JP2002222008A - 数値制御曲面加工装置 - Google Patents

数値制御曲面加工装置

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JP2002222008A JP2001018606A JP2001018606A JP2002222008A JP 2002222008 A JP2002222008 A JP 2002222008A JP 2001018606 A JP2001018606 A JP 2001018606A JP 2001018606 A JP2001018606 A JP 2001018606A JP 2002222008 A JP2002222008 A JP 2002222008A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自由曲線で表現される工具移動軌跡を持つN
Cデータの実加工速度と切削諸元とを決定し最適化する
手段を備えた数値制御曲面加工装置を提供する。 【解決手段】 上位CAMシステム10のCLデータか
らNURBS曲線補間された工具移動軌跡データを有す
るNCデータを作成する際、工具移動軌跡をNURBS
曲線補間により導出した制御点位置ベクトル,ウエイト
値,ノット値を用いて機械座標系におけるNURBS曲
線補間された工具送り速度を求める手段30と、工具移
動軌跡における補間曲線がNURBS曲線を含む自由曲
線で表現される場合に同じ定義の自由曲線により補間さ
れた機械座標系送り速度を導出する手段31と、工具送
り速度に自由曲線補間を施す際に用いられる工具送り速
度を変更し工具送り速度制御点を追加・削除して最適化
する手段32とを備えた。切削工具への負担が軽減さ
れ、平均的加工速度が短縮され、加工面荒さ,面精度が
良くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御曲面加工
装置に係り、特に、加工面粗さおよび加工面精度を良く
するとともに高速加工を可能にする数値制御曲面加工装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の数値制御(NC)曲面加工装置に曲
面加工させるための加工径路を加工プログラムで指令す
る際には、曲面を直線に近似した直線補間指令が用いら
れる。直線補間NCデータにより加工された形状は、図
2(a)に示すように、元形状に対して直線分割で加工さ
れており、加工面粗さが悪く、多くの手仕上げ工数を要
する。また、工具位置決め時の加減速により、平均送り
速度が低下し、加工時間が長く、しかも、加工面精度を
上げるには、細かいピッチでの膨大なNCデータが必要
であるという問題があった。
【0003】これらの問題を解決するため、特開平10
−228306号公報は、自由曲線切削指令により数値
制御装置の各移動軸を制御し、自由曲線切削を実行する
方法を提案している。
【0004】また、この自由曲線補間の1つとして、図
3に示すNURBS曲線による工具軌跡の補間方法が提
案された。NURBS曲線とは、Non−Uniform Rationa
l B−spline曲線の略であって、不等間隔有理化Bスプ
ライン曲線である。NURBS曲線は、自由曲線の一種
であり、曲線を構成する節点の間隔が不均一な有理式を
用いて表現される自由曲線のことである。他の曲線が、
曲線の定義に多項式を用いているのに対して、NURB
S曲線は、有理式を用いていることが特徴である。
【0005】これらを制御すると、曲線を局所的に容易
に変形できる。また、他の曲線では正確に表現できなか
った円柱,円錐,球,双曲線,楕円,放物線を統一的に
取り扱うことが可能になる。
【0006】図3において、NURBS曲線は、曲線を
制御点Pi,ウエイトwi,ノットベクトルxiにより
定義する。ここで、kは階数、Piは制御点、wiはウ
エイト、xiはノット(xi≦xi+1)、[x0,x1,…,
xm](m=n+k)はノットベクトル、tはスプライン
パラメータとする。
【0007】Bスプライン基底関数N(t)をde Boor−C
oxの再帰式で表現すると、数式(1),(2)のようにな
る。補間するNURBS曲線P(t)は、数式(3)のよう
になる。
【0008】
【数1】
【0009】
【数2】
【0010】
【数3】 NURBS補間指令は、例えば、特開平8−30543
0号公報に記載されているように、以下のようなフォー
マット で出力される。それぞれのコードは、 という意味を持つ。
【0011】NURBS補間加工においては、図2(c)
に示すように、曲線を滑らかに加工できるため、手仕上
げ工数が少ない。また、図2(d)に示すように、位置決
め時の加減速が滑らかになって、平均送り速度が上がる
ので、加工時間を短くでき、高速加工が可能である。さ
らに、NURBS補間の制御点を効率良く設定できるか
ら、NCデータが少なくなる利点があるとされている。
【0012】本出願人は、特願平11−265042号
において、上位CAMシステムからCLデータを読み込
み、工具移動軌跡のNURBS曲線NCデータを作成す
る手法を出願している。また、NURBS曲線を作成す
る方法は、例えばLes Piegl,Wayne Tiller著「The
NURBS BOOK』などに記載されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記NUR
BS補間指令のフオーマットおよびそこに与えるべき制
御点ベクトル,ウエイト,ノット値を導出して数値制御
加工装置を制御する方法は提供されているが、NURB
S補間指令に与える送り速度の最適値を導出し、NCデ
ータに変換する方法について、詳しくは考慮されていな
かった。
【0014】一般に、ワーク座標系送り速度から4軸以
上を有するNC加工機械の機械座標系送り速度を導出す
る際には、ワーク座標系および機械座標系における加工
時間が等しい条件で計算される。
【0015】ワーク座標系での工具先端ベクトルの始点
を(Xws,Yws,Zws),終点を(Xwe,Yw
e,Zwe),弦長をLw,ワーク座標系送り速度をF
w,機械座標系での制御点ベクトルの始点を(Xms,
Yms,Zms,αms,βms),終点を(Xme,Ym
e,Zme,αme,βme),弦長をLmとして、機
械座標系送り速度Fmを数式(4)で導出する。
【0016】
【数4】 数式(4)を用いて、ワーク座標系送り速度値51および
ワーク座標系・機械座標系の弦長から導出された機械座
標系送り速度の分布は、各制御点間の平均送り速度計算
のために、図4の上段に示すように、段状分布52にな
る。これは結果として、指定加工速度分布51と誤差を
伴う実加工速度分布53とをもたらしており、工具が被
削材に対して急激な加減速を伴って制御することにな
る。
【0017】また、NURBS補間指令によるNCデー
タにおいて、その送り速度が完全には補間されていない
場合は、直線補間での実加工速度53の加減速は緩和さ
れるが、NURBS指令による実加工速度54の速度分
布により、ワーク座標系の指定加工速度51との誤差を
生じ、加工表面粗さが悪化し、切削工具の寿命が短くな
り、数値制御加工装置に過剰な負担をかける。
【0018】本発明の目的は、自由曲線で表現される工
具移動軌跡を持つNCデータの実加工速度と切削諸元と
を決定し最適化する手段を備えた数値制御曲面加工装置
を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、直線移動3軸と少なくとも1つの回転軸
とを有し数値制御自由曲線補間機能を持つ数値制御装置
(NC装置)により数値制御される同時多軸制御NC加工
機を含み主軸送り速度を制御するNCデータを導出する
手段を備えた数値制御曲面加工装置において、上位計算
機で曲面形状が定義されたワーク座標系で加工方向に計
算された工具先端位置ベクトルデータと工具主軸方向ベ
クトルおよびワーク座標系における送り速度とをCLデ
ータとして読み込み、CLデータから同時多軸制御NC
加工機の機械構成に基づきNC加工機を動作させるため
の工具移動軌跡として機械座標系で直線3軸の位置ベク
トルと回転角度と送り速度に変換する手段と、機械座標
系における位置ベクトルと回転角度とがNURBS曲線
により補間されたNCデータを作成する際にNURBS
曲線ノットベクトルを利用して機械座標系の送り速度を
NURBS曲線により補間して決定する送り速度決定手
段と、ワーク座標系の加工速度を機械座標系の毎分送り
の加工速度またはインバースタイム送りの加工速度に変
換する手段と、得られたNCデータを上記NC装置に伝
送する手段とを備えた数値制御曲面加工装置を提案す
る。
【0020】前記送り速度決定手段は、工具移動軌跡が
補間される曲線の形態がNURBS曲線を含む自由曲線
で定義される場合に、工具移動軌跡と同じ表現で表され
る自由曲線およびそのパラメータを用いて送り速度を補
間して導出する手段とすることができる。
【0021】また、前記送り速度決定手段は、工具移動
軌跡が直線補間により表現されるCLデータおよびNC
データを読み込み、送り速度をNURBS曲線により補
間して決定する手段としてもよい。
【0022】この場合、前記数値制御曲面加工装置は、
CLデータから数値制御曲面加工装置の機械構成に従っ
て座標系変換により導出された工具送り速度を補間する
曲線の制御点として用いる際に、制御点の値を変更しま
たは制御点を追加しまたは制御点を削除する手段を備え
ることも可能である。た 本発明においては、上位CAMシステム10から生成さ
れたCLデータ11における工具移動軌跡をNURBS
補間により規定のフォーマットで出力するNCデータを
作成する際に、図4の下段に示すように、その工具送り
速度の最適な値としてNURBS補間処理を施した機械
座標系送り速度55を導出して、ワーク座標系における
設定値との偏差のない実加工速度56により理想的な切
削諸元を提供し、加工表面粗さおよび工具寿命の向上に
よるより滑らかな加工曲面を得、数値制御NC加工機の
負担を減らすことができる。
【0023】また、補間の形態として、NURBS曲線
に限らず、一般的な自由曲線で補間定義を与える場合に
も適用できる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、図1〜図13を参照して、
本発明による数値制御曲面加工装置の実施形態を説明す
る。
【0025】図1は、本発明による数値制御曲面加工装
置の実施形態の系統構成を示すブロック図である。本発
明は、先に提案した特願平11−265042号の数値
制御曲面加工装置に新たな機能を追加した発明である。
すなわち、本発明の新たな機能を手段31および手段3
2として前記数値制御曲面加工装置に追加してある。
【0026】上位CAMシステム10で作成された曲面
データは、ワーク座標系で表示される工具移動径路に沿
って一定の許容値内で多数の直線として分割される。前
記方法により生成された個々の分割点における工具先端
位置ベクトル情報と工具主軸方向ベクトル情報、および
ワーク座標系送り速度情報を工具移動径路順に記述し、
CLデータ11を作成する。
【0027】作成された前記CLデータ11は、数値制
御曲面加工装置50の機械構成に基づき、NC加工装置
を動作させるためのNCデータに変換するため、本数値
制御曲面加工装置の計算機20に取り込まれる。
【0028】本数値制御曲面加工装置20は、ステップ
21の機能によりCLデータを読み込む。
【0029】ステップ22〜29において、特願11−
265042号に示す数値制御曲面加工装置の実施の形
態に従い、数値制御曲面加工装置50の機械構成に基づ
いた直線3軸および回転角度の位置ベクトルおよびNU
RBS曲線,機械座標系送り速度,機械座標系制御点の
ノットベクトルが導出される。
【0030】NCデータ作成時に想定した工具長,工具
径と実物の工具長,工具径との間には、誤差が必ず存在
する。
【0031】ステップ22で、計算機20は、前記誤差
を補正するために、工具補正Noを指示し、NC装置4
0に対して補正データの出力を要求する。NC装置40
は、指示された補正Noに対応する補正データを補正デ
ータ記憶エリア41から読み出し、計算機20に出力す
る。計算機20は、NC装置40から出力された補正デ
ータを読み込む。
【0032】ステップ23で、計算機20は、補正した
い方向に応じて、図5および数式(5)に示す方式で、C
Lデータを補正する。ここで、Cは工具先端位置ベクト
ル、Dは主軸方向ベクトル、PはCにおける切削点位置
ベクトル、NはPでの法線ベクトルである。C1は主軸
方向にd1だけ補正し、C2は法線方向にd2だけ補正
し、C3は工具径方向にd3だけ補正した工具先端位置
ベクトルである。
【0033】
【数5】 通常のCLデータは、工具先端位置ベクトルと主軸方向
ベクトルとを意味するので、C1のみの補正が可能であ
る。加えて、CLデータを計算する時に使用した切削点
位置ベクトルと法線ベクトルとが分かっていれば、上記
C2,C3の補正やC1,C2,C3を組合せた補正が
可能である。この方法で、CLデータを補正すると、補
正したNURBS補間用NCデータ作成が可能になる。
【0034】なお、上記『機械と工具』の「NURBS
補間と滑らか補間による高速高精度加工」におけるNU
RBS補間機能では、補正が許されていなかった。
【0035】ステップ24で、図6に示す方式によっ
て、加工精度を向上させる一方、データ量を削減するた
めに、CLデータの間引きまたは追加を実行する。ま
ず、工具先端位置ベクトルから最小2乗近似法により通
過曲線を計算し、NURBS曲線51とし、ステップ5
2で、一定のトレランスの範囲外にあるCLデータを間
引く。
【0036】NURBS曲線は、図3および数式(1),
(2),(3)のNURBS曲線の定義で与えられる。点列
からNURBS曲線を作成する方法は、例えば、Les Pi
egl, Wayne Tiller著『The NURBS BOO
K』などに記載されている。
【0037】次に、間引いたCLデータの主軸方向ベク
トルを基に、NURBS曲線53を計算する。ステップ
54で、工具先端位置ベクトルの通過点に対応するNU
RBS曲線53上の主軸方向ベクトルを計算し、角度の
変化量を計算する。元のCLデータとの差が公差値より
も大きければ、通過点を追加し、精度を向上させる。間
引きまたは追加のための公差値は、0.01mmに設定
してある。
【0038】ステップ25で、ステップ24で計算され
たNURBS曲線53を分割する。図7は、工具先端位
置ベクトルの軌跡を示している。工具先端位置ベクトル
のNURBS曲線(すなわちG06.2工具経路64)と
折れ線工具経路(すなわちG01工具経路65)とから、
パス分割位置63を求める。通過点の距離間隔が急に短
くなったり、折れ線の角度が急変すると、NURBS曲
線に乱れが生じる。そこで、間隔が短くなる箇所および
折れ線の角度が大きく変化する箇所を見つけ出し、その
点を曲線のパス分割点63として、パス分割点63で曲
線を分割し、曲線の精度を向上させる。
【0039】ステップ26で、CLデータを機械座標系
に座標変換する。図1のテーブル2軸タイプの5軸加工
機50でC軸テーブル回転中心とB軸回転中心とが直交
した交点を機械座標系原点Omとする。C軸テーブル上
にワークがセットされ、ワーク座標系原点がOwである
とする。このときに、機械座標系原点Omから見たワー
ク座標系Owの位置ベクトルをSとすると、ワーク座標
系の工具先端位置ベクトル(X,Y,Z),主軸方向ベク
トル(I,J,K)から、機械座標(Mx,My,Mz,
B,C)への座標変換は、図8の座標系および数式(6),
(7),(8),(9),(10)で表現できる。
【0040】
【数6】
【0041】
【数7】
【0042】
【数8】
【0043】
【数9】
【0044】
【数10】 ここで、(Mx,My,Mz,B,C)は、X,Y,Z,
B,C各機械軸の座標値を表す。この座標変換式は、各
加工機に固有である。この変換方式は、テーブル1軸と
テーブル1軸タイプ、主軸2軸タイプの加工機について
も同様に設定できる。
【0045】従来技術では、ワーク座標系で計算したN
URBS曲線の制御点を主軸方向ベクトルに応じて機械
座標系に座標変換した結果をそのまま5軸NURBS補
間の制御点に適用し、ワーク座標系のノットベクトルと
同じノットベクトルを5軸NURBS補間に適用してい
る。
【0046】ところが、一般的には、座標変換後も同じ
ノットベクトルを使用して滑らかな曲線が得られるとい
う保証はない。そのため、加工面の一部にうねりや歪み
ができる可能性があった。
【0047】これに対して、本発明では、図9(b)に示
すように、各機械座標系間の弦長をノットベクトルとし
て使用し、(Mx,My,Mz)の直線3軸と(B,C)の
回転2軸との機械座標系でのNURBS曲線の制御点
を、それぞれが連続的に滑らかに変化するように再計算
させることにより、加工精度を向上させている。
【0048】ステップ27で、ノットベクトルを計算す
る。図9のステップ81で、上記数式(6),(7),(8),
(9),(10)を用いて、最初に全通過点の機械座標系(M
x,My,Mz,B,C)を計算する。各機械座標間の
弦長(Li)を計算し、図9(b)のノットベクトルとす
る。(Mx,My,Mz)と(B,C)のノットベクトルと
は、同じものを使用する。
【0049】ステップ28で、ワーク座標系のCLデー
タから機械座標系に変換された(Mx,My,Mz)の直
線3軸と(B,C)の回転2軸の点列データとステップ2
7で計算したノットベクトルとから、上記『The N
URBS BOOK』などに示されているNURBS曲
線の作成方法により、数式(1),(2),(3)で表されるN
URBS曲線を作成する。
【0050】ステップ28で、図9(b)のノットベクト
ルと図3および数式(1),(2),(3)のNURBS曲線の
定義を用いて、直線3軸(Mx,My,Mz)および回転
角度2軸(B,C)のNURBS曲線を計算する。
【0051】ステップ29で、ブレンディング係数を計
算する。図10(a)に示すように、ステップ28で計算
したNURBS曲線を用いて加工した場合、曲線に膨ら
みが発生し、加工結果に凹凸91が生じる可能性があ
る。これに対処するため、まず、図10(b)に示すよう
に、ステップ24で間引いた点92を含めてより精度を
上げて、ワーク座標系の工具先端位置ベクトルの弦長を
計算し、ワーク座標系のノットベクトルとする。次に、
機械座標系のノットベクトルとワーク座標系のノットベ
クトルとに、ブレンディング係数をそれぞれかけて加算
して得られたノットベクトルを機械座標系のノットベク
トルとして採用する。
【0052】このようにすると、加工結果の凹凸91に
対処できる。本実施形態では、ブレンディング係数を
3:1に設定したところ、スムーズに加工ができた。な
お、この係数は、加工物に対応して変更できる。
【0053】ステップ30で、機械座標系での加工速度
を計算する。ワーク座標系での始点を(Xws,Yw
s,Zws),終点を(Xwe,Ywe,Zwe),弦長
をLw,加工速度をFw,機械座標系での始点を(Xm
s,Yms,Zms,Bms,Cms),終点を(Xm
e,Yme,Zme,Bme,Cme),弦長をLm,
加工速度をFmすると、機械座標系の加工速度Fmは、
数式(11)により与えられる。
【0054】
【数11】 ステップ31で機械座標系送り速度のNURBS曲線を
導出する。図11に示すように、ワーク座標系位置ベク
トル,ワーク座標系送り速度,機械座標系位置ベクトル
から上記数式(4)によって導出された機械座標系送り速
度は、機械座標系の直線3軸制御点のノットベクトル(i
を用いて、前記『The NURBS BOOK』などに
示されているNURBS曲線の作成方法により、数式
(1),(2),(3)で表されるNURBS曲線を作成す
る。
【0055】前記方法で作成された機械座標系送り速度
のNURBS曲線の制御点は、図12に示すように、N
URBS曲線の形態によりゼロ以下になることもあり得
る。
【0056】ステップ32で、送り速度NURBS曲線
のブレンディング係数を計算する。図13に示す通り、
ステップ31で計算した機械座標系送り速度NURBS
曲線57は、ワーク座標系における実送り速度58で表
され、全体的にワーク座標系指定送り速度59と比較し
て、送り速度の過不足60を生じる。これに対処するた
め、ステップ27で求められたノットベクトルにブレン
ディング係数を乗じて再度機械座標系送り速度NURB
S曲線61を計算し、指定送り速度59まで最適化す
る。
【0057】ステップ33では、ステップ28〜ステッ
プ32で計算した機械座標系の直線3軸NURBS曲線
の制御点をNURBS補間指令のX,Y,Zに代入し,回
転角度2軸のNURBS曲線の制御点をα,βに代入
し、ノットベクトルをKに代入し、ウエイトをRに代入
し、機械座標系送り速度NURBS曲線の制御点をFに
代入し、NURBS補間指令のフオーマットに従い、N
Cデータに変換する。
【0058】ステップ34では、最後に変換されたNC
データを計算機20からのNCデータとして伝送し、N
C制御装置40のNCデータ記憶エリア42に読み込
み、格納する。
【0059】NC制御装置40のNURBS補間機能を
内蔵するNC制御機構43は、NCデータ記憶エリア4
2からNCデータを読み出し、解析しながら5軸または
4軸制御NC加工機50を制御し、NC加工する。
【0060】本発明は、NCデータ出力フオーマットが
一般的な自由曲線によって提供されるとき、前記工具位
置ベクトルおよび加工速度の補間方法として、同様な手
順により機械座標系の直線3軸自由曲線の制御点である
X,Y,Zの値、回転2軸の自由曲線の制御点であるα,
βの値,ノットベクトルK,ウエイトR,機械座標系送
り速度の自由曲線の制御点であるFの値を導出し、NC
データに変換しNC加工することも可能である。
【0061】本実施形態によれば、由曲線を描く工具移
動軌跡において、最適な実加工速度および切削諸元を決
定する手段を備えたことから、切削工具寿命を延長でき
る。また、サーボ機構の制御による平均送り速度の低下
を回避できるので、数値制御曲面加工装置への負担を軽
減し、加工面荒さおよび加工面精度が良い曲面加工が可
能になる。これらの改善の結果として、後工程となる手
仕上げ作業を省略し、加工工数を大幅に低減できる。さ
らに、本発明では、速度変化量を考慮した微小な調整も
可能となる。
【0062】
【発明の効果】本発明の数値制御曲面加工装置によれ
ば、自由曲線を描く工具移動軌跡において最適な実加工
速度および切削諸元を決定することにより、切削工具寿
命を延長できる。また、サーボ機構の制御による平均送
り速度の低下を回避するので、数値制御曲面加工装置へ
の負担を軽減し、加工面荒さおよび加工面精度が良い曲
面加工が可能になる。その結果、後工程となる手仕上げ
作業を省略でき、加工工数を大幅に低減できる。さら
に、本発明では、速度変化量を考慮した微小な調整も可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による数値制御曲面加工装置の実施形態
の系統構成を示すブロック図である。
【図2】従来の直線補間加工方法と従来のNURBS補
間加工方法とを比較して示す図である。
【図3】NURBS曲線と制御点との関係を示す図であ
る。
【図4】送り速度のNURBS曲線補間によって変化す
るワーク座標系送り速度と機械座標系送り速度とを比較
して示す図である。
【図5】CLデータの補正方法の一例を示す図である。
【図6】本発明によるCLデータの間引きまたは追加の
方法を示す図である。
【図7】本発明によるNURBS曲線の分割の方法を示
す図である。
【図8】本発明によるワーク座標系から機械座標系への
変換における座標系相互の関係を示す図である。
【図9】本発明によるノットベクトル計算および機械座
標系のNURBS曲線計算の方式を示す図である。
【図10】本発明によるブレンディング係数設定による
NURBS曲線のスムーズ化の方式を示す図である。
【図11】送り速度をNURBS曲線補間する際のノッ
トベクトルの設定方法を示す図である。
【図12】機械座標系送り速度のNURBS曲線とその
制御点の関係を示す図である。
【図13】ブレンディング係数による機械座標系送り速
度の最適化を示す図である。
【符号の説明】
10 上位CAMシステム 11 CLデータ格納用外部ファイル 20 本方式を装備し実行する計算機 40 数値制御装置 41 補正データ記憶エリア 42 NCデータ記憶エリア 43 NC制御機構 50 5軸または4軸制御NC加工機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 純一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業所内 (72)発明者 荒井 宏 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 針原 保 神奈川県横浜市中区尾上町六丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 千葉 修 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業所内 Fターム(参考) 5H269 AB05 AB19 BB03 CC02 DD01 RB11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線移動3軸と少なくとも1つの回転軸
    とを有し数値制御自由曲線補間機能を持つ数値制御装置
    (NC装置)により数値制御される同時多軸制御NC加工
    機を含み主軸送り速度を制御するNCデータを導出する
    手段を備えた数値制御曲面加工装置において、 上位計算機で曲面形状が定義されたワーク座標系で加工
    方向に計算された工具先端位置ベクトルデータと工具主
    軸方向ベクトルおよびワーク座標系における送り速度と
    をCLデータとして読み込み、前記CLデータから前記
    同時多軸制御NC加工機の機械構成に基づき前記NC加
    工機を動作させるための工具移動軌跡として機械座標系
    で直線3軸の位置ベクトルと回転角度と送り速度に変換
    する手段と、 機械座標系における位置ベクトルと回転角度とがNUR
    BS曲線により補間されたNCデータを作成する際に前
    記NURBS曲線ノットベクトルを利用して機械座標系
    の送り速度をNURBS曲線により補間して決定する送
    り速度決定手段と、 前記ワーク座標系の加工速度を前記機械座標系の毎分送
    りの加工速度またはインバースタイム送りの加工速度に
    変換する手段と、 得られたNCデータを上記NC装置に伝送する手段とを
    備えたことを特徴とする数値制御曲面加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の数値制御曲面加工装置
    において、 前記送り速度決定手段は、工具移動軌跡が補間される曲
    線の形態がNURBS曲線を含む自由曲線で定義される
    場合に、工具移動軌跡と同じ表現で表される自由曲線お
    よびそのパラメータを用いて送り速度を補間して導出す
    る手段であることを特徴とする数値制御曲面加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の数値制御曲面
    加工装置において、 前記送り速度決定手段は、工具移動軌跡が直線補間によ
    り表現されるCLデータおよびNCデータを読み込み、
    前記送り速度をNURBS曲線により補間して決定する
    手段であることを特徴とする数値制御曲面加工装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の数値制御曲面加工装置
    において、 CLデータから前記数値制御曲面加工装置の機械構成に
    従って座標系変換により導出された工具送り速度を補間
    する曲線の制御点として用いる際に、前記制御点の値を
    変更しまたは制御点を追加しまたは制御点を削除する手
    段を備えたことを特徴とする数値制御曲面加工装置。
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