JP2010126890A - 折畳み式防火扉装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開口幅方向に第一、第二戸体2、3を揺動自在に連結して構成した折畳み式の防火扉装置1において、第一戸体2の戸尻側を開口部の一側部に枢軸4を介して枢支する一方、第二戸体3の戸尻側端部を第一戸体2の戸先側に蝶番5、6を介して連結し、戸先側に位置する第二戸体3の戸先側端縁部に、調整部材としての補助プレート12を長孔12aを介して螺子12bにより固定し、第二戸体3の戸先側端縁部と開口部との間を塞ぐように構成する。
【選択図】図3
Description
請求項2の発明は、防火扉装置は、二枚の戸体を用いて構成されるものとし、調整部材は、戸先側の戸体の戸先側端縁部に開口幅方向位置調整自在に設けられている請求項1に記載の折畳み式防火扉装置である。
請求項3の発明は、防火扉装置は、少なくとも三枚の戸体を用いて構成されるものとし、調整部材は、最も戸先側の戸体の戸先側端縁部に開口幅方向位置調整自在に設けられる第一調整部材と、少なくとも最も戸先側の戸体の下端縁部に上下方向位置調整自在に設けられる第二調整部材とにより構成されている請求項1に記載の折畳み式防火扉装置である。
請求項3の発明とすることにより、戸体が三枚以上で取付け位置の寸法精度が低下しても、設置現場での調整が容易になって、作業性よく設置することができる。
図面において、1は建築物に形成される幅広の廊下部分に設けられた折畳み式の防火扉装置であって、該防火扉装置1は、二枚の第一、第二戸体2、3を用いて構成されている。これら第一、第二戸体2、3は、後述するように、左右方向に並列する閉鎖状態となることにより、廊下の左右の側壁LW、RWと、天井部Cと、床部Fとにより構成される空間(開口部)を閉鎖して遮煙された状態で二つに仕切るように構成されている。
そして、第一戸体2の戸先側端部には、第二戸体3の戸尻側端部が上下の蝶番5、6を介して揺動自在に連結されている。前記上下の蝶番5、6は、それぞれ、表面2a、3aに設けられて第一、第二戸体2、3を連結しており、これによって、第一、第二戸体2、3は、各表面2a、3a同士が左右方向に並列する伸長姿勢と、該伸長姿勢から表方向に180度の揺動をして表面2a、3a同士が近接対向する折畳み姿勢との間を揺動変姿するように構成されている。前記上下の蝶番5、6はそれぞれ自閉機能を備えたオートヒンジで構成されており、第二戸体3は、第一戸体2に対して閉鎖する方向(第一、第二戸体2、3を伸長姿勢にする方向)に付勢されている。
一方、異常検知装置による異常検知がなされた状態では、電磁レリーズ9は操作具9aと受け具9bとの係止を解除する作動状態となり、第一戸体2の枢軸4の自閉機能に基づいて折畳み姿勢の第一、第二戸体2、3を裏方向(閉鎖方向)に向けて揺動せしめるように構成されている。この状態となると、折畳み姿勢の第一、第二戸体2、3は、第一戸体裏面2bの上側端縁部が天井部Cから下方に突出して設けられた上側戸当たり片10に積層状に近接対向するよう略90度の閉鎖揺動をして、開口部の戸尻側半部を閉鎖するように構成されている(図2の実線参照)。
そして、前記半開状態になることに伴い、第一戸体2の裏面から突出するドアキャッチャー7の作動ピン7cが上側戸当たり片10に当接して退避し、ドアキャッチャー7の受け具7aと作動プレート7bとの係止を解除するように構成されている。この状態となると、蝶番5、6の自閉機能に基づいて第二戸体3が裏方向(閉鎖方向)に向けて揺動を開始し、図3に示すように、第二戸体3が略180度の閉鎖揺動がなされて、裏面3bの上側端縁部が天井部Cの上側戸当たり片10に積層状に近接対向するとともに、裏面3bの戸先側端縁部が右側壁RWから開口側に突出して設けられた戸先側戸当たり片11に積層状に近接対向する状態となって、第一、第二戸体2、3が開口部を塞ぐ閉鎖状態となるように構成されている。
さらに、このものにおいて、補助プレート12は、第二戸体3の裏面3bに固定されていて、折畳み姿勢として戸袋8内に収納した状態では補助プレート12が外部に露出することがないように構成されており、防火扉装置1の意匠が何ら損なわれることがないように配慮されている。
さらに、第二戸体3は戸先側端部の下方部位を切欠くことにより、放水用のホースが挿入されるホース口が形成されており、該ホース口には、第二戸体3の一部を構成するホース口扉3hが開閉自在に設けられている。そして、ホース口扉3hの戸先側端部には、前記補助プレート12と同様に構成されるホース口用補助プレート12cが設けられており、ホース口扉3hの戸先側端縁部と開口部(戸先側戸当たり片11)との間の隙間も確実に塞ぐことができるように構成されている。
前記第二の実施の形態の折畳み式防火扉装置13は、三枚の第一、第二、第三戸体14、15、16を用いて構成され、前記第一の実施の形態と同様に火災等の異常時に幅広の廊下部分を閉鎖するように構成されており、第一の実施の形態と同様の部材については同様の符号を付すことにより説明を省略する。
これら第一、第二、第三戸体14、15、16は、戸尻側に位置する第一戸体14の戸尻側上端部が天井部Cに枢軸14aを介して枢支状に吊持されており、該第一戸体14の戸先側端部に第二戸体15の戸尻側端部が蝶番15aを介して揺動自在に連結され、前記第二戸体15の戸先側端部に第三戸体16の戸尻側端部が蝶番16aを介して揺動自在に連結されている。
これら第一、第二、第三戸体14、15、16は、戸先側の戸体16、15から順次隣接する戸体15、14に対して表方向(同方向)に揺動するようにして折畳まれて、第二、第三戸体15、16の表面15b、16bが近接対向し、かつ、第一戸体14の表面14bと第三戸体16の裏面16cとが近接対向する折畳み姿勢となって、廊下の左側壁LWに形成された戸袋17に収納されるように構成されている。さらに、戸袋17の溝底部17aと第二戸体15の裏面15cとの間には電磁レリーズ18が設けられ、第一、第三戸体14、16との間には第一ドアキャッチャー19が設けられ、第二、第三戸体15、16との間には第二ドアキャッチャー20が設けられている。尚、電磁レリーズ18、第一、第二ドアキャッチャー19、20の構成は前記第一の実施の形態のものと同様である。
尚、第三戸体16は、下半部が上半部に対して開閉揺動自在な避難扉16dに構成されており、第三戸体16の上半部と避難扉16dとは、避難扉16dの操作具16eに連繋して出没する図示しないロッドで連結されており、操作具16eの操作がない状態では第三戸体16と避難扉16dとが一体的に揺動し、操作具16eの操作がなされてロッドが没入すると、第三戸体16に対して避難扉16dを開閉揺動自在とするように構成されている。
因みに、各戸体14、15、16の左右幅寸法等の設置条件によっては、上下方向位置調整自在な第二調整部材22を第二戸体15に設けてもよい。
2 第一戸体
3 第二戸体
4 枢軸
5 蝶番
7 ドアキャッチャー
8 戸袋
9 電磁レリーズ
10 上側戸当たり片
11 戸先側戸当たり片
12 補助プレート
12a 長孔
12b 螺子
Claims (3)
- 躯体開口部に設けられる防火扉装置を開口幅方向複数枚の戸体を揺動自在に連結して構成し、戸尻側に位置する戸体の戸尻側端部を開口部の一側部に枢支する一方、前記防火扉装置を、戸先側の戸体から順次隣接する戸体に対して同方向に揺動して折畳まれた折畳み姿勢として、開口部一側の躯体壁面に形成した戸袋に収納し、火災等の異常時に、戸尻側の戸体から順次閉鎖揺動して開口部を閉鎖する折畳み式防火扉装置において、戸先側に位置する戸体には、開口部との間の隙間を塞ぐ調整部材が位置調整自在に設けられていることを特徴とする折畳み式防火扉装置。
- 防火扉装置は、二枚の戸体を用いて構成されるものとし、調整部材は、戸先側の戸体の戸先側端縁部に開口幅方向位置調整自在に設けられている請求項1に記載の折畳み式防火扉装置。
- 防火扉装置は、少なくとも三枚の戸体を用いて構成されるものとし、調整部材は、最も戸先側の戸体の戸先側端縁部に開口幅方向位置調整自在に設けられる第一調整部材と、少なくとも最も戸先側の戸体の下端縁部に上下方向位置調整自在に設けられる第二調整部材とにより構成されている請求項1に記載の折畳み式防火扉装置。
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