JP2007300494A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007300494A
JP2007300494A JP2006127854A JP2006127854A JP2007300494A JP 2007300494 A JP2007300494 A JP 2007300494A JP 2006127854 A JP2006127854 A JP 2006127854A JP 2006127854 A JP2006127854 A JP 2006127854A JP 2007300494 A JP2007300494 A JP 2007300494A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chassis
image reading
reading apparatus
claw
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006127854A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Inoue
宏和 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2006127854A priority Critical patent/JP2007300494A/ja
Publication of JP2007300494A publication Critical patent/JP2007300494A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】組立効率が良く、リサイクルが容易に行なえる画像読取装置を提供すること。
【解決手段】底面11と外周側壁13,15,17,19とを有し、キャリッジ25,27や結像装置30を内蔵するシャーシ10と、シャーシ10の上部を覆いプラテンガラス77を取り付けた上面カバー70とを具備する画像読取装置1である。シャーシ10の底面11と外周側壁13,15,17,19とを合成樹脂の一体成形品によって形成する。上面カバー70も合成樹脂の一体成形品によって形成する。上面カバー70の対向する両側壁部73中央と、それら両側壁部73にそれぞれ対向するシャーシ10の外周側壁15,19中央とに、両者間をスナップフィット結合する爪係止用突起81と爪部45からなる係止機構85を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、内蔵されたキャリッジ及び結像装置を用いてプラテンガラス上の原稿の画像を読み取る画像読取装置に関するものである。
スキャナ、ファクシミリ、複写機等が備える画像読取装置は、シャーシ内に、光源及び反射ミラー等が搭載されたキャリッジを収納し、このキャリッジでプラテンガラス上に載置された原稿の画像を走査し、走査した画像をCCD(Charge Coupled Device)等の読取装置に導くことで原稿画像の読み取りを行うように構成されている。そしてこの種の画像読取装置のシャーシは、上面が開放された箱状の板金シャーシの外周側壁を、前後左右に分割された合成樹脂製のカバーで覆い、且つその上面も板状カバーで覆う構造に構成されていた。
しかしながら上記従来の画像読取装置のシャーシにおいては、板金シャーシの各外周側壁に其々カバーを位置決めして固定ねじによって固定しなければならないので、その組立効率が良いとは言えなかった。
一方従来の画像読取装置においては、その組立の過程で、前記箱状板金シャーシの外周側壁に設けている開口を介して、その外側から内部の読取装置の背面に取り付けたCCD基板の位置調整をして固定している。そして調整・固定完了後に、その開口を合成樹脂製のカバーによって覆っていた。しかしながらこの画像読取装置の各部品をリサイクル(リユースを含む。以下同じ)する場合、箱状板金シャーシから材質の異なる樹脂製のカバーを分離する必要があり、その分離作業が煩雑であった。
特開2005−167765号公報
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、組立効率が良く、またリサイクルが容易に行なえる画像読取装置を提供することにある。
本願請求項1に記載の発明は、底面と外周側壁とを有し、プラテンガラス上の原稿に光を当てて走査するキャリッジと前記キャリッジで走査した光を入射する結像装置とを内蔵するシャーシと、前記シャーシの上部を覆い上面にプラテンガラスを取り付けた上面カバーとを具備する画像読取装置において、前記シャーシの底面と外周側壁とを合成樹脂の一体成形品によって形成すると共に、前記上面カバーも合成樹脂の一体成形品によって形成することを特徴とする画像読取装置にある。
本願請求項2に記載の発明は、前記上面カバーの対向する両側壁部中央と、それら両側壁部にそれぞれ対向するシャーシの外周側壁中央とに、両者間をスナップフィット結合する係止機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置にある。
本願請求項3に記載の発明は、前記シャーシ又は上面カバーの内部側にて前記係止機構によるスナップフィット結合が行われていることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置にある。
本願請求項4に記載の発明は、前記係止機構は、上面カバーの側壁部中央又はシャーシの外周側壁中央の内の何れか一方から突出する弾性を有する爪係止用突起と、何れか他方の内側面から突出して前記爪係止用突起に設けた爪係止部をスナップフィット係合させる爪部とを具備して構成されていることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置にある。
本願請求項5に記載の発明は、前記結像装置の背面に取り付けた基板に対向する前記シャーシの外周側壁に、前記基板の位置調整を行なう治具挿入用の開口を設け、且つ前記開口を、前記シャーシと同材質且つ同色材の開口閉止カバーによって覆ったことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置にある。
本願請求項6に記載の発明は、前記開口閉止カバーには、前記外周側壁の開口の内周辺に係合するスナップフィット爪が一体に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置にある。
請求項1に記載の発明によれば、シャーシと上面カバーを何れも合成樹脂の一体成形品によって形成したので、板金シャーシの各外周側面に其々合成樹脂製のカバーを取り付ける等の煩雑な組立作業が不要で、その組立効率が向上する。
請求項2に記載の発明によれば、上面カバーの側壁部とシャーシの外周側壁の中央部分同士をスナップフィット結合によって容易且つ確実に固定できる。
請求項3に記載の発明によれば、係止機構による結合部分が外部から見えないので、ユーザーがこれを簡単に外すことができなくなる。従って画像読取装置内の精密部品を保護できる。
請求項4に記載の発明によれば、係止機構を爪係止用突起と爪部とによって構成したので、構造が簡単であるばかりか、両者間の結合をスナップフィット結合によって容易に行なうことができる。また係止機構の厚みを容易に薄くできるので、画像読取装置の小型化が図れる。
請求項5に記載の発明によれば、開口閉止カバーの材質をシャーシと同材質且つ同色材としたので、リサイクル時に開口閉止カバーをシャーシから分離/分別する必要がなく、そのままリサイクルにまわすことができ、リサイクルが容易になる。
請求項6に記載の発明によれば、開口閉止カバーを容易にシャーシの開口にワンタッチで取り付けることができ、しかも取り付けた開口閉止カバーを容易に取り外すことができなくなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る画像読取装置1を備えた画像形成装置100を示す斜視図であり、画像読取装置1の原稿押えカバー125を開き、且つ上面カバー70と開口閉止カバー90とを分解した状態の斜視図である。なお本発明を適用する画像形成装置100としては、画像読取装置1を備えた画像形成装置100であれば、コピー機やファクシミリ装置やこれらの機能を兼ね備えたいわゆる複合機の内の何れであっても良い。図1に示す画像形成装置100は、下段側に設置された記録部110と、上段側に設置された読取部120とを備えている。記録部110には記録装置111と給紙カセット113及び記録紙排出トレイ115が内装され、給紙カセット113内に収容されている用紙を記録装置111へ給紙し、記録装置111で用紙ヘの記録を行なった後、用紙を記録紙排出トレイ115へ排出するようにしている。
読取部120は、原稿の画像を走査して読み取る画像読取装置1と、この画像読取装置1の前面側の側部に取り付けられる操作パネル121と、画像読取装置1の上部にその一辺がヒンジ機構123によって開閉自在に取り付けられる原稿押えカバー125とを備えている。原稿押えカバー125には原稿を自動的に給紙する図示しない自動給紙装置(ADF装置)が付設されている。
画像読取装置1は、矩形状の底面11とその四辺を囲む外周側壁13,15,17,19とによって収納部21を構成したシャーシ10を具備し、このシャーシ10の前記収納部21内に、画像読取装置1を構成する各種構成部品を収納・設置し、シャーシ10の収納部21の上部を覆うように上面カバー70を取り付けて構成されている。
収納部21内には、操作パネル121側からみて手前側と奥側とに、左右方向に向かう一対のガイドレール55,55(手前側のガイドレール55は図1では見えない)が平行に敷設されている。そしてこれらガイドレール55,55に両端が担持されたキャリッジ(フルレートキャリッジ25とハーフレートキャリッジ27)が設置され、これらキャリッジ25,27はガイドレール55,55に沿って収納部21内を左右方向に移動可能になっており、下記するプラテンガラス77上の原稿に光を当てて走査するものである。また収納部21内には、結像装置30及びインバータ装置29が設置されている。結像装置30は、前記キャリッジ25,27で走査した反射光を入射して収束する結像レンズ301と、結像装置30の背面に取り付けられ前記結像レンズ301の収束光による光学画像を画像データに変換するCCDイメージセンサを形成したCCD基板303とを具備している。インバータ装置29は、前記フルレートキャリッジ25に装着された図示しない光源ランプの照射光を安定させるための装置である。収納部21内には、上記各構成部品の他、フルレートキャリッジ25及びハーフレートキャリッジ27を駆動するベルト駆動機構など、他の各種構成部品も収納設置されているが、図示の都合上、それらの記載は省略している。
一方前記シャーシ10の外周側壁15のCCD基板303に対向する位置には、矩形状で横長の開口41が形成されている。開口41は、外周側壁15の外側からこの開口41にドライバー等の治具を挿入してCCD基板303の取付位置の位置調整を行なう治具挿入用の開口である。また開口41の両側にはそれぞれ爪係止穴43,43が設けられ、さらに外周側壁15の内側中央の開口41の上部には爪部45が設けられている。なお図示はしていないが、外周側壁15に対向する外周側壁19の内側面の前記爪部45に対向する位置にも、爪部45と同一形状の爪部が設けられている。
シャーシ10の下面には金属板製のフレーム50が取り付けられている。図2はシャーシ10とフレーム50とを分離して示す斜視図である。同図に示すようにシャーシ10は合成樹脂の一体成形品であり、例えばABS樹脂によって形成されている。シャーシ10は前述のように矩形状の底面11とその四辺を囲む外周側壁13,15,17,19とを具備して構成されており、底面11の前記ガイドレール55,55と結像装置30とインバータ装置29とを設置する部分にそれぞれこれらを貫通する挿通部35を設けている。また外周側壁13の外側には操作パネル121を組み付けるパネル基部37が設けられ、外周側壁17の外側には駆動モータ設置部38や、ヒンジ機構取付凹部39等が設けられている。また図1に示すように各外周側壁13,15,17,19の4つの角部上面と、対向する外周側壁13,17の中央上面には、それぞれおねじをねじ込むねじ穴23が設けられている。
フレーム50は板金製であり、一対の平行に設置されたガイドレール55,55間を、板状の支持部51,53によって連結して一体に形成している。そしてシャーシ10の下面にフレーム50の上面を重ね合わせて両者を図示しないねじ等の固定手段によって固定すれば、図1に示すように、両ガイドレール55,55はシャーシ10の挿通部35から底面11の上面側に突出する。また底面11の支持部51が露出している挿通部35には、それぞれ結像装置30とインバータ装置29とが設置され、何れも支持部51に図示しないねじ等の固定手段によって固定される。つまりこの実施形態においては、光学系を構成する結像装置30や、各キャリッジ25,27を載置するガイドレール55,55は剛性の高いフレーム50に直接固定し、それ以外の構成部品についてはシャーシ10に直接装着している。
上面カバー70は合成樹脂の一体成形品であり、下面が開放された箱型に形成され、平板状の上面部71と上面部71の外周4辺から下方に伸びる側壁部73とを具備して構成されている。上面部71中には、開口部75が設けられ、この開口部75にはプラテンガラス77が設置されている。上面部71の4隅及び操作パネル121側から見て手前側の辺と奥側の辺の中央にはそれぞれおねじ挿入用の貫通孔79が設けられている。これら貫通孔79はそれぞれ前記シャーシ10に設けたねじ穴23に対向する位置に設けられている。
そして上面カバー70の操作パネル121側から見た対向する左右両側壁部73の中央(シャーシ10の爪部45に対向する位置)にはその下辺から下方向に向かって突出する弾性を有する爪係止用突起81が設けられている(右側の爪係止用突起81は図1では見えない)。図3は一対の爪部45と爪係止用突起81(両者を併せて係止機構85という)とを示す要部拡大斜視図である。図3に示す係止機構85は、図1の操作パネル121側から見て右側の係止機構85を示している。同図に示すように爪部45は、複数本(3本)一組で並列に設置した三角板形状(略直角三角形状)の突起部45aを、それらの斜辺45bが下方向に向けてその高さが徐々に高くなるように外周側壁15の内側に設置して構成されている。爪係止用突起81は、薄板矩形状であって側壁部73の下辺から下方向に向けて突出しており、その中に前記爪部45を係止する矩形状の爪係止部83を設けて構成されている。なお図3に示すように、側壁部73の外側面の下部と、外周側壁15の内側面の上部には、それぞれその厚みを薄くして両者を接合する合せ面73a,15aが形成されている。また外周側壁15の爪部45の周囲には、前記爪係止用突起81を収納する矩形状の凹部47が設けられている。
図4は開口閉止カバー90と、この開口閉止カバー90を取り付けるシャーシ10の開口41の周囲部分とを示す要部拡大斜視図である。同図に示すように開口閉止カバー90は合成樹脂の一体成形品であり、前記開口41及びその両側の爪係止穴43,43を同時に塞ぐ大きさで略矩形平板状に形成されている。開口閉止カバー90の外周側壁15に対向する側の面からは、5本のスナップフィット爪91が突出するように一体に形成されている。何れのスナップフィット爪91も弾性を有する薄板状の突出部91aの先端に上向き又は下向きの爪部91bを設けて構成されている。各スナップフィット爪91の内の中央のスナップフィット爪91は爪部91bが上向きとなっていて開口41中央の上辺に係止する形状に形成され、またその両側のスナップフィット爪91は爪部91bが下向きとなっていて開口41両端近傍の下辺に係止する形状に形成され、両端のスナップフィット爪91は爪部91bが上向きとなっていてそれぞれ爪係止穴43,43の上辺に係止する形状に形成されている。また中央のスナップフィット爪91の根元からその両側に向けて、細帯状(水平方向に延び、その両端が下方に折れ曲がっているコ字形状)の突条93が設けられており、この突条93は前記開口41の内周辺の上側の略半分の部分に沿うように開口41内に挿入される形状に形成されている。そしてこの開口閉止カバー90は、前記シャーシ10を構成する合成樹脂の材質及び色彩と同一の材質及び色彩によって構成されている。
そして図1に示すようにその裏面側にフレーム50を取り付けたシャーシ10の収納部21内に、キャリッジ25,27や結像装置30やインバータ装置29等の各種構成部品を設置した後、このシャーシ10上に上面カバー70を載置し、その際上面カバー70に設けた一対の爪係止用突起81の爪係止部83を、爪係止用突起81を撓ませながらそれぞれシャーシ10に設けた一対の爪部45にスナップフィット結合(爪引っ掛け構造による結合)させる。そして上面カバー70に設けた各貫通孔79内に図示しないおねじを挿入してその先端をシャーシ10の各ねじ穴23にねじ込み、固定する。このように本発明によれば、シャーシ10と上面カバー70を何れも合成樹脂の一体成形品によって形成したので、従来のように板金シャーシの各外周側壁に其々合成樹脂製のカバーを取り付ける等の煩雑な組立作業が不要となり、その組立効率が向上する。
この実施形態において、おねじによる取り付けの他に、前記係止機構85による取り付けを行ったのは、以下の理由による。即ち上面カバー70のシャーシ10への固定は、その4隅だけでなく、各辺の中間部分においても行うことが強度上必要である。しかしながら画像読取装置1のキャリッジ25,27が移動する方向に向かう外形寸法は、画像読取装置1の小型化のためできるだけ小さくする必要がある。このためもし係止機構85を設けた部分を他の部分と同様におねじによる固定構造とすれば、ねじ穴23や貫通孔79等を設ける寸法分だけその外形寸法が大きくなってしまう。そこで本発明においては、爪係止用突起81と爪部45とによる薄くて簡単な構造の係止機構85を用いることで係止機構85の厚みを薄くし、画像読取装置1の小型化を図ったのである。またシャーシ10の外周側壁15,19の内部側にて係止機構85がスナップフィット結合されているので、係止機構85による結合部分は外部から視認できない。従ってユーザー等が前記おねじを取り外して上面カバー70を外そうとしても、これを簡単に外すことができず、画像読取装置1内の精密部品を保護できる。
次に図1において画像読取装置1を組み立てる最終段階で、結合装置30の背面に取り付けているCCD基板303の位置調整を、シャーシ10の外周側壁15の外側から開口41内にドライバー等の治具を挿入して行なう。つまり結像装置30によって結像された位置に正確にCCD基板303上のCCDイメージセンサが位置するように、CCD基板303の位置を調整し、固定する。その後外周側壁15の外側からその開口41を塞ぐように開口閉止カバー90を取り付け、各スナップフィット爪91を開口41中央の上辺と、開口41両側の下辺と、爪係止穴43,43の上辺とにそれぞれ係止して取り付ける。このとき開口閉止カバー90に設けた突条93は開口41の内周辺の上側の略半分の部分に沿うようにして開口41内に挿入され、開口閉止カバー90を開口41に取り付ける際の位置決め・ガイドの役目を果たすと共に、外周側壁15と開口閉止カバー90の接触面の間の隙間から塵芥等がシャーシ10内部に入り込むことを防止する役目も果たしている。
上記開口閉止カバー90の取り付けは、これをどのように取り付けているかが外部からは視認できないので、ユーザーには簡単に取り外せない。従って画像読取装置1内の精密部品を保護できる。またシャーシ10と開口閉止カバー90は同材質且つ同色材なので、リサイクル時にわざわざ開口閉止カバー90をシャーシ10から分離/分別する必要が無く、そのリサイクルが容易になる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば上記実施形態では、爪部45をシャーシ10に設け、爪係止用突起81を上面カバー70に設けて係止機構85を構成したが、両者を逆にして爪部45を上面カバー70に設け、爪係止用突起81をシャーシ10に設けてもよい。この場合、両者をスナップフィット結合した係止機構85は、上面カバー70(その側壁部73)の内部側に位置することとなる。また上記実施形態で示した各部品、例えばシャーシ10や上面カバー70や開口閉止カバー90の形状・構造等に種々の変形が可能であることはいうまでもない。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置1を備えた画像形成装置100を示す一部分解斜視図である。 シャーシ10とフレーム50とを分離して示す斜視図である。 一対の爪部45と爪係止用突起81からなる係止機構85を示す要部拡大斜視図である。 開口閉止カバー90とシャーシ10の開口41の周囲部分とを示す要部拡大斜視図である。
符号の説明
1 画像読取装置
10 シャーシ
11 底面
13,15,17,19 外周側壁
21 収納部
25 フルレートキャリッジ(キャリッジ)
27 ハーフレートキャリッジ(キャリッジ)
30 結像装置
301 結像レンズ
303 CCD基板(基板)
41 開口
43 爪係止穴
45 爪部
50 フレーム
70 上面カバー
71 上面部
73 側壁部
77 プラテンガラス
81 爪係止用突起
83 爪係止部
85 係止機構
90 開口閉止カバー
91 スナップフィット爪
100 画像形成装置
125 原稿押えカバー
110 記録部
120 読取部

Claims (6)

  1. 底面と外周側壁とを有し、プラテンガラス上の原稿に光を当てて走査するキャリッジと前記キャリッジで走査した光を入射する結像装置とを内蔵するシャーシと、
    前記シャーシの上部を覆い上面にプラテンガラスを取り付けた上面カバーとを具備する画像読取装置において、
    前記シャーシの底面と外周側壁とを合成樹脂の一体成形品によって形成すると共に、前記上面カバーも合成樹脂の一体成形品によって形成することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記上面カバーの対向する両側壁部中央と、それら両側壁部にそれぞれ対向するシャーシの外周側壁中央とに、両者間をスナップフィット結合する係止機構を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記シャーシ又は上面カバーの内部側にて前記係止機構によるスナップフィット結合が行われていることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記係止機構は、上面カバーの側壁部中央又はシャーシの外周側壁中央の内の何れか一方から突出する弾性を有する爪係止用突起と、何れか他方の内側面から突出して前記爪係止用突起に設けた爪係止部をスナップフィット係合させる爪部とを具備して構成されていることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記結像装置の背面に取り付けた基板に対向する前記シャーシの外周側壁に、前記基板の位置調整を行なう治具挿入用の開口を設け、
    且つ前記開口を、前記シャーシと同材質且つ同色材の開口閉止カバーによって覆ったことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  6. 前記開口閉止カバーには、前記外周側壁の開口の内周辺に係合するスナップフィット爪が一体に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
JP2006127854A 2006-05-01 2006-05-01 画像読取装置 Pending JP2007300494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006127854A JP2007300494A (ja) 2006-05-01 2006-05-01 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006127854A JP2007300494A (ja) 2006-05-01 2006-05-01 画像読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007300494A true JP2007300494A (ja) 2007-11-15

Family

ID=38769598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006127854A Pending JP2007300494A (ja) 2006-05-01 2006-05-01 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007300494A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012249093A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Ricoh Co Ltd 原稿照明装置、画像読取装置および画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012249093A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Ricoh Co Ltd 原稿照明装置、画像読取装置および画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9357090B2 (en) Image processing device
US7884974B2 (en) Image sensor, image sensor unit, and image scanning device
CN107135325B (zh) 图像处理设备
JP2007300494A (ja) 画像読取装置
US20080252861A1 (en) Rear projection type display apparatus
JP5482995B2 (ja) 画像形成装置
JP6561434B2 (ja) 画像読取装置
JP4189766B2 (ja) 画像読取装置
JP2565939Y2 (ja) コリメータユニットの取付構造
JP3815619B2 (ja) 画像読取装置
JP2009068554A (ja) 部材の取付構造、画像形成装置
JPH09246742A (ja) 事務用機器
JP3364542B2 (ja) 画像読取装置
JP4525503B2 (ja) 画像読み取り装置
JP2007273663A (ja) 電子機器
JP6439461B2 (ja) 画像読取装置
JPH0969899A (ja) 画像読取装置
JP4457315B2 (ja) 画像読取装置
JP2007049272A (ja) 画像読取装置、画像形成装置
JP3933654B2 (ja) 画像形成装置
JPH08146327A (ja) 光ビーム走査装置
JP2004145181A (ja) 走査光学装置
JP5752186B2 (ja) 電気機器、表示装置、及びテレビジョン受信機
JP5435216B2 (ja) 画像読取装置
JP2008092222A (ja) カバー構造体及びそれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100105