JP3611191B2 - 消火栓装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、消火栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の消火栓装置は、先端にノズルが設けられた保形ホースなどが収納されているキャビネット本体に、その前面に扉体を設けてこの扉体の周囲とキャビネット本体前面との隙間をなくすように化粧枠をキャビネット本体を固定している。例えば特広平7−12381号公報に示されているように、とくにトンネル向けの消火栓装置の取付構造は、通路を走行する自動車が化粧枠や扉板に衝突するときに、キャビネット本体まで変形しないように化粧枠の背面に衝撃吸収枠が形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、化粧枠の背面に衝撃吸収枠を設けるためには、消火栓装置全体の奥行きが大きくなってしまう。それに対して、近年、トンネルの工法とともに各種設置機器の見直しによって小型化が要望され、衝撃吸収枠の寸法をとることが困難となっている。
【0004】
また、上記公報では、扉体が補強されて重厚な構造となっており、軽量および簡易な構造が要望され、薄型化、小型化のため各部の簡素化が必要である。
【0005】
したがって、本発明は、消火栓装置を薄型化するとともに、その全体の強度を簡単な構成で保持することを目的とするものである。また、前傾扉の軸受けを簡便にすることを目的とするもので、さらに、前傾扉のフレームを軽量化または簡素化することを目的とし、またさらに、前傾扉の開閉構造を簡単にするとともに、消火器扉の開閉構造を簡単にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の点に鑑み、第1の発明は、キャビネット本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースを収納する消火栓装置において、前記キャビネット本体は、前面を開放する箱状に形成するとともに、その左右面および中央部分に、その上下面に到達する補強部材が前面近傍に固定されており、かつ、前記キャビネット本体の下側には、ベース枠が固定されており、前記化粧枠は、中央に前記扉体が配置される開口部を備える断面略コ字形の枠状に形成されるとともに、複数箇所に、平面部分とその両端の脚部分を一枚板で形成した固定部材が形成されて、前記化粧枠の前記各固定部材の平面部が、前記キャビネット本体内の前記補強部材に着脱自在に固着されることを特徴とするものである。
【0009】
また、第2の発明は、キャビネット本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースを収納する消火栓装置において、前記化粧枠は、中央の開口部に下側に回転軸を有する前方に倒れるよう開放する前傾扉と該前傾扉の上方に配置される保守扉とが備えられ、さらに、前記前傾扉は、略中央部にハンドルが設けられ、前記前傾扉の上端に該ハンドルに連動するラッチが設けられるとともに、前記保守扉の下端に前記ラッチが係合するラッチ溝が形成されることを特徴とするものである。
【0010】
さらに、第3の発明は、キャビネット本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースおよび消火器を収納するとともに、前面に電気機器を配置する消火栓装置において、前記化粧枠は、中央の開口部に消火栓用扉、電気機器取付板および消火器扉が横並びに配置されて、前記消火器扉が前記化粧枠側辺に軸支されて横開きで開放動作し、ハンドルに連動するラッチが前記消火器扉の前記化粧枠側辺側の逆側に突出され、該ラッチが係合されるラッチ溝が前記電気機器取付板に形成されていることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面により説明する。図において、消火栓装置100は、消火用ホースを内巻に収納してなる、いわゆる内巻式の消火栓装置である。この消火栓装置100は、例えばトンネル内の車道に隣接する監査路上に設置されたり、トンネルの内壁に埋設されて設置されたりするものである。
【0012】
このような、消火栓装置100は、図6および図7に示されるように、そのキャビネット本体10の前面に開口部10aを有する化粧枠21が設置され、その内に、先端に消火用のノズル60を有するホース5、そのホース5を内巻に収納するホースバケット12、三方切替弁4、圧力調整弁2、消火栓弁3等を備えている。
【0013】
キャビネット本体10は、図1に示されているように、前面を開放して上下面、左右面および背面を板状とした箱状に形成され、その左右面および中央部分に上下面に到達する補強部材7a〜cがスポット溶接等で堅牢に固定されている。また、各補強部材7a〜cの下面部分から背面に至る辺の部分および中央部分にも補強部材7d〜fが、さらに縦方向に係わらない同様の補強部材7gが設けられ、箱状の板に対して補強枠となっている。この各補強部材7a〜gは、断面L字条の鋼材が用いられている。なお、このキャビネット本体10の下側には、ベース枠11が配置されて、そのベース枠11が枠体として補強部材7d〜gと固定されて横方向の補強の作用をなす。このベース枠11は、略断面コ字状の枠体であるが、必要に応じて板体11aによって補強されている。また、キャビネット本体10の前面側外周には、化粧枠21の内面21aに当接するフランジ部10fが形成され、キャビネット本体10の開口している前面側の補強にもなっている。
【0014】
化粧枠21は、図1に示されるように、中央に大きく開口を備えて断面コ字状に形成された額縁状の枠体であり、その断面コ字状の内側内面21aに複数の取付部材22a〜eが配置され、溶接等で強固に取り付けられている。この取付部材22a〜eは取付穴23が夫々形成される平面部分とその両端を化粧枠21に到達させる脚部分を一枚板で形成され、各脚部分が溶接等によって内面21aに強固に固定されている。この取付部材22a〜eは、それぞれキャビネット本体10の補強部材7a〜cに対向し、取付部材22a、22bが補強部材7aに、取付部材22cが補強部材7bに、取付部材22d、22eが補強部材7cに対向している。そして、各補強部材7a〜cの各取付部材22a〜eに対応する位置に取付穴23a〜eと合致する同様の取付穴24a〜eが形成されている。これら、取付穴23a〜eと取付穴24a〜eとが、ボルト29によってボルト締めされることによってキャビネット本体10と化粧枠21とが固定される。
【0015】
また、キャビネット本体10の補強部材7bの下方に支持棒30を有する受け座31が略L字状の板を溶接などで強固に取り付けられている。この支持棒30に嵌め合わされる支持穴32を有する当り片33が、化粧枠21の内面に略L字状の板を溶接などで強固に取り付けられて、上記のキャビネット本体10に化粧枠21を取り付ける際に、この支持棒30に支持穴32を合わせることにより位置決めするとともに、受け座31に当り片33を載置することで仮置きすることができる。この状態で、取付部材22a〜eを補強部材7a〜cに取り付けることで、作業が簡便に行える。この固定状態が図2に要部を拡大した状態で示されている。
【0016】
なお、図1において、化粧枠21の開口10aの上辺には、保守扉13の軸受部25a、25bが、左辺には、消火器扉26の軸受部27a、27bが形成され、詳細に示さないが、上下辺には、電気機器取付板28の4隅のねじ止め用の取付穴が内縁部分に形成されている。
【0017】
キャビネット本体10には、その化粧枠21に形成された開口部10aを開閉自在にする前面扉として、開口部10aの下縁を支点として上縁側が前方に開放動作する前傾扉14が設けられている。この上側に保守扉13が配置され、メンテナンス時等必要に応じて開放できるものであって、放水のための操作時には前傾扉14の開放のみで十分である。また、前傾扉14の開放動作にはダンパ18によって緩衝機構が付与されている。
【0018】
前傾扉14は、図3に示されるように、裏板14aを兼用するフレーム36に表板37をねじ止めして一体とされるもので一枚板をホースガイド17の配置や開閉レバー19の機構に応じて折曲を行って略H字状のフレーム36とし、その4隅のねじ穴63を表板37に形成されたねじ穴38にそれぞれ合わせてねじ止めすることで取り付けられる。この前傾扉14は、キャビネット本体10の補強部材7b、7cに形成された軸受部38a、38bに軸支される。すなわち、略L字状の板が補強部材7b、7cの各取付穴39にボルト締めされ、この軸受部38a、38bが補強部材7a、7bから前方に突出するように形成されてその位置に軸穴40を設けているので、前傾扉14の回転軸がキャビネット本体10の前方側となり取付作業が行いやすい。なお、この軸受部38a、38bを取り付ける補強部材7b、7cの各取付穴39が余裕を持った大きさに形成されていて、ボルトを緩めて締め直すことで、前傾扉14の位置調整が行えるようになっている。また、フレーム36の折曲部分に軸穴41を設けているので、軸ボルト42の位置が前傾扉14の厚みの中に位置して、前傾扉14の裏板14aの面から突出させず、前傾扉14の薄型化を図れるとともに、軽量で簡単な構造となっている。
【0019】
この前傾扉14の開閉機構について、開放の際には、扉前面中央部分のハンドル43を手前に引くことで開放できる。すなわち、図4に示されるように、ハンドル43の移動によりロッド44が連結棒45を引き下げ、連結棒45の他端がロッド46に結合されていて、そのロッド46の結合されたラッチ47を引き下げてラッチ溝48との係合を解く。このラッチ47は前傾扉14の上端から突出して、前傾扉14の上側に配置された保守扉13に設けられたラッチ溝48に係合している。このように、前傾扉14のラッチ47を保守扉13のラッチ溝48に係合させることによって、ラッチ機構全体が小型化されて調整が容易となり、また、上側に回動して開放する保守扉13の固定を忘れても、前傾扉14と係合することで双方とも閉鎖状態を維持することができる。
【0020】
保守扉13は、化粧枠21に形成された軸受部25a、25bにより軸支されて回動するが、この保守扉13の下端部左右において、化粧枠21および電気機器取付板28に固定されている。この保守扉13の固定機構について、図5に示されるように、保守扉13の背面側には、係合穴49を有する係合片50が形成される。これに対して、化粧枠21および取付板28の背面側には、支持棒51を突出させる支持部52が形成されている。支持棒51は、略ト字状で左右に移動させるための頭部51aを有し、2枚の規制板52a、52b間を移動できるようになっている。そして、規制板52a、52bの中央に仕切片53を配置して、頭部51aが仕切片53の左右のいずれかに位置するように規制されている。この頭部51aが仕切片53を超えて移動するときに、支持棒51が係合穴49から外れて、保守扉13は開放することが可能となる。また、この保守扉13には、詳細に示さないが、保守扉13を持ち上げた開放状態を維持する支持ロッドが設けられ、保守扉13を下側から支えることができるようになっている。この保守扉13の開閉機構は、扉13側に係合穴49があり、支持棒51が化粧枠21側から突出するので、支持棒51が突出した状態で誤って保守扉13を閉鎖しても、消火栓装置100の前面側が傷つかない。すなわち、これを逆に配置して、支持棒を保守扉側から突出させると、化粧枠21に当たって塗装面が剥がれるなど傷つくことになるが、図5のように配置することで防止できる。
【0021】
電気機器取付板28は、その前面に、表示灯55や発信機56などの電気機器が取り付けられる部分であり、図示しないが、非常用コンセントや電話ジャックなどを備えている。取付板28は、詳細に示さないが、前面の4辺から折り曲げた周縁を有し、その上下辺においてねじ止め用の取付穴を備え、化粧枠21の内縁部分に形成されている取付穴にねじ止めされて固定される。
【0022】
消火器扉26は、その内側に消火器57が配置されており、化粧枠21に形成された軸受部27a、27bにより軸支されて横開きに回動して開放される。この消火器扉26にも前面にハンドル58が設けられ、このハンドル58を引くことによって、前傾扉14の図4に示されるハンドル43と同様のラッチ機構により、消火器扉26を開放させることができる。そのため、詳細に示さないが、消火器扉26の右側方にラッチを突出させ、取付板28に形成されたラッチ溝に係合させている。このように、消火器扉26が取付板28に対して係合することは、消火器扉26に何かが衝突して衝撃を受けた場合に、消火器扉26からまず取付枠28に負荷がかかり、化粧枠21からさらにキャビネット本体10に衝撃が伝わりにくくなっている。これは、前傾扉14の衝撃も同様で、一度、保守扉13が受けてから化粧枠21、キャビネット本体10へと伝わるので、全体的に前面側で衝撃を受けるようになっている。
【0023】
ホースバケット12は、図6および図7に示されるように、ホース収納部としてその前面には、ホースバケット12内よりホース5を引き出すため、およびホースバケット12内にホース5を収納するための開口部が設けられている。このホースバケット12は、キャビネット本体10の内壁上面10cから内壁下面10dに至る2本の棒状体15とその2本の棒状体15から筐体10の内壁背面に至る略L字状に屈曲した2枚の帯体16とからなり、2本の棒状体15の間が開口部となっている。ホースバケット12がキャビネット本体10の内壁を利用することでホース収納部を小型化し、消火栓装置100を小型化することができる。また、2本の棒状体15が支柱の役割にもなるので、箱状のキャビネット本体10を補強することにもなっている。
【0024】
前傾扉14は、詳細に示さないが、その内部に扉内蔵機構部が設けられ、それを覆うフレーム36を兼用した裏板14aが、前傾扉14の背面側に設けられている。扉内蔵機構部には、例えば、前傾扉14の開閉のためのラッチ機構部や、消火栓弁3の開放機構としての開閉レバー19の動力伝達のための機構がある。また、この前傾扉14の背面側には、前傾扉14を閉じたときにホースバケット12と対向する位置に収納凹部14bが設けられており、ホース5のたるみ部分を収納しておくことができる。これにより、前傾扉14とホースバケット12との間を狭くしてもホース5が挟まるおそれがない。
【0025】
また、図7に示されるように、前傾扉14の裏板14a側には、ノズル60がノズルホルダ60hに設けられ、さらに、ホースガイド17が設けられ、このホースガイド17は略逆U字状に形成されている。このホースガイド17の内部にホース5が挿通されるホースガイド17の内面にホース5を接触させながら引き出すことで、収納されているホース5のばらけを防止するとともに、前傾扉14の裏板14aに沿ってホース5が引き出されるときに引き出し方向による開閉レバー19やダンパ18等への引っ掛かりを防止することができる。
【0026】
以上のように、第1の発明は、キャビネット本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースを収納する消火栓装置において、前記キャビネット本体は、前面を開放する箱状に形成するとともに、その左右面および中央部分に、その上下面に到達する補強部材が前面近傍に固定されており、かつ、前記キャビネット本体の下側には、ベース枠が固定されており、前記化粧枠は、中央に前記扉体が配置される開口部を備える断面略コ字形の枠状に形成されるとともに、複数箇所に、平面部分とその両端の脚部分を一枚板で形成した固定部材が形成されて、前記化粧枠の前記各固定部材の平面部が、前記キャビネット本体内の前記補強部材に着脱自在に固着されるので、消火栓装置を薄型化するとともに、その全体の強度を簡単な構成で保持することが可能である。
【0029】
また、第2の発明は、キャビネット本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースを収納する消火栓装置において、前記化粧枠は、中央の開口部に下側に回転軸を有する前方に倒れるよう開放する前傾扉と該前傾扉の上方に配置される保守扉とが備えられ、さらに、前記前傾扉は、略中央部にハンドルが設けられ、前記前傾扉の上端に該ハンドルに連動するラッチが設けられるとともに、前記保守扉の下端に前記ラッチが係合するラッチ溝が形成されるので、消火栓装置を薄型化するとともに、その全体の強度を簡単な構成で保持することが可能である。また、前傾扉の開閉構造を簡単にすることになる。
【0030】
さらに、第3の発明は、キャビネット本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースおよび消火器を収納するとともに、前面に電気機器を配置する消火栓装置において、前記化粧枠は、中央の開口部に消火栓用扉、電気機器取付板および消火器扉が横並びに配置されて、前記消火器扉が前記化粧枠側辺に軸支されて横開きで開放動作し、ハンドルに連動するラッチが前記消火器扉の前記化粧枠側辺側の逆側に突出され、該ラッチが係合されるラッチ溝が前記電気機器取付板に形成されているので、消火栓装置を薄型化するとともに、その全体の強度を簡単な構成で保持することが可能である。また、消火器扉の開閉構造を簡単にすることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャビネット本体と化粧枠との関係を示す斜視図。
【図2】図1の取付状態を示す断面図。
【図3】本発明のキャビネット本体と前傾扉との関係を示す斜視図。
【図4】本発明の前傾扉の開閉機構を示す断面図。
【図5】本発明の保守扉の固定機構を示す外観図。
【図6】本発明の消火栓装置を示す正面図。
【図7】図6の前傾扉開放状態を示す平面断面図。
【符号の説明】
5 ホース
10 キャビネット本体
13 保守扉
14 前傾扉
21 化粧枠
26 消火器扉
28 電気機器取付板
100 消火栓装置
Claims (7)
- キャビネット本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースを収納する消火栓装置において、
前記キャビネット本体は、前面を開放する箱状に形成するとともに、その左右面および中央部分に、その上下面に到達する補強部材が前面近傍に固定されており、かつ、前記キャビネット本体の下側には、ベース枠が固定されており、前記化粧枠は、中央に前記扉体が配置される開口部を備える断面略コ字形の枠状に形成されるとともに、複数箇所に、平面部分とその両端の脚部分を一枚板で形成した固定部材が形成されて、前記化粧枠の前記各固定部材の平面部が、前記キャビネット本体内の前記補強部材に着脱自在に固着されることを特徴とする消火栓装置。 - 開放されるキャビネット本体前面には、化粧枠の断面コ字形の内側の平面部に当接するフランジ面を有する請求項1の消火栓装置。
- 扉体は、その厚みの内側であって下端部に回転軸を有し、該回転軸を受ける軸受部が前記補強部材から前面側に突出して形成され、前記扉体の上側が前方に倒れるように開放することを特徴とする請求項1の消火栓装置。
- 扉体は、平板を折り曲げて形成されるフレームを軸受部に軸支させるとともに、該フレームに表板を固定して構成されていることを特徴とする請求項1の消火栓装置。
- キャビネット本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースを収納する消火栓装置において、
前記化粧枠は、中央の開口部に下側に回転軸を有する前方に倒れるよう開放する前傾扉と該前傾扉の上方に配置される保守扉とが備えられ、さらに、前記前傾扉は、略中央部にハンドルが設けられ、前記前傾扉の上端に該ハンドルに連動するラッチが設けられるとともに、前記保守扉の下端に前記ラッチが係合するラッチ溝が形成されることを特徴とする消火栓装置。 - 保守扉は、上側に回転軸を有して下端を前方に持ち上げるよう開放動作するもので、該保守扉の下側の左右に係合穴が形成されるとともに、該係合穴に挿入される支持棒が左右に設けられた支持部から突出されている請求項5の消火栓装置。
- キャビネット本体の前面に扉体を備える化粧枠を設けてその内部にノズルを具備するホースおよび消火器を収納するとともに、前面に電気機器を配置する消火栓装置において、
前記化粧枠は、中央の開口部に消火栓用扉、電気機器取付板および消火器扉が横並びに配置されて、前記消火器扉が前記化粧枠側辺に軸支されて横開きで開放動作し、ハンドルに連動するラッチが前記消火器扉の前記化粧枠側辺側の逆側に突出され、該ラッチが係合されるラッチ溝が前記電気機器取付板に形成されていることを特徴とする消火栓装置。
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