JP2001253298A - 車両用アウターミラー装置 - Google Patents
車両用アウターミラー装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 １つの駆動制御回路で２つの駆動モータを制
御するようにした車両用アウターミラー装置を提供す
る。 【解決手段】 ミラーを取り付けたステーと、このステ
ーの下部を回動可能に支持する下支持部と、前記ステー
の上部を回動可能に支持する上支持部と、前記下支持部
に設けられるとともにステーを回動させる下駆動モータ
２１および下ギア機構を有している下電格ユニット１９
と、前記上支持部に設けられるとともにステーを回動さ
せる上駆動モータ３１および上ギア機構を有している上
電格ユニット１８とを備え、上下電格ユニット１８,１
９の上下モータ３１,２１の駆動によってステーを回動
させて前記ミラーを使用位置と格納位置との間を回動移
動させる車両用アウターミラー装置であって、上下駆動
モータ３１,２１を１つの電格用制御回路７０で駆動さ
せるようにした。
御するようにした車両用アウターミラー装置を提供す
る。 【解決手段】 ミラーを取り付けたステーと、このステ
ーの下部を回動可能に支持する下支持部と、前記ステー
の上部を回動可能に支持する上支持部と、前記下支持部
に設けられるとともにステーを回動させる下駆動モータ
２１および下ギア機構を有している下電格ユニット１９
と、前記上支持部に設けられるとともにステーを回動さ
せる上駆動モータ３１および上ギア機構を有している上
電格ユニット１８とを備え、上下電格ユニット１８,１
９の上下モータ３１,２１の駆動によってステーを回動
させて前記ミラーを使用位置と格納位置との間を回動移
動させる車両用アウターミラー装置であって、上下駆動
モータ３１,２１を１つの電格用制御回路７０で駆動さ
せるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ミラーを取り付
けたステーの上下部を回動可能に上下支持部で支持し、
駆動モータおよびギア機構を有する電格ユニットを上下
支持部にそれぞれ設け、これら電格ユニットによってス
テーを回動させてミラーを使用位置と格納位置との間を
回動移動させる車両用アウターミラー装置に関する。
けたステーの上下部を回動可能に上下支持部で支持し、
駆動モータおよびギア機構を有する電格ユニットを上下
支持部にそれぞれ設け、これら電格ユニットによってス
テーを回動させてミラーを使用位置と格納位置との間を
回動移動させる車両用アウターミラー装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、図１０に示す車両用アウター
ミラー装置１が知られている。かかる車両用アウターミ
ラー装置１は、ミラーＲ1,Ｒ2,Ｒ3を取り付けたステー
２と、このステー２の上部２aを回動自在に支持した上
支持部３と、ステー２の下部２bを回動自在に支持した
下支持部４と、上下支持部３,４に設けた電格ユニット
５,６とを備えている。
ミラー装置１が知られている。かかる車両用アウターミ
ラー装置１は、ミラーＲ1,Ｒ2,Ｒ3を取り付けたステー
２と、このステー２の上部２aを回動自在に支持した上
支持部３と、ステー２の下部２bを回動自在に支持した
下支持部４と、上下支持部３,４に設けた電格ユニット
５,６とを備えている。
【０００３】電格ユニット５,６は、図１１に示すよう
に、駆動モータＭ1,Ｍ2と、この駆動モータＭ1,Ｍ2の駆
動によりステー２を回動させるギア機構(図示せず)と、
スイッチＳの操作に基づいて駆動モータＭ1,Ｍ2を駆動
制御するモータ制御回路７,８とを備えている。
に、駆動モータＭ1,Ｍ2と、この駆動モータＭ1,Ｍ2の駆
動によりステー２を回動させるギア機構(図示せず)と、
スイッチＳの操作に基づいて駆動モータＭ1,Ｍ2を駆動
制御するモータ制御回路７,８とを備えている。
【０００４】車両用アウターミラー装置１は、駆動モー
タＭ1,Ｍ2が駆動するとギア機構を介してステー２が軸
線１Ｊ回りに回動していくようになっており、このステ
ー２の回動によってミラーＲ1〜Ｒ3が使用位置と格納位
置との間を回動移動するようになっている。
タＭ1,Ｍ2が駆動するとギア機構を介してステー２が軸
線１Ｊ回りに回動していくようになっており、このステ
ー２の回動によってミラーＲ1〜Ｒ3が使用位置と格納位
置との間を回動移動するようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車両用アウターミラー装置１にあっては、上下支持
部７,８の電格ユニット５,６にそれぞれ別個のモータ制
御回路７,８を設けているので、部品点数が多くなり、
コストの高いものになってしまう問題があった。また、
電格ユニット５,６にモータ制御回路７,８を設けている
ことにより上下支持部７,８が大型化してしまう問題も
あった。
うな車両用アウターミラー装置１にあっては、上下支持
部７,８の電格ユニット５,６にそれぞれ別個のモータ制
御回路７,８を設けているので、部品点数が多くなり、
コストの高いものになってしまう問題があった。また、
電格ユニット５,６にモータ制御回路７,８を設けている
ことにより上下支持部７,８が大型化してしまう問題も
あった。
【０００６】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、１つの駆動制御回路で２つの駆動
モータを制御するようにした車両用アウターミラー装置
を提供することにある。
もので、その目的は、１つの駆動制御回路で２つの駆動
モータを制御するようにした車両用アウターミラー装置
を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の発明は、ミラーを取り付けたステーと、
このステーの下部を回動可能に支持する下支持部と、前
記ステーの上部を回動可能に支持する上支持部と、前記
下支持部に設けられるとともにステーを回動させる下駆
動モータおよび下ギア機構を有している下電格ユニット
と、前記上支持部に設けられるとともにステーを回動さ
せる上駆動モータおよび上ギア機構を有している上電格
ユニットとを備え、上下電格ユニットの上下モータの駆
動によってステーを回動させて前記ミラーを使用位置と
格納位置との間を回動移動させる車両用アウターミラー
装置であって、前記上下駆動モータを１つの駆動制御回
路で駆動させるようにしたことを特徴とする。
め、請求項１の発明は、ミラーを取り付けたステーと、
このステーの下部を回動可能に支持する下支持部と、前
記ステーの上部を回動可能に支持する上支持部と、前記
下支持部に設けられるとともにステーを回動させる下駆
動モータおよび下ギア機構を有している下電格ユニット
と、前記上支持部に設けられるとともにステーを回動さ
せる上駆動モータおよび上ギア機構を有している上電格
ユニットとを備え、上下電格ユニットの上下モータの駆
動によってステーを回動させて前記ミラーを使用位置と
格納位置との間を回動移動させる車両用アウターミラー
装置であって、前記上下駆動モータを１つの駆動制御回
路で駆動させるようにしたことを特徴とする。
【０００８】請求項２の発明は、前記駆動制御回路を車
体に設けたことを特徴とする。
体に設けたことを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる車両用ア
ウターミラー装置の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
ウターミラー装置の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
【００１０】図１において、１０は車両用アウターミラ
ー装置であり、この車両用アウターミラー装置１０は、
ミラー１２,１３,１４を取り付けたステー１５と、この
ステー１５の上部１５aを回動自在に支持した上支持部
１６と、ステー１５の下部１５bを回動自在に支持した
下支持部１７と、上下支持部１６,１７に設けた上下電
格ユニット１８,１９とを備えている。上支持部１６は
アームＬ1,Ｌ2を介して車体２０に固定されており、下
支持部１７は車体２０に固定されている。
ー装置であり、この車両用アウターミラー装置１０は、
ミラー１２,１３,１４を取り付けたステー１５と、この
ステー１５の上部１５aを回動自在に支持した上支持部
１６と、ステー１５の下部１５bを回動自在に支持した
下支持部１７と、上下支持部１６,１７に設けた上下電
格ユニット１８,１９とを備えている。上支持部１６は
アームＬ1,Ｌ2を介して車体２０に固定されており、下
支持部１７は車体２０に固定されている。
【００１１】下電格ユニット１９は、図２に示すよう
に、駆動モータ（下駆動モータ）２１と、この駆動モー
タ２１の駆動によってステー１５を回動させていくギア
機構（下ギア機構）２３と、駆動モータ２１およびギア
機構２３とを収納したケース２４とを備えている。ケー
ス２４は下支持部１７に固定されている。
に、駆動モータ（下駆動モータ）２１と、この駆動モー
タ２１の駆動によってステー１５を回動させていくギア
機構（下ギア機構）２３と、駆動モータ２１およびギア
機構２３とを収納したケース２４とを備えている。ケー
ス２４は下支持部１７に固定されている。
【００１２】ギア機構２３は、図３に示すように、駆動
モータ２１の駆動軸にジョイント部材２５を介して連結
されたウオーム２６と、このウオーム２６に噛合された
ヘリカルギア２７と、ヘリカルギア２７と一体に回転す
るウオーム２８と、このウオーム２８に噛合している駆
動ギア２９と、この駆動ギア２９と一体に回動するシャ
フト３０とを有している。シャフト３０の上下部がケー
ス２４に回動可能に保持されており、また、シャフト３
０の上部にはフランジ３１が形成され、このフランジ３
１にはステー１５の下部１５bが固着されている。
モータ２１の駆動軸にジョイント部材２５を介して連結
されたウオーム２６と、このウオーム２６に噛合された
ヘリカルギア２７と、ヘリカルギア２７と一体に回転す
るウオーム２８と、このウオーム２８に噛合している駆
動ギア２９と、この駆動ギア２９と一体に回動するシャ
フト３０とを有している。シャフト３０の上下部がケー
ス２４に回動可能に保持されており、また、シャフト３
０の上部にはフランジ３１が形成され、このフランジ３
１にはステー１５の下部１５bが固着されている。
【００１３】このギア機構２３の構成は特開平８−３４
２９０号公報に記載されているので、その詳細の説明は
省略する。
２９０号公報に記載されているので、その詳細の説明は
省略する。
【００１４】上電格ユニット１８は、図４ないし図６に
示すように、駆動モータ（上駆動モータ）３１と、この
駆動モータ３１の駆動によってステー１５を回動させて
いくギア機構（下ギア機構）３３と、駆動モータ３１お
よびギア機構３３を収納した収納ケース３４を備えてい
る。収納ケース３４は上支持部１６に固定されている。
示すように、駆動モータ（上駆動モータ）３１と、この
駆動モータ３１の駆動によってステー１５を回動させて
いくギア機構（下ギア機構）３３と、駆動モータ３１お
よびギア機構３３を収納した収納ケース３４を備えてい
る。収納ケース３４は上支持部１６に固定されている。
【００１５】ギア機構３３は、駆動モータ３１の駆動軸
にジョイント部材４４を介して連結されたウオーム４５
と、このウオーム４５に噛合しているヘリカルギア４６
と、ヘリカルギア４６と一体に回転するウオーム４７
と、ウオーム４７に噛合している駆動ギア４８と、この
駆動ギア４８に一端（上端）が嵌合されたシャフト４９
とを有している。シャフト４９の上下部が収納ケース３
４に回動自在に保持されており、シャフト４９の他端
（下部）にはフランジ５３が形成され、このフランジ５
３がステー１５の上部１５aに固着されている。また、
フランジ５３の上面にはボール案内溝５３aが形成され
ている。
にジョイント部材４４を介して連結されたウオーム４５
と、このウオーム４５に噛合しているヘリカルギア４６
と、ヘリカルギア４６と一体に回転するウオーム４７
と、ウオーム４７に噛合している駆動ギア４８と、この
駆動ギア４８に一端（上端）が嵌合されたシャフト４９
とを有している。シャフト４９の上下部が収納ケース３
４に回動自在に保持されており、シャフト４９の他端
（下部）にはフランジ５３が形成され、このフランジ５
３がステー１５の上部１５aに固着されている。また、
フランジ５３の上面にはボール案内溝５３aが形成され
ている。
【００１６】５０は収納ケース３４内に設けたケースで
あり、このケース５０の筒部５０aにはシャフト４９が
貫装され、筒部５０aの外周にはワッシャ５８が設けら
れている。このワッシャ５８と駆動ギア４８との間にス
プリング５７が介在され、駆動ギア４８を上方に付勢し
ている。また、ケース５０の底面にはボール案内溝５３
aを臨む位置に貫通孔５０bが形成され、貫通孔５０ｂの
下部にはボール５９が保持されている。ここでは、ボー
ル５９とフランジ部５３との間に間隙が形成されてい
る。
あり、このケース５０の筒部５０aにはシャフト４９が
貫装され、筒部５０aの外周にはワッシャ５８が設けら
れている。このワッシャ５８と駆動ギア４８との間にス
プリング５７が介在され、駆動ギア４８を上方に付勢し
ている。また、ケース５０の底面にはボール案内溝５３
aを臨む位置に貫通孔５０bが形成され、貫通孔５０ｂの
下部にはボール５９が保持されている。ここでは、ボー
ル５９とフランジ部５３との間に間隙が形成されてい
る。
【００１７】ステー１５に例えば外力が作用してシャフ
ト４９に強い回動力が加わると、ボール５９はボール案
内溝５３aの回動方向端部の段差５３ｂを乗り越え、シ
ャフト４９の可動領域を越えた回動を許容するようにな
っている。
ト４９に強い回動力が加わると、ボール５９はボール案
内溝５３aの回動方向端部の段差５３ｂを乗り越え、シ
ャフト４９の可動領域を越えた回動を許容するようにな
っている。
【００１８】図８は上記のように構成される車両用アウ
ターミラー装置１０の制御系の構成を示した回路図であ
る。図８において、６０は操作スイッチであるこの操作
スイッチ６０は、図示しない電源の陽極に接続された切
換接片Ｓ1Pと、その電源の陰極に接続されるとともに接
片Ｓ1Pと連動する切換接片Ｓ2Pと、接点Ｓ1a〜Ｓ1c,Ｓ2
a〜Ｓ2cとを有している。接点Ｓ1aは接点Ｓ2cに接続さ
れ、接点Ｓ1cは接点Ｓ2aに接続されている。接点Ｓ1b,
Ｓ2bは他の端子に接続されておらず、開放された状態に
なっている。また、接点Ｓ1a,Ｓ1cは電格用制御回路
（駆動制御回路）７０の入力端子７０a,７０bに接続さ
れている。
ターミラー装置１０の制御系の構成を示した回路図であ
る。図８において、６０は操作スイッチであるこの操作
スイッチ６０は、図示しない電源の陽極に接続された切
換接片Ｓ1Pと、その電源の陰極に接続されるとともに接
片Ｓ1Pと連動する切換接片Ｓ2Pと、接点Ｓ1a〜Ｓ1c,Ｓ2
a〜Ｓ2cとを有している。接点Ｓ1aは接点Ｓ2cに接続さ
れ、接点Ｓ1cは接点Ｓ2aに接続されている。接点Ｓ1b,
Ｓ2bは他の端子に接続されておらず、開放された状態に
なっている。また、接点Ｓ1a,Ｓ1cは電格用制御回路
（駆動制御回路）７０の入力端子７０a,７０bに接続さ
れている。
【００１９】電格用制御回路７０の出力端子７１a,７１
b間には、直列接続された駆動モータ２１,３１が接続さ
れている。この電格用制御回路７０と操作スイッチ６０
が車体２０の車室内(図示せず)に設けられている。
b間には、直列接続された駆動モータ２１,３１が接続さ
れている。この電格用制御回路７０と操作スイッチ６０
が車体２０の車室内(図示せず)に設けられている。
【００２０】電格用制御回路７０は、入力端子７０aに
プラス電位が印加し入力端子７０bにマイナス電位が印
加すると、出力端子７１aがプラスの電位となる電圧
（＋Ｖ）を出力端子７１a,７１b間から出力し、入力端
子７０aにマイナス電位が印加し入力端子７０bにプラス
電位が印加すると、出力端子７１bがプラスの電位とな
る電圧（−Ｖ）を出力端子７１a,７１b間から出力する
ようになっている。また、電格用制御回路７０は、入力
端子７０a,７０bに印加する電位がゼロのとき、出力端
子７１a,７１b間から電圧Ｖを出力しないようになって
いる。
プラス電位が印加し入力端子７０bにマイナス電位が印
加すると、出力端子７１aがプラスの電位となる電圧
（＋Ｖ）を出力端子７１a,７１b間から出力し、入力端
子７０aにマイナス電位が印加し入力端子７０bにプラス
電位が印加すると、出力端子７１bがプラスの電位とな
る電圧（−Ｖ）を出力端子７１a,７１b間から出力する
ようになっている。また、電格用制御回路７０は、入力
端子７０a,７０bに印加する電位がゼロのとき、出力端
子７１a,７１b間から電圧Ｖを出力しないようになって
いる。
【００２１】電格用制御回路７０の出力端子７１a,７１
b間から電圧（＋Ｖ）が出力されると、電流が矢印Ｑ1方
向に流れて駆動モータ２１,３１は正転し、その出力端
子７１a,７１b間から電圧（−Ｖ）が出力されると、電
流が矢印Ｑ2方向に流れて駆動モータ２１,３１は逆回転
するようになっている。駆動モータ２１,３１の正転に
よってギア機構２３,３３を介してステー１５が軸線１
５Ｊ回りに回動してミラー１２,１３,１４を使用位置へ
回動移動させていく。駆動モータ２１,３１が逆回転す
ると、ギア機構２３,３３を介してステー１５が軸線１
５Ｊ回りに上記と反対方向へ回動してミラー１２,１３,
１４が格納位置へ回動移動されていく。
b間から電圧（＋Ｖ）が出力されると、電流が矢印Ｑ1方
向に流れて駆動モータ２１,３１は正転し、その出力端
子７１a,７１b間から電圧（−Ｖ）が出力されると、電
流が矢印Ｑ2方向に流れて駆動モータ２１,３１は逆回転
するようになっている。駆動モータ２１,３１の正転に
よってギア機構２３,３３を介してステー１５が軸線１
５Ｊ回りに回動してミラー１２,１３,１４を使用位置へ
回動移動させていく。駆動モータ２１,３１が逆回転す
ると、ギア機構２３,３３を介してステー１５が軸線１
５Ｊ回りに上記と反対方向へ回動してミラー１２,１３,
１４が格納位置へ回動移動されていく。
【００２２】次に、上記のように構成される車両用アウ
ターミラー装置１０の動作について説明する。
ターミラー装置１０の動作について説明する。
【００２３】ミラー１２,１３,１４を使用位置へ回動移
動させる場合には、スイッチ６０を操作して接片Ｓ1P,
Ｓ2Pを点線位置へ切り換えて接片Ｓ1P,Ｓ2を接点Ｓ1a,
Ｓ2aに接続する。すると、電格用制御回路７０の入力端
子７０aにプラスの電位が印加し、その入力端子７０bに
マイナスの電位が印加する。このため、電格用制御回路
７０の出力端子７１a,７１b間から電圧（＋Ｖ）が出力
され、電流が矢印Ｑ1方向に流れて駆動モータ２１,３１
は正転していく。駆動モータ２１,３１の正転により、
ステー１５が軸線１５Ｊ回りに回動してミラー１２,１
３,１４が使用位置へ回動移動していく。
動させる場合には、スイッチ６０を操作して接片Ｓ1P,
Ｓ2Pを点線位置へ切り換えて接片Ｓ1P,Ｓ2を接点Ｓ1a,
Ｓ2aに接続する。すると、電格用制御回路７０の入力端
子７０aにプラスの電位が印加し、その入力端子７０bに
マイナスの電位が印加する。このため、電格用制御回路
７０の出力端子７１a,７１b間から電圧（＋Ｖ）が出力
され、電流が矢印Ｑ1方向に流れて駆動モータ２１,３１
は正転していく。駆動モータ２１,３１の正転により、
ステー１５が軸線１５Ｊ回りに回動してミラー１２,１
３,１４が使用位置へ回動移動していく。
【００２４】そして、ミラー１２,１３,１４が所望の使
用位置まで回動したら、スイッチ６０を操作して接片Ｓ
1P,Ｓ2Pを実線位置へ切り換える。これにより、駆動モ
ータ２１,３１の駆動が停止され、ミラー１２,１３,１
４が所望の使用位置に停止されてその位置で固定され
る。
用位置まで回動したら、スイッチ６０を操作して接片Ｓ
1P,Ｓ2Pを実線位置へ切り換える。これにより、駆動モ
ータ２１,３１の駆動が停止され、ミラー１２,１３,１
４が所望の使用位置に停止されてその位置で固定され
る。
【００２５】ミラー１２,１３,１４を格納する場合に
は、スイッチ６０を操作して接片Ｓ1P,Ｓ2Pを鎖線位置
へ切り換えて接片Ｓ1P,Ｓ2を接点Ｓ1c,Ｓ2cに接続す
る。すると、電格用制御回路７０の入力端子７０bにプ
ラスの電位が印加し、その入力端子７０aにマイナスの
電位が印加する。このため、電格用制御回路７０の出力
端子７１a,７１b間から電圧（−Ｖ）が出力され、電流
が矢印Ｑ2方向に流れて駆動モータ２１,３１は逆転して
いく。駆動モータ２１,３１の逆転により、ステー１５
が軸線１５Ｊ回りに回動してミラー１２,１３,１４が格
納位置へ回動移動していく。
は、スイッチ６０を操作して接片Ｓ1P,Ｓ2Pを鎖線位置
へ切り換えて接片Ｓ1P,Ｓ2を接点Ｓ1c,Ｓ2cに接続す
る。すると、電格用制御回路７０の入力端子７０bにプ
ラスの電位が印加し、その入力端子７０aにマイナスの
電位が印加する。このため、電格用制御回路７０の出力
端子７１a,７１b間から電圧（−Ｖ）が出力され、電流
が矢印Ｑ2方向に流れて駆動モータ２１,３１は逆転して
いく。駆動モータ２１,３１の逆転により、ステー１５
が軸線１５Ｊ回りに回動してミラー１２,１３,１４が格
納位置へ回動移動していく。
【００２６】そして、ミラー１２,１３,１４が格納位置
まで回動したら、スイッチ６０を操作して接片Ｓ1P,Ｓ2
Pを実線位置へ切り換える。これにより、駆動モータ２
１,３１の駆動が停止され、ミラー１２,１３,１４が格
納位置に停止されてその位置で固定される。
まで回動したら、スイッチ６０を操作して接片Ｓ1P,Ｓ2
Pを実線位置へ切り換える。これにより、駆動モータ２
１,３１の駆動が停止され、ミラー１２,１３,１４が格
納位置に停止されてその位置で固定される。
【００２７】このように、操作スイッチ６０の操作に基
づいて１つの電格用制御回路７０で２つの駆動モータ２
１,３１の正逆転を制御しているので、部品点数を減ら
すことができ、このため、安価な車両用アウターミラー
装置１０を提供することができる。また、格納ユニット
１８,１９に電格用制御回路７０を設けていないことに
より、格納ユニット１８,１９の小型軽量化を図ること
ができ、このため、上下支持部１６,１７の小型軽量化
を図ることができる。
づいて１つの電格用制御回路７０で２つの駆動モータ２
１,３１の正逆転を制御しているので、部品点数を減ら
すことができ、このため、安価な車両用アウターミラー
装置１０を提供することができる。また、格納ユニット
１８,１９に電格用制御回路７０を設けていないことに
より、格納ユニット１８,１９の小型軽量化を図ること
ができ、このため、上下支持部１６,１７の小型軽量化
を図ることができる。
【００２８】図９は第２実施形態の制御系の構成を示し
た回路図であり、この第２実施形態のものは、駆動モー
タ２１,３１を並列接続して電格用制御回路７０の出力
端子７１a,７１bに接続したものである。この第２実施
形態のものによれば、出力端子７１a,７１b間から出力
される電圧を第１実施形態の１／２でよいことになる。
た回路図であり、この第２実施形態のものは、駆動モー
タ２１,３１を並列接続して電格用制御回路７０の出力
端子７１a,７１bに接続したものである。この第２実施
形態のものによれば、出力端子７１a,７１b間から出力
される電圧を第１実施形態の１／２でよいことになる。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明に
よれば、ミラーを取り付けたステーと、このステーの下
部を回動可能に支持する下支持部と、前記ステーの上部
を回動可能に支持する上支持部と、前記下支持部に設け
られるとともにステーを回動させる下駆動モータおよび
下ギア機構を有している下電格ユニットと、前記上支持
部に設けられるとともにステーを回動させる上駆動モー
タおよび上ギア機構を有している上電格ユニットとを備
え、上下電格ユニットの上下モータの駆動によってステ
ーを回動させて前記ミラーを使用位置と格納位置との間
を回動移動させる車両用アウターミラー装置であって、
前記上下駆動モータを１つの駆動制御回路で駆動させる
ようにしたものであるから、部品点数を減らすことがで
き、このため、安価な車両用アウターミラー装置を提供
することができる。
よれば、ミラーを取り付けたステーと、このステーの下
部を回動可能に支持する下支持部と、前記ステーの上部
を回動可能に支持する上支持部と、前記下支持部に設け
られるとともにステーを回動させる下駆動モータおよび
下ギア機構を有している下電格ユニットと、前記上支持
部に設けられるとともにステーを回動させる上駆動モー
タおよび上ギア機構を有している上電格ユニットとを備
え、上下電格ユニットの上下モータの駆動によってステ
ーを回動させて前記ミラーを使用位置と格納位置との間
を回動移動させる車両用アウターミラー装置であって、
前記上下駆動モータを１つの駆動制御回路で駆動させる
ようにしたものであるから、部品点数を減らすことがで
き、このため、安価な車両用アウターミラー装置を提供
することができる。
【００３０】請求項２の発明によれば、駆動制御回路を
車体に設けたものであるから、上下支持部の小型軽量化
を図ることができる。
車体に設けたものであるから、上下支持部の小型軽量化
を図ることができる。
【図１】この発明に係る車両用アウターミラー装置の概
略構成を示した説明図である。
略構成を示した説明図である。
【図２】電格ユニットの構成を示した断面図である。、
【図３】図２の電格ユニットのギア機構の構成を示した
斜視図である。
斜視図である。
【図４】電格ユニットの構成を示した平断面図である。
【図５】図４のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図６】図４のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図７】図４の電格ユニットのシャフトを示した平面図
である。
である。
【図８】図１の車両用アウターミラー装置の制御系の構
成を示した回路図である。
成を示した回路図である。
【図９】第２実施形態の制御系の構成を示した回路図で
ある。
ある。
【図１０】従来の車両用アウターミラー装置の概略構成
を示した説明図である。
を示した説明図である。
【図１１】従来の車両用アウターミラー装置の制御系の
構成を示した回路図である。
構成を示した回路図である。
１０ 車両用アウターミラー装置 １２ ミラー １３ ミラー １４ ミラー １５ ステー １６ 上支持部 １７ 下支持部 １８ 上電格ユニット １９ 下電格ユニット ２１ 下駆動モータ ２３ ギア機構（下ギア機構） ３１ 上駆動モータ ３３ ギア機構（上ギア機構） ７０ 電格用制御回路（駆動制御回路）
フロントページの続き Ｆターム(参考） 3D053 FF29 GG01 GG18 HH01 HH10 HH12 HH18 HH26 JJ29 LL05 LL08 MM05 MM13 5H572 AA03 BB03 CC04 DD07 EE05 HB12 HC02 HC04 HC08
Claims (2)
- 【請求項１】ミラーを取り付けたステーと、このステー
の下部を回動可能に支持する下支持部と、前記ステーの
上部を回動可能に支持する上支持部と、前記下支持部に
設けられるとともにステーを回動させる下駆動モータお
よび下ギア機構を有している下電格ユニットと、前記上
支持部に設けられるとともにステーを回動させる上駆動
モータおよび上ギア機構を有している上電格ユニットと
を備え、上下電格ユニットの上下モータの駆動によって
ステーを回動させて前記ミラーを使用位置と格納位置と
の間を回動移動させる車両用アウターミラー装置であっ
て、 前記上下駆動モータを１つの駆動制御回路で駆動させる
ようにしたことを特徴とする車両用アウターミラー装
置。 - 【請求項２】前記駆動制御回路を車体に設けたことを特
徴とする請求項１の車両用アウターミラー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000068181A JP2001253298A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 車両用アウターミラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000068181A JP2001253298A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 車両用アウターミラー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001253298A true JP2001253298A (ja) | 2001-09-18 |
Family
ID=18587273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000068181A Pending JP2001253298A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 車両用アウターミラー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001253298A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7052149B2 (en) * | 2002-12-20 | 2006-05-30 | Murakami Corporation | Exterior vehicle mirror with auxiliary mirror having position marker indicating position of vehicle |
-
2000
- 2000-03-13 JP JP2000068181A patent/JP2001253298A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7052149B2 (en) * | 2002-12-20 | 2006-05-30 | Murakami Corporation | Exterior vehicle mirror with auxiliary mirror having position marker indicating position of vehicle |
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