JP2001246007A - 消火栓装置 - Google Patents

消火栓装置

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JP2001246007A
JP2001246007A JP2000065682A JP2000065682A JP2001246007A JP 2001246007 A JP2001246007 A JP 2001246007A JP 2000065682 A JP2000065682 A JP 2000065682A JP 2000065682 A JP2000065682 A JP 2000065682A JP 2001246007 A JP2001246007 A JP 2001246007A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消火栓装置を薄型化するとともに、その全体
の強度を簡単な構成で保持する。 【解決手段】 キャビネット本体は、前面を開放する筐
体に形成するとともに、補強枠が前面近傍に固定されて
おり、化粧枠は、中央に扉体が配置される開口部を備え
る断面略コ字形の枠状に形成されるとともに、複数箇所
に固定部材が形成されて、化粧枠の各固定部材が、キャ
ビネット本体内の補強枠に着脱自在に固着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消火栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の消火栓装置は、先端にノズルが設
けられた保形ホースなどが収納されているキャビネット
本体に、その前面に扉体を設けてこの扉体の周囲とキャ
ビネット本体前面との隙間をなくすように化粧枠をキャ
ビネット本体を固定している。例えば特広平7−123
81号公報に示されているように、とくにトンネル向け
の消火栓装置の取付構造は、通路を走行する自動車が化
粧枠や扉板に衝突するときに、キャビネット本体まで変
形しないように化粧枠の背面に衝撃吸収枠が形成されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、化粧枠の
背面に衝撃吸収枠を設けるためには、消火栓装置全体の
奥行きが大きくなってしまう。それに対して、近年、ト
ンネルの工法とともに各種設置機器の見直しによって小
型化が要望され、衝撃吸収枠の寸法をとることが困難と
なっている。
【0004】また、上記公報では、扉体が補強されて重
厚な構造となっており、軽量および簡易な構造が要望さ
れ、薄型化、小型化のため各部の簡素化が必要である。
【0005】したがって、本発明は、消火栓装置を薄型
化するとともに、その全体の強度を簡単な構成で保持す
ることを目的とするものである。また、前傾扉の軸受け
を簡便にすることを目的とするもので、さらに、前傾扉
のフレームを軽量化または簡素化することを目的とし、
またさらに、前傾扉の開閉構造を簡単にするとともに、
消火器扉の開閉構造を簡単にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の点に鑑み、第1の
発明は、キャビネット本体の前面に扉体を備える化粧枠
を設けてその内部にノズルを具備するホースを収納する
消火栓装置において、前記キャビネット本体は、前面を
開放する筐体に形成するとともに、補強枠が前面近傍に
固定されており、前記化粧枠は、中央に前記扉体が配置
される開口部を備える断面略コ字形の枠状に形成される
とともに、複数箇所に固定部材が形成されて、前記化粧
枠の前記各固定部材が、前記キャビネット本体内の前記
補強枠に着脱自在に固着されることを特徴とするもので
ある。
【0007】また、第2の発明は、キャビネット本体の
前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノズルを
具備するホースを収納する消火栓装置において、前記キ
ャビネット本体は、前面を開放するとともに、その外周
を補強する補強枠が前面近傍に固定されており、前記扉
体は、下端部に回転軸を有し、該回転軸を受ける軸受部
が前記補強枠から前面側に突出して形成され、前記扉体
の上側が前方に倒れるように開放することを特徴とする
ものである。
【0008】さらに、第3の発明は、キャビネット本体
の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノズル
を具備するホースを収納する消火栓装置において、前記
扉体は、平板を折り曲げて形成されるフレームを軸受部
に軸支させるとともに、該フレームに表板を固定して構
成されていることを特徴とするものである。
【0009】またさらに、第4の発明は、キャビネット
本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノ
ズルを具備するホースを収納する消火栓装置において、
前記化粧枠は、中央の開口部に下側に回転軸を有する前
方に倒れるよう開放する前傾扉と該前傾扉の上方に配置
される保守扉とが備えられ、さらに、前記前傾扉は、略
中央部にハンドルが設けられ、前記前傾扉の上端に該ハ
ンドルに連動するラッチが設けられるとともに、前記保
守扉の下端に前記ラッチが係合するラッチ溝が形成され
ることを特徴とするものである。
【0010】またさらに、第5の発明は、キャビネット
本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノ
ズルを具備するホースおよび消火器を収納するととも
に、前面に電気機器を配置する消火栓装置において、前
記化粧枠は、中央の開口部に消火栓用扉、電気機器取付
板および消火器用扉が横並びに配置されて、前記消火器
扉が前記化粧枠側辺に軸支されて横開きで開放動作し、
ハンドルに連動するラッチが前記消火器扉の前記化粧枠
側辺側の逆側に突出され、該ラッチが係合されるラッチ
溝が前記電気機器取付板に形成されていることを特徴と
するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面により説明する。図において、消火栓装置100
は、消火用ホースを内巻に収納してなる、いわゆる内巻
式の消火栓装置である。この消火栓装置100は、例え
ばトンネル内の車道に隣接する監査路上に設置された
り、トンネルの内壁に埋設されて設置されたりするもの
である。
【0012】このような、消火栓装置100は、図6お
よび図7に示されるように、そのキャビネット本体10
の前面に開口部10aを有する化粧枠21が設置され、
その内に、先端に消火用のノズル60を有するホース
5、そのホース5を内巻に収納するホースバケット1
2、三方切替弁4、圧力調整弁2、消火栓弁3等を備え
ている。
【0013】キャビネット本体10は、図1に示されて
いるように、前面を開放して上下面、左右面および背面
を板状とした箱状に形成され、その左右面および中央部
分に上下面に到達する補強部材7a〜cがスポット溶接
等で堅牢に固定されている。また、各補強部材7a〜c
の下面部分から背面に至る辺の部分および中央部分にも
補強部材7d〜fが、さらに縦方向に係わらない同様の
補強部材7gが設けられ、箱状の板に対して補強枠とな
っている。この各補強部材7a〜gは、断面L字条の鋼
材が用いられている。なお、このキャビネット本体10
の下側には、ベース枠11が配置されて、そのベース枠
11が枠体として補強部材7d〜gと固定されて横方向
の補強の作用をなす。このベース枠11は、略断面コ字
状の枠体であるが、必要に応じて板体11aによって補
強されている。また、キャビネット本体10の前面側外
周には、化粧枠21の内面21aに当接するフランジ部
10fが形成され、キャビネット本体10の開口してい
る前面側の補強にもなっている。
【0014】化粧枠21は、図1に示されるように、中
央に大きく開口を備えて断面コ字状に形成された額縁状
の枠体であり、その断面コ字状の内側内面21aに複数
の取付部材22a〜eが配置され、溶接等で強固に取り
付けられている。この取付部材22a〜eは取付穴23
が夫々形成される平面部分とその両端を化粧枠21に到
達させる脚部分を一枚板で形成され、各脚部分が溶接等
によって内面21aに強固に固定されている。この取付
部材22a〜eは、それぞれキャビネット本体10の補
強部材7a〜cに対向し、取付部材22a、22bが補
強部材7aに、取付部材22cが補強部材7bに、取付
部材22d、22eが補強部材7cに対向している。そ
して、各補強部材7a〜cの各取付部材22a〜eに対
応する位置に取付穴23a〜eと合致する同様の取付穴
24a〜eが形成されている。これら、取付穴23a〜
eと取付穴24a〜eとが、ボルト29によってボルト
締めされることによってキャビネット本体10と化粧枠
21とが固定される。
【0015】また、キャビネット本体10の補強部材7
bの下方に支持棒30を有する受け座31が略L字状の
板を溶接などで強固に取り付けられている。この支持棒
30に嵌め合わされる支持穴32を有する当り片33
が、化粧枠21の内面に略L字状の板を溶接などで強固
に取り付けられて、上記のキャビネット本体10に化粧
枠21を取り付ける際に、この支持棒30に支持穴32
を合わせることにより位置決めするとともに、受け座3
1に当り片33を載置することで仮置きすることができ
る。この状態で、取付部材22a〜eを補強部材7a〜
cに取り付けることで、作業が簡便に行える。この固定
状態が図2に要部を拡大した状態で示されている。
【0016】なお、図1において、化粧枠21の開口1
0aの上辺には、保守扉13の軸受部25a、25b
が、左辺には、消火器扉26の軸受部27a、27bが
形成され、詳細に示さないが、上下辺には、電気機器取
付板28の4隅のねじ止め用の取付穴が内縁部分に形成
されている。
【0017】キャビネット本体10には、その化粧枠2
1に形成された開口部10aを開閉自在にする前面扉と
して、開口部10aの下縁を支点として上縁側が前方に
開放動作する前傾扉14が設けられている。この上側に
保守扉13が配置され、メンテナンス時等必要に応じて
開放できるものであって、放水のための操作時には前傾
扉14の開放のみで十分である。また、前傾扉14の開
放動作にはダンパ18によって緩衝機構が付与されてい
る。
【0018】前傾扉14は、図3に示されるように、裏
板14aを兼用するフレーム36に表板37をねじ止め
して一体とされるもので一枚板をホースガイド17の配
置や開閉レバー19の機構に応じて折曲を行って略H字
状のフレーム36とし、その4隅のねじ穴63を表板3
7に形成されたねじ穴38にそれぞれ合わせてねじ止め
することで取り付けられる。この前傾扉14は、キャビ
ネット本体10の補強部材7b、7cに形成された軸受
部38a、38bに軸支される。すなわち、略L字状の
板が補強部材7b、7cの各取付穴39にボルト締めさ
れ、この軸受部38a、38bが補強部材7a、7bか
ら前方に突出するように形成されてその位置に軸穴40
を設けているので、前傾扉14の回転軸がキャビネット
本体10の前方側となり取付作業が行いやすい。なお、
この軸受部38a、38bを取り付ける補強部材7b、
7cの各取付穴39が余裕を持った大きさに形成されて
いて、ボルトを緩めて締め直すことで、前傾扉14の位
置調整が行えるようになっている。また、フレーム36
の折曲部分に軸穴41を設けているので、軸ボルト42
の位置が前傾扉14の厚みの中に位置して、前傾扉14
の裏板14aの面から突出させず、前傾扉14の薄型化
を図れるとともに、軽量で簡単な構造となっている。
【0019】この前傾扉14の開閉機構について、開放
の際には、扉前面中央部分のハンドル43を手前に引く
ことで開放できる。すなわち、図4に示されるように、
ハンドル43の移動によりロッド44が連結棒45を引
き下げ、連結棒45の他端がロッド46に結合されてい
て、そのロッド46の結合されたラッチ47を引き下げ
てラッチ溝48との係合を解く。このラッチ47は前傾
扉14の上端から突出して、前傾扉14の上側に配置さ
れた保守扉13に設けられたラッチ溝48に係合してい
る。このように、前傾扉14のラッチ47を保守扉13
のラッチ溝48に係合させることによって、ラッチ機構
全体が小型化されて調整が容易となり、また、上側に回
動して開放する保守扉13の固定を忘れても、前傾扉1
4と係合することで双方とも閉鎖状態を維持することが
できる。
【0020】保守扉13は、化粧枠21に形成された軸
受部25a、25bにより軸支されて回動するが、この
保守扉13の下端部左右において、化粧枠21および電
気機器取付板28に固定されている。この保守扉13の
固定機構について、図5に示されるように、保守扉13
の背面側には、係合穴49を有する係合片50が形成さ
れる。これに対して、化粧枠21および取付板28の背
面側には、支持棒51を突出させる支持部52が形成さ
れている。支持棒51は、略ト字状で左右に移動させる
ための頭部51aを有し、2枚の規制板52a、52b
間を移動できるようになっている。そして、規制板52
a、52bの中央に仕切片53を配置して、頭部51a
が仕切片53の左右のいずれかに位置するように規制さ
れている。この頭部51aが仕切片53を超えて移動す
るときに、支持棒51が係合穴49から外れて、保守扉
13は開放することが可能となる。また、この保守扉1
3には、詳細に示さないが、保守扉13を持ち上げた開
放状態を維持する支持ロッドが設けられ、保守扉13を
下側から支えることができるようになっている。この保
守扉13の開閉機構は、扉13側に係合穴49があり、
支持棒51が化粧枠21側から突出するので、支持棒5
1が突出した状態で誤って保守扉13を閉鎖しても、消
火栓装置100の前面側が傷つかない。すなわち、これ
を逆に配置して、支持棒を保守扉側から突出させると、
化粧枠21に当たって塗装面が剥がれるなど傷つくこと
になるが、図5のように配置することで防止できる。
【0021】電気機器取付板28は、その前面に、表示
灯55や発信機56などの電気機器が取り付けられる部
分であり、図示しないが、非常用コンセントや電話ジャ
ックなどを備えている。取付板28は、詳細に示さない
が、前面の4辺から折り曲げた周縁を有し、その上下辺
においてねじ止め用の取付穴を備え、化粧枠21の内縁
部分に形成されている取付穴にねじ止めされて固定され
る。
【0022】消火器扉26は、その内側に消火器57が
配置されており、化粧枠21に形成された軸受部27
a、27bにより軸支されて横開きに回動して開放され
る。この消火器扉26にも前面にハンドル58が設けら
れ、このハンドル58を引くことによって、前傾扉14
の図4に示されるハンドル43と同様のラッチ機構によ
り、消火器扉26を開放させることができる。そのた
め、詳細に示さないが、消火器扉26の右側方にラッチ
を突出させ、取付板28に形成されたラッチ溝に係合さ
せている。このように、消火器扉26が取付板28に対
して係合することは、消火器扉26に何かが衝突して衝
撃を受けた場合に、消火器扉26からまず取付枠28に
負荷がかかり、化粧枠21からさらにキャビネット本体
10に衝撃が伝わりにくくなっている。これは、前傾扉
14の衝撃も同様で、一度、保守13が受けてから化粧
枠21、キャビネット本体10へと伝わるので、全体的
に前面側で衝撃を受けるようになっている。
【0023】ホースバケット12は、図6および図7に
示されるように、ホース収納部としてその前面には、ホ
ースバケット12内よりホース5を引き出すため、およ
びホースバケット12内にホース5を収納するための開
口部が設けられている。このホースバケット12は、キ
ャビネット本体10の内壁上面10cから内壁下面10
dに至る2本の棒状体15とその2本の棒状体15から
筐体10の内壁背面に至る略L字状に屈曲した2枚の帯
体16とからなり、2本の棒状体13の間が開口部とな
っている。ホースバケット12がキャビネット本体10
の内壁を利用することでホース収納部11を小型化し、
消火栓装置100を小型化することができる。また、2
本の棒状体15が支柱の役割にもなるので、箱状のキャ
ビネット本体10を補強することにもなっている。
【0024】前傾扉14は、詳細に示さないが、その内
部に扉内蔵機構部が設けられ、それを覆うフレーム36
を兼用した裏板14aが、前傾扉14の背面側に設けら
れている。扉内蔵機構部には、例えば、前傾扉14の開
閉のためのラッチ機構部や、消火栓弁3の開放機構とし
ての開閉レバー19の動力伝達のための機構がある。ま
た、この前傾扉14の背面側には、前傾扉14を閉じた
ときにホースバケット12と対向する位置に収納凹部1
4bが設けられており、ホース5のたるみ部分を収納し
ておくことができる。これにより、前傾扉14とホース
バケット12との間を狭くしてもホース5が挟まるおそ
れがない。
【0025】また、図7に示されるように、前傾扉14
の裏板14a側には、ノズル60がノズルホルダ60h
に設けられ、さらに、ホースガイド17が設けられ、こ
のホースガイド17は略逆U字状に形成されている。こ
のホースガイド17の内部にホース5が挿通されるホー
スガイド17の内面にホース5を接触させながら引き出
すことで、収納されているホース5のばらけを防止する
とともに、前傾扉14の裏板14aに沿ってホース5が
引き出されるときに引き出し方向による開閉レバー19
やダンパ18等への引っ掛かりを防止することができ
る。
【0026】以上のように、第1の発明は、キャビネッ
ト本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部に
ノズルを具備するホースを収納する消火栓装置におい
て、前記キャビネット本体は、前面を開放する筐体に形
成するとともに、補強枠が前面近傍に固定されており、
前記化粧枠は、中央に前記扉体が配置される開口部を備
える断面略コ字形の枠状に形成されるとともに、複数箇
所に固定部材が形成されて、前記化粧枠の前記各固定部
材が、前記キャビネット本体内の前記補強枠に着脱自在
に固着されるので、消火栓装置を薄型化するとともに、
その全体の強度を簡単な構成で保持することが可能であ
る。
【0027】また、第2の発明は、キャビネット本体の
前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノズルを
具備するホースを収納する消火栓装置において、前記キ
ャビネット本体は、前面を開放するとともに、その外周
を補強する補強枠が前面近傍に固定されており、前記扉
体は、下端部に回転軸を有し、該回転軸を受ける軸受部
が前記補強枠から前面側に突出して形成され、前記扉体
の上側が前方に倒れるように開放するので、消火栓装置
を薄型化するとともに、その全体の強度を簡単な構成で
保持することが可能である。また、前傾扉の軸受けを簡
便にする。
【0028】さらに、第3の発明は、キャビネット本体
の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノズル
を具備するホースを収納する消火栓装置において、前記
扉体は、平板を折り曲げて形成されるフレームを軸受部
に軸支させるとともに、該フレームに表板を固定して構
成されているので、消火栓装置を薄型化するとともに、
その全体の強度を簡単な構成で保持することが可能であ
る。また、前傾扉の軸受けを簡便にするとともに、前傾
扉のフレームを軽量化または簡素化する。
【0029】またさらに、第4の発明は、キャビネット
本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノ
ズルを具備するホースを収納する消火栓装置において、
前記化粧枠は、中央の開口部に下側に回転軸を有する前
方に倒れるよう開放する前傾扉と該前傾扉の上方に配置
される保守扉とが備えられ、さらに、前記前傾扉は、略
中央部にハンドルが設けられ、前記前傾扉の上端に該ハ
ンドルに連動するラッチが設けられるとともに、前記保
守扉の下端に前記ラッチが係合するラッチ溝が形成され
るので、消火栓装置を薄型化するとともに、その全体の
強度を簡単な構成で保持することが可能である。また、
前傾扉の開閉構造を簡単にすることになる。
【0030】またさらに、第5の発明は、キャビネット
本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノ
ズルを具備するホースおよび消火器を収納するととも
に、前面に電気機器を配置する消火栓装置において、前
記化粧枠は、中央の開口部に消火栓用扉、電気機器取付
板および消火器用扉が横並びに配置されて、前記消火器
扉が前記化粧枠側辺に軸支されて横開きで開放動作し、
ハンドルに連動するラッチが前記消火器扉の前記化粧枠
側辺側の逆側に突出され、該ラッチが係合されるラッチ
溝が前記電気機器取付板に形成されているので、消火栓
装置を薄型化するとともに、その全体の強度を簡単な構
成で保持することが可能である。また、消火器扉の開閉
構造を簡単にすることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャビネット本体と化粧枠との関係を
示す斜視図。
【図2】図1の取付状態を示す断面図。
【図3】本発明のキャビネット本体と前傾扉との関係を
示す斜視図。
【図4】本発明の前傾扉の開閉機構を示す断面図。
【図5】本発明の保守扉の固定機構を示す外観図。
【図6】本発明の消火栓装置を示す正面図。
【図7】図6の前傾扉開放状態を示す平面断面図。
【符号の説明】
5 ホース 10 キャビネット本体 13 保守扉 14 前傾扉 21 化粧枠 26 消火器扉 28 電気機器取付板 100 消火栓装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット本体の前面に扉体を備える
    化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースを収
    納する消火栓装置において、 前記キャビネット本体は、前面を開放する筐体に形成す
    るとともに、補強枠が前面近傍に固定されており、前記
    化粧枠は、中央に前記扉体が配置される開口部を備える
    断面略コ字形の枠状に形成されるとともに、複数箇所に
    固定部材が形成されて、前記化粧枠の前記各固定部材
    が、前記キャビネット本体内の前記補強枠に着脱自在に
    固着されることを特徴とする消火栓装置。
  2. 【請求項2】 開放されるキャビネット本体前面には、
    化粧枠の断面コ字形の内側の平面部に当接するフランジ
    面を有する請求項1の消火栓装置。
  3. 【請求項3】 キャビネット本体内の中央の補強枠から
    支持棒を備えた受け座が突出され、化粧枠の対応する位
    置に、前記軸棒が挿通される支持穴を有する当り辺が突
    出されて、前記受け座に前記当り辺を合わせて前記キャ
    ビネット本体および前記化粧枠の位置決めを行える請求
    項1または2の消火栓装置。
  4. 【請求項4】 キャビネット本体内に、支柱を兼用でき
    るホース収納枠が形成されている請求項1から3いずれ
    かの消火栓装置。
  5. 【請求項5】 キャビネット本体の前面に扉体を備える
    化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースを収
    納する消火栓装置において、 前記キャビネット本体は、前面を開放するとともに、そ
    の外周を補強する補強枠が前面近傍に固定されており、
    前記扉体は、下端部に回転軸を有し、該回転軸を受ける
    軸受部が前記補強枠から前面側に突出して形成され、前
    記扉体の上側が前方に倒れるように開放することを特徴
    とする消火栓装置。
  6. 【請求項6】 回転軸が扉体の厚みの内側に配置されて
    いる請求項4の消火栓装置。
  7. 【請求項7】 キャビネット本体の前面に扉体を備える
    化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースを収
    納する消火栓装置において、 前記扉体は、平板を折り曲げて形成されるフレームを軸
    受部に軸支させるとともに、該フレームに表板を固定し
    て構成されていることを特徴とする消火栓装置。
  8. 【請求項8】 フレームが扉板の内側収容部を形成する
    裏板となっている請求項7の消火栓装置。
  9. 【請求項9】 キャビネット本体の前面に扉体を備える
    化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースを収
    納する消火栓装置において、 前記化粧枠は、中央の開口部に下側に回転軸を有する前
    方に倒れるよう開放する前傾扉と該前傾扉の上方に配置
    される保守扉とが備えられ、さらに、前記前傾扉は、略
    中央部にハンドルが設けられ、前記前傾扉の上端に該ハ
    ンドルに連動するラッチが設けられるとともに、前記保
    守扉の下端に前記ラッチが係合するラッチ溝が形成され
    ることを特徴とする消火栓装置。
  10. 【請求項10】 保守扉は、上側に回転軸を有して下端
    を前方に持ち上げるよう開放動作するもので、該保守扉
    の下側の左右に係合穴が形成されるとともに、該係合穴
    に挿入される支持棒が左右に設けられた支持部から突出
    されている請求項9の消火栓装置。
  11. 【請求項11】 キャビネット本体の前面に扉体を備え
    る化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースお
    よび消火器を収納するとともに、前面に電気機器を配置
    する消火栓装置において、 前記化粧枠は、中央の開口部に消火栓用扉、電気機器取
    付板および消火器用扉が横並びに配置されて、前記消火
    器扉が前記化粧枠側辺に軸支されて横開きで開放動作
    し、ハンドルに連動するラッチが前記消火器扉の前記化
    粧枠側辺側の逆側に突出され、該ラッチが係合されるラ
    ッチ溝が前記電気機器取付板に形成されていることを特
    徴とする消火栓装置。
  12. 【請求項12】 保守扉は、上側に回転軸を有して下端
    を前方に持ち上げるよう開放動作するもので、該保守扉
    の下側の左右に係合穴が形成されるとともに、該係合穴
    に挿入される支持棒が左右に設けられた支持部から突出
    されている請求項6の消火栓装置。
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