JP5662998B2 - 懸濁液を脱水するためのプレス装置 - Google Patents

懸濁液を脱水するためのプレス装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5662998B2
JP5662998B2 JP2012504038A JP2012504038A JP5662998B2 JP 5662998 B2 JP5662998 B2 JP 5662998B2 JP 2012504038 A JP2012504038 A JP 2012504038A JP 2012504038 A JP2012504038 A JP 2012504038A JP 5662998 B2 JP5662998 B2 JP 5662998B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide plate
dewatering drum
drum
press
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012504038A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012523503A (ja
Inventor
ブリャットゴールド、ヨーラン
Original Assignee
アンドリツ オサケユキチュア
アンドリツ オサケユキチュア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=42645083&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP5662998(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by アンドリツ オサケユキチュア, アンドリツ オサケユキチュア filed Critical アンドリツ オサケユキチュア
Publication of JP2012523503A publication Critical patent/JP2012523503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5662998B2 publication Critical patent/JP5662998B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/18De-watering; Elimination of cooking or pulp-treating liquors from the pulp
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/20Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using rotary pressing members, other than worms or screws, e.g. rollers, rings, discs
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/02Washing ; Displacing cooking or pulp-treating liquors contained in the pulp by fluids, e.g. wash water or other pulp-treating agents
    • D21C9/06Washing ; Displacing cooking or pulp-treating liquors contained in the pulp by fluids, e.g. wash water or other pulp-treating agents in filters ; Washing of concentrated pulp, e.g. pulp mats, on filtering surfaces
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D1/00Methods of beating or refining; Beaters of the Hollander type
    • D21D1/20Methods of refining
    • D21D1/40Washing the fibres
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/66Pulp catching, de-watering, or recovering; Re-use of pulp-water
    • D21F1/74Pulp catching, de-watering, or recovering; Re-use of pulp-water using cylinders

Description

本発明はプレス装置に関するものであり、このプレス装置は、固体の生物由来物質の液体懸濁液を受け入れ、且つ懸濁液を脱水ドラムによって水平方向に分散させるように配置された分散装置と、脱水ドラムの下に配置された案内プレート及びトラフであって、一方の側の脱水ドラムと他方の側の案内プレート及びトラフとの間にギャップを形成するように前記脱水ドラムから所定の距離に配置され、それによってギャップ内において、固体の生物由来物質から脱水されたパルプを生成するために、プレス装置の動作の際に懸濁液から液体が搾り出されることができる案内プレート及びトラフと、液体懸濁液を分散装置からギャップへ導くように配置された供給路とを有する。
本発明はまた、前述のタイプのプレス装置を清浄化する方法に関する。
固体の生物由来物質の液体懸濁液の脱水を目的とするプロセスは、懸濁液からドラム内に水を搾り出すプレス装置を多くの場合に利用し、それによって、生物由来物質から比較的乾燥したパルプが得られる。そうしたプロセスの実例は、セルロース繊維からの製紙用パルプの生成であり、このプロセスは、パルプを脱水し、場合によっては洗浄する1つ又は複数のプレス装置を有することが多い。多くの場合に脱水プレス装置又は洗浄プレス装置と呼ばれるそうした種類のプレス装置は、パルプを脱水するだけか、又は洗浄も行うかどうかに応じて、パルプが押し付けられる少なくとも1つの回転ドラムを有することが多い。パルプがドラムに押し付けられると、水がドラムの内部に搾り出され、脱水されたパルプがドラムの外面上に残り、例えばいわゆるスクレーパによって、ドラムの外面からこすり落とされる。パルプのプレスは、ドラムを囲むトラフ及び案内プレートによって行われる。
一方の側のトラフ及び案内プレートと他方の側のドラムとの間に、ドラムの回転方向に収束するギャップが形成される。
脱水されたパルプを生成するために、前述のタイプのプレス装置において液体懸濁液を脱水する間に、パルプが、前記ギャップ、液体懸濁液をプレス装置に供給する装置、又は脱水されたパルプをプレス装置から放出する装置の中に詰まることがある。そのような場合にはプレス装置を停止し、内部に残るパルプを除去しなければならない。欧州特許第1035250号は、内部に存在し得るパルプにアクセスするためにトラフの下側部分を下げることができるプレス装置について記述している。さらにトラフの側部を、ドラムのさらに他の部分にアクセスするためのバッフルとして外側下向きに傾斜させることができる。
欧州特許第1035250号
本発明の目的は、固体の生物由来物質の液体懸濁液を脱水するためのプレス装置を提供することであり、このプレス装置は、従来技術よりも簡単にプレス装置の内側に詰まった物質を除去する方法を提供する。
この目的は、固体の生物由来物質の液体懸濁液を受け入れ、且つ懸濁液を脱水ドラムによって水平方向に分散させるように配置された分散装置と、脱水ドラムの下に配置された案内プレート及びトラフであって、一方の側の脱水ドラムと他方の側の案内プレート及びトラフとの間にギャップを形成するように脱水ドラムから所定の距離に配置され、それによってギャップ内で、固体の生物由来物質からなる脱水されたパルプを形成するためにプレス装置の動作の際に懸濁液から液体が搾り出されることができる案内プレート及びトラフと、液体懸濁液を分散装置から前記ギャップへ導くように配置された供給路とを有するプレス装置によって実現され、このプレス装置はまた、案内プレートがその第1の端部に配置された水平シャフトのまわりで回転可能であり、また移動部材がプレートの第1の端部と反対側の案内プレートの第2の端部で案内プレートに接続され、それによって案内プレートの脱水ドラムからの距離を調整可能であることを特徴とする。
このプレス装置の利点は、その構造がコンパクト且つ単純であると同時に、起こり得る運転停止時にプレス装置を迅速に清浄化することができるように、ドラムと案内プレートの間に詰まった可能性のあるパルプへの単純な通路を提供することである。
一実施例によれば、案内プレートの第1の端部は、垂直方向に見て、案内プレートの他端より上に位置決めされる。この実施例の利点は、ドラムと案内プレートの間に詰まったパルプが、重力によって、場合によってはいくつかの器具にも助けられて落下し、ギャップから離れることができるように、案内プレートの下側部分をドラムから移動させることが可能であることである。
一実施例によれば、案内プレートは前記供給路より下に配置される。この実施例の利点は、パルプが、供給路から下方へ案内プレートに向かって導かれることであり、それによって、案内プレートとドラムの間でパルプが詰まる又は押しつぶされる危険性が低減され、いずれにしても起こるであろう場合においてパルプの除去が簡単になる。
好ましくは、案内プレートは、脱水ドラムと共に前記ギャップを形成するように設けられたプレス面を有し、それによって供給路は、プレス装置が作動している間、プレス面の上側端部と通じるように配置されたノズル端部を有する。このことの利点は、案内プレートが供給路まで延びるため、案内プレートとドラムの間のギャップ内に詰まったパルプを除去する間、適切なアクセスがもたらされることである。
一実施例によれば、プレス面の上側端部と供給路に含まれる下側供給プレートとの間に、シール・ストリップが配置される。このことの利点は、プレス装置の動作中、液体懸濁液の漏出の危険性がわずかであることと組み合わせて、案内プレートとドラムの間のギャップへの適切なアクセスが得られることである。
一実施例によれば、案内プレートは、少なくとも部分的に分散装置と同じ水平面上に配置される。この実施例の利点は、コンパクトなプレス装置が提供されることである。
一実施例によれば、案内プレートは、少なくとも部分的に分散装置と脱水ドラムの間に配置される。この実施例は、分散装置と案内プレートが脱水ドラムの横の共通の空間を共有するため、きわめてコンパクトな構造を提供する。さらに、案内プレートのためにプレス装置の側面に空間が不要であるか、又はきわめて小さい空間しか必要としない。より好ましくは、案内プレートの中央部分が、分散装置と脱水ドラムの間に配置される。
好ましい実施例によれば、移動部材は油圧で操縦される移動部材である。そうした種類の移動部材は操縦が簡単であり、またドラムと案内プレートの間のギャップ内でパルプをプレスするとき、高い力をもたらす。
好ましい実施例によれば、移動部材は、本質的に水平な方向に動作するように配置される。これにより、移動部材についてきわめてコンパクト且つフレキシブルな実施例が提供される。
本発明の他の目的は、固体の生物由来物質の液体懸濁液を脱水するためのプレス装置を清浄化するフレキシブルな方法を提供することである。
この目的は、固体の生物由来物質の液体懸濁液を脱水するためのプレス装置を清浄化する方法によって実現され、この方法において、プレス装置は、固体の生物由来物質の液体懸濁液を受け入れ、且つ懸濁液を脱水ドラムによって水平方向に分散させるように配置された分散装置と、脱水ドラムの下に配置された案内プレート及びトラフであって、一方の側の脱水ドラムと他方の側の案内プレート及びトラフとの間にギャップを形成するように脱水ドラムから所定の距離に配置されており、このギャップ内において、固体の生物由来物質から脱水されたパルプを得るためにプレス装置の動作中に懸濁液から液体を搾り出すことができる案内プレート及びトラフと、液体懸濁液を分散装置から前記ギャップへ導くように配置された供給路とを有しており、またこの方法は、案内プレートがその第1の端部に配置された水平シャフトのまわりで回転可能であり、移動部材がプレートの第1の端部と反対側の案内プレートの第2の端部で案内プレートに接続され、それによって案内プレートの脱水ドラムからの距離を調整することができ、またプレス装置の清浄化中に案内プレートの第2の端部を移動部材によって脱水ドラムから離れる方向に移動させることによって、清浄化のために案内プレートと脱水ドラムの間の空間にアクセスが可能となることを特徴とする。
この方法の利点は、案内プレートとドラムの間に詰まった物質へのアクセス及びその除去が、きわめてフレキシブル且つ簡単になることである。
本発明の他の利点及び特徴は、以下の説明及び添付の特許請求の範囲から明らかになる。
以下では、例示的な実施例によって、また添付図面を参照して、本発明について説明する。
本発明の一実施例による、繊維懸濁液を脱水するため及び場合によって洗浄するためのプレス装置を示す斜視図である。 断面II−IIに沿った図1のプレス装置を示す断面図である。 図1及び2の案内プレートを拡大したものを示す断面図である。 プレス装置の動作中の、図3の案内プレートを示す断面図である。 メンテナンス状態の図3の案内プレートを示す断面図である。
図1及び2は、例えば紙の製造のためにセルロース繊維の液体懸濁液を脱水するためのプレス装置1を概略的に示している。図1はプレス装置1を、一部は詳しく示し、一部のカバーは上げて外した状態の斜視図として示しており、図2は、図1の断面II−IIに沿って示されたプレス装置1を示している。
プレス装置1は、図1に最もよく示されるように、長手方向の第1の分散スクリュー2を備えている。分散スクリュー2は、セルロース繊維の形態の固体の生物由来物質の液体懸濁液のための、中央に配置された入口4を有している。液体懸濁液中のセルロース繊維の重量百分率は、典型的には3〜15重量%である。液体懸濁液は場合により不純物も含むが、通常は約1重量%以下であり、残りの部分、すなわち84〜96重量%は水である。液体懸濁液を液体懸濁液の供給源(図示せず)、例えばパルプ製造機から入口4へ導入するために、入口管路6が配置される。
第1の分散スクリュー2は、点形式の(point−formed)入口4を介して受け入れられた液体懸濁液を、第1の脱水ドラム8に沿って分散させる。脱水ドラム8は、穴のあいたプレート又は濾布など液体を通すことができる層を有し、それによって、懸濁液をドラム8の外周部に押し付けている間に脱水されたパルプの形のセルロース繊維はドラム8の表面上に残され、液体はドラム8の内部にプレスされ、運び去られる。
分散スクリュー2は、本質的に脱水ドラム8の全長に沿って延びる。それは実際には、分散スクリュー2の有効長さLF(有効長さLFとは、分散スクリュー2が液体懸濁液をそれに沿って脱水ドラム8へ導入する長さである)が、典型的には脱水ドラム8の有効長さLT(有効長さLTとは、脱水ドラム8がパルプをそれに沿って受け入れ、プレスする長さである)の約75〜120%、より典型的には80〜110%であることを意味する。図1に示される前述の有効長さLF及びLTに加えて、分散スクリュー2及びドラム8はどちらも、とりわけ、言及したように液体懸濁液をそれに沿って分散させる長さである有効長さではなく、そのそれぞれの全長の中に含まれる軸受及び端部であって、それぞれ押されてさらに乾燥したパルプを生成する、図1に示さていない軸受及び端部を有することが理解される。
図1及び2から明らかになるように、プレス装置1は、第2の分散スクリュー10、液体懸濁液を第2の分散スクリュー10に導入するように配置された管路11、及び第2の脱水ドラム12も備えている。図2から、プレス装置1はその中心部のまわりで本質的に対称であることが明らかになる。このため、主に図2に示すプレス装置1の右側部分について説明するが、プレス装置1の左側部分が本質的に対応する形を有すること、すなわち鏡面反転しただけであることが理解される。
分散スクリュー2は、図1を詳細に拡大したものから明らかになるように、ケーシング14を有し、ケーシング14の内側には、スクリュー16が分散スクリュー2の動作下で回転するように配置される。スクリュー16に関して、その中心部分はスクリュー16の中心から見ると両方向で円錐形であり、点形式の入口4を介して供給される液体懸濁液は、脱水ドラム8の有効長さLTに沿って均一に分散される。図2に示すように、供給路18は、供給スクリュー2の上側部分から本質的に水平に、ハウジング14の周縁部に沿って見るとほぼ11時の位置で、脱水ドラム8に向かって延びている。図1から、供給路18は、本質的に分散スクリュー2の有効長さLFと同じである有効長さLIを有することが明らかになり、より正確には、長さLIは通常、長さLFの80〜110%である。
プレス装置1の動作下において、液体懸濁液は管路6を介して入口4に供給される。液体懸濁液は、例えば繊維の洗浄から得ることができ、又はプロセスを考慮してプレス装置1の上流に配置された、プレス装置1に類似する別のプレス装置に接続されたパルプ製造機から得ることができる。懸濁液は、分散スクリュー2のスクリュー16によって分散され、供給路18を介して、一方の側の脱水ドラム8と他方の側の案内プレート22及びトラフ24との間に形成されたギャップ20へ導かれる。図2から明らかになるように、ギャップ20は、供給路18からさらに、ドラム8の回転方向Rに見て、収束する幅を有する。結果として、液体懸濁液がドラム8によって、収束するギャップ20内でまず案内プレート22に、その後トラフ24に押し付けられると、液体懸濁液から液体がプレスされてドラム8に入り、それによって、ドラム8の外側に残るセルロース繊維が、さらに脱水されたセルロース繊維のパルプを形成する。次いで、例えば乾燥固体の含有量が15〜55重量%、より典型的には20〜50重量%である脱水されたパルプは、図2に従ってドラム8の周縁部に沿って見るとほぼ9時の位置でドラム8から放出され、洗浄及び/又は乾燥など次の処理のために、シェダー・スクリュー26によって運び去られる。
プレス装置1は、1つ又は複数の洗浄装置28を備えることが可能であり、それによって、パルプから不純物を洗い落とすために、パルプがギャップ20の中に残っている間に、清浄な水、又は他のプロセス段階からの濾過水若しくは凝縮水などの洗浄液をパルプに導入することができる。
プレス装置1の動作中、パルプがギャップ20内で詰まる可能性がある。このためにプレス装置1の運転停止が起こり、したがってドラム8にアクセスしてパルプの除去を行うことができるように、トラフ24を、図2の矢印Nに示す垂直方向下方へ下げなければならない。本発明に従い、以下にさらに詳しく示す方法によって、案内プレート22をフレキシブルな方法で下げることも可能である。
図3は、動作状態の準備ができている、すなわち液体懸濁液を分散スクリュー2に導入することができる状態にある本発明の一実施例による案内プレート22を示している。案内プレート22は、水平シャフト30によって回転可能である。図1から明らかになるように、案内プレート22は、水平方向に見ると本質的にドラム8の有効長さLT全体に沿って延びる。すなわち、案内プレート22は、典型的にはドラム8の有効長さLTの80〜120%である有効長さLPを有する。シャフト30は、プレス装置1内のそのそれぞれの端部に軸受によって取り付けられるが、プレス装置1内の案内プレート22の長さLPに沿った1つ又は複数の他の位置に、軸受によって取り付けることもできる。
図3に見られるように、案内プレート22は、少なくとも部分的に分散スクリュー2と同じ水平高さに配置され、案内プレート22の中心部分Cは、分散スクリュー2と脱水ドラム8の間に配置される。
図3に最もよく示されるように、供給路18は、上側供給プレート32及び下側供給プレート34を有する。案内プレート22は、ドラム8と共にギャップ20を形成するように設けられたプレス面36を有する。プレス面36の上側端部38は、シール・ストリップ40を介して下側供給プレート34のノズル部分42と接触し、そのノズル部分において供給路18がギャップ20へと出る。案内プレート22は、その上側端部44にノッチ46を有し、ノッチ46には水平シャフト30が、例えば溶接によって固定される。
案内プレート22は、分散スクリュー2の上側部分の高さにある位置から、分散スクリュー2の下側部分より低い位置まで延びる。その下側端部48において、案内プレート22は油圧ピストン50に接続される。油圧ピストン50はプレス装置1に固定され、図3に見られるように、分散スクリュー2の下に配置される。油圧ピストン50は、本質的に水平な位置で動作するように配置される。図1から明らかになるように、案内プレート22の長さLPに沿って、いくつかの油圧ピストン50を配置することができる。油圧ピストン50は、図1に示す加圧作動液の供給源52に接続することができる。制御ユニット54が、前記供給源52から油圧ピストン52に導入される加圧作動液の量を制御し、それによって、水平方向における油圧ピストン50の移行点を調整することができる。油圧ピストン50の移行点の調整中、制御ユニット54は、加圧作動液の供給源52からピストン50への加圧作動液の供給を制御する。
図3から明らかになるように、水平方向おける油圧ピストン50の水平移行点を制限するために、プレス装置に機械的なアレスタ(拘束具)56が設けられる。油圧ピストン50のピストンはチャック58を備え、チャック58は、図3の油圧ピストン50の位置でアレスタ56に押し付けられる。それによって、油圧ピストン50及び案内プレート22は、案内プレート22とドラム8の間に所望の幅のギャップ20を形成する第1の端部位置に達する。好ましくは、油圧ピストン50のチャック58がアレスタ56に押し付けられたとき、ギャップ20の幅を細かく調整するために、油圧ピストン50のピストンはねじ付きの調整装置を備える。
図3の動作の準備ができた状態では、油圧ピストン50は、動作に所望されるギャップ20の幅を形成するために、案内プレート22の下側部分48をドラム8に向かう方向に移動させている。油圧ピストン50は、それ自体は周知の機械的な締め具を備えることが好ましく、油圧システムの圧力が解放された後も、油圧ピストン50は、締め具によって図3に示す位置に固定される。油圧ピストン50自体におけるそうした機械的な締め具に対する別法として、トラフ24は、代替的実施例に従って、図3に上向きのピン60として示すピンを備えることが可能であり、ピンは、案内プレート22を動作位置に固定する。トラフ24が垂直方向上向きにその動作位置まで押され、案内プレート22をその動作位置に固定すると、このピン60は、案内プレート22の下側部分48に押し込まれる。図5を参照してさらに詳しく説明する清浄化のためにトラフ24が下げられると、ピン60は下方へそれに追従して案内プレート22から引き出され、したがって、案内プレート22が解放される。他の代替的実施例は、プレス装置の動作下で、油圧ピストン50を常に加圧状態に保ち、それによって案内プレート22をその動作位置に保つことである。
図4は、プレス装置1の動作中の図3に示した案内プレート22を示すものである。図4に示す位置では、油圧ピストン50は、案内プレート22を、所望の幅のギャップ20を形成する位置に保つ。図4から明らかになるように、液体懸濁液は入口4を介して、さらに分散スクリュー2まで導かれる。分散スクリュー2は液体懸濁液を、図1に示すドラム8の有効長さLTに沿って分散させ、次いで液体懸濁液を、さらに供給路18まで導く。液体懸濁液は、供給路18を介してギャップ20に達し、さらに乾燥したパルプを生成する間、矢印Rで示されるドラム8の回転下において、ドラム8と案内プレート22のプレス面36との間でプレスされる。図4に部分的に示すが、図2から最も明らかになるように、案内プレート22のプレス面36とドラム8との間でプレスされた後、パルプは、ドラム8とトラフ24の間でさらに高い乾燥固体の含有量までさらにプレスされる。
図5は断面図であり、メンテナンス位置における本発明の一実施例による図3の案内プレート22を示している。メンテナンス位置は、例えばパルプがギャップ20内で詰まったときに用いられる。その種の状態では、図1及び2に示すトラフ24は、図2の矢印Nに従って垂直方向下方へ下げられ、それにより、清浄化のためにドラム8の下側部分にアクセスすることが可能になる。そのようにトラフを垂直方向に下げること自体は知られており、例えばEP1035250の図1の右側の欄に記載されている。再び本発明の図5を参照すると、トラフ24はもはやその動作位置にないことが明らかになる。案内プレート22はプレス装置1自体に取り付けられ、移動可能なトラフ24上にないため、案内プレート22はトラフ24から解放されている。そのため案内プレート22は、トラフ24を垂直方向下方に下げても追従しない。トラフ24を下方に下げることに加えて、本発明の一実施例の方法に従って、案内プレート22をドラム8から引き戻すために図1の制御システム54が加圧作動液の供給源52を制御すると、やはり油圧ピストン50が作動状態になる。すなわち、油圧ピストン50が案内プレート22の下側端部48を方向Bに引いてドラム8から離し、それによって案内プレート22は、水平シャフト30のまわりで分散スクリュー2に向かう方向に回される。図5に示す位置では、油圧ピストン50は、案内プレート22を機械的なアレスタ56に向かって引き、それによって、油圧ピストン50及び案内プレート22がもう1つの端部位置に達する。油圧ピストン50が下側端部48を引くと、案内プレート22は、その上側端部44でシャフト30の対称軸のまわりを回転するようになる。この動きによって、ギャップ20は、図5にSで示される拡幅された最も長い距離になるが、それは、ドラム8と案内プレート22のプレス面36との間の案内プレート22の下側端部48に形成される。結果として、プレス面36とドラム8の間に堆積したパルプは自然に解放され、ギャップ20から下方へ落下することが可能になり、且つ/又は油圧ピストン50が案内プレート22の下側端部48を引き戻すことによって、オペレータは、アクセス可能な幅まで拡幅されたギャップ20の中に清浄化用の器具若しくは単に自身の手を簡単に挿入し、詰まったパルプを解放することが可能になる。図5から明らかになるように、ギャップ20は、案内プレート22の上側端部44まで、すなわち供給路18内への入口までの経路全体で拡幅され、その結果、オペレータは、供給路18がギャップ20に出る位置まで、ギャップ20に詰まったパルプに簡単にアクセスすることが可能になり、それは、従来技術、例えば対応する入口の近くに詰まったパルプにアクセスし、それを解放することがきわめて難しいEP1035250に比べると本質的な利点となる。さらに本発明によれば、案内プレート22は、EP1035250に示されるバッフルより著しく単純な構造を有する。さらなる利点は、案内プレート22は、EP1035250に示される解決策とは異なり、図5に示す引き戻された位置においてプレス装置の側面にいかなる空間も必要としないことである。したがって、本発明による案内プレート22を備えたプレス装置1は、空間が限られた場所に配置することが可能である。
ギャップ20を清浄化しパルプが除かれると、案内プレート22を油圧ピストン50によって図3に示す動作の準備ができた状態に戻すこと、及びトラフ24を図1に示す位置に戻すことが可能になり、したがって、繊維懸濁液を再び入口4、分散スクリュー2及び供給路18を介して、ギャップ20に供給できるようになる。
前述の実施例の多くの変更形態が、添付の特許請求の範囲によって定められる範囲内で考えられることが理解されるであろう。
これまで、セルロース繊維を含む液体懸濁液を脱水するために、プレス装置1をどのように利用するかについて説明してきた。プレス装置1は、他のタイプの固体の生物由来物質の懸濁液を脱水するために利用することも可能であることが理解される。そうした物質の実例には、例えばエタノール生成プロセス、バイオガス生成プロセス又は燃料ペレット生成プロセスによる燃料の生成に使用する前に脱水され、場合によっては洗浄される様々なタイプのバイオマスが含まれる。バイオマスをその燃焼前に脱水するのに、プレス装置を利用することも可能である。前述のプレス装置で脱水可能なバイオマスの実例には、わら、バガス、他の一年生植物、草、野菜の頂部、葉、針葉樹の落葉落枝、藻類、コケなどが含まれる。懸濁液中の液体は水とすることができるが、脱水される懸濁液中に、例えば様々な有機溶媒若しくは無機溶媒など他の液体が存在してもよい。
これまで、プレス装置1が1つ又は複数の洗浄装置28を備えるものについて説明してきた。脱水される物質の洗浄が不要である場合には、プレス装置は、こうした装置なしで設計することも可能であることが理解される。
これまで、案内プレート22の位置を制御するために、加圧作動液の供給源52に接続された油圧ピストン50をどのように利用することができるかについて説明してきた。水平方向に動作する他の移動部材を利用することが可能であることが理解される。例えば油圧ピストンを、案内プレート22に対する所望の位置まで手動で上下に動かす通常の油圧リフタで置き換えることができる。他の可能性は、移動部材として、分散スクリュー22の下で作動し、その移動位置を固定のキーによって調整することができる、調整用のボルトを備えたねじ付きのロッドを利用することである。
これまで、2つの反対方向に回転する脱水ドラム8、12を有するプレス装置1について説明してきた。本発明は、単一の脱水ドラムを有するプレス装置に適用することも可能である。

Claims (12)

  1. プレス装置であって、
    固体の生物由来物質の液体懸濁液を受け入れ、また前記懸濁液を脱水ドラム(8)に沿って水平方向に分散させるように配置された分散装置(2)と、
    前記脱水ドラム(8)の下に配置された案内プレート(22)及びトラフ(24)であって、一方の側の前記脱水ドラム(8)と他方の側の前記案内プレート(22)及び前記トラフ(24)との間にギャップ(20)を形成するように前記脱水ドラム(8)から所定の距離に配置されており、それによって前記ギャップ(20)内において、前記プレス装置の動作の下で前記懸濁液から液体が搾り出されて、脱水された前記固体の生物由来物質のパルプを形成することができる案内プレート(22)及びトラフ(24)と、
    前記液体懸濁液を前記分散装置(2)から前記ギャップ(20)へ導くように配置された供給路(18)と
    を有するプレス装置において、
    前記案内プレート(22)が、該案内プレート(22)の第1の端部(44)に配置された水平シャフト(30)のまわりで回転可能であり、それによって移動部材(50)が、前記案内プレート(22)の前記脱水ドラム(8)からの距離(S)を調整するために、前記プレートの前記第1の端部(44)と反対側の前記案内プレート(22)の第2の端部(48)で前記案内プレート(22)に接続されることを特徴とするプレス装置。
  2. 前記案内プレート(22)の前記第1の端部(44)が、垂直方向に見て、前記案内プレートの前記第2の端部(48)より上に位置決めされる請求項1に記載のプレス装置。
  3. 前記案内プレート(22)が、前記供給路(18)より下に配置される請求項1又は2に記載のプレス装置。
  4. 前記案内プレート(22)が、前記脱水ドラム(8)と共に前記ギャップ(20)を形成するように配置されたプレス面(36)を有し、それによって前記供給路(18)が、前記プレス装置(1)の動作中に前記プレス面(36)の上側端部(38)と通じるように配置されたノズル端部(42)を有する請求項1から3までのいずれか一項に記載のプレス装置。
  5. 前記プレス面(36)の前記上側端部(38)と前記供給路(18)に含まれる下側供給プレート(34)との間に、シール・ストリップ(40)が配置される請求項4に記載のプレス装置。
  6. 前記案内プレート(22)が、少なくとも部分的に前記分散装置(2)と同じ水平高さに配置される請求項1から5までのいずれか一項に記載のプレス装置。
  7. 前記案内プレート(22)が、少なくとも部分的に前記分散装置(2)と前記脱水ドラム(8)の間に配置される請求項1から6までのいずれか一項に記載のプレス装置。
  8. 前記案内プレート(22)の中心部分(C)が、前記分散装置(2)と前記脱水ドラム(8)の間に配置される請求項7に記載のプレス装置。
  9. 前記移動部材が油圧で操縦される移動部材(50)である請求項1から8までのいずれか一項に記載のプレス装置。
  10. 前記移動部材(50)が、本質的に水平な方向(B)に動作するように配置される請求項1から9までのいずれか一項に記載のプレス装置。
  11. 固体の生物由来物質の液体懸濁液を脱水するためのプレス装置を清浄化する方法あって、前記プレス装置が、
    固体の生物由来物質の液体懸濁液を受け入れ、また前記懸濁液を脱水ドラム(8)に沿って水平方向に分散させるように配置された分散装置(2)と、
    前記脱水ドラム(8)の下に配置された案内プレート(22)及びトラフ(24)であって、一方の側の前記脱水ドラム(8)と他方の側の前記案内プレート(22)及び前記トラフ(24)との間にギャップ(20)を形成するように前記脱水ドラム(8)から所定の距離に配置されており、それによって前記ギャップ(20)内において、前記プレス装置の動作の下で前記懸濁液から液体が搾り出されて、脱水された前記固体の生物由来物質のパルプを形成することができる案内プレート(22)及びトラフ(24)と、
    前記液体懸濁液を前記分散装置(2)から前記ギャップ(20)へ導くように配置された供給路(18)と
    を有している方法において、
    前記案内プレート(22)が、該案内プレート(22)の第1の端部(44)に配置された水平シャフト(30)のまわりで回転可能であり、それによって移動部材(50)が、前記案内プレート(22)の前記脱水ドラム(8)からの距離(S)を調整するために、前記プレートの前記第1の端部(44)と反対側の前記案内プレート(22)の第2の端部(48)で前記案内プレート(22)に接続され、それによって、清浄化のために前記案内プレート(22)と前記脱水ドラム(8)の間の空間(20)がアクセス可能になるように、前記プレス装置(1)の清浄化中に前記案内プレート(22)の前記第2の端部(48)が前記移動部材(50)によって前記脱水ドラム(8)から離れる方向(B)に動かされることを特徴とする方法。
  12. 前記プレス装置(1)の清浄化中、前記脱水ドラム(8)の下側部分にアクセスするために、前記トラフ(24)が垂直方向下方に動かされる請求項11に記載の方法。
JP2012504038A 2009-04-09 2010-03-23 懸濁液を脱水するためのプレス装置 Active JP5662998B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE0900479A SE533686C2 (sv) 2009-04-09 2009-04-09 Press för avvattning av en suspension, samt sätt för rengöring av denna
SE0900479-7 2009-04-09
PCT/FI2010/050225 WO2010116026A1 (en) 2009-04-09 2010-03-23 A press for dewatering a suspension

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012523503A JP2012523503A (ja) 2012-10-04
JP5662998B2 true JP5662998B2 (ja) 2015-02-04

Family

ID=42645083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012504038A Active JP5662998B2 (ja) 2009-04-09 2010-03-23 懸濁液を脱水するためのプレス装置

Country Status (8)

Country Link
JP (1) JP5662998B2 (ja)
CN (1) CN102388178B (ja)
BR (1) BRPI1010252B1 (ja)
CA (1) CA2758133C (ja)
CL (1) CL2011002479A1 (ja)
RU (1) RU2495178C2 (ja)
SE (1) SE533686C2 (ja)
WO (1) WO2010116026A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8828189B2 (en) 2012-01-30 2014-09-09 Andritz Inc. Washer press with multiple nips and multiple displacement wash zones
US9333468B2 (en) 2012-09-24 2016-05-10 Abengoa Bioenergy New Technologies, Llc Soak vessels and methods for impregnating biomass with liquid
US10188970B1 (en) * 2018-03-26 2019-01-29 Water Solutions, Inc. Rotary drum screen for thin stillage filtration

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE318183B (ja) * 1968-05-24 1969-12-01 Karlstad Mekaniska Ab
US3772144A (en) * 1971-04-14 1973-11-13 Improved Machinery Inc Apparatus and method for thickening and washing suspensions containing fibrous material
CA1014073A (en) * 1972-05-15 1977-07-19 Improved Machinery Contrarotating drum filter with fluid biased baffles
SU589315A1 (ru) * 1976-07-02 1978-01-25 Научно-Исследовательский И Проектно-Конструкторский Институт Целлюлозного Машиностроения Сгуститель барабанный
JPS5481568A (en) * 1977-12-09 1979-06-29 Hitachi Ltd Continuous filter-separator
SE448009B (sv) * 1983-09-16 1987-01-12 Kamyr Ab Anordning for utmatning av material
SE454187B (sv) * 1985-10-31 1988-04-11 Kamyr Ab Apparat for behandling av fibermaterial
FI81020C (fi) * 1988-11-11 1992-03-24 Sunds Defibrator Rauma Oy Foerfarande foer foertjockning av suspension och behandling med vaetska samt trumfilter.
US5063840A (en) * 1990-07-27 1991-11-12 Ingersoll-Rand Company Pulp press vat providing enhanced bottom access
ES2140698T3 (es) * 1994-08-22 2000-03-01 Beloit Technologies Inc Rodillos prensadores que manejan mezclas de pastas papeleras y prensa que manejan mezclas de rodillo simple y de rodillos gemelos.
AT405420B (de) * 1997-05-26 1999-08-25 Andritz Patentverwaltung Vorrichtung zur entwässerung und wäsche von faserstoffsuspensionen
SE9900835L (sv) * 1999-03-09 2000-05-08 Kvaerner Pulping Tech Anordning för tvättning och avvattning av en fibermassasuspension.
JP2001252505A (ja) * 2000-03-14 2001-09-18 Sumitomo Heavy Ind Ltd 脱水装置におけるマットフォーメーションプレートとドラム型フィルターとの間隔調整機構
SE0100259L (sv) * 2001-01-26 2001-12-17 Kvaerner Pulping Tech Fördelningsanordning för utmatning av cellulosamassa i form av en massabana
SE0602268L (sv) * 2006-10-27 2008-04-15 Metso Paper Inc Tvättpress innefattande separation av filtrat
SE532437C2 (sv) * 2007-09-19 2010-01-19 Andritz Oy Avvattningstrumma för avvattning av cellulosamassa

Also Published As

Publication number Publication date
BRPI1010252A2 (pt) 2016-03-22
CA2758133A1 (en) 2010-10-14
WO2010116026A1 (en) 2010-10-14
RU2011145300A (ru) 2013-05-20
CN102388178A (zh) 2012-03-21
SE533686C2 (sv) 2010-12-07
CA2758133C (en) 2018-03-20
CL2011002479A1 (es) 2012-05-04
CN102388178B (zh) 2014-09-17
BRPI1010252B1 (pt) 2021-01-26
SE0900479A1 (sv) 2010-10-10
RU2495178C2 (ru) 2013-10-10
JP2012523503A (ja) 2012-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AT405420B (de) Vorrichtung zur entwässerung und wäsche von faserstoffsuspensionen
DE19736143C2 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Auflösen von Faserstoff
JP5662998B2 (ja) 懸濁液を脱水するためのプレス装置
CN210845534U (zh) 一种纸浆物理挤压过滤装置
JP2017526531A (ja) 懸濁液を濃縮及び脱水するためのスクリュープレス
EP1593776B1 (de) Trockenpartie für eine Maschine zur Herstellung einer Faserstoffbahn
US6044980A (en) Drum press extractor
CN101896664A (zh) 对纸浆进行洗涤和脱水的设备
US8926795B2 (en) Method for using washer press with multiple nips and multiple displacement wash zones
JP2009142773A (ja) スクリュプレスの前処理装置
US5063840A (en) Pulp press vat providing enhanced bottom access
RU2687116C2 (ru) Шнековый пресс
CA2093697A1 (en) Dewatering press for compressibly dewaterable material
CN102665852A (zh) 用于密封压榨机的装置
US3252853A (en) Cylindrical former type papermaking machine and method of operation
AT505760B1 (de) Vorrichtung und verfahren zur entwasserung einer materialbahn
JP5786087B2 (ja) ダウンフロー容器内のセルロース材料に処理液を添加する方法及び装置
CN207619734U (zh) 一种造纸机
AT401014B (de) Verfahren und vorrichtung zum eindicken bzw. zur wäsche von faserstoff
EP0741817B1 (en) Method and apparatus for treating recycled pulp
DE1561700A1 (de) Selbstabnahme-Papiermaschine
DE112010005105T5 (de) Papierherstellungsvorrichtung und Papierherstellungsanlage
DE102014207686A1 (de) Tissuemaschine
WO2001049480A1 (en) Apparatus for treating pulp and its use

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131210

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140310

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5662998

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250