JP2001250677A - 複合基板の製造方法、複合基板およびこれを用いた薄膜発光素子 - Google Patents
複合基板の製造方法、複合基板およびこれを用いた薄膜発光素子Info
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Abstract
ることなく、研磨工程等が不要で、簡単に製造でき、薄
膜発光素子に応用した場合に高い表示品質が得られる複
合基板の製造方法、複合基板、およびこれを用いた薄膜
EL素子を提供する。 【解決手段】 電気絶縁性を有する基板上に、電極ペー
ストと絶縁体ペーストとを順次厚膜形成して電極グリー
ンおよび絶縁体グリーンが積層形成された複合基板前駆
体を得、これを加圧処理して表面を平滑にし、その後焼
成して複合基板を得る構成の複合基板の製造方法、複合
基板およびEL素子とした。
Description
する複合基板、およびその複合基板を用いたエレクトロ
ルミネセンス素子(EL素子)、およびその製造方法に
関する。
をエレクトロルミネセンス(EL)といい、この現象を
用いた素子は液晶ディスプレイ(LCD)や時計のバッ
クライトとして実用化されている。
ウに分散させ、上下に電極を設けた構造をもつ分散型素
子と、電気絶縁性の基板上に2つの電極と2つの薄膜絶
縁体の間に挟む形で形成した薄膜蛍光体を用いた薄膜型
の素子がある。また、それぞれについて、駆動方式によ
り直流電圧駆動型、交流電圧駆動型がある。分散型EL
素子は古くから知られており、製造が容易であるという
利点があるが、輝度が低く寿命も短いのでその利用は限
られていた。一方、薄膜型EL素子は高輝度、長寿命と
いう特性をもち、EL素子の実用範囲を大きく広げた。
て液晶ディスプレイやPDPなどに用いられている青板
ガラスを用い、かつ基板に接する電極をITOなどの透
明電極とし、蛍光体で生じた発光を基板側から取り出す
方式が主流であった。また蛍光体材料としては黄橙色発
光を示すMnを添加したZnSが、成膜のしやすさ、発
光特性の観点から主に用いられてきた。カラーディスプ
レイを作製するには、赤色、緑色、青色の3原色に発光
する蛍光体材料の採用が不可欠である。これらの材料と
しては青色発光のCeを添加したSrSやTmを添加し
たZnS、赤色発光のSmを添加したZnSやEuを添
加したCaS、緑色発光のTbを添加したZnSやCe
を添加したCaSなどが候補に上げられており、研究が
続けられている。しかし現在までのところ、発光輝度、
発光効率、色純度の点に問題があり、実用化にはいたっ
ていない。
で成膜する方法や成膜後に高温で熱処理を行うことが有
望であることが知られている。このような方法を用いた
場合、基板として青板ガラスを用いることは耐熱性の観
点から不可能である。耐熱性のある石英基板を用いるこ
とも検討されているが、石英基板は非常に高価であり、
ディスプレーなどの大面積を必要とする用途には適さな
い。
公平7−44072号公報に記載されているように、基
板として電気絶縁性のセラミック基板を用い、蛍光体下
部の薄膜絶縁体のかわりに厚膜誘電体を用いた素子の開
発が報告された。
2に示されるEL素子は、セラミックなどの基板11上
に、下部電極12、厚膜誘電体層13、発光層14、薄
膜絶縁体層15、上部電極16が順次形成された構造と
なっている。このように、従来の構造とは異なり、蛍光
体の発光を基板とは反対側の上部から取り出すため、透
明電極は上部に設けられている。
膜絶縁体の数100〜数1000倍の厚さをもってい
る。そのためピンホールなどに起因する絶縁破壊が少な
く、高い信頼性と高い製造時の歩留まりを得ることがで
きるという利点を有している。
の電圧降下は高誘電率材料を誘電体層として用いること
により克服している。またセラミック基板と厚膜誘電体
を用いることにより、熱処理温度を高めることができ
る。その結果、従来は結晶欠陥の存在により不可能であ
った高い発光特性を示す発光材料の成膜が可能となっ
た。
発光層は、その膜厚が数100nm程度であり、厚膜誘電
体層の1/100程度の膜厚しか有していない。このた
め、厚膜誘電体層は、発光層の膜厚以下のレベルでその
表面が平滑でなければならないが、通常の厚膜工程で製
造された誘電体層の表面を十分に平滑にすることは困難
であった。
形成される発光層を均一に形成できなかったり、この発
光層との間で剥離現象を生じたりして表示品質を著しく
損なってしまう恐れがあった。このため、従来のプロセ
スでは大きな凹凸を研磨加工などにより取り除き、さら
に微細な凹凸をゾル−ゲル工程により取り除くといった
作業を必要としていた。
基板を研磨するのは技術的に困難であり、ゾルゲル工程
を用いる場合、単独では大きな凹凸には対処できず、し
かも原料コストが高くなったり、工程数が多くなるとい
った問題を有していた。
層の影響により絶縁層表面に凹凸を生じることなく、研
磨工程等が不要で、簡単に製造でき、薄膜発光素子に応
用した場合に高い表示品質が得られる複合基板の製造方
法、複合基板、およびこれを用いた薄膜EL素子を提供
することである。
下の構成により達成される。 (1) 電気絶縁性を有する基板上に、電極ペーストと
絶縁体ペーストとを順次厚膜形成して電極グリーンおよ
び絶縁体グリーンが積層形成された複合基板前駆体を
得、これを金型プレスまたはロールを用いて加圧処理し
て表面を平滑にし、その後焼成して複合基板を得る複合
基板の製造方法。 (2) 前記加圧処理の際に、加圧に用いる金型または
ロールの温度を50〜200℃に保持する上記(1)の
複合基板の製造方法。 (3) 前記電極ペースト、および/または絶縁体ペー
ストのバインダーに熱可塑性樹脂を用いる上記(1)ま
たは(2)の複合基板の製造方法。 (4) 前記加圧時に、金型またはロールと誘電体グリ
ーンとの間に剥離材を有する樹脂フイルムを介して加圧
する上記(1)〜(3)のいずれかの複合基板の製造方
法。 (5) 上記(1)〜(4)のいずれかの方法により製
造され、得られた厚膜誘電体層の上に機能性薄膜が形成
される複合基板。 (6) 上記(5)の複合基板上に、少なくとも発光層
と透明電極とを有するEL素子。 (7) 前記発光層と透明電極との間に薄膜絶縁層を有
する上記(6)のEL素子。
いった簡単な工程で、表面が平滑な厚膜絶縁体層を有す
る基板/電極/絶縁体層からなる複合基板を製造するこ
とができる。
る複合基板を用いてEL素子を作製すると、その上に発
光層を剥離現象などを生じることなく均一に形成するこ
とができる。その結果、発光特性、信頼性に優れたEL
素子を得ることができる。また、加圧することにより、
従来必要であった研磨工程が不要となり、大面積のディ
スプレーにも対応できるとともに、工程数が削減できる
ため製造コストも低減することができる。
電気絶縁性を有する基板上に、電極ペーストと絶縁体ペ
ーストとを順次厚膜形成して電極グリーンおよび絶縁体
グリーンが積層形成された複合基板前駆体を得、これを
加圧処理して表面を平滑にし、その後焼成して複合基板
を得るものである。
基板、これを用いたEL素子の基本構成を示す。本発明
の方法により製造される複合基板は、基板1上に、所定
のパターンで形成された電極2と、その上に厚膜法で形
成された絶縁体層3とを有する。また、このような複合
基板を有するEL素子は、前記絶縁体層3上に発光層4
と、好ましくは薄膜絶縁層5とを有し、さらにその上に
透明電極6を有している。
より製造することができる。すなわち、例えばAl2O3
や結晶化ガラスなどの電気絶縁性を有するセラミック
基板上に、PdやAg/Pdのような導体粉末にバイン
ダーや溶媒を混合して作製された電極ペーストを、スク
リーン印刷法等により所定のパターンに印刷する。次い
で、その上に粉末状の絶縁体材料に、バインダーと溶媒
を混合して作製された絶縁体ペーストを上記同様に印刷
する。あるいは、絶縁体ペーストをキャスティング成膜
することによりグリーンシートを形成し、これを電極上
に積層してもよい。さらには、絶縁体のグリーンシート
上に電極を印刷し、これを基板上に積層してもよい。
体に加圧処理を施し、表面を平滑化する。加圧の方法と
して、大面積の金型を用いて複合基板をプレスする方法
や、複合基板上の厚膜絶縁体層にロールを強く押しつ
け、ロールの回転とともに複合基板を移動させる方法な
どが考えられる。加圧圧力としては、10〜5000ト
ン/m2 程度が好ましい。
ましくはバインダーに熱可塑性樹脂を用い、加圧時に加
圧用の金型やロールを加熱すると効果的である。
が付着・癒着するのを防止するため、金型やロールと絶
縁体グリーンとの間に剥離材を有する樹脂フィルムを介
して加圧するとよい。
セチルセルロース(TAC)、ポリエチレンテレフタレ
ート(PET),ポリエチレンナフタレート(PE
N)、シンジオクタチックポリステレン(SPS)、ポ
リフェニレンスルフィド(PPS)、ポリカーボネート
(PC)、ポリアリレート(PAr)、ポリスルフォン
(PSF)、ポリエステルスルフォン(PES)、ポリ
エーテルイミド(PEI)、環状ポリオレフィン、ブロ
ム化フェノキシ等が挙げ得られ、特にPETフィルムが
好ましい。
ーンを主体とするもののように、シリコーン系材料を用
いることができる。剥離材は、通常、上記樹脂フィルム
上に塗布されている。
ルの温度は用いるバインダーの種類、特に融点、ガラス
転移点、熱可塑性樹脂の種類等により異なるが、通常、
50〜200℃程度である。加熱温度が低すぎると、十
分な平滑化効果が得られず、高すぎるとバインダーが一
部分解したり、絶縁体グリーンと金型やロール、または
樹脂フィルムと癒着する恐れが生じてくる。
表面粗さRaは、好ましくは0.1μm 以下である。こ
のような表面粗さは、金型の表面粗さを調整することで
達成できる。また、表面が平坦な樹脂フィルムを介して
加圧することにより、容易に達成できる。
通常のものであってよいが、還元性雰囲気雰囲気で焼成
を行う場合、特に下記の条件で行うことが好ましい。
〜400℃/時間 保持温度:200〜400℃、特に250〜300℃ 温度保持時間:0.5〜24時間、特に5〜20時間 雰囲気:空気中
導電材の種類に応じて適宜決定すればよいが、還元性雰
囲気で焼成を行う場合、焼成雰囲気はN2 を主成分と
し、H 2 1〜10%、および10〜35℃における水蒸
気圧によって得られるH2Oガスを混合したものが好ま
しい。そして、酸素分圧は、10-8〜10-12 気圧とす
ることが好ましい。酸素分圧が前記範囲未満であると、
電極層の導電材が異常焼結を起こし、途切れてしまうこ
とがある。また、酸素分圧が前記範囲を超えると、電極
層が酸化する傾向にある。酸化性雰囲気中で焼成を行う
場合、通常の大気中焼成を行えばよい。
じて適宜決定すればよいが、通常、800〜1400℃
程度である。保持温度が前記範囲未満であると緻密化が
不十分であり、前記範囲を超えると、電極層が途切れや
すくなる。また、焼成時の温度保持時間は、0.05〜
8時間、特に0.1〜3時間が好ましい。
じて複合基板にはアニールを施すことが好ましい。アニ
ールは、絶縁体層を再酸化するための処理であり、これ
によりIR加速寿命を著しく長くすることができる。
圧以上、特に10-6〜10-8気圧とすることが好まし
い。酸素分圧が前記範囲未満であると絶縁体層または誘
電体層の再酸化が困難であり、前記範囲を超えると内部
導体が酸化する傾向にある。
下、特に1000〜1100℃とすることが好ましい。
保持温度が前記範囲未満であると絶縁体層または誘電体
層の酸化が不十分となって寿命が短くなる傾向にあり、
前記範囲を超えると電極層が酸化し、電流容量が低下す
るだけでなく、絶縁体素地、誘電体素地と反応してしま
い、寿命も短くなる傾向にある。
から構成してもよい。この場合、温度保持時間は零であ
り、保持温度は最高温度と同義である。また、温度保持
時間は、0〜20時間、特に2〜10時間が好ましい。
雰囲気用ガスには、加湿したH2 ガス等を用いることが
好ましい。
びアニールの各工程において、N2、H2 や混合ガス等
を加湿するには、例えばウェッター等を使用すればよ
い。この場合、水温は5〜75℃程度が好ましい。
ール工程は、連続して行なっても、独立に行なってもよ
い。
処理後、冷却せずに雰囲気を変更し、続いて焼成の保持
温度まで昇温して焼成を行ない、次いで冷却し、アニー
ル工程での保持温度に達したときに雰囲気を変更してア
ニールを行なうことが好ましい。
バインダ処理工程は、所定の保持温度まで昇温し、所定
時間保持した後、室温にまで降温する。その際の脱バイ
ンダ雰囲気は、連続して行う場合と同様なものとする。
さらにアニール工程は、所定の保持温度にまで昇温し、
所定時間保持した後、室温にまで降温する。その際のア
ニール雰囲気は、連続して行う場合と同様なものとす
る。また、脱バインダ工程と、焼成工程とを連続して行
い、アニール工程だけを独立して行うようにしてもよ
く、脱バインダ工程だけを独立して行い、焼成工程とア
ニール工程を連続して行うようにしてもよい。
平滑化させるとさらに効果的である。この場合、通常の
ゾル−ゲル法により平滑化してもよいが、プロパンジオ
ールなどのジオール類(OH(CH2)nOH)の溶媒中
に金属化合物を溶解させることにより作製されるものが
好ましい。金属化合物原料として、金属アルコキシドが
ゾル−ゲル溶液作製にはよく用いられるが、金属アルコ
キシドは加水分解しやすいので、高濃度溶液を作製する
場合、原料の析出沈殿や溶液の固化を防ぐためにアセチ
ルアセトネート化合物およびその誘導体を用いるのが好
ましい。また、非鉛系のチタン酸バリウム(BaTiO
3 )を主成分とすることが好ましい。
の上に形成される絶縁層(誘電体層)、電極層を汚染す
ることなく、所定の強度を維持できるものであれば特に
限定されるものではない。具体的な材料としては、アル
ミナ(Al2O3)、石英ガラス(SiO2 )、マグネシ
ア(MgO)、フォルステライト(2MgO・Si
O 2)、ステアタイト(MgO・SiO2)、ムライト
(3Al2O3・2SiO2)、ベリリア(BeO)、ジ
ルコニア(ZrO2 )、窒化アルミニウム(AlN)、
窒化シリコン(SiN)、炭化シリコン(SiC+Be
O)等のセラミック基板を挙げることができる。その
他、Ba系、Sr系、およびPb系ペロブスカイトを用
いることができ、この場合、絶縁層と同じ組成物を用い
ることができる。これらのなかでも特にアルミナ基板が
好ましく、熱伝導性が必要な場合にはベリリア、窒化ア
ルミニウム、炭化シリコン等が好ましい。基板材料とし
て厚膜誘電体層(絶縁層)と同じ組成物を用いた場合、
熱膨張の違いによるそり、はがれ現象等を生じないので
好ましい。
00℃以上、特に800℃〜1500℃、さらには12
00℃〜1400℃程度である。
的から、ガラス材を含有していてもよい。具体的には、
PbO,B2O3 ,SiO2 ,CaO,MgO,TiO
2 、ZrO2 の1種または2種以上である。基板材に対
するガラスの含有量としては、20〜30wt%程度であ
る。
インダーを有していてもよい。有機バインダーとして
は、特に限定されるものではなく、セラミックス材のバ
インダーとして一般的に使用されているものの中から、
適宜選択して使用すればよい。このような有機バインダ
ーとしては、エチルセルロース、アクリル樹脂、ブチラ
ール樹脂等が挙げられ、溶剤としてはα−ターピネオー
ル、ブチルカルビトール、ケロシン等が挙げられる。ペ
ースト中の有機バインダーおよび溶剤の含有量は、特に
制限されるものではなく、通常使用されている量、例え
ば有機バインダー1〜5wt%、溶剤10〜50wt%程度
とすればよい。
じて各種分散剤、可塑剤、絶縁体等の添加物が含有され
ていてもよい。これらの総含有量は、1wt%以下である
ことが好ましい。
ましくは1〜3mm程度である。
行う場合、卑金属を用いることができる。好ましくは、
Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Si,W,Mo等の1
種または2種以上を用いたものやNi−Cu,Ni−M
n,Ni−Cr,Ni−Co、Ni−Al合金のいずれ
か、より好ましくはNi,CuおよびNi−Cu合金等
である。
は、酸化性雰囲気中で酸化物とならない金属が好まし
く、具体的にはAg,Au,Pt,Rh,Ru,Ir,
PbおよびPdの1種または2種以上であり、特にA
g,PdおよびAg−Pd合金が好ましい。
てもよい。下地となる基板との接着性を高めることがで
きる。ガラスフリットは、中性ないし還元性雰囲気中で
焼成される場合、このような雰囲気中でもガラスとして
の特性を失わないものが好ましい。
の組成は特に限定されるものではないが、例えば、ケイ
酸ガラス(SiO2 :20〜80wt%、Na2O:80
〜20wt%)、ホウケイ酸ガラス(B2O3 :5〜50w
t%、SiO2 :5〜70wt%、PbO:1〜10wt
%、K2O:1〜15wt%)、アルミナケイ酸ガラス
(Al2O3 :1〜30wt%、SiO2 :10〜60wt
%、Na2O:5〜15wt%、CaO:1〜20wt%、
B2O3 :5〜30wt%)から選択されるガラスフリッ
トの、1種または2種以上を用いればよい。これに必要
に応じて、CaO:0.01〜50wt%,SrO:0.
01〜70wt%,BaO:0.01〜50wt%,Mg
O:0.01〜5wt%,ZnO:0.01〜70wt%,
PbO:0.01〜5wt%,Na2 O:0.01〜10
wt%,K2 O:0.01〜10wt%,MnO2 :0.0
1〜20wt%等の添加物の一種以上を所定の組成比とな
るように混合して用いればよい。金属成分に対するガラ
スの含有量は特に限定されるものではないが、通常、
0.5〜20wt%、好ましくは1〜10wt%程度であ
る。なお、ガラス中における上記添加物の総含有量は、
ガラス成分を100としたとき50wt%以下であること
が好ましい。
バインダーを有していてもよい。有機バインダーとして
は、上記基板と同様であり、これらのなかでも熱可塑性
樹脂が好ましく、特にアクリル系、ブチラール系が好ま
しい。さらに、電極層用ペースト中には、必要に応じて
各種分散剤、可塑剤、絶縁体等の添加物が含有されてい
てもよい。これらの総含有量は、1wt%以下であること
が好ましい。
μm 、好ましくは1〜3μm 程度である。
に限定されるものではなく、種々の絶縁体材料を用いて
よいが、例えば、酸化チタン系、チタン酸系複合酸化
物、あるいはこれらの混合物などが好ましい。
ッケル(NiO),酸化銅(CuO),酸化マンガン
(Mn3O4 ),アルミナ(Al2O3 ),酸化マグネシ
ウム(MgO),酸化ケイ素(SiO2 )等を総計0.
001〜30質量%程度含む酸化チタン(TiO2 )等
が、チタン酸系複合酸化物としては、チタン酸バリウム
(BaTiO3 )等が挙げられる。チタン酸バリウムの
Ba/Tiの原子比は、0.95〜1.20程度がよ
い。
は、酸化マグネシウム(MgO)、酸化マンガン(Mn
3O4 )、酸化タングステン(WO3 )、酸化カルシウ
ム(CaO)、酸化ジルコニウム(ZrO2 )、酸化ニ
オブ(Nb2O5 )、酸化コバルト(Co3O4 )、酸化
イットリウム(Y2O3 )、および酸化バリウム(Ba
O)から選択される1種または2種以上を総計0.00
1〜30wt%程度含有されていてもよい。また、焼成温
度、線膨張率の調整等のため、副成分としてSiO2 、
MO(ただしMはMg,Ca,SrおよびBaから選択
される1種または2種以上の元素)、Li2O、B2O3
から選択される少なくとも1種を含有していてもよい。
絶縁体層の厚さは特に限定されないが、通常5〜100
0μm 、特に5〜50μm 、さらには10〜50μm 程
度である。
よい。特に複合基板を薄膜EL素子に応用する場合には
誘電体材料が好ましい。誘電体材料としては、特に限定
されるものではなく、種々の誘電体材料を用いてよい
が、例えば、上記酸化チタン系、チタン酸系複合酸化
物、あるいはこれらの混合物などが好ましい。
る。また、焼成温度、線膨張率の調整等のため、副成分
としてSiO2 、MO(ただしMはMg,Ca,Srお
よびBaから選択される1種または2種以上の元素)、
Li2O、B2O3 から選択される少なくとも1種を含有
していてもよい。
のが挙げられる。誘電体層(絶縁層)の主成分としてチ
タン酸バリウム、副成分として酸化マグネシウムと、酸
化マンガンと、酸化バリウムおよび酸化カルシウムから
選択される少なくとも1種と、酸化ケイ素とを含有す
る。チタン酸バリウムをBaTiO3 に、酸化マグネシ
ウムをMgOに、酸化マンガンをMnOに、酸化バリウ
ムをBaOに、酸化カルシウムをCaOに、酸化ケイ素
をSiO2 にそれぞれ換算したとき、誘電体層中におけ
る各化合物の比率は、BaTiO3 100モルに対しM
gO:0.1〜3モル、好ましくは0.5〜1.5モ
ル、MnO:0.05〜1.0モル、好ましくは0.2
〜0.4モル、BaO+CaO:2〜12モル、SiO
2 :2〜12モルである。
されないが、通常、0.9〜1.1とすることが好まし
い。BaO、CaOおよびSiO2 は、(Bax Ca
1-x O)y ・SiO2 として含まれていてもよい。この
場合、緻密な焼結体を得るためには0.3≦x≦0.
7、0.95≦y≦1.05とすることが好ましい。
(Bax Ca1-x O)y ・SiO2 の含有量は、BaT
iO3 、MgOおよびMnOの合計に対し、好ましくは
1〜10重量%、より好ましくは4〜6重量%である。
なお、各酸化物の酸化状態は特に限定されず、各酸化物
を構成する金属元素の含有量が上記範囲であればよい。
タン酸バリウム100モルに対し、Y2 O3 に換算して
1モル以下の酸化イットリウムが副成分として含まれる
ことが好ましい。Y2 O3 含有量の下限は特にないが、
十分な効果を実現するためには0.1モル以上含まれる
ことが好ましい。酸化イットリウムを含む場合、(Ba
x Ca1-x O)y ・SiO2 の含有量は、BaTi
O3 、MgO、MnOおよびY2 O3 の合計に対し好ま
しくは1〜10重量%、より好ましくは4〜6重量%で
ある。
とおりである。
であると、容量の温度特性を所望の範囲とすることがで
きない。酸化マグネシウムの含有量が前記範囲を超える
と、焼結性が急激に悪化し、緻密化が不十分となってI
R加速寿命が低下し、また、高い比誘電率が得られな
い。
ると、良好な耐還元性が得られずIR加速寿命が不十分
となり、また、損失 tanδを低くすることが困難とな
る。酸化マンガンの含有量が前記範囲を超えている場
合、直流電界印加時の容量の経時変化を小さくすること
が困難となる。
a1-x O)y ・SiO2 の含有量が少なすぎると直流電
界印加時の容量の経時変化が大きくなり、また、IR加
速寿命が不十分となる。含有量が多すぎると比誘電率の
急激な低下が起こる。
せる効果を有する。酸化イットリウムの含有量が前記範
囲を超えると、静電容量が減少し、また、焼結性が低下
して緻密化が不十分となることがある。
が含有されていてもよい。酸化アルミニウムは比較的低
温での焼結を可能にする作用をもつ。Al2 O3 に換算
したときの酸化アルミニウムの含有量は、誘電体材料全
体の1重量%以下とすることが好ましい。酸化アルミニ
ウムの含有量が多すぎると、逆に焼結を阻害するという
問題を生じる。
100μm 以下、特に50μm 以下、さらには2〜20
μm 程度とする。絶縁体層が厚すぎると容量が減少し発
光層への印可電圧が減少するのみならず、内部電界の拡
がりにより表示素子とした場合に像がにじんだり、クロ
ストークが発生する可能性があるので300μm 以下が
好ましい。
機バインダーを有していてもよい。有機バインダーとし
ては、上記基板と同様であり、これらのなかでも熱可塑
性樹脂が好ましく、特にアクリル系、ブチラール系が好
ましい。さらに、絶縁層用ペースト中には、必要に応じ
て各種分散剤、可塑剤、絶縁体等の添加物が含有されて
いてもよい。これらの総含有量は、1wt%以下であるこ
とが好ましい。以上のようにして、複合基板を得ること
ができる。
の絶縁層、他の電極層等の機能性膜を形成することによ
り、薄膜EL素子とすることができる。特に、本発明の
複合基板の絶縁層に誘電体材料を用いることで良好な特
性の薄膜EL素子を得ることができる。本発明の複合基
板は焼結材料であるため、機能性膜である発光層を形成
した後に加熱処理を行うような薄膜EL素子にも適して
いる。
得るには、絶縁層(誘電体層)上に発光層/他の絶縁層
(誘電体層)/他の電極層の順で形成すればよい。
スプレイ ’98 4月号 最近のディスプレイの技術
動向 田中省作 p1〜10に記載されているような材料を
挙げることができる。具体的には、赤色発光を得る材料
として、ZnS、Mn/CdSSe等、緑色発光を得る
材料として、ZnS:TbOF、ZnS:Tb等、青色
発光を得るための材料として、SrS:Ce、(Sr
S:Ce/ZnS)n、Ca2Ga2S4:Ce、Sr2G
a2S4:Ce等を挙げることができる。
S:Ce/ZnS:Mn等が知られている。
onal Display Workshop)’97 X.Wu"Multicolor Thin-Fi
lm Ceramic Hybrid EL Displays" p593 to 596 で検討
されている、SrS:Ceの青色発光層を有するELに
本発明を適用することにより特に好ましい結果を得るこ
とができる。
のではないが、厚すぎると駆動電圧が上昇し、薄すぎる
と発光効率が低下する。具体的には、蛍光材料にもよる
が、好ましくは100〜1000nm、特に150〜50
0nm程度である。
ことができる。気相堆積法としては、スパッタ法や蒸着
法等の物理的気相堆積法や、CVD法等の化学的気相堆
積法を挙げることができる。これらのなかでもCVD法
等の化学的気相堆積法が好ましい。
うに、SrS:Ceの発光層を形成する場合には、H2
S雰囲気下、エレクトロンビーム蒸着法により形成する
と、高純度の発光層を得ることができる。
う。加熱処理は、基板側から電極層、絶縁層、発光層と
積層した後に行ってもよいし、基板側から電極層、絶縁
層、発光層、絶縁層、あるいはこれに電極層を形成した
後にキャップアニールしてもよい。通常、キャップアニ
ール法を用いることが好ましい。熱処理の温度は、好ま
しくは600〜基板の焼結温度、より好ましくは600
〜1300℃、特に800〜1200℃程度、処理時間
は10 〜600分、特に30〜180分程度である。
アニール処理時の雰囲気としては、N2 、Ar、Heま
たはN2 中にO 2 が0.1%以下の雰囲気が好ましい。
率として、108 Ω・cm以上、特に1010〜1018Ω・
cm程度が好ましい。また、比較的高い誘電率を有する物
質であることが好ましく、その誘電率εとしては、好ま
しくはε=3〜1000程度である。
化シリコン(SiO2)、窒化シリコン(SiN)、酸
化タンタル(Ta2O5)、チタン酸ストロンチウム(S
rTiO3)、酸化イットリウム(Y2O3)、チタン酸
バリウム(BaTiO3)、チタン酸鉛(PbTi
O3)、ジルコニア(ZrO2)、シリコンオキシナイト
ライド(SiON)、アルミナ(Al2O3)、ニオブ酸
鉛(PbNb2O6)等を挙げることができ。
ては、上記発光層と同様である。この場合の絶縁層の膜
厚としては、好ましくは50〜1000nm、特に100
〜500nm程度である。
を例示して説明したが、本発明の薄膜EL素子はこのよ
うな構成に限定されるものではなく、膜厚方向に発光層
を複数積層してもよいし、マトリクス状にそれぞれ種類
の異なる発光層(画素)を組み合わせて平面的に配置す
るような構成としてもよい。
れる基板材料を用いることにより、高輝度の青色発光が
可能な発光層も容易に得られ、しかも、発光層が積層さ
れる絶縁層の表面が平滑であるため、高性能、高精細の
カラーディスプレイを構成することもできる。また、比
較的製造工程が容易であり、製造コストを低く押さえる
ことができる。そして、効率のよい、高輝度の青色発光
が得られることから、白色発光の素子としてカラーフィ
ルターと組み合わせてもよい。
イ等で用いられているカラーフィルターを用いれば良い
が、EL素子の発光する光に合わせてカラーフィルター
の特性を調整し、取り出し効率・色純度を最適化すれば
よい。
するような短波長の外光をカットできるカラーフィルタ
ーを用いれば、素子の耐光性・表示のコントラストも向
上する。
いてカラーフィルターの代わりにしても良い。
吸収し、蛍光変換膜中の蛍光体から光を放出させること
で、発光色の色変換を行うものであるが、組成として
は、バインダー、蛍光材料、光吸収材料の三つから形成
される。
いものを用いれば良く、EL発光波長域に吸収が強いこ
とが望ましい。実際には、レーザー色素などが適してお
り、ローダミン系化合物・ペリレン系化合物・シアニン
系化合物・フタロシアニン系化合物(サブフタロシアニ
ン等も含む)ナフタロイミド系化合物・縮合環炭化水素
系化合物・縮合複素環系化合物・スチリル系化合物・ク
マリン系化合物等を用いればよい。
ような材料を選べば良く、フォトリソグラフィー・印刷
等で微細なパターニングが出来るようなものが好まし
い。
い場合に用いるが、必要のない場合は用いなくても良
い。また、光吸収材料は、蛍光性材料の蛍光を消光しな
いような材料を選べば良い。
動、交流駆動され、その印加電圧は、50〜300V 程
度である。
て、薄膜EL素子について記載したが、本発明の複合基
板はこのような用途に限定されるものではなく、種々の
電子材料等に適用可能である。例えば、薄膜/厚膜ハイ
ブリッド高周波用コイル素子等への応用が可能である。
例で用いたEL構造体は、複合基板の絶縁層表面に、薄
膜法により発光層、上部絶縁膜、上部電極を順次積層し
た構造をもつものである。
ー(エチルセルロース)と溶媒(ターピネオール)を混
合して作製したペーストを、99.5%のAl2O3 基
板上に1.5mm幅、ギャップ1.5mmのストライプ状に
パターン印刷し、110℃で数分間乾燥を行った。誘電
体ペーストは、平均粒径が1μm のPb(Mg1/3Nb
2/3)O3 −PbTiO3 (PMN−PT)粉末原料に
バインダー(アクリル樹脂)と溶媒(アクリル樹脂)を
混合することにより作製した。
を印刷した基板上に10回印刷、乾燥を繰り返した。得
られた誘電体層グリーンの厚みは約80μm であった。
次に、これら全体の構造を500トン/m2 の圧力で1
0分間加圧を行った。最後に、これを大気中900℃で
30分焼成を行った。焼成後の厚膜誘電体層の厚みは5
5μm であった。
び誘電体ペーストを作製する際、バインダーに熱可塑性
のアクリル系樹脂を用い、加圧時に加熱温度を120℃
とした。その他は実施例1と同様にして、複合基板を得
た。
金型と誘電体グリーンとの間に、剥離材(シリコン)を
塗布したPETフィルムを挟み込み加圧を行った。その
他は実施例1と同様にして、複合基板を得た。
さは、タリステップを用い、0.1mm/秒の速さで0.
8mmプローブを移動させることにより測定を行った。ま
た、誘電体層の電気的特性を測定するために誘電体層上
に上部電極を形成した。上部電極は、前記の電極ペース
トを、1.5mm幅、ギャップ1.5mmのストライプ状の
パターンで前記の基板上の電極パターンと直交するよう
に印刷、乾燥を行い、その後850℃で15分間の焼成
を行うことにより形成した。
の周波数で測定した。また、絶縁抵抗は、25V の電圧
を15秒間印加した後、1分間保持した後の電流値を測
定することにより求めた。さらに、試料に印加する電圧
を100V/秒の速度で上げていき、0.1mA以上の電
流が流れた電圧値を破壊電圧とした。表面粗度および電
気特性は、1つの試料につき異なった部位で3回行い、
その平均値を測定値とした。
が19300、tanδが2.0%、比抵抗が8×1011
Ωcm、破壊電圧が14V/μm であった。
い、250℃に加熱した状態でMnをドープしたZnS
ターゲットを用い、ZnS蛍光薄膜を厚さ0.7μm と
なるようスパッタ法により形成した後、真空中600℃
で10分間熱処理した。次に第2絶縁層としてSi3N4
薄膜と第2電極としてITO薄膜をスパッタ法により
順次形成することによりエレクトロルミネセンス素子と
した。発光特性は、得られた素子構造の印刷焼成電極、
ITO透明電極から配線を引き出し、1kHzのパルス幅
50μsの電界を印加して測定した。
影響により絶縁層表面に凹凸を生じることなく、研磨工
程等が不要で、簡単に製造でき、薄膜発光素子に応用し
た場合に高い表示品質が得られる複合基板の製造方法、
複合基板、およびこれを用いた薄膜EL素子を提供する
ことができる。
断面図である。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 電気絶縁性を有する基板上に、 電極ペーストと絶縁体ペーストとを順次厚膜形成して電
極グリーンおよび絶縁体グリーンが積層形成された複合
基板前駆体を得、 これを金型プレスまたはロールを用いて加圧処理して表
面を平滑にし、 その後焼成して複合基板を得る複合基板の製造方法。 - 【請求項2】 前記加圧処理の際に、加圧に用いる金型
またはロールの温度を50〜200℃に保持する請求項
1の複合基板の製造方法。 - 【請求項3】 前記電極ペースト、および/または絶縁
体ペーストのバインダーに熱可塑性樹脂を用いる請求項
1または2の複合基板の製造方法。 - 【請求項4】 前記加圧時に、金型またはロールと誘電
体グリーンとの間に剥離材を有する樹脂フイルムを介し
て加圧する請求項1〜3のいずれかの複合基板の製造方
法。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの方法により製
造され、得られた厚膜誘電体層の上に機能性薄膜が形成
される複合基板。 - 【請求項6】 請求項5の複合基板上に、少なくとも発
光層と透明電極とを有するEL素子。 - 【請求項7】 前記発光層と透明電極との間に薄膜絶縁
層を有する請求項6のEL素子。
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