JP2007032940A - 配管カバー及び当該配管カバーを備えた給湯器 - Google Patents

配管カバー及び当該配管カバーを備えた給湯器 Download PDF

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Abstract

【課題】折り畳んで容易に持ち運びができる配管カバー及び当該配管カバーを備えた給湯器を提供する。
【解決手段】給湯器1は、外壁2に固定された給湯器本体3の底部から延設された各種配管7を覆い隠す略コの字型の配管カバー5を備える。そして、この配管カバー5の右側壁11及び左側壁12は、上ヒンジ15,16によって折り畳むことができる。これにより、配管カバー5全体の容積が小さくなるので、取付現場までの配管カバー5の持ち運びが容易となる。また、配管カバー5の前面は、固定梁部50と、該固定梁部50に着脱可能に固定される前面壁10とで構成されている。そして、前面壁10を固定梁部50から外すことにより、筐体4の底部に接続された各種配管7の前面側を露出させることができる。これにより、筐体4の下部に配管カバー5が取り付けられた状態で、各種配管7の保守点検等が可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、配管カバー及び当該配管カバーを備えた給湯器に関し、詳しくは、本体に接続された配管を覆い隠す配管カバー及び当該配管カバーを備えた給湯器に関する。
従来より、給湯器の取り付け作業は、屋外の外壁に給湯器の本体を直接取り付けることによって行われる。そして、この給湯器本体の底部には、給湯管、給水管及びガス管等の各種配管や配線等が各々接続され、これら各種配管や配線等は外壁の穴部等に挿通されて屋内の蛇口や、水道栓及びガス元栓等に接続されている。しかし、このような給湯器の取り付け状態では、給湯器本体の底部に接続された各種配管は外部に露出された状態となっている。そのため、給湯器本体の下部の見栄えが悪くなり、さらには、外部接触によって各種配管が破損しやすい状態となっていた。そこで、例えば、給湯器本体の下部に略コの字型の配管カバーを取り付け、それら各種配管を覆い隠すことによって、給湯器本体の下部の見栄えを良好に保つ給湯器が知られている。さらに、このような配管カバーの前面に設けられた開閉蓋を着脱可能とすることで、給湯器本体の下部に配管カバーが取り付けられた状態のままでも、各種配管等の保守点検を容易に行うことのできる給湯器を備えた給湯器付き壁パネルも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−4928号公報
しかしながら、特許文献1に記載の給湯器付き壁パネルに設けられた配管カバーは、天面と背面とが開口する箱型形状であり、容積が大きくかさばるため運搬しづらいという問題点があった。特に超高層ビルのような高い場所で給湯器を取り付ける場合では、取付現場まで運搬しづらいと、配管カバーを高い所から誤って落下させる等の危険性を伴うため、配管カバーの運搬に関する利便性が求められていた。また、配管カバー自体の容積が大きいため、輸送に係るコストや、梱包材料に係るコストが高くなるという問題点もあった。さらに、配管カバーの容積を小さくして運搬を容易にするために、例えば、配管カバーをそれぞれ独立した複数の部材及び部品によって組み立てられるものとして構成した場合、部品がバラバラになってしまい、取付現場(特に、高層マンションのベランダ等)での組み立てが困難であるという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、折り畳んで容易に持ち運びができる配管カバー及び当該配管カバーを備えた給湯器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の配管カバーによれば、本体に接続された配管を覆い隠すために、前記本体に着脱可能に取り付けられる略コの字型の配管カバーであって、前記配管の前面側を覆い隠す正面視長方形状の前面部と、当該前面部の左右両端部に各々連結され、前記配管の左右両面側をそれぞれ覆い隠す一対の側面部と、前記前面部の左右両端部と、一対の前記側面部の連結側一端部とを回動可能に連結する回動連結手段とから構成され、一対の前記側面部が前記前面部側にそれぞれ折り畳み可能である。
また、請求項2に係る発明の配管カバーによれば、請求項1に記載の発明の構成に加え、一対の前記側面部は、前記前面部の左端部に連結された左側壁と、前記前面部の右端部に連結された右側壁とであって、前記前面部は、前記左側壁の前記連結側一端部と、前記右側壁の前記連結側一端部との間に渡設された梁部材と、当該梁部材の前面側に着脱可能に固定される前面壁とから構成されている。
また、請求項3に係る発明の配管カバーによれば、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記回動連結手段は、前記梁部材の長手方向両端部と、前記左側壁の前記連結側一端部及び前記右側壁の前記連結側一端部とを回動可能に連結する蝶番である。
また、請求項4に係る発明の配管カバーによれば、請求項2又は3に記載の発明の構成に加え、前記梁部材は、前記左側壁の前記連結側一端部の上部と、前記右側壁の前記連結側一端部の上部との間に渡設された柱状の上側梁部材と、前記左側壁の前記連結側一端部の下部と、前記右側壁の前記連結側一端部の下部との間に渡設された下側梁部材とから構成され、前記上側梁部材及び下側梁部材には、前記前面壁を固定するための固定穴が穿設されている。
また、請求項5に係る発明の配管カバーによれば、請求項2乃至4の何れかに記載の発明の構成に加え、前記左側壁と前記右側壁とを互いに平行に支持する支持部材を備えている。
また、請求項6に係る発明の配管カバーによれば、請求項5に記載の発明の構成に加え、前記支持部材は略コの字型の枠である。
また、請求項7に係る発明の配管カバーによれば、請求項4乃至6の何れかに記載の発明の構成に加え、前記支持部材は、自身の開口側を前記前面壁の内側面に対向させた状態で、前記左側壁の内側面又は外側面と、前記右側壁の内側面又は外側面とに各々当接して固定される。
また、請求項8に係る発明の配管カバーによれば、請求項2乃至7の何れかに記載の発明の構成に加え、前記左側壁の上部と前記右側壁の上部には、前記本体の下部に着脱可能な取付部が各々設けられ、当該取付部には取付穴が穿設されている。
また、請求項9に係る発明の給湯器によれば、筐体内にバーナを熱源として備える給湯器本体と、前記筐体に接続された配管とを備えた給湯器であって、請求項1乃至8の何れかに記載の配管カバーを備えている。
請求項1に係る発明の配管カバーでは、回動連結手段によって、前面部の左右両端部と、一対の側面部の連結側一端部とが回動可能に連結されているので、一対の側面部を前面部側にそれぞれ折り畳むことができる。これにより、配管カバー全体の容積を小さくできるので、施工場所までの運搬が容易となる。さらに、容積を小さくすることができるので、複数まとめて運搬することができ、輸送コストを削減することができる。また、運搬時での配管カバーの梱包材料にかかるコストも削減することができる。さらに、配管カバーを折り畳むことで容積を小さくできるので、例えば、複数の独立した部材及び部品で構成した配管カバーのように、各部材及び部品を互いに分離して運搬する必要がない。これにより、複数の部材及び部品が分離してバラバラにならないため、現場(特に、高層マンションのベランダ等)での組み立てを容易にすることができる。
また、請求項2に係る発明の配管カバーでは、請求項1に記載の発明の効果に加え、前面部の左右両端部に連結された右側壁及び左側壁によって、本体に接続された配管の左右両側面をそれぞれ覆い隠すことができる。一方、配管の前面側は、前面部によって覆い隠すことができる。そして、梁部材から前面壁を取り外すことによって、配管の前面側を露出させることができるので、配管カバーを本体に取り付けた状態のままで、配管の保守点検又は修理、交換等のメンテナンスを行うことができる。
また、請求項3に係る発明の配管カバーでは、請求項2に記載の発明の効果に加え、梁部材の長手方向両端部と、左側壁の連結側一端部及び右側壁の連結側一端部とが、蝶番によって連結されているので、梁部材に対して、左側壁及び右側壁をそれぞれ自由に回動させることができる。
また、請求項4に係る発明の配管カバーでは、請求項2又は3に記載の発明の効果に加え、上側梁部材及び下側梁部材が互いに上下方向に離間することによって、前面壁が取り外された時の配管の前面側が露出する面積を広くすることができる。これにより、配管の保守点検又は修理、交換等のメンテナンス等の作業性を向上できる。また、上側梁部材及び下側梁部材には固定穴が穿設されているので、前面壁を上側梁部材及び下側梁部材に固定することができる。
また、請求項5に係る発明の配管カバーでは、請求項2乃至4の何れかに記載の発明の効果に加え、本体への取付時において、左側壁と右側壁とが支持部材によって互いに平行になるように支持されるので、左側壁及び右側壁が勝手に回動するのを防止できる。
また、請求項6に係る発明の配管カバーでは、請求項5に記載の発明の効果に加え、支持部材が略コの字型の枠であるので、左側壁及び右側壁が勝手に回動せず、配管カバー全体を略コの字型に保持することができる。
また、請求項7に係る発明の配管カバーでは、請求項4乃至6の何れかに記載の発明の効果に加え、左側壁の回動側端部と右側壁の回動側端部との間に、支持部材の一部を介すことができる。これにより、左側壁の回動側端部と右側壁の回動側端部との間の距離が変化するのを防止できるので、配管カバー全体を略コの字型に強固に保持することができる。
また、請求項8に係る発明の配管カバーでは、請求項2乃至7の何れかに記載の発明の効果に加え、左側壁の上部と右側壁の上部とに各々設けられた取付部を、本体の下部に各々取り付けることによって、配管カバー全体を本体の下部に偏りなく固定することができる。さらに、各取付部の取付穴にネジ等を差し込み、本体の下部に固定することによって、配管カバーを本体の下部に強固に固定することができる。
また、請求項9に係る発明の給湯器では、請求項1乃至8の何れかに記載の配管カバーを用いることによって、給湯器本体の筐体に接続された配管を覆い隠すことができる。そして、配管カバーは折り畳むことによって容積を小さくすることができるので、給湯器の取付現場までの運搬を容易とすることができる。さらに、容積を小さくすることができるので、複数まとめて運搬することができ、輸送コストを削減することができる。また、運搬時での配管カバーの梱包材料にかかるコストも削減することができる。
以下、本発明の一実施の形態である給湯器1について、図面に基づいて説明する。図1は、外壁2に固定された給湯器1の全体斜視図であり、図2は、給湯器本体3に取り付けられた配管カバー5の分解斜視図であり、図3は、右側壁11の内側面図であり、図4は、左側壁12の内側面図であり、図5は、上側支持梁51の斜視図であり、図6は、下側支持梁52の斜視図であり、図7は、上ヒンジ15周辺(右側壁11側)の斜視図であり、図8は、下ヒンジ16周辺(右側壁11側)の斜視図であり、図9は、支持枠30の斜視図であり、図10は、扉受け部65の斜視図であり、図11は、配管カバー5から支持枠30、扉受け部65を取り外した状態を示す斜視図であり、図12は、配管カバー5が折り畳まれる途中の状態を示した斜視図であり、図13は、配管カバー5が折り畳まれた状態を示した斜視図である。
なお、本実施形態である給湯器1は、図1に示すように、外壁2に取り付けられた給湯器本体3の底部から延設された各種配管7(図2参照)を覆い隠すための配管カバー5を備えている。そして、この配管カバー5を折り畳み可能とすることで、配管カバー5の持ち運びが容易となる点に本発明の特徴を有するものである。
はじめに、給湯器1について概略的に説明する。図1に示すように、給湯器1は、外壁2に取り付けられた給湯器本体3と、該給湯器本体3の下部に着脱可能に固定され、前記給湯器本体3の底部に接続された各種配管7(図2参照)が外部に露出しないように覆い隠すための略コの字型の配管カバー5とで構成されている。
一方、図1,図2に示すように、外壁2の上部には、給湯器本体3を固定するための断面略L字状の引掛金具6が取り付けられている。さらに、図2に示すように、その引掛金具6の下方には、後述する筐体4の底部に接続された各種配管7を挿通させる給湯管孔、給水管孔、ガス管孔等の各種配管孔2a,2bが各々穿設されている。
次に、給湯器本体3について説明する。図2に示すように、給湯器本体3は、略直方体状の筐体4を備えている。そして、その筐体4には、熱源となるバーナ(図示外)や、該バーナを利用して通水を加熱するための熱交換器(図示外)、前記バーナに燃焼用空気を送風するための送風ファン(図示外)、筐体4内に配索された配管の水量を一定に保つための膨張タンク(図示外)等が内蔵されている。また、筐体4の背壁の上端部中央には、取付金具8が設けられている。そして、この取付金具8を外壁2の引掛金具6に引っ掛けることによって、給湯器本体3全体が外壁2に取り付けられる。なお、図示しないが、筐体4の背壁の下端部にも取付金具(図示外)が設けられており、給湯器本体3の上下部ともに外壁2に対して取り付けることができる。
さらに、図2に示すように、筐体4の左右両側壁の下側後方隅部には、配管カバー5の上部を着脱可能に固定するための固定孔18(図2では1つのみ図示)が各々穿設されている。また、筐体4の底部には、給水管、給湯管およびガス供給管等の各種配管7や配線(図示外)が各々接続されている。さらに、これら各種配管7や配線は筐体4の下方に延設されるとともに、外壁2に穿設された配管孔2a,2bに各々挿通され、屋内の蛇口や水道栓及びガス元栓等に各々接続されている。また、筐体4の底部の前方端部には、該前方端部に沿って下方に突設された正面視横長の長方形状の固定片9が設けられている。そして、その固定片9の長手方向両端部近傍には、後述する配管カバー5の固定梁部50の上側支持梁51を固定片9に固定するための固定孔9a(図2では1つのみ図示)が各々穿設されている。
次に、本発明の特徴である配管カバー5について説明する。図1に示す配管カバー5は全体が軽量で丈夫な金属で形成されている。そして、図2に示すように、この配管カバー5は、各種配管7の前面側の上側と下側とに各々略水平に延設された上下一対の固定梁部50と、当該固定梁部50の前面に着脱可能に固定され、各種配管7の前面側を覆い隠すための正面視長方形状の前面壁10と、各種配管7の右側面側を覆い隠すための右側壁11(図3参照)と、各種配管7の左側面側を覆い隠すための左側壁12(図4参照)とで構成され、全体が略コの字型に形成されている。なお、その大きさは、略コの字型に組み立てられた状態で、横470mm×高さ600mm×奥行き250mmとなっている。なお、図2に示す前面壁10と固定梁部50が「前面部」に相当し、固定梁部50が、「梁部材」に相当する。
そして、本実施形態では、図2に示すように、固定梁部50を構成する上側支持梁51及び下側支持梁52の各左右両端部に、右側壁11及び左側壁12が、上ヒンジ15及び下ヒンジ16を介することによって回動可能に各々連結されている。これにより、前面壁10が固定された固定梁部50に対して、右側壁11及び左側壁12を各々折り畳むことができる。なお、右側壁11及び左側壁12の上ヒンジ15及び下ヒンジ16による回動機構については後述する。
また、配管カバー5の内側面(右側壁11及び左側壁12の各内側面)において、略中段位置と略下段位置とには、略コの字型の支持枠30,30が各々固定されている。そして、この2つの支持枠30,30によって、配管カバー5全体が略コの字型に保持されている。また、固定梁部50を構成する下側支持梁52の下側には、前面壁10の下部に突設された差込片10cが差し込まれるとともに、前面壁10の下側を受けて位置決めを行う平面視略コの字型の扉受け部65が固定されている。
次に、配管カバー5を構成する個々の部材について説明する。まず、右側壁11について説明する。図3に示すように、右側壁11は正面視縦長の長方形状に形成されている。そして、この右側壁11の左側一端部(図3の右側)が、固定梁部50に連結される連結側端部21となり、該連結側端部21とは反対の右側一端部が(図3の左側)、固定梁部50(図2に示す)に対して回動する回動側端部22となる。さらに、右側壁11の上端部と連結側端部21とが互いに直交する角部にはL字状の切り欠き部24が形成されている。これにより、筐体4の下部に配管カバー5が固定される際に、筐体4の下部に突設された固定片9と、右側壁11の連結側端部21の上側の角部とが接触しないようになっている(図7参照)。
一方、右側壁11の上端部と回動側端部22とが互いに直交する角部には、筐体4の右側壁下部の外側面に取り付けるために、上方に向かって突出する略長方形状の取付片25が設けられている。そして、この取付片25の略中央には、筐体4の右側壁の後方下側角部の固定孔(図示外)に対向する固定孔25aが穿設されている。そして、図2に示すように、この取付片25の固定孔25aを、筐体4の右側壁下部の外側面に穿設された固定孔(図示外)に合わせ、止めネジ80で固定することにより、配管カバー5の右側壁11の上部が固定される。さらに、図3に示すように、右側壁11の下端部と連結側端部21とが互いに直交する角部には、蓋受け部65の脚部67(図10参照)を当接して固定するための略長方形状の固定片27が、配管カバー5が略コの字型に組み立てられた時の前方(図3の右側)に向かって突設されている。そして、その固定片27の略中央には、扉受け部65の脚部67に穿設された固定孔67a(図10参照)に対向する固定孔27aが穿設されている。
また、図3に示すように、右側壁11の略中段位置の連結側端部21側と回動側端部22側との2カ所には、支持枠30の支持フレーム32(図9参照)を固定するための固定孔11a,11aが各々穿設されている。さらに、右側壁11の略下段位置の連結側端部21側と回動側端部22側との2カ所にも、支持枠30の支持フレーム32(図9参照)を固定するための固定孔11b,11bが各々穿設されている。また、右側壁11の内側面の上端部、取付片25の上端部及び回動側端部22の下側を除く部分には、当該端部に沿って、補強用の折り返し部29が設けられている。
さらに、右側壁11の切り欠き部24の下側の内側面には、上ヒンジ15(図2,図11参照)の受け側となる側面視逆L字型の受け部33(図7参照)が固定されている。この受け部33は、図3,図7に示すように、一枚の長方形状の金属板がL字型に折り返されて形成され、受け片33aと固定片33bとで構成されている。そして、このような受け部33は、受け片33aが略水平となるように固定片33bが右側壁11の内側面に当接され、一対のボルト36,36を介して固定されている。さらに、受け片33aの略中央には、後述するボルト60(図7参照)がはまるための軸孔(図示外)が穿設されている。
一方、右側壁11の固定片27の上側の内側面にも、上記した受け部33と同じ形状であって、下ヒンジ16(図2,図11参照)を構成する側面視逆L字型の受け部35が固定されている。この受け部35も、図3,図8に示すように、一枚の長方形状の金属板がL字型に折り返されて形成され、受け片35aと固定片35bとで構成されている。そして、このような受け部35も、受け片35aが略水平となるように固定片35bが右側壁11の内側面に当接され、一対のボルト36,36を介して固定されている。さらに、受け片35aの略中央には、後述するボルト61(図8参照)がはまるための軸孔(図示外)が穿設されている。
次に、左側壁12について説明する。図4に示すように、左側壁12も正面視縦長の長方形状に形成され、右側壁11の形状と左右対称となっている。そして、この左側壁12の右側一端部(図4の左側)が、固定梁部50(図2参照)に連結される連結側端部41となり、該連結側端部41とは反対の左側一端部(図4の右側)が、固定梁部50に対して回動する回動側端部42となる。さらに、左側壁12の上端部と連結側端部41とが互いに直交する角部にはL字状の切り欠き部44が形成されている。これにより、筐体4の下部に配管カバー5が固定される際に、筐体4の下部に突設された固定片9と、左側壁12の連結側端部41の角部とが接触しないようになっている。
一方、左側壁12の上端部と回動側端部42とが互いに直交する角部には、筐体4の左側壁下部の外側面に取り付けるために、上方に向かって突出する略長方形状の取付片45が設けられている。そして、この取付片45の略中央には、筐体4の左側壁の後方下側角部の固定孔18(図2参照)に対向する固定孔45aが穿設されている。そして、図2に示すように、この取付片45の固定孔45aを、筐体4の右側壁下部の外側面に穿設された固定孔18に合わせ、止めネジ80で固定することにより、配管カバー5の左側壁12の上部が固定される。さらに、図4に示すように、左側壁12の下端部と連結側端部41とが互いに直交する角部には、蓋受け部65の脚部67(図10参照)を当接して固定するための略長方形状の固定片47が、配管カバー5が略コの字型に組み立てられた時の前方(図3の左側)に向かって突設されている。そして、その固定片47の略中央には、扉受け部65の脚部67に穿設された固定孔67a(図10参照)に対向する固定孔47aが穿設されている。
また、図4に示すように、左側壁12の略中段位置の連結側端部41側と回動側端部42側との2か所には、支持枠30の支持フレーム32(図9参照)を固定するための固定孔12a,12aが各々穿設されている。さらに、左側壁12の略下段位置の連結側端部41側と回動側端部42側との2か所にも、支持枠30の支持フレーム32(図9参照)を固定するための固定孔12b,12bが各々穿設されている。また、左側壁12の内側面の上端部、取付片45の上端部及び回動側端部42の下側を除く部分には、当該端部に沿って、補強用の折り返し部49が設けられている。
さらに、左側壁12の切り欠き部44の下側の内側面には、上ヒンジ15の受け側となり、上記した右側壁11側の受け部33と同形状の受け部53が固定されている。また、左側壁12の固定片47の上側の内側面にも、上記した右側壁11側の受け部35と同形状の側面視逆L字型の受け部55が固定されている。
次に、固定梁部50について説明する。図2,図11に示すように、固定梁部50は、右側壁11の上ヒンジ15と左側壁12の上ヒンジ15との間に渡設された上側支持梁51と、右側壁11の下ヒンジ16と左側壁12の下ヒンジ16との間に渡設された下側支持梁52とから構成されている。
まず、上側支持梁51について説明する。上側支持梁51は、図5に示すように、水平に延設された平面視帯状の平板である水平片51aと、該水平片51aの幅方向一端側から垂直上方に立設された平板である起立片51bと、前記水平片51aの前記一端側とは反対の他端側から略鉛直下方に延設され、前面壁10(図2参照)の上部裏面に当接して支持する平板である支持片51cとから構成され、全体が階段状に形成されている。また、起立片51bの長手方向両端部近傍には固定孔54,54が各々穿設されている。なお、この固定孔54,54は、図2に示す筐体4の下部から突設された固定片9の一対の固定孔9a(図2では1つのみ図示)に各々対向し、止めネジ90で固定されるようになっている。さらに、支持片51cの長手方向両端部近傍にも固定孔56,56が各々穿設されている。なお、この固定孔56,56は、後述する前面壁10の上側両隅部近傍に各々穿設された固定孔17,17(図2参照)に各々対向するようになっている。
また、水平片51aの長手方向両端部にはL字状の切り欠きによって形成された平面視長方形状の掛け部57,57が各々設けられ、該掛け部57の略中央には軸孔57aが穿設されている。そして、図7に示すように、この掛け部57の下面に、前記右側壁11の内側面に固定された受け部33の受け片33aの上面が当接し、掛け部57の軸孔57aと、受け片33aの軸孔(図示外)とにボルト60が連通して嵌まる。これにより、上側支持梁51に対して右側壁11が回動可能となる。さらに、ボルト60を受け部33の受け片33aの下側からナット(図示外)で締め付けることにより、右側壁11が上側支持梁51に固定される。このように、右側壁11側に固定された受け部33と、上側支持梁51の掛け部57と、該掛け部57を受け部33に軸支するボルト60及びナット(図示外)とによって、上ヒンジ15による右側壁11の回動機構が構成される。なお、上側支持梁51と左側壁12とを回動可能に連結する上ヒンジ15(図2参照)の回動機構も、右側壁11側の上ヒンジ15の回動機構と同じであるため、説明を省略する。
次に、下側支持梁52について説明する。下側支持梁52は、図6に示すように、水平に延設された帯状の平板である水平片52aと、該水平片52aの幅方向一端側から垂直上方に立設された平板である起立片52bと、前記水平片52aの前記一端側とは反対の他端側から垂直上方に立設され、前面壁10の裏面に当接して支持する平板である支持片52cとから構成され、断面略U字状(図6,図8参照)に形成されている。そして、支持片52cの長手方向両端部近傍には固定孔59,59が各々穿設され、該固定孔59,59は、後述する前面壁10の下側両隅部近傍に穿設された固定孔17,17(図2参照)に各々対向するようになっている。
また、水平片52aの長手方向両端部にはL字状の切り欠きによって形成された平面視長方形状の掛け部58,58が各々設けられ、該掛け部58の略中央には軸孔58aが穿設されている。そして、図8に示すように、この掛け部58の下面に、右側壁11の受け部35の受け片35aの上面が当接し、掛け部58の軸孔58a(図6参照)と、受け片35aの軸孔(図示外)とにボルト61が連通して嵌まる。これにより、下側支持梁52に対して右側壁11が回動可能となる。さらに、ボルト61を受け部35の受け片35aの下側からナット(図示外)で締め付けることにより、右側壁11が下側支持梁52に固定される。このように、右側壁11側に固定された受け部35と、下側支持梁52の掛け部58と、該掛け部58を受け部35に軸支するボルト61及びナット(図示外)とによって、下ヒンジ16による右側壁11の回動機構が構成される。なお、下側支持梁52と左側壁12とを回動可能に連結する下ヒンジ16(図2参照)の回動機構も、右側壁11側の下ヒンジ16の回動機構と同じであるため、説明を省略する。
なお、図5に示す上側支持梁51が、「上側梁部材」に相当し、図6に示す下側支持梁52が、「下側梁部材」に相当し、図11に示す上ヒンジ15と下ヒンジ16とが、「回動連結手段」に相当する。
次に、前面壁10について説明する。前面壁10は、図2に示すように、正面視長方形状に形成された金属製の平板部材である。そして、その前面壁10の左右両端部には、右側方又は左側方に向かって階段状に各々延設され、右側壁11(左側壁12)の連結側端部21(連結側端部41)との隙間を閉塞するシール部10a,10bが各々設けられている。また、前面壁10の四隅近傍には固定孔17が各々穿設されている。そして、前面壁10の上側の一対の固定孔17,17が、上側支持梁51の固定孔56,56に各々対向し、止めネジ70,70によって固定されるようになっている。一方、前面壁10の下側の一対の固定孔17,17が、下側支持梁52の固定孔59,59に各々対向し、止めネジ70,70によって固定されるようになっている。
また、前面壁10の下端部には、下方に突出する平板状の差込片10cが設けられている。そして、この差込片10cが、下側支持梁52の下側に設けられた扉受け部65の内側の隙間に差し込まれる。これにより、前面壁10の下部が位置決めされるとともに、前面壁10が下側から支持される。そして、前記構造からなる前面壁10が、固定梁部50の前面に取り付けられることにより、給湯器本体3の底部に接続された各種配管7の前面側が覆い隠される。さらに、各種配管7の保守点検等の作業は、配管カバー5を給湯器本体3に取り付けたままの状態で、この前面壁10を固定梁部50から取り外すだけで行うことができる。
次に、支持枠30について説明する。支持枠30は、図9に示すように、平面視略コの字型に構成された枠である。この支持枠30は、本体フレーム31と、該本体フレーム31の長手方向両端部から同方向に略直角に各々延設され、右側壁11の内側面又は左側壁12の内側面に各々当接して固定される支持フレーム32,32とで構成されている。さらに、各支持フレーム32の長手方向両端部近傍には、固定孔32a,32aが各々穿設されている。また、これら本体フレーム31と支持フレーム32,32とは全てL字状の金属製のアングルで形成され、断面が逆L字型になるように互いに連結されている。なお、図9に示す支持枠30が、「支持部材」に相当する。
次に、支持枠30の取付方法について説明する。図2に示すように、まず、2つの支持枠30,30の略コの字型の開口側を、配管カバー5内側の略中段位置と略下段位置とに対向させる。そして、それら支持枠30,30を配管カバー5内側に滑り込ませ、各支持フレーム32の固定孔32a,32aを、右側壁11の固定孔11a及び固定孔11b、左側壁12の固定孔12a及び固定孔12bに各々対向させ、パッキン付トラスネジ38によって各々固定する。これにより、支持枠30,30が配管カバー5内側の略中段位置と略下段位置とに固定される。
そして、このような支持枠30,30が配管カバー5に取り付けられていない状態では、右側壁11の回動側端部22及び左側壁12の回動側端部42が各連結側端部21,41から離れた位置にあるので、外部衝撃が与えられると右側壁11及び左側壁12が回動し、配管カバー5の全体形状が崩れてしまう。しかし、これら支持枠30,30を配管カバー5の内側に取り付けた後では、図2に示すように、各支持枠30の本体フレーム31が、右側壁11の回動側端部22と左側壁12の回動側端部42との間にそれぞれ介在する。これにより、右側壁11の回動側端部22と左側壁12の回動側端部42との距離を一定に保つことができるので、右側壁11や左側壁12に対して外部衝撃や応力が加えられても、配管カバー5の全体形状を略コの字型に保持することができる。
次に、蓋受け部65について説明する。図10に示すように、蓋受け部65は、略水平に延設され、前面壁10の差込片10c(図2参照)を受ける平板状の受けフレーム66と、該受けフレーム66の長手方向両端部から直角に各々延設された脚部67,67とで構成され、平面視略コの字型に形成されている。さらに、脚部67,67には、右側壁11及び左側壁12の下部に設けられた固定片27,47の各内側面に各々当接して固定するための固定孔67aが各々穿設されている。
そして、図2に示すように、このような蓋受け部65の脚部67,67(図10参照)を、右側壁11及び左側壁12の固定片27,47(図3,図4参照)の内側面に各々当接し、ネジ69(図2では、1つのみ図示)によって固定する。これにより、蓋受け部65が、下側支持梁52の下側に配置される。そして、蓋受け部65の内側には所定の隙間が形成され、該隙間に前面壁10の差込片10cが差し込まれるようになっている。
次に、配管カバー5の折り畳み方法について説明する。図11に示すように、まず、図2に示す略コの字型に組み立てられた配管カバー5から、支持枠30,30及び蓋受け部65をそれぞれ取り外す。次いで、上ヒンジ15のボルト60(図7参照)を固定していたナット(図示外)を緩め、下ヒンジ16のボルト61(図8参照)を固定していたナット(図示外)を緩める。これにより、右側壁11及び左側壁12が、上側支持梁51及び下側支持梁52に対して何れも回動可能となる。この状態で、図12に示すように、右側壁11及び左側壁12を、固定梁部50の背面側に対して交互に折り畳む。こうして、図13に示すように、配管カバー5全体を略平板状にすることができる。また、右側壁11及び左側壁12を折り畳んだ状態で、上ヒンジ15のボルト60(図7参照)を固定していたナット(図示外)を締め付け、下ヒンジ16のボルト61(図8参照)を固定していたナット(図示外)を締め付ける。これによって、配管カバー5の運搬中に右側壁11及び左側壁12が勝手に回動して開いてしまうのを防止できる。
また、平板状に折り畳まれた配管カバー5の全体の厚さは約50mm程度となり、略コの字型に組み立てられた状態の時よりも約1/4にすることができる。これにより、配管カバー5の全体の容積を小さくできるので、全体がかさばらず、配管カバー5をいくつも重ねて運搬することができる。また、超高層ビルのような高い場所に給湯器1を取り付ける場合では、配管カバー5の持ち運びが容易となることで、運搬中に配管カバー5を落下させる恐れがなくなるため、安全上好ましい。さらに、この配管カバー5は、略コの字型に組み立てた状態で立たせることができるので、取付作業に非常に便利である。
以上説明したように、本実施形態の給湯器1は、外壁2に取り付けられた給湯器本体3の底部から延設された各種配管7(図2参照)を覆い隠すための略コの字型の配管カバー5を備えている。そして、この配管カバー5の右側壁11と左側壁12とを折り畳み可能とすることで、全体の容積を小さくすることができ、取付現場までの配管カバー5の持ち運びを容易とすることができる。また、配管カバー5の前面が、固定梁部50と、該固定梁部50に着脱可能に固定される前面壁10とで構成され、前面壁10を固定梁部50から取り外すことによって、筐体4の底部に接続された各種配管7の前面側を露出させることができる。これにより、配管カバー5が、給湯器本体3の筐体4に取り付けられた状態のままで、各種配管7の保守点検、修理及び交換等のメンテナンス作業を行うことができる。
さらに、配管カバー5の内側には、2つの支持枠30,30が各々取り付けられ、右側壁11の回動側端部22と左側壁12の回動側端部42との間に支持枠30の本体フレーム31がそれぞれ介在するようになっている。これにより、右側壁11の回動側端部22と左側壁12の回動側端部42との距離を一定に保つことができるので、右側壁11や左側壁12に対して外部衝撃が加えられても、配管カバー5の全体形状を略コの字型に保持することができる。さらに、この配管カバー5は、略コの字型に組み立てた状態で立たせることができる。よって、例えば、先に配管カバー5を略コの字型に組み立てておき、給湯器本体3の筐体4を外壁2に固定した後で、直ぐにその状態のまま配管カバー5を組み付けることができるので、取付作業を迅速かつ効率良く行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、様々な変形が可能であることは言うまでもない。例えば、本実施形態では、配管カバー5の前面を、固定梁部50と、前面壁10とで構成したが、一枚の前面壁で構成し、該前面壁の左右両端に右側壁11及び左側壁12を蝶番等で連結してもよい。そして、その前面壁に各種配管7のメンテナンス用の窓部をもうけ、該窓部を開閉する蓋部を設けてもよい。
また、この他にも、配管カバー5の構成を、上記実施形態のように折り畳み可能な略コの字型形状の本体枠と、該本体枠に着脱可能に固定される前面壁、右側壁及び左側壁とで構成してもよい。
さらに、本実施形態の配管カバー5は、箱体の天面、背面及び底面が開放された略コの字型形状であるが、天面と背面とだけを開放させて底面を閉塞させた箱型形状としてもよい。
また、右側壁11及び左側壁12を回動可能とする上ヒンジ15及び下ヒンジ16の代わりに、一般的な蝶番を右側壁11の内側面及び左側壁12の内側面に取り付けてもよい。
本発明の配管カバーは、給湯器に限らず、配管や配線が接続された本体を備えるものにも適用可能である。
外壁2に固定された給湯器1の全体斜視図である。 給湯器本体3に取り付けられた配管カバー5の分解斜視図である。 右側壁11の内側面図である。 左側壁12の内側面図である。 上側支持梁51の斜視図である。 下側支持梁52の斜視図である。 上ヒンジ15周辺(右側壁11側)の斜視図である。 下ヒンジ16周辺(右側壁11側)の斜視図である。 支持枠30の斜視図である。 扉受け部65の斜視図である。 配管カバー5から支持枠30、扉受け部65を取り外した状態を示す斜視図である。 配管カバー5が折り畳まれる途中の状態を示した斜視図である。 配管カバー5が折り畳まれた状態を示した斜視図である。
符号の説明
1 給湯器
3 給湯器本体
4 筐体
5 配管カバー
7 各種配管
10 前面壁
11 右側壁
12 左側壁
15 上ヒンジ
16 下ヒンジ
21 連結側端部
25 取付片
30 支持枠
41 連結側端部
45 取付片
50 固定梁部
51 上側支持梁
52 下側支持梁
56 固定孔
59 固定孔

Claims (9)

  1. 本体に接続された配管を覆い隠すために、前記本体に着脱可能に取り付けられる略コの字型の配管カバーであって、
    前記配管の前面側を覆い隠す正面視長方形状の前面部と、
    当該前面部の左右両端部に各々連結され、前記配管の左右両面側をそれぞれ覆い隠す一対の側面部と、
    前記前面部の左右両端部と、一対の前記側面部の連結側一端部とを回動可能に連結する回動連結手段と
    から構成され、
    一対の前記側面部が前記前面部側にそれぞれ折り畳み可能であることを特徴とする配管カバー。
  2. 一対の前記側面部は、
    前記前面部の左端部に連結された左側壁と、
    前記前面部の右端部に連結された右側壁と
    であって、
    前記前面部は、
    前記左側壁の前記連結側一端部と、前記右側壁の前記連結側一端部との間に渡設された梁部材と、
    当該梁部材の前面側に着脱可能に固定される前面壁と
    から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の配管カバー。
  3. 前記回動連結手段は、
    前記梁部材の長手方向両端部と、
    前記左側壁の前記連結側一端部及び前記右側壁の前記連結側一端部と
    を回動可能に連結する蝶番であることを特徴とする請求項2に記載の配管カバー。
  4. 前記梁部材は、
    前記左側壁の前記連結側一端部の上部と、前記右側壁の前記連結側一端部の上部との間に渡設された柱状の上側梁部材と、
    前記左側壁の前記連結側一端部の下部と、前記右側壁の前記連結側一端部の下部との間に渡設された下側梁部材と
    から構成され、
    前記上側梁部材及び下側梁部材には、前記前面壁を固定するための固定穴が穿設されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の配管カバー。
  5. 前記左側壁と前記右側壁とを互いに平行に支持する支持部材を備えていることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の配管カバー。
  6. 前記支持部材は略コの字型の枠であることを特徴とする請求項5に記載の配管カバー。
  7. 前記支持部材は、自身の開口側を前記前面壁の内側面に対向させた状態で、
    前記左側壁の内側面又は外側面と、前記右側壁の内側面又は外側面とに各々当接して固定されることを特徴とする請求項4乃至6の何れかに記載の配管カバー。
  8. 前記左側壁の上部と前記右側壁の上部には、前記本体の下部に着脱可能な取付部が各々設けられ、
    当該取付部には取付穴が穿設されていることを特徴とする請求項2乃至7の何れかに記載の配管カバー。
  9. 筐体内にバーナを熱源として備える給湯器本体と、前記筐体に接続された配管とを備えた給湯器であって、
    請求項1乃至8の何れかに記載の配管カバーを備えたことを特徴とする給湯器。


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