JP2002267982A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2002267982A
JP2002267982A JP2001065166A JP2001065166A JP2002267982A JP 2002267982 A JP2002267982 A JP 2002267982A JP 2001065166 A JP2001065166 A JP 2001065166A JP 2001065166 A JP2001065166 A JP 2001065166A JP 2002267982 A JP2002267982 A JP 2002267982A
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polygon mirror
imaging lens
housing
positioning
mirror motor
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JP2001065166A
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English (en)
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Sadahide Sonoda
禎英 其田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光走査装置を構成する多面鏡モータから発生
する熱や音を効果的に遮断すると共に、素子本来の性能
を損なわずに、簡単な構成で低コスト化を図った高性能
の光走査装置を提供すること。 【解決手段】 多面鏡モータ1により回転駆動され、レ
ーザ光を反射し偏向する多面鏡2と、前記偏向されたレ
ーザ光を結像する結像レンズ3と、前記多面鏡モータお
よび前記結像レンズがそれぞれ配置される空間を遮断す
るために両者間に配置された光透過性の板状部材4と、
少なくとも前記多面鏡モータ、前記多面鏡、前記板状部
材、および前記結像レンズを収容するハウジングとを備
える光走査装置において、前記板状部材4は、前記ハウ
ジングと前記結像レンズとによって位置決め固定31,
92,93されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光走査装置に係わ
り、特に、デジタル複写機、プリンタ等の画像形成装置
に装備される光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−102822号公報には、画
像読取りを正確に行う画像読み取り装置について記載さ
れている。このような電子写真方式による画像形成装置
においては、画像を担った光束で感光体を走査して静電
潜像を形成する過程に光走査装置が用いられている。
【0003】図3は、従来技術に係る光走査装置の一例
を示す図である。
【0004】同図において、該装置は、図示していない
半導体レーザから出射したレーザ光を多面鏡モータ10
1によって回転駆動される多面鏡102によって反射偏
向させ、偏向光を結像レンズ103によって結像し、さ
らにミラー104、トロイダルレンズ105、および防
塵ガラス106を介して図示していない感光体を走査す
るように構成されている。
【0005】該装置は、さらに、図示するように、ハウ
ジング107内に、図示していない光源、多面鏡モータ
101、多面鏡102、結像レンズ103を収容し、か
つ多面鏡モータ101からの熱が結像レンズ103内に
進入しないように、多面鏡モータ101と結像レンズ1
03入射側との間に板ガラス108を配置している。結
像レンズ103は低コスト化、軽量化のために樹脂材で
形成されるために耐熱性が低く、板ガラス108によっ
て熱を遮断する必要がある。また、多面鏡モータ102
の駆動時に発生する音を防ぐためにも、多面鏡モータ1
02をハウジング107内の密閉された部屋に収納する
必要がある。
【0006】特に、該装置では、ハウジング107の密
閉性を高めるために、結像レンズ103の上面とハウジ
ングカバー109との間に弾性体110を貼り付け、多
面鏡102と結像レンズ103の防塵性を向上させてい
る。また、さらに多面鏡モータ101から放射される熱
や音を遮断するために、板ガラス108をハウジング1
07を構成する樹脂と一体に形成した遮断リブ112に
両面テープ111等の接着手段で貼り付けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術の装置では、弾性体110を設けることによっ
て塵埃の進入を防止しているが、これだけでは多面鏡モ
ータ101と結像レンズ103の入射側との間が遮断さ
れていないので、熱の影響を直接受け易く、樹脂材から
なる結像レンズ110の光学的特性を維持できないとい
う問題があった。また、板ガラス108をハウジング1
07に粘着材や上記のごとく両面テープ111等を介し
て固定すると、その位置精度が保証できず、さらにはテ
ープの厚さ分の結像性能の低下や組立性、交換時の作業
性等に問題があった。
【0008】本発明の目的は、上記の種々の問題点に鑑
みて、光走査装置を構成する多面鏡モータから発生する
熱や音を効果的に遮断すると共に、素子本来の性能を損
なわずに、簡単な構成で低コスト化を図った高性能の光
走査装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような手段を採用した。
【0010】第1の手段は、多面鏡モータにより回転駆
動され、レーザ光を反射し偏向する多面鏡と、前記偏向
されたレーザ光を結像する結像レンズと、前記多面鏡モ
ータおよび前記結像レンズがそれぞれ配置される空間を
遮断するために両者間に配置された光透過性の板状部材
と、少なくとも前記多面鏡モータ、前記多面鏡、前記板
状部材、および前記結像レンズを収容するハウジングと
を備える光走査装置において、前記板状部材は、前記ハ
ウジングと前記結像レンズとによって位置決め固定され
ることを特徴とする。
【0011】第2の手段は、第1の手段において、前記
位置決め固定する手段は、前記板状部材を前記光軸方向
に位置決めするための前記結像レンズに設けた位置決め
部と前記ハウジングに設けた位置決め部とからなること
を特徴とする。
【0012】第3の手段は、第1の手段または第2の手
段において、前記位置決め固定する手段は、前記板状部
材を前記光軸に対して高さ方向に位置決めするための前
記ハウジングに設けた位置決め部からなることを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1乃至図
2を用いて説明する。
【0014】図1は、本実施形態に係る光走査装置の構
成を示す側面断面図であり、図2は、該装置の構成を示
す斜視図である。
【0015】これらの図において、1は多面鏡2を回転
駆動する多面鏡モータ、2は図示していない半導体レー
ザ等のビーム発光素子から画像を担ったビーム光を反射
偏向する多面鏡、3は偏向光を結像する結像レンズ(f
θレンズ)、4は多面鏡モータ1が設置される書込ハウ
ジング9と結像レンズ3間を遮断し、前記ビーム光を透
過する光学特性を有する防音ガラス等からなる板状部
材、5はミラー、6はトロイダルレンズ、7は防塵ガラ
ス、8は感光体、9は書込ハウジング、10は書込ハウ
ジング9の上部に設けられる上カバーである。
【0016】該装置は、図示していないビーム発光素子
で発生し出射されたビーム光が、図示していないシリン
ドリカルレンズにより副走査方向に集光される。集光さ
れたビーム光は、多面鏡モータ1によって回転駆動され
る多面鏡2によって反射偏向され、偏向されたビーム光
は、防音ガラス4を通って結像レンズ3によって結像さ
れ、さらにミラー5、トロイダルレンズ6、防塵ガラス
7を介して感光体8を走査する。
【0017】次に、防音ガラス4の書込ハウジング9内
での取付方法について図1および図2を用いて詳述す
る。
【0018】まず、防音ガラス4の光軸方向(図示矢
印)に対する位置決めは、防音ガラス4を位置決めする
ために設けた突起31を結像レンズ3の入射側両端に設
ける。この突起31は結像レンズ3を構成する樹脂と一
体成形されるので、この部分で防音ガラス4と接触する
ことにより、防音ガラス4と結像レンズ3との位置関係
が一定に保たれ、結像性能を高めることができる。
【0019】また、防音ガラス4の光軸高さ方向(図示
矢印)の位置決めは、書込ハウジング9に結像レンズ3
を位置決めする位置決め部91と一体成形された位置決
め部92を設け、この位置決め部92によって防音ガラ
ス4を保持することにより防音ガラス4の光軸高さ方向
の位置決めを精度よく行うことができる。
【0020】さらに、書込ハウジング9内の防音ガラス
4両側の位置に、防音ガラス4を保持する突起93を設
け、この突起93と結像レンズ3の突起31間で防音ガ
ラス4を挟持することにより、防音ガラス4を書込ハウ
ジング9に固定する。
【0021】さらに、結像レンズ3には、結像レンズ3
の出射側両端部に書込ハウジング9を構成する樹脂と一
体形成された遮断用リブ94を設け、これによって多面
鏡モータ1、多面鏡2が設置されている場所と結像レン
ズ3が設置されている場所とを完全に分離する。
【0022】また、防塵効果を上げるために、防音ガラ
ス4と上カバー10間には、例えば、スポンジ等のシー
ル部材11を介在させ、密閉性を向上させている。
【0023】このように、本実施形態に係る発明によれ
ば、防音ガラス4によって多面鏡モータ1と結像レンズ
3とを分離し、結像レンズ3を多面鏡モータ1から発せ
られる熱の影響を効果的に排除することができ、また、
防音ガラス4の固定手段として両面テープ等の接着手段
を使用しないため、両面テープの厚さのバラツキ等によ
る結像性能の低下を防止することができ、さらには、光
軸方向に防音ガラス4と対向する結像レンズ3との位置
関係を確実なものとすることができる。また、防音ガラ
ス4の当該光走査装置への組立性や保守性を向上させる
ことができ、組立性の向上に伴う製造コストの低減や、
両面テープを使用しないこと等による部品コストの低減
を図ることができ、さらには保守性の向上に伴いサービ
スコストの低減や保守時間の短縮化を図ることができ
る。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、簡単な構
成で光学特性を損なうことなく分離された密閉構造を作
り出すことができ、多面鏡モータから結像レンズへの熱
および音を効果的に遮断することができると共に、部品
点数を削減し、コストの低減化を図った光走査装置を得
ることができる。
【0025】請求項2および請求項3記載の発明によれ
ば、既存のハウジングと結像レンズに位置決め部を設
け、板状部材を位置決め固定したので、位置決めのため
の新たな部品を不要とし、コストの低減を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光走査装置の構成を
示す側面断面図である。
【図2】本実施形態に係る光走査装置の構成を示す斜視
図である。
【図3】従来技術に係る光走査装置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 多面鏡モータ 2 多面鏡 3 結像レンズ(fθレンズ) 31 突起 4 防音ガラス 5 ミラー 6 トロイダルレンズ 7 防塵ガラス 8 感光体 9 書込ハウジング 91 位置決め部 92 位置決め部 93 突起 94 遮断用リブ 10 上カバー 11 シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA45 AA46 AA48 BA85 BA86 BA90 DA03 DA22 DA23 DA33 2H045 AA01 DA02 DA04 DA41 5C051 AA02 CA07 DB22 DB24 DB30 DB35 DC04 DC07 FA01 5C072 AA03 BA02 BA12 DA02 DA04 DA21 HA02 HA09 HA13 XA01 XA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多面鏡モータにより回転駆動され、レー
    ザ光を反射し偏向する多面鏡と、前記偏向されたレーザ
    光を結像する結像レンズと、前記多面鏡モータおよび前
    記結像レンズがそれぞれ配置される空間を遮断するため
    に両者間に配置された光透過性の板状部材と、少なくと
    も前記多面鏡モータ、前記多面鏡、前記板状部材、およ
    び前記結像レンズを収容するハウジングとを備える光走
    査装置において、 前記板状部材は、前記ハウジングと前記結像レンズとに
    よって位置決め固定されることを特徴とする光走査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記位置決め固定する手段は、前記板状
    部材を前記光軸方向に位置決めするための前記結像レン
    ズに設けた位置決め部と前記ハウジングに設けた位置決
    め部とからなることを特徴とする請求項1に記載の光走
    査装置。
  3. 【請求項3】 前記位置決め固定する手段は、前記板状
    部材を前記光軸に対して高さ方向に位置決めするための
    前記ハウジングに設けた位置決め部からなることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の光走査装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013164483A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Ricoh Co Ltd 光走査装置および画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013164483A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Ricoh Co Ltd 光走査装置および画像形成装置

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