JP2001249254A - 双方向光通信モジュール - Google Patents

双方向光通信モジュール

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JP2001249254A JP2000058191A JP2000058191A JP2001249254A JP 2001249254 A JP2001249254 A JP 2001249254A JP 2000058191 A JP2000058191 A JP 2000058191A JP 2000058191 A JP2000058191 A JP 2000058191A JP 2001249254 A JP2001249254 A JP 2001249254A
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Toshiyuki Matsushima
俊幸 松島
Hideaki Fujita
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Yoshifumi Iwai
敬文 岩井
Yukio Kurata
幸夫 倉田
Hisahiro Tamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一本の光ファイバにより送受信が可能であ
り、簡素な構成で近端反射戻り光を抑圧し、送信・受信
共に損失が少なく、POFのように大口径の光ファイバ
とも高効率で結合させることができる一芯全二重光通信
モジュールを提供する。 【解決手段】 発光素子6から放射された送信光S1の
反射戻り光SR1の光路中に偏光フィルム4を配置して
いる。反射戻り光SR1は、偏光フィルム4に吸収され
受光素子7には入射しない。光ファイバからの放射光で
ある信号光R1は上記偏光フィルム4を透過して受光素
子7に結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、一本の光ファイバ
を用いて双方向に光信号を送受信することのできる一芯
双方向通信モジュールに関し、より詳しくはプラスチッ
ク光ファイバ等のマルチモード光ファイバを伝送媒体と
して、家庭内通信や電子機器間通信、LAN(Loca
l Area Network)等に使用することので
きる双方向光通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一本の光ファイバを伝送媒体とし
て信号光の送受信を行う双方向光通信モジュールにおい
ては、単一伝送路を使用することで発生する近端反射戻
り光が雑音として受光素子(以下場合によりPDと略
記)に入射することが問題となっており、その防止を、
送信光の反射光固有の偏光を分離することにより行うも
のが主流である。
【0003】その一例として、偏光ビームスプリッタ
(以下PBSと略記)を用いて送信光の反射戻り光分
を、受信光と偏光分離を行う方式が特開平4−9643
7号公報、特開平10−153720号公報に開示され
ている。図11および図12を基にそれぞれの方式を説
明する。
【0004】まず、図11(特開平4−96437号公
報)に示した手法について説明する。図11において、
101はLED、102はPD、103,104はレン
ズ、105はPBS、106,107及び108は絞
り、109は光ファイバである。LED101の発光点
はレンズ103の焦点位置に、光ファイバ109はレン
ズ104の焦点位置にそれぞれ配置されている。
【0005】光ファイバ109から発した光はレンズ1
04によりほぼ平行光111となる。ほぼ平行光111
になった光波のうちP波はPBS105により反射され
PD102に受光される。
【0006】一方、LED101を発した光はレンズ1
03によりほぼ平行光110になる。そのうちのP波は
PBS105により反射されPBS105を透過しな
い。平行光110のうちS波はPBS105を透過し、
レンズ104で集光され光ファイバ109へ入射する。
光ファイバ109の端面に集光された光のうち4%は反
射され、再びレンズ104を透過してPBS105に達
する。
【0007】光ファイバ端面での反射及びレンズ透過に
おいては偏光面の回転は生じない。したがって反射戻り
光はPBS105を透過しPD102へは入射しない。
絞り106,107,108はレンズの収差等で発生す
る平行光でない成分をカットするために設けられてい
る。
【0008】次に、図12(特開平10−153720
号公報)に示した手法について説明する。この手法も図
11で示した手法とほぼ同様であり、PBS205を利
用して近端反射戻り光を分離する。201はPDが形成
されたSi基板、202は半導体レーザ(以下場合によ
りLDと略)のヒートシンク、203はLD、204は
PD、205は後述するPBS206の台を兼ね備えた
プリズム、206はPBS、207はパッケージ、20
8はレンズ、209は光ファイバのソケットおよびコネ
クタ、210は光ファイバである。本例のPBS206
は前例と異なり、P波を透過しS波を反射するように設
計されいている。
【0009】LD203を発した光はS偏光特性を有し
ており、PBS206で殆どが反射され光路変換され
て、さらにレンズ8でNA変換された後光ファイバ21
0に入射する。光ファイバ209を出射した光はレンズ
208で集光されたのち、PBS206でP偏光成分の
み透過しPD204に入射する。光ファイバ210の端
面で反射した近端反射戻り光は、光ファイバ端面での反
射及びレンズ透過においては偏光面の回転は生じないの
でS偏光成分を維持しており、PBS206で反射しP
D204には到達しない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のようにPBSを利用した方式は、PBS自体が高価で
あるため光学系全体のコストが上昇してしまうという問
題がある。また多層誘電体膜で形成されたPBSはプリ
ズム等の表面に形成されることが基本であるため、使用
できる場所が限られ、モジュールの小型化の障害となる
などの問題点を有している。更に受信光の一方の偏光成
分を反射するため信号自体が弱くなり、反射された偏光
成分は迷光となりSNが悪化するという問題点もある。
【0011】本発明は、これらの課題を鑑みてなされた
ものであり、一本の光ファイバにより送受信が可能であ
り、極めて低コストで近端反射を抑圧できるとともに、
部品点数を削減し製造工程を簡素化できる双方向光通信
モジュールを提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る双方向
光通信モジュールは、受光素子と発光素子としての半導
体レーザとを備え、一本の光ファイバを用いて送受信を
行う双方向光通信モジュールにおいて、前記光ファイバ
端面において反射された前記発光素子からの送信光の光
路上に、前記送信光の偏光成分と略同一の偏光成分を吸
収する偏光フィルムを備えたことを特徴とする。
【0013】第2の発明の双方向光通信モジュールは、
第1の発明の双方向光通信モジュールにおいて、少なく
とも前記受光素子を外部雰囲気と遮断する封止部材を備
え、前記偏光フィルムは、前記封止部材に取り付けられ
ていることを特徴とする。
【0014】第3の発明の双方向光通信モジュールは、
第1の発明の双方向光通信モジュールにおいて、前記偏
光フィルムは、少なくとも前記受光素子を外部雰囲気と
遮断する封止部材を兼ねることを特徴とする。
【0015】第4の発明の双方向光通信モジュールは、
受光素子と発光素子としての半導体レーザとを備え、一
本の光ファイバを用いて送受信を行う双方向光通信モジ
ュールにおいて、前記送信光の偏光成分と略同一の偏光
成分を吸収する偏光フィルムが、前記受光素子の受光領
域上に設けられていることを特徴とする。
【0016】第5の発明の双方向光通信モジュールは、
第1の発明乃至第5の発明のいずれかに記載の双方向光
通信モジュールにおいて、前記偏光フィルムは、前記光
ファイバから前記受光素子への入射する信号光のうちの
一部のみの光路に重なるよう、配置されていることを特
徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明に係る実
施の形態1について、図1、図2、図3および図4に基
づいて説明する。
【0018】図1は、実施の形態1における双方向通信
リンクの構成を示す概略図である。双方向通信リンク1
1は、伝送するデータ信号に基づく、伝送に適した変調
光を双方向に伝送するための光ファイバ2と、光ファイ
バ2の両端に光学的に結合するように、それぞれ接続さ
れた各双方向通信モジュール1とを備えている。
【0019】図2は、本発明の実施の形態1における双
方向通信モジュールの断面をあらわす概略断面構造を示
す。双方向通信モジュール1は、1つのパッケージ8内
にデータ信号に基づく変調光を生成する発光素子6と、
光ファイバ2からの変調光を受光してデータ信号を生成
するための受光素子7とカバーガラス(封止部材)3と
偏光フィルム4で形成されている。発光素子6の出力は
モニタフォトダイオード9でモニタされ一定出力に制御
される。
【0020】受光素子7は台座5の受信光入射側の面に
取り付けられている。一方、発光素子6は、サブマウン
ト16を介して台座5の側面(受光素子7の取り付け面
に直交する面)に取り付けられている。受光素子7と発
光素子6は、一本の光ファイバ2へ接続するために、近
接して設けられている。
【0021】また、偏光フィルム4は、受光素子7上
(受信光入射側)に位置し、且つ、発光素子6から光フ
ァイバ2への送信光の光路上には位置しないように配置
される。
【0022】カバーガラス(封止部材)3は、パッケージ
8の光入射側に、前記発光素子6と受光素子7を周囲の
雰囲気から分離して気密に封止するように設けられてい
る。なお、このカバーガラス3は発光素子6や受光素子
7を外部環境から保護するためのものであり、双方向光
通信には必ずしも必要なものではない。また、ここでは
発光素子6と受光素子7の両方を1つのパッケージ8に
搭載し、両者を1つのカバーガラス3にて封止している
が、これに限るものではなく、それぞれ個別に設けても
良い。
【0023】図3は、図2における双方向通信モジュー
ルを説明する模式図である。この図3を用いて、双方向
光通信に偏光フィルム4を用いた場合の原理について説
明する。
【0024】発光素子6である半導体レーザから出射し
たS偏光の光(S1)はカバーガラス3を透過し、光フ
ァイバ2に到達し、光ファイバ2内を伝搬していく。し
かし、光ファイバ端で反射したS偏光の光は再びカバー
ガラス3を透過し反射戻り光(SR1)となって受光素
子7側に向かう。
【0025】ここで、受光素子7の受信光入射側に設け
た偏光フィルム4を、受光素子7へと向かう上記反射戻
り光(SR1)の偏光方向と略同一の偏光方向の光を吸
収するように、すなわち、ここではP偏光光のみを透過
し、S偏光光を吸収するものとしておけば、上記反射戻
り光であるS偏光の光(SR1)はその偏光フィルム4
において吸収され、受光素子7には到達しない。
【0026】一方、光ファイバ2内を伝搬して光ファイ
バ2から出射した放射光(R1)は、偏光状態は維持さ
れておらず、S偏光、P偏光が混在した状態になってい
る。したがって光ファイバ2の放射光(R1)はS波成
分(RS1)とP波成分(RP1)とがほぼ同量放射さ
れてくることになる。
【0027】放射光(R1)のうち、S波成分(RS
1)は偏光フィルム4において吸収されることになる
が、P波成分(RP1)は透過する。これにより、P波
成分(RP1)のみ受光素子7に到達するようになり、
光ファイバ2の近端での反射によるノイズ成分を除去す
ることが可能となる。
【0028】このような本実施の形態の構成では、発光
素子6からの送信光を略100%光ファイバ2に結合さ
せることができるとともに、光ファイバ2の端面にて反
射された反射戻り光については、偏光フィルム4により
吸収することで、受光素子6に入射させない。したがっ
て、光の効率的利用と、ノイズの混入の抑制の両方を実
現できる。
【0029】なお、ここで使用する偏光フィルム4は通
常の液晶ディスプレイ等で使用されるもので良いが、戻
り光を抑制する理由で消光比は高い方が、効率を上げる
理由で透過率の高いものが望ましい。通常は一軸延伸さ
れたPVA(Plyvinyl Alcohol)に偏
光性を与える偏光素子(沃素、染料)それを配向・固定
させるため一軸延伸された偏光基体(PVA)さらに偏
光基体を保護する無配向の透明基板(Triacety
l Cellulose)から構成される。また通常、
粘着板を構成し複合機能フィルムとして使用することよ
り、他の光学部品との複合化が容易である。また、素子
1つあたりの価格がPBSに比べて1/100程度に安
価である。
【0030】以上に説明した本実施の形態に関し、具体
例について下記に説明する。
【0031】図2に示す光通信モジュールは一芯双方向
通信を行うため、発光素子(LD)6と受光素子(P
D)7を近接させて配置している。
【0032】図4は図2の双方向通信モジュールの概略
平面図である。図4に示すように発光素子(LD)6
は、発光点が小さく放射光は指向性が強いため、図4の
平面図上において光ファイバ2の光軸の中心部を外れた
端よりの部分に配置している。
【0033】受光素子7は、光ファイバ2からの光放射
光を効率良く受光するために、図4の平面図上において
光ファイバ2の光軸の中心部近傍の大きな領域を占める
ように配置されている。また、送受信光は、図4では図
示していないサブマウント16(図2参照)により、空
間的に分離されるようになっている。
【0034】本実施の形態において発光素子6からの放
射光は、水平方向の半値全幅約8度、垂直方向の半値全
幅約30度の放射角を持ったガウス分布であり、指向性
はあるが、ある程度は横方向に広がりをもっている。な
お、この広がりに起因して、カバーガラス3の上下面及
び光ファイバ2の端面で反射した光が受光素子7に入射
することにより、ノイズが生じる。
【0035】また、本実施の形態では、発光素子6の光
点と受光素子7のエッジまでの距離が75μm、カバー
ガラス3と発光素子6の距離が300μm、カバーガラ
ス3の厚みが200μm、カバーガラス3と光ファイバ
2の距離が300μm、受光素子7の径が約350μ
m、光ファイバ2は構造NA0.3、φ1mmのPOF
で伝送距離は50m、POFの伝送損失は0.2dB/
m(50mで1/10に減衰)とした。また、偏光フィ
ルム4のS波の消光比は20dB、P波の透過率80%
のものを使用し、発光素子6はS偏光のものを使用し
た。
【0036】上述のような構成部品を用いた場合におい
て、偏光フィルム4を設けていないとき、反射戻り光S
R1はカバーガラス3の上下面と光ファイバ2の端面で
発生し、上記構成の場合発光素子6の放射光に対し約
0.3%の光量が自身の受光素子7に入射した。一方、
信号光R1は、カバーガラス3及び光ファイバ2の端面
での反射損失(一面あたり約4%の損失、計6面で(約
96%)6=約78%に減衰される)を受け、結果とし
て発光素子6〜光ファイバ2への結合効率が約60%、
光ファイバ2〜受光素子7への放射光R1のうち受光素
子7へ結合する光量は約7%であった。したがって、発
光素子6の放射光に対し、[光ファイバ2における減衰
率(1/10)]×[発光素子6〜光ファイバ2への結合
効率(0.6)]×[光ファイバ2〜受光素子7への結合
効率(0.07)]×(端面での減衰分0.78)=約
0.33%が最終的に受光素子7に結合することにな
る。
【0037】一方、偏光フィルム4を使用した場合、偏
光フィルム4の消光比は20dBであり反射戻り光SR
1はS偏光を維持しているため1/100、すなわち殆
ど無視できる程度に低減できる。実際に使用する上で
は、偏光フィルム4の設置時の傾斜が消光比に影響する
ので発光素子6の放射パターンに対して消光比が最大と
なるように偏光フィルム4を配置するのが望ましい。図
面では図3の座標軸に対し発光素子6及び偏光フィルム
4の相対的な傾斜が消光比が最大となる配置にするのが
良い。すなわち、偏光フィルム4は発光素子6の放射光
が持つ偏光成分と同じ偏光成分を吸収する配置になって
いるのが最も好ましい。
【0038】この場合において、信号光は、S波成分の
RS1が偏光フィルム4によりカットされ、P波成分の
RP1も透過損失を受けて、全体としてR1の約40%
となる。よって、0.33%×0.4=0.13%とな
った。
【0039】以上の結果から、発光素子の放射光に対
し、信号光量およびノイズ光量は表1のようになる。
【0040】
【表1】 したがって、偏光フィルム4を使用したことにより、実
質的な信号光量が大きくなり、伝送効率が良くなること
が分かる。
【0041】(実施の形態2)ここでは、実施の形態1
とは異なる他の実施の形態について図5から図7を用い
て説明する。図3では、概念として説明しているため偏
光フィルム4が空間に浮いたようになっているが、実際
はフィルムの特性を利用して各部材に接着した若しくは
共通化した構造がとることが可能である。本実施の形態
では、この偏光フィルム4の配置について主に説明す
る。なお、上記実施の形態1と同様の部分については説
明を簡略化または省略する。
【0042】図5は、偏光フィルム4を受光素子7の基
板上に貼り付けている構成である。ここでは、受光素子
7の電極取り出し用の窓を形成するための穴を設けた偏
光フィルム4を、受光素子7の形成された基板(Siウ
エハ等)上にラミネート等で貼り付けている。なお、こ
の穴は、レーザ加工若しくはパンチングで形成すること
ができる。
【0043】この構成及び製造方法では、生産性を大幅
に向上できるうえに部品点数も削減が可能で低コスト化
が可能である。また、受光素子7は簡素な素子構成であ
り、耐湿性等の問題が通常のICやLDに比して生じに
くい。発光素子6の保護を別途考慮する必要があるが図
5の偏光フィルム4をそのまま受光素子7の保護部材と
して使用する事も可能である。
【0044】図6は、更に他の例であり、偏光フィルム
4をカバーガラス3の下面(受信光入射側の反対側)に
ラミネート等により偏光フィルム4を貼り付けている。
この構成は、受光素子7がGaAsのウェハ等薄型の基
板に形成されており、受光素子7への貼り付けが困難な
場合に有効である。発光素子6の放射光はS波であり、
S波を吸収する配置に偏光フィルムを張りつけているた
め発光素子6から光ファイバ2への送信光の光路に偏光
フィルム4が掛らないように注意する必要がある。
【0045】図7は更に他の例であり、偏光フィルム4
自体に受光素子7のカバーガラス3としての役割をもた
せている。すなわち、偏光フィルム4が封止部材を兼ね
ている。この構成では受光素子7のカバーガラス3を偏
光フィルム4にて置き換えており、上記図5及び図6の
構成より簡素な構成が可能となる。
【0046】図7の場合も図6と同様に、発光素子6か
ら光ファイバ2への送信光の光路に偏光フィルム4が掛
らないように注意する必要がある。発光素子6から光フ
ァイバ2への送信光の光路に該当する部分には上記した
実施の形態1と同様のカバーガラス3または少なくとも
S偏光を透過する部材を設けておくことが望ましい。
【0047】(実施の形態3)上述した実施の形態1,
2では、光ファイバ2からの信号光の略全部を偏光フィ
ルム4を通して受光素子7に導く例について説明した
が、ここでは、信号光の一部は偏光フィルム4を通さず
に受光素子7へと入射させる構成(すなわち、偏光フィ
ルム4を、光ファイバ2から受光素子7に入射する信号
光のうちの一部のみの光路に重なるよう、配置する構成
について説明する。なお、上述の実施の形態と同様の部
分については説明を簡略化または省略する。
【0048】図8は、本実施の形態の双方向光通信モジ
ュールを説明する図である。
【0049】実施の形態1,2の場合、受光素子7へ入
射する信号光の全ての光路中に偏光フィルム4を設けて
いるため、光ファイバ2からの放射光R1の約40%し
か利用できないという問題点を有する。
【0050】本実施の形態では、反射戻り光RS1が発
光素子の近くでは大きいが遠くなれば減衰する等受光素
子7上の位置によって均一ではないことに鑑みて、上記
問題点を解決するものである。すなわち、図8のように
受光素子7の発光素子6側の反射戻り光RS1が入射す
る部分(例えば受光領域の半分)のみを偏光フィルム4
でカバーする。
【0051】この場合、偏光フィルム4で被われていな
い部分への反射戻り光の入射を殆ど無視できる量とする
ことができ、且つ、信号光を、実施の形態1よりも大き
くすることができる。実施の形態1の数値を用いて計算
すると、信号光量は、送信相手の発光素子6の放射光に
対し、0.33×0.5×(0.4+1)=0.23%
となり、SNを上げることが可能となる。
【0052】図9は本実施の形態の変形例であるが、こ
の図の如く反射戻り光SR1の像の広がり小さい側(図
9では光ファイバ側)へ偏光フィルム4を配置する(例
えばカバーガラス3の下面、またはカバーガラス3自体
を偏光フィルム4とする)ことにより偏光フィルム4の
面積を小さくすることが可能で、更に信号光R1が受光
素子7へ入射する効率を上げる事が可能となる。
【0053】(実施の形態4)次に、本発明のさらに他
の実施の形態について説明する。本実施の形態では、ボ
ールレンズを使用した双方向光通信モジュールについて
説明する。本実施の形態に示す構成にすることで光学系
が多少複雑にはなるが更なる光の利用効率を向上させる
ことが可能になる。なお、ここでは、上記各実施の形態
と同様の部分については説明を簡略化または省略する。
また、光学系のみを図示してパッケージ等は省略するこ
とにする。
【0054】図10において、発光素子6からの送信光
S1の光路に該当する部分にピンホールの形成されたミ
ラー14が設けられている。ミラー14の上記ピンホー
ルにはボールレンズ12が嵌め込まれており、送信光S
1はこのボールレンズ12を通して光ファイバ2へと入
射する。ボールレンズ12は、発光素子6のコリメー
ト、若しくは、光ファイバ2端面で反射した光が再びボ
ールレンズ12付近で結像する要は送信光S1の反射戻
り光SR1が広がらないよう機能する。
【0055】光ファイバ2からの信号光R1は上記ミラ
ー14にて反射されて、集光レンズ13により集光され
て受光素子7に入射する。
【0056】このような構成において、送信光S1の光
ファイバ2の端面での反射光(反射戻り光SR1)は、
ミラー14に入射すると、そこで反射されて受光素子7
に混信してしまう惧れがある。そこで、本実施の形態で
は、ミラー14における反射戻り光SR1の入射領域
(ピンホール部分を除く)に偏光フィルム4を貼付し、
S偏光光を吸収するようにしている。このため、S偏光
光である反射戻り光SR1の受光素子7への入射を防止
できる。
【0057】本実施の形態では、発光素子からの送信光
S1を光ファイバ2の端面に略垂直に入射させるため、
反射戻り光SR1は、ピンホールへと入射するが、ボー
ルレンズ12の収差や発光素子の組み立て公差等で発生
する反射戻り光の広がり等によって、ピンホールの周囲
(ボールレンズ12の周囲)へも入射する。したがっ
て、ここでは図10に示すようにピンホールの周囲に偏
光フィルム4を貼付している。なお、ここでは、ミラー
14に偏光フィルム4を貼付したが、偏光フィルム4に
反射戻り光SR1の入射領域を除く部分にAl膜等を蒸
着することでミラー14としても良い。
【0058】なお、本実施の形態では、ボールレンズ1
2として、φ200μmのPMMA製のものを使用し、
発光素子6の発光点からボールレンズ12の中心までが
300μm、ボールレンズ12の中心から光ファイバの
端面までが1mmの位置に配置した。光ファイバ2は、
上述の実施の形態と同じくφ1mmのPOFを使用した
が、より長距離伝送等を要求される場合はボールレンズ
径を適宜調整して石英製のGI型マルチモードファイバ
を使用すればよい。また、集光レンズ13として、φ3
mm、SF8製のボールレンズを使用した。偏光フィル
ム4は、上述のようにボールレンズ12の収差や発光素
子の組み立て公差等で発生する反射戻り光広がりを吸収
するためのもので幅100〜200μm程度で十分であ
る。
【0059】以上説明した本実施の形態の構成では、偏
光フィルム4で信号光R1が蹴られる量を相対的に少な
くすることが可能で、受光素子7のサイズを実施の形態
1と同じく350μmとすると、50m伝送時におい
て、発光素子放射光の3%を受光素子7に結合すること
が可能となり、信号光量を上げかつ近端反射戻り光の抑
圧が可能となる。
【0060】上記に示した4つの実施の形態を基に説明
した構成において、各構成要素の具体例例を下記に示
す。
【0061】(光ファイバ)光ファイバ2としては、例
えば上述したPOF等のマルチモード光ファイバを用い
ることが好ましい。POFはコアがPMMA(Poly
methylMethaAcrylate)やポリカー
ボネート等の光透過性に優れたプラスチックからなり、
クラッドは上記のコアより屈折率の低いプラスチックで
構成されている。このような光ファイバ2では、石英光
ファイバに比べそのコアの径を約200μmから約1m
mと大きくすることが容易であることから、双方向通信
モジュール1との結合調整が容易であり、安価な双方向
通信リンク11を得ることができる。
【0062】また、コアが石英ガラスよりなり、クラッ
ドがポリマーで構成されたPCFを用いても良い。PC
FはPOFに比べると価格が高いが、伝送損失が小さ
く、伝送帯域が広いという特徴がある。このため、PC
Fを伝送媒体とすることにより長距離での通信やより高
速での通信を行うことができる双方向通信リンク11を
得ることができる。
【0063】(発光素子)発光素子6としては、例え
ば、GaAlAsやGaInAlP等を材料とするLD
を用いる。LDは偏光面が揃っているので本発明に使用
する光源として適している。
【0064】(受光素子)受光素子7としては、受光し
た変調光の強弱を電気信号に変換し、発光素子6の波長
域で感度の高いフォトダイオードを使用し、例えば、シ
リコンを材料とするPINフォトダイオードや、アバラ
ンシェフォトダイオード等を用いる。また、受光素子7
は基板8上にハイブリッドに形成されたものでも良い。
【0065】
【発明の効果】本発明に係る双方向光通信モジュールに
よれば、送信光のうち光ファイバへ結合されない迷光成
分を偏光フィルムにより吸収するため、近端反射戻り光
の抑圧行いSNを向上することが可能である。また、モ
ジュールの小型化を実現できる。さらに、部品点数の削
減、製造工程の簡略化、それらに伴う低コスト化を実現
することができる。
【0066】また、上記偏光フィルムを、光ファイバか
ら受光素子へ放射される信号光の光路を幾何学的に一部
のみ遮断する形で配置することにより、送信光の反射戻
り光の抑圧と受信効率の向上を図り、全体のSNをより
向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の双方向光通信リンクの構成を説明する
概略図である。
【図2】本発明の双方向光通信モジュールの実施の形態
1の構成を説明する概略断面図である。
【図3】本発明の双方向光通信モジュールの実施の形態
1の原理を説明する概略断面図である。
【図4】図3の双方向光通信モジュールの概略平面図で
ある。
【図5】本発明の双方向光通信モジュールの実施の形態
2の一例を説明する概略断面図である。
【図6】本発明の双方向光通信モジュールの実施の形態
2の他の例を説明する概略断面図である。
【図7】本発明の双方向光通信モジュールの実施の形態
2の更に他の例を説明する概略断面図である。
【図8】本発明の双方向光通信モジュールの実施の形態
3の一例を説明する概略断面図である。
【図9】本発明の双方向光通信モジュールの実施の形態
3の他の例を説明する概略断面図である。
【図10】本発明の双方向光通信モジュールの実施の形
態4の一例を説明する概略断面図である。
【図11】従来の双方向光通信モジュールの一構成を示
す説明図である。
【図12】従来の双方向光通信モジュールの他の構成を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 双方向光通信モジュール 2 光ファイバ 3 カバーガラス 4 偏光フィルム 5 台座 6 発光素子 7 受光素子 8 パッケージ 9 モニタ用フォトダイオード 11 双方向光通信リンク 12 ボールレンズ 13 集光レンズ 14 反射ミラー S1 LD放射光 SR1 S1の反射戻り光 R1 光ファイバの放射光 RS1 R1のS波成分 RP1 R1のP波成分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/14 10/04 10/06 (72)発明者 藤田 英明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岩井 敬文 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 倉田 幸夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 田村 壽宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA02 BA11 DA03 DA04 DA06 DA36 5F073 AB21 AB25 AB27 AB28 AB29 BA02 FA02 FA06 FA29 5F088 AA03 AA05 AB02 BA03 BA15 BA18 BB01 JA03 JA12 JA13 JA14 JA20 5K002 AA05 BA02 BA13 BA15 BA21 CA02 DA04 FA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光素子と発光素子としての半導体レー
    ザとを備え、一本の光ファイバを用いて送受信を行う双
    方向光通信モジュールにおいて、 前記光ファイバ端面において反射された前記発光素子か
    らの送信光の光路上に、前記送信光の偏光成分と略同一
    の偏光成分を吸収する偏光フィルムを備えたことを特徴
    とする双方向光通信モジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の双方向光通信モジュー
    ルにおいて、 少なくとも前記受光素子を外部雰囲気と遮断する封止部
    材を備え、 前記偏光フィルムは、前記封止部材に取り付けられてい
    ることを特徴とする双方向光通信モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の双方向光通信モジュー
    ルにおいて、 前記偏光フィルムは、少なくとも前記受光素子を外部雰
    囲気と遮断する封止部材を兼ねることを特徴とする双方
    向光通信モジュール。
  4. 【請求項4】 受光素子と発光素子としての半導体レー
    ザとを備え、一本の光ファイバを用いて送受信を行う双
    方向光通信モジュールにおいて、 前記送信光の偏光成分と略同一の偏光成分を吸収する偏
    光フィルムが、前記受光素子の受光領域上に設けられて
    いることを特徴とする双方向光通信モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の双方向光通信モジュールにおいて、 前記偏光フィルムは、前記光ファイバから前記受光素子
    への入射する信号光のうちの一部のみの光路に重なるよ
    う、配置されていることを特徴とする双方向光通信モジ
    ュール。
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