JP2001253301A - 補助荷台を有する貨物自動車 - Google Patents

補助荷台を有する貨物自動車

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JP2001253301A
JP2001253301A JP2000066817A JP2000066817A JP2001253301A JP 2001253301 A JP2001253301 A JP 2001253301A JP 2000066817 A JP2000066817 A JP 2000066817A JP 2000066817 A JP2000066817 A JP 2000066817A JP 2001253301 A JP2001253301 A JP 2001253301A
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JP
Japan
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roof
truck
frame
plate body
auxiliary carrier
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JP2000066817A
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Tomonori Hirose
知教 広瀬
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VENTECH KK
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VENTECH KK
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雨天時にも積載品や屋根に付着した雨滴や雨
水等を飛散させることがなく、製作、組立ての容易な補
助荷台を有する貨物自動車を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 貨物自動車の車体(1)の屋根(2)上
に、枠体(9)により周囲を囲繞して形成された補助荷
台において、枠体(9)を板体により構成し、屋根
(2)の排水溝の外側に水密的に取り付けたものであ
る。なお、板体は、断面L字状の部材から構成するのが
良く、また、板体はその上縁部と下縁部において水密的
に接続された複数枚の部材からなるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、補助荷台を有す
る貨物自動車に関し、特に、屋根上に枠体により周囲を
囲繞して形成された補助荷台を有する貨物自動車に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の補助荷台を有する貨物自
動車は、品種の多い飲料缶や飲料瓶を自動販売機に供給
し、その空缶や空瓶を回収することを目的として製造さ
れ、飲料製品の供給業者には必須の運搬手段となってい
る。すなわち、図8に示されるように、車体1の積載室
の屋根2には、金属管などを組立てた柵3が取付けら
れ、また、柵3には、必要に応じて目隠し板4が取付け
られている。目隠し板4は、空缶を収納した袋を人目に
付かないようにするとともに、破れた袋から出た空缶や
空瓶等が屋根から落下しないようにするためのものであ
る。なお、空缶等の収納袋を補助荷台に納めたり、そこ
から取り出すために、車体1の後部には、はしご5が取
り付けられ、屋根2の後部には、作業者の足場6が形成
されている。なお、7,7は両側面に設けられた引き戸
式の扉であり、8は後部の跳ね上げ式の扉である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような貨物自動車
の屋根上に、枠体により周囲を囲繞して形成された補助
荷台は、自動販売機からの空缶等の回収については充分
な機能を果たしているが、雨天時には、屋根や補助荷台
に積載された空缶等を収納した袋(ビニル袋が多い)に
付着した雨滴や雨水が、貨物自動車の走行の際、特に、
道路の湾曲部や曲がり角で発生する遠心力により、車体
外に飛散することがあり、歩道の歩行者等に迷惑をかけ
ることがあった。
【0004】この発明は、このような欠点を解消するた
めになされたもので、雨天時に積載品や屋根に付着した
雨滴や雨水を飛散させることがなく、製作、組立ての容
易な補助荷台を有する貨物自動車を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、屋根上に枠体により周囲を囲繞して形
成された補助荷台を有する貨物自動車において、前記枠
体を板体により構成し、屋根の排水溝の外側に水密的に
取り付けたものである。また、板体は、断面L字形をな
す部材からなるのが良く、そして、上縁部と下縁部にお
いて水蜜的に接続された複数枚の部材から構成されるの
が好ましい。
【0006】
【発明の実施の態様】以下、この発明の実施例を図に示
された補助荷台を有する貨物自動車について説明する。
なお、同一、または、相当部分には同一符号が付されて
いる。
【0007】図1において、従来の補助荷台を有する貨
物自動車と相違する部分は、柵3すなわち枠体9が異な
るところのみであり、その他の部分は図8に示される従
来の補助荷台を有する貨物自動車と同じであり、それら
の部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0008】枠体9は、溶接等により接続して一体化さ
れた前部9aおよび側部9b、9b板体10と、別体に
形成された後部9cの板体10とからなり、いずれも屋
根2に水密的に取り付けられ、両側部9b,9bと後部
9cとの間も水密的に接合されている。屋根2と枠体9
に囲まれた空間Sが回収される空缶等を収納した袋を積
載する空間である。
【0009】図2は、周囲に段部2aのある屋根2に枠
体9を取り付けた実施例を示すための要部断面図であ
る。屋根2の周囲の段部2aには、リベット11等の取
付手段により枠体9が取付けられ、両者の間から雨水等
の漏洩を防止するために、屋根2の表面と枠体9の端面
の境界にはシール剤12が施されている。かくして、段
部2aを有する屋根2の周囲には、排水溝13が形成さ
れる。なお、枠体9を構成する板体10は、車体1の側
部部材14,14、を延長して形成することもでき、こ
の場合には、リベット11やシール剤12はその必要が
ない。
【0010】排水溝13の雨水等は、図3および図4に
示されるように、車体1の角部に形成された排水孔15
から、車体1の構成材である中空の押出し角柱の内部に
配置された丸形管16を介して車体1の下方に突出する
排出口17から排出される。
【0011】図5および図6は、平らな屋根2に枠体9
を取り付けた実施例を示すための要部平面図および縦断
面図である。屋根2の周囲には、図示しないリベット等
の取付手段により枠体9が取付けられ、両者の間から雨
水等の漏洩を防止するために、屋根2の表面と枠体の境
界には適当なシール剤が適用される。平らな屋根2に
は、枠体9の内側に沿って四角形をなす排水溝13が形
成され、その角部には、車体1の角部である外方に向け
て排水溝13の延長部13aが形成され、排水孔15に
連通している。したがって、排水溝13中の雨水等は、
排水孔15に至り、排水孔15から排水管16を経てそ
の排出口17から車体の下方に排出されるものである。
【0012】枠体9を構成する板体10は、図7(A)
に示されるように、垂直部10aおよび水平部10bか
らなり、断面L字状をなし、上方に向って内方に湾曲し
ている。なお、この湾曲は意匠的な効果を有するが、垂
直部10aを必ず湾曲させる必要はない。
【0013】板体10を複数の部材18(図7(B))
や部材19(図7(C))を接続して構成することもで
きる。部材18は、その上縁部18Cに接続部を有し、
この接続部と対応する接続部をその下縁部に有する
(A)図の部材10や(C)図の部材19と接続するこ
とができる。各部材10,18,19は、軽合金や樹脂
から成形される。したがって、接続部は、図7の
(A)、(B)および(C)に示されるように、断面コ
字形の溝20を2個所に設け、弾性的に嵌合させるか、
側面から摺動的に嵌合するようにするのが良い。
【0014】かくして、これらの枠体9は、組立てが容
易で、かつ、道路の湾曲部や曲がり角で走行する貨物自
動車に発生する遠心力により、積載品や屋根に付着した
雨滴や雨水を飛散させることがない。また、自動販売機
の空缶の回収にあっては、万が一回収袋が破れ、缶中の
飲み残しの飲料がある場合にも、その飲料を貨物自動車
の周囲に飛散させるという、最悪の事態は防止すること
ができる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、屋根上の補助荷台を
形成する枠体を板体とし、屋根の排水溝の外側に水密的
に取り付けたので、屋根上の補助荷台から雨滴や雨水を
飛散させるこがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の実施例を示す補助荷台を有
する貨物自動車の斜視図である。
【図2】図2は、この発明の実施例である周囲に段部の
ある屋根に補助荷台を取り付けた貨物自動車の要部断面
図である。
【図3】図3は、図2の貨物自動車の要部平面図であ
る。
【図4】図4は、図3のB−B線に沿う貨物自動車の要
部縦断面図である。
【図5】図5は、この発明の他の実施例を示す補助荷台
を有する貨物自動車の要部平面図である。
【図6】図6は、図5の貨物自動車の要部縦断面図であ
る。
【図7】図7は、枠体を構成する板体の各部材を示し、
(A)図は断面図、(B)図は側面図、(C)図も側面
図である。
【図8】図8は、従来の補助荷台を有する貨物自動車の
斜視図である。
【符号の説明】
1 車体 2 屋根 9 枠体 10 板体 11 リベット 12 シール剤 13 排水溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根上に枠体により周囲を囲繞して形成
    された補助荷台を有する貨物自動車において、前記枠体
    を板体により構成し、屋根の排水溝の外側に水密的に取
    り付けたことを特徴とする補助荷台を有する貨物自動
    車。
  2. 【請求項2】 前記板体が断面L字状の部材からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の貨物自動車。
  3. 【請求項3】 前記板体が、上縁部と下縁部において水
    密的に接続された複数枚の部材からなることを特徴とす
    る請求項2記載の貨物自動車。
JP2000066817A 2000-03-10 2000-03-10 補助荷台を有する貨物自動車 Pending JP2001253301A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008195348A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 車両および作業機械
JP2011131780A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Meidai:Kk ベンディングカーの荷箱構造
US9587376B1 (en) 2015-09-14 2017-03-07 Komatsu Ltd. Drainage structure for a work vehicle
EP3153631A1 (en) * 2015-10-05 2017-04-12 Komatsu Ltd. Work vehicle

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JP2011131780A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Meidai:Kk ベンディングカーの荷箱構造
US9587376B1 (en) 2015-09-14 2017-03-07 Komatsu Ltd. Drainage structure for a work vehicle
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