JPH05161301A - モーター - Google Patents

モーター

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JPH05161301A
JPH05161301A JP3340081A JP34008191A JPH05161301A JP H05161301 A JPH05161301 A JP H05161301A JP 3340081 A JP3340081 A JP 3340081A JP 34008191 A JP34008191 A JP 34008191A JP H05161301 A JPH05161301 A JP H05161301A
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JP
Japan
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switch
relay
motor
harness
relays
Prior art date
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Application number
JP3340081A
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English (en)
Inventor
Toru Muramatsu
徹 村松
Noboru Kamiya
登 神谷
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Toyo Denso Co Ltd
Original Assignee
Toyo Denso Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Denso Co Ltd filed Critical Toyo Denso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モーターとリレーを一体化する。 【構成】 モーター1のハウジングをモーターケース2
とリレーボックス3及びギヤボックス5で構成し、リレ
ーボックス3内にアップ側及びダウン側のリレー17、
18を収容する。各リレー17、18は、太い電源ライ
ン用ハーネスを介して電源と接続するとともに、励磁コ
イル17a、18aを細い小電流信号用ハーネス31で
スイッチと接続し、かつモーター本体8とターミナル2
6及び27でダイレクト結線する。これによりスイッチ
へ実負荷電流を通さずに済み、かつ太い電源ライン用ハ
ーネスの使用量を少なくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、乗用車等の窓ガラス
を電動で昇降させるためのパワーウィンド等に使用して
好適なモーターに関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車等に装着されるパワーウィンドは
公知であり、例えば乗用車の場合、前席の運転席及び助
手席並びに後席の左右それぞれの側方に設けられる窓ガ
ラスを各別に昇降するため、モーターによって駆動され
る昇降機構を、各窓ガラス毎に例えば車体外板と内張の
間へ配設してある。このモーターへはバッテリから太い
電源ライン用ハーネスを介して給電するようになってお
り、モーターの駆動はハ−ネスの途中に設けられたスイ
ッチの切り換えによって制御されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構造の
場合、各スイッチが実負荷を通す直切スイッチであるた
め、各モーターとスイッチ間を実負荷用の太いハーネス
(例えば0.85mm2 )で接続する必要があった。しかし、
このようにするとハーネスの配線スペースが大きくかつ
重量増を招いた。また、実負荷を通すハーネスが長くな
ることで、それだけ電圧降下が大きくなり、効率ロス並
びに低寿命化を招いた。さらに、スイッチに実負荷を通
すため、スイッチ構造が限定され、設計の自由度を小さ
くした。そこで本発明の目的は、これらの問題を解決す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るモーターは、正逆回転を制御するため
のリレーをハウジング内へ一体に設けるとともに、リレ
ーとモーター本体間をダイレクトに接続したことを特徴
とする。
【0005】
【作用】リレーをハウジング内へ一体化することによ
り、モーター本体とリレーとのダイレクト結線が可能に
なる。ゆえに、太い電源ライン用ハーネスは電源とリレ
ーの間だけを接続すれば足り、その使用量が減少するの
で、総延長が短くなりかつ容量も小さくなる。また、リ
レーの励磁コイルとスイッチの間並びにスイッチと電源
の間の接続は実負荷を通さないので、電源ライン用ハー
ネスと比較してより細い小電流信号用ハーネスで足り
る。さらに、スイッチも小電流信号用のもので足りる。
【0006】
【実施例】図1乃至図5に乗用車のパワーウィンド用に
構成された第1実施例を示す。図1は図2のA−A線に
沿うモーターの全断面を、図2は外観を示す。また、図
3は乗用車のパワーウィンド装置の配置図である。
【0007】図3において、乗用車の前後左右計4つの
窓はそれぞれパワーウィンドとして構成され、各窓ガラ
スはそれぞれに対応して車体外板と内張の間等に配設さ
れている昇降機構(図示省略)をモーター1により駆動
することにより電動昇降可能である。各モーター1には
その駆動回転を制御するためのスイッチがそれぞれ接続
される。このうち、車体前部には運転席用のマスタース
イッチMSと助手席用のアシスタントスイッチAS、後
部には後席右側スイッチRS及び後席左側スイッチLS
が設けられる。これらスイッチは小電流信号用のもので
ある。
【0008】図2に示すように、モーター1は略筒状の
ハウジング2を有し、その一端側側部にリレーボックス
3が一体に形成されている。リレーボックス3内には後
述するリレーが内蔵され、その各ターミナルプレート
(後述)はカプラー4内へ突出している。また、ハウジ
ング2の一端に取付けられたギヤボックス5の側部外方
にはピニオンギヤ6が取付けられている。ピニオンギヤ
6はギヤ軸7によりギヤボックス5内の後述するギヤ機
構へ接続されている。
【0009】図1に明らかなように、ハウジング2内に
はモーター本体8を構成する固定子9と回転子10が配
設される。回転子10は回転軸11と一体回転可能であ
る。回転軸11は一端を軸受12に支持され、他端側は
軸受13を介してギヤボックス5内へ一体形成された軸
受部14に支持されている。回転軸11の軸受部14か
らギヤボックス5内へ延出する部分にはウォームギヤ1
5が形成されている。ウォームギヤ15はギヤボックス
5内でギヤ軸7の一端に取付けられている被動ギヤ16
と噛み合っている。
【0010】リレーボックス3はギヤボックス5と一体
に形成され、内部にアップ(UP)側リレー17とダウ
ン(DOWN)側リレー18が収容されている。アップ
側リレ−17の可動接点19は、励磁コイルへ17aが
消磁しているときグランド側接点20と接続し、励磁す
ると電源側接点21へ接続可能である。ダウン側リレー
18の可動接点22も同様であり、励磁コイルへ18a
が消磁のときグランド側接点23と接続し、励磁のとき
電源側接点24と接続可能である。カプラー4内へ突出
するターミナルプレート25a乃至25dはカプラー端
子を構成し、このうち、ターミナルプレート25aはグ
ランド側であり、グランド側接点20及び23と同極接
続している。また、同25b、25cはそれぞれ一端が
アップ側リレ−17及びダウン側リレー18の励磁コイ
ルへ17a、18aへ接続するとともに、他端はいずれ
かのスイッチ内に設けられた後述するアップ側及びダウ
ン側の各可動接点へ接続される。さらに、ターミナルプ
レート25dは電源側であり、電源側接点21及び24
と同極接続している。
【0011】リレー17、18の可動接点19及び22
は、それぞれターミナルプレート26、27の各一端部
に設けられ、各ターミナルプレート26、27の他端部
はそれぞれスプリング28a、28bを介してブラシ2
9a、29bへワイヤーハーネスを介することなくダイ
レクトに接続され、回転子10側へ給電可能である。ゆ
えに、アップ側リレ−17又はダウン側リレー18の励
磁コイルへ17a、18aのいずれか一方を励磁させる
と、可動接点19又は22が電源側接点21又は24と
接続して回転子10に電流が流れ、その結果、回転軸1
1を正逆回転できる。以下、アップ側への回転を正転、
ダウン側への回転を逆転とする。回転子10が正転する
と図示省略の窓ガラスを上昇させることができ、逆転さ
せると下降させることができる。なお、図中でターミナ
ルプレート26及び27は部分的に重なって見えてい
る。また、一方の端部は紙面裏側方向へ回り込んでスプ
リング28bへ接続している。
【0012】図4はアシスタントスイッチASとマスタ
ースイッチMSの一部及びモーター1との配線図であ
る。アップ側リレ−17及びダウン側リレー18はアシ
スタントスイッチAS又はマスタースイッチMSにより
作動される。各リレ−17、18と電源であるバッテリ
BATの間は電源ライン用ハーネス30で接続される。
この電源ライン用ハーネス30として例えば断面積が0.
85mm2 程度の太いものが用いられる。また、各リレ−1
7、18とアシスタントスイッチASの間並びに電源ラ
イン用ハーネス30とアシスタントスイッチASの間は
小電流信号用ハーネス31で接続される。また、マスタ
ースイッチMSとアシスタントスイッチASの間も小電
流信号用ハーネス31で接続される。小電流信号用ハー
ネス31は例えば断面積が0.3mm2程度の細いものが用い
られる。
【0013】マスタースイッチMS、後席右側スイッチ
RS並びに後席左側スイッチLS(図3)と、それぞれ
が対応する各モーター1との間におけるハーネス配線構
造も同様である。また、これまでの説明はアシスタント
スイッチASに対応するモーター1のみについてであっ
たが、図1及び図4に示したようなモーター1は、運転
席及び後席左右側の各ドアにいずれも同じ構造のものが
設けられ、それぞれのドアの窓ガラスを昇降可能であ
る。
【0014】各リレ−17、18の励磁コイルへ17
a、18aは、ターミナルプレート25b、25c(図
1)及び小電流信号用ハーネス31を介してそれぞれア
シスタントスイッチASのアップ側可動接点32又はダ
ウン側可動接点33へ接続されている。各可動接点3
2、33はいずれもノーマル状態でコモン端子34、3
5へ接続され、アップ側又はダウン側にスイッチ操作し
たときのみ、アップ側電源接点36又はダウン側電源接
点37のいずれかへ接続可能である。したがって、例え
ばアシスタントスイッチASをアップ側へ操作すると、
アップ側可動接点32がアップ側電源接点36へ接続し
てアップ側リレ−17の励磁コイルへ17aを励磁する
ので、可動接点19が電源側接点21へ接続してモータ
ー1を正転させることができる。
【0015】なお、アシスタントスイッチASのコモン
端子34と35はそれぞれマスタースイッチMSの中に
設けられている連動スイッチSW1 内のアップ側可動接
点38及びダウン側可動接点39と接続している。アッ
プ側可動接点38、ダウン側可動接点39はそれぞれノ
ーマル状態でグランド接点40、41と接続し、連動ス
イッチSW1 をアップ側又はダウン側へ操作したときの
み、いずれかが対応するアップ側電源接点42又はダウ
ン側電源端子43へ接続可能である。ゆえに、アシスタ
ントスイッチASを操作しなくても例えばマスタースイ
ッチMSの連動スイッチSW1 をアップ側へ操作すれ
ば、アップ側可動接点38がアップ側電源接点42へ接
続し、コモン端子34、アップ側可動接点32を介して
アップ側リレ−17の励磁コイルへ17aを励磁するの
で、モーター本体8の作動をリモコン操作可能である。
但し、図4におけるマスタースイッチMSは連動スイッ
チSW1 のみを示し、他は省略してある。
【0016】図5はマスタースイッチMSの全体回路図
である。マスタースイッチMSは単独で運転席側のモー
ター1(図3、4)を制御するドライバースイッチDS
の他に、運転席側以外のドアに設けられている各モータ
ー1をリモコン制御するために、連動スイッチSW1
SW2 及びSW3 が設けられている。連動スイッチSW
1 はアシスタントスイッチASと接続しており、前述し
たようにアシスタントスイッチASに代って助手席側の
窓ガラスを運転席からリモコン操作で昇降可能である。
連動スイッチSW2 及びSW3 も同様に機能し、それぞ
れは後席右側スイッチRS及び後席左側スイッチLS
(図3)を介して、それぞれが対応するモーター1をリ
モコン操作で昇降可能である。
【0017】ドライバースイッチDSは、連動スイッチ
SW1 同様にバッテリBATと接続するアップ側及びダ
ウン側の電源接点44、45、モーター1に内蔵されて
いる各リレ−17、18へ接続するアップ側及びダウン
側の可動接点46、47並びに接地側のグランド接点4
8、49を備えている。
【0018】連動スイッチSW2 はアップ側及びダウン
側の電源接点50、51と、後席右側スイッチRSへ接
続するアップ側及びダウン側の可動接点52、53並び
にグランド側のコモン接点54、55を備えている。
【0019】連動スイッチSW3 も同様にアップ側及び
ダウン側の電源接点56、57と、後席左側スイッチL
Sへ接続するアップ側及びダウン側の可動接点58、5
9並びにグランド側のコモン接点60、61を備えてい
る。
【0020】連動スイッチSW1 、SW2 及びSW3
各コモン接点40、41、54、55、60及び61は
接地ライン62へコモン接続され、接地ライン62はメ
インスイッチ63を介して接地される。このため、連動
スイッチSW1 乃至SW3 並びにアシスタントスイッチ
AS、後席右側スイッチRS及び後席左側スイッチLS
はそれぞれ、メインスイッチ63が閉成されているとき
のみ操作可能である。また、これらのコモン接点とは別
に、ドライバースイッチDSのコモン接点48、49は
独立して接地される。ゆえに、ドライバースイッチDS
はメインスイッチ63に関係なく常時操作可能である。
なお、連動スイッチSW2 及びSW3 もそれぞれ後席右
側スイッチRS及び後席左側スイッチLSに代って、マ
スタースイッチMS側においてリモコン操作可能であ
る。但し、各スイッチSW2 及びSW3 とRS及びLS
間における各接続構造は、連動スイッチSW1 とアシス
タントスイッチASの関係と同様であるため説明を省略
する。
【0021】次に、本実施例の作用を説明する。図3に
明らかなように、電源ライン用ハーネス30はマスター
スイッチMS、アシスタントスイッチAS、後席右側ス
イッチRS及び後席左側スイッチLSへ直接接続され
ず、小電流信号用ハーネス31を介して接続する。ま
た、各スイッチMS、AS、RS及びLSと、それぞれ
が対応するモーター1内の各リレ−17、18間も小電
流信号用ハーネス31を介して接続する。ゆえに、これ
ら各スイッチには実負荷電流が通らず、小電流信号用ハ
ーネス31は電源ライン用ハーネス30と比べて著しく
細いもので足りることになる。
【0022】また、電源ライン用ハーネス30はバッテ
リBATとモーター1内の各リレ−17、18間だけの
接続に用いるだけで済むことになり、その使用量が減少
するので総延長が著しく短くなる。このため、電源ライ
ン用ハーネス30の容量が従来よりもかなり少なくな
り、電源ライン用ハーネス30を通すための配線スペー
スが少なくて済み、かつ全体が軽量化される。また、総
延長が短くなる分だけ電圧降下が少なくなるのでシステ
ムの効率を高め、かつ長寿命化を図ることができる。さ
らに、各スイッチMS、AS、RS及びLSも実負荷電
流が通らないので、これらの各スイッチMS、AS、R
S及びLSの形式として、例えばトランジスタ式の利用
が可能になる等、設計の自由度が増大する。そのうえ、
従来は正逆電流が通るため、モーターでのボディアース
ができなかったが、本実施例によれば、電源ライン用ハ
ーネス30のアース線とモーターからボディアースが可
能になる。
【0022】図6は第2実施例のパワーウィンド用モー
ターの構造を展開して示す。なお、以下の実施例につい
ての参照符号は前実施例と共通機能を有する場合は原則
として同一符号を用いる。この図において、ハウジング
2は開口部周囲にフランジ2aを有し、このフランジ2
aは対応してギヤボックス5の開口部周囲に設けられた
フランジ5aと重なり、両者間をネジ止めすることによ
り、ハウジング2とギヤボックス5とが一体化される。
【0023】ギヤボックス5にはリレーボックス3、被
動ギヤケース5b、ブラシホルダ収容部5cが一側面に
開口されて形成されている。被動ギヤケース5b内へ収
容された被動ギヤ16はギヤ軸7を介してギヤボックス
5の反対側面へ設けられているピニオンギヤ6と同軸回
転可能である。ピニオンギヤ6は窓ガラス昇降用ラック
70を駆動する。
【0024】ブラシホルダ部5cにはブラシホルダ71
が嵌合される。ブラシホルダ71には一対のブラシ72
が設けられ、回転軸11上の整流子73と接触するよう
になっている。各ブラシ72はそれぞれ接続端子74を
介して一対のターミナルプレート26、27の各一端部
に設けられた接続端75と接続する。各ターミナルプレ
ート26、27の他端部は、アップ側及びダウン側を一
体化したリレー76へターミナルプレート25a乃至2
5dと一体に取付けられる。
【0025】フランジ5a内へ被動ギヤ16を、リレー
ボックス3内へリレー76並びにターミナルプレート2
5a乃至25dの各端部を、またブラシホルダ収容部5
c内へブラシホルダ71をそれぞれ収容し、その後ギヤ
ボックス5の一側面上にカバー77を被せ、適当ヶ所を
ネジ止めする。カバー77は半径方向の2方向へ突出し
た部分が設けられ、そのうちの一方をブラシホルダ部5
cを覆う部分とし、他方突出部にはカプラー4を一体化
してある。カプラー4の近傍には窓孔78を開口し、こ
こからリレー76の端子79を各ターミナルプレートの
端部とハンダ付可能である。このようにすると、各種部
品をギヤボックス5の一側方から組込み並びに取付けで
きるので作業性がよい。なお、後述するようにブラシホ
ルダ71をカバー77と予め一体化することも可能であ
る。
【0026】図7及び図8は第3実施例を示す。図7は
ギヤボックス5側部分の展開形状を示し、ギヤボックス
5は殆ど前実施例と同一であるが、カバー77はほぼ被
動ギヤケース5bに対応した大きさである。ただし、そ
の一部外周寄りにブラシホルダ収容部5cを覆うカプラ
ーユニット80が一体に形成されている。カプラーユニ
ット80は後述するように、ブラシホルダ71及びリレ
ー76をカバー77上に一体化したものであり、一側部
にはカプラー4が一体に突出形成されている。したがっ
て、カバー77を被動ギヤケース5b上に被せ、かつブ
ラシ72を予め接続したブラシホルダ71をブラシホル
ダ収容部5c内へ嵌合し、カバー77と被動ギヤケース
5bの接合部をネジ止めすれば、カバー77の取付と同
時にブラシ72の取付も完了するので、組立て作業が迅
速かつ容易になる。
【0027】図8は図7のB−B線に沿うカプラーユニ
ット80の断面構造を示す。カプラーユニット80はリ
レーボックス3、カプラー4及びブラシホルダ71をカ
バー77と一体に形成してあり、このうち上方に開口し
て形成されたリレーボックス3内にはリレー76が収容
され、シール樹脂81によりシールされている。カプラ
ー4はリレーボックス3の側方へ向かって開口するよう
カバー77上へ一体に形成され、この内部へターミナル
プレート25a乃至25dの各一端部が突出され、他端
部はリレーボックス3内のリレー76へ接続されてい
る。
【0028】カプラーユニット80の下方にはブラシホ
ルダ71が下方へ向って突出され、この内部へ一端がリ
レー76と接続するターミナルプレートの接続端75が
突出している。接続端75の先端は接続端子74と接続
している。接続端子74はブラシ72と結線されてい
る。
【0029】図9は第4実施例を分解して示す図であ
る。この例ではハウジング2の一側部にリレーボックス
3及びカプラー4が設けられ、リレーボックス3内に設
けられているリレー76に接続する接続端75の一端部
がフランジ2aから、ハウジング2の軸線方向外方へ突
出している。一方、ギヤボックス5内にはブラシホルダ
やブラシ等からなるブラシユニット82が収容され、そ
の接続端子74がフランジ5a近傍に設けられている。
【0030】そこで、ハウジング2のフランジ2aとギ
ヤボックス5のフランジ5aとを合せ、接続端75を接
続端子74へ接続した後、両フランジ2a、5aをネジ
止めすると、モーター1が組立てられる。このようにす
ると、ハウジング2とギヤボックス5を結合するだけで
必要な電気的接続も済んでしまい、そのうえギヤボック
ス5のカバーも不要になるから、組立て作業の効率がさ
らに向上する。
【0031】
【発明の効果】モーターの正逆転を制御するためのリレ
ーをモーターのハウジング内に一体化するとともに、リ
レーとモーターをダイレクトに接続したので、太い電源
ライン用ハーネスは電源とリレー間へ配線するだけで足
り、スイッチとリレー並びにスイッチと電源間の各接続
は、より細い小電流信号用のハーネスで足りることにな
る。このため、太い電源ライン用ハーネスの使用量は総
延長及び容量ともに著しく少なくなる。ゆえに、配線ス
ペースを少なくでき、パワーウィンド全体の軽量化が可
能になり、かつコストダウンを図ることができる。ま
た、電圧降下の低減により、システムの効率がアップ
し、経年変化も抑制できるので長寿命化が可能になる。
さらに、スイッチに対する負荷要件も小さくなるため、
スイッチ設計の自由度を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る図2のA−A線に沿う断面図
【図2】第1実施例の外観斜視図
【図3】第1実施例に係るパワーウィンドの配置を示す
乗用車の模式平面図
【図4】第1実施例の要部回路図
【図5】第1実施例の要部回路図
【図6】第2実施例に係るモーターの展開図
【図7】第3実施例に係るモーター要部の展開図
【図8】図7のB−B線に沿う断面図
【図9】第4実施例に係るモーター要部の展開図
【符号の説明】
1 モーター 2 モーターケース(モーターのハウジング) 3 リレーボックス 8 モーター本体 17 アップ側リレー 18 ダウン側リレー 26 リレーのターミナルプレート 27 リレーのターミナルプレート 30 電源ライン用ハーネス 31 小電流信号用ハーネス MS メインスイッチ AS アシスタントスイッチ RS 後席右側スイッチ LS 後席左側スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、このハウジング内に設け
    られたモーター本体とを備え、スイッチの操作によりリ
    レーを介してモーター本体に対する正逆回転等の駆動を
    制御可能に構成されたモーターにおいて、リレーをハウ
    ジング内へ一体に設けるとともに、リレーとモーター本
    体との間をダイレクトに接続したことを特徴とするモー
    ター。
JP3340081A 1991-11-29 1991-11-29 モーター Pending JPH05161301A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1235328A1 (en) * 2001-02-21 2002-08-28 Ergon S.r.l. Method to equip an induction motor with electrical connections and connection device that carries out this method
US7109617B2 (en) * 2002-11-19 2006-09-19 Asmo Co., Ltd. Motor and method for manufacturing motor
JP2014225936A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 三菱電機株式会社 車両用発電電動機

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