JP2001252439A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001252439A JP2000066057A JP2000066057A JP2001252439A JP 2001252439 A JP2001252439 A JP 2001252439A JP 2000066057 A JP2000066057 A JP 2000066057A JP 2000066057 A JP2000066057 A JP 2000066057A JP 2001252439 A JP2001252439 A JP 2001252439A
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安治 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機構盤から賞球・球貸し装置を取り外すこと
なく、補給球通路及び賞球・球貸し装置内に残った補給
球を取り除くことができる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 弾球遊技機の裏面側において、補給球を
貯留する賞球タンクに接続されて補給球通路へ補給球を
送り出すタンクレールと、この補給球通路から補給球を
排出する賞球・球貸し装置と、前記タンクレールの末端
に設置されて補給球の有無を検出する補給球切れ検出ス
イッチと、この補給球切れ検出スイッチに対して手動操
作によって強制的に付勢し、前記賞球・球貸し装置に内
蔵されたモータを作動させ得る状態として補給球通路に
貯留された補給球を排出させるメンテナンスレバーと、
前記補給球切れ検出スイッチと賞球・球貸し装置との間
に球抜き装置を配設している。そして、非遊技モードの
状態となったときに球抜き装置を作動させて賞球タンク
及びタンクレール内に残っている補給球を島設備へ排出
し、メンテナンスレバーを作動させて補給球通路及び賞
球・球貸し装置内に残っている補給球を排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるフィーバ
ー機、羽根物、権利物又はアレンジボール等の弾球遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、弾球遊技機の裏面側に位置す
る裏機構盤に賞球・球貸し用としてタンク、タンクレー
ル、補給通路等に貯留されている補給球を全てなくす
(抜く)作業が行われている。この作業は、例えば、遊
技店において弾球遊技機の新台交換時にホールに既に備
え付けられている弾球遊技機を取り外す際、また、弾球
遊技機を製造する製造ラインにおいて賞球・球貸しの試
験用に入れた補給球を検査終了とともに抜く際に行われ
る。
【0003】この球抜き作業は、始めに弾球遊技機の裏
機構盤に設置されたタンク内の補給球をタンクレールか
ら球抜き装置によって島設備に排出する。次に、このタ
ンクレールに続く賞球・球貸し装置にいたるまでの補給
球通路内に残った補給球を抜くために、賞球・球貸し装
置を裏機構盤から取り外し、補給球通路内に残った補給
球をそのまま落下させる。そして最後に、賞球・球貸し
装置内に残っている補給球を手作業で取り除いていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように球抜き作業
を行うに際しては、裏機構盤から賞球・球貸し装置を手
作業によって取り外して賞球・球貸し装置に残っている
補給球を取り除いた後、再び裏機構盤に賞球・球貸し装
置を装着しなければならない。また、賞球・球貸し装置
を裏機構盤から取り外したり、裏機構盤に装着したりす
る度に、賞球・球貸し装置の裏機構盤への不完全装着や
コネクタ部の破損等の要因となっていた。
【0005】そこで、本発明の課題は、弾球遊技機の裏
機構盤から賞球・球貸し装置を取り外すことなく、補給
球通路及び賞球・球貸し装置内に残った補給球を取り除
くことができる弾球遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために、本発明の弾球遊技機の第1の構成
は、補給球を貯留するタンクと、このタンクに接続され
て補給球通路へ補給球を送り出すタンクレールと、前記
補給球通路の末端部に接続された補給球排出手段と、前
記タンクレールと補給球通路との間に設置された球抜き
手段とを少なくとも備えたことを特徴とする。
【0007】上記課題を解決するために、本発明の弾球
遊技機の第2の構成は、補給球を貯留するタンクと、こ
のタンクに接続されて補給球通路へ補給球を送り出すタ
ンクレールと、前記補給球通路の末端部に接続された補
給球排出手段と、通常の遊技モードから補給球を排出す
る非遊技モードへ移行した段階において前記補給球排出
手段を作動させて補給球通路内の補給球を排出制御させ
る補給球排出制御手段とを少なくとも備えたことを特徴
とする。
【0008】上記課題を解決するために、本発明の弾球
遊技機の第3の構成は、補給球を貯留するタンクと、こ
のタンクに接続されて補給球を送り出す複数列の球通路
を有するタンクレールと、このタンクレールに接続され
た複数列の球通路を有する補給球通路と、その入側にお
いて補給球通路の複数列の球通路から受け入れた補給球
を前記複数列の球通路よりも減じた列数に統合して排出
する補給球排出手段と、この補給球排出手段に接続され
て排出された補給球を賞球排出通路又は球貸し排出通路
へ切替る補給球排出切り替え手段とを少なくとも備えた
ことを特徴とする。
【0009】上記課題を解決するために、本発明の弾球
遊技機の第4の構成は、補給球を貯留するタンクと、こ
のタンクに接続されて補給球を送り出す2列の球通路を
有するタンクレールと、このタンクレールに接続された
2列の球通路を有する補給球通路と、その入側において
補給球通路の2列の球通路から受け入れた補給球を1列
にまとめて排出する補給球排出手段と、この補給球排出
手段を作動させて補給球通路内の補給球を排出制御させ
る補給球排出制御手段と、前記タンクレールと補給球通
路との間に設置された球抜き手段と、前記補給球排出手
段に接続されて排出され、補給球の排出経路を賞球排出
通路と球貸し排出通路との間で切替る補給球排出切り替
え手段とを少なくとも備えたことを特徴とする。
【0010】また、弾球遊技機は、補給球を貯留する賞
球タンクに接続されて補給球通路へ補給球を送り出すタ
ンクレールと、この補給球通路から補給球を排出する賞
球・球貸し装置と、前記タンクレールの末端部に設置さ
れて補給球の有無を検出する補給球切れ検出スイッチ
と、この補給球切れ検出スイッチに対して手動操作によ
って強制的に付勢し、前記賞球・球貸し装置に内蔵され
たモータを作動させ得る状態として補給球通路に貯留さ
れた補給球を排出させるメンテナンスレバーと、前記補
給球切れ検出スイッチと賞球・球貸し装置との間に球抜
き装置を配設することによって構成することも可能であ
る。
【0011】通常、弾球遊技機の可変表示装置の表示画
面(例えば液晶表示盤)は、遊技盤の表面側の略中央部
にその前面を露出側として配置されている。そして、こ
の表示画面上には、遊技と関係ある遊技情報を表示する
識別情報表示領域が形成される。この識別情報表示領域
は、第一表示部、第二表示部及び第三表示部の3つの可
変表示部を少なくとも含み、それら第一〜第三表示部が
ある配置方向(例えば横方向)に沿ってこの順序で配置
されている。この場合、第一表示部は左図柄が表示され
る左図柄表示領域、第二表示部は中図柄が表示される中
図柄表示領域、第三表示部は右図柄が表示される右図柄
表示領域となる。
【0012】一方、弾球遊技機の裏面部は非常に限られ
たスペースであって、この限られたスペース内に特定機
能毎に分割された制御基板が一部立体的に配置され、取
り付けられている。そして、弾球遊技機の裏機構盤の略
中央部には、この識別情報表示領域に表示する特定の遊
技状態における識別情報に関する表示態様を司る画像制
御基板が画像制御基板用容器に収納されて取り付けられ
ている。この画像制御基板の上方に位置して補給球を貯
留するタンクが裏機構盤に取り付けられ、このタンクの
一端下部から接続されたタンクレールによって補給球を
送り出している。
【0013】そして、このタンクレールには補給球切れ
検出スイッチが近接して設置され、タンクレール内を流
下する補給球によってその作動部が押圧されるときに付
勢され、補給球の存在を確認している。また、この補給
球切れ検出スイッチに直近してその作動部に対して手動
操作により強制的に付勢させるメンテナンスレバーが設
けられている。このメンテナンスレバーはそのレバー片
をタンクレール内を流下する補給球に干渉しない退避位
置と、補給球切れ検出スイッチの作動部をレバー片の先
端にて押し付ける付勢位置との間を移動可能としてい
る。
【0014】また、この補給球切れ検出スイッチの下部
には、機構盤に設けられたピン接点を枢支点として旋回
しながら変位する球抜きレバーを備えた球抜き装置が設
置されている。この球抜き装置は、補給球がタンクレー
ルの蛇行した形状に沿って流下するようにその前面壁部
がタンクレールの一部に合致した湾曲形状に形成されて
いる。そして、補給球をタンクレールから排出しないと
きには球抜きレバーの前面壁部がタンクレールの内面と
一体となる。また、補給球をタンクレールから排出する
ときにはピン接点を枢支点として球抜きレバーが上方へ
旋回することにより、その前面壁部がタンクレールから
離れて補給球が流下する出口となる。この出口を経た補
給球は島設備へ排出される。
【0015】このタンクレールの末端部分には補給球通
路が接続され、この補給球通路は賞球・球貸し装置に接
続されている。そして、この賞球・球貸し装置の直下に
は、賞球排出通路と球貸し排出通路とをその上部位置に
おいて分岐させた振り分け装置がユニット状に形成さ
れ、機構盤に対して設けられた枢支部を支点としてこの
ユニット状の振り分け装置を左右に開閉可能に設置して
いる。なお、機構盤に形成された嵌め込み凹部にユニッ
ト状の振り分け装置から突出して形成された嵌め込み凸
部を嵌め込んだり、取り外したりしてユニット状の振り
分け装置を機構盤に対して着脱可能な構成とすることも
可能である。
【0016】この振り分け装置の分岐点には両通路への
補給球の振り分けをするために舌状の切り替え片が枢支
部を支点として旋回可能に設置されている。そして、こ
の切り替え片は、通常においては起立状態に維持されて
賞球・球貸し装置から排出される補給球を賞球排出通路
へ導いている。また、賞球・球貸し装置から排出される
補給球が球貸しであれば、切り替え片が枢支部を支点と
して賞球排出通路側へ倒伏して賞球排出通路を塞ぐとと
もに、切り替え片が球貸し排出通路へ架橋して補給球を
球貸し排出通路へ導くことになる。このため、切り替え
片の背面部は球貸し排出通路へ架橋したときにその形状
に倣った曲面状の通路の一部を構成するように形成さ
れ、貸し球が流下しやすいようになっている。
【0017】したがって、賞球を払い出す通常の遊技モ
ードから補給球を排出する非遊技モードとなった状態に
おいて、賞球タンク及びタンクレール内に残っている補
給球を排出する。この非遊技モードは補給球切れ検出ス
イッチが補給球切れを検出したことを前提として切り替
わり、非遊技モードとなった状態において手動操作によ
って外部から強制的に前記補給球切れ検出スイッチを付
勢させて補給球有りの状態とする。すなわち、ピン接点
を枢支点として球抜きレバーを上方へ旋回させて、その
前面壁部をタンクレールから離して補給球が流下する出
口とし、この出口から排出された補給球は島設備へ排出
される。
【0018】次いで、補給球通路及び賞球・球貸し装置
内に残っている補給球を排出するため、メンテナンスレ
バーを作動させることになる。すなわち、その一対のレ
バー片が作動軸を支点としてタンクレールの通路内に介
入しながら、退避位置から付勢位置まで旋回することに
より、補給球切れ検出スイッチの作動部をレバー片の先
端にて押し付ける。このため、補給球切れ検出スイッチ
は補給球がガイドレール内に存在すると判断して、その
検出信号を主制御基板を介して賞球制御基板へ送信して
賞球・球貸し装置のモータを駆動可能な状態とする。な
お、この補給球切れ検出スイッチの作動部をメンテナン
スレバーで押し付け操作するほか、例えば球抜きレバー
操作時に一定時間に限って賞球・球貸し装置のモータを
駆動可能な状態とさせたり、補給球切れ検出スイッチが
補給球を検出しなくなったときから一定時間に限って賞
球・球貸し装置のモータを駆動可能な状態とさせ、補給
球の排出制御を行うこともできる。
【0019】そして、遊技盤上に配置されたいずれかの
入賞口に遊技球を入れてその入賞口センサを通過させ
る。この検知信号に基づき賞球個数データが枠制御部へ
送信され、枠制御部は賞球排出信号の送信により賞球・
球貸し装置を作動させる。次いで、モータの駆動によっ
てカムが回転して賞球・球貸し装置及び補給球通路内に
残る補給球を排出させる。賞球・球貸し装置から排出さ
れた補給球は振り分け装置内の賞球排出通路を経て上皿
部へいたる。なお、この補給球の排出作業時、島設備等
からタンクレールに補給球の流入があった場合でも、メ
ンテナンスレバーのレバー片がタンクレール内に介入し
ており、その後部が補給球の流下を阻止することにな
る。また、メンテナンスレバーの操作は手動であるの
で、遠隔操作による不正な球の排出操作も不可能であ
り、不正遊技者による不正行為も未然に防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照して説明する。ここでは遊技機と
して、いわゆるフィーバー機と呼ばれるタイプの第一種
パチンコ機(遊技機)を例に取り、その表面構造を図
1、図2を参照して説明する。まず、図1に示すよう
に、パチンコ機1の前面部は、本体枠2と、中枠3と、
前面枠4と、上皿部5と、下皿部6と、施錠装置7とか
ら構成されている。本体枠2は、木製の板状体を略長方
形の額縁状に組立て固着したものである。中枠3は、全
体がプラスチック製で、枠体部(図示略)と下板部(図
示略)とを有して本体枠2の内周側に嵌合して取り付け
られている。
【0021】ここで枠体部は、上端から下方へ中枠3全
体の略2/3程度に略長方形の額縁状に形成され、上端
部には、前面枠4の枠飾りランプ用レンズ4bに対応し
て、左側に賞球表示LED(図示略)及び賞球表示LE
D基板(図示略)が、右側にストップ表示LED(図示
略)及びストップ表示LED基板(図示略)が配設され
ている。
【0022】また、下板部は、下端から上方へ中枠3全
体の略1/3程度を占め、左端には、上皿部5に形成さ
れたスピーカ面5aに対応すべく、遊技状態に応じた効
果音その他の音(以下音声情報等という)を発生させる
スピーカー400(図12参照)が配設され、略中央に
は、遊技球を発射する発射装置ユニット(図示略)に対
し、上皿部5に貯留された遊技球を供給する供給装置等
(図示略)が設けられている。さらに、下方には下皿部
6が設けられ、右端中央には施錠装置7が設けられてい
る。
【0023】下皿部6は、灰皿や球抜きレバー等を備え
て、パチンコ機1の内部から遊技球を排出するための排
出口6aが開設され、右端に発射装置ユニットを操作す
る発射ハンドル9が設けられている。また、この発射ハ
ンドル9には、遊技者が発射ハンドル9にタッチしてい
ることを検出するタッチセンサ9aが装着され、その近
傍には、発射停止を一時的に指令する発射停止スイッチ
9bが配置されている。施錠装置7は、正面視すると鍵
穴を備えた略長方形状を呈し、前面枠4を閉鎖した場合
に施錠するためのものである。
【0024】前面枠4は、全体がプラスチック製であ
り、遊技盤10を前方から視認するべく、遊技盤10に
形成された遊技領域11の形状に対応して上側が略円弧
状を呈し、全体が略弾丸形状に開設された開口部4aを
有している。そして、その裏面には、開口部4aに応じ
てガラス板が嵌められた略長方形状のガラス枠(図示
略)が装着されている。また、この前面枠4は、パチン
コ機1の前面全体の2/3のサイズを占め、中枠3の左
端に軸着され開閉可能に形成されている。さらに、上端
部には、枠飾りランプ用レンズ4bが設けられ、このレ
ンズ4b内部には、開口部4a上端の円弧部分に沿っ
て、枠飾りランプ基板4g(図12参照)及び複数個の
遊技効果ランプ(図示略)が配設されている。
【0025】上皿部5は、前面枠4の下側で、中枠3の
左端に軸着され開閉可能に形成されている。皿外縁部5
bには、球抜きボタンや遊技球の貸出・返却ボタン等が
配設されている。またパチンコ機1の内部から遊技球を
排出するための排出口5cが開設されている。左端に
は、複数の長孔を有するスピーカ面5aが形成され、そ
の裏面には、音量スイッチ基板12(図12参照)が設
けられている。パチンコ機1の左端側には、プリペイド
カードユニット13が装着されている。
【0026】次に、本実施例の遊技盤10の表面構造の
詳細を図2を参照して説明する。遊技盤10は、略長方
形の木製の板状体であって、後述する裏機構盤102
(図3参照)により保持され、その表面に設けられた外
レール14と内レール15とにより略円形状に形成され
る遊技領域11内に、特別図柄表示装置16と、第一種
始動口(普通電動役物)17と、変動入賞装置18と、
左上入賞口19、右上入賞口20、左入賞口21、右入
賞口22と、多数の障害釘23と、一対の風車24、2
5等が配設されて、構成されている。
【0027】特別図柄表示装置16は、遊技領域11の
略中央部に配置され、センター役物26と、液晶表示盤
27とを備えている。この液晶表示盤27の映像画面は
略長方形状を呈しており、その表示画面上に1又は複数
の特別図柄を所定の方向に次々と変動させながら表示し
た後、停止表示する特別図柄表示領域が形成されてい
る。すなわち、左特別図柄を表示する左特別図柄表示領
域28、中特別図柄を表示する中特別図柄表示領域2
9、及び右特別図柄を表示する右特別図柄表示領域30
が、横一列に設定された配置方向においてこの順序で並
んで形成されている。各特別図柄表示領域28〜30
は、これらの表示領域28〜30の配置方向と略直交す
る向き、この場合、上下方向に図柄変動方向が設定さ
れ、その向きで変動しているように識別情報としての複
数の図柄(特別図柄)が順次表示されていく。また、こ
の液晶表示盤27は、遊技球が第一種始動口(普通電動
役物)17に入球することにより、その映像画面の表示
領域28〜30に表示される各特別図柄をそれぞれ変動
させて停止表示させるものである。そして、例えば、図
柄が「7、7、7」の3桁同一図柄で揃って確定表示す
ると、変動入賞装置18に配設された後述する大入賞装
置31の大入賞口(図示略)が開放される。また、セン
ター役物26は、液晶表示盤27の前面周辺部に額縁状
に突設して装着され、普通図柄表示装置32と、特別図
柄保留表示LED16aと、ステージ33とを備えてい
る。
【0028】普通図柄表示装置32は、センター役物2
6の上部中央に配置され、7セグメント表示器32a
と、普通図柄保留表示LED32bとを有している。7
セグメント表示器32aは、1〜9の奇数数字を変動表
示させるもので、後述する左右の普通図柄作動ゲート3
6、37のいずれかを遊技球が通過することにより、変
動して所定時間経過後に1種類の奇数数字が確定表示さ
れる。そして、例えば「7」で確定表示すると、第一種
始動口(普通電動役物)17の入口幅が所定時間(例え
ば、0.5秒)拡大される。
【0029】前記センター役物26の外側部の左右両側
には、前述した普通図柄作動ゲート36、37がそれぞ
れ設けられ、この左右の普通図柄作動ゲート36、37
内に左、右普通図柄作動ゲート検知スイッチ36s、3
7s(図12参照)が配設されている。そして、遊技球
の普通図柄作動ゲート通過検知スイッチ36s、37s
のいずれかの通過により、普通図柄表示装置32におけ
る7セグメント表示器32aが変動表示する。
【0030】普通図柄保留表示LED32bは、4個の
丸形の赤色LEDで構成され、7セグメント表示器32
aの左右両側に配置されている。これは、左右の普通図
柄作動ゲート36、37を通過した遊技球の数を4個ま
で記憶し、通過ごとに順次点灯しシフト表示するもので
ある。次の7セグメント表示器32aの変動表示が開始
するたびに、未始動回数が消化され、1個の普通図柄保
留表示LED32bが消灯される。
【0031】特別図柄保留表示LED16aは、前記セ
ンター役物26の上部内側部中央に配設され、4個の赤
色LEDで構成されている。これは、第一種始動口(普
通電動役物)17に入球した遊技球の数を4個まで記憶
し、入球ごとに順次点灯しシフト表示するものである。
次の特別図柄の変動が開始するたびに、未始動回数が消
化され、1個の特別図柄保留表示LED16aが消灯さ
れる。
【0032】第一種始動口(普通電動役物)17は、ス
テージ33の中央直下に配設され、いわゆるチューリッ
プ式で左右に一対の翼片部が開閉するべく形成されてい
る。内部には、遊技球の通過を検知する第一種始動口
(普通電動役物)入賞検知スイッチ17s(図12参
照)が備えられている。この一対の翼片部が左右に開く
と、遊技球の入球可能な開放状態となり、一対の翼片部
が閉じると、遊技球の入球困難な閉鎖状態となる。
【0033】変動入賞装置18は、上記第一種始動口
(普通電動役物)17の下方に配設され、前面側が略逆
台形状に形成された基板44に、大入賞装置31と、左
入賞口21と右入賞口22とを備えている。ここで、大
入賞装置31は、略中央に形成され、帯状に開口された
大入賞口(図示略)と、この大入賞口を開放・閉鎖する
開閉板35と、この開閉板35を開閉するための大入賞
口ソレノイド52(図12参照)と、連動杆(図示略)
と、特定領域開閉シャッター(図示略)と、この特定領
域開閉シャッターを作動させるための開閉シャッターソ
レノイド53(図12参照)と、特定領域(図示略)
と、特定領域外領域(図示略)とから構成されている。
【0034】また、左入賞口21は、大入賞装置31の
左側方に配設されて内部に左入賞口通過検知スイッチ2
1s(図12参照)が設けられている。さらに、右入賞
口22は、大入賞装置31の右側方に配設されて内部に
右入賞口通過検知スイッチ22s(図12参照)が設け
られている。アウト口46は、変動入賞装置18におけ
る大入賞装置31の中央直下に配設されている。バック
球防止部材45は、アウト口46の下部に設けられ、遊
技領域11に到達せず戻ってきた遊技球が再び発射位置
に戻ることを防止するものである。ファール球防止部材
47は、内レール15の先端部に取り付けられ、返しゴ
ム48は、ファール球防止部材47の位置とは略正反対
側の、遊技盤10の右半分側の位置であって、外レール
14に沿って嵌合状に取り付けられている。
【0035】左上入賞口19及び右上入賞口20はそれ
ぞれ、変動入賞装置18の左右斜め上方に配設されてい
る。そして、その内部にはそれぞれ、左上入賞口通過検
知スイッチ19s(図12参照)、右上入賞口通過検知
スイッチ20s(図12参照)が設けられている。一対
の風車24、25はそれぞれ、特別図柄表示装置16の
左右両側に配設されている。なお、多数の障害釘23
は、以上説明した各遊技装置との位置バランスを考慮し
て、遊技領域11にパチンコ遊技に適するべく、配設さ
れている。
【0036】次に、本実施例のパチンコ機1の裏面構造
を図3を参照して説明する。機構盤102は中枠3(図
1参照)に該機構盤102の上下端の位置に設けられた
一対のヒンジ103により開閉可能に支持されている。
遊技盤10は中枠3の枠体部に着脱可能に取り付けられ
ている。この機構盤102の上部の左側には、タンク球
切れ検知スイッチ104をタンク底部に備えた賞球タン
ク105と、この賞球タンク105に接続されるタンク
レール106とが取り付けられている。このタンクレー
ル106は前記機構盤102の右側部分において下方へ
方向変換され、賞球タンク105に貯留されている補給
球を下方へ流下させる。
【0037】図4〜図8にその詳細を示すように、下方
へ方向変換されたタンクレール106の左側には補給球
切れ検出スイッチ107が設置されている。そして、タ
ンクレール106内を流下する補給球Tによってその作
動部107aが押圧されるとき補給球Tの存在を確認し
ている。また、この補給球切れ検出スイッチ107の直
近上部にはその作動部107aに介在し得るメンテナン
スレバー108が旋回可能に設けられている。このメン
テナンスレバー108は作動軸108aに取り付けられ
た一対の鈎形のレバー片108bを、タンクレール10
6内を流下する補給球Tに干渉しない図5に示す退避位
置と、作動軸108aの回動によって補給球切れ検出ス
イッチ107の作動部107aをレバー片108bの先
端にて押し付ける図6に示す付勢位置との間を旋回可能
としている。なお、タンクレール106は補給球Tを送
り出す量を高めるために、図5(b)、図6(b)に示
すように隔壁106aを設けて2列の通路を並列状態に
形成している。
【0038】この補給球切れ検出スイッチ107の直近
下部には、機構盤102に設けられたピン109a接点
を枢支点として旋回しながら変位する球抜きレバー10
9bを備えた球抜き装置109が設置されている。この
球抜き装置109は、補給球Tがタンクレール106の
蛇行した形状に沿って流下するようにその前面壁部10
9cがタンクレール106の一部に合致した湾曲形状に
形成されている。そして、補給球Tをタンクレール10
6から排出しないときには球抜きレバー109bの前面
壁部109cがタンクレール106と一体となる。ま
た、補給球Tをタンクレール106から排出するときに
はピン109a接点を枢支点として球抜きレバー109
bが上方へ旋回することにより、その前面壁部109c
がタンクレール106から離れて補給球Tが流下する出
口となる。この出口を経た補給球Tは島設備(図示略)
へ排出される。
【0039】このタンクレール106の末端部分には補
給球通路110が接続され、この補給球通路110は賞
球・球貸し装置111に接続されている。この補給球通
路110内には、図4(b)に示すようにタンクレール
106の内部に設けられた隔壁106aに合致する隔壁
110aが設けられ、2列の通路を並列状態に形成して
いる。そして、この賞球・球貸し装置111の直下に
は、賞球排出通路112と球貸し排出通路113とをそ
の上部位置において分岐させた振り分け装置114がユ
ニット状に形成され、機構盤102に対して設けられた
枢支部を支点としてこのユニット状の振り分け装置11
4を左右に開閉可能に設置している。すなわち、このユ
ニット状の振り分け装置114を機構盤102との装着
状態から離脱状態に開放させる場合には、振り分け装置
114に設けられたフック状の係合突起部114aを機
構盤102に形成された係合凹部(図示略)から外し
て、図4(a)の実線位置から二点鎖線位置まで右方向
へほぼ180度ピン114b接点を枢支点として旋回さ
せる。なお、機構盤102に形成された嵌め込み凹部
(図示略)にユニット状の振り分け装置114から突出
して形成された嵌め込み凸部(図示略)を嵌め込んだ
り、取り外したりしてユニット状の振り分け装置114
を機構盤102に対して着脱可能な構成とすることも可
能である。
【0040】この振り分け装置114の分岐点には両通
路112、113への補給球Tの振り分けをするために
舌状の切り替え片114cが枢支部114dを支点とし
て旋回可能に設置されている。そして、この切り替え片
114cは、図8(a)に示すように、通常においては
起立状態に維持されて賞球・球貸し装置111から排出
される補給球Tを賞球排出通路112へ導いている。ま
た、賞球・球貸し装置111から排出される補給球Tが
球貸しであれば、図8(b)に示すように、ソレノイド
の作動によって切り替え片114cが枢支部114dを
支点として賞球排出通路112側へ倒伏して賞球排出通
路112を塞ぐとともに、切り替え片114cが球貸し
排出通路113へ架橋して補給球Tを球貸し排出通路1
13へ導くことになる。
【0041】このため、切り替え片114cの背面部1
14eは球貸し排出通路113へ架橋したときにその形
状に倣った曲面状の通路の一部を構成するように形成さ
れ、貸し球が流下しやすいようになっている。また、賞
球排出通路112、球貸し排出通路113の出側付近の
内部には賞球排出通路通過検知スイッチ112s、球貸
し排出通路検知スイッチ113sがそれぞれ設置され、
各通路112、113を通過した賞球個数あるいは球貸
し個数が検知される。
【0042】図9〜図11には賞球・球貸し装置111
の内部構造が例示されている。まず、図9に示すよう
に、賞球・球貸し装置111は、ガイドレール223上
を流下される賞球あるいは貸し球を受け止め、この賞球
あるいは貸し球を1個宛払い出すカム210と、このカ
ム210のカム軸211を駆動させるモータ212と、
このカム軸211にカム210と並列して取り付けら
れ、複数のスリットが形成された回転円板213と、こ
の回転円板213に近接して配置され、カム210の回
転角を検知する賞球払出センサ214と、この賞球払出
センサ214が取り付けられている賞球・球貸し装置セ
ンサ基板215と、これらの部品を格納するケース本体
217とそのケース蓋216とから構成されている。
【0043】本実施例において前記カム210は、カム
軸211と直交する方向に凸部210aが90度毎に4
個設けられており、図11(c)に示すように、賞球あ
るいは貸し球は各凸部210a間に形成される凹所内に
一旦乗せられ、カム軸211が90度回転されるとき、
カム210の凸部210a間の凹所内に乗せられた賞球
あるいは貸し球Tが払い出されることになる。本実施例
においては前記タンクレール106内を流下される賞球
あるいは貸し球Tがその流下能力を高めるために2列で
送り出されているので、図10に示すように、ガイドレ
ール223に隔壁を設けて賞球を流下させる2列の球通
路218を並列状態に配置している。したがって、カム
軸211には、払い出すべき賞球あるいは貸し球Tを受
け止め、この賞球あるいは貸し球Tを1個宛払い出すた
めに2個のカム210が、カム軸211と直交する方向
に取付角度(本実施例では90度)を変えて、並列状態
で取り付けられている。
【0044】本実施例においてカム軸211には、上述
したように、並列して2個のカム210が取付角度(本
実施例では90度)を変えて取り付けられているので、
カム軸211が90度回転されれば、各球通路218に
おいてそれぞれ1個、合計2個の賞球あるいは貸し球T
が、またカム軸211が1回転されれば、それぞれ4
個、合計8個の賞球あるいは貸し球Tが払い出されるこ
とになる。なお、このカム210の取付角度を上述した
90度毎に4個から、図4〜図8に示す120度毎に3
個とする形態のカム210とすることは任意である。こ
の場合、カム軸211が120度回転されれば、各球通
路218においてそれぞれ1個、合計2個の賞球あるい
は貸し球Tが、またカム軸211が1回転されれば、そ
れぞれ3個、合計6個の賞球あるいは貸し球Tが払い出
されることになる。また、賞球・球貸し装置111の出
側において各球通路218は1列に統合され(図4
(b)参照)、それぞれ払い出された賞球あるいは貸し
球Tは1列状となって前記振り分け装置114の賞球排
出通路112あるいは球貸し排出通路113へ排出され
る。
【0045】モータ212は前述した補給球切れ検出ス
イッチ107の作動部107aが補給球Tを検出してい
るとき、この検出信号が補給球切れ検出スイッチ107
から後述する主制御基板117を介して賞球制御基板1
26へ送信されて駆動可能な状態となる。逆に、補給球
切れ検出スイッチ107の作動部107aが補給球Tを
検出していないと、主制御基板117から賞球制御基板
126へ補給球切れエラーコマンドが送信され、賞球制
御基板126によって賞球・球貸し装置111は停止さ
れ、モータ212は駆動不能な状態となる。
【0046】したがって、補給球切れ検出スイッチ10
7の作動部107aが補給球Tを検出していれば、モー
タ212は払い出すべき賞球あるいは貸し球Tに応じて
駆動され、この駆動に基づいてカム軸211は回転制御
される。このカム軸211の回転数は、図11(a)に
示すように賞球払出センサ214において、その回転円
板213に所定角度間隔(例えば45度)毎に形成され
たスリット位置を光電的に検知することによって求めら
れる。求められた回転数はモータ212にフィードバッ
クされるとともに、上述したように、賞球あるいは貸し
球Tの払出数としてカウントされる。
【0047】上述のパチンコ機1において、その裏面側
の賞球タンク105、タンクレール106、補給球通路
110及び賞球・球貸し装置111から全ての補給球T
を抜く場合がある。これは、例えば、遊技店においてパ
チンコ機1の新台交換時にホールに既に備え付けられて
いるパチンコ機1を取り外す際、また、パチンコ機1を
製造する製造ラインにおいて賞球・球貸しの試験用に入
れた補給球Tを検査終了とともに抜く際に行われる。
【0048】この場合、図4(a)に示すように補給球
Tはガイドレール106、補給球通路110及び賞球・
球貸し装置111内にほぼ並列状態で残っている。ま
ず、ピン109a接点を枢支点として球抜きレバー10
9bを上方へ旋回させて、その前面壁部109cをタン
クレール106から離して補給球Tが流下する出口とす
る(図5参照)。したがって、賞球タンク105及びタ
ンクレール106内に残っている補給球Tはこの出口か
ら排出され、この出口を経た補給球Tは島設備へ排出さ
れる。このとき、タンクレール106内の補給球Tは排
出された状態であるので、補給球切れ検出スイッチ10
7の作動部107aが補給球Tを検出していない。した
がって、主制御基板117から賞球制御基板126へ補
給球切れエラーコマンドが送信され、賞球制御基板12
6によって賞球・球貸し装置111は停止され、モータ
212は駆動不能な状態となっている。
【0049】このため、補給球通路110及び賞球・球
貸し装置111内に残っている補給球T(通常25球と
されている:貸し球1回分に相当)を排出するため、メ
ンテナンスレバー108を作動させることになる。すな
わち、その一対のレバー片108bが作動軸108aを
支点としてタンクレール106の2列の通路内に介入し
ながら、図5に示す退避位置から図6に示す付勢位置ま
で旋回させレバー位置固定バネ部材(図示略)で位置固
定することにより、補給球切れ検出スイッチ107の作
動部107aをレバー片108bの先端にて押し付け
る。したがって、補給球切れ検出スイッチ107は補給
球Tがガイドレール106内に存在すると判断して、そ
の検出信号を主制御基板117を介して賞球制御基板1
26へ送信して賞球・球貸し装置111のモータ212
を駆動可能な状態とする。
【0050】そして、遊技盤10上に配置されたいずれ
かの入賞口、例えば左上入賞口19に遊技球を入れてそ
の左上入賞口通過検知スイッチ19sを通過させる。こ
の検知信号に基づき10個の賞球個数データが枠制御部
150へ送信され、枠制御部150は賞球排出信号の送
信により賞球・球貸し装置111を作動させる。次い
で、モータ212の駆動によってカム210が回転して
賞球・球貸し装置111及び補給球通路110内に残る
補給球Tを排出させる。賞球・球貸し装置111から排
出された補給球Tは振り分け装置114内の賞球排出通
路112を経て上皿部5へいたる。なお、左上入賞口1
9の賞球個数は10個であるので、上記作業を繰り返し
て補給球通路110及び賞球・球貸し装置111内に残
る補給球Tを排出することになる(図6参照)。この補
給球Tの排出作業時、図7(b)に示すように島設備等
からタンクレール106に補給球Tの流入があった場合
でも、メンテナンスレバー108のレバー片108bが
タンクレール106内に介入しており、その後部が補給
球Tの流下を阻止することになる。
【0051】全ての補給球Tを排出した後、図7(a)
に示すように、ピン109a接点を枢支点として球抜き
レバー109bを下方へ旋回させて、その前面壁部10
9cをタンクレール106と一体とさせ、一方、メンテ
ナンスレバー108のレバー片108bを作動軸108
aを支点として退避位置まで旋回させ位置固定させる。
【0052】図3に戻り、タンクレール106の下側、
すなわち機構盤102の略中央部には、特別図柄表示装
置16における液晶表示盤27を格納した蓋付きの裏ケ
ース115が取り付けられている。この裏ケース115
上には特別図柄表示装置16に表示する識別情報の表示
態様を制御する後述する特別図柄制御部160(図12
参照)である画像制御基板116が画像制御基板用容器
116cに収納されて取り付けられている。そして、こ
の画像制御基板用容器116c上にはその一部に重なっ
た状態で遊技盤10面上の遊技球検出スイッチ、ソレノ
イド等の信号を中継する端子基板118が配置される。
【0053】また、前記画像制御基板用容器116cの
左端側には、遊技状態に応じてランプの点灯表示、点滅
表示、消灯表示等の表示形態を司る後述するランプ制御
部170(図12参照)であるランプ制御基板119が
縦長状に遊技盤10に配置され、ランプ制御基板用容器
119cに収納された状態で取り付けられている。一
方、タンクレール106の上方に位置する右端の隅角部
には、電源受電基板120及び、大当り、発射装置制
御、球切れ、扉開放、賞球、球貸し用等の情報を遊技店
の集中管理装置(図示略)に伝えるための遊技機枠用外
部接続端子を備えた外部情報端子基板121、遊技状態
に応じてLEDの点灯表示、点滅表示、消灯表示等の表
示形態を司る表示LED中継基板122、同じくランプ
の点灯表示、点滅表示、消灯表示等の表示形態を司る効
果ランプ中継基板123が機構盤102に取り付けら
れ、これらの基板120、121、122、123の各
々のコネクター接続端子に対応する部分に窓を開口した
カバー120c、121c、122c、123cによ
り、これらの基板120、121、122、123が被
われている。
【0054】一方、前記画像制御基板用容器116cの
下方には、分電基板124が分電基板用容器124cに
収納されて機構盤102の裏面側に取り付けられてい
る。この分電基板124の下方には、遊技島の電源から
電力を受電してパチンコ機1各部が必要とする電源を生
成する電源ユニット125が機構盤102に取り付けら
れ、その上から電源カバー125cで電源ユニット12
5を被っている。電源カバー125cは上部、下部の部
分に切り欠き及びカバー面に多数の通気用小孔を有し、
空気の流通を良くして放熱性の良いものとしている。ま
た、このカバーは音声制御基板用容器127cを以って
代用させてもよい。そして、分電基板用容器124cに
隣接した位置からこの電源ユニット125の一部に重畳
して、賞球制御等の処理を行う賞球制御基板126が透
明の賞球制御基板用容器126cに収納されて取り付け
られている。
【0055】また、音声制御を行う後述する音声制御部
180(図12参照)である音声制御基板127は音声
制御基板用容器127cに収納されて電源ユニット12
5の一部に重なるように重畳して取り付けられている。
さらに、補給球詰まり、下皿部満タン、主電源電圧異
常、発射停止、主制御基板通信異常、賞球モータ異常な
どを7セグメントLEDで表示する枠状態表示器、及び
そのリセットスイッチを賞球制御基板126に備え、該
賞球制御基板126を収納した賞球制御基板用容器12
6cの一側部に隣接して枠制御基板128が枠制御基板
用容器128cに収納された状態で取り付けられてい
る。
【0056】遊技球の発射制御を司る発射装置制御基板
129は、機構盤102の下方の左端に位置する隅角部
に発射装置制御基板用容器129cに収納されて中枠3
の裏側に取り付けられている。また、主制御基板117
は画像制御基板116の下方よりこの発射装置制御基板
129の一部に重なるように、透明の主制御基板用容器
117cに収納されて前記機構盤102に取り付けられ
ている。
【0057】次に、本実施例のパチンコ機1の電子制御
装置130について、図12を参照して説明する。ま
ず、電子制御装置130は、主制御部140と、共通信
号伝送経路である共有バス500により、その主制御部
140に直列的に接続された枠制御部150、特別図柄
制御部160、ランプ制御部170及び音声制御部18
0とを含んで構成されている。主制御部140は、主制
御基板117で形成され、主制御部140以外の4つの
制御部150、160、170、180は、第一〜第四
の周辺制御基板350〜380で形成されている。
【0058】主制御部140は、CPU141と、RA
M142と、ROM143と、入出力ポート144とを
バス145により相互に接続したものである(演算回路
構成要素)。そして、CPU141はROM143に格
納された制御プログラムにより、RAM142をワーク
エリアとしてパチンコ機1全体の作動制御(すなわち、
遊技の基本進行制御)を司る。また、ROM143に記
憶された当否判定プログラムにより、CPU141が主
体となって当否判断制御を行う。また、入出力ポート1
44には前記した共有バス500が接続され、後述する
通り入出力ポート144からその共有バス500へ、各
制御部150、160、170、180へ処理内容を指
示する、指令信号たるコマンドデータを送信する。な
お、主制御部140から各制御部150、160、17
0、180へは、一方向形式でデータが伝送される。ま
た、該主制御部140には、電源ターミナル基板121
が接続されている。
【0059】中継基板200には、右普通図柄作動ゲー
ト通過検知スイッチ37s、左普通図柄作動ゲート通過
検知スイッチ36s、カウント検知スイッチ62、カウ
ント検知及び特定領域通過検知スイッチ63等が接続さ
れ、中継基板200の出力端子は、入出力ポート144
と接続されている。また、第一種始動口(普通電動役
物)入賞検知スイッチ17sも、入出力ポート144に
接続されている。
【0060】枠用端子基板200aには、タッチスイッ
チ9a、発射停止スイッチ9b、ヴォリュームスイッチ
202、左上入賞口通過検知スイッチ19s、右上入賞
口通過検知スイッチ20s、左入賞口通過検知スイッチ
21s、右入賞口通過検知スイッチ22s、タンク球切
れ検知スイッチ104及び補給球切れ検知センサ107
等が接続され、枠用端子基板200aの出力端子は、枠
制御部150の入出力ポート154と接続されている。
【0061】枠制御部150は、主制御部140と同様
の演算回路構成要素151〜155を含んで構成され、
入出力ポート154において共有バス500に接続され
ている。また、入出力ポート154には、普通図柄表示
装置基板32f、役物作動を司る各種ソレノイド52、
53、賞球・球貸し装置111、発射装置制御基板12
9等が接続されている。
【0062】特別図柄制御部160は、主制御部140
と同様の演算回路構成要素161〜165を含んで構成
され、入出力ポート164において共有バス500に接
続されている。入出力ポート164には、液晶表示盤2
7が接続されている。
【0063】ランプ制御部170は、主制御部140と
同様の演算回路構成要素171〜175を含んで構成さ
れ、入出力ポート174において共有バス500に接続
されている。入出力ポート174には、枠飾りランプ基
板4g、各種ランプ基板261f、262f、各種LE
D基板4d、4f、19f、20f、21f、22f、
263f、264fが接続されている。これら各基板に
ランプあるいはLEDが1又は複数個接続される。これ
らのランプ等はゲームの進行に対応して点灯・消灯また
は点滅する。
【0064】音声制御部180は、主制御部140と同
様の演算回路構成要素181〜185を含んで構成さ
れ、入出力ポート184において共有バス500に接続
されている。入出力ポート184には、サウンドジェネ
レーター203、音量スイッチ基板12が接続されてい
る。サウンドジェネレーター203は、図示しないLS
I等に格納された音声データと音声出力モジュールとに
基づいて、これに接続されたスピーカー400より、ゲ
ームの進行に対応した各種の音声出力を行う。音量スイ
ッチ基板12は、図示しない音量スイッチの操作に伴
い、サウンドジェネレーター203に対して出力音量の
設定を行うものである。
【0065】次に、賞球動作は、以下の順序で実行され
る。主制御部140は、遊技球がカウント検知スイッチ
62またはカウント検知及び特定領域通過検知スイッチ
63を通過したら15個の賞球個数データを、第一種始
動口(普通電動役物)入賞検知スイッチ17sを通過し
たら6個の賞球個数データを、それ以外の場合、例え
ば、左右入賞口21、22の通過検知スイッチ21s、
22sの通過を検知した場合などにおいては、10個の
賞球個数データを、枠制御部150に対してその検知順
に、枠制御部150を作動指令対象とする指令信号とし
て、前記した共有バス500を介して送信する。(すな
わち、固有賞球数はここでは、6個、10個あるいは1
5個である。)枠制御部150は、主制御部140から
の賞球個数データを受け取り、賞球払出信号の送信によ
り賞球・球貸し装置111を作動させる。
【0066】また、主制御部140は、上述の各種検知
スイッチの出力に基づいて遊技状態を判断し、また、そ
の遊技状態に基づいて当否判定を行うとともに、判定内
容に応じて対応する図柄表示態様で画像表示制御を行う
ためのデータを作成する。例えば、主制御部140は、
第一種始動口(普通電動役物)入賞検知スイッチ17
s、カウント検知スイッチ62、カウント検知及び特定
領域通過検知スイッチ63等の検知結果や、特別図柄当
否判定乱数の取得値などを使用して、遊技が行われてい
ない客待ちの状態、遊技は行われているが始動入賞がな
い状態(変動準備状態)、始動入賞があった状態、及
び、特別遊技状態なども判断する。また、始動入賞が検
知されると乱数値に基づいて当否判定が行われ、その判
定結果に基づいて特別図柄の変動、または確定などの表
示態様制御のためのデータが作成される。このデータ
は、特別図柄制御部160を作動指令対象とする指令信
号として、前記した共有バス500を介して送信され
る。
【0067】さらに、枠飾りランプ基板4g等の各種ラ
ンプやサウンドジェネレーター203は、特別図柄制御
部160の制御による特別図柄の変動・停止表示態様、
リーチ発生の有無、リーチ表示態様(全回転、コマ送
り、逆進、図柄の拡大・縮小など)、特別遊技態様、及
び、遊技モード(確率変動、時短など)等に応じてその
態様は制御される。その制御指令の指令信号は、ランプ
制御部170あるいは音声制御部180を作動指令対象
とする指令信号として、前記した共有バス500を介し
て送信される。
【0068】次に、主制御部140により実行されるメ
インジョブを図13を参照して説明する。これは主制御
部140のROM143に格納されたプログラムに基づ
き、CPU141により所定のリセット周期(例えば約
2ミリ秒毎)に実行されるものである。まず、スタック
ポインタをRAM142の所定アドレスに設定した後
(S10)、初期化終了の判定が行われる(S20)。
初期化が終了していなければ(S20:NO)、初期化
ジョブが実行され(S170)、終了していれば(S2
0:YES)、LEDジョブ(S30)からスイッチジ
ョブ(S70)までのジョブが実行される。
【0069】LEDジョブ(S30)においては、普通
図柄及び普通図柄作動保留球数の表示用のデータ(コマ
ンド)や、特別図柄作動保留球数の表示用のデータ(コ
マンド)などが出力される。等速乱数ジョブ(S40)
では、RAM142の特別図柄当否判定乱数メモリや汎
用カウンタメモリ(図示略)などが更新される。非等速
乱数ジョブ(S50)では、外れ普通図柄乱数メモリ
(図示略)が更新される。汎用カウンタメモリ(図示
略)は、ユーザリセット毎の例えば「0」〜「255」
の値の作成や、コマンドジョブ、音声作成ジョブ、飾り
ジョブの実行などに使用される。また、音声作成ジョブ
(S60)では、音楽や音声に関するデータ(コマン
ド)の作成が行われ、スイッチジョブ(S70)では、
各種検知スイッチの読み込みが行われる。すなわち、発
射停止検知信号、タッチ検知信号、ボリューム検知信
号、カウント検知信号、特定領域通過検知信号、普通図
柄作動ゲート検知信号などの各種信号が外部接続端子基
板を介して主制御部140に取り込まれ、また、第一種
始動口(普通電動役物)入賞検知用の始動口センサ17
sから第一種始動口入賞検知信号がそれぞれ取り込まれ
る。
【0070】さらに、カウント検知スイッチ62やカウ
ント検知及び特定領域通過検知スイッチ63に異常があ
るか否かが判定され(S80)、異常がなければ(S8
0:YES)特別図柄メインジョブ(S90)から音声
ジョブ(S110)までのジョブが実行される。また、
異常(球詰まりや断線など)があれば(S80:N
O)、エラージョブ(S120)が実行される。
【0071】特別図柄メインジョブ(S90)では、主
制御部140と特別図柄制御部160とが協調して動作
するために必要なデータのジョブが行われる。また、普
通図柄メインジョブ(S100)では、普通図柄及び普
通図柄作動保留球数の表示用のデータの作成が行われ
る。音声ジョブ(S110)では遊技状態に応じた音声
のデータ(コマンド)が出力され、周辺制御部に送られ
る。さらに、ステップは明示していないが、ランプ制御
ジョブでは、遊技状態に応じた各種ランプやLEDの点
灯制御のデータ(コマンド)が出力され、周辺制御部に
送られる。なお、これらの音声のコマンドやランプ点灯
制御のコマンドは、周辺制御部への送信に対応して、こ
れを補助機構作動通知信号として特別図柄制御部160
へも送信するように処理を行うことができる。その結
果、特別図柄制御部160では、これらのコマンドの受
信タイミングを参照することにより、音声出力やランプ
点灯の制御進捗状況を正確に把握でき、特別図柄の表示
制御を音声出力ないしランプ点灯と同期させることも容
易となる。この後、賞球信号ジョブ(S130)、情報
信号ジョブ(S140)、コマンドジョブ(S15
0)、及び、残余時間ジョブ(S160)が実行され
る。
【0072】賞球信号ジョブ(S130)では、賞球排
出に関するデータの作成や出力が行われ、情報信号ジョ
ブ(S140)では、他の制御部への情報出力に必要な
データの作成が行われる。さらに、コマンドジョブ(S
150)では、特別図柄管理のためのコマンドの入出力
が行われ、残余時間ジョブ(S160)では、非等速乱
数の呼出しや、汎用乱数メモリ(図示略)の更新が行わ
れる。
【0073】なお、本発明は、その技術的思想を踏襲
し、発明の効果を著しく損なわない限度において、前記
の態様の一部を変更して実施でき、その変更態様も当然
に本発明の技術範囲に属する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例たるパチンコ機の正面図。
【図2】その遊技盤の正面図。
【図3】図1のパチンコ機の裏面概略図。
【図4】図3の一部切り欠き拡大平面図(a)と、この
拡大平面図(a)のA−A線矢視図(b)を示す図。
【図5】図4(a)の作動説明図(a)と、この作動説
明図(a)のB−B線矢視図(b)を示す図。
【図6】図4(a)の作動説明図(a)と、この作動説
明図(a)のC−C線矢視図(b)を示す図。
【図7】図4(a)の作動説明図。
【図8】振り分け装置の作動説明図。
【図9】賞球・玉貸し装置の説明図。
【図10】賞球・玉貸し装置の構造説明図。
【図11】図10の矢視断面図。
【図12】図1のパチンコ機の電子制御装置の一例を示
すブロック図。
【図13】図12の電子制御装置におけるメインジョブ
の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機) 106 タンクレール 107 補給球切れ検出スイッチ 108 メンテナンスレバー 109 球抜き装置 110 補給球通路 111 賞球・球貸し装置 114 振り分け装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 淡路 智裕 愛知県名古屋市西区見寄町125番地 タイ ヨーエレック株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BA03 BA04 BA05 BA37 BA67 BA68 BA79 BA88 BA89 BB21 CA14 EA09 EA26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補給球を貯留するタンクと、このタンク
    に接続されて補給球通路へ補給球を送り出すタンクレー
    ルと、前記補給球通路の末端部に接続された補給球排出
    手段と、前記タンクレールと補給球通路との間に設置さ
    れた球抜き手段とを少なくとも備えたことを特徴とする
    弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 補給球を貯留するタンクと、このタンク
    に接続されて補給球通路へ補給球を送り出すタンクレー
    ルと、前記補給球通路の末端部に接続された補給球排出
    手段と、通常の遊技モードから補給球を排出する非遊技
    モードへ移行した段階において前記補給球排出手段を作
    動させて補給球通路内の補給球を排出制御させる補給球
    排出制御手段とを少なくとも備えたことを特徴とする弾
    球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記タンクレールと補給球通路との間に
    設置された球抜き手段を備えた請求項2記載の弾球遊技
    機。
  4. 【請求項4】 前記タンクレールの末端部には補給球切
    れ検出スイッチが設置され、この補給球切れ検出スイッ
    チが補給球切れを検出したことを前提として遊技モード
    から非遊技モードへ切り替わる請求項2又は3記載の弾
    球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記補給球排出制御手段は、非遊技モー
    ドとなった状態において手動操作によって外部から強制
    的に前記補給球切れ検出スイッチを付勢させて補給球有
    りの状態とする請求項2ないし4のいずれかに記載の弾
    球遊技機。
  6. 【請求項6】 補給球を貯留するタンクと、このタンク
    に接続されて補給球を送り出す複数列の球通路を有する
    タンクレールと、このタンクレールに接続された複数列
    の球通路を有する補給球通路と、その入側において補給
    球通路の複数列の球通路から受け入れた補給球を前記複
    数列の球通路よりも減じた列数に統合して排出する補給
    球排出手段と、この補給球排出手段に接続されて排出さ
    れた補給球を賞球排出通路又は球貸し排出通路へ切替る
    補給球排出切り替え手段とを少なくとも備えたことを特
    徴とする弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 補給球を貯留するタンクと、このタンク
    に接続されて補給球を送り出す2列の球通路を有するタ
    ンクレールと、このタンクレールに接続された2列の球
    通路を有する補給球通路と、その入側において補給球通
    路の2列の球通路から受け入れた補給球を1列にまとめ
    て排出する補給球排出手段と、この補給球排出手段を作
    動させて補給球通路内の補給球を排出制御させる補給球
    排出制御手段と、前記タンクレールと補給球通路との間
    に設置された球抜き手段と、前記補給球排出手段に接続
    されて排出され、補給球の排出経路を賞球排出通路と球
    貸し排出通路との間で切替る補給球排出切り替え手段と
    を少なくとも備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 前記補給球排出切り替え手段は、前記賞
    球排出通路と球貸し排出通路への分岐部が形成されたユ
    ニットケース内に格納され、前記補給球排出手段の直下
    の位置において、裏機構盤の装着位置に対して着脱可能
    に設置された請求項6又は7記載の弾球遊技機。
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