JP5336458B2 - 消火栓装置 - Google Patents
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Description
さらに、側板軸受穴18が、一対の側板2および側板2に固着された第1および第2補強板6,7の他辺に、軸受穴12,16および位置合わせ軸17と同軸に穿設されている。
一対のストッパ24が、第1および第3補強板6,8の下端側に同じ高さ位置で取り付けられている。
なお、カバー51の奥行きは、前面パネル30が最も前傾した状態でも隙間を覆うことができるように設定される。
第2角度調節穴46を有する前面パネル支持金具45が前面パネル30の中央枠部33dに取り付けられ、第2角度調節穴46に通されたボルト44を第3補強板8に取り付けられた固定用ナット23に締着して前面パネル30を筐体1に固定できるようになっているので、前面パネル30の中央部の撓みが抑えられる。
一対の側板2の開口側端面の下端側が、下端に向って背面板5側に変位する傾斜面2aに形成され、底板3の開口側を天板4側に直角に折り返されて形成された折り返し部3aが傾斜面2aの下端位置と略面一となっているので、前面パネル30の前傾動作時に、前面パネル30の下端が傾斜面2aおよび折り返し部3aに当接し、前面パネル30の前傾角度の調節範囲を超えての倒れを阻止できる。
カバー51が、折り返し部51aを前面パネル30に押し当て、筐体1と前面パネル30との隙間を覆うように天板4に設置されているので、トンネル70のコンクリート壁を浸透してカバー51に滴下した水滴は、折り返し部51aに沿って筐体1の両側に流され、水滴の筐体1内への浸入が抑えられる。
また、上記実施の形態では、カバーが、筐体と前面パネルとの隙間を覆うように天板に設置されているものとしているが、カバーの側板に長穴を形成し、ボルトを長穴と角度調節穴とに通して固定用ナットに締着して、前面パネル補強板とともに筐体に共締め固定されてもよい。
Claims (9)
- ホースを内部に収納し、前面を開放する箱形の筐体と、
下端側を上記筐体の下端側に上記筐体の幅方向と平行な第1回転軸周りに揺動可能に支持されて上記筐体の前面に取り付けられ、上記ホースの収納領域に相対する第1開口部を有する前面パネルと、
上記前面パネルの揺動角度を調節し、調節された揺動角度で上記前面パネルを上記筐体に固定する揺動角度調節手段と、
上記第1開口部を開閉可能に配設された消火栓扉と、を備え、
上記揺動角度調節手段は、
上記前面パネルの幅方向の両側部の上端側から上記筐体の幅方向外面に沿うように延設された第1固定部材と、
上記第1固定部材に、上記第1回転軸の軸心を中心とする円弧状に形成された単一の第1角度調節穴、または上記第1回転軸の軸心を中心とする同一円弧上に所定の角度ピッチで配列された複数の第1角度調節穴と、
上記第1角度調節穴に通されて上記筐体に締着される第1締着部材と、を備えていることを特徴とする消火栓装置。 - 上記揺動角度調節手段は、
上記前面パネルの幅方向の略中央部の上端側から上記筐体内に延設された第2固定部材と、
上記第2固定部材に、上記第1回転軸の軸心を中心とする円弧状に形成された単一の第1角度調節穴、または上記第1回転軸の軸心を中心とする同一円弧上に所定の角度ピッチで配列された複数の第2角度調節穴と、
上記第2角度調節穴に通されて上記筐体に締着される第2締着部材と、をさらに備えていることを特徴とする請求項1記載の消火栓装置。 - 上記第1固定部材は、上記前面パネルを揺動させたときに、該前面パネルと上記筐体の幅方向の両側部との隙間を覆う形状に作製されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の消火栓装置。
- ホースを内部に収納し、前面を開放する箱形の筐体と、
下端側を上記筐体の下端側に上記筐体の幅方向と平行な第1回転軸周りに揺動可能に支持されて上記筐体の前面に取り付けられ、上記ホースの収納領域に相対する第1開口部を有する前面パネルと、
上記前面パネルの揺動角度を調節し、調節された揺動角度で上記前面パネルを上記筐体に固定する揺動角度調節手段と、
下端側が上記第1回転軸と同軸の第2回転軸周りに揺動可能に上記筐体に支持されて、上記第1開口部を開閉可能に配設された消火栓扉と、
を備えていることを特徴とする消火栓装置。 - 上記筐体は、上記ホースの収納領域と幅方向に隣り合う消火器の収納領域を有し、
上記前面パネルは、上記消火器の収納領域に相対する第2開口部を有し、
消火器扉が上記第2開口部を開閉可能に上記前面パネルに配設され、
位置合わせ軸が、上記第1回転軸と同軸に、かつ幅方向に関して上記第1開口部より上記第2開口部側に位置して、上記筐体に取り付けられ、
上記位置合わせ軸に嵌合して軸受を構成する嵌合溝を有する位置合わせ金具が、上記前面パネルに取り付けられていることを特徴とする請求項4記載の消火栓装置。 - 上記第2回転軸の軸受と上記位置合わせ軸とが一部品として構成されていることを特徴とする請求項5記載の消火栓装置。
- 上記前面パネルは、幅方向の両側部の下端側を上記筐体に上記第1回転軸周りに揺動可能に支持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の消火栓装置。
- 上記筐体は、上記揺動角度調節手段による揺動角度の調節範囲を超える上記前面パネルの揺動時に、該前面パネルの下端側に当接して該前面パネルのそれ以上の揺動を阻止する前面パネル倒れ防止部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の消火栓装置。
- 上記前面パネルを揺動させたときに、該前面パネルと上記筐体の上部との隙間を覆うカバーを備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の消火栓装置。
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