JP2004160747A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光書込みユニット部や電装ユニット部を効率良く冷却することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】回転自在に支持された感光体ドラム26と、周囲を光学ハウジング100によりカバーされ、感光体ドラム26に光ビームにより画像を形成する光書込みユニット32と、この光書込みユニット32を冷却するための冷却ファン45とを備えた画像形成装置において、冷却ファン45からの風を光書込みユニット32に導くように設けられたリブ111,112と光学ハウジング100の第1ないし第3側壁100a,100b,100cとで冷却ファン45からの気流流路を形成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置あるいはこれらの複合機などの光書き込み方式の画像形成装置に関し、特に光書込み装置の冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリ装置あるいはこれらの複合機などの電子写真式の画像形成装置においては、光書込みユニット部、電源やホストコンピュータと通信制御を行う通信回路などの電装ユニット部を冷却ファンによって冷却することが提案されている(例えば、特許文献1および2参照)。
【0003】
従来から実施されているの光書き込み方式の画像形成装置のとして例えば特開平6−15870号公報に開示された発明が知られている。図7ないし図9は、前記公報に開示された画像形成装置の構成と冷却機構の一例を示す図で、図7は従来の画像形成装置の構成を示す概略断面図、図8は図7の画像形成装置を矢印A方向から見たときの概略断面図、図9は図8の画像形成装置の光書込みユニットをB方向から見たときの概略構成図である。
【0004】
図7に示すように、前記公報に開示された画像形成装置はレーザビームプリンタであり、装置本体21には、感光体ドラム26とを含む作像ユニット、この感光体ドラム26に画像情報をレーザービームにより書き込む光書込みユニット32、給紙カセット22を含む給紙機構、及び排紙ローラ31を含む排紙機構が設けられている。符号26dはプロセスカートリッジ27の筐体であって、この筐体26d内には、感光体ドラム26、現像器26a、帯電器26b、感光体ドラム26を清掃するクリーナ26cが収容され、これらによりプロセスカートリッジ27が構成される。感光体ドラム26の下方には、感光体ドラム26上でトナー現像された顕像を転写紙P上へ転写する転写ローラ28が配されている。
【0005】
レ−ザ光走査光学系である光書込みユニット32は、装置本体21の上方に配置されており、光源(図示しない)より出射されたレ−ザ光Lは、ポリゴンミラ−52で偏向され、レンズ54を通過して折り返しミラ−57で偏向され、防塵ガラス61を通過して下方に位置する感光体ドラム26に到達する。
【0006】
装置本体21の下方には、転写紙Pを収容する給紙カセット22が設けられている。給紙カセット2内の転写紙Pは、カセット給紙ローラ23によって取り出され、搬送ローラ24によって感光体ドラム26側へ搬送される。24aは転写紙Pが1枚ずつ給送されるように設けられた分離爪、25は転写紙Pの斜行を取り除くための斜送コロである。なお、これらの各部によって給紙機構が構成されている。
【0007】
ホストコンピュ−タ(図示しない)から印字情報の出力指示が行われると、プリント命令を受けたプリンタは給紙動作を行い、給紙カセット22内の転写紙Pを転写部へ搬送する。転写紙Pは、レ−ザ光Lによって感光体ドラム26に潜像を作り、カ−トリッジ27内の現像器26aによって現像され、転写ロ−ラ28により転写紙Pに転写され、定着ロ−ラ対30によって定着され、排紙ローラ31を通って装置本体21上の排紙トレイ33に積載される。
【0008】
図8に示すように、給紙カセット22はフレ−ム40の底部に配置され、その上部にはステ−41によって支持された電装ユニット部42が配置されている。フレ−ム40の図面において左側部には、ホストコンピュ−タと通信制御を行う制御回路基板43が配置され、フレ−ム40の側壁には通風孔44が形成されている。フレ−ム40の図面において右側部には冷却ファン45が取り付けられ、冷却ファン45によって装置外から吸引された空気は、矢印で示すようにフレ−ムガイド46を介して電装ユニット部42および光書込みユニット32を通過し、通風孔44より排出される。29は転写紙Pのための搬送ガイド板、44aは吸気孔である。
【0009】
図9に光書込みユニット32の詳細を示す。同図において、光書込みユニット32は光学ハウジング50内に収納されており、光学ハウジング50内には、さらにレ−ザ発振装置51、ポリゴンミラ−52、ロータ53、プラスチック製の結像レンズ54、電装基板55を備えている。
【0010】
レ−ザ発振装置51から出射された光束は、ポリゴンミラ−52により反射され、走査光束となる。ポリゴンミラ−52は、ポリゴンモ−タの一部であるロータ53に固定され、さらにロータ53は、図示しないマグネットとポリゴン固定板よりなり、電装基板55に配置されたステ−タコイルに対向して取り付けられてポリゴンミラ−52を回転させる。また、電装基板55には、ポリゴンミラ−52を駆動するポリゴン駆動回路、信号処理回路、及び制御回路等を集積した集積回路(IC)56が搭載されている。
【0011】
ポリゴンミラ−52は、矢印aの方向に回転し、ポリゴンミラー52による走査光束は矢印b方向へ速度vで移動する。一方、走査開始側の走査光束は、結像レンズ54を通過した後、反射ミラ−58によって反射され、この反射光は光ファイバ59先端の受光端60によって受光され、走査光学系と平行(または垂直)に設けられた本体の画像信号の制御部と処理回路と受光部を有する基板上の同期検知信号受光部に直接導かれる。冷却ファン45によって取り込まれた外部の空気は、矢印に示すように光学ハウジング50の周囲を流れ、最終的には図8に示した通風孔44から装置外に排出される。
【0012】
【特許文献1】
特開平6−15870号公報
【0013】
【特許文献2】
特開平8−262959号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、デスクトップタイプの画像形成装置では、機械サイズの小型化が市場ニーズとなっている。機械を小型にするためには各構成ユニットを小型にすることはもちろんであるが、できるだけ各構成ユニット間のデッドスペースを無くすことも大切である。しかし、機械を小型化するデメリットの1つとして、気流流路が狭められることにより機械内部に熱が蓄熱されやすいことが挙げられる。発熱源としては、
▲1▼光書込みユニットの構成部品であるポリゴンモータの発熱(IC含む)
▲2▼定着器からの発熱
▲3▼電源部による発熱
▲4▼スタックされた紙からの放熱
等が考えられる。そのうちポリゴンモータの発熱に関しては、書込みハウジングを覆うカバーを板金化したり、ポリゴンモータ部をアルミダイキャスト等の金属カバーで覆ったり、ヒートパイプを用いて書込みハウジング外部に熱を放熱したりしていた。一方、光書込みユニットから外部に放出された熱は、装置本体内部に一時留まり、本体に設置された冷却ファンにより装置外部に放出される。このとき、冷却ファンの風量や冷却ファンを駆動するパワーが十分でないと装置外部に熱が放出されないのは当然であるが、風量やパワーが十分であっても、風の流れが分散されていたり、デッドスペースが多かったり、乱流が発生しやすい構造であると風損が大きくなり、ダクトを設けたような効果が期待できず、十分な放熱効果が得られない。
【0015】
さらに、光学ハウジングを気流の流路壁として利用する場合、気流中の壁に突起、ネジ、給電や信号処理等のハーネスが存在すると、それらの周囲で空気の流れが乱流となり、風損が大きくなる。その結果、放熱効率が低下してしまうことになる。
【0016】
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、光書込みユニット部や電装ユニット部を効率良く冷却することができる画像形成装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1の手段は、回転自在に支持された像担持体と、周囲をハウジングによりカバーされ、前記像担持体に光ビームにより画像を形成する光書込みユニットと、該光書込みユニットを冷却するための冷却ファンとを備えた画像形成装置において、前記冷却ファンからの風を前記光書込みユニットに導くように設けられたリブと前記ハウジングの側壁の少なくとも1面とで前記ハウジングの側壁を回り込むように前記ファンからの気流流路が形成されていることを特徴としている。
【0018】
第2の手段は、第1の手段における前記ハウジングの気流流路壁として使用される側壁面にはリブ等の突起が設けられ、該突起は前記ファンからの気流の上流から下流に向かってその厚さが厚くなっていること特徴としている。ハウジングに突起を有する場合、風の流れに対して直角方向の突起断面積が、上流側≧下流側の関係式が成り立つとき、風の流れが上流側でせき止められて下流側で乱流が発生し、風損が大きくなることで放熱効率が低下するが、この第2の手段によれば、突起は気流の上流から下流に向かってその厚さが厚くなっていくようにしているので、空気抵抗を低減することができ、ファンの温度低下に対する寄与率も従来と同等にできるのでファンもコストアップせず、ダクトのコストも削減できる。また、風量を変更しなくても良いため従来並みの消費電力に抑えられる。
【0019】
第3の手段は、第1の手段における前記ハウジングの気流流路壁として使用される側壁面にはリブなどの突起が設けられ、該突起は前記ファンからの気流の上流から下流に向かってその高さが高くなるように傾斜していることを特徴としている。ハウジングに突起を有する場合、風の流れに対して直角に壁が立っていると、この部分で風の流れが遮られて(風損が大きくなり)放熱効率が低下するが、この第3の手段によれば、突起は気流の上流から下流に向かって傾斜しているので、空気抵抗を従来と同等、或いは低減することができ、ファンの温度低下に対する寄与率も従来と同等にできるのでファンもコストアップせず、ダクトのコストも削減できる。また、風量を変更しなくても良いため従来並みの消費電力に抑えられる。
【0020】
第4の手段は、第1ないし第3の手段の前記光書込みユニットに対する電源供給や信号処理のためのハーネスが、前記ハウジングの気流流路壁として使用されていない側壁面から引き出されていることを特徴としている。すなわち、ハウジングに給電、信号処理等のハーネスが存在する場合、気流流路中にハーネスが抵抗となって乱流を生じ風損が大きくなり、機外への放熱効率が低下してしまう。
【0021】
しかしながら、第4の手段によれば、ハウジングの気流流路壁として使用された側壁面には、ハーネスが存在しないようにしているので、空気抵抗を従来と同等、或いは低減することができ、ファンの温度低下に対する寄与率も従来と同等にできるのでファンもコストアップせず、ダクトのコストも削減できる。また、風量を変更しなくても良いため従来並みの消費電力に抑えられる。
【0022】
第5の手段は、第1ないし第4の手段の前記光書込みユニットに対する電源供給や信号処理のためのハーネスが、前記ハウジングの気流流路壁として使用されている側壁面から気流流路壁として使用されていない側壁面に渡されており、少なくとも前記気流流路壁として使用されている側壁面に位置する前記ハーネスはカバーによって覆われていることを特徴としている。これにより、ハウジングの気流流路壁として使用された側壁面にハーネスが存在しても、当該ハーネスを覆うようなカバーを光書込みユニットに設けているので、空気抵抗を従来と同等、或いは低減することができ、ファンの温度低下に対する寄与率も従来と同等にできるのでファンもコストアップせず、ダクトのコストも削減できる。また、風量を変更しなくても良いため従来並みの消費電力に抑えられる。
【0023】
第6の手段は、第1ないし第5の手段において、前記気流流路壁として使用される前記ハウジングの側壁面以外の位置に、前記光書込みユニットから前記像担持体への前記光ビームを通過させる防塵ガラスが設けられていること特徴としている。すなわち、光書込みユニットの気流流路壁に防塵ガラスを設け、この防塵ガラスを通して光書き込みを行うようにすると、防塵ガラスに沿って冷却空気が流れるたときに、この流れに乗ってきた塵、ホコリ等が防塵ガラスに付着して光路を遮ることになる。このような光路遮断により画像形成したときに白スジが発生するが、気流流路壁として使用された側壁面には、防塵ガラスが存在しないので、上記のような心配はない。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の各実施の形態において、同等とみなせる各部には同一参照番号を付し、重複する説明は適宜省略する。また上述した従来例と同等とみなせる各部についても同一の参照番号を付して、重複する説明は省略する。
【0025】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す概略平面断面図、図2は図1の画像形成装置を矢印C方向から見たときの概略断面図である。転写紙Pへの印字プロセス、紙搬送方法は上述した従来例と同等であり、画像形成装置の各部品についてはほぼ類似のため、異なっている部分のみ参照番号を異ならせて説明する。
【0026】
図1において、レーザ発振装置51より出射されたレーザ光は、ポリゴンミラー52で偏向され、有効書込み幅より外側に設けられた反射ミラー58により同期検知センサ109に入射して、その信号をハーネス113で装置のCPU(図示しない)に送り、書き始めのタイミングを計っている。同期検知センサ109は、プリント回路基板(以下、PCBと称する)110に搭載され、ネジ止め等で光学ハウジング100に固定されている。同期検知センサ109は、上述した従来例における光ファイバ59や受光端60と同じ目的で使用される。但し、前記光ファイバ59等は最近ではあまり用いられないため、ここでは同期検知センサ109を使用した例で説明する。
【0027】
冷却ファン45により引き起こされる風の流れを白抜きの矢印で示す。冷却ファン45と光書込みユニット32は近接して位置に配置される。冷却ファン45は、装置本体21のフレームより突設されたリブ111、112に挟まれるように設置される。リブ111,112は、他の部分に空気が流れないように、図2において排紙トレイ33に接するくらいの高さにしておく。こうすればダクトと同じような効果が得られるため風損が少なくなり、光書込みユニット32に直接風を当てることができる。冷却ファン45によって装置本体21の内部に引き込まれた空気は、光学ハウジング100の第1の側壁100aにぶつかり、この第1の側壁100aに続くコーナー部でありR形状に形成された第2の側壁100bとリブ112の間、そして第2の側壁100bに続く第3の側壁100cとリブ112の間を流れるようにする。その後、排気孔44を通って装置本体21の外部に排出される。このように流路を形成することから、光学ハウジング100の第1の側壁100a、第2の側壁100b及び第3の側壁100cの部分は冷却空気の気流が流れる流路壁となるので、気流の流れを妨げるような突起、ネジを前記第1の側壁100a、第2の側壁100b及び第3の側壁100cの部分には設けないようにする。
【0028】
ここで、図2において、装置本体21に光書込みユニット32を設置したとき、光書込みユニット32の支持板121からの高さをh1とし、排紙トレイ33と前記支持板121との隙間をh2とする。気流設計をどうするかによって異なるが、光書込みユニット32の上部に風を流そうとする場合、
(h2−h1)≧5mm
として、風の流れの上流側には傾斜部107を設ける。
【0029】
逆に、光書込みユニット32の上部に風を流したくない(光書込みユニット32の冷却効果を上げたい)場合は、
(h2−h1)≦2mm
として、風の流れの上流側に傾斜部107を設けないようにする。
【0030】
同様の考え方で、発熱体であるポリゴンモータ114を重点的に冷却したい場合、光学ハウジング100の受け台108a、108bの支持板121からの高さh3を
h3≧5mm
とする。さらに、主に定着ローラ対30からの熱の影響を避けたい場合、言い換えればポリゴンモータ114の近傍に装着される定着ローラ対30からの熱を速やかに装置本体21の外部に排出したい場合、光書き込みユニット32の上端部と排紙トレイ33の下面との間の隙間(h2−h1)を、
(h2−h1)≦2mm
とし、さらに、受け台108a、108bの高さh3を、
h3≦2mm
とする。隙間が2mm以下の場合、空気の流れが乱流になり風の流れが悪くなるが、上述する図6の例に示す白抜き矢印方向の風が効率よく流れる。隙間が5mm以上の場合、部品の表面の状態にかかわらず流れがスムーズになる。
【0031】
また、図1に示すように、例えば定着ローラ対30との間に間隙を保持するためリブ101などが必要な場合は、図4ないし図6に示す形状にする。図4は図1のリブの構造を示す部分拡大平面図、図5はリブの別の構造を示す部分拡大平面図、図6はリブの更に別の構造を示す部分拡大側面図である。すなわち、図4に示すように、風が図面において白抜き矢印で示すように、右から左に流れている場合、上流側のリブ厚y1と下流側y2は、
y1<y2
の関係式が成り立つようにしておけば風損を小さくすることが可能である。
【0032】
また、図5に示すように、上流側のリブ厚z1と下流側のリブ厚z2は、
z1<z2
の関係式が成り立つようにしておき、かつリブ角部102をR形状にしておけばより風損を小さくすることが可能である。y1、z1を小さくすることにで、より風損を低減できる。また図6に示すように、上流側のリブ厚x1と下流側x2は、x1<x2の関係式が成り立つようにしておき、かつリブ角部104をR形状にしておけばさらに風損を小さくすることが可能である。
【0033】
図1に示すように、気流流路壁となる側壁100a,100b,100cの近傍には流れの妨げとなるようなハーネス105bを設けないようにする。どうしてもハーネス105bが必要な場合、気流れの妨げとならない風下側に位置する光学ハウジング100の側壁115からハーネス105bを引き出すようにする。
【0034】
図1のようにハーネス105bを引き出すことができない場合の一例を図3に示す。図3は光書込みユニットの別の構成を示す概略平面断面図である。この例では、ハーネス105aは、光学ハウジング100の側壁100cから取り出され、この側壁100cから側壁115に沿って這わせるとともに、このハーネス100aを直接風にさらさないようにハーネスカバー106を設けている。なお、このハーネスカバー106の形状および取り付け位置を容易に理解できるように、図2においても図示している。したがって、図2のハーネスカバー106の部分だけは、図1とは異なっている。ハーネスカバー106はハーネス105aを直接風にさらさないようにするためのもので、光学ハウジング100を突出させても良いし、防塵のためのハウジングカバー(図示せず)側から設けても良い。このハーネスカバー部分の稜線の合わせ部は乱流を発生させないようにするため、角をR形状にしておく。
【0035】
図3において、防塵ガラス61は光学ハウジング100の底面に位置している。この時、前述したように光学ハウジング100の下面を風が流れないように、図5の受け台108a,108bの高さh3≦2mmの関係式が成り立つように設定する。また、光路Lの関係から防塵ガラス61を光学ハウジング100の下面に設置できない場合は、光学ハウジング100の側壁116側に防塵ガラス61を設置する。この場合、リブ111と気流流路壁である側壁100aが隙間のないように接するようにしておく。こうすることで防塵ガラス61側に風が流れなくなり、白抜き矢印方向の風が流れやすくなる。
【0036】
いずれにしても、防塵ガラス61が冷却ファン45からの冷却空気の流路に面した位置に設置されていると、塵埃類の付着の原因となり、光書き込みを阻害することから、防塵ガラス61は冷却空気の流路から外れた位置に、すなわち、気流流路壁として使用される前記ハウジングの側壁100a,100b,100c以外の面に設置される。
【0037】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、冷却ファンからの風を光書込みユニットに導くように設けられたリブとハウジングの側壁の少なくとも1面とでハウジングの側壁を回り込むように冷却ファンからの気流流路が形成されている光書込みユニットのハウジングの側壁面を気流流路壁として使用したので、別部品でダクトのような気流流路を設けなくてもダクトを有する場合と同等の冷却効果を得られ、コストを削減した上で、光書込みユニット部や電装ユニット部を効率良く冷却することができる画像形成装置を提供することができる。
【0038】
また、風量を変更しなくても良いので、従来並みの消費電力で十分であり、効率のよい冷却が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す概略平面断面図である。
【図2】図1の画像形成装置を矢印C方向から見たときの概略断面図である。
【図3】光書込みユニットの別の構成を示す概略平面断面図である。
【図4】図1のリブの構造を示す部分拡大平面図である。
【図5】リブの別の構造を示す部分拡大平面図である。
【図6】リブの更に別の構造を示す部分拡大側面図である。
【図7】従来の画像形成装置の構成を示す概略断面図である。
【図8】図7の画像形成装置を矢印A方向から見たときの概略断面図である。
【図9】図8の画像形成装置の光書込みユニットをB方向から見たときの概略構成図である。
【符号の説明】
26 感光体ドラム
30 定着ローラ対
32 光書込みユニット
51 レーザ発振装置
52 ポリゴンミラー
61 防塵ガラス
100 光学ハウジング
100a 第1の側壁
100b 第2の側壁
100c 第3の側壁
101 リブ
109 同期検知センサ
105a,105b,113 ハーネス
106 ハーネスカバー
111,112 リブ
114 ポリゴンモータ
115 側壁

Claims (6)

  1. 周囲をハウジングによりカバーされ、光ビームにより画像形成媒体上に光書き込みを行う光書込みユニットと、該光書込みユニットを冷却するための冷却ファンとを備えた画像形成装置において、
    前記冷却ファンからの風を前記光書込みユニットに導くように設けられたリブと前記ハウジングの側壁の少なくとも1面とによって前記ハウジングの側壁を回り込むように前記ファンからの気流流路が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ハウジングの気流流路壁として使用される側壁面には突起が設けられ、該突起は前記ファンからの気流の上流から下流に向かってその厚さが厚くなっていること特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記ハウジングの気流流路壁として使用される側壁面には突起が設けられ、該突起は前記ファンからの気流の上流から下流に向かって高さが高くなるように傾斜していることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記光書込みユニットに対する電源供給や信号処理のためのハーネスは前記ハウジングの気流流路壁として使用されていない側壁面から引き出されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記光書込みユニットに対する電源供給や信号処理のためのハーネスは前記ハウジングの気流流路壁として使用されている側壁面から気流流路壁として使用されていない側壁面に渡されており、少なくとも前記気流流路壁として使用されている側壁面に位置する前記ハ−ネスはカバーによって覆われていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記気流流路壁として使用される前記ハウジングの側壁面以外の位置に、前記光書込みユニットから前記像担持体への前記光ビームを通過させる防塵ガラスが設けられていること特徴とする求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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