JP2001247583A - 芳香族モノ置換ジクロロホスフェート類の製造方法 - Google Patents

芳香族モノ置換ジクロロホスフェート類の製造方法

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JP2001247583A JP2000064942A JP2000064942A JP2001247583A JP 2001247583 A JP2001247583 A JP 2001247583A JP 2000064942 A JP2000064942 A JP 2000064942A JP 2000064942 A JP2000064942 A JP 2000064942A JP 2001247583 A JP2001247583 A JP 2001247583A
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Masanori Monri
昌則 門利
Seiichi Tanabe
誠一 田辺
Yutaka Takeya
竹谷  豊
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Teijin Ltd
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Teijin Chemicals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便で且つ短時間で生産性良く高収率の芳香
族モノ置換ジクロロホスフェート類を製造する方法を提
供する。 【解決手段】 オキシ塩化リンと、フェノール性OH基
を有する一価の芳香族化合物とを反応させて得られる、
芳香族モノ置換ジクロロホスフェート類の製造方法にお
いて、オキシ塩化リンおよびフェノール性OH基を有す
る一価の芳香族化合物を反応容器に実質的に同時に仕込
み、且つ含水率が0.3〜10重量%の範囲の塩化マグ
ネシウムを触媒として用いることを特徴とする芳香族モ
ノ置換ジクロロホスフェート類の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反応時間が短く、
収率の良好な芳香族モノ置換ジクロロホスフェート類の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オルトまたは縮合リン酸エステル、また
はポリリン酸エステル類の機能性リン化合物は、各種の
熱可塑性樹脂の改質剤として様々な構造の化合物が用い
られている。芳香族モノ置換ジクロロホスフェート類
は、これらの機能性リン化合物を製造する際、中間体と
して好適である点で重要な化合物である。一般に、これ
ら機能性リン化合物の多くは、耐熱性向上のためフェノ
キシ基などの芳香族性の高い置換基を持つものがほとん
どである。
【0003】そこで、所望の芳香族性置換基を持つリン
酸エステルを得るために様々な検討がなされている。そ
の中で、触媒による反応制御によって、所望の構造を持
ったリン酸エステルを得る方法が検討されている。用い
る触媒として例えば、アミンまたはアミド類の塩酸を触
媒として用いる方法等が知られている。しかしながら、
実用的な収率を得るには至っていない。また、金属を触
媒として用いる方法としては、「有機化合物合成法11
〜15巻」有機合成化学協会編の95ページに、鉄粉を
用いた例が示されている。しかしながら、単離収率が4
9%であり実用的でない。
【0004】また、1975年の「Nauk.Ins
t.Technol.Org.Tworzyw Szt
ucznych Politech.Wroclaw
(Pol)」の17巻、3ページから22ページには、
減圧下で金属マグネシウムを用いることによって、高収
率で芳香族モノ置換ジクロロホスフェートが得られるこ
とが示されている。しかしながら、大気圧中におけるオ
キシ塩化リンの沸点よりはるかに高い温度が示されてい
る。また、外部から水分の侵入を抑制するために、完全
に密閉系で反応を行う装置が必要であり、発生する塩化
水素ガスの回収も困難である。
【0005】マグネシウムの化合物を使う例では、19
78年のジャーナルオブアプライドポリマーサイエンス
22巻の2451ページに、酸化マグネシウムを用いた
例として、大気圧中でのオキシ塩化リンと脂肪族のトリ
ブロモネオペンチルアルコールとの反応が知られてい
る。しかしながら、芳香族のフェノール化合物を用いた
反応については、示されていない。
【0006】さらに、マグネシウムの化合物を使う別の
例では、特開平10−7690号公報に、芳香族性置換
基を持つリン酸エステルを高収率で得る方法が開示され
ている。この公報には、用いる触媒として、金属マグネ
シウム、塩化マグネシウム、酸化マグネシウムのうち、
少なくとも一種以上の触媒を用いることが示されてい
る。そして、具体的な方法としては、反応容器にまずオ
キシ塩化リンを入れ、所定量の触媒を入れ、次いでオキ
シ塩化リンが還流するまで加熱を行い、フェノール性O
H基を有する一価の芳香族化合物を少量ずつ滴下する方
法が示されている。しかしながら、かかる方法は操作上
煩雑であり時間がかかり、生産性において十分であると
は云えない。したがって、簡単な装置を用いて、生産性
良く高収率で芳香族モノ置換ジクロロホスフェート類を
製造できる方法が求められていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、簡便で且つ
短時間で生産性良く高収率の芳香族モノ置換ジクロロホ
スフェート類を製造する方法を提供することを目的とす
る。
【0008】本発明者は、この目的を達成せんとして鋭
意検討した結果、原料の添加方法と触媒の含水率に着目
し、触媒として使用する塩化マグネシウム中の水分が実
質的にゼロの塩化マグネシウムを用いてオキシ塩化リン
とフェノール性OH基を有する一価の芳香族化合物とを
反応させた場合、反応が激しすぎて暴走してしまうこと
があり、非常に危険であり、また、塩化マグネシウム中
の水分量が多くなると、反応に要する時間が長くなり、
これに伴い副生成物が多く生成することを見出した。さ
らに、適度な水分量を有する塩化マグネシウムを用い、
加えて使用するフェノール性OH基を有する一価の芳香
族化合物と有機溶媒の水分量を適度な範囲とすること、
そして、原料のオキシ塩化リンとフェノール性OH基を
有する一価の芳香族化合物とを実質的に同時に反応容器
に添加すると、短時間の反応によって高収率で芳香族モ
ノ置換ジクロロホスフェート類が得られることを見出
し、本発明に到達した。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、オキシ塩化リンと、下記式(I)
【0010】
【化3】
【0011】[式中、Arは炭素数6〜15の芳香族基
であり芳香環にハロゲン原子が置換されていてもよ
い。]で示されるフェノール性OH基を有する一価の芳
香族化合物とを反応させて得られる、下記式(II)
【0012】
【化4】
【0013】[式中、Arは炭素数6〜15の芳香族基
であり芳香環にハロゲン原子が置換されていてもよい]
で示される芳香族モノ置換ジクロロホスフェート類の製
造方法において、オキシ塩化リンおよび前記式(I)の
化合物を反応容器に実質的に同時に仕込み、且つ含水率
が0.3〜10重量%の範囲の塩化マグネシウムを触媒
として用い、前記式(II)の化合物を製造することを
特徴とする芳香族モノ置換ジクロロホスフェート類の製
造方法が提供される。
【0014】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
使用されるオキシ塩化リンは市販のものをそのまま用い
ることができる。その際には、99%以上の純度のもの
が好ましい。さらに好ましくは蒸留精製したオキシ塩化
リンである。蒸留精製の方法は、一般的な方法が適用で
き、好ましくは、大気圧下で窒素等の乾燥気体の雰囲気
下において蒸留する方法である。
【0015】本発明で使用されるフェノール性OH基を
有する一価の芳香族化合物は、前記式(I)で表され、
炭素数6〜15の芳香族基としては、例えばベンゼン
環、ナフタレン環、アントラセン環等が挙げられる。前
記式(I)の化合物として、具体的にはフェノール、2
−メチルフェノール、4−メチルフェノール、2−エチ
ルフェノール、4−エチルフェノール、2−イソプロピ
ルフェノール、4−イソプロピルフェノール、2−n−
ブチルフェノール、4−n−ブチルフェノール、2−イ
ソブチルフェノール、4−イソブチルフェノール、2−
tert−ブチルフェノール、4−tert−ブチルフ
ェノール、2−ネオペンチルフェノール、4−ネオペン
チルフェノール、2,4−ジメチルフェノール、2,6
−ジメチルフェノール、2,4−ジ−tert−ブチル
フェノール、2,6−ジ−tert−ブチルフェノー
ル、4−tert−ブチル−2−メチルフェノール、2
−tert−ブチル−4−メチルフェノール、2,4,
6−トリメチルフェノール、2,4,6−トリ−ter
t−ブチルフェノール、2,4−ジ−tert−ブチル
−6−メチルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチ
ル4−メチルフェノール、4−tert−ブチル−2,
6−ジメチルフェノール、2−tert−ブチル−4,
6−ジメチルフェノール、クミルフェノール、1−ナフ
トール、2−ナフトール、2−ビフェノール、3−ビフ
ェノール、4−ビフェノール、4−ベンジルフェノー
ル、1−アントラセノール、2−アントラセノール、9
−アントラセノール、2−クロロフェノール、2,4−
ジクロロフェノール、2,6−ジクロロフェノール、
2,4,6−トリクロロフェノール、2−ブロモフェノ
ール、2,4−ジブロモフェノール、2,6−ジブロモ
フェノール、2,4,6−トリブロモフェノール等が挙
げられる。なかでも、フェノール、2−メチルフェノー
ル、4−メチルフェノール、2,4−ジメチルフェノー
ル、2,6−ジメチルフェノールが工業的に入手し易く
好ましく、特にフェノールが好ましい。
【0016】本発明における芳香族モノ置換ジクロロホ
スフェートの製造方法において、反応時に用いる触媒は
塩化マグネシウムであり、適当量の水分を含有した粉末
か顆粒状のものが好ましい。塩化マグネシウム触媒の含
水率は0.3〜10重量%であり、好ましくは0.5〜
8重量%であり、さらに好ましくは1〜5重量%であ
る。塩化マグネシウム触媒の含水率が0.3重量%未満
の場合は、塩化マグネシウムを用いてオキシ塩化リンと
フェノール性OH基を有する一価の芳香族化合物とを反
応させた場合、反応が激しすぎて暴走してしまう恐れが
あり、非常に危険であると同時に、生成物が複雑となり
収率も低下し好ましくない。また、塩化マグネシウム触
媒の含水率が10重量%より大きい場合には、反応に要
する時間が長くかかり、また、副生成物が多く生成し易
くなり好ましくない。
【0017】また、本発明で使用される前記式(I)で
表されるフェノール性OH基を有する一価の芳香族化合
物は、その含水率が20〜5000ppmの範囲が好ま
しく、30〜4000ppmの範囲がより好ましく、4
0〜3000ppmの範囲がさらに好ましい。かかる含
水率の芳香族化合物を用いることにより、短時間の反応
によって高収率で芳香族モノ置換ジクロロホスフェート
類が得られ好ましい。さらに後述する有機溶媒を使用し
た場合、上記フェノール性OH基を有する一価の芳香族
化合物と有機溶媒との合計量に対して、含水率が20〜
5000ppmの範囲が好ましく、30〜4000pp
mの範囲がより好ましく、40〜3000ppmの範囲
がさらに好ましい。かかる含水率の範囲の芳香族化合物
および有機溶媒を用いることにより、短時間の反応によ
って高収率で芳香族モノ置換ジクロロホスフェート類が
得られ好ましい。
【0018】本発明における芳香族モノ置換ジクロロホ
スフェートの製造方法において、反応時に用いるオキシ
塩化リンと前記式(I)で示されるフェノール性OH基
を有する一価の芳香族化合物との割合は、モル比で1.
0〜4.0:1.0の範囲が好ましく、2.3〜4.
0:1.0の範囲がより好ましい。オキシ塩化リンの割
合が上記範囲内である場合は、副生成物である一価の芳
香族化合物の2,3置換体を生成する割合が低くなり好
ましい。また、過剰に用いたオキシ塩化リンの回収に時
間があまりかからず好ましい。
【0019】本発明の製造方法において、反応時に用い
る塩化マグシウム触媒と、前記式(I)で示されるフェ
ノール性OH基を有する一価の芳香族化合物との割合
は、モル比で0.01〜0.25:1.0の範囲が好ま
しく、0.01〜0.15:1.0の範囲がより好まし
い。塩化マグシウム触媒の割合が上記範囲内であると触
媒としての効果が発揮され、また、副反応の起きる割合
が低くなり目的の芳香族モノ置換ジクロロホスフェート
が高収率で得られ好ましい。
【0020】本発明の製造方法において、反応時の圧力
は大気圧下もしくは加圧下で行うことが好ましい。ここ
で大気圧とは、反応容器内を特に加圧も減圧もしていな
い状態のことである。好ましくは、窒素等の不活性乾燥
気体をフローすることによって、反応容器内がわずかに
加圧され水蒸気を含んだ外気が侵入しない状態である。
従って乾燥気体の置換方法は、反応容器内の乾燥気体を
連続的または断続的に置換すればよく、好ましくは連続
的にフローする方法である。
【0021】上記不活性乾燥気体とは、反応に関与せ
ず、かつ充分に乾燥した状態の気体である。具体的に
は、窒素、アルゴン、ヘリウムガス等が挙げられる。好
ましくは、比較的安価で容易に入手できる窒素である。
さらに好ましくは、塩化カルシウム等の乾燥剤や、硫酸
中にバブリングすることによって完全に乾燥させた窒素
である。乾燥窒素あるいは不活性ガスで反応容器の空間
部を置換するのは、発生する塩化水素ガスを反応系外に
除去するだけでなく、反応系外から水分の侵入を防ぐ目
的がある。
【0022】本発明の製造方法において、有機溶媒を使
用することができる。溶媒の種類は反応に関与しなけれ
ば特に限定はされず、好ましくは塩化メチレン、ジクロ
ロエタン、クロロベンゼンが挙げられる。さらに好まし
くは、比較的沸点の高いクロロベンゼンである。溶媒の
量は、フェノール性OH基有する一価の芳香族化合物を
十分に溶解できる程度用いるのがよい。あまり多く用い
ると、バッチ当たりの収量が少なくなり生産性が低下
し、また、溶媒の回収にも時間がかかり好ましくない。
フェノール性OH基有する一価の芳香族化合物がオキシ
塩化リンに可溶な場合には、溶媒は使用しないほうが好
ましい。
【0023】本発明の製造方法における反応方法は、フ
ェノール性OH基を有する一価の芳香族化合物およびオ
キシ塩化リンを反応容器に実質的に同時に仕込み、また
は必要であれば溶媒を添加し、引き続き所定量の触媒を
添加する。触媒が完全に溶解した時点で昇温を開始しオ
キシ塩化リンの還流温度で反応する方法が採用される。
反応は速やかに進行し、約20〜30分で芳香族モノ置
換ジクロロホスフェートの合成反応は終了する。ここ
で、実質的に同時に仕込むというのは、厳密に全く両者
を同時に添加することのみを意味するものではなく、一
方の剤を添加し、この剤を添加終了後、少なくとも10
分以内、好ましくは5分以内、より好ましくは3分以
内、特に好ましくは1分以内に他方の剤が添加を終了し
ていることを意味している。
【0024】この様に、原料を一括投入した場合には、
短時間で反応が進み、高収率で所望の芳香族モノ置換ジ
クロロホスフェートが得られ、また、装置が簡略化で
き、生産性も向上する。さらに、フェノール性OH基を
有する一価の芳香族化合物が、オキシ塩化リンに可溶の
場合には、オキシ塩化リンが実質溶媒としても使用でき
るため溶媒は使用しなくて済み、バッチ当たりの収量が
多くなる。また、回収工程がより簡略化される利点があ
る。
【0025】一方、フェノール性OH基を有する一価の
芳香族化合物を少量ずつ滴下する方法を用いた場合に
は、反応が徐々に進行し、芳香族モノ置換ジクロロホス
フェートの合成に時間がかかり、生産性の点で不十分と
なる。反応時間が30分程度の場合には、未反応のフェ
ノール性OH基を有する一価の芳香族化合物が残留する
ことがある。
【0026】本発明の製造方法によれば、未反応のオキ
シ塩化リン及び溶媒を留去しただけで、使用したフェノ
ール性OH基を有する一価の芳香族化合物からの収率で
90%以上の本発明の目的生成物が得られる。従って、
そのまま次の反応に用いることができる。さらに高純度
の芳香族モノ置換ジクロロホスフェートが必要な場合
は、大気圧中あるいは減圧下、蒸留によって精製を行う
ことができる。好ましくは減圧蒸留である。
【0027】本発明において、フェノール性OH基を有
する一価の芳香族化合物を原料として製造される芳香族
モノ置換ジクロロホスフェートの具体例としては、モノ
フェニルジクロロホスフェート、モノ(2−メチルフェ
ニル)ジクロロホスフェート、モノ(4−メチルフェニ
ル)ジクロロホスフェート、モノ(2−エチルフェニ
ル)ジクロロホスフェート、モノ(4−エチルフェニ
ル)ジクロロホスフェート、モノ(2−イソプロピルフ
ェニル)ジクロロホスフェート、モノ(4−イソプロピ
ルフェニル)ジクロロホスフェート、モノ(2−n−ブ
チルフェニル)ジクロロホスフェート、モノ(4−n−
ブチルフェニル)ジクロロホスフェート、モノ(2−イ
ソブチルフェニル)ジクロロホスフェート、モノ(4−
イソブチルフェニル)ジクロロホスフェート、モノ(2
−tert−ブチルフェニル)ジクロロホスフェート、
モノ(4−tert−ブチルフェニル)ジクロロホスフ
ェート、モノ(2−ネオペンチルフェニル)ジクロロホ
スフェート、モノ(4−ネオペンチルフェニル)ジクロ
ロホスフェート、モノ(2,4−ジメチルフェニル)ジ
クロロホスフェート、モノ(2,6−ジメチルフェニ
ル)ジクロロホスフェート、モノ(2,4−ジ−ter
t−ブチルフェニル)ジクロロホスフェート、モノ
(2,6−ジ−tert−ブチルフェニル)ジクロロホ
スフェート、モノ(4−tert−ブチル−2−メチル
フェニル)ジクロロホスフェート、モノ(2−tert
−ブチル−4−メチルフェニル)ジクロロホスフェー
ト、モノ(2,4,6−トリメチルフェニル)ジクロロ
ホスフェート、モノ(2,4,6−トリ−tert−ブ
チルフェニル)ジクロロホスフェート、モノ(2,4−
ジ−tert−ブチル−6−メチルフェニル)ジクロロ
ホスフェート、モノ(2,6−ジ−tert−ブチル−
4−メチルフェニル)ジクロロホスフェート、モノ(4
−tert−ブチル−2,6−ジメチルフェニル)ジク
ロロホスフェート、モノ(2−tert−ブチル−4,
6−ジメチルフェニル)ジクロロホスフェート、モノ
(クミルフェニル)ジクロロホスフェート、モノ(1−
ナフチル)ジクロロホスフェート、モノ(2−ナフチ
ル)ジクロロホスフェート、モノ(2−ビフェニル)ジ
クロロホスフェート、モノ(3−ビフェニル)ジクロロ
ホスフェート、モノ(4−ビフェニル)ジクロロホスフ
ェート、モノ(4−ベンジルフェニル)ジクロロホスフ
ェート、モノ(1−アントラセニル)ジクロロホスフェ
ート、モノ(2−アントラセニル)ジクロロホスフェー
ト、モノ(9−アントラセニル)ジクロロホスフェート
等が挙げられる。
【0028】これらの芳香族モノ置換ジクロロホスフェ
ート類は、各種の熱可塑性樹脂の改質剤等として用いら
れる機能性リン化合物として有用なオルトまたは縮合リ
ン酸エステル、ポリリン酸エステル類を製造する際の重
要な中間体として好適に使用される。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例によって、さらに詳細
に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定される
ものではない。但し、収率は重量%で示した。なお、実
施例で使用した含水率の低い塩化マグネシウム触媒は、
シリカゲル入りのデシケーター内で保管していたもの
を、ドライボックス中で計量しすぐに反応に使用した。
また、比較例2および比較例6で使用した含水率の高い
塩化マグネシウム触媒は、試薬棚でそのまま保管してい
たものを空気中で計量して反応に使用した。塩化マグネ
シウム触媒の含水率の分析、原料のフェノール性OH基
を有する一価の芳香族化合物及び溶媒の含水率の分析、
目的生成物および副生成物の分析は、次の方法に従っ
た。
【0030】(1)塩化マグネシウム触媒、原料のフェ
ノール性OH基を有する一価の芳香族化合物及び溶媒の
含水率の分析塩化マグネシウム触媒の含水率 試料0.35gを精秤し、この固体試料をカールフィッ
シャー(三菱化成(株)製電量滴定式水分測定装置 C
A−06型、陽極液;アクアミクロンAX、陰極液;ア
クアミクロンCXU)により測定を行った。
【0031】原料のフェノール性OH基を有する一価の
芳香族化合物及び溶媒の含水率 溶媒を使用しない場合は、原料のフェノール性OH基を
有する一価の芳香族化合物を溶融させ0.5gを精秤し
て上記のカールフィッシャーにシリンジで注入すること
により測定を行った。又、溶媒を使用する場合は、原料
のフェノール性OH基を有する一価の芳香族化合物を溶
媒に溶解させたもの0.5gを精秤して上記のカールフ
ィッシャーにシリンジで注入することにより測定を行っ
た。
【0032】(2)目的生成物及び副生成物の分析31 P−NMR及び1H−NMRを用いて分析を行った。
【0033】[実施例1]攪拌器、冷却器を備えた30
0mlの三つ口フラスコに、大気圧下で含水率50pp
mのフェノール30.51g(0.324mol)及び
オキシ塩化リン171.5g(1.118mol)を同
時に入れ、さらに触媒として含水率2.4重量%の塩化
マグネシウム(MgCl2;赤穂化成(株)製PS)
0.46g(0.0048mol)を加えて窒素(43
ml/min)をフローした。次にオイルバスを約11
0℃〜120℃に加熱した。フラスコの内温が85〜8
6℃になった辺りから反応溶液中の泡だちが激しくなっ
た。加熱開始後、約20分で泡立ちは無くなった。この
泡立ちが無くなった後、さらに10分攪拌を行った。こ
の時点で反応溶液のサンプリングを行い1H−NMRス
ペクトルにより、未反応のフェノールが存在しないこと
を確認した。次いで、この反応溶液中の過剰のオキシ塩
化リンを留去して目的のモノフェニルジクロロホスフェ
ートを得た。収率は98.0%であった。なお、副生成
物は、ジフェニルモノクロロホスフェートであった。ト
リフェニルホスフェートの生成は認められなかった。反
応中に発生する塩化水素のガスは、フローした窒素と共
に水酸化ナトリウム水溶液にバブリングさせて回収し
た。
【0034】[実施例2]実施例1において、含水率2
000ppmのフェノール30.51g(0.324m
ol)を用い、オキシ塩化リンの量を124.2g
(0.81mol)に代え、含水率1.5重量%の塩化
マグネシウムを用いた以外は、実施例1と同様の操作を
行った。目的のモノフェニルジクロロホスフェートの収
率は92.0%であった。
【0035】[実施例3]攪拌器、冷却器を備えた30
0mlの三つ口フラスコに、大気圧下で4−メチルフェ
ノール35.02g(0.324mol)、クロロベン
ゼン60ml、(4−メチルフェノールとクロロベンゼ
ンの合計量に対して含水率が600ppm)及びオキシ
塩化リン171.5g(1.118mol)を同時に入
れ、さらに触媒として含水率2.4重量%の塩化マグネ
シウム3.07g(0.032mol)を加えて窒素
(43ml/min)をフローした。次にオイルバスを
約110℃〜120℃に加熱した。フラスコの内温が8
5〜86℃になった辺りから反応溶液中の泡だちが激し
くなった。加熱開始後、約15分で泡立ちは無くなっ
た。この泡立ちが無くなった後、さらに15分攪拌を行
った。この時点で反応溶液のサンプリングを行い1H−
NMRスペクトルにより、未反応の4−メチルフェノー
ルが存在しないことを確認した。次いで、この反応溶液
中の過剰のオキシ塩化リンを留去して目的のモノ(4−
メチルフェニル)ジクロロホスフェートを得た。収率は
97.3%であった。
【0036】[実施例4]実施例3において、オキシ塩
化リンを124.2g(0.81mol)使用し、含水
率1.5重量%の塩化マグネシウムを0.46g(0.
0048mol)用いた以外は、実施例3と同様の操作
を行った。目的のモノ(4−メチルフェニル)ジクロロ
ホスフェートの収率は91.5%であった。
【0037】[比較例1]攪拌器、滴下ロート、冷却器
を備えた200mlの三つ口フラスコに、大気圧下でオ
キシ塩化リン34.4g(223mmol)を入れ、さ
らに触媒として含水率2.4重量%の塩化マグネシウム
0.091g(0.96mmol)を加えて窒素(43
ml/min)をフローした。滴下ロートには、クロロ
ベンゼン(10ml)に溶かしたフエノール6.0g
(63.8mmol)を入れた(フェノールとクロロベ
ンゼンの合計量に対して含水率が600ppm)。この
時のオキシ塩化リンとフェノールのモル比は、3.5:
1.0であった。次に、オイルバスを約110℃に加熱
し、フラスコ内のオキシ塩化リンが還流するのを確認し
た後、フェノール滴下を開始した。滴下時間は30分と
し、滴下終了後すぐに反応を終了して目的のモノフェニ
ルジクロロホスフェートを得た。反応中発生する塩化水
素のガスは、フローした窒素と共に水酸化ナトリウム水
溶液にバブリングさせて回収した。反応溶液の1H−N
MRスペクトルを測定したところ、未反応のフェノール
が残存していた。次いで、この反応溶液中の過剰のオキ
シ塩化リンおよびクロロベンゼンを留去して目的のモノ
フェニルジクロロホスフェートを得た。収率は87.2
%であった。
【0038】[比較例2]攪拌器、冷却器を備えた30
0mlの三つ口フラスコに、大気圧下で含水率50pp
mのフェノール30.51g(0.324mol)及び
オキシ塩化リン171.5g(1.118mol)を同
時に入れ、さらに触媒として含水率20.5重量%の塩
化マグネシウム0.58g(0.0048mol)を加
えて窒素(43ml/min)をフローした。次にオイ
ルバスを約110℃〜120℃に加熱した。フラスコの
内温が110℃付近で還流が始まっても反応溶液中の泡
だちは、ほとんど観察されなかった。加熱開始後、5時
間で反応溶液のサンプリングを行い1H−NMRスペク
トルにより、未反応のフェノールが存在しないことを確
認した。次いで、この反応溶液中の過剰のオキシ塩化リ
ンを留去して目的のモノフェニルジクロロホスフェート
を得た。収率は83.5%であった。なお、副生成物
は、ジフェニルモノクロロホスフェートであった。トリ
フェニルホスフェートの生成は認められなかった。反応
中に発生する塩化水素のガスは、フローした窒素と共に
水酸化ナトリウム水溶液にバブリングさせて回収した。
【0039】[比較例3]攪拌器、冷却器を備えた30
0mlの三つ口フラスコに、大気圧下で含水率10pp
mのフェノール30.51g(0.324mol)及び
オキシ塩化リン171.5g(1.118mol)を同
時に入れ、さらに触媒として含水率0.1重量%の塩化
マグネシウム0.46g(0.0048mol)を加え
て窒素(43ml/min)をフローした。次にオイル
バスを約110℃〜120℃に加熱した。フラスコの内
温が85〜86℃になった辺りから反応溶液中の泡だち
が激しくなってきて、加熱開始後、約10分で反応を制
御できなくなり溶媒が突沸し系外に飛散した。この時点
で加熱を終了させ、反応溶液のサンプリングを行い1
−NMRスペクトルにより、未反応のフェノールが存在
しないことを確認した。次いで、この反応溶液中の過剰
のオキシ塩化リンを留去して目的のモノフェニルジクロ
ロホスフェートを得た。収率は87.0%であった。な
お、副生成物は、ジフェニルモノクロロホスフェートで
あった。トリフェニルホスフェートの生成は認められな
かった。反応中に発生する塩化水素のガスは、フローし
た窒素と共に水酸化ナトリウム水溶液にバブリングさせ
て回収した。
【0040】[比較例4]攪拌器、滴下ロート、冷却器
を備えた300mlの三つ口フラスコに、大気圧下でオ
キシ塩化リン171.5g(1.118mol)を入
れ、さらに触媒として含水率0.1重量%の塩化マグネ
シウム0.92g(0.0096mol)を加えて窒素
(43ml/min)をフローした。滴下ロートには、
クロロベンゼン(60ml)に溶かしたフェノール3
0.51g(0.324mol)を入れた(フェノール
とクロロベンゼンの合計量に対して含水率が6000p
pm)。次にオイルバスを約110℃〜120℃に加熱
し、フラスコ内のオキシ塩化リンが還流するのを確認し
た後、フェノール滴下を開始した。滴下中、反応溶液中
の泡だちは激しかった。滴下時間は、反応が制御可能な
1時間とした。滴下終了後さらに2時間分攪拌を行っ
た。この時点で反応溶液のサンプリングを行い1H−N
MRスペクトルにより、未反応のフェノールが存在しな
いことを確認した。次いで、この反応溶液中の過剰のオ
キシ塩化リン及びクロロべンゼンを留去して目的のモノ
フェニルジクロロホスフェートを得た。収率は80.0
%であった。なお、副生成物は、ジフェニルモノクロロ
ホスフェートであった。トリフェニルホスフェートの生
成は認められなかった。反応中に発生する塩化水素のガ
スは、フローした窒素と共に水酸化ナトリウム水溶液に
バブリングさせて回収した。
【0041】[比較例5]比較例3において、オキシ塩
化リンの量を39.7g(0.259mol)とした以
外は、比較例3と同様の操作を行った。この場合も比較
例3と同様に反応の制御はできなくなり、溶媒が突沸し
系外に飛散した。目的のモノフェニルジクロロホスフェ
ートの収率は47.5%であった。
【0042】[比較例6]攪拌器、滴下ロート、冷却器
を備えた300mlの三つ口フラスコに、大気圧下でオ
キシ塩化リン171.5g(1.118mol)を入
れ、さらに触媒として含水率20.5重量%の塩化マグ
ネシウム1.15g(0.0096mol)を加えて窒
素(43ml/min)をフローした。滴下ロートに
は、クロロベンゼン(60ml)に溶かした4−メチル
フェノール35.03g(0.324mol)を入れた
(4−メチルフェノールとクロロベンゼンの合計量に対
して含水率が600ppm)。次にオイルバスを約11
0℃〜120℃に加熱し、フラスコ内のオキシ塩化リン
が還流するのを確認した後、4−メチルフェノール滴下
を開始した。フラスコの内温が110℃付近で還流が始
まっても反応溶液中の泡だちは、ほとんど観察されなか
った。加熱開始後、5時間で反応溶液のサンプリングを
行い1H−NMRスペクトルにより、未反応の4−メチ
ルフェノールが存在しないことを確認した。次いで、こ
の反応溶液中の過剰のオキシ塩化リン及びクロロベンゼ
ンを留去して目的のモノ(4−メチルフェニル)ジクロ
ロホスフェートを得た。収率は85.3%であった。な
お、副生成物は、ジ(4−メチルフェニル)モノクロロ
ホスフェートであった。トリ(4−メチルフェニル)ホ
スフェートの生成は認められなかった。反応中に発生す
る塩化水素のガスは、フローした窒素と共に水酸化ナト
リウム水溶液にバブリングさせて回収した。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、簡便な反応装置を用い
て、短時間で且つ高収率で芳香族モノ置換ジクロロホス
フェートを得ることができる。この芳香族モノ置換ジク
ロロホスフェートは、高分子材料の多様な添加剤として
使用されるリン化合物の製造に供する中間体として好適
に用いられ、その奏する工業的効果は格別である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹谷 豊 東京都千代田区内幸町1丁目2番2号 帝 人化成株式会社内 Fターム(参考) 4H039 CA90 CD10 CD20 4H050 AA02 BA06 BA37 BB10 BC31 BC34 WA23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オキシ塩化リンと、下記式(I) 【化1】 [式中、Arは炭素数6〜15の芳香族基であり芳香環
    にハロゲン原子が置換されていてもよい。]で示される
    フェノール性OH基を有する一価の芳香族化合物とを反
    応させて得られる、下記式(II) 【化2】 [式中、Arは炭素数6〜15の芳香族基であり芳香環
    にハロゲン原子が置換されていてもよい]で示される芳
    香族モノ置換ジクロロホスフェート類の製造方法におい
    て、オキシ塩化リンおよび前記式(I)の化合物を反応
    容器に実質的に同時に仕込み、且つ含水率が0.3〜1
    0重量%の範囲の塩化マグネシウムを触媒として用い、
    前記式(II)の化合物を製造することを特徴とする芳
    香族モノ置換ジクロロホスフェート類の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記式(I)で示されるフェノール性O
    H基を有する一価の芳香族化合物の含水率が、20〜5
    000ppmの範囲である請求項1記載の芳香族モノ置
    換ジクロロホスフェート類の製造方法。
  3. 【請求項3】 オキシ塩化リンと、前記式(I)で示さ
    れるフェノール性OH基を有する一価の芳香族化合物と
    を有機溶媒中で反応させ、且つ該芳香族化合物と該有機
    溶媒との合計量に対して、含水率が20〜5000pp
    mの範囲である請求項1記載の芳香族モノ置換ジクロロ
    ホスフェート類の製造方法。
  4. 【請求項4】 オキシ塩化リンと前記式(I)で示され
    るフェノール性OH基を有する一価の芳香族化合物との
    割合が、モル比で1.0〜4.0:1.0である請求項
    1記載の芳香族モノ置換ジクロロホスフェート類の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 前記式(I)で示されるフェノール性O
    H基を有する一価の芳香族化合物と塩化マグネシウムと
    の割合が、モル比で1.0:0.01〜0.25である
    請求項1記載の芳香族モノ置換ジクロロホスフェート類
    の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008044895A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Fujifilm Corp o−ビフェニルジフェニルホスフェートおよびトリフェニルホスフェートの混合物の製造方法。
JP2010013649A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Cheil Industries Inc 難燃及び衝撃改質剤、その製造方法、並びにそれを含む熱可塑性樹脂組成物

Cited By (3)

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JP2008044895A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Fujifilm Corp o−ビフェニルジフェニルホスフェートおよびトリフェニルホスフェートの混合物の製造方法。
JP4716954B2 (ja) * 2006-08-17 2011-07-06 富士フイルム株式会社 o−ビフェニルジフェニルホスフェートおよびトリフェニルホスフェートの混合物の製造方法。
JP2010013649A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Cheil Industries Inc 難燃及び衝撃改質剤、その製造方法、並びにそれを含む熱可塑性樹脂組成物

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