JP2001312188A - 排気装置、およびそれを備える画像形成装置 - Google Patents
排気装置、およびそれを備える画像形成装置Info
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Abstract
ンの振動が伝わることを防いで騒音の発生を極力押さえ
る一方、排気ファンの組付けに高価なゴム部品を用いる
ことなく、部品点数を削減するとともに、排気ファンの
組付けを簡単として、コストダウンを図る。 【解決手段】 樹脂材料を用いて一体成形で、弾性保持
部31F・31Gと弾性固定部31Dと取付部313と
を有するダクト31をつくる。そして、弾性保持部で弾
性保持してダクト内にファンユニット32を備えるとと
もに、そのファンユニットを備えたダクト31を、取付
部313で構造体に取り付け、弾性固定部31Dを他部
材に押し当てて位置決め固定し、画像形成装置本体内に
設ける。
Description
タ、ファクシミリ、またはそれらの複合機など、シート
に画像を記録する画像形成装置に関する。および、その
ような画像形成装置の装置本体内に備えて、画像形成装
置本体内の熱やオゾンなどを外部へと排出する排気装置
に関する。
用いて画像形成装置本体内の熱やオゾンなどを外部へと
排出していた。排気ファンは、例えば画像形成装置本体
の構造体に、ゴム部品を介してねじ止めして取り付けて
いた。
画像形成装置では、排気ファンの振動が構造体に伝わっ
て音を発し、その音が外部に漏れ出てうるさい、という
問題があった。
BAM規格などで、騒音レベルの許容基準が定められて
おり、画像形成装置の待機時や稼動時における静音性が
強く求められている。
ゴム部品を介してねじ止めして取り付けるから、ねじや
高価なゴム部品を必要とし、部品点数が多くなるととも
に、排気ファンの組付けが面倒となって高価となる問題
があった。
成装置の排気装置において、排気ファンの振動が伝わる
ことを防いで騒音の発生を極力押さえる一方、排気ファ
ンの組付けに高価なゴム部品を用いることなく、部品点
数を削減するとともに、排気ファンの組付けを簡単とし
て、コストダウンを図ることにある。
の組付けに用いるねじ等の締結部材も少なくして一層部
品点数を削減するとともに、ダクトの組付けを簡単とし
て、コストダウンを図ることにある。
さくし、また排気ファンおよびダクトの組付けに必要な
部品をできる限り一体化してさらに部品点数を削減する
とともに、それらの組付けを簡単として、コストダウン
を図ることにある。
ァンを画像形成装置本体内でダクトを介してしっかりと
固定し、騒音の発生をより一層防止することにある。
ァンのハーネスの処理も含めて全体をユニット化し、取
り扱いを簡便とすることにある。
第5の目的を達成した排気装置を備えた画像形成装置を
提供することにある。
る発明は、上記第1の目的を達成すべく、排気装置にお
いて、ダクトに弾性保持部を形成し、その弾性保持部で
弾性保持してダクト内にファンユニットを備え、そのフ
ァンユニットを備えたダクトを画像形成装置本体内に設
けてなる、ことを特徴とする。
達成すべく、請求項1に記載の排気装置において、ダク
トに、画像形成装置本体内で他部材に押し当てて該ダク
トを位置決め固定する弾性固定部を形成してなる、こと
を特徴とする。
達成すべく、排気装置において、樹脂材料を用いて一体
成形で、弾性保持部と弾性固定部と取付部とを有するダ
クトをつくり、弾性保持部で弾性保持してダクト内にフ
ァンユニットを備えるとともに、そのファンユニットを
備えたダクトを、取付部で取り付け、弾性固定部を他部
材に押し当てて位置決め固定し、画像形成装置本体内に
設けてなる、ことを特徴とする。
達成すべく、請求項1、2、または3に記載の排気装置
において、ダクトを画像形成装置本体内の構造体に取り
付けて設けてなる、ことを特徴とする。
達成すべく、請求項1、2、3、または4に記載の排気
装置において、ファンユニットのハーネスに取り付けた
コネクタをダクトで保持してなる、ことを特徴とする。
達成すべく、画像形成装置において、請求項1、2、
3、4、または5に記載の排気装置を備えてなる、こと
を特徴とする。
いて添付図面を参照しながら説明する。図1は、画像形
成装置である複写機の外観斜視図である。
多段に備える給紙テーブル1Aと、この給紙テーブル1
A上に載置する複写機装置本体1Bと、その複写機装置
本体1B上に取り付ける画像読取装置1Cとからなる。
る構造体2を示す斜視図である。構造体2は、底板2A
上に、正面側(図中左下側)から見て手前に、図示省略
した前側板を、左側に板金製の左ステー21を、右側手
前にアーム22を、そして背面側に後側板23を立て
る。左側上には、後側板23で支持して左アーム24を
手前に向けてのばす。また、右側には、アーム22と後
側板23間に掛け渡して右アーム25および断面コ字型
の板金製ステー26を上下に設ける。
に位置してドラム状の像担持体(図示省略)を有し、そ
のまわりに帯電装置・書込み装置・現像装置・転写装置
・クリーニング装置などを配置する。そして、帯電・書
込み・現像・転写・クリーニングなどを繰り返して像担
持体上に順次トナー画像を形成し、そのトナー画像を逐
次転写してシートに画像を記録する。シートは、底板2
Aの切欠き2Bを通して下から上へと搬送する。
の中で、像担持体上に書き込みを行う書込み装置60
は、図示するように、構造体2の底板2A上に備える。
書込み装置60には、ハウジングH内に、レーザダイオ
ード等の不図示の光源、走査用のポリゴンミラーPM、
そのポリゴンミラーPMを回転駆動する不図示のポリゴ
ンモータ、fθレンズ等の不図示の走査光学系などを備
える。
置60の上に排気装置3を設ける。排気装置3は、図4
(A)および(B)に示すように、ダクト31にファン
ユニット32を取り付けてなる。
でつくり、山型の頂部311と左側面部312と取付部
313と右側面部314とを設ける。
斜面311b・311cと、後傾斜面311cから後方
に向けてフラットにのびる短スカート部311dとから
なる。頂面311aには、矩形の挿入口31Cをあけ、
その挿入口31Cを挟んで前後に対向して逆U字型の一
対の上弾性保持部31Fを設ける。左右側面部312・
314には、内面にそれぞれ2つの平行なガイドリブ3
1Eを対向して設ける。
た起立部31Aと、その先端を折り曲げて形成した折曲
部31Bとからなる。右側面部314には、内向きに折
り曲げて挿入口31Cの真下に下弾性保持部31Gを設
け、また外面に略U字形に形成して先端に弾性を保有す
る弾性固定部31Dを立てる。
に排気ファン32Aを有する。そして、ダクト31内に
上から挿入し、図5に示すように、一対の上弾性保持部
31Fを外側に押し開いて挿入口31Cに入れ、ガイド
リブ31Eで案内してダクト31内に落とし込み、下弾
性保持部31G上に載せる。
性保持部31F間を通過し、上弾性保持部31Fは、形
状を復帰して先端でファンユニット32を上から押さ
え、図4(B)、図6および図7に示すように、下弾性
保持部31Gとで挟んで弾性保持する。
すように、折曲部31Bを左ステー21上に掛けてねじ
止め固定することにより取付部313で取り付けるとと
もに、図8(A)および(B)に示すように、弾性固定
部31Dの先端を構造体2内の固定ブラケット27に弾
性的に押し当て、ダクト31を位置決め固定して複写機
装置本体1B内に設ける。そして、ダクト31を構造体
2で吊り下げて空中に浮かしたような状態で支持し、排
気ファン32Aの振動がダクト31を介して構造体2に
極力伝わらないようにする。
ット31を駆動して、構造体2の前側板(図示省略)の
孔を通して図3中手前側から矢示する方向に空気を吸い
込み、後傾斜面311cで空気の流れを下向きにして短
スカート部311dから矢示方向に排出する。これによ
り、書込み装置60に吹き付けてポリゴンモータ等が発
生する熱を除去し、別途設けるメイン排気ファンで装置
本体1B外へと吸引排出する。
ト31の左側面部312の外面には、複数の掛止板31
Hを立てる。そして、その掛止板31Hの切欠き溝に、
ファンユニット32の排気ファン32Aの駆動モータか
ら引き出したハーネス32Bを掛け止める。ハーネス3
2Bの先端には、コネクタ31Jを取り付ける。そのコ
ネクタ31Jは、図3、4、5、7では図示省略した
が、短スカート部311dの上に取り付けるようにして
ダクト31で保持する。
では、ファンユニット32をダクト31内に備え、その
ダクト31を複写機装置本体1B内に設けるから、ファ
ンユニット32をダクト31と装置本体1Bの外装ハウ
ジングとで被い、排気ファン32Aの騒音が装置本体1
Bの外部へと漏れ出ることを防止することができ、例え
ば騒音レベルの許容基準が法的に設けられている場合で
も、それを十分にクリアすることができる。
1F・31Gで弾性保持してダクト31内にファンユニ
ット32を備えるから、排気ファン32Aの振動が伝わ
ることを防いで騒音の発生を極力押さえる一方、ファン
ユニット32の組付けに高価なゴム部品を介在させたり
する必要なく、排気ファン32Aの組付けを簡単とし
て、コストダウンを図ることができる。
1に、複写機装置本体1B内でブラケット27に押し当
てて該ダクト31を位置決め固定する弾性固定部31D
を形成するから、ダクト31の組付けに用いるねじ等の
締結部材も少なくして一層部品点数を削減するととも
に、ダクト31の組付けを簡単として、コストダウンを
図ることができる。
性保持部31F・31Gと弾性固定部31Dと取付部3
13とを有するダクト31をつくるから、騒音の発生を
小さくし、また排気ファン32Aおよびダクト31の組
付けに必要な部品をできる限り一体化してさらに部品点
数を削減するとともに、それらの組付けを簡単として、
コストダウンを図ることができる。
は、ダクト31を複写機装置本体1B内の構造体2に取
り付けて設けるから、排気ファン32Aを複写機装置本
体1B内でダクト31を介してしっかりと固定し、騒音
の発生をより一層防止することができる。
32Bに取り付けたコネクタ31Jをダクト31で保持
するから、ハーネス32Bの処理を含めて全体をユニッ
ト化して、たとえば故障の際に交換したり、点検の際に
取り出したりするとき、取り扱いを簡便とすることがで
きる。また、コネクタ31Jを接続したり外したりする
操作を簡単に行うことができる。
ト32を上下の弾性保持部31F・31Gで挟んで弾性
保持した。しかし、図10に示すダクト41のように、
左右側面部412・414から切り起こして左右の弾性
保持部41Aを形成し、それらの弾性保持部41Aのみ
で挟んで弾性保持するようにしてもよく、また上下左右
の弾性保持部で挟んで弾性保持してダクト41内にファ
ンユニット32を備えるようにしてもよい。図中符号4
1Gは、上述した例の下弾性保持部31Gと同様に形成
した下弾性保持部である。
Fや下弾性保持部31G・41Gなどの形状に限るもの
ではなく、要はダクト31・41内に取り付けたファン
ユニット32を弾性的に押さえ得る形状であればよい。
また、弾性固定部も、同様であり、上述した弾性固定部
31Dの形状に限るものではなく、画像形成装置本体1
B内で固定ブラケット27等の他部材に弾性的に押し当
ててダクト31・41を位置決め固定し得る形状であれ
ばよい。
41の替わりに、図11および図12に示すようなダク
ト51でもよい。
するファンユニットを保持している点では先の例と同様
であるが、例えば図11に示すように、右方にフラット
にのびた第1スカート部511dと、手前側の側面部分
に直角に折り曲げた第2スカート部515とを設ける。
つまり、この例のダクト51は、図4に示す熱やオゾン
などの排気目的で形成したダクト31に比べて、外形形
状を大きくし、表面積を拡大している。これにより、ポ
リゴンモータから伝播する騒音を封じ込めるようになっ
ている。
書込み画像の画素密度が高くなればなるほど、それに合
わせて回転数も上昇するようになっており、そのため、
モータのコイル部分から発生するジュール熱により発熱
し、稼動可能な温度を遥かにオーバする場合もある。特
にこの例のモータでも、高速回転するようになっている
ので、ここで説明したような事情から、効率的な冷却を
行うといった点でも、このダクト51内の排気ファンが
役立っている。
と第1スカート部511d部分は、起立部51Aの設置
レベルよりも奥部側に向けて突出し、それぞれその端面
部分a・bが、図12に示すように、左ステー21に当
接するようになっている。
生する騒音を容易に封じ込めることができるようにな
り、騒音低減効果がさらに向上して、待機時や稼動時の
静音性や静粛性がさらに高まり、高級機化を図ることが
できるようになる。
明によれば、ファンユニットをダクト内に備え、そのダ
クトを画像形成装置本体内に設けるから、ファンユニッ
トをダクトと画像形成装置本体の外装ハウジングとで被
い、排気ファンの騒音が画像形成装置本体の外部へと漏
れ出ることを防止することができ、例えば騒音レベルの
許容基準が法的に設けられている場合でも、それをクリ
アすることができる。
保持してダクト内にファンユニットを備えるから、ファ
ンユニットの振動が伝わることを防いで騒音の発生を極
力押さえる一方、ファンユニットの組付けに高価なゴム
部品を介在させたりする必要なく、排気ファンの組付け
を簡単として、コストダウンを図ることができる。
クトに、画像形成装置本体内で他部材に押し当ててダク
トを位置決め固定する弾性固定部を形成するから、ダク
トの組付けに用いるねじ等の締結部材も少なくして一層
部品点数を削減するとともに、ダクトの組付けを簡単と
して、コストダウンを図ることができる。
用いて一体成形で、弾性保持部と弾性固定部と取付部と
を有するダクトをつくるから、騒音の発生を小さくし、
また排気ファンおよびダクトの組付けに必要な部品をで
きる限り一体化してさらに部品点数を削減するととも
に、それらの組付けを簡単として、コストダウンを図る
ことができる。
像形成装置本体内の構造体に取り付けて設けるから、加
えて、排気ファンを画像形成装置本体内でダクトを介し
てしっかりと固定し、騒音の発生をより一層防止するこ
とができる。
のハーネスに取り付けたコネクタをダクトで保持するか
ら、加えて、ハーネスの処理を含めて全体をユニット化
して、たとえば故障の際に交換したり、点検の際に取り
出したりするとき、取り扱いを簡便とすることができ
る。また、コネクタを接続したり外したりする操作を簡
単に行うことができる。
2、3、4、または5に記載の排気装置を備えるから、
上記効果を有する排気装置を備えた画像形成装置を提供
することができる。
る。
視図である。
視図である。
の斜視図、(B)はA−A線断面図である。
するときの状態を示す説明斜視図である。
である。
であって、(A)は正面側から見た図、(B)はその部
分拡大図である。
図である。
ある。
置した状態を示す概略斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ダクトに弾性保持部を形成し、その弾性
保持部で弾性保持して前記ダクト内にファンユニットを
備え、そのファンユニットを備えた前記ダクトを画像形
成装置本体内に設けてなる、排気装置。 - 【請求項2】 前記ダクトに、前記画像形成装置本体内
で他部材に押し当てて該ダクトを位置決め固定する弾性
固定部を形成してなる、請求項1に記載の排気装置。 - 【請求項3】 樹脂材料を用いて一体成形で、弾性保持
部と弾性固定部と取付部とを有するダクトをつくり、 前記弾性保持部で弾性保持して前記ダクト内にファンユ
ニットを備えるとともに、 そのファンユニットを備えた前記ダクトを、前記取付部
で取り付け、前記弾性固定部を他部材に押し当てて位置
決め固定し、画像形成装置本体内に設けてなる、排気装
置。 - 【請求項4】 前記ダクトを前記画像形成装置本体内の
構造体に取り付けて設けてなる、請求項1、2、または
3に記載の排気装置。 - 【請求項5】 前記ファンユニットのハーネスに取り付
けたコネクタを前記ダクトで保持してなる、請求項1、
2、3、または4に記載の排気装置。 - 【請求項6】 請求項1、2、3、4、または5に記載
の排気装置を備えてなる、画像形成装置。
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JP2000-48058 | 2000-02-24 | ||
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