JP2001252505A - 脱水装置におけるマットフォーメーションプレートとドラム型フィルターとの間隔調整機構 - Google Patents
脱水装置におけるマットフォーメーションプレートとドラム型フィルターとの間隔調整機構Info
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- JP2001252505A JP2001252505A JP2000070139A JP2000070139A JP2001252505A JP 2001252505 A JP2001252505 A JP 2001252505A JP 2000070139 A JP2000070139 A JP 2000070139A JP 2000070139 A JP2000070139 A JP 2000070139A JP 2001252505 A JP2001252505 A JP 2001252505A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 急激な生産量の変動により設定値以上の大量
のスラリーが万一脱液ゾーンへ送給され、該脱液ゾーン
内で一時的に閉塞現象が起こり、設計値以上の圧力上昇
が発生しようとしても、これを未然に防止できる装置を
提供すること。 【解決手段】 ドラム型フィルターにマットフォーメー
ションプレートをウォームギヤジャッキのスクリュロッ
ドに連結された押圧ロッドを作動させてスラリーを脱水
する装置において、前記スクリュロッド6bと押圧ロッ
ド5を圧力緩和機構7を介して連結したこと。
のスラリーが万一脱液ゾーンへ送給され、該脱液ゾーン
内で一時的に閉塞現象が起こり、設計値以上の圧力上昇
が発生しようとしても、これを未然に防止できる装置を
提供すること。 【解決手段】 ドラム型フィルターにマットフォーメー
ションプレートをウォームギヤジャッキのスクリュロッ
ドに連結された押圧ロッドを作動させてスラリーを脱水
する装置において、前記スクリュロッド6bと押圧ロッ
ド5を圧力緩和機構7を介して連結したこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸解されたパルプあるい
は汚泥等の泥状物質(スラリー)を脱水する装置に関
し、詳しくは脱水装置におけるマットフォーメーション
プレートとドラム型フィルターとの間隔調整機構に関す
る。
は汚泥等の泥状物質(スラリー)を脱水する装置に関
し、詳しくは脱水装置におけるマットフォーメーション
プレートとドラム型フィルターとの間隔調整機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4に従来から公知のパルプを洗浄・脱
水するドラム型フィルターの該略図が示されている。該
装置は槽1内に回転可能にドラム型フィルター2が設置
されている。ドラム型フィルターはドラム表面にワイヤ
ークロスが張設された構造(1例として直径が3.5
m、長さが6m)からなっており、該ドラム型フィルタ
ーに対向してマットフォーメーションプレート(以下M
FPLという)3がその基部Pを支点にしてドラム型フ
ィルターの表面との間隔を所定間隔に調整できるように
揺動可能に設置されている。MFPL3とドラム型フィ
ルターの間隔は、ドラム型フィルターの回転方向に進行
するに連れて徐々に狭小となるように両者の間隔が調整
されている。
水するドラム型フィルターの該略図が示されている。該
装置は槽1内に回転可能にドラム型フィルター2が設置
されている。ドラム型フィルターはドラム表面にワイヤ
ークロスが張設された構造(1例として直径が3.5
m、長さが6m)からなっており、該ドラム型フィルタ
ーに対向してマットフォーメーションプレート(以下M
FPLという)3がその基部Pを支点にしてドラム型フ
ィルターの表面との間隔を所定間隔に調整できるように
揺動可能に設置されている。MFPL3とドラム型フィ
ルターの間隔は、ドラム型フィルターの回転方向に進行
するに連れて徐々に狭小となるように両者の間隔が調整
されている。
【0003】4はパルプスラリーを機内に取り入れるヘ
ッドボックスで、該ヘッドボックス4から給送されたパ
ルプスラリーはドラム型フィルター2の回転によってワ
イヤークロスの表面とMFPL3の間隙内に圧搾されな
がら送り込まれ、ワイヤークロスの網目からパルプ廃液
が脱水され、第1段洗浄水および第2段洗浄水で洗浄・
脱水され、ドラムフィルターのワイヤークロス表面にパ
ルプのマットを形成させる。さらに、マットの表面にブ
ロワーBからの圧縮空気を作用させてマットの水分を放
出させ、脱水されたパルプマットはスクレーパーSでド
ラム型フィルター2表面から剥離されて機外へ搬出され
る。
ッドボックスで、該ヘッドボックス4から給送されたパ
ルプスラリーはドラム型フィルター2の回転によってワ
イヤークロスの表面とMFPL3の間隙内に圧搾されな
がら送り込まれ、ワイヤークロスの網目からパルプ廃液
が脱水され、第1段洗浄水および第2段洗浄水で洗浄・
脱水され、ドラムフィルターのワイヤークロス表面にパ
ルプのマットを形成させる。さらに、マットの表面にブ
ロワーBからの圧縮空気を作用させてマットの水分を放
出させ、脱水されたパルプマットはスクレーパーSでド
ラム型フィルター2表面から剥離されて機外へ搬出され
る。
【0004】なお、第1段洗浄水で洗浄された廃液は槽
1の底部から廃液タンクTaへ排出され、前段ウォッシ
ャーあるいはエバポレータへ送給される。また、第2段
洗浄水およびブロワーからの圧縮空気で排出された廃液
はドラムフィルター内に貫通して設置された樋Cを介し
て廃液タンクTbへ排出され第1段洗浄排水として再利
用されている。
1の底部から廃液タンクTaへ排出され、前段ウォッシ
ャーあるいはエバポレータへ送給される。また、第2段
洗浄水およびブロワーからの圧縮空気で排出された廃液
はドラムフィルター内に貫通して設置された樋Cを介し
て廃液タンクTbへ排出され第1段洗浄排水として再利
用されている。
【0005】上記MFPL3とドラム型フィルター2と
の間隔調整機構の詳細を図5に示す。MFPL3は基部
Pが機台に揺動可能に軸着されている。MFPL3のド
ラム型フィルター2の対向背面側に押圧ロッド5の先端
部が軸着されており、該ロッド5の他端部は機枠Fに設
置されているウォームギヤジャッキ6のウォームホイー
ル6aに内接螺合しているスクリュロッド6bに連結さ
れている。6dはウォーム軸6cに取付けられているハ
ンドルで、該ハンドル6dを右回りあるいは左回りに回
転させることにより押圧ロッド5を前後進させて、MF
PL3とドラム型フィルター2の間隔を調整できる構造
となっている。
の間隔調整機構の詳細を図5に示す。MFPL3は基部
Pが機台に揺動可能に軸着されている。MFPL3のド
ラム型フィルター2の対向背面側に押圧ロッド5の先端
部が軸着されており、該ロッド5の他端部は機枠Fに設
置されているウォームギヤジャッキ6のウォームホイー
ル6aに内接螺合しているスクリュロッド6bに連結さ
れている。6dはウォーム軸6cに取付けられているハ
ンドルで、該ハンドル6dを右回りあるいは左回りに回
転させることにより押圧ロッド5を前後進させて、MF
PL3とドラム型フィルター2の間隔を調整できる構造
となっている。
【0006】上記の装置ではドラム型フィルターの運転
中は、MFPL3はウォームギヤジャッキ6により所定
位置に固定されているため、急激な生産量の変動により
ヘッドボックス4から設定値以上の大量のパルプスラリ
ーが送給されてくるとパルプ脱液ゾーン内で一時的に閉
塞現象が発生し、パルプ脱液ゾーン内で設計値以上の圧
力が発生し、ドラムフ型ィルター2のワイヤークロスあ
るいは、MFPL3を破損する恐れがある。
中は、MFPL3はウォームギヤジャッキ6により所定
位置に固定されているため、急激な生産量の変動により
ヘッドボックス4から設定値以上の大量のパルプスラリ
ーが送給されてくるとパルプ脱液ゾーン内で一時的に閉
塞現象が発生し、パルプ脱液ゾーン内で設計値以上の圧
力が発生し、ドラムフ型ィルター2のワイヤークロスあ
るいは、MFPL3を破損する恐れがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、急激な生産
量の変動により設定値以上の大量のスラリーが万一脱液
ゾーンへ送給され、該脱液ゾーン内で一時的に閉塞現象
が起こり、設計値以上の圧力上昇が発生しようとして
も、これを未然に防止できる装置を提供することを目的
とする。
量の変動により設定値以上の大量のスラリーが万一脱液
ゾーンへ送給され、該脱液ゾーン内で一時的に閉塞現象
が起こり、設計値以上の圧力上昇が発生しようとして
も、これを未然に防止できる装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】ドラム型フィルターにマ
ットフォーメーションプレートをウォームギヤジャッキ
のスクリュロッドに連結された押圧ロッドを作動させて
泥状物質を脱水する装置において、前記スクリュロッド
6bと押圧ロッド5を圧力緩和機構7を介して連結した
ことを特徴とする。また、圧力緩和機構7はスクリュロ
ッド6bにコイルバネ13を巻装し、押圧ロッド5のシ
リンダ部が前記スクリュロッド6bのピストン部に前記
コイルバネ13の附勢力に抗して摺動可能な構造である
ことを特徴とする。
ットフォーメーションプレートをウォームギヤジャッキ
のスクリュロッドに連結された押圧ロッドを作動させて
泥状物質を脱水する装置において、前記スクリュロッド
6bと押圧ロッド5を圧力緩和機構7を介して連結した
ことを特徴とする。また、圧力緩和機構7はスクリュロ
ッド6bにコイルバネ13を巻装し、押圧ロッド5のシ
リンダ部が前記スクリュロッド6bのピストン部に前記
コイルバネ13の附勢力に抗して摺動可能な構造である
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜図3に本発明にかかるMF
PL3とドラム型フィルター2との間隔調整機構の実施
態様を示す。なお、従来装置と同一部品には同一符号を
付して説明する。本発明はMFPL3とドラム型フィル
ター2間の脱液ゾーンの内圧が設定値以上に上昇したと
き、MFPLの押圧ロッド5とウォームギヤジャッキ6
の間に圧力緩和機構7を介在させることにより、該ダン
パーで内圧を吸収させるようにしたことを特徴とするも
のである。
PL3とドラム型フィルター2との間隔調整機構の実施
態様を示す。なお、従来装置と同一部品には同一符号を
付して説明する。本発明はMFPL3とドラム型フィル
ター2間の脱液ゾーンの内圧が設定値以上に上昇したと
き、MFPLの押圧ロッド5とウォームギヤジャッキ6
の間に圧力緩和機構7を介在させることにより、該ダン
パーで内圧を吸収させるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0010】図1は本発明の要部の全体像を示す一部断
面正面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の平面
図である。図示の圧力緩和機構7はバネ機構からなって
いる。機枠Fにはウォームギヤジャッキ6がボルト付さ
れており、押圧ロッド5の先端部はリンクLを介してM
FPL3に連結されている。押圧ロッド5は機枠Fに設
置されたスタフィングケース8内にブッシュ9a、9b
を介して摺動可能に装着されている。
面正面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の平面
図である。図示の圧力緩和機構7はバネ機構からなって
いる。機枠Fにはウォームギヤジャッキ6がボルト付さ
れており、押圧ロッド5の先端部はリンクLを介してM
FPL3に連結されている。押圧ロッド5は機枠Fに設
置されたスタフィングケース8内にブッシュ9a、9b
を介して摺動可能に装着されている。
【0011】前記押圧ロッド5の他側部はシリンダ部に
形成されておりシリンダ部内面にはブッシュ10が装着
されており、先端部にはフランジ11が溶接されてい
る。ウォームギヤジャッキ6のウォームホイール6aに
内接螺合しているスクリュロッド6bの先端部は前記シ
リンダ部を摺動するピストン部12に形成されており、
スクリュロッド6bに外装したコイルバネ13のバネ座
14、14’の一方のバネ座14は前記シリンダ部のフ
ランジ11に連結され、他方のバネ座14’は調整ナッ
ト15により規制されている。16はバネ座14に取付
けられている目盛りを付けた軸で、バネ座14’に付設
している目盛りリング17が前記目盛り軸16に摺動可
能に挿通されており、目盛りリングの17の位置でコイ
ルバネ13の附勢力を表示している。なお、図中符号1
8はパッキン、19はグランド押えである。
形成されておりシリンダ部内面にはブッシュ10が装着
されており、先端部にはフランジ11が溶接されてい
る。ウォームギヤジャッキ6のウォームホイール6aに
内接螺合しているスクリュロッド6bの先端部は前記シ
リンダ部を摺動するピストン部12に形成されており、
スクリュロッド6bに外装したコイルバネ13のバネ座
14、14’の一方のバネ座14は前記シリンダ部のフ
ランジ11に連結され、他方のバネ座14’は調整ナッ
ト15により規制されている。16はバネ座14に取付
けられている目盛りを付けた軸で、バネ座14’に付設
している目盛りリング17が前記目盛り軸16に摺動可
能に挿通されており、目盛りリングの17の位置でコイ
ルバネ13の附勢力を表示している。なお、図中符号1
8はパッキン、19はグランド押えである。
【0012】次に本発明にかかるMFPL3とドラム型
フィルター2との間隔調整機構の作用について説明す
る。MFLP3はリンクL、押圧ヘッド5、圧力緩和機
構7のバネ機構を介してウォームギヤジャッキ6のスク
リュロッド6bに連結されているため、ウォームギヤジ
ャッキ6のウォームを回動させるとウォームに噛合して
いるウォーム歯車が回転し、さらに、ウォーム歯車に内
接螺合しているスクリュロッド6bがその軸線方向に移
動し、コイルバネ13を介して押圧ロッド5が移動し、
ドラム型スクリーン2とMFLP3の間隔が所定位置に
セットされる。また、脱液ゾーンの内圧の設定値に適応
すべく調整ナット15によりコイルバネ13の附勢力も
調整されている。
フィルター2との間隔調整機構の作用について説明す
る。MFLP3はリンクL、押圧ヘッド5、圧力緩和機
構7のバネ機構を介してウォームギヤジャッキ6のスク
リュロッド6bに連結されているため、ウォームギヤジ
ャッキ6のウォームを回動させるとウォームに噛合して
いるウォーム歯車が回転し、さらに、ウォーム歯車に内
接螺合しているスクリュロッド6bがその軸線方向に移
動し、コイルバネ13を介して押圧ロッド5が移動し、
ドラム型スクリーン2とMFLP3の間隔が所定位置に
セットされる。また、脱液ゾーンの内圧の設定値に適応
すべく調整ナット15によりコイルバネ13の附勢力も
調整されている。
【0013】ドラム型スクリーンを回転させ脱液ゾーン
へパルプスラリーを送給し脱水作業を行なう。脱水作業
の途中、何らかの原因でヘッドボックス4から脱液ゾー
ンへ流入しているパルプスラリーの流量が一時的に大量
に流入してくるような事態が起こると、脱液ゾーンでは
MFPL3とドラム型スクリン2間の間隔が出口に向か
って狭められているため、かかるゾーンへパルプスラリ
ーが大量に押し込まれると脱液ゾーン出口でパルプが楔
のように詰まり閉塞現象を起こし脱液ゾーンの内圧が上
昇し始めるが、そのような事態が発生すると、MFPL
3が押圧ロッド5を図1において右方向へ押圧し、コイ
ルバネ13の附勢力に抗してMFPL3が基部Pを軸に
右回りに回動し、ドラム型フィルター2との間隔が拡開
される。
へパルプスラリーを送給し脱水作業を行なう。脱水作業
の途中、何らかの原因でヘッドボックス4から脱液ゾー
ンへ流入しているパルプスラリーの流量が一時的に大量
に流入してくるような事態が起こると、脱液ゾーンでは
MFPL3とドラム型スクリン2間の間隔が出口に向か
って狭められているため、かかるゾーンへパルプスラリ
ーが大量に押し込まれると脱液ゾーン出口でパルプが楔
のように詰まり閉塞現象を起こし脱液ゾーンの内圧が上
昇し始めるが、そのような事態が発生すると、MFPL
3が押圧ロッド5を図1において右方向へ押圧し、コイ
ルバネ13の附勢力に抗してMFPL3が基部Pを軸に
右回りに回動し、ドラム型フィルター2との間隔が拡開
される。
【0014】MFPL3とドラム型フィルター2との間
隔が拡開されることにより閉塞現象が解消されて、脱水
ゾーンの内圧が正常値に戻る。すると、コイルバネ13
の復元力により押圧ロッド5が左方向へ押し戻されMF
PL3が元の正規の位置へ戻され正常な脱水作業が続行
される。
隔が拡開されることにより閉塞現象が解消されて、脱水
ゾーンの内圧が正常値に戻る。すると、コイルバネ13
の復元力により押圧ロッド5が左方向へ押し戻されMF
PL3が元の正規の位置へ戻され正常な脱水作業が続行
される。
【0015】上記説明では圧力緩和機構としてバネ機構
を例にとり説明したが、バネ機構に代えて慣用の油圧ま
たは空圧機構を採用することは任意である。また、ドラ
ム型スクリーンとMFPLによる脱水装置で処理するス
ラリーとしてパルプスラリーを例に説明したが、汚泥、
湿式脱硫設備での石灰泥等の泥状物質の脱水装置に適用
できることは云うまでもない。
を例にとり説明したが、バネ機構に代えて慣用の油圧ま
たは空圧機構を採用することは任意である。また、ドラ
ム型スクリーンとMFPLによる脱水装置で処理するス
ラリーとしてパルプスラリーを例に説明したが、汚泥、
湿式脱硫設備での石灰泥等の泥状物質の脱水装置に適用
できることは云うまでもない。
【発明の効果】本発明では、脱水装置のマットフォーメ
ーションプレートとドラム型フィルターとで形成される
脱水ゾーンの内圧が異常に上昇したとき、これを自動的
に吸収する機構を設置したことによりマットフォーメー
ションプレートおよびドラム型フィルタを必要以上に強
固にしなくてもこれらを損傷する必要がないので脱水装
置の設備コストを軽減できる。また、既存の設備に簡単
に取付けることができるという効果をも奏する。
ーションプレートとドラム型フィルターとで形成される
脱水ゾーンの内圧が異常に上昇したとき、これを自動的
に吸収する機構を設置したことによりマットフォーメー
ションプレートおよびドラム型フィルタを必要以上に強
固にしなくてもこれらを損傷する必要がないので脱水装
置の設備コストを軽減できる。また、既存の設備に簡単
に取付けることができるという効果をも奏する。
【図1】本発明にかかる脱水装置の要部の全体像を示す
断面正面図。
断面正面図。
【図2】図1における要部拡大図。
【図3】図2の平面図。
【図4】従来から公知のパルプスラリーの洗浄・脱水装
置の説明図。
置の説明図。
【図5】図4における脱水装置の詳細説明図。
1 槽 2 ドラム型フィルター 3 マットフォーメーションプレート(MF
PL) 4 ヘッドボックス 5 押圧ロッド 6 ウォームギヤジャッキ 6a ウォームホイール 6b スクリュロッド 6c ウォーム軸 6d ハンドル 7 圧力緩和機構 8 スタフィングケース 9a、9b ブッシュ 10 ブッシュ 11 フランジ 12 ピストン部 13 コイルバネ 14、14’ バネ座 15 調整ナット 16 目盛り軸 17 目盛りリング 18 パッキン 19 グランド押え B ブロワー C 樋 F 機枠 L リンク S スクレーパ Ta、Tb 廃液タンク
PL) 4 ヘッドボックス 5 押圧ロッド 6 ウォームギヤジャッキ 6a ウォームホイール 6b スクリュロッド 6c ウォーム軸 6d ハンドル 7 圧力緩和機構 8 スタフィングケース 9a、9b ブッシュ 10 ブッシュ 11 フランジ 12 ピストン部 13 コイルバネ 14、14’ バネ座 15 調整ナット 16 目盛り軸 17 目盛りリング 18 パッキン 19 グランド押え B ブロワー C 樋 F 機枠 L リンク S スクレーパ Ta、Tb 廃液タンク
Claims (2)
- 【請求項1】ドラム型フィルターにマットフォーメーシ
ョンプレートをウォームギヤジャッキのスクリュロッド
に連結された押圧ロッドを作動させて泥状物質を脱水す
る装置において、前記スクリュロッド(6b)と押圧ロ
ッド(5)を圧力緩和機構(7)を介して連結したこと
を特徴とする脱水装置におけるマットフォーメーション
プレートとドラム型フィルターとの間隔調整機構。 - 【請求項2】圧力緩和機構(7)はスクリュロッド(6
b)にコイルバネ(13)を巻装し、押圧ロッド(5)
のシリンダ部が前記スクリュロッド(6b)のピストン
部に前記コイルバネ(13)の附勢力に抗して摺動可能
な構造であることを特徴とする請求項1記載の脱水装置
におけるマットフォーメーションプレートとドラム型フ
ィルターとの間隔調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000070139A JP2001252505A (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | 脱水装置におけるマットフォーメーションプレートとドラム型フィルターとの間隔調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000070139A JP2001252505A (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | 脱水装置におけるマットフォーメーションプレートとドラム型フィルターとの間隔調整機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001252505A true JP2001252505A (ja) | 2001-09-18 |
Family
ID=18588916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000070139A Pending JP2001252505A (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | 脱水装置におけるマットフォーメーションプレートとドラム型フィルターとの間隔調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001252505A (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012070871A2 (ko) | 2010-11-23 | 2012-05-31 | 주식회사 엘지화학 | 접착제 조성물 |
JP2012523503A (ja) * | 2009-04-09 | 2012-10-04 | アンドリツ オサケユキチュア | 懸濁液を脱水するためのプレス装置 |
WO2013058505A2 (ko) | 2011-10-17 | 2013-04-25 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2013073847A1 (ko) | 2011-11-14 | 2013-05-23 | 주식회사 엘지화학 | 접착 필름 |
WO2013073848A1 (ko) | 2011-11-14 | 2013-05-23 | 주식회사 엘지화학 | 접착 필름 |
WO2013141678A1 (ko) | 2012-03-23 | 2013-09-26 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2015047049A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자장치 |
WO2015047044A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자장치의 제조 방법 |
WO2015047055A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
WO2015047036A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 및 이의 제조방법 |
WO2015047037A1 (ko) | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 및 이의 제조방법 |
WO2015076610A1 (ko) | 2013-11-21 | 2015-05-28 | 주식회사 엘지화학 | 게터재 및 이를 포함하는 흡습성 필름 |
KR20150058825A (ko) | 2013-11-21 | 2015-05-29 | 주식회사 엘지화학 | 게터재 및 이를 포함하는 흡습성 필름 |
KR20150077374A (ko) | 2013-12-27 | 2015-07-07 | 주식회사 엘지화학 | 유기전자소자용 기판 |
KR20160081389A (ko) | 2014-12-31 | 2016-07-08 | 엘지디스플레이 주식회사 | 유기전자소자용 기판 |
KR20160081387A (ko) | 2014-12-31 | 2016-07-08 | 엘지디스플레이 주식회사 | 유기전자장치 |
KR20170031422A (ko) | 2015-09-11 | 2017-03-21 | 주식회사 엘지화학 | 흡습 충진제 및 이의 제조방법 |
CN109807801A (zh) * | 2017-11-21 | 2019-05-28 | 中冶宝钢技术服务有限公司 | 过滤机滤布固定装置及其使用方法 |
-
2000
- 2000-03-14 JP JP2000070139A patent/JP2001252505A/ja active Pending
Cited By (28)
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JP2012523503A (ja) * | 2009-04-09 | 2012-10-04 | アンドリツ オサケユキチュア | 懸濁液を脱水するためのプレス装置 |
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A02 | Decision of refusal |
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