JP2001254454A - 建築設備開口部の遮音材及び遮音方法 - Google Patents

建築設備開口部の遮音材及び遮音方法

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JP2001254454A
JP2001254454A JP2000068148A JP2000068148A JP2001254454A JP 2001254454 A JP2001254454 A JP 2001254454A JP 2000068148 A JP2000068148 A JP 2000068148A JP 2000068148 A JP2000068148 A JP 2000068148A JP 2001254454 A JP2001254454 A JP 2001254454A
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equipment
sound insulation
sound
sound insulating
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JP2000068148A
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English (en)
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Kuniaki Togashi
国昭 冨樫
Ryukichi Kikuchi
隆吉 菊池
Takashi Saito
孝 斉藤
Masayuki Uchida
正之 内田
Hiroyuki Sugaya
寛之 菅谷
Satoru Noguchi
悟 野口
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Yoshino Gypsum Co Ltd
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Yoshino Gypsum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築設備開口部の施工に起因する間仕切壁又
は天井材の遮音性能の低下を防止することができる建築
設備開口部の遮音材及び遮音方法を提供する。 【解決手段】 建築設備開口部のシート状遮音材1、
1’は、建築物の間仕切壁W又は天井の内装材30、3
1、32、40に形成された建築設備開口部60、6
1、62の伝達透過音を遮蔽するために、設備開口部の
埋込み型設備器具10、10’又は貫通配管70を隠蔽
領域25、45から被覆する。遮音材は、手指で比較的
容易に切断可能且つ曲げ変形可能な常温可塑性材料の気
密性シートからなり、シートは、1mm以上の厚さ及び
1.0g/cm3 以上の比重を有する。遮音材と設備器具
又は配管とは、弾性接着剤によって接着され、弾性接着
剤は、遮音材と設備器具又は配管との密着性を確保する
とともに、ゴム状弾性体の特性を有する接着層を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築設備開口部の
遮音材及び遮音方法に関するものであり、より詳細に
は、建築物の間仕切壁又は天井の内装材に形成された建
築設備開口部の伝達透過音を遮蔽する遮音材及び遮音方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物又は工作物の間仕切壁は一般に、
防火性能、耐火性能、防音性能又は遮音性能、防振性能
又は振動絶縁性能、断熱性能および防犯性能等の各種性
能を要求される。近年において、間仕切壁の防音性能又
は遮音性能(以下、単に「遮音性能」という。)は、各
住居の独立性を確保し且つ各室の居住性を向上する上で
殊に重視される傾向がある。
【0003】鉄筋コンクリート壁等の湿式工法の壁体か
らなる間仕切壁においては、高い遮音性能を比較的容易
に達成し易い。しかし、この種の間仕切壁は、壁体自重
が比較的大きく、施工容易性及び建築物軽量化等の観点
より難点がある。
【0004】他方、軽鉄間仕切壁等の乾式工法の間仕切
壁は、施工容易性及び建築物軽量化の観点より有利であ
る反面、十分な遮音性能を一般に発揮し難い。従来、乾
式工法の間仕切壁として、石膏ボード等の内装ボード材
料を軽量鉄骨製スタッドの間柱に取付けてなる所謂軸組
構造の軽鉄間仕切壁と、軽量鉄骨製スタッドの間柱を省
略した形式の間仕切壁(一般にノンスタッド構造又はス
タッドレス構造と呼ばれる。)とが、各種建築物におい
て、広く実用に供されている。
【0005】このような乾式工法の間仕切壁の遮音性能
を向上すべく、内装ボード材料自体の遮音性能及び軽鉄
スタッドの配列等がかなり研究されており、この種の研
究の結果、比較的高比重の内装ボード材料を所定配列の
軽鉄スタッドに取付けた構造の間仕切壁によって、鉄筋
コンクリート壁に匹敵する高い遮音性能が得られること
が、既に判明している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
建築物においては、各種電気配線、通信配線、電線配
管、給排水設備配管、空調設備配管又は空調ダクト等
が、間仕切壁の中空部に配線又は配管され、或いは、間
仕切壁を貫通する。多くの配線又は配管は、埋込み型配
線ボックス、給排水衛生器具、或いは、天井付又は壁付
器具などに接続される。
【0007】一般に、壁面又は天井面を構成する内装ボ
ート材料には、埋込み型器具を取付け可能な開口部、或
いは、配管を挿通可能な開口部として、所謂建築設備開
口部が穿設される。このような設備開口部は、器具又は
配管の施工後の穴埋め処理等によって隙間を如何に巧く
気密処理し得たとしても、内装ボード材料の断面欠損が
大きく、結果的には、十分な遮音性能を発揮し難い。
【0008】なお、配線器具の開口部の遮音性能を向上
すべく、配線器具廻りの壁体を二重構造に形成した間仕
切壁の構成が、特開平9−60162号公報に開示され
ている。この形式の間仕切壁構造によれば、ある程度
は、間仕切壁の遮音性能を向上し得るかもしれない。し
かしながら、同公報に開示された間仕切壁構造では、間
仕切壁の中空部に内装ボート材料を更に配設しなければ
ならず、この結果、施工工程が煩雑化するばかりでな
く、施工工数、部品点数及び工期等が大幅に増大ないし
長期化するであろう。このため、このような二重構造壁
の構成は、実務的には、採用し難い事情がある。
【0009】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、建築設備開口部の施
工に起因する間仕切壁又は天井材の遮音性能の低下を防
止することができる建築設備開口部の遮音材及び遮音方
法を提供することにある。
【0010】本発明は又、建築設備開口部の遮音処理を
手作業で簡易且つ迅速に実施することができる建築設備
開口部の遮音材及び遮音方法を提供することを目的とす
る。本発明は更に、上記遮音材による建築設備開口部の
遮音処理により、所望の遮音性能を確保し得る間仕切壁
構造及び天井構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
目的を達成すべく、建築物の間仕切壁又は天井の内装材
に形成された建築設備開口部の伝達透過音を遮蔽するた
めに、前記設備開口部の埋込み型設備器具又は貫通配管
を隠蔽領域から被覆する建築設備開口部のシート状遮音
材であって、該遮音材は、比較的容易に切断可能且つ曲
げ変形可能な常温可塑性材料の気密性シートからなり、
該シートは、1mm以上の厚さ及び1.0g/cm3 以上の
比重を有することを特徴とする建築設備開口部の遮音材
を提供する。
【0012】本発明の上記構成によれば、シート状の遮
音材は、大気温度の施工現場において、手指で直に又は
手動操作工具を用いて比較的容易に切断し又は曲げ変形
することができる常温可塑性を有するので、作業員は、
間仕切壁の中空部又は天井裏領域に突出する埋込み形設
備器具の外面又は貫通配管の輪郭に相応した形態に遮音
材を簡易且つ迅速に賦形し、埋込み形設備器具又は貫通
配管を全体的に被覆することができる。遮音材の素材
は、気密性を有するので、空気伝播による騒音伝達を防
止する。
【0013】しかも、遮音材は、1mm以上の厚さ及び
1.0g/cm3 以上の比重を有し、設備器具又は配管を
構成する金属材料又は硬質樹脂材料とは全く異なる振動
応答特性を有し、共振作用又は共鳴作用に伴う騒音伝達
を防止する。即ち、室内騒音により励起した設備器具又
は配管の振動は、遮音効果の劣化周波数域が相違する異
種材料の接触により減衰し、このため、遮音材には、僅
かな振動が伝達するにすぎない。従って、設備器具又は
配管の振動は、遮音材の制振効果により減衰し、間仕切
壁中空部又は天井裏領域の空気、即ち、隠蔽領域の空気
には実質的に伝達しない。なお、本明細書において、常
温とは、外界の大気温度又は一般的な建築現場の雰囲気
温度を意味する。
【0014】好ましくは、遮音材と設備器具又は配管と
は、弾性接着剤によって相互接着される。弾性接着剤
は、遮音材と設備器具又は配管との密着性を確保すると
ともに、ゴム状弾性体の特性を有する接着層を遮音材と
設備器具又は配管との間に形成する。接着層は、面密度
又は固有周波数が異質の異種材料層を構成する。設備器
具又は配管を構成する金属又は硬質樹脂の振動は、固有
周波数が比較的低い接着層との接触による制振効果によ
り更に減衰する。この結果、設備器具又は配管を介して
隠蔽領域に伝達する騒音のレベルは、更に低下する。
【0015】本発明は又、上記構成の遮音材を使用した
建築設備開口部の遮音方法を提供する。作業員は、設備
器具を内装材に取付けた後、該設備器具の形態に相応し
て前記遮音材を部分切断し且つ曲げ変形し、遮音材を隠
蔽領域から接着手段によって設備器具の外面全体に貼着
する。作業員は又、内装材を貫通する貫通配管を施工し
た後、該貫通配管の形態に相応して遮音材を部分切断し
且つ曲げ変形し、遮音材を隠蔽領域から接着手段によっ
て貫通配管の外面に貼着する。
【0016】上記遮音材は、比較的均等な厚さを有する
遮音シートとして施工現場に供給されるので、作業員
は、多種の設備器具埋込み部又は配管貫通部を画一的な
作業により確実且つ均一に遮音処理することができる。
好ましくは、上記接着手段として、弾性接着剤が使用さ
れる。
【0017】本発明は更に、上記遮音材を建築設備開口
部に使用した中空構造の間仕切壁構造又は天井構造を提
供する。遮音材は、内装材に取付けられた設備器具を間
仕切壁の中空部、或いは、天井裏領域から全体的に被覆
する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態によれ
ば、上記遮音材は、常温粘弾性を有し、該シートの表面
は、設備器具又は貫通配管の表面に少なくとも過渡的に
粘着する粘着性を備える。他の観点より、上記遮音材
は、有機質バインダー、無機充填材及び無機膨張材を主
成分とする混合物の一体成形品からなる。更に他の観点
より、上記遮音材は、シート状基材に油性粘土を一体的
に積層したシート状物、或いは、気密性シート状基材に
粘弾性材料を一体的に積層したシート状物からなる。な
お、遮音材として、鉛等の高比重且つ軟質の金属を使用
しても良い。
【0019】本発明の好ましい実施形態において、上記
遮音材は、2mm以上の厚さを有し、1.2g/cm3 以上
の比重を有する。好適には、遮音材は、均一な厚さの定
型シートとして建設現場に供給される。このような定型
遮音シートによれば、現場作業員は、職種に関わらず、
画一的な設備開口部の遮音処理を施すことができるの
で、建設現場の品質を管理する上で有利である。
【0020】本発明の実施形態において、上記設備器具
として、電源コンセントの壁面埋込み型配線ボックス、
電話配線又は通信配線の壁面埋込み型アウトレットボッ
クス、空調制御配線の壁面又は天井面埋込み型配線ボッ
クス、空調制御用の壁面又は天井面埋込み型操作機器又
は計測機器、空調吹出し口又は吸込み口等の天井付又は
壁付器具、或いは、天井埋込み型照明器具などを例示し
得る。また、貫通配管として、電気配線、電話配線又は
計装配線等を通線可能な金属又は樹脂配管、給水、給湯
又はガス等の給排水設備配管、冷温水管、制御エアー又
は空調空気送風ダクト等の空調設備配管が例示される。
【0021】図1は、本発明の好適な実施形態に係る遮
音材の正面図及び側面図であり、図2は、図1に示す遮
音材の使用方法を示す正面図及び側面図である。遮音材
は、建築設備器具10(仮想線で示す)を全体的に被覆
可能な外形寸法を有する正面視正方形の遮音シート1か
らなる。建築設備器具10の各辺が5〜20cm程度の寸
法を有する場合、遮音シート1の各辺は、例えば、15
〜30cm程度の寸法に設定される。また、遮音シート1
は、3.0〜3.5mmの厚さを有する。
【0022】使用において、遮音シート1には、図1
(A)に破線で示す如く、切込み2が入れられ、建築設
備器具10の外形輪郭(図2に実線で示す)に相応した
形態に部分切断される。建築設備器具10は、配管接続
部11及び電線配管12を備えた電源コンセントの配線
ボックスからなる。図2(A)に示す如く、方形切欠き
部3が、遮音シート1の各角部に形成され、切断線4
が、配管接続部11に相応する位置に形成される。遮音
シート1の中央領域5は、建築設備器具10の後壁15
に対応する形状・寸法を有し、遮音シート1の各フラッ
プ部6は、建築設備器具10の頂壁16、底壁17及び
側壁18に相応する形状・寸法を有する。接着材又は接
着剤、或いは、両面粘着テープ等の接着手段7が、中央
領域5及びフラップ部6の適所に塗布又は貼着される。
【0023】好ましくは、弾性接着剤が接着手段7とし
て使用される。弾性接着剤は、硬化後にゴム状弾性体の
特性を発揮する接着剤であり、弾性接着剤の接着層は、
一般に100〜200%の伸びを示す。接着層は、外的
な振動又は応力をその弾性により吸収する特性を有し、
建築設備器具10を構成する金属又は硬質樹脂の振動応
答特性とは全く相違する振動応答特性を示す。弾性接着
剤として、シリコーン系、変成シリコーン系、ポリサル
ファイド系、ポリウレタン系、エポキシ樹脂系、変成ポ
リマー系、合成ゴム系、天然ゴム系、塩化ビニル樹脂
系、アクリル樹脂系等の各種弾性接着剤が知られてい
る。この他、酢酸ビニル共重合体(可塑剤、マイカ及び
水酸化アルミニウムを含む)の弾性接着剤や、弾性接着
剤に発泡剤及び可塑剤を添加した発泡剤添加型の弾性接
着剤等を使用しても良い。なお、弾性接着剤は、エマル
ジョン型又は溶剤型のいずれの形式のものであっても良
い。
【0024】遮音シート1は、建築設備器具10を背後
から包装するように塑性変形し、図2(B)に示す如
く、後壁15、頂壁16、底壁17及び側壁18を完全
に被覆する。接着手段7は、遮音シート1を建築設備器
具10の背面に接着し、遮音シート1を建築設備器具1
0上に固定する。フラップ部6の側縁部8は、相互に部
分重合して密着し、フラップ部6の外縁部9は、内装ボ
ード材料(仮想線で示す)に密着する。なお、切断線4
は、頂壁16を被覆する際に拡開し、配管接続部11の
外周面に密着する。所望により、配管接続部11を挿通
可能な円形開口を切断線4上に形成しても良い。
【0025】かくして、建築設備器具10の背面全域を
被覆する遮音層が建築設備器具10上に形成される。遮
音層は、弾性接着剤層及び遮音シート1を含み、設備器
具10における振動伝達経路は、固有周波数が相違する
異種素材、即ち、金属又は硬質樹脂(配線ボックス1
0)、弾性接着材層及び気密性常温可塑材料層(遮音シ
ート1)により構成される。室内騒音は、振動として設
備器具10に伝達した後、振動応答特性が相違する異種
素材の振動減衰作用により減衰するので、間仕切壁の中
空域又は天井裏領域の空気振動を励起せず、これらの隠
蔽領域に騒音として伝達し難い。
【0026】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る遮
音シートを使用した間仕切壁の実施例について、詳細に
説明する。図3は、軽鉄間仕切壁の全体構造を示す部分
破断縦断面図であり、図4は、図1に示す間仕切壁の部
分破断横断面図である。
【0027】間仕切壁Wの施工において、図3に示す如
く、軽量鉄骨製床ランナ20が、床スラブ等の床構造体
F上に配置され、軽量鉄骨製天井ランナ21が、上階床
スラブ等の上階構造体Cに固定される。軽量鉄骨製スタ
ッド22を床ランナ20及び天井ランナ21の間に建込
むことにより、間仕切壁Wの軸組構造体が壁芯位置に形
成される。スタッド22は、図4に示す如く、壁芯に対
して千鳥形態に整列配置され、軸組構造体は、ダブル配
列形式の軽鉄壁下地を構成する。
【0028】下張り材として、石膏ボード等の内装ボー
ド材料30が、ビス及び/又は接着剤等によってスタッ
ド22に固定され、上張り材として、石膏ボード等の内
装ボード材料31が、ステープル及び/又は接着剤等に
よって内装ボード材料30上に固定される。内装ボード
材料31の表面には、塗装又はクロス貼り仕上等の所望
の内装仕上材料32が、塗布又は接着される。
【0029】中空域25が、両側の内装ボード材30の
間に形成される。中空域25には、断熱・吸音材23が
充填される。断熱・吸音材23は、図4に示す如く、ス
タッド22を迂回するように壁芯に沿って連続的に延び
る。
【0030】天井部分には、天井下地(図示せず)が形
成される。天井下地は、天井吊りボルト等によって上階
構造体Fから懸吊した天井下地用の軽量鉄骨製バー材又
はランナ部材によって形成される。石膏ボード又はロッ
クウール吸音板等の内装ボード材料40(仮想線で示
す)が、ビス等の係止具によって天井下地の下面に固定
される。
【0031】図3及び図4に示す軽鉄間仕切壁Wの各構
成材料として、例えば、以下の建築材料が使用される。 軽鉄床ランナ20 :軽量型鋼C−100mm×45mm×
0.6mm 軽鉄天井ランナ21:軽量型鋼C−100mm×45mm×
0.6mm 軽鉄スタッド22 :軽量型鋼C−65mm×45mm×
0.6mm 内装ボード材30 :両面ボード用原紙張り繊維混入石
膏板・厚さ9.5mm 内装ボード材31 :強化せっこうボード・厚さ21mm 断熱・吸音材23 :グラスウール24k・厚さ50mm 間仕切壁Wの中空域25及び天井裏領域45には、電気
配線用配管、空調制御配線用配管、給水配管又は給湯配
管等の各種系統の配管が施工される。これらの配管を接
続可能な建築設備器具又は配線器具として、電源コンセ
ントの金属製配線ボックス10が、図3及び図4に例示
されている。電線配管12が、中空域25内を垂下し、
電線配管12の下端部が、配管接続部11に接続され
る。電線配管12は、電線13を通線可能な金属管又は
樹脂管からなり、係止具等によって軽鉄スタッド22等
に固定され、中空域25内に垂直に支持される。
【0032】図5は、配線ボックス10の取付け構造を
示す拡大縦断面図である。配線ボックス10内には、コ
ンセント本体50が収納される。コンセント本体50
は、電線13を結線可能な端子台等を備えるとともに、
コンセントソケット51及びコンセントプレート52を
有する。ソケット51及びプレート52は、間仕切壁W
の室内側壁面に露出する。
【0033】配線ボックス10よりも若干小さい寸法の
方形開口部60が、内装ボード材料30、31に穿設さ
れる。配線ボックス10の外縁部は、開口部60に対し
て中空域25側から整合し、開口部60の周縁部に接す
る。所望により、ビス等の係止具(図示せず)によって
配線ボックス10を内装ボード材料30、31に係止し
ても良い。
【0034】作業員は、配線ボックス10及び電線配管
12を中空域25内に施工した後、遮音シート1を配線
ボックス10の裏面全域に積層し、配線ボックス10を
全体的に被覆する。被覆工程において、作業員は、図1
に示す如く、遮音シート1を手指又は切断具によって部
分切断し、方形切欠き部3及び切断線4を遮音シートに
形成した後、接着手段7を遮音シート1上に設け、しか
る後、配線ボックス10を背後から包装するように遮音
シート1を変形して、後壁15、頂壁16、底壁17及
び側壁18を中空域25の側から遮音シート1で被覆す
れば良い。好適には、接着手段7は、弾性接着剤を遮音
シート1の適所に塗布することにより形成した弾性塗膜
層からなる。所望により、弾性接着剤を遮音シート1の
全域に塗布しても良い。
【0035】フラップ部6の側縁部8(図2)は、隣接
するフラップ部6の側縁部8と部分的に重合して互いに
密着し、フラップ部6の外縁部9は、内装ボード材30
の裏面に密着する。遮音シート1が頂壁16を被覆する
際、切断線4は、配管接続部11に整合するように自然
に拡開し、配管接続部11の外周面に密着するように変
形する。
【0036】電源コンセントは、図4に示す如く、間仕
切壁Wの両側の壁面に配設される。電源コンセント同士
は、少なくとも1,000mmの相互離間距離Lを隔てて
間仕切壁Wに配置される。本願発明者は、図3及び図4
に示す間仕切壁Wと、建築設備開口を全く形成していな
い同一構造の間仕切壁とに関し、遮音試験を実施した。
この結果、電源コンセントの相互離間距離Lを1,00
0mm以上確保した間仕切壁Wは、建築設備開口を全く設
けていない間仕切壁の遮音特性と実質的に同一の遮音特
性を発揮し、両者の遮音性能は、計測誤差程度の相違を
示すにすぎなかった。即ち、上記遮音シート1により建
築設備開口部60を適切に遮音処理した間仕切壁Wは、
建築設備開口部60の相互距離を極端に接近しない限
り、この種の開口部を設けていない間仕切壁と実質的に
同じ遮音性能を発揮すると判明した。なお、図3に破線
で示す如く、電源コンセントを間仕切壁Wの上部に設け
る場合、上下方向の相互離間距離Hも又、水平離間距離
Lと同様、1,000mm以上の距離を確保することが望
ましい。従って、間仕切壁Wの各側に夫々配置される電
源コンセントは、好ましくは、少なくとも半径1,00
0mmの壁面見付け面積範囲には重複して配置しないよう
に施工上配慮すべきである。
【0037】電源コンセント等の建築設備器具は、間仕
切壁Wに配設されるばかりでなく、天井面にも配置され
る。図3には、内装ボード材料40の方形開口部61に
取付けられた空調制御機器又は防災器具等の建築設備器
具10’が破線で図示されている。建築設備器具10’
も又、配線ボックス10と同様、遮音シート1によって
被覆され、天井裏領域45及び室内雰囲気の相互の騒音
伝達レベルは、遮音シート1の配設によって低下する。
【0038】また、間仕切壁Wを貫通する建築設備配管
70が、図3に示されている。配管70は、天井裏領域
45において、内装ボード材料30、31の円形開口部
62を貫通する。図6には、配管70の貫通部を遮音処
理するための円形遮音シート1’が図示されている。作
業員は、配管70を施工した後、円形輪郭の遮音シート
1’に切込み2’を形成し且つ弾性接着剤7を略全域に
塗布し(図6(A))、切込み2を若干拡開して配管7
0に嵌着する(図6(B))。遮音シート1’の中心領
域は、配管70に接着し、遮音シート1’の外周部は、
内装ボード材料31に密着する。遮音シート1’の配設
により、間仕切壁Wの両側に位置する天井裏領域45の
相互の騒音伝達レベルは低下する。
【0039】以上、本発明の好適な実施例について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で
種々の変形又は変更が可能である。
【0040】例えば、上記各実施例においては、内装ボ
ード材料として、主に石膏ボードを使用しているが、内
装ボード材料として、珪酸カルシウム板、フレキシブル
ボード又はセメント系押出し成形板等の各種の建築内装
工事用ボード材料を使用しても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1乃至10に
記載された本発明の構成によれば、建築設備開口部の施
工に起因する間仕切壁又は天井材の遮音性能の低下を防
止することができ、しかも、建築設備開口部の遮音処理
を手作業で簡易且つ迅速に実施することができる建築設
備開口部の遮音材及び遮音方法を提供することができ
る。
【0042】また、請求項11又は12に記載された本
発明の構成によれば、上記遮音材による建築設備開口部
の遮音処理により、所望の遮音性能を確保し得る間仕切
壁構造及び天井構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施形態に係る遮音材の正面図
(A図)及び側面図(B図)である。
【図2】図1に示す遮音材の使用形態を示す正面図(A
図)及び側面図(B図)である。
【図3】本発明に係る遮音材を使用した軽鉄間仕切壁の
全体構造を示す部分破断縦断面図である。
【図4】図1に示す間仕切壁の部分破断横断面図であ
る。
【図5】図3及び図4に示す配線ボックスの取付け詳細
を示す拡大縦断面図である。
【図6】配管の貫通部を遮音処理するための円形遮音シ
ートの正面図(A図)及び側面図(B図)である。
【符号の説明】
1 遮音材(遮音シート) 2 切込み 3 方形切欠き部 4 切断線 5 中央領域 6 フラップ部 7 接着手段 8 側縁部 9 外縁部 10 建築設備器具(配線ボックス) 11 配管接続部 12 電気配管 15 後壁 16 頂壁 17 底壁 18 側壁 20 軽量鉄骨製床ランナ 21 軽量鉄骨製天井ランナ 22 軽量鉄骨製スタッド 25 中空域(隠蔽領域) 30、31、40 内装ボード材料 32 内装仕上材料 45 天井裏領域(隠蔽領域) W 間仕切壁 F 床構造体 C 上階構造体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月24日(2000.4.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る遮
音シートを使用した間仕切壁の実施例について、詳細に
説明する。図3は、軽鉄間仕切壁の全体構造を示す部分
破断縦断面図であり、図4は、図に示す間仕切壁の部
分破断横断面図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】図に示す間仕切壁の部分破断横断面図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 孝 東京都足立区江北2−1−1 吉野石膏株 式会社商品開発部内 (72)発明者 内田 正之 東京都足立区江北2−1−1 吉野石膏株 式会社商品開発部内 (72)発明者 菅谷 寛之 東京都足立区江北2−1−1 吉野石膏株 式会社商品開発部内 (72)発明者 野口 悟 東京都足立区江北2−1−1 吉野石膏株 式会社商品開発部内 Fターム(参考) 2E001 DF02 FA07 FA14 GA01 GA12 GA24 GA55 HA03 HA32 HB02 HD03 HD06 HD13 HE01 JA25 JD08 KA01 KA03 KA07 KA08 LA04 LA12 LA16

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の間仕切壁又は天井の内装材に形
    成された建築設備開口部の伝達透過音を遮蔽するため
    に、前記設備開口部の埋込み型設備器具又は貫通配管を
    隠蔽領域から被覆する建築設備開口部のシート状遮音材
    であって、 該遮音材は、比較的容易に切断可能且つ曲げ変形可能な
    常温可塑性材料の気密性シートからなり、該シートは、
    1mm以上の厚さ及び1.0g/cm3 以上の比重を有する
    ことを特徴とする建築設備開口部の遮音材。
  2. 【請求項2】 前記遮音材と前記設備器具又は配管と
    は、弾性接着剤によって接着され、該弾性接着剤は、前
    記遮音材と前記設備器具又は配管との密着性を確保する
    とともに、ゴム状弾性体の特性を有する接着層を前記遮
    音材と前記設備器具又は配管との間に形成することを特
    徴とする請求項1に記載の遮音材。
  3. 【請求項3】 前記シートは、常温粘弾性を有し、該シ
    ートの表面は、設備器具又は貫通配管の表面に少なくと
    も過渡的に粘着する粘着性を備えることを特徴とする請
    求項1に記載の遮音材。
  4. 【請求項4】 前記シートは、有機質バインダー、無機
    充填材及び無機膨張材を主成分とする混合物の一体成形
    品からなることを特徴とする請求項1に記載の遮音材。
  5. 【請求項5】 前記シートは、シート状基材に油性粘土
    を一体的に積層したシート状物からなることを特徴とす
    る請求項1に記載の遮音材。
  6. 【請求項6】 前記シートは、気密性シート状基材に粘
    弾性材料を一体的に積層したシート状物からなることを
    特徴とする請求項1に記載の遮音材。
  7. 【請求項7】 前記シートは、シート状の鉛からなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の遮音材。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の遮音材を使用した建築
    設備開口部の遮音方法であって、前記設備器具を内装材
    に取付けた後、該設備器具の形態に相応して前記遮音材
    を部分切断し且つ曲げ変形し、前記遮音材を隠蔽領域か
    ら接着手段によって前記設備器具の外面全体に貼着する
    ことを特徴とする建築設備開口部の遮音方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の遮音材を使用した建築
    設備開口部の遮音方法であって、前記内装材を貫通する
    前記貫通配管を施工した後、該貫通配管の形態に相応し
    て前記遮音材を部分切断し且つ曲げ変形し、前記遮音材
    を隠蔽領域から接着手段によって前記貫通配管の外面に
    貼着することを特徴とする建築設備開口部の遮音方法。
  10. 【請求項10】 前記接着手段として、弾性接着剤を用
    いたことを特徴とする請求項8又は9に記載の遮音方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載
    の遮音材を建築設備開口部に使用した中空の間仕切壁構
    造であって、前記遮音材は、内装材に取付けられた前記
    設備器具を間仕切壁の中空部から全体的に被覆すること
    を特徴とする間仕切壁構造。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載
    の遮音材を建築設備開口部に使用した天井構造であっ
    て、前記遮音材は、内装材に取付けられた前記設備器具
    を天井裏領域から全体的に被覆することを特徴とする天
    井構造。
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