上げたとしても、微小線分
間のつなぎ目毎に許容速度の確認を行わなければなら
ず、この確認のデータ処理の時間が増大する。さらに、
機械の時定数を一定にして工具の加減速を行うものであ
るため、許容加速度の限度まで加減速を行うことができ
ず、加減速に時間がかかるために、加工時間を短縮でき
ない。
【0009】また、工具経路データによる工具経路を滑
らかに補間し、かつ稜線では角出しを再現するために
は、微小線分の情報から減速箇所を予測しなければなら
ず、工具経路が十分滑らかになるように線分を微小にす
るほど線分終端の誤差は無視できなくなる。このため、
角部なのか曲線の一部を表しているかが判断できず、加
工品質を向上させることができないという問題点があっ
た。
【0010】そして、加工対象物の加工面そのものの評
価を行っていないので、加工面そのものの状況に応じて
可能な限り加工速度を上げて加工能率を向上させるとい
うことができなかった。
【0011】さらに、現場では工具摩耗や工具交換によ
って工具径の補正を必要とし、CAD/CAM装置を使
って莫大な数の工具経路データを計算し直さねばなら
ず、作業効率が大きく低下する。
【0012】この発明は上記のような問題点を解決し
て、次のような数値制御装置を得ること及び数値制御方
法を提供することを目的とする。 a.従来CAD/CAM装置から数値制御装置に渡して
いた工具経路データの作成を省略して処理対象物の処理
すべき処理面としての加工対象物の加工すべき加工面の
形状から処理作用部位置としての工具位置を決定でき
る。 b.処理対象物の処理面の形状を評価した評価データに
基づいて処理面の形状に応じた適切な移動速度及び処理
作用部位置を迅速に決定でき、処理の時間を短縮でき
る。 c.処理対象物の処理面の評価と処理作用部位置の決定
とをリアルタイムに行い、記憶するデータ量を減らし、
また全体のデータ処理時間を短くできる。 d.これらにより、生産性を向上させることができる。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の数値制御装置においては、数値制御される
装置の処理作用部を与えられた経路計画軌跡上において
処理対象物の処理すべき処理面と接するように仮想的に
配置して処理面の形状を評価するための複数の評価点を
設定しこの評価点について次のクランプ点の位置を表す
ポインタと次のクランプ点までの経路長と当該評価点が
クランプ点である場合に当該評価点を通過すべき処理作
用部の通過速度とを含む評価データを作成するものであ
ってクランプ点とは処理面の形状に基づき評価点を通過
する処理作用部の通過速度が制限を受けると判定された
評価点のことである評価手段、現在の処理作用部の位置
から最も近い次の評価点までの距離を求めるとともにこ
の距離に上記最も近い次の評価点の評価データ中の次の
クランプ点までの経路長を読み出して加算して求めた現
在の処理作用部の位置から次のクランプ点までの経路長
と上記最も近い次の評価点の評価データ中のポインタを
利用して求めた次のクランプ点の評価データ中の通過速
度と現在の処理作用部の速度とから減速の要否を判定し
て処理作用部を移動させるべき指令速度を決定する指令
速度決定手段、及び現在の処理作用部位置から所定の距
離離れるとともに処理面と接するように処理作用部を仮
想的に配置して処理作用部位置を求めこの求めた処理作
用部位置を数値制御される装置に与える処理作用部位置
データ作成手段を備えたものである。処理対象物の形状
を評価してこのような内容の評価データを作成しておく
ことにより、形状に応じて処理作用部の速度を適切に設
定できるとともに、処理速度を高くするように指令速度
を決定できる。また、評価データの作成及び処理作用部
位置の決定は処理対象物の形状に基づいてなされるの
で、処理対象物の形状から中間データを介することなく
決定でき、作成するデータ量の増加を抑制できる。
【0014】そして、数値制御される装置の処理作用部
を与えられた経路計画軌跡上において処理対象物の処理
すべき処理面と接するように仮想的に配置して処理面の
形状を評価するための複数の評価点を設定しこの評価点
について次の評価点までの距離を含む評価データを作成
する評価手段、評価データに基づき減速の要否を判定し
て処理作用部を移動させるべき指令速度を決定する指令
速度決定手段、及び現在の処理作用部位置に最も近い次
の評価点を始点にして各評価点の評価データ中の次の評
価点までの距離を順次加算した距離の和である経路長が
所定の長さ以上になる評価点を求めこの求めた評価点を
出発点として処理面と接するように処理作用部を仮想的
に配置して現在の処理作用部位置から所定の距離離れた
処理作用部位置を探索しこの探索した処理作用部位置を
数値制御される装置に与える処理作用部位置データ作成
手段を備えたものである。処理対象物の形状を評価して
次の評価点までの距離を含む評価データを作成しておく
ことにより、この評価データを利用して現在の処理作用
部位置から所定の距離離れた次の処理作用部位置を、現
在の処理作用部位置から探索された評価点までの間の評
価点を飛ばして、探索された評価点を出発点として求め
ることができるので、迅速に決定できる。また、評価デ
ータの作成及び処理作用部位置の決定は形状データに基
づいてなされるので、処理対象物の形状から中間データ
を介することなく決定でき、作成するデータ量の増加を
抑制できる。
【0015】さらに、数値制御される装置の処理作用部
を与えられた経路計画軌跡上において処理対象物の処理
すべき処理面と接するように仮想的に配置して処理面の
形状を評価するための複数の評価点を設定しこの評価点
について次のクランプ点の位置を表すポインタと次のク
ランプ点までの経路長と当該評価点がクランプ点である
場合に当該評価点を通過すべき処理作用部の通過速度と
を含む評価データを作成するものであってクランプ点と
は処理面の形状に基づき評価点を通過する処理作用部の
通過速度が制限を受けると判定された評価点のことであ
る評価手段、現在の処理作用部の位置から最も近い次の
評価点までの距離を求めるとともにこの距離に上記最も
近い次の評価点の評価データ中の次のクランプ点までの
経路長を読み出して加算して求めた現在の処理作用部の
位置から次のクランプ点までの経路長と上記最も近い次
の評価点の評価データ中のポインタを利用して求めた次
のクランプ点の評価データ中の通過速度と現在の処理作
用部の速度とから減速の要否を判定して処理作用部を移
動させるべき指令速度を決定する指令速度決定手段、及
び現在の処理作用部位置に最も近い次の評価点を始点に
して各評価点の評価データ中の次の評価点までの距離を
順次加算した距離の和である経路長が所定の長さ以上に
なる評価点を求めこの求めた評価点を出発点として処理
面と接するように処理作用部を仮想的に配置して現在の
処理作用部位置から所定の距離離れた処理作用部位置を
探索しこの探索した処理作用部位置を数値制御される装
置に与える処理作用部位置データ作成手段を備えたもの
である。処理対象物の形状を評価してこのような内容の
評価データを作成しておくことにより、形状に応じて処
理作用部の速度を適切に設定できるとともに、処理速度
を高くするように指令速度を決定できる。また、現在の
処理作用部位置から所定の距離離れた次の処理作用部位
置を、現在の処理作用部位置から探索された評価点まで
の間の評価点を飛ばして、探索された評価点を出発点と
して求めることができるので、迅速に決定できる。さら
に、評価データの作成及び処理作用部位置の決定は形状
データに基づいてなされるので、処理対象物の形状から
中間データを介することなく決定でき、作成するデータ
量の増加を抑制できる。
【0016】また、評価手段は評価点の中から連続する
3つの評価点を取り出しこの3点を通る円弧の曲率に基
づいて処理面の評価を行うものであることを特徴とす
る。処理面の評価を曲率に応じて行うことにより、評価
を適切に行うことができる。
【0017】そして、評価手段と指令速度決定手段と処
理作用部位置データ作成手段の各動作がリアルタイムに
行われるものであることを特徴とする。これらをリアル
タイムで行うことにより、全体の処理時間を短縮でき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施の形態の
一形態である数値制御装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、軌道データ生成装置11は、どのよ
うな移動モード、すなわち加工モードにより曲面加工を
行うかにより、数値制御される装置の処理作用部である
数値制御工作機械の工具を移動させるべきXY平面上に
おける経路計画軌跡を規定する軌道データを生成し、軌
道データを入力データ記憶装置12へ出力する。経路計
画軌跡の詳細については、後述する。
【0019】なお、加工対象物の曲面がこの発明におけ
る処理対象物の処理面の一例であり、数値制御される数
値制御工作機械がこの発明における数値制御される装置
の一例であり、工具がこの発明における数値制御される
装置の処理作用部の一例である。
【0020】入力データ記憶装置12は、上記軌道デー
タ生成装置11により生成された軌道データ、三次元の
曲面データ、工具データ、送り速度データ等の数値制御
加工に必要な入力データを記憶する。ここで、上記曲面
データは加工対象物の加工面の形状を表すものであり、
NURBS(Non Uniformed Ratio
nal B−Spline;有理化Bスプライン)曲面
等がある。このNURBS曲面の場合には、曲面データ
として、階数、ノットベクトル、制御点、重みを入力す
るが、他の任意の曲面データを用いてもよい。
【0021】工具データとしては、ボールエンドミル、
フラットエンドミル、ラジアルエンドミル等の工具の種
類と、当該工具の工具径等のデータを入力する。送り速
度データは、ユーザが設定した工具の送り速度であるユ
ーザ設定速度である。ユーザ設定速度fuは、機械の許
容速度fmaxの範囲内にて設定可能である。
【0022】曲面状態評価装置20は、評価点決定部2
1、評価点データバッファ部22、評価データ作成部2
3、評価データ記憶部24を有する。評価点決定部21
は、曲面データに基づき曲面状態、すなわち曲面の形状
の評価のための評価点を決定する。評価点データバッフ
ァ部22は評価点決定部21が決定した評価点を複数
個、一時的に記憶する。
【0023】なおここで、評価点とは、経路計画軌跡上
のサンプリング点のX、Y座標上に、工具が曲面とちょ
うど接するように仮想的に配置したときの工具位置のこ
とを言う(後述の図9のサンプリング点sp(1),s
p(2),・・・sp(j)、評価点ep(1),ep
(2),・・・ep(j)を参照)。
【0024】評価データ作成部23は、入力データ記憶
装置12に記憶された曲面データに基づきこれから加工
しようとする曲面状態を評価点に対応させて評価し、評
価点ごとに評価データを作成する。評価データの詳細は
後述する。評価データ記憶部24は、評価データ作成部
23にて求めた評価データを記憶する。
【0025】指令速度決定装置30は、評価データ作成
部23に記憶された評価データに基づき、工具を移動さ
せるべき指令速度を決定する。
【0026】処理作用部位置データ作成装置としての工
具位置データ作成装置40は、工具位置決定部41、工
具位置データバッファ部42を有する。工具位置決定部
41は指令速度決定装置30からの指令速度及び入力デ
ータ記憶装置12に記憶された曲面データに基づき工具
位置を決定する。工具位置は、上記指令速度から工具と
曲面との干渉回避計算を行った上で求める。工具位置デ
ータバッファ部42は、工具位置決定部41にて決定さ
れた工具位置を一時的に記憶し、必要に応じて図示しな
いサーボ制御部に送る。
【0027】なお、工具位置は、所定時間間隔ごとに数
値制御装置が出力すべき工具位置を表すX,Y,Z軸の
座標であり、この工具位置を表す座標の集まりが工具位
置データである。
【0028】図示しないサーボ制御部は、工具位置を表
すデジタル信号として工具位置データ作成装置40の工
具位置データバッファ部42から受け取った工具位置デ
ータに基づき、現在着目している工具位置(以下、現在
の工具位置という)の座標と次の工具位置の座標との差
から、X,Y,Zそれぞれの軸方向における工具の移動
すべき値に相当するパルス数ΔX,ΔY,ΔZを計算
し、サーボモータを制御する。
【0029】次に、動作について説明する。まず、全体
の大まかな動作を説明し、次いで各部の詳細な動作を説
明する。図2は全体の動作を示すフローチャート、図3
は加工モードの例を示す説明図、図4は曲面状態評価装
置の動作を示すフローチャートである。
【0030】まず、図2のフローチャートにより全体の
動作を説明する。ステップS1において、軌道データ生
成装置11は、与えられた処理モードとしての加工モー
ドに基づき軌道データを生成する。曲面を加工するため
には、加工モードを設定しておく必要があり、ステップ
S1ではこの設定された加工モードより軌道データを生
成する。
【0031】軌道データは、工具をどのように移動させ
るかを示すデータであり、ここでは軌道データ生成装置
11が加工モードに応じてXY平面上の経路計画軌跡を
示すデータとして生成する。加工モードとしては、ジグ
ザグ加工モード、渦巻き加工モード、スプライン加工モ
ード、円弧加工モード等がある。
【0032】図3はそのような加工モードを示すもので
あり、図3(a)にXY平面上でジグザグに定義した経
路計画軌跡によるジグザグ加工モードの例を、図3
(b)にXY平面上で渦巻き状に定義した経路計画軌跡
による渦巻き加工モードの例を示す。
【0033】経路計画軌跡は、ピッチ等のデータを与え
て加工モードを設定すれば、例えば図3(a)あるいは
図3(b)の点OP1から点OP2、点OP2から点O
P3、点OP3から点OP4、・・・・というように、
XY平面上の軌道として求められる。
【0034】入力データ記憶装置12は、軌道データ生
成装置11から入力された軌道データ、曲面データ、工
具データ、送り速度データ等の入力データを記憶する
(ステップS2)。曲面状態評価装置20は、入力デー
タ記憶装置12に記憶された曲面データに基づきこれか
ら加工しようとする曲面状態を評価し、評価点を設定
し、その評価点における評価データを作成し、記憶する
(ステップS3)。
【0035】指令速度決定装置30は、曲面状態評価装
置20から受け取った評価データを有効に利用して機械
の許容速度及び許容加速度の範囲内で最大の加工速度を
得るべく指令速度を決定する(ステップS4)。なお、
機械の許容速度や許容加速度は、駆動モータの特性や機
械振動の抑制等の点から決定される。工具位置データ作
成装置40は、指令速度決定装置30から受けた指令速
度に従い、所定のサンプリング間隔毎に数値制御装置が
出力すべき工具位置のデータを、上記評価データを活用
して迅速に作成する(ステップS5)。
【0036】以上の動作はリアルタイムに行うが、それ
ぞれの後工程で複数個のデータを使ってデータ処理をす
る関係上(詳細後述)、曲面状態評価装置20における
評価データの作成、指令速度決定装置30における指令
速度の決定、工具位置データ作成装置40における工具
位置のデータの作成、の順に、それぞれ所定のデータ個
数分を先行させて行う。
【0037】次に、図4のフローチャートにより図2の
ステップS3の詳細動作を説明する。図4のステップS
30において、評価点決定部21は経路計画軌跡に対応
させて曲面を評価するための評価点を求め、評価点デー
タバッファ部22に一時的に記憶する。この評価点を求
めるステップS30については、後でさらに詳細に説明
する。
【0038】次に、評価点データバッファ部22に記憶
された評価点の中から連続する3点を取り出し、この3
点を通る円弧の曲率半径Rcを算出し、この曲率半径R
cに対応する曲率対応速度fshを、次の式にて求める
(ステップS31)。 fsh=√(B・Rc) ここに、B:工具の許容加速度、である。
【0039】求めた評価点ep(j)における曲率対応
速度fshについて、次の判定式に当てはまるかどうか
で当該評価点ep(j)がクランプ点か否かを判定する
(ステップS32)。なお、fuはユーザにより設定さ
れた加工速度であるユーザ設定速度であり、入力データ
記憶装置12に記憶されているものである。 fsh<fu すなわち、曲率対応速度fshがユーザ設定速度fuよ
り小さいか否かを判定する。
【0040】小さければ、ステップS33において、当
該評価点ep(j)はクランプ点epc(n)であると
して、クランプフラグを1にする。さらに、すぐ前のク
ランプ点epc(n−1)の次の評価点ep(x)(後
述の図8参照)まで遡って、各評価点のポインタPN
(ダミーの値が入れてある)を各評価点から数えて何個
目にクランプ点epc(n)(現在の評価点ep
(j))があることになるのかを数えて、各評価点ep
(x),ep(x+1),ep(x+2),・・・のポ
インタPNを書き換える。
【0041】図8は、曲面の評価を行うために求めた評
価点とクランプ点の例を示す説明図であり、上述のよう
にして評価点ep(x),ep(x+1),・・・ep
(j+1)、クランプ点epc(n−1),epc
(n)を求めたものである。図9は、曲面の評価を行う
ために求めた評価点を示す説明図である。なお、図中、
Tは工具、ecは評価点間を直線で結んだ評価線であ
る。
【0042】図8において、例えば、現在の評価点ep
(j)(クランプ点epc(n))から5個前の評価点
ep(j−5)がクランプ点epc(n−1)であった
とすると、各評価点ep(j−4),ep(j−3),
ep(j−2),ep(j−1)の評価データ中のポイ
ンタPNは、それぞれ4,3,2,1となる。なお、当
該クランプ点ep(j)(epc(n))におけるポイ
ンタPNは0である。
【0043】そして、ステップS35において、現在の
評価点ep(j)(epc(n))から一つ前のクラン
プ点epc(n−1)までの間の各評価点ep(x),
ep(x+1),・・・・の評価データ中の(次の)ク
ランプ点epc(n)までの経路長Lc(x),Lc
(x+1),・・・・を書き換える(ステップS3
4)。なお、経路長とは、各評価点ep(x),ep
(x+1),・・・・等からクランプ点epc(n)ま
での間にある各評価点間の距離d(x),d(x+
1),・・・・等の和である。
【0044】ステップS35において、評価点ep
(j)における通過速度Fpとして、ユーザ設定速度f
uよりも低い速度である曲率対応速度fshに設定す
る。この速度fshがクランプ点速度になる。
【0045】クランプ点でなければ、通過速度Fpはユ
ーザ設定速度fuのままとし、当該評価点ep(j)の
クランプフラグを0にし(ステップS36)、ステップ
S37へ行く。ステップS37において、一つ前の評価
点ep(j−1)と現在の評価点ep(j)との間の距
離d(j−1)を求め、前の評価点ep(j−1)にお
ける前の評価点ep(j−1)から次の評価点ep
(j)までの距離d(j−1)を書き換える。書き換え
るまでは、前の評価点ep(j−1)の評価データの中
の距離d(j−1)には、ダミーの値が入れてある。
【0046】なお、評価点ep(j)の評価データ中、
現在の評価点ep(j)から次の評価点ep(j+1)
までの距離d(j)は次の評価点ep(j+1)が決ま
るまで求められないので、ダミーの値を入れておく。
【0047】上記のようにして求めた評価点ep(j)
における評価データの内容は、次の通りであり、この評
価データを評価データ記憶部24に記憶する(ステップ
S38)。 ep(j):評価点のパラメータ。 座標(x,y,z):評価点ep(j)のX,Y,Z軸
座標。 Rc:曲率半径。 Fp:通過速度(ユーザ設定速度fuまたは曲率対応速
度(クランプ点速度)fsh)。 FLG:現評価点ep(j)がクランプ点であるかどう
かを示すクランプフラグ。 d(j):次の評価点ep(j+1)までの距離(ダミ
ー)。 PN:クランプ点までのポインタ。当該評価点ep
(j)がクランプ点でない場合、当該評価点ep(j)
から先にある次のクランプ点epc(n)が、当該評価
点ep(j)から数えて何番目先にあるかを示す整数
値。ここではダミーの値を入れておき、後で置き換え
る。当該評価点ep(j)がクランプ点である場合は、
ポインタPNには0を入れる。 Lc(j):評価点ep(j)からクランプ点epc
(n)までの間にある各評価点間の距離の和、すなわち
評価点ep(j)からクランプ点epc(n)まで経路
長。ここではダミーの値を入れておく。
【0048】そして、全ての評価点の設定及び評価デー
タの作成が完了すれば、作業を終了する(ステップS3
9)。以上が、図3のステップS3の曲面状態の評価及
び評価データ作成の詳細動作である。
【0049】ここで、図4のステップS30における評
価点を求める詳細動作を図5のフローチャートにより説
明する。まず、経路計画軌跡TRJ(この例では、直線
である)上においてサンプリング候補点q1を求める。
ここで、図6(b)に示すように、現在のサンプリング
点はXY平面における経路計画軌跡TRJ上の点sp
(j)にあり、そのときの三次元空間における評価点は
点ep(j)であるとする。そして、経路計画軌跡TR
J上に現在のサンプリング点sp(j)から所定の距離
ΔL離れたサンプリング候補点q1を求める(図5のス
テップS301)。
【0050】次に、上記ステップS301で求めたサン
プリング候補点q1のX,Y軸座標に、図6(a)に示
すように工具Tが曲面Sと干渉せずちょうど曲面Sに接
するように仮想的に配置して、このときの工具の位置e
q1の座標を求めるいわゆる工具干渉回避計算を行う
(ステップS302)。このときの工具位置を評価候補
点eq1と称することにする。
【0051】ステップS302における工具干渉回避計
算の詳細は次の通りである。図7は、工具干渉回避計算
の一般的な方法の概念を示す説明図である。この干渉回
避計算の問題は、X,Y軸座標を与えて工具Tをその
X,Y軸座標において曲面Sの上方に配置し、徐々に曲
面Sに向かって工具を下ろしていったときに、最初に曲
面Sに接触するZ軸座標を求める問題である。
【0052】図7(a)に示すように、対象とする曲面
Sに工具Tを仮想的に投影して、工具Tが投影された曲
面S上の多数のサンプル点tsh(図7(a)では簡単
のために正方形のメッシュで表している)と工具Tとの
干渉をチェックし、工具Tが曲面Sと接するときの工具
の中心である工具位置ep(j)の座標を求めることに
より、工具が曲面に干渉しないようにできる。このよう
な方法により、工具が曲面と干渉しないようにして求め
たものが評価候補点eq1である。
【0053】次に、ステップS303において、現在の
工具位置ep(j)と評価候補点eq1との三次元空間
における距離ΔLtを算出する。そして、距離ΔLtと
ステップS301で用いた距離ΔLとの差が、あらかじ
め定められた所定の微小値ε以下か否か判定する(ステ
ップS304)。その結果、距離ΔLtと距離ΔLとの
差が微小値ε以下であれば、評価候補点eq1を次の評
価点ep(j+1)として決定する(ステップS30
5)。
【0054】一方、距離ΔLtと距離ΔLとの差が微小
値εを超えるならば、距離ΔLtは採用するには離れす
ぎているので、XY平面の経路計画軌跡TRJ上におい
て、例えば点q1よりももっと点sp(j)に近い別の
評価候補点q2に変更し(ステップS306)、ステッ
プS302へ戻る。そして、ステップS302〜S30
4を実行して微小値εよりも小さい評価候補点eq2を
見つけ、この評価候補点eq2を評価点に決定する(ス
テップS305)。
【0055】なお、XY平面の経路計画軌跡TRJ上に
おいて別の評価候補点q2を求めるには、例えば二分法
を用いればよい。以上のような計算によって、距離ΔL
にもっとも近い点eq1あるいは点eq2が次の評価点
として得られる。以上が評価点決定部21によるステッ
プS30(図4)の動作であり、上記のようにして曲面
状態を評価するための評価点が得られる。
【0056】なお、工具と曲面との干渉回避の方法とし
ては、上述したような方法の他に、図7(b)に示すよ
うに曲面Sのオフセット曲面Sofstを求めておき、
工具Tの中心位置ep(j)の座標をこのオフセット曲
面Sofstから得ることにより、工具が曲面に干渉し
ないようにすることもできる。
【0057】さらに、他の干渉回避の方法として、例え
ば特開平6−83422号公報に記載された方法を用い
ることもできる。この方法は、概略次の通りである。ま
ず、加工曲面の包含球ツリーを用いて工具に干渉する曲
面を細分割したものである曲面パッチを大ざっぱに抽出
する。
【0058】次に、抽出された曲面パッチを細分割しな
がら曲面パッチを近似する双一次パッチによる干渉チェ
ックを用いて、干渉する、より細かな曲面パッチの抽出
を行う。この処理を曲面パッチが十分平坦な曲面パッチ
に細分割されるまで行い、得られた平面パッチについて
工具との干渉回避計算を行う。
【0059】次に、図2のステップS4における指令速
度決定装置30の詳細動作を、図10のフローチャート
及び図11の工具位置とクランプ点との関係を示す説明
図により説明する。図10のフローチャートにおいて、
指令速度決定装置30は現在の工具速度fgを、例えば
工具を駆動するモータや現在の指令速度から取得する
(ステップS40)。
【0060】ステップS41において、指令速度決定装
置30は、図11に黒丸で示す現在の工具位置tp
(k)よりも経路計画軌跡上の先にあって現在の工具位
置に最も近い、すなわち現在の工具位置tp(k)の次
の評価点ep(j)(白丸で示す)を探し、その評価点
における評価データ中のポインタPNを読み出す。ま
た、先に曲面状態が評価され評価データ記憶部24に記
憶されている評価点ep(j)から二重丸で示すクラン
プ点epc(n)までの経路長Lc(j)を読み出す。
【0061】ステップS42において、この読み出した
ポインタPNを利用してクランプ点epc(n)を探
し、クランプ点epc(n)の評価データ中のクランプ
速度fshを読み出す。ステップS43において、次の
式から減速域半径Lrを算出する。この減速域半径Lr
を求める式は、工具速度がfuである場合、クランプ点
に至るまでの間に曲率対応速度fshに減速するのに要
する最小距離に相当する。 Lr=(fu・fu−fsh・fsh)/2B (B:機械の許容される最大加速度)
【0062】ステップS44において、指令速度Fとサ
ンプリング間隔ΔTから、次の工具位置の候補点tw1
までの距離(図11参照) ΔD=F・ΔT を算出する。
【0063】ステップS45において、現在の工具位置
tp(k)とこの工具位置tp(k)から最も近い次の
評価点ep(j)までの距離drと、上記ステップS4
1において読み出したクランプ点epc(n)までの経
路長Lc(j)(以下、単にLcと称する場合もある)
と、上記距離ΔDとから、次の候補点tw1からクラン
プ点epc(n)までの経路長Ld(図11参照)を求
める。ここに、 Sd=dr+Lc Ld=Sd−ΔD=dr+Lc−ΔD である。
【0064】ステップS46において、次の工具位置の
候補点tw1がクランプ点epc(n)の減速域半径L
rに入るかどうかを判定し、入らなければ減速の必要が
ないので、通過速度Fpをそのまま指令速度Fに決定す
る(ステップS47)。なお、図11では、候補点tw
1は減速域半径Lrに入っていないので減速の必要はな
い。なお、クランプ点epc(n)を過ぎれば、さらに
次のクランプ点までは速度制限を要しないので、最大加
速度Bで加速してユーザ設定速度fu(fu<=fma
x)に復帰することになる。
【0065】ステップS46において、候補点tw1が
減速域半径Lrに入るならば、現在の工具位置tp
(k)から次の工具位置tp(k+1)まで移動する時
間(サンプリング間隔)ΔTの間に減速できる速度はB
・ΔT(B:最大加速度)であるから、現在速度fgか
らB・ΔTを減じて、指令速度Fを、 F=fg−B・ΔT に決定する(ステップS48)。
【0066】そして、この指令速度Fを工具位置データ
作成装置40に出力する(ステップS49)。このよう
にすることにより、クランプ点以外ではユーザ設定速度
fuにて工具を移動させることができ、ユーザ設定速度
fuを機械に許される最大速度fmaxに設定すれば、
最大速度で加工することが可能になる。
【0067】次に、工具位置データ作成装置40は、指
令速度決定装置30から指令速度Fを受け取って、次の
ようにして工具位置を決める。図12のステップS51
において、指令速度Fとサンプリング間隔ΔTによって
決定される次の工具位置候補点までの距離ΔD=F・Δ
Tを算出する。
【0068】次に、図13における現在の工具位置tp
(k)に最も近い評価点ep(j)の評価データ中の次
の評価点ep(j+1)までの距離d(j)を読み出
し、次の評価点ep(j+1)の評価データから次の次
の評価点ep(j+2)までの距離d(j+2)を読み
出し、というように順次距離d(j),d(j+1),
d(j+2),・・・・を読み出して、評価点ep
(j)から評価点ep(m)までの各評価点間の距離の
和Sum、すなわち経路長Sum、 Sum=d(j)+d(j+1)+・・ ・・ +ep(m−1) を求める。さらに、現在の工具位置tp(k)から評価
点ep(m)までの経路長Lk Lk=dr+Sum を求める(ステップS53)。
【0069】次に、ステップS54において、経路長L
kがステップS51で求めた距離ΔDを超えなければ、
ステップS55において評価点を一つ進めj=j+1に
置き換えて、ステップS52に戻り、Sumに次の評価
点までの距離d(j+1)を加える。
【0070】そして、ステップS54で評価点ep(j
+1)までの経路長Lkと距離ΔDとを比較する。この
作業を、経路長Lkが距離ΔDよりも大きくなるまで繰
り返し、大きくなればステップS56へ行く。なお、経
路長Lkが距離ΔDよりも大きくなる直前の評価点をe
p(m)とする。
【0071】ステップS56において、現在の工具位置
tp(k)から評価点ep(m)までの距離ΔD(m)
を、評価点ep(m)の座標を利用して算出する。次
に、距離ΔD(m)が距離ΔDよりも大きいかどうか判
定し(ステップS57)、大きくなければステップS5
8からステップS56へ戻り次の評価点ep(m+1)
までの距離ΔD(m+1)を算出する。
【0072】さらに、次の評価点、その次の評価点と次
々と計算し、距離ΔD(m)が距離ΔDよりも大きくな
るまで行う。そして、大きくなったときの評価点をep
(u)、評価点ep(u)までの距離をΔD(u)、そ
の一つ手前の評価点をep(u−1)、評価点ep(u
−1)までの距離をΔD(u−1)とする。
【0073】さらに、ステップS59において、評価点
ep(u−1)と評価点ep(u)との間において、現
在の工具位置tp(k)との距離がΔDとなる点を求め
て、次の工具位置tp(k+1)とする(ステップS5
9)。このとき、図4のステップS30においてΔLを
与えて次の評価点を求めたときと同様の方法により、入
力データ記憶装置12に記憶された曲面データに基づい
て工具を曲面とちょうど接するように仮想的に配置し
て、すなわち工具が曲面と干渉しないようにして、例え
ば2分法等による収束演算を行って、距離ΔD離れた次
の工具位置tp(k+1)が決定される。
【0074】上記実施の形態において、数値制御装置
は、一般的には一つのマイクロプロセッサを有するマイ
クロコンピュータにより実現することができるが、複数
のマイクロプロセッサを有するものを用いて、例えば軌
道データの生成と入力データの記憶、曲面状態の評価、
指令速度の決定、工具位置の決定等の各タスクを分担さ
せ、これらの処理をリアルタイムに同時並行的に行い処
理を高速化することもできる。
【0075】また、上記実施の形態では、曲面状態評価
装置20は工具が加工面に当接するようにかつ次の評価
点までの距離がΔL一定となるようにして工具を仮想的
に配置し各評価点を求めるものを示したが、データ処理
速度を高めるために例えば図6(b)の経路計画軌跡T
RJ上に等間隔に評価点を設定して評価データを求める
ようにすることもできる。また、評価点の間隔ΔLを工
具の送り距離ΔD=F・ΔTよりもかなり小さく設定し
て評価の精度を上げることもできる。
【0076】以上のように、入力データ記憶装置12に
記憶された曲面データを用いて曲面状態の評価を行い、
またこの評価データを活用して、曲面状態に応じて機械
の許容速度あるいはユーザ設定速度一杯まで速度を上げ
て、高速加工を可能とした。さらに、曲面の評価データ
に基づいて次の工具位置の探索範囲を見つけてその探索
範囲について探索すればよいようにして、次の工具位置
を迅速に決定できるようにした。従って、迅速に工具位
置を決定でき、生産性を向上させることができる。
【0077】また、CAD/CAM装置にて従来作成し
ていた工具経路データの作成を省略でき、この点からも
生産性が向上する。
【0078】さらに、曲面状態評価装置20による曲面
状態の評価と、指令速度決定装置30による指令速度の
決定と、工具位置データ作成装置40による工具位置の
決定とを、曲面状態評価装置20による曲面状態の評価
を若干先行させながらリアルタイムで行うようにしたの
で、曲面状態評価装置20の評価データ記憶部24の容
量は小さいもので済み、装置が安価なものとなる。ま
た、全体の処理時間を短縮でき、生産性を向上させるこ
とができる。
【0079】上記各実施の形態においては、数値制御さ
れる装置の処理作用部が数値制御工作機械の工具である
ものを示したが、本発明は工作機械の数値制御装置に限
らず、ロボット装置等の数値制御装置に用いることがで
き、同様の効果を奏する。ロボット装置として、例えば
処理作用部として砥石を用いて処理すべき処理面の仕上
げ処理を行うもの等がある。
【0080】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0081】本発明の数値制御装置においては、数値制
御される装置の処理作用部を与えられた経路計画軌跡上
において処理対象物の処理すべき処理面と接するように
仮想的に配置して処理面の形状を評価するための複数の
評価点を設定しこの評価点について次のクランプ点の位
置を表すポインタと次のクランプ点までの経路長と当該
評価点がクランプ点である場合に当該評価点を通過すべ
き処理作用部の通過速度とを含む評価データを作成する
ものであってクランプ点とは処理面の形状に基づき評価
点を通過する処理作用部の通過速度が制限を受けると判
定された評価点のことである評価手段、現在の処理作用
部の位置から最も近い次の評価点までの距離を求めると
ともにこの距離に上記最も近い次の評価点の評価データ
中の次のクランプ点までの経路長を読み出して加算して
求めた現在の処理作用部の位置から次のクランプ点まで
の経路長と上記最も近い次の評価点の評価データ中のポ
インタを利用して求めた次のクランプ点の評価データ中
の通過速度と現在の処理作用部の速度とから減速の要否
を判定して処理作用部を移動させるべき指令速度を決定
する指令速度決定手段、及び現在の処理作用部位置から
所定の距離離れるとともに処理面と接するように処理作
用部を仮想的に配置して処理作用部位置を求めこの求め
た処理作用部位置を数値制御される装置に与える処理作
用部位置データ作成手段を備えたものであるので、処理
対象物の形状を評価してこのような内容の評価データを
作成しておくことにより、形状に応じて処理作用部の速
度を適切に設定できるとともに、処理速度を高くするよ
うに指令速度を決定できる。また、評価データの作成及
び処理作用部位置の決定は処理対象物の形状に基づいて
なされるので、処理対象物の形状から中間データを介す
ることなく決定でき、作成するデータ量の増加を抑制で
きる。これらにより、生産性が向上する。
【0082】そして、数値制御される装置の処理作用部
を与えられた経路計画軌跡上において処理対象物の処理
すべき処理面と接するように仮想的に配置して処理面の
形状を評価するための複数の評価点を設定しこの評価点
について次の評価点までの距離を含む評価データを作成
する評価手段、評価データに基づき減速の要否を判定し
て処理作用部を移動させるべき指令速度を決定する指令
速度決定手段、及び現在の処理作用部位置に最も近い次
の評価点を始点にして各評価点の評価データ中の次の評
価点までの距離を順次加算した距離の和である経路長が
所定の長さ以上になる評価点を求めこの求めた評価点を
出発点として処理面と接するように処理作用部を仮想的
に配置して現在の処理作用部位置から所定の距離離れた
処理作用部位置を探索しこの探索した処理作用部位置を
数値制御される装置に与える処理作用部位置データ作成
手段を備えたものであるので、処理対象物の形状を評価
して次の評価点までの距離を含む評価データを作成して
おくことにより、この評価データを利用して現在の処理
作用部位置から所定の距離離れた次の処理作用部位置
を、現在の処理作用部位置から探索された評価点までの
間の評価点を飛ばして、探索された評価点を出発点とし
て求めることができるので、迅速に決定できる。また、
評価データの作成及び処理作用部位置の決定は形状デー
タに基づいてなされるので、処理対象物の形状から中間
データを介することなく決定でき、作成するデータ量の
増加を抑制できる。これらにより、生産性が向上する。
【0083】さらに、数値制御される装置の処理作用部
を与えられた経路計画軌跡上において処理対象物の処理
すべき処理面と接するように仮想的に配置して処理面の
形状を評価するための複数の評価点を設定しこの評価点
について次のクランプ点の位置を表すポインタと次のク
ランプ点までの経路長と当該評価点がクランプ点である
場合に当該評価点を通過すべき処理作用部の通過速度と
を含む評価データを作成するものであってクランプ点と
は処理面の形状に基づき評価点を通過する処理作用部の
通過速度が制限を受けると判定された評価点のことであ
る評価手段、現在の処理作用部の位置から最も近い次の
評価点までの距離を求めるとともにこの距離に上記最も
近い次の評価点の評価データ中の次のクランプ点までの
経路長を読み出して加算して求めた現在の処理作用部の
位置から次のクランプ点までの経路長と上記最も近い次
の評価点の評価データ中のポインタを利用して求めた次
のクランプ点の評価データ中の通過速度と現在の処理作
用部の速度とから減速の要否を判定して処理作用部を移
動させるべき指令速度を決定する指令速度決定手段、及
び現在の処理作用部位置に最も近い次の評価点を始点に
して各評価点の評価データ中の次の評価点までの距離を
順次加算した距離の和である経路長が所定の長さ以上に
なる評価点を求めこの求めた評価点を出発点として処理
面と接するように処理作用部を仮想的に配置して現在の
処理作用部位置から所定の距離離れた処理作用部位置を
探索しこの探索した処理作用部位置を数値制御される装
置に与える処理作用部位置データ作成手段を備えたもの
であるので、処理対象物の形状を評価してこのような内
容の評価データを作成しておくことにより、形状に応じ
て処理作用部の速度を適切に設定できるとともに、処理
速度を高くするように指令速度を決定できる。また、現
在の処理作用部位置から所定の距離離れた次の処理作用
部位置を、現在の処理作用部位置から探索された評価点
までの間の評価点を飛ばして、探索された評価点を出発
点として求めることができるので、迅速に決定できる。
さらに、評価データの作成及び処理作用部位置の決定は
形状データに基づいてなされるので、処理対象物の形状
から中間データを介することなく決定でき、作成するデ
ータ量の増加を抑制できる。これらにより、生産性が向
上する。
【0084】また、評価手段は評価点の中から連続する
3つの評価点を取り出しこの3点を通る円弧の曲率に基
づいて処理面の評価を行うものであることを特徴とする
ので、処理面の評価を曲率に応じて行うことにより、評
価を適切に行うことができる。
【0085】そして、そして、評価手段と指令速度決定
手段と処理作用部位置データ作成手段の各動作がリアル
タイムに行われるものであることを特徴とするので、こ
れらをリアルタイムで行うことにより、全体の処理時間
を短縮でき、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態の一形態の数値制御装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 数値制御装置の全体の動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】 加工モードの例を示す説明図である。
【図4】 図1の曲面状態評価装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】 曲面状態評価装置における評価点を求める動
作を説明するためのフローチャートである。
【図6】 曲面上における現在の評価点から次の評価点
を求めるための概念を示す説明図である。
【図7】 工具干渉回避計算の一例を示す説明図であ
る。
【図8】 曲面の評価を行うために求めた評価点とクラ
ンプ点の例を示す説明図である。
【図9】 曲面の評価を行うために求めた評価点を示す
説明図である。
【図10】 図1の指令速度決定装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】 工具位置と評価点とクランプ点との関係を
示す説明図である。
【図12】 図1の工具位置データ決定装置の動作を示
すフローチャートである。
【図13】 評価点を利用して工具位置を決定する過程
を説明するための説明図である。
【符号の説明】
11 軌道データ生成装置、12 入力データ記憶装
置、20 曲面状態評価装置、21 評価点決定部、2
2 評価点データバッファ部、23 評価データ作成
部、24 評価データ記憶部、30 指令速度決定装
置、40 工具位置データ作成装置、41 工具位置決
定部、42 工具位置データバッファ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入口 健二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H269 AB01 BB05 CC02 DD01 EE01 9A001 BB06 DD15 HH35 JJ49 KK32 KK54

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御される装置の処理作用部を与え
    られた経路計画軌跡上において処理対象物の処理すべき
    処理面と接するように仮想的に配置して上記処理面の形
    状を評価するための複数の評価点を設定しこの評価点に
    ついて次のクランプ点の位置を表すポインタと次のクラ
    ンプ点までの経路長と当該評価点がクランプ点である場
    合に当該評価点を通過すべき処理作用部の通過速度とを
    含む評価データを作成するものであって上記クランプ点
    とは上記処理面の形状に基づき上記評価点を通過する処
    理作用部の通過速度が制限を受けると判定された評価点
    のことである評価手段、現在の処理作用部の位置から最
    も近い次の上記評価点までの距離を求めるとともにこの
    距離に上記最も近い次の評価点の評価データ中の次のク
    ランプ点までの経路長を読み出して加算して求めた現在
    の処理作用部の位置から次のクランプ点までの経路長と
    上記最も近い次の評価点の評価データ中のポインタを利
    用して求めた次のクランプ点の評価データ中の通過速度
    と現在の処理作用部の速度とから減速の要否を判定して
    上記処理作用部を移動させるべき指令速度を決定する指
    令速度決定手段、及び現在の処理作用部位置から所定の
    距離離れるとともに上記処理面と接するように上記処理
    作用部を仮想的に配置して処理作用部位置を求めこの求
    めた処理作用部位置を上記数値制御される装置に与える
    処理作用部位置データ作成手段を備えた数値制御装置。
  2. 【請求項2】 数値制御される装置の処理作用部を与え
    られた経路計画軌跡上において処理対象物の処理すべき
    処理面と接するように仮想的に配置して上記処理面の形
    状を評価するための複数の評価点を設定しこの評価点に
    ついて次の評価点までの距離を含む評価データを作成す
    る評価手段、上記評価データに基づき減速の要否を判定
    して処理作用部を移動させるべき指令速度を決定する指
    令速度決定手段、及び現在の処理作用部位置に最も近い
    次の評価点を始点にして上記各評価点の評価データ中の
    次の評価点までの距離を順次加算した距離の和である経
    路長が所定の長さ以上になる評価点を求めこの求めた評
    価点を出発点として上記処理面と接するように上記処理
    作用部を仮想的に配置して現在の処理作用部位置から所
    定の距離離れた処理作用部位置を探索しこの探索した処
    理作用部位置を上記数値制御される装置に与える処理作
    用部位置データ作成手段を備えた数値制御装置。
  3. 【請求項3】 数値制御される装置の処理作用部を与え
    られた経路計画軌跡上において処理対象物の処理すべき
    処理面と接するように仮想的に配置して上記処理面の形
    状を評価するための複数の評価点を設定しこの評価点に
    ついて次のクランプ点の位置を表すポインタと次のクラ
    ンプ点までの経路長と当該評価点がクランプ点である場
    合に当該評価点を通過すべき処理作用部の通過速度とを
    含む評価データを作成するものであって上記クランプ点
    とは上記処理面の形状に基づき上記評価点を通過する処
    理作用部の通過速度が制限を受けると判定された評価点
    のことである評価手段、現在の処理作用部の位置から最
    も近い次の上記評価点までの距離を求めるとともにこの
    距離に上記最も近い次の評価点の評価データ中の次のク
    ランプ点までの経路長を読み出して加算して求めた現在
    の処理作用部の位置から次のクランプ点までの経路長と
    上記最も近い次の評価点の評価データ中のポインタを利
    用して求めた次のクランプ点の評価データ中の通過速度
    と現在の処理作用部の速度とから減速の要否を判定して
    上記処理作用部を移動させるべき指令速度を決定する指
    令速度決定手段、及び現在の処理作用部位置に最も近い
    次の評価点を始点にして上記各評価点の評価データ中の
    次の評価点までの距離を順次加算した距離の和である経
    路長が所定の長さ以上になる評価点を求めこの求めた評
    価点を出発点として上記処理面と接するように上記処理
    作用部を仮想的に配置して現在の処理作用部位置から所
    定の距離離れた処理作用部位置を探索しこの探索した処
    理作用部位置を上記数値制御される装置に与える処理作
    用部位置データ作成手段を備えた数値制御装置。
  4. 【請求項4】 評価手段は、評価点の中から連続する3
    つの評価点を取り出しこの3点を通る円弧の曲率に基づ
    いて処理面の評価を行うものであることを特徴とする請
    求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の数値制御
    装置。
  5. 【請求項5】 評価手段と指令速度決定手段と処理作用
    部位置データ作成手段の各動作がリアルタイムに行われ
    るものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれか1項に記載の数値制御装置。
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