JP2001249296A - レーザ走査装置 - Google Patents

レーザ走査装置

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JP2001249296A
JP2001249296A JP2000060069A JP2000060069A JP2001249296A JP 2001249296 A JP2001249296 A JP 2001249296A JP 2000060069 A JP2000060069 A JP 2000060069A JP 2000060069 A JP2000060069 A JP 2000060069A JP 2001249296 A JP2001249296 A JP 2001249296A
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JP
Japan
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transmission member
polygon mirror
housing
optical housing
scanning device
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Pending
Application number
JP2000060069A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kaneko
良雄 金子
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転多面鏡の鏡面で反射されたレーザ光が透
過する透過部材を着脱可能にする構成を、安価かつ着脱
作業性を低下させないレーザ走査装置を提供する。 【解決手段】 透過部材3を透明性樹脂材料で形成し、
両端部に薄肉の腕部6、6を設け、中央上部に把手部7
を形成する。回転多面鏡1を回転駆動するモータ部4を
取り付けた光学ハウジング2に係止部8、8を一対突設
し、光学ハウジング2との間に溝状部9、9を形成し、
その間に両端部を差し込んで挟み、薄肉の腕部6、6の
弾性でレーザビームを透過させる部分を光学ハウジング
2の壁面に押圧して位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等に用いられるレーザ走査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機等で用いるレーザ走査装置では、
防塵や防音のためにレーザ光を偏向走査する回転多面鏡
をカバーで覆う構成としたものがある。このようなレー
ザ走査装置としては、たとえば特開平5−72495
号、特開平8−190256号に開示されているが、回
転多面鏡を覆うカバーにはレーザ光を透過させるためと
防塵、防音部材を兼ねて防塵ガラス、防音ガラスが取り
付けられるようになっている。また、特開平5−724
95号公報に開示の技術では、回転多面鏡を覆う部分に
取り付ける透過部材は着脱可能としてあり、特開平8−
190256号に開示の技術では、透過部材を板バネに
より取り付ける構成としてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この透過部
材には、汚れやホコリなどが付着することがある。例え
ば、回転多面鏡の回転によって生じる風により付着する
場合や、回転多面鏡や透過部材の周囲で浮遊していたホ
コリなどが付着する場合、さらにはレーザ走査装置の組
み立て時やメンテナンス時に作業者が過って指などを触
れさせて汚れなどを付着させてしまう場合がある。
【0004】透過部材に汚れが付着した場合、透過部材
がハウジングに固定されていると、その状態で汚れを清
掃しなくてはならない。透過部材は回転多面鏡に近接し
ているので、清掃時に過って作業者の指などが回転多面
鏡に触れ、回転多面鏡の鏡面に汚れを付着させてしまっ
たり、またハウジングに取り付けた状態のままのため、
透過部材の汚れが本当にきれいに取れたかどうかがわか
りにくいといった不具合がある。透過部材や回転多面鏡
に汚れが付着したままにすると、形成される画像にスジ
が発生したり、画像濃度にムラが生じたりしてしまう。
【0005】そこで上記従来の技術では、透過部材をハ
ウジングに着脱可能に取り付けることにより、透過部材
を清掃する際にハウジングから取り外すことができるよ
うにしているが、透過部材を着脱可能とするために、透
過部材のホルダ部材を設けなければならず、このホルダ
部材の分だけコストアップを招いていた。
【0006】本発明はこの点にかんがみ、透過部材を着
脱可能にする構成を、安価に実現し、かつ着脱作業性を
低下させることのないレーザ走査装置を提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ走査装置
のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成するため
に、光源から出射されたレーザ光を鏡面に受けて該鏡面
を回転させることにより上記レーザ光を偏向走査する回
転多面鏡と、上記鏡面で反射されたレーザ光が透過する
透過部材を備え、上記透過部材が上記回転多面鏡を収納
するハウジングに着脱可能に設けてあるレーザ走査装置
において、上記透過部材が樹脂材料からなる弾性部位を
少なくとも一部に有し、該弾性部位をたわめて上記ハウ
ジングの装着部に位置決めしてなることを特徴とする。
【0008】同請求項2に係るものは、上記目的を達成
するために、上記ハウジングの装着部が、上記透過部材
の弾性部位を取り付ける溝状部を備えることを特徴とす
る。
【0009】同請求項3に係るものは、上記目的を達成
するために、上記透過部材が、上記弾性部位以外の部位
に把手状部が形成してあることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明に係るレーザ走査装
置の実施形態を示す平面図、図2は同中央断面図(A)
と透過部材の拡大斜視図(B)である。図中1は回転多
面鏡、2はその光学ハウジング、3は透過部材、4はモ
ータ部である。
【0011】図示の実施形態装置においては、回転多面
鏡1を覆うカバー5は、図2(A)に示すように回転多
面鏡1の上部を覆っている。回転多面鏡1を回転駆動す
るモータ部4は光学ハウジング2にネジ止めしてある。
【0012】透過部材3は、たとえば透明性樹脂材料で
形成し、両端部に薄肉の腕部6、6を設けるとともに、
中央上部に把手部7が形成してある。そして、光学ハウ
ジング2に一対突設した係止部8、8が光学ハウジング
2との間に形成する溝状部9、9の間に、両端部を差し
込んで挟んだ状態で取り付けるようになっている。
【0013】このような光学ハウジング2及び透過部材
3の構造で回転多面鏡1の周囲に一つの空間(部屋)を
形成し、その上部をカバー5で覆い、回転多面鏡1のま
わりを密閉空間とし、外部からのゴミやホコリの侵入を
防ぐとともに、回転多面鏡1の回転による発生騒音が外
部へ漏れることを防止している。
【0014】透過部材3は、ハウジング2の溝状部9、
9内に両端部を挿入して取り付けるが、その取り付け状
態では、薄肉の腕部6、6の弾性により、レーザビーム
を透過させる部分が光学ハウジング2の壁面に押圧され
て位置決めされる。
【0015】前述の様な原因で透過部材3に汚れやホコ
リなどが付着した場合には、透過部材3の把手部7に指
を引っ掛けて上方へ持ち上げると、透過部材3の両端部
及び薄肉の腕部6、6がハウジング2の溝状部9、9か
ら外れる。このように光学ハウジング2から取り外した
状態で清掃などをすれば、過って回転多面鏡1の鏡面に
汚れを付着させたり、汚れの清掃具合が確認しづらいと
いったことがなく作業できる。
【0016】
【発明の効果】請求項1のレーザ走査装置は、以上説明
してきたように、回転多面鏡の鏡面で反射されたレーザ
光が透過する透過部材を回転多面鏡を収納するハウジン
グに着脱可能に設け、透過部材が樹脂材料からなる弾性
部位を少なくとも一部に有し、その弾性部位をたわめて
回転多面鏡のハウジングの装着部に位置決めしてなるの
で、透過部材のホルダや取り付け用の板バネ等の別部材
を用いずに済み、取り付け部品の追加によるコストアッ
プがないという効果がある。
【0017】請求項2のレーザ走査装置は、以上説明し
てきたように、ハウジングの装着部が透過部材の弾性部
位を取り付ける溝状部を備えるので、上記共通の効果に
加え、透過部材の弾性部位をその溝状部の中に挿入する
だけで透過部材を位置決めできるという効果がある。
【0018】請求項3のレーザ走査装置は、以上説明し
てきたように、透過部材の弾性部位以外の部位に把手状
部を形成してなるので、上記共通の効果に加え、透過部
材の取り外し時には、取り外しのための工具を用いるこ
となく、また透過部材のビーム透過部に過って指で触れ
ることなく、把手部に指をひっかけて容易に取り外すこ
とが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ走査装置の実施形態を示す
平面図である。
【図2】同中央断面図(A)と透過部材の拡大斜視図
(B)である。
【符号の説明】
1 回転多面鏡 2 光学ハウジング 3 透過部材 4 モータ部 5 カバー 6 腕部 7 把手部 8 係止部 9 溝状部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射されたレーザ光を鏡面に受
    けて該鏡面を回転させることにより上記レーザ光を偏向
    走査する回転多面鏡と、上記鏡面で反射されたレーザ光
    が透過する透過部材を備え、上記透過部材が上記回転多
    面鏡を収納するハウジングに着脱可能に設けてあるレー
    ザ走査装置において、上記透過部材が樹脂材料からなる
    弾性部位を少なくとも一部に有し、該弾性部位をたわめ
    て上記ハウジングの装着部に位置決めしてなることを特
    徴とするレーザ走査装置。
  2. 【請求項2】 上記ハウジングの装着部が、上記透過部
    材の弾性部位を取り付ける溝状部を備えることを特徴と
    する請求項1のレーザ走査装置。
  3. 【請求項3】 上記透過部材が、上記弾性部位以外の部
    位に把手状部が形成してあることを特徴とする請求項1
    または2のレーザ走査装置。
JP2000060069A 2000-03-06 2000-03-06 レーザ走査装置 Pending JP2001249296A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006154656A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Fuji Xerox Co Ltd 光走査装置
JP2010237513A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd 光偏向器、光走査装置および画像形成装置

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JP4622489B2 (ja) * 2004-12-01 2011-02-02 富士ゼロックス株式会社 光走査装置
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