JP2635252B2 - ワイドベルトサンダー及びその成形ロールの製造方法 - Google Patents

ワイドベルトサンダー及びその成形ロールの製造方法

Info

Publication number
JP2635252B2
JP2635252B2 JP3280869A JP28086991A JP2635252B2 JP 2635252 B2 JP2635252 B2 JP 2635252B2 JP 3280869 A JP3280869 A JP 3280869A JP 28086991 A JP28086991 A JP 28086991A JP 2635252 B2 JP2635252 B2 JP 2635252B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forming roll
sanding
work
belt
wide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3280869A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0596459A (ja
Inventor
博 岡嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amitec Corp
Original Assignee
Amitec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amitec Corp filed Critical Amitec Corp
Priority to JP3280869A priority Critical patent/JP2635252B2/ja
Publication of JPH0596459A publication Critical patent/JPH0596459A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2635252B2 publication Critical patent/JP2635252B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサンディングベルトをワ
ークに押し付けるための成形ロールを備えたワイドベル
トサンダー及びその成形ロールの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のワイドベルトサンダーの一般的
構成は次のようである。モータによって駆動される駆動
ロールを含んだ複数のロール間にサンディングベルトを
掛け渡してサンディング機構を構成する。このサンディ
ング機構には、サンディングベルトの裏面側に位置して
成形ロールを回転可能に配置し、これによってサンディ
ングベルトの研磨面をワークに押し付けるようにする。
この成形ロールは、直径が軸方向位置によって相違する
異形ロール状をなしており、縦断面形状がワークの雌型
形状と対応する。一方、ワークを載せる送材ベルトをモ
ータによって駆動する搬送装置を構成し、ワークを成形
ロールの下方のサンディング領域に送り込む。
【0003】この構成によれば、例えば図7に示すよう
にワークWの研磨面が中央部において盛り上がる突条x
を有する形状であるとき、成形ロール1としてはその中
間部の径寸法が細くなった鼓状をなすものが使用され、
これにてサンディングベルト2がワークWに押し付けら
れる。
【0004】このような成形ロールを製造するには、従
来、専用の製造装置を利用していた。これは、成形ロー
ルを回転駆動する駆動装置と、その成形ロールを削る刃
物等を備えて構成されている。成形ロールを製造するに
は、例えばゴム製であって直円柱状を成す素材としての
成形ロールを上記駆動装置に取り付け、これを回転させ
る。そして、作業者が、加工モデルを見ながら成形ロー
ルの周面を刃物等によって必要な形状になるまで研削す
るのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな成形ロールの製造方法では、専用の製造装置を要す
るため、その設備スペースを確保しなくてはならない
上、設備費用もかさむという欠点がある。また、このよ
うな専用装置を利用せずに、ノミ等を使用して手作業で
研削を行うことも考えられるが、これでは相当な熟練を
要する上に、作業能率も悪いという問題がある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、従って、その目的は必要な形状の成形ロールを専用
の製造装置が無くとも簡単に製造できる成形ロールの製
造方法を提供するところにあり、また他の目的は、その
製造方法を簡単に具体化できるワイドベルトサンダーを
提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の成形ロールの製
造方法は、ワーク搬送装置によって搬送されるワークに
対し、その搬送面との間で前記ワークを挟むようにして
その曲面状幅広面にサンディングベルトを押し付けて研
磨を行うワイドベルトサンダーにおいて、前記サンディ
ングベルトを前記ワークに押し付けるための成形ロール
を製造する方法であって、前記ワークの加工モデルの表
面にサンディングペーパーを貼り付け、これを前記サン
ディングベルトを取り外して未成形の成形ロールを回転
駆動した状態でサンディング領域を通過させることによ
って前記成形ロールを前記加工モデルのサンディングペ
ーパーによって研削するところに特徴を有する。
【0008】また、本発明に係るワイドベルトサンダー
は、ワーク搬送装置によって搬送されるワークに対し、
複数のロール間に掛け渡されて走行する無端状のサンデ
ィングベルトと搬送面との間で前記ワークを挟みつつ前
記サンディングベルトをその裏面側から成形ロールによ
り前記ワークの曲面状幅広面に押し付けて研磨を行うと
ともに、表面にサンディングペーパーが貼り付けられた
前記ワークの加工モデルをサンディング領域に通過させ
ることにより、回転している未成形の前記成形ロールを
前記サンディングペーパーによって研削して所定形状の
前記成形ロールを製造するために用いられるワイドベル
トサンダーであって、前記サンディングベルトが前記複
数のロールからの取外しを可能とされており、前記サン
ディングベルトを取り外した状態で前記成形ロールを回
転駆動させる駆動機構を具備してなるところに特徴を有
する。
【0009】
【作用】上記手段の製造方法によれば、表面にサンディ
ングペーパーを貼り付けた加工モデルがワイドベルトサ
ンダーのサンディング領域を通過する。この折り、ワイ
ドベルトサンダーのサンディングベルトが取り外され、
且つ、未成形の成形ロールが回転駆動されているから、
その成形ロールの外周面は加工モデルの表面のサンディ
ングペーパーに直接に擦り付けられる。このため、成形
ロールの外周面が加工モデルの形状にならって削られ、
最終的に、成形ロールが自ずとワークを研削・研磨する
に適した形状になる。
【0010】また、上記手段のワイドベルトサンダーに
よれば、サンディングベルトを取り外した状態で駆動機
構によって未成形の成形ロールを回転駆動しておく。そ
して、そのワイドベルトサンダーのサンディング領域に
表面にサンディングペーパーを貼り付けた加工モデルを
送り込めば、未成形の成形ロールの周面が加工モデルの
サンディングペーパーに直接に擦り付けられる。このた
め、成形ロールの周面が加工モデルの形状にならって削
られ、最終的に、成形ロールが自ずと加工モデルを研削
するに適した形状に仕上がる。
【0011】
【発明の効果】このように本発明に係る成形ロールの製
造方法によれば、本来、ワークの研削・研磨に使用する
ワイドベルトサンダーを利用して必要な形状の成形ロー
ルを簡単に製造することができる。従って、成形ロール
の製造のための専用装置が不要になって設備費や設備ス
ペースの面で好都合であり、しかも熟練を要さずに短時
間で成形ロールを製造できるという優れた効果を奏す
る。
【0012】また、本発明のワイドベルトサンダーによ
れば、本発明の製造方法を効果的に実施できるという効
果を奏する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例について
図1ないし図6を参照して説明する。 (構成) 全体的構成は図2に示すように、ワーク搬送機構10と
その上方に設けられたサンディング機構30とからな
る。
【0014】<ワーク搬送装置10> まず、ワーク搬送装置10について述べる。これは床面
に据え付けられる基台11の上部に送材テーブル12を
固定すると共に、この送材テーブル12の左右両端部に
送りロール13を回転可能に取り付けた構成で、この送
りロール13,13間に前記送材ベルト14が掛け渡さ
れている。送材ベルト14は基台11内に設けられた公
知の可変速形の駆動機構15にて矢印A方向に低速で走
行するようにされ、その上面にワークを載せることによ
り、これを装置の右側からサンディング機構30の下方
のサンディング領域に送り込むようになっている。
【0015】<サンディング機構30> 次に、サンディング機構30について述べる。これは、
4本の支持ポスト31によってワーク搬送機構10の上
方で送材ベルト14を跨ぐように設けられており、全体
がケーシング32によって覆われている。ワーク搬送機
構10の基台11に設けた操作ハンドル33を回転させ
れば、送材テーブル12に対するサンディング機構30
の高さ位置を所望にセットすることができる。
【0016】ケーシング32の内部には、上部に駆動ロ
ール34及びテンションロール35が設けられ、下部に
2本の案内ロール36,37がワークの搬送方向に並ん
で設けられ、これらロール群の間に無端のサンディング
ベルト38が掛け渡されている。上記テンションロール
35は図示しないシリンダ装置によって図2中に矢印B
に示す方向に移動されてサンディングベルト38に所要
の張力を与え、駆動ロール34は図示しない可変速形の
駆動モータによって駆動されてサンディングベルト38
を図中C方向に走行させる。
【0017】さて、2本の案内ロール36,37間には
サンディングベルト38の裏面側に位置して成形ロール
39が着脱可能に設けられており、以下その構造につい
て特に図3及び図4を参照して詳述する。
【0018】ケーシング32内に固定されたフレーム4
0は、図3に示すように全体として角形の逆容器状をな
しており、その左右の両側下部に前記案内ロール36,
37が回転自在に支持されている。フレーム40の上面
部には、図4に示すように上方に立ち上がる一対の縦壁
41aを有するコ字形をなす2個の軸支持部材41が取
り付けられ、その各縦壁41aに操作シャフト42が横
軸形に支持されている。この操作シャフト42の端部に
は操作摘み43が取り付けられると共に、前記各軸支持
部材41の縦壁41a間に位置してそれぞれウオームギ
ヤ44が取り付けられている。
【0019】一方、各軸支持部材41に設けた軸受45
を上下に貫通して2本の昇降ねじ46が設けられると共
に、その昇降ねじ46の上端部に前記ウオームギヤ44
に噛合するウオームホイル47が取り付けられ、前記操
作摘み43を摘んで操作シャフト42を回転させれば、
昇降ねじ46を回転させることができる。
【0020】上記各昇降ねじ46の下端部には昇降板4
8に固定したナット部材49が螺合されており、その昇
降板48にはシリンダ装置50が固定されている。従っ
て、昇降ねじ46が回転されると、上記シリンダ装置5
0が上下することになる。そのシリンダ装置50は2本
のロッド51を備え、そのロッド51の上半部が前記フ
レーム40に設けたスライドガイド52によって上下に
案内されるようになっている。また、ロッド51の下端
部には連結板53を介して受けフレーム54が固定され
ており、その受けフレーム54には前後方向に延びて互
いに対向状態で開口する支持溝54aが形成されてい
る。
【0021】さて、前記成形ロール39は直径が軸方向
位置によって相違する異形ロール状をなすものが使用さ
れ、本実施例では図4にも示すように軸方向の中間部の
外径が細くなる鼓形をなしている。この成形ロール39
は例えばゴム製であって、その中心部にシャフト55が
埋め込まれ、そのシャフト55には成形ロール39の手
前側端面に連ねるようにVベルト用の従動プーリー56
が設けられている。そして、シャフト55の両端部は軸
受57を介して端板58に回転可能に支持され、各端板
58がスライド板59の前後両端部に吊り下げ状態に固
定されている。このスライド板59は、その左右両側部
が前記受けフレーム54の支持溝54a内に手前側から
挿入され、その状態で受けフレーム54に設けたクラン
プネジ60の操作アーム61を回動操作することによっ
て受けフレーム54に抜け止め状態に固定されている。
【0022】なお、成形ロール39のシャフト55の手
前側を支持する端板58には、図3に示すように下部に
2個のねじ孔62が形成されており、後に詳述するテン
ショナーアタッチメント70を取り付けることができる
ようになっている。また、図示はしないが、前記駆動ロ
ール34、テンションロール35及び2本の案内ロール
36,37には、成形ロール39の従動プーリー56に
対応する位置にやはりVベルト用のプーリーが設けら
れ、これらの駆動ロール34、テンションロール35及
び2本の案内ロール36,37並びに成形ロール39の
各プーリー間にVベルト71(図5参照)を掛け渡すこ
とができるようになっている。これらの構造及び前記テ
ンショナーアタッチメント70は後に詳述するように成
形ロール39を回転駆動させる駆動機構を構成し、成形
ロール39の製造時に利用されるものである。
【0023】<付属機構> なお、図2に示すように、上記サンディング機構30の
ワーク進入側にはホイルペーパー90が回転可能に設置
され、これがモータ91によってベルト92を介して回
転駆動される。また、サンディング機構30のワーク排
出側にはワークに付着した切粉を除去するための回転ブ
ラシ93が回転可能に設置され、これがモータ94によ
ってベルト95を介して駆動されるようになっている。
その他、本実施例のワイドベルトサンダーには、切粉を
排出するために集塵ホッパや集塵ファン等からなる集塵
装置が設けられているが、これらはこの種の装置におい
て当業者間に周知されているから、説明を省略する。 (作用) 次に、本実施例の作用について説明する。
【0024】<ワイドベルトサンダーとしての動作> まず、上記構成のワイドベルトサンダーを使用してワー
クWを研削する際の動作について説明する。
【0025】ここでは、図4に示すように成形ロール3
9が既に所要の形状に成形されており、受けフレーム5
4に取り付けられているとする。また、サンディングベ
ルト38は図3に示すように各ロール間に張り渡され、
Vベルト71は張られていない。
【0026】まず、ワーク搬送装置10の操作ハンドル
33を操作して送材テーブル12を所要の高さに移動さ
せる。この高さは、ワークの厚さ寸法と必要な「削りし
ろ」とを考慮して決定され、図示しない公知のゲージを
見ながら設定することができる。
【0027】この後、ワーク搬送装置10の駆動機構及
びサンディングベルト38の駆動モータ並びに集塵ファ
ン装置等の付属機構を起動させる。すると、サンディン
グベルト38が図2中矢印C方向に走行すると共に、成
形ロール39の形状にならって図4に示すように変形す
る。また、その成形ロール39はサンディングベルト3
8に伴って自由回転する。なお、ここでサンディング機
構30のシリンダ装置50はロッド51を下降させた状
態にあってサンディングベルト38を下方に押し付けて
いるが、操作シャフト42の操作摘み43を回動操作す
れば、昇降板48ひいては成形ロール39の上下位置を
微調整することができる。
【0028】次に、研削すべきワークを送材ベルト14
に載せてサンディング機構30の下方のサンディング領
域に送り込むと、ワークがサンディング領域に進入し、
ワークの表面がサンディングベルト38に擦られるよう
になってワークが研削される。ここでサンディングベル
ト38は成形ロール39によってワークに押し付けられ
るから、図7に示した様子と同様にワークは成形ロール
39の形状にならって研磨されることになり、中央部が
盛り上がった形状に仕上げられる。
【0029】<成形ロール39の製造> 上述の構成とした本実施例のワイドベルトサンダーで
は、テンショナーアタッチメント70を取り付けること
により成形ロール39の製造に利用でき、それは次のよ
うに行う。
【0030】まず、図5に示すように、ワイドベルトサ
ンダーからサンディングベルト38を取り外し、成形ロ
ール100を受けフレーム54にセットする。この成形
ロール100は、前述した異形ロール状の成形ロール3
9とは形状が相違しているので図面状の参照符号を異な
らせて表してあり、未成形の素材としてのものであって
図1(A)に示すように直径が軸方向位置によって一定
の直円柱状をなしている。
【0031】そして、端板58に、テンショナーアタッ
チメント70をボルト72にて固定する。このテンショ
ナーアタッチメント70は図5に示すように横長の支持
板73の左右両端部に支えプーリー74を取り付けた構
成である。その支えプーリー74は、一対のフランジ7
4aを有した平ベルト用であって、図6に示すように支
持板73に立設した2本の固定シャフト75の先端部に
軸受76を介して回転自在に設けられている。このよう
にテンショナーアタッチメント70を取り付けた上で、
Vベルト71をサンディングベルト38と同様に駆動ロ
ール34、テンションロール35及び2本の案内ロール
36,37の各プーリー(図示せず)に掛け渡し、更
に、そのVベルト71を図5に示すようにテンショナー
アタッチメント70の2個の支えプーリー74の上部に
掛け渡してVベルト71を成形ロール39の従動プーリ
ー56に押し付ける形態とする。これにより、Vベルト
71と従動プーリー56との接触面積が大きく確保され
て動力伝達が確実になる。
【0032】次に、図1(B)に示すように、加工モデ
ルMの表面にサンディングペーパーPを貼り付けてお
く。
【0033】そして、ワイドベルトサンダーを運転状態
にして駆動ロール34を回転させれば、その回転力がV
ベルト71を介して成形ロール100に伝達され、成形
ロール100が高速で回転することになる。
【0034】そこで、前述のように表面にサンディング
ペーパーPを貼り付けた加工モデルMを、ワイドベルト
サンダーのワーク搬送機構10の送材ベルト14上に載
せてサンディング領域に搬送する。なお、この際の送材
速度は、通常のワークを研磨する際に比べて遅くするこ
とが好ましい。
【0035】このようにして加工モデルMをサンディン
グ領域に通過させると、図1(C)に示すように素材と
しての成形ロール100の外周面が加工モデルMのサン
ディングペーパーPを擦るようになるため、成形ロール
100は加工モデルMの形状にならって研削されること
になる。この場合、成形ロール100のサンディングペ
ーパーPに対する接触圧は操作摘み43を回動操作する
ことによって調節することができる。
【0036】このような研削の結果、未成形の成形ロー
ル100は、その縦断面形状が加工モデルMの雌型形状
と対応した異形ロール状になるように成形され、図1
(D)に示すように成形ロール39が完成する。
【0037】このような本実施例の製造方法によれば、
本来、ワークの研削・研磨に使用するワイドベルトサン
ダーを利用してその成形ロール39を製造することがで
きる。従って、成形ロール39の製造専用の装置が不要
になり、設備費及び設備スペースの点で有利となる。ま
た、単に加工モデルMの表面にサンディングペーパーP
を貼り付けてそれをサンディング領域に送り込むだけで
加工モデルMに忠実な成形ロール39を製造できるか
ら、作業者が刃物等を使用して研削する従来方法に比べ
て、熟練が必要でなく、生産性も高くなるという利点が
ある。
【0038】また、本実施例の成形ロール100を回転
駆動させる駆動機構を備えたワイドベルトサンダーによ
れば、テンショナーアタッチメント70を端板58に取
り付けるだけで成形ロール100の製造装置として効果
的に利用でき、簡単に本発明の製造方法を実施できるよ
うになる。
【0039】なお、上記実施例では、未成形の成形ロー
ル100をVベルト71を介して回転駆動するようにし
たが、これに限らず、図示はしないが例えば成形ロール
100のシャフト55に従動ギヤを設けその成形ロール
100を受けフレーム54にセットすると受けフレーム
54側の駆動ギヤと噛み合って回転伝達可能になるよう
に構成してもよい。また、スライド板59に駆動モータ
を設け、その駆動モータによって未成形の成形ロール1
00を回転駆動する構成であってもよい。
【0040】その他、本発明は、例えばテンショナーア
タッチメント70の支えプーリー74はVベルト用のも
のを使用しても良い等、要旨を逸脱しない範囲で種々変
更して実施することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成形ロールの製造方法の手順を模
式的に表す斜視図
【図2】本発明の一実施例に係るワイドベルトサンダー
を示す全体の正面図
【図3】同サンディング機構を一部破断して示す正面図
【図4】図3中のA−A線で切断して示す縦断面図
【図5】成形ロールの製造時の様子を示す部分正面図
【図6】支えプーリーを示す縦断面図
【図7】成形ロールによる研磨の様子を示す部分斜視図
【符号の説明】
10…ワーク搬送機構 30…サンディング機構 38…サンディングベルト 39…成形ロール 70…テンショナーアタッチメント 71…Vベルト 100…成形ロール M…加工モデル P…サンディングペーパー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク搬送装置によって搬送されるワー
    クに対し、その搬送面との間で前記ワークを挟むように
    してその曲面状幅広面にサンディングベルトを押し付け
    て研磨を行うワイドベルトサンダーにおいて、前記サン
    ディングベルトを前記ワークに押し付けるための成形ロ
    ールを製造する方法であって、 前記ワークの加工モデルの表面にサンディングペーパー
    を貼り付け、これを前記サンディングベルトを取り外し
    て未成形の成形ロールを回転駆動した状態でサンディン
    グ領域を通過させることによって前記成形ロールを前記
    加工モデルのサンディングペーパーによって研削するこ
    とを特徴とするワイドベルトサンダーの成形ロールの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 ワーク搬送装置によって搬送されるワー
    クに対し、複数のロール間に掛け渡されて走行する無端
    状のサンディングベルトと搬送面との間で前記ワークを
    挟みつつ前記サンディングベルトをその裏面側から成形
    ロールにより前記ワークの曲面状幅広面に押し付けて研
    磨を行うとともに、表面にサンディングペーパーが貼り
    付けられた前記ワークの加工モデルをサンディング領域
    に通過させることにより、回転している未成形の前記成
    形ロールを前記サンディングペーパーによって研削して
    所定形状の前記成形ロールを製造するために用いられる
    ワイドベルトサンダーであって、 前記サンディングベルトが前記複数のロールからの取外
    しを可能とされており、 前記サンディングベルトを取り外した状態で前記成形ロ
    ールを回転駆動させる駆動機構を具備してなるワイドベ
    ルトサンダー。
JP3280869A 1991-09-30 1991-09-30 ワイドベルトサンダー及びその成形ロールの製造方法 Expired - Lifetime JP2635252B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3280869A JP2635252B2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ワイドベルトサンダー及びその成形ロールの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3280869A JP2635252B2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ワイドベルトサンダー及びその成形ロールの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0596459A JPH0596459A (ja) 1993-04-20
JP2635252B2 true JP2635252B2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=17631096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3280869A Expired - Lifetime JP2635252B2 (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ワイドベルトサンダー及びその成形ロールの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2635252B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001312188A (ja) 2000-02-24 2001-11-09 Ricoh Co Ltd 排気装置、およびそれを備える画像形成装置
CN113305700A (zh) * 2021-06-24 2021-08-27 海天塑机集团有限公司 一种螺杆头砂带抛光装置
CN115319609B (zh) * 2022-10-12 2023-08-25 江苏思锐装备科技有限公司 一种圆形柱体外表面的磨削装置
CN116252225B (zh) * 2023-05-12 2023-07-14 河北仕登宝科技有限公司 一种多功能自助打印机机柜抛光装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58165958A (ja) * 1982-03-20 1983-10-01 Takegawa Tekko Kk 曲面サンダ−機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0596459A (ja) 1993-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1991019593A1 (en) Surface grinder for glass plate
US6299512B1 (en) Belt sander with orbitally translated abrasive belt
EP1053827A2 (en) Belt sander with orbitally translated abrasive belt
CN111002192B (zh) 钢板自动去毛刺机
JPH06278004A (ja) 円筒形工作物の研削機械
JP2635252B2 (ja) ワイドベルトサンダー及びその成形ロールの製造方法
JPH0367829B2 (ja)
CN107089021B (zh) 胎肩垫胶供料装置
CN217098118U (zh) 木质板材刨平打磨装置
CN214162387U (zh) 一种钣金件棱边打磨去毛刺机构
US2801497A (en) Automotive grinding and polishing apparatus for cylindrical workpieces
JPH04176554A (ja) 多段ヘッド型ベルトサンダー機
KR0140051Y1 (ko) 손톱깎기날 자동이단 연마기
CN211661764U (zh) 一种高效砂带机
CN219380799U (zh) 一种用于印刷加工的水墨印刷模切机
JP3044441B2 (ja) 両面研削式ベルトサンダー機
RU196348U1 (ru) Универсальный ленточно-шлифовальный станок
JP3127423B2 (ja) ベルト研磨装置
CN218697260U (zh) 集装箱后框生产线
RU2063155C1 (ru) Машина для выравнивания деталей обуви по толщине
CN220197117U (zh) 一种便于上料的平面磨床
CN220762190U (zh) 一种外圆抛光装置
JPH01210313A (ja) ウエハの切断装置
JPH0528002Y2 (ja)
JPH11114796A (ja) 丸棒状ワーク端縁のばり取り装置