JP2001246937A - 車両用チェックリンク装置 - Google Patents
車両用チェックリンク装置Info
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Abstract
ックリンクアームからの突出量を小さく抑える。 【解決手段】 ドア15側に取付けられるケース体1
に、チェックリンクアーム5を挿通し、挿通したチェッ
クリンクアーム5の一端を車体33に枢支し、他端とな
る遊端側に、前記ケース体1と当接し合うストッパー部
材41を設ける。そのストッパー部材41を、金属製の
材質により板状に作り、上面43と下面44が水平方向
で、下面43側がチェックリンクアーム5の遊端側上面
と面接触し合うストッパー本体45と、ストッパー本体
45から延長され、前記チェックリンクアーム5の遊端
側に設けられた取付孔55に挿通して固定支持する取付
部47と、ストッパー本体45の上面とほぼ同一面状に
連続し、前方端面が当り面51となる左右一対のストッ
パー部53とで構成し、突出量を小さく抑える。
Description
車両用チェックリンク装置に関する。
ば、実開昭58−33079号公報に示すように、ドア
側に取付けられ、内部にチェック機構を内装したケース
体と、ケース体を貫通し、貫通した一端が車体に枢支さ
れたチェックリンクアームと、チェックリンクアームの
他端となる遊端側に設けられ、ドアの全開時に前記ケー
ス体と当接し合うストッパー部材とから成っている。
製のブラケット内に、ドアの全開時に前記ケース体と当
接し合うゴム等の材質で作られた弾性部材が組込まれた
構造となっていて、固定ピンによってチェックリンクア
ームの遊端側に固定支持された構造となっている。
属製のブラケットと、そのブラケット内に収納された弾
性部材と、固定用の固定ピンとから成り、ストッパー部
材としての機能面から考えると部品点数が多くコスト
性、組付け性の面において望ましくない。
あって、ドアの開閉に対応してドア内を移動するため移
動用の空間が必要となるが、ストッパー部材はチェック
リンクアームに対して直交し合う方向に組付けられるた
め、チェックリンクアームからの突出量が大きくなる。
このため、ドア内に、他の部品との干渉を回避する大き
な移動用の空間を確保する必要があり、ドア内の機能部
品のレイアウトに制約を受ける等の不具合があった。
品点数を少なくし、チェックリンクアームからの突出量
を小さく抑えることができるようにした車両用チェック
リンク装置を提供することを目的としている。
に、この発明の請求項1にあっては、ドア側に取付けら
れ、内部にチェック機構を内装したケース体に、チェッ
クリンクアームを挿通し、挿通したチェックリンクアー
ムの一端を車体に枢支し、他端となる遊端側に、前記ケ
ース体と当接し合うストッパー部材を設け、ストッパー
部材は、金属製の材質により板状に作られ、上面と下面
が水平方向で、下面側がチェックリンクアームの遊端側
上面と面接触し合うストッパー本体と、ストッパー本体
から延長され、前記チェックリンクアームの遊端側に設
けられた少なくとも取付孔に挿通して固定支持される取
付部と、ストッパー本体の上面とほぼ同一面状に連続
し、前方端面が当り面となる左右一対のストッパー部と
で構成する。
点数は1点で済むため、コスト面において大変好ましい
ものになると共に、取付部を取付孔に挿通して固定支持
すれば良いため、取付けも迅速に完了し、取付性を損な
うこともない。しかも、ストッパー本体は、チェックリ
ンクアームの遊端面と面接触の状態で組付く条件と相俟
って衝撃に強い取付け強度が得られる。また、ストッパ
ー部材は、チェックリンクアームから外方へ大きく突出
することがなくなり、ドア内に大きな移動用の空間の確
保が不必要となるため、ドア内に配置する機能部品レイ
アウトの設計自由度が増すようになる。
ッパー部の当り面を、チェックリンクアームのアーム領
域内に配置する。この場合、当り面はチェックリンクア
ームの中心軸線と同一位置にあることが望ましい。
体と当接し合う。この時の衝撃エネルギーをチェックリ
ンクアーム内で受け止めることができるため、衝撃に強
いストッパー強度が得られる。
ックリンクアームの遊端側で、ストッパー部材の直前位
置に、ケース体の動きを減速させるブレーキ部を設け
る。
て、ケース体は、ブレーキ部によって動きが急速に減速
される。この結果、ストッパー部材の当り面とは弱く当
接し合うため、取付け強度面において大変好ましいもの
になると共に、当接時の音も小さくて済むメリットも得
られる。
ながらこの発明の実施の形態について具体的に説明す
る。
のケース体、5はケース体1を貫通したチェックリンク
アームをそれぞれ示している。
ク機構7が内装されたケース本体9と、ケース本体9の
前面開放側を閉塞するカバー部材11とから成ってい
る。カバー部材11のフランジ11aとケース本体9の
フランジ9aは一体に固着され、カバー部材11及びケ
ース本体9の各フランジ9a,11aには、ボルト孔1
3が設けられ、そのボルト孔13にボルト(図示してい
ない)を螺合することで、ドア15の内部に取付けられ
るようになっている。
7は、チェックリンクアーム5のアーム上面5aと下面
5bに作用する上下一対の滑動子21,21と、滑動子
21,21の動きに対応して弾性変形する上下一対の弾
性体23,23とから成り、弾性体23は、ゴム等の材
質で作られている。
金25の全体を被覆する樹脂モールド部27とから成っ
ている。
覆成形するため、型構造が容易となり安価に製作できる
ようになっている。チェックリンクアーム5の上面5a
と下面5bは第1のブレーキ部29と第2のブレーキ部
31とを有する制御面となっていて、一端は、車体33
に固着されるブラケット35にピン37を介して回動自
在に結合支持されている。
アーム5のほぼ中間部位に、第2のブレーキ部31は他
端となる遊端側にそれぞれ配置され、断面V字状の制御
面39を有する形状となっている。V字状の制御面39
は、ドア15の開閉によってケース体1に設けられた滑
動子21がスライド移動する時に、いずれか一方の制御
面39が昇り面となることで、大きな摺動抵抗が発生し
て、動きが急激に減速される機能を備えている。
る遊端側には、ストッパー部材41が設けられ、ストッ
パー部材41と前記第2のブレーキ部31とは、近接し
た前後の関係に配置されたレイアウト構造となってい
る。
り板状に作られ、上面43と下面44が水平方向となる
ストッパー本体45と、ストッパー本体45のほぼ中央
部位から下方へ延長された前後の取付部47,49と、
ストッパー本体45の上面43とほぼ同一面状に連続
し、前方端面が当り面51となる左右一対のストッパー
部53とで構成されている。
前後の取付部47,49の内、前方の取付部47は、図
2に示すように、チェックリンクアーム5の遊端側に設
けられた取付孔55を挿通した後、裏面に沿って折曲げ
られている。後方の取付部49は、チェックリンクアー
ム5の遊端側端縁に設けられた前方が開放する係合凹部
57と係合した後、裏面に沿って折曲げられている。
4がチェックリンクアーム5の遊端側上面と面接触し合
う状態で固定支持されている。
て断面クランク状に屈曲され、前方の当り面51は、チ
ェックリンクアーム5の両サイドで、かつ、チェックリ
ンクアーム5の厚み領域内にあり、好ましくは、中心軸
線とほぼ同位置に配置された形状となっている。
によれば、前方の取付部47を取付孔55に挿通した
後、折り曲げる。また、後方の取付部49を係合凹部5
7に係合させた後、折り曲げることで固定支持され、取
付けが完了するため、取付性を損なうことはない。この
時の取付状態は、ストッパー本体45の下面44が、チ
ェックリンクアーム5の遊端側上面と面接触の状態で組
付く条件と相俟って、衝撃に強い取付け強度が得られる
と共に、ストッパー部材41としての部品点数は1点で
済むようになり、コスト面において大変好ましいものと
なる。
ストッパー部53の当り面51と当接し合う。この時、
ケース体1は、全開時の直前において、第2のブレーキ
部31によって動きが減速される結果、当り面51への
衝撃力は大幅に弱まるようになる。しかも、当接時の音
も小さくて済むメリットが得られる。
をチェックリンクアーム5内に受け止めることができる
ため、衝撃に強いストッパー強度が得られる。
クアーム5から外方へ大きく突出することがないため、
ドア15内に大きな移動用の空間の確保が不必要とな
り、ドア15内に配置する機能部品レイアウトの設計自
由度が増すようになる。
ックリンク装置によれば、次のような効果を奏する。
済ますことができるようになり、コスト性の面で大変好
ましいものとなる。
アームから大きく突出することがないため、ドア内に大
きな移動用の空間の確保が不必要となるので、ドア内に
配置する機能部品レイアウトの設計自由度を増すことが
できる。
ーム内で受け止めることができるため、衝撃に強いスト
ッパー強度が得られる。
体の動きを減速することが可能となるため、当り面への
衝撃力を大幅に弱めることができると共に、当接時の音
を小さくできるメリットが得られる。
図。
材を取外したチェックリンク装置の斜視図。
Claims (3)
- 【請求項1】 ドア側に取付けられ、内部にチェック機
構を内装したケース体に、チェックリンクアームを挿通
し、挿通したチェックリンクアームの一端を車体に枢支
し、他端となる遊端側に、前記ケース体と当接し合うス
トッパー部材を設け、ストッパー部材は、金属製の材質
により板状に作られ、上面と下面が水平方向で、下面側
がチェックリンクアームの遊端側上面と面接触し合うス
トッパー本体と、ストッパー本体から延長され、前記チ
ェックリンクアームの遊端側に設けられた少なくとも取
付孔に挿通して固定支持される取付部と、ストッパー本
体の上面とほぼ同一面状に連続し、前方端面が当り面と
なる左右一対のストッパー部とで構成されていることを
特徴とする車両用チェックリンク装置。 - 【請求項2】 ストッパー部の当り面は、チェックリン
クアームのアーム領域内に配置されていることを特徴と
する請求項1記載の車両用チェックリンク装置。 - 【請求項3】 チェックリンクアームの遊端側で、スト
ッパー部材の直前位置にケース体の動きを減速させるブ
レーキ部を設けたことを特徴とする請求項1記載の車両
用チェックリンク装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000063466A JP3892639B2 (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | 車両用チェックリンク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2000063466A JP3892639B2 (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | 車両用チェックリンク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001246937A true JP2001246937A (ja) | 2001-09-11 |
JP3892639B2 JP3892639B2 (ja) | 2007-03-14 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3892639B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120246871A1 (en) * | 2011-03-29 | 2012-10-04 | Mitsui Kinzoku Act Corporation | Door check link apparatus for vehicle |
-
2000
- 2000-03-08 JP JP2000063466A patent/JP3892639B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20120246871A1 (en) * | 2011-03-29 | 2012-10-04 | Mitsui Kinzoku Act Corporation | Door check link apparatus for vehicle |
US8499416B2 (en) * | 2011-03-29 | 2013-08-06 | Mitsui Kinzoku Act Corporation | Door check link apparatus for vehicle |
Also Published As
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JP3892639B2 (ja) | 2007-03-14 |
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