JP2001253054A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JP2001253054A
JP2001253054A JP2000069062A JP2000069062A JP2001253054A JP 2001253054 A JP2001253054 A JP 2001253054A JP 2000069062 A JP2000069062 A JP 2000069062A JP 2000069062 A JP2000069062 A JP 2000069062A JP 2001253054 A JP2001253054 A JP 2001253054A
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    • B41F31/02Ducts, containers, supply or metering devices
    • B41F31/04Ducts, containers, supply or metering devices with duct-blades or like metering devices
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    • B41F33/0036Devices for scanning or checking the printed matter for quality control
    • B41F33/0045Devices for scanning or checking the printed matter for quality control for automatically regulating the ink supply
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41P2227/70Forming the printing surface directly on the form cylinder

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】基準となる印刷物を準備しなくてもインキ供給
量の制御を自動で行える印刷装置を提供する。 【解決手段】外部の画像データ作成手段からインキ供給
量制御用の画像データd1を受け取る。標準色データ演
算手段41は、インキ供給手段の各インキキーの領域に
合わせてL表色系で数値変換し、標準色デー
タdaを得る。印刷色データ演算手段43は、実際に印
刷された画像を撮像手段により読み取った画像データd
2を、前記標準色データdaの演算と同様の手法で処理
し、印刷色データdbを得る。差分データ演算手段44
は、前記標準色データdaと印刷色データdbとをイン
キキー領域毎に比較して、差分データdcを演算する。
修正データ演算手段45は、前記差分データdcから濃
度値に対応したインキキー31の開度の修正量を表す修
正データd3を各色毎に求める。制御部は 修正データ
d3に基づいて、各インキ供給手段のインキキー毎にそ
の開度を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷版に対しイ
ンキを供給してインキ画像を形成した後に印刷用紙に転
写する印刷装置に関し、特に画像データに基づいて印刷
版に画像を形成する製版手段と、当該印刷版の幅方向に
沿って複数に分割した各領域毎にインキ供給量を可変す
ることができるインキ供給手段とを備えた製版機構付き
印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル画像データに基づいて印
刷版上に画像を形成する製版装置、いわゆるCTP(Co
mputer-To-Plate)装置を機内に組み込んだ印刷装置が
実用化されており、例えば特開平10−272756号
公開公報などに開示されている。このような印刷装置は
デジタル印刷機と呼称されており、画像データから直接
印刷物が得られるため作業時間が短い多品種少部数印刷
などに適している。このデジタル印刷機では、非熟練者
でも容易に扱えるように製版工程などが自動化されてい
るが、印刷工程におけるインキ供給制御等については更
なる自動化が望まれている。
【0003】従来の印刷装置におけるインキ供給制御で
は、印刷装置に接続された色見台を使用するのが一般的
であるが、この場合、オペレータが適宜の印刷サンプル
を取り出して印刷物の色測定を行わなければならないと
いう問題がある。なお通常、色見台では印刷物に設けら
れたカラーチャートを測定する。
【0004】この問題を解決するために、特許第282
4334号に開示されているように、印刷装置に印刷物
の画像を撮像する手段を備える印刷装置が開示されてい
る。この従来技術では、印刷装置の圧胴上で印刷物を撮
像して画像データを得るとともに、この画像データと予
め制御の基準となる印刷物を読んだ基準画像データとの
比較によってインキ供給量を制御するようにしている。
この従来技術では、印刷装置内で印刷物の画像を撮像す
るようにしているので、色見台を用いる場合のようにオ
ペレータが介在しなくてもよいという利点がある。また
印刷物の画像を用いるため、カラーチャートが不要であ
るという利点もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術では予め基準となる印刷物を準備しなければならな
い。このような印刷物は、例えば予め準備された校正刷
りもしくは印刷中に得られた良好な印刷物、いわゆるO
Kシートと称される印刷物である。ところが、近年では
前記校正刷りをインクジェットプリンターなどの簡易校
正装置で行う場合も多く、印刷装置で使用できるような
基準となる印刷物を予め準備することができない場合が
ある。また印刷中にokシートを得る方式は、当該OK
シートを得るまでは手動でインキ制御を行わなければな
らず、多部数印刷であれば良いが少部数印刷では時間的
・印刷枚数的に不経済である場合が多い。従って、多品
種少部数印刷に適した前記デジタル印刷機には不適であ
る。
【0006】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、基準となる印刷物を予め準備しなくて
も適切なインキ供給量の制御を自動で行える印刷装置を
提供することを目的とする。
【0007】一方、前記従来技術では印刷物を撮像する
手段を圧胴の近辺に備えている。この場合、印刷用紙を
全面に渡って安定して撮像するのは困難である。すなわ
ち印刷用紙の後端部を撮像する時点では当該印刷用紙の
先端部は既に他の胴(例えば排紙胴)に咥えられてい
て、印刷用紙の終端側が圧胴に対し固定されていないた
めである。このような場合、印刷用紙の移動にともなっ
て後端側がばたついて適切に撮像できない可能性があ
る。
【0008】さらに、前記特開平10−272756号
公開公報で示された印刷装置のように、圧胴に対し複数
のブランケット胴が当接するようなサテライト型印刷装
置では、圧胴近辺に撮像手段自体を配置するスペースが
ない場合が考えられる。
【0009】この発明は、さらに上記課題を解決するた
めになされたものであり、圧胴近辺以外に撮像手段を配
置して印刷物の後端部であっても良好な撮像を行える印
刷装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、印刷物を構成する画像データに基づいて印刷版に画
像を形成する製版手段と、当該印刷版の幅方向に沿って
複数に分割したインキ領域毎にインキ供給量を可変する
ことができるインキ供給手段とを備えた印刷装置であっ
て、前記画像データを前記インキ領域毎に所定の表色系
により数値変換し、得られた表色値を標準色データとし
て記憶する標準色データ演算手段と、この印刷装置に配
置され、印刷用紙に印刷された画像を撮像する撮像手段
と、前記撮像手段により撮像された画像データを、前記
インキ領域毎において前記表色系により数値変換して印
刷色データを求める印刷色データ演算手段と、前記標準
色データと印刷色データとを比較して、前記インキ領域
毎に差分データを得る差分データ演算手段と、前記差分
データに基づいてインキ供給量の修正データを得る修正
データ演算手段と、前記修正データに基づいて前記イン
キ供給手段の供給するインキ供給量を制御するようにし
た制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記印刷装置はシート状の印刷用紙の
前端部を咥えて排出する排出手段と、前記排出中の印刷
用紙の搬送状態を安定させる安定手段と、を備えてお
り、前記撮像手段は、前記安定手段によって搬送状態が
安定している印刷用紙を撮像するようにしたことを特徴
とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記印刷装置は、印刷されたシート状
の印刷用紙を順次平台上に積載して貯留する排出貯留部
を備えており、前記撮像手段は、前記排出貯留部に積載
された印刷用紙の画像領域の全面を撮像範囲とする2次
元撮像手段であることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、印刷物を構成す
る画像データに基づいて印刷版に画像を形成する製版手
段と、当該印刷版の幅方向に沿って複数に分割したイン
キ領域毎にインキ供給量を可変することができるインキ
供給手段とを備えた印刷装置であって、前記製版手段が
印刷版に画像を記録する際に、前記製版手段は前記イン
キ領域毎に既知の色領域を設定したカラーチャートの画
像を記録するものであり、前記カラーチャートの色に対
応する所定の表色系による数値を標準色データとして記
憶しておく記憶手段と、この印刷装置に配置され、印刷
用紙に印刷されたカラーチャートを撮像する撮像手段
と、前記撮像手段により撮像されたカラーチャートの画
像データを、前記表色系により数値変換してカラーチャ
ートの印刷色データを求める印刷色データ演算手段と、
前記カラーチャートにおける標準色データと印刷色デー
タとを比較して、前記インキ領域毎に差分データを得る
差分データ演算手段と、前記差分データに基づいてイン
キ供給量の修正データを得る修正データ演算手段と、前
記修正データに基づいて前記インキ供給手段の供給する
インキ供給量を制御するようにした制御手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、前記カラーチャートを表すカラーチャ
ートの画像データを記憶するカラーチャート記憶手段を
有し、前記製版手段が印刷版に画像を記録する際に、前
記製版手段は当該カラーチャート記憶手段から読み出し
たカラーチャートの画像データを前記印刷物を構成する
画像データに加算して画像を記録するようにしたことを
特徴とする。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項4または
5に記載の発明において、前記印刷装置はシート状の印
刷用紙の前端部を咥えて排出する排出手段と、前記排出
中の印刷用紙の搬送状態を安定させる安定手段と、を備
えており、前記撮像手段は、前記安定手段によって搬送
状態が安定している印刷用紙を撮像するようにしたこと
を特徴とする。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項4または
5に記載の発明において、前記印刷装置は、印刷された
シート状の印刷用紙を順次平台上に積載して貯留する排
出貯留部を備えており、前記撮像手段は、前記排出貯留
部に積載されたカラーチャートを撮像範囲に含める2次
元撮像手段であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、この
発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。図
1はこの発明に係る印刷装置の一例を示す側面概要図で
あり、図2はこの印刷装置の主要部の電気的構成を示す
ブロック図である。
【0018】まず図1に示すように、この印刷装置は、
印刷機構として、印刷版を保持する第1および第2の版
胴1、2と、それぞれの版胴からインキ画像を転写する
ための第1および第2ブランケット胴3、4と、印刷用
紙を保持して両ブランケット胴3、4からインキ画像が
転写される圧胴5と、圧胴5に対し印刷用紙を供給また
は排出する給紙胴6および排紙胴7と、前記第1および
第2の版胴1、2上の印刷版に対し湿し水またはインキ
を供給する湿し水供給手段8およびインキ供給手段9
と、積載された未印刷の印刷用紙を順次供給する給紙部
10と印刷された印刷用紙を順次積載する排紙部11と
を備える。
【0019】一方、この印刷装置は、製版機構として、
前記第1および第2の版胴1、2に対し未露光の印刷版
を供給する印刷版供給部12と、版胴上の印刷版に対し
画像を記録する画像記録部13と、画像が記録された印
刷版を現像処理する現像部14と、使用済みの印刷版を
排出する印刷版排出部15とを備える。
【0020】また、この印刷装置は、印刷された印刷用
紙上の画像を撮像する撮像部16と、図2に示すよう
に、印刷装置の各部を制御するための制御部17と、前
記撮像部16で得た画像を画像処理する画像処理部18
とを備える。
【0021】以下、各部の詳細について説明する。第1
の版胴1は、図示しない版胴駆動機構によって図1の実
線で示す第1の印刷位置と二点鎖線で示す画像記録位置
との間を移動可能なように構成されており、第2の版胴
2についても同様に図示しない版胴駆動機構によって図
1の実線で示す第2の印刷位置と二点鎖線で示す画像記
録位置との間を移動可能なように構成されている。すな
わち第1および第2の版胴1、2は、印刷作業を実行す
る時にはそれぞれ第1または第2の印刷位置に配置さ
れ、製版作業を実行する時には、順次交代して画像記録
位置に配置されて各版胴上での印刷版の製版処理が行わ
れる。この第1の版胴1と第2の版胴2とは、それぞれ
そ2色分の印刷版を保持可能な周面を有し、各印刷版を
その周面上で180度対向した位置に固定するための図
示しない咥え手段を2組ずつ備える。
【0022】第1のブランケット胴3は、前記第1の印
刷位置にて第1の版胴1と当接して回転するように構成
されており、第2のブランケット胴4についても同様に
前記第2の印刷位置にて第2の版胴2と当接して回転す
るように構成されている。この第1および第2のブラン
ケット胴3、4は、前記第1および第2の版胴1、2と
同じ直径を有し、各版胴から2色分のインキ画像を転写
可能なブランケットをその周面に装着している。
【0023】圧胴5は、前記第1および第2の版胴1、
2の1/2の直径を有し、第1および第2のブランケッ
ト胴3、4の両方と当接して回転するように構成されて
いる。この圧胴5には、前記印刷版に対応する大きさの
印刷用紙を1枚保持可能な図示しない咥え手段を備えて
いる。この咥え手段は図示しない開閉機構によって所定
のタイミングで開閉して、前記印刷用紙の前端部を挟持
することができる。
【0024】給紙胴6および排紙胴7は、圧胴5と同じ
直径を有し、前記圧胴5に備えられた咥え手段と同様の
図示しない咥え手段を備える。この給紙胴6および排紙
胴7の咥え手段は、前記圧胴5の咥え手段と同期して印
刷用紙を受け渡し可能なように配置されている。
【0025】上記第1および第2の印刷位置に配置され
た第1および第2の版胴1、2と、第1および第2のブ
ランケット胴3、4と、圧胴5と、給紙胴6および排紙
胴7とは、それぞれの胴に対し各胴の直径と同じ大きさ
の図示しない駆動ギアが胴端に備えられており、各々当
接する胴の間で各ギアが噛合している。従って、このギ
アを図示しない印刷駆動用モータにより駆動すること
で、上記各胴を同期して回転駆動することができる。
【0026】なお、本実施の形態の印刷装置では、圧胴
5に対し版胴1、2およびブランケット胴3、4が2倍
の周長を有するため、版胴1、2およびブランケット胴
3、4が1回転する毎に圧胴が2回転する。従って、圧
胴5が印刷用紙を保持したまま2回転すると、第1およ
び第2の版胴1、2から、2色+2色の合計4色の多色
印刷が行える。
【0027】湿し水供給手段8は、第1および第2の印
刷位置における各版胴1、2に対しそれぞれ2組づつ配
置されており、各版胴1、2上の2つの印刷版に対し選
択的に湿し水を供給することができる。この湿し水供給
手段8は、湿し水を貯留する水舟と、水舟内の湿し水を
汲み上げて印刷版面に渡す湿し水ローラ群とからなり、
湿し水ローラのうち少なくとも印刷版面に当接するロー
ラは、図示しないカム機構によって版胴面に対し当接ま
たは離間するするように構成されている。なお印刷版が
湿し水を不要とするタイプの印刷版であれば、湿し水供
給手段8は不要となる。
【0028】インキ供給手段9は、第1および第2の印
刷位置における各版胴1、2に対しそれぞれ2組づつ配
置されており、各版胴1、2上の2つの印刷版に対し選
択的に異なる色のインキを供給することができる。例え
ばこの実施の形態では、第1の版胴1に対しては、K色
(ブラック)とM色(マゼンタ)のインキ供給手段8が
配置され、第2の版胴2に対しては、C色(シアン)と
Y色(イエロー)のインキ供給手段8が配置される。
【0029】なお、湿し水供給手段8とインキ供給手段
9のいくつかは、前記第1および第2の版胴1、2の移
動にともない、その移動経路から待避できるように構成
されている。
【0030】このインキ供給手段9の構成を図3を用い
て説明する。図3は、インキ供給手段9の一例を示す側
面概要図である。図3において、インキ供給手段9は、
インキつぼ装置を構成するインキ出しローラ20および
インキキー21と、アーム22により揺動自在に設けら
れたインキ移しローラ23と、複数のインキローラ24
と、印刷版面に当接してインキを供給するインキ着けロ
ーラ25とを備える。なお図3ではインキローラ24は
1本のみ図示している。
【0031】インキつぼ手段は、版胴の軸線に沿って設
けられたインキ出しローラ20の周面に対し金属薄板か
らなるインキキー21を当接させたものであり、当該イ
ンキキー21は、前記インキ出しローラ20の軸線方向
に沿って複数に分割されている。このインキ出しローラ
20とインキキー21と図示しない側板とによって形成
されたインキ溝空間にインキが貯留される。
【0032】各インキキー21は、図示しない駆動ネジ
等によって独立してインキ出しローラ20の表面に対し
当接または離間する方向に駆動するよう構成されてお
り、これによってインキ出しローラ20とインキキー2
1との隙間(開度)を調整することができる。そしてイ
ンキ出しローラ20を図の反時計方向に回転させること
によって、前記開度に基づいた膜厚でインキ出しローラ
20の表面にインキが出される。
【0033】インキ移しローラ23は、アーム22の移
動によってインキ出しローラ20とインキローラ24と
の間を往復し、インキ出しローラ20とインキローラ2
4とに交互に当接することでインキ出しローラ20上の
インキをインキローラ24に移す。
【0034】インキローラ24は、金属製またはゴム製
の複数のローラが順次当接するよう配置され、そのいく
つかはローラの軸線方向に揺動移動する。このインキロ
ーラによってインキ練り動作が行われる。
【0035】インキ着けローラ25は、少なくとも1つ
のインキローラ24に対し当接した状態で、図示しない
カム機構によって第1の版胴1または第2の版胴2の周
面に対し当接または離間する。これにより版胴上の対応
する印刷版に対応する色のインキを供給することができ
る。
【0036】このインキ供給手段9では、前記インキキ
ー21の開度調整によって、版胴の軸線方向(印刷方向
に対し直交する方向)に沿って各色のインキ供給量を制
御することができる。
【0037】図1に戻って、給紙部10は、未使用の印
刷用紙を積載したパイルから印刷用紙を一枚ずつ取りだ
して給紙胴6に渡すものであって、この実施の形態で
は、給紙胴の2回転毎に1回印刷用紙を供給するよう動
作する。また排紙部11は、印刷された印刷用紙を排紙
胴7から受け取って積載するものである。この排紙部1
1の詳細については後述する。
【0038】次に、この印刷装置の製版機構について説
明する。この印刷装置では、製版作業を実行する時に
は、第1および第2の版胴1、2を交互に画像記録位置
に移動させる。この画像記録位置では、図示しない摩擦
ローラが版胴に当接されて回転駆動するように構成され
ている。
【0039】印刷版供給部12は、ロール状の未露光印
刷版を遮光して保管したカセットロールと、引き出した
印刷版を版胴1、2まで搬送する搬送ローラおよび搬送
ガイドと、前記印刷版をシート状に切断する切断手段
と、を有する。この実施の形態では、印刷版としては銀
塩感材を用いており、レーザ光によって画像を記録する
ものである。なお印刷版の供給動作手順は、まず前記カ
セットロールから引き出した印刷版の先端を前記版胴
1、2の図示しない咥え手段に挟持させ、この状態で版
胴1、2を回転させて印刷版を版胴1、2上に巻回し、
この後、所定長で印刷版を切断して印刷版の後端を他方
の咥え手段により挟持するものである。
【0040】画像記録部13は、レーザ光のon/of
fによって印刷版上に露光を施して画像を記録するもの
である。この実施の形態では、図示しないレーザ発信源
から発射されたレーザ光を図示しないポリゴンミラーな
どの偏光器によって版胴の軸線方向に沿って走査すると
ともに、版胴を回転させることで印刷版面を走査する構
成になっている。なお、印刷版および画像記録部13と
しては、露光により画像を記録するものだけでなく、熱
や放電加工によって画像を記録するものであってもよ
い。
【0041】現像部14は、前記画像記録部13により
露光された印刷版を現像処理するものである。この実施
の形態では、現像部14は、図示しない処理槽に貯留さ
れた処理液を塗布ローラにより汲み上げて印刷版に対し
塗布して現像処理を行う構成になっており、版胴から待
避する位置と版胴へ近接する位置とに移動する図示しな
い昇降手段が備えられている。なお現像処理が要らない
画像記録方法を採用すれば、現像部14はなくてもよ
い。
【0042】この印刷装置では、第1および第2の版胴
1、2を画像記録位置へ移動させ、印刷版の供給と画像
の記録および現像とを行って製版作業を実行する。製版
作業が完了すれば、第1および第2の版胴1、2を第1
および第2の印刷位置に配置して印刷作業を行うことが
できる。
【0043】一方、この印刷装置は印刷作業の終了後に
印刷版を自動で排出することができる。この実施の形態
では、印刷版排出部15は、画像記録位置にある版胴か
ら印刷版を剥離する剥離手段と、剥離された印刷版を搬
送する搬送手段と、搬送された使用済みの印刷版を排出
する排出カセットとを備える。
【0044】次に、図4を用いて本発明に係る撮像部1
6と前記排紙部11との構成について説明する。なお、
図4は排紙部11近傍の側面概要図である。まず排紙部
11は、前記排紙胴7と、この排紙胴7と略同径の2つ
のギア7’との間に掛け回された2本の無端状のチェー
ン30と、この2本のチェーンによって搬送され、印刷
用紙Sを搬送するための複数の咥え手段31と、これら
の咥え手段31により搬送された印刷用紙Sを積載する
ための排紙台32とからなる。
【0045】前記排紙胴7の両端部には、それぞれチェ
ーン30と係合するための図示しないギア部を備えてお
り、このギア部に対向して略同径の2つのギア7’が配
置されている。そして排紙胴7のギア部とギア7’とに
おいて無端状のチェーン30が掛け回されている。この
チェーン30の長さは、前記排紙胴の周長の整数倍の長
さに設定されている。
【0046】咥え手段31は、印刷用紙Sの先端を挟持
するための開閉可能な爪部材を有し、複数の咥え手段3
1が前記2つのチェーン間に渡って固定されている。こ
の咥え手段の間隔は前記排紙胴7の周長に相当する。従
って、前記排紙胴7の回転にともない同期して咥え手段
31がループ状に走行する。一方、各咥え手段31は、
図示しないカム機構によって前記排紙胴7に設けられた
咥え手段と同期して開閉するように構成されており、排
紙胴7から印刷用紙Sを受け取り、排紙台32上で印刷
用紙Sを排出する。
【0047】排紙台32は、複数の印刷用紙Sを積載可
能なパレット状部材であって、図示しない昇降手段によ
って上下移動をする。すなわち印刷用紙Sが排出される
に従って順次排紙台32が下降することにより印刷用紙
Sの排出高さを一定にし、印刷用紙Sの排出動作を円滑
に行なうことができる。
【0048】上記排紙部11では、印刷用紙Sの先端を
咥え手段31で挟持して搬送するため、印刷用紙Sの後
端は固定されていないフリーの状態で搬送されるため、
搬送にともない印刷用紙Sのばたつきが発生する。本実
施の形態では、この印刷用紙Sのばたつきを抑制するた
めに、排紙台32の前方側において印刷用紙Sの搬送状
態を安定させる安定手段としての吸着ローラ33を備え
る。
【0049】この吸着ローラ33は、その表面に微細な
吸着孔を多数備えており、図示しない真空ポンプと接続
されている。この吸着ローラ33は、そのローラ軸線が
前記咥え手段31と平行になり、前記チェーン30の下
方通過位置と略同じ高さにローラの頂部が位置するよう
に配置されている。なお、吸着ローラ33は、前記咥え
手段31の通過速度に合わせて回転駆動するか、もしく
は回転自在にのみ構成されている。従って、印刷用紙S
は、吸着ローラ33上を通過する際には吸着ローラ表面
に吸着された状態となって搬送されるので、この吸着ロ
ーラ33上の部分での印刷用紙Sはばたつかない。なお
吸着ローラ33に代えて、前記印刷用紙Sを平面的に吸
着するような吸着板部材を採用してもよい。
【0050】撮像部16は、搬送される印刷用紙を照明
する照明手段34と、照明された印刷用紙上の画像を撮
像して画像データを得るための撮像手段35とからな
る。照明手段34は、前記吸着ローラ33に沿って配置
され、前記吸着ローラ33上の印刷用紙を照明する複数
の線状光源からなり、前記チェーン30の間に設けられ
ている。なお、前記光源の中央部には撮像用のスリット
が形成されている。
【0051】撮像手段35は、遮光および防塵のための
筐体36と、この筐体内部に配置されたミラー37、レ
ンズ38、CCDラインセンサ39とを備える。この撮
像手段35は、前記吸着ローラ33上の印刷用紙の画像
を前記照明手段34のスリットを通して撮像するもので
あり、ミラー37で折り返された画像の入射光は、レン
ズ38を通ってCCDラインセンサ39で受光される。
なお、CCDラインセンサはRGBの3色に対応して画
像を読み取る。この実施の形態では、印刷用紙の移動に
ともない、印刷用紙上の画像が順次ライン毎に読み取ら
れることになる。
【0052】次に図2に示される制御部17と画像処理
部18とを説明する。図2のブロック図で示されるよう
に、この印刷装置は、前記インキ供給手段9、画像記録
部13、撮像部16ならびに画像処理部18などを含む
印刷装置の各部を制御するための制御部17が備えられ
ている。この制御部17は、各種入出力手段、表示手
段、記憶手段ならびに入出力インターフェイスなどを備
えるマイクロコンピュータシステムからなり、LANな
どによって外部の画像データ作成装置DTに接続されて
いる。
【0053】画像データ作成装置DTは、例えば印刷物
を構成する画像データを作成するためのDTP装置(De
sk-Top-Publishing)および前記画像データをビットマ
ップ形式の2値の画像データに変換するRIP装置(Ra
ster-Image-Processing)であって、当該画像データを
印刷装置に供給する。なお、この実施の形態では、供給
する画像データは、RIP処理済みの2値の画像データ
d0と、インキ供給量制御用の画像データd1である。
【0054】2値の画像データd0は、前記画像記録部
13に送出され、この画像データに基づいて印刷版上に
画像が記録される。すなわち画像データd0の2値に応
じてレーザ光がon/off制御されて、画像が記録さ
れる。
【0055】インキ供給量制御用の画像データd1は、
この実施の形態ではCIP3(International Cooperat
ion for Integration of Prepress, Press, and Postpr
ess)規格におけるPPF(Print Production Format)
データであり、実際に印刷版上に画像を記録するための
画像データ、すなわち前記2値の画像データd0をRI
P処理する前の画像データ、を低解像度に変換した画像
データであって、各画素値はRGB毎に多値で表されて
いる。この画像データd1は画像処理部18によって画
像処理されてインキ供給量の制御に用いられる。
【0056】なお、本実施の形態では、外部の画像デー
タ作成装置DTから2値の画像データd0とインキ供給
量制御用の画像データd1を得るようにしているが、例
えばRIP前の画像データを得て印刷装置内部でRIP
処理を行ない、また同様に印刷装置内部でインキ供給量
制御用の画像データを作成するようにしてもよい。さら
に、画像データd1は、以後の演算の軽減を行うために
低解像度の画像データを用いているが、低解像度にせず
にそのままの解像度の画像データを用いてもよい。
【0057】画像処理部18は、前記画像データd1と
前記撮像部16により撮像した画像データd2とに基づ
いて、インキ供給手段9のインキキー開度を調整するた
めの修正データd3を演算するものであって、各種入出
力手段や記憶手段などを備えるマイクロコンピュータシ
ステムからなる。なお、この実施の形態では、制御部1
7と画像処理部18とを別のマイクロコンピュータシス
テムで構成しているが、共通のマイクロコンピュータシ
ステムで構成してもよい。
【0058】以下、画像処理部18の機能的な構成を図
5の機能ブロック図を用いて説明する。図5において、
画像処理部18は、画像データd1を所定の表色系によ
り数値化して標準色データdaを演算する標準色データ
演算手段41と、この標準色データdaを記憶する記憶
手段42と、前記撮像部16で撮像した画像データd2
を前記表色系により数値化して印刷色データdbを演算
する印刷色データ演算手段43と、前記標準色データd
aと印刷色データdbとを比較して差分データdcを演
算する差分データ演算手段44と、得られた差分データ
dcから前記インキ供給手段9のインキキー21の開度
を調整する修正データd3を演算する修正データ演算手
段45とを備える。
【0059】標準色データ演算手段41は、まず前記P
PF形式の画像データd1を、前記インキ供給手段9の
各インキキー21の領域幅に合わせて複数の領域に分割
する。この分割は図7に示されるように行われる。図7
は、画像データd1の分割を説明するための図であり、
理解が容易なように印刷幅方向のインキキー領域を5個
にし、印刷進行方向を4つの領域に分割している。そし
て各領域のRGB値で示された平均色をL
色系で数値変換する。次にインキキーの幅領域ごとに印
刷進行方向の領域の表色系数値を加算平均して、すなわ
ち図7の例では、図の縦方向の4つの領域の表色系数値
を加算平均して、標準色データdaを得る。なお、印刷
進行方向の分割幅は適宜演算しやすい幅に設定すればよ
い。
【0060】この標準色データdaは、一般的に印刷版
の版替えを行わない限り同一のものを使用するので、記
憶手段42により記憶しておく。なお、上記表色系の変
換は既知のRGBからLへの変換であるから
具体的な演算方法は省略する。
【0061】印刷色データ演算手段43は、前記撮像手
段により読み取った画像データd2を、前記標準色デー
タdaの演算と同様の手法で処理し、印刷色データdb
を得る。前記画像データd2は、予め定められたサンプ
リング間隔で得られるため、それに合わせて印刷色デー
タdbが順次演算される。なお、前記画像データd2の
読取解像度は、前記画像データd1の解像度に合わせて
設定しておくのが好ましい。
【0062】差分データ演算手段44は、前記標準色デ
ータdaと印刷色データdbとをインキキー領域毎に比
較して、差分データdcを演算する。すなわち標準色デ
ータdaと印刷色データdbとから、実際の印刷物の色
合いが、元の画像データどおりに仕上がっているかどう
かの差分を、表色系数値により表したものが前記差分デ
ータdcである。
【0063】修正データ演算手段45は、まず前記差分
データdcからYMCKの各インキの濃度値を演算す
る。つまり前記差分データdcは、表色系による色の差
を表しているので、この色の差を実際に使用するYMC
Kの4色のインキの濃度値に変換する。この変換は、予
め用意した変換テーブルに基づいて行う。この変換テー
ブルは、予め使用するインキの濃度値を複数ステップ毎
に印刷したカラーチャートを測色計により測色してL
表色系数値を得て、前記インキ濃度値と表色系
数値とを対応づけたものである。
【0064】前記差分データdcに基づいて各インキキ
ー領域毎に各色のインキの濃度値が得られたら、この濃
度値に対応したインキキー31の開度の修正量を表す修
正データd3を各色毎に求める。例えば、インキキーの
開度の修正量に基づいて印刷されるインキ濃度の変化量
を求めておいて変換テーブルを定めておけばよい。
【0065】得られた修正データd3に基づいて、前記
制御部17は各インキ供給手段9のインキキー毎にその
開度を調整する。
【0066】次に本実施の形態におけるインキ供給量の
制御手順について、図6のフローチャートを用いて説明
する。まず、オペレータによりステップS1では印刷装
置の各部の設定が行われる。例えば、前記撮像部16の
サンプリング間隔や印刷枚数、印刷速度などの諸条件を
設定する。
【0067】次のステップS2では、印刷装置が外部の
画像データ作成装置DTから画像データd0、d1を受
け取る。そして画像データd1は画像処理部18に転送
され、標準色データ演算手段41によって画像データd
1から標準色データdaが演算される。得られた標準色
データdaは記憶手段42により記憶される。
【0068】ステップS3では、まず印刷装置において
前記画像データd0に基づき製版作業が実行され、次い
で印刷作業が行われる。なお、初期のインキ供給手段9
のインキキー開度の設定は、前記標準色データdaに基
づいて設定される。
【0069】ステップS4から本発明に係るインキ供給
量の制御手順が実行される。まずステップS4では、図
示しないセンサーにより印刷用紙の位置が検出される。
これは例えば、排紙部11の咥え手段31の位置をセン
サーにより検出したり、また搬送される印刷用紙の位置
を光学的に検出することで達成される。
【0070】ステップS5では、前記印刷用紙の位置の
検出に基づくタイミングにより、前記撮像部16が印刷
用紙上の画像を撮像開始する。そして画像データd2が
得られる。なお画像データd2は、印刷用紙の搬送タイ
ミングのズレや機械の振動などによって読取位置に誤差
が生じる可能性がある。この不具合を解決するには、印
刷された見当合わせマークなどを画像処理により抽出し
て位置決め処理を行うのが好ましい。
【0071】ステップS6では、印刷色データ演算手段
43によって前記画像データd2を変換し、印刷色デー
タdbを求める。ステップS7では、差分データ演算手
段44によって前記標準色データと印刷色データとを比
較し、差分データdcを求める。ステップS8では、修
正データ演算手段によって、ます前記差分データdcか
ら目標となるインキ濃度値を算出する。そしてステップ
S9では、求めたインキ濃度値からインキキー開度の調
整を行うための修正データd3を求める。得られた修正
データd3は制御部17に転送される。ステップS10
では、求めた修正データd3に基づいて、制御部17が
各インキ供給手段9のインキキー31の開度を調整す
る。
【0072】ステップS11は印刷作業が終了したかど
うかを判断し、終了すればこの手順を終了する。印刷作
業が続行すれば、ステップS4以下の手順に戻り、予め
定められたサンプリング間隔でインキ供給量の調整を続
行する。
【0073】上記実施の形態によれば、印刷版に画像を
記録する画像データから基準となる標準色データを得る
ようにしているので、予めokシートなどの印刷物を準
備しなくてもよい。
【0074】[第2の実施の形態]図8は第2の実施の
形態に係る撮像部の一例を示す側面概要図である。上述
した第1の実施の形態では、撮像手段35にCCDライ
ンセンサー39を用いているが、この第2の実施の形態
では、撮像手段として印刷用紙上の画像を一括して撮像
可能な平面CCDカメラからなる2次元撮像手段35’
を採用している。この2次元撮像手段35’が使用でき
るのは、前記画像データd2はインキ供給量の制御のた
めに使用されるので低解像度でも十分であるという技術
的背景からである。従って、当該2次元撮像手段35’
はそれほど高解像度なものが必要ではなく、例えば70
万画素程度のCCDカメラでも使用できる。
【0075】この実施の形態では、搬送中の印刷用紙を
走査読み取りする必要がないため、印刷用紙の搬送を安
定させる機構が不要であるという利点がある。この他
に、図8に示す第2の実施の形態では、照明手段34’
を2次元撮像手段35’の撮像領域から待避した位置へ
移動させた以外は第1の実施の形態と同じ構成である。
【0076】[第3の実施の形態]前記第1および第2
の実施の形態は、印刷用紙上の画像を撮像してインキ供
給量を制御するようにしているが、印刷版に予めインキ
制御用のカラーチャートを形成し、印刷用紙上に印刷さ
れたカラーチャートを撮像するようにしてもよい。
【0077】この実施の形態の場合、予め画像記録部1
3で記録するカラーチャートデータを一定にしておけ
ば、第1および第2の実施の形態のように、印刷版毎に
画像データd1から基準色データdaを作成しなくても
基準色データdaは一定である。従って、予めカラーチ
ャートに対応する基準色データdaを求めておいて記憶
手段42に記憶しておくだけでよいという利点がある。
【0078】なお、印刷版上に一定のカラーチャートを
形成しておかなければならないという条件があるが、こ
れは製版機構を備えた印刷装置では容易に達成すること
ができる。例えば、予め定められたカラーチャートを表
す画像データを制御部17のメモリまたはディスクなど
に記憶しておきカラーチャート記憶手段(図示しない)
とする。このカラーチャートの画像データは予めRIP
処理された2値の画像データである。そして印刷版上に
画像を形成する時には、印刷物を構成する画像データd
0に対しカラーチャートに対応する画像データを加算し
てから記録すればよい。このような画像データの加算
は、カラーチャートが印刷版の余白部(画像データがな
い端部)に形成されるので容易である。
【0079】なお、この例では印刷装置においてカラー
チャートの画像を組み込むようにしているが、画像デー
タ作成装置DTにおいて予め画像データd0に前記カラ
ーチャートを組み込んでおいてもよい。
【0080】この実施の形態の場合でも、撮像手段とし
ては第1の実施の形態で示すラインセンサーを用いても
よいし、第2の実施の形態で示す平面型センサーを用い
ても良い。ただし後者の場合、印刷版面の全面ではな
く、予めカラーチャートが形成される既知の位置だけを
撮像するように配置すればよい。
【0081】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、画像デ
ータに基づいて印刷版上に画像を記録する製版機構を備
える印刷装置において当該画像データを所定の表色系数
値に変換して実際の印刷物の印刷色と比較するようにし
ているので、予め標準となる印刷物を準備しなくてもイ
ンキの供給を自動化することができる。
【0082】請求項2に記載の発明によれば、圧胴近辺
にスペースのない印刷装置にでも撮像手段を配置するこ
とができ、搬送中の印刷用紙の搬送状態を安定させる安
定手段を備えることで排出搬送中の印刷用紙でも正確に
撮像することができる。
【0083】請求項3に記載の発明によれば、印刷され
た印刷用紙を貯留する排出貯留部に、印刷用紙のほぼ全
面を一括して撮像できる2次元撮像手段を備えたので、
安定して印刷用紙を撮像することができる。
【0084】請求項4に記載の発明によれば、予め定め
られたカラーチャートを記録するようにした製版機構を
備える印刷装置において、当該カラーチャートで定めら
れた色と実際の印刷物におけるカラーチャートの印刷色
とを比較するようにしているので、予め標準となる印刷
物を準備しなくてもインキの供給を自動化することがで
きる。
【0085】請求項5に記載の発明によれば、印刷装置
にカラーチャートの画像データを記憶しておいて、当該
カラーチャートの画像データを印刷物を構成する画像デ
ータに加算するようにしているので、確実に対応するカ
ラーチャートを印刷版上に記録することができる。
【0086】請求項6に記載の発明によれば、圧胴近辺
にスペースのない印刷装置にでも撮像手段を配置するこ
とができ、搬送中の印刷用紙の搬送状態を安定させる安
定手段を備えることで排出搬送中の印刷用紙でも正確に
撮像することができる。
【0087】請求項7に記載の発明によれば、印刷され
た印刷用紙を貯留する排出貯留部に、印刷用紙のカラー
チャートを一括して撮像できる2次元撮像手段を備えた
ので、安定して印刷用紙を撮像することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る印刷装置の一例を示す側面概要
図である。
【図2】この印刷装置の主要な電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】この印刷装置におけるインキ供給手段を示す側
面概要図である。
【図4】この印刷装置における排紙部と撮像部とを示す
側面概要図である。
【図5】この印刷装置における画像処理部の機能的構成
を示す機能ブロック図である。
【図6】この印刷装置におけるインキ供給量制御手順を
示すフローチャートである。
【図7】画像の領域を説明するための説明図である。
【図8】別の実施の形態における撮像部を示す側面概要
図である。
【符号の説明】
1 第1の版胴 2 第2の版胴 3 第1のブランケット胴 4 第2のブランケット胴 5 圧胴 6 給紙胴 7 排紙胴 9 インキ供給手段 11 排紙部 13 画像記録部 17 制御部 18 画像処理部 21 インキキー 31 咥え手段(排紙部) 33 吸着ローラ 34、34’ 照明手段 35 撮像手段 35’ 2次元撮像手段 41 基準色データ演算手段 42 記憶手段 43 印刷色データ演算手段 44 差分データ演算手段 45 修正データ演算手段 d1 インキ供給量制御用の画像データ d2 印刷用紙を撮像して得た画像データ d3 修正データ da 標準色データ db 印刷色データ dc 差分データ S 印刷用紙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷物を構成する画像データに基づいて
    印刷版に画像を形成する製版手段と、当該印刷版の幅方
    向に沿って複数に分割したインキ領域毎にインキ供給量
    を可変することができるインキ供給手段とを備えた印刷
    装置であって、 前記画像データを前記インキ領域毎に所定の表色系によ
    り数値変換し、得られた表色値を標準色データとして記
    憶する標準色データ演算手段と、 この印刷装置に配置され、印刷用紙に印刷された画像を
    撮像する撮像手段と、 前記撮像手段により撮像された画像データを、前記イン
    キ領域毎において前記表色系により数値変換して印刷色
    データを求める印刷色データ演算手段と、 前記標準色データと印刷色データとを比較して、前記イ
    ンキ領域毎に差分データを得る差分データ演算手段と、 前記差分データに基づいてインキ供給量の修正データを
    得る修正データ演算手段と、 前記修正データに基づいて前記インキ供給手段の供給す
    るインキ供給量を制御するようにした制御手段と、を備
    える印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷装置はシート状の印刷用紙の前
    端部を咥えて排出する排出手段と、 前記排出中の印刷用紙の搬送状態を安定させる安定手段
    と、を備えており、 前記撮像手段は、前記安定手段によって搬送状態が安定
    している印刷用紙を撮像するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷装置は、印刷されたシート状の
    印刷用紙を順次平台上に積載して貯留する排出貯留部を
    備えており、 前記撮像手段は、前記排出貯留部に積載された印刷用紙
    の画像領域の全面を撮像範囲とする2次元撮像手段であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 印刷物を構成する画像データに基づいて
    印刷版に画像を形成する製版手段と、当該印刷版の幅方
    向に沿って複数に分割したインキ領域毎にインキ供給量
    を可変することができるインキ供給手段とを備えた印刷
    装置であって、 前記製版手段が印刷版に画像を記録する際に、前記製版
    手段は前記インキ領域毎に既知の色領域を設定したカラ
    ーチャートの画像を記録するものであり、 前記カラーチャートの色に対応する所定の表色系による
    数値を標準色データとして記憶しておく記憶手段と、 この印刷装置に配置され、印刷用紙に印刷されたカラー
    チャートを撮像する撮像手段と、 前記撮像手段により撮像されたカラーチャートの画像デ
    ータを、前記表色系により数値変換してカラーチャート
    の印刷色データを求める印刷色データ演算手段と、 前記カラーチャートにおける標準色データと印刷色デー
    タとを比較して、前記インキ領域毎に差分データを得る
    差分データ演算手段と、 前記差分データに基づいてインキ供給量の修正データを
    得る修正データ演算手段と、 前記修正データに基づいて前記インキ供給手段の供給す
    るインキ供給量を制御するようにした制御手段と、を備
    える印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記カラーチャートを表すカラーチャー
    トの画像データを記憶するカラーチャート記憶手段を有
    し、 前記製版手段が印刷版に画像を記録する際に、前記製版
    手段は当該カラーチャート記憶手段から読み出したカラ
    ーチャートの画像データを前記印刷物を構成する画像デ
    ータに加算して画像を記録するようにしたことを特徴と
    する請求項4に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷装置はシート状の印刷用紙の前
    端部を咥えて排出する排出手段と、 前記排出中の印刷用紙の搬送状態を安定させる安定手段
    と、を備えており、 前記撮像手段は、前記安定手段によって搬送状態が安定
    している印刷用紙を撮像するようにしたことを特徴とす
    る請求項4または5に記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記印刷装置は、印刷されたシート状の
    印刷用紙を順次平台上に積載して貯留する排出貯留部を
    備えており、 前記撮像手段は、前記排出貯留部に積載されたカラーチ
    ャートを撮像範囲に含める2次元撮像手段であることを
    特徴とする請求項4または5に記載の印刷装置。
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