JP2000159146A - 自動車のルーフ構造 - Google Patents
自動車のルーフ構造Info
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- JP2000159146A JP2000159146A JP10352084A JP35208498A JP2000159146A JP 2000159146 A JP2000159146 A JP 2000159146A JP 10352084 A JP10352084 A JP 10352084A JP 35208498 A JP35208498 A JP 35208498A JP 2000159146 A JP2000159146 A JP 2000159146A
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Abstract
を開いたときにドア開口上縁から車室内に滴下するのを
防止すること。 【解決手段】 ルーフパネル1の左右両側にルーフドリ
ップ6を形成し、両ルーフドリップ6間には前端に横ビ
ード2を形成するとともに横ビード2の後方に間隔をお
いて複数の縦ビード3を互いに平行に形成し、各ビード
間に形成される溝をルーフドリップ6に連通させた自動
車のルーフ構造において、横ビード2の後側左右両端の
ーナ部21をアール形状に形成するとともに、縦ビード
3のうち左右最外端の縦ビード3aの前端を他の縦ビー
ド3よりも前方へ延出させてアール形状の上記コーナ部
21に対向させ、横ビード2に沿って車幅方向に流れる
雨水が上記コーナ部21に沿って前方へ流れフロントピ
ラー7に沿って排出される構造とした。
Description
造、特にルーフパネルにビードを形成したルーフ構造に
関するものである。
強化したルーフ構造は、比較的ルーフ位置が高いトラッ
クバン等の自動車において多く採用されている。この場
合、ビードは、これ等の間に形成される溝を伝って流れ
る雨水が左右のフロントピラーに沿って流下排出される
ように配設されている(実開平5−89612号)。
もので、車両のルーフパネル1にはその左右両側にルー
フドリップ6が形成され、両ルーフドリップ6間には前
端に上方へ突出し車幅方向に延びる横ビード2が形成さ
れるとともに、上方へ突出し車両前後方向に延びる複数
の縦ビード3が互いに平行に形成され、これにより各縦
ビード3間には凹状の縦溝4が形成され、横ビード2
と、これと一定の間隔をおいて対向する縦ビード3の前
端との間には車幅方向に延びる横溝5が形成されてい
る。横溝2はルーフドリップ6に連通している。
フの雨水は各縦溝4を前方へ流下して横溝5に集めら
れ、集められた雨水は左右に流れてルーフドリップ6に
入り、ルーフドリップ6からフロントガラス8をフロン
トピラー7に沿って流下排出されるようになっている。
いと、図2において破線で示すように横ビード2の後側
面に沿って横溝5を流れる雨水Wはその流勢で、ほぼ直
角状の上記後側面の端末コーナ部21を離れてそのまま
車幅方向に流れ、ルーフドリップ6を乗り越えて車体側
面のドア開口上縁に至り、ドア9やドアガラス90を開
いたときに、ドア開口上縁から滴下する。車体の側面は
一般に下方へ向けて広がるように傾斜しているから、滴
下した雨水が車室内のシート等を汚すおそれがあった。
した自動車において、上記した車室への雨水の滴下を防
止することを課題としてなされたっものである。
の左右両側にルーフドリップを形成し、両ルーフドリッ
プ間には前端に車幅方向に延びる横ビードを形成すると
ともに、横ビードの後方にこれと離隔して車両前後方向
に延びる縦ビードを所定間隔をおいて複数形成し、各ビ
ード間に形成される溝を雨水排水路としてルーフドリッ
プに連通させた自動車のルーフ構造において、横ビード
の後側左右後端のコーナ部を、横ビードに沿って車幅方
向に流れる雨水を車両前方へ指向させるアール形状に形
成する。かつ、横ビードの上記コーナ部をアール形状と
したことに対応して縦ビードのうちの左右最外端の縦ビ
ードの前端を、他の縦ビードの前端よりも前方へ延出せ
しめて上記アール形状のコーナ部と対向せしめる。
面に沿って車幅方向に流れる雨水は、横ビードの両端で
アール形状のコーナ部に沿い前方へ流下する。また、雨
量が多く、横溝を流れる雨水の一部が横ビードの両端か
ら更に直進しても、延出せしめた最外端の縦ビードの前
端部により遮られて方向を変えて前方へ流下する。
すように、トラックのキャビンのルーフパネル1は、車
幅方向中央の主ルーフパネル1Aと、左右両側の副ルー
フパネル1Bからなり、図1(C)に示すように両パネ
ル1A,1Bはこれらの端縁11,12で溶接してあ
る。
代を残して車幅方向に横ビード2が形成してある。横ビ
ード2は広幅で、その上面は、フロントガラス8面を連
続する曲面としてあり、後側面および左右の両端面はほ
ぼ垂直面としてある。横ビード2の後側の左右両端のコ
ーナ部21は、上記端面の前端から円弧状に湾曲して後
側面に連なるアール形状としてある。コーナ部21の曲
率半径はほぼ70〜120mmである。なお、図におい
て80はフロントガラス8を囲むウインドモールであ
る。
所定の間隔をおいて、車両の前後方向に延びる複数の縦
ビード3が形成してあり、各縦ビード3間には凹状の縦
溝4が形成されている。各縦ビード3は、高さは横ビー
ド2とほぼ同じで幅は横ビード2よりも狭くしてある。
縦ビード3のうち左右最外端の縦ビード3aはその外側
面の前方への延長線が横ビード2の端面前端とほぼ合致
する位置としてある。
3の前端は、縦溝4の溝幅とほぼ同じ間隔をおいて横ビ
ード2の後側面と対向している。縦ビード3aの前端
は、上記コーナ部21がアール形状に面とりされた分、
他の縦ビード3よりも前方に延出せしめてあり、縦溝4
の溝幅とほぼ同じないしはそれよりも若干狭い間隔をお
いてコーナ部21のコーナ中心部と対向している。これ
により横ビード2と、縦ビード3、3aの前端間には、
車幅方向に直線状に延び左右両端が前方へ向けて湾曲
し、縦ビード3,3a側の各縦溝4と連通する横溝5が
形成されている。縦ビード3,3aの後端はルーフパネ
ル1の後端まで延びている。
向けて緩やかに下降し、車幅方向中央から左右に向けて
緩やかに下降する湾曲傾斜面としてある。
ように、断面山形で、その内側下端縁12はフランジ状
に車幅方向内方へ延びている。一方、主ルーフパネル1
Aの左右の両端縁11はフランジ状に車幅方向外側へ延
びている。上記端縁11,12は上下に重ね合わせて溶
接してあり、これにより主ルーフパネル1Aと副ルーフ
パネル1Bは一連に結合されている。そしてこの結合部
により、最外端の縦ビード3aの外側面および横ビード
2の端面と、山形の副ルーフパネル1Bとの間に、車両
前後方向に延びて横溝5と連通し、前端がフロントガラ
ス8に至る凹溝状のルーフドリップ6が形成されてい
る。
フパネル1Aの前端よりも更に前方へ帯状に延出し、フ
ロントピラー7の外板を形成している。図において、9
はキャビン側面のドアのドアフレーム、90はドアガラ
スである。
おいて、図において破線で示すように、降雨は縦溝4お
よび横溝5に集められ、各縦溝4に集められた雨水は流
下して横溝5の雨水と合流し、横溝5を横ビード2の後
側面に沿って左右に流れる。流水は横溝5の端部でコー
ナ部21に沿い、かつ最外端の縦ビード3aの前端に規
制されて前方へ流れ、ルーフドリップ6から排出されて
フロントガラス8面をフロントピラー7に沿って流下す
る。
びルーフドリップ6の底面は前方へ下降する傾斜面をな
しており、かつコーナ部21は角度が急変せず緩やかな
曲面をなしているから、流水は自然にコーナ部21に沿
って流れる。降雨多量の場合、横溝5の流水はその一部
が流勢でコーナ部21に沿わずに直進しようとするが、
縦ビード3aの前端で遮られて前方へ方向変換する。そ
してたとえ、直進した流水の一部が縦ビード3aを乗り
越えることがあっても、更にそれがルーフドリップ6を
乗り越えることはない。
ても、ルーフの雨水がドア開口の上縁から車室内に滴下
し、車室を汚すようなことはない。
降雨時、ルーフの溝に集められた雨水はルーフ前端に設
けた横ビードのアール形状とした両端コーナ部に導か
れ、これに沿って前方へ流れてフロントピラーに沿って
排出されるから、降雨時にドアやドアガラスを開いても
車室内にルーフの雨水が滴下することなく、ルーフの雨
水で車室が汚されるおそれはない。
部斜視図、(B)は要部平面図、(C)は(B)のIC
−IC線に沿う断面図である。
斜視図、(B)は要部平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ルーフパネルの左右両側にルーフドリッ
プを形成し、両ルーフドリップの間には前端に車幅方向
に延びる横ビードを形成するとともに、横ビードの後方
にこれと離隔して車両前後方向に延びる縦ビードを所定
間隔をおいて複数形成し、各ビード間に形成される溝を
雨水排水路としてルーフドリップに連通させた自動車の
ルーフ構造において、上記横ビードの後側左右両端コー
ナ部を、横ビードに沿って車幅方向に流れる雨水を車両
前方へ指向させるアール形状に形成し、かつ、上記複数
の縦ビードのうち、左右最外端の縦ビードの前端を他の
縦ビードの前端よりも前方へ延出せしめて、横ビードの
上記アール形状のコーナ部と対向せしめたことを特徴と
する自動車のルーフ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35208498A JP3610796B2 (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 自動車のルーフ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35208498A JP3610796B2 (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 自動車のルーフ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000159146A true JP2000159146A (ja) | 2000-06-13 |
JP3610796B2 JP3610796B2 (ja) | 2005-01-19 |
Family
ID=18421679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35208498A Expired - Fee Related JP3610796B2 (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 自動車のルーフ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3610796B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015147550A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | 本田技研工業株式会社 | 自動車の車体構造 |
JP2017115356A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 株式会社クボタ | キャノピ及びキャノピを備えた作業機 |
CN109178105A (zh) * | 2018-10-24 | 2019-01-11 | 荣成恒力车业有限公司 | 一种房车顶板 |
CN113335386A (zh) * | 2021-06-16 | 2021-09-03 | 东风柳州汽车有限公司 | 一种玻璃钢顶盖总成 |
-
1998
- 1998-11-26 JP JP35208498A patent/JP3610796B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015147550A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | 本田技研工業株式会社 | 自動車の車体構造 |
JP2017115356A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 株式会社クボタ | キャノピ及びキャノピを備えた作業機 |
CN109178105A (zh) * | 2018-10-24 | 2019-01-11 | 荣成恒力车业有限公司 | 一种房车顶板 |
CN109178105B (zh) * | 2018-10-24 | 2024-01-16 | 荣成恒力车业有限公司 | 一种房车顶板 |
CN113335386A (zh) * | 2021-06-16 | 2021-09-03 | 东风柳州汽车有限公司 | 一种玻璃钢顶盖总成 |
CN113335386B (zh) * | 2021-06-16 | 2022-07-01 | 东风柳州汽车有限公司 | 一种玻璃钢顶盖总成 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3610796B2 (ja) | 2005-01-19 |
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