JP7076674B2 - 脱出ドアユニット - Google Patents
脱出ドアユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP7076674B2 JP7076674B2 JP2020138682A JP2020138682A JP7076674B2 JP 7076674 B2 JP7076674 B2 JP 7076674B2 JP 2020138682 A JP2020138682 A JP 2020138682A JP 2020138682 A JP2020138682 A JP 2020138682A JP 7076674 B2 JP7076674 B2 JP 7076674B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- body door
- auxiliary
- door
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
機構をもつ脱出ドアユニットを提供する。
Bランクの場合、1/60~1/20であるので、水平方向の移動変形は、扉
高さ2000mmとすると、1/60で33mm(2000×1/60=33)、1/ 20で100mm(2000×1/20=100)となり、水平方向の移動
変形は33mmから100mmとなり、最大100mmまでの移動変形であれば、建物 の倒壊は免れるとの報告である。
層間変位角とは建物の1階部分の高さに対する横ずれの比をラジアンで表すと定義され ている。
施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための構成を例示するものであって、本発明は以下のものに特定されない。
本発明の一実施の形態に係る脱出ドアユニット構成図を、図1に示す。
本体ドア部(1)と補助部(2)とは本体ドア部(1)の長手方向にある2ヵ所の丁番(8)により固定され、本体ドア部(1)の開閉時に稼働する。更に前記本体ドア部(1)の側面の一方には化粧枠(11)が配置され、この側面中央部に船底形状のストライク受け(12)が取り付けられている。
図2、図6のように、補助部(2)の上部に設置されたスライドピン(7)と、下部に設置された軸受けボルト(6)により、固定枠(3)が補助部(2)の背面に取り付けられ、更に、周辺構造物(5)に固定枠(3)が取り付けられている。
また、本体ドア部(1)の補助部(2)とは反対側の底辺部の一方にローラー
(10)が、床(13)より上に離れた位置に取り付けられている。
以下に説明する。
図7,8,9,10のように周辺構造物(5)が四方に変形した場合の耐震
ユニット(4)の傾いた方向を次のA,B,C,Dように想定した。
この場合耐震ユニット(4)を室外から見て、本体ドア部(1)の右側を丁
番(8)を軸として室外側に開くとした。
A. 室内側へ傾いた場合
B. 室外から見て、右側へ変形した場合
C . 室外から見て、左側へ変形した場合
D . 室外側へ傾いた場合
室内側に変形する。本体ドア部(1)と補助部(2)は室内側に変形するが、本
体ドア部(1)と補助部(2)には干渉するものはなく、本体ドア部(1)は通
常通り開けることが可能であり、部屋(室内)から脱出することができる。
側に変形しているが、耐震ユニット(4)は周辺構造物(5)より室外側に
配置されているため、周辺構造物(5)及び床(13)に干渉されない。また
図5のように、開閉装置(9)のラッチ(14)が化粧枠(11)の中央部に取
り付けられたストライク受け(12)の船底形状を上又は下にスライドすること
により解錠し、通常通り本体ドア部(1)を開けることが可能であり、部屋から
脱出することができる。
側に変形しているが、耐震ユニット(4)は周辺構造物(5)より室外側に
配置されているため、周辺構造物(5)に干渉されない。ただしこの場合本体ド
ア部(1)左側の底辺部に配されたローラー(10)が床(13)に干渉し、本
体ドア部(1)と補助部(2)を右に移動させる力が加わる。この時、補助部(2)
内の軸受けボルト(6)とスライドピン(7)により補助部(2)は右にスライ
ドし、本体ドア部(1)は右方向、すなわち、垂直方向に移動する。また、本体
ドア部(1)の下部に配置されたローラー(10)が床(13)の上を回転、移
動することにより、床(13)との抵抗を軽減し、干渉を最小限にとどめ通常に
近い状態で、本体ドア部(1)を開けることが可能となり、部屋から脱出するこ
とができる。
室外側に変形する。本体ドア部(1)と補助部(2)は室外側に変形するが、閉
まった状態では本体ドア部(1)と補助部(2)には干渉するものはない。本体
ドア部(1)を開ける操作をすると、本体ドア部(1)左側の底辺部に配置され
たローラー(10)が床(13)に干渉し、本体ドア部(1)と補助部(2)を
右に移動させる力が加わる。この時、補助部(2)内の軸受けボルト(6)とス
ライドピン(7)により補助部(2)は右にスライドし、本体ドア部(1)は右
方向、すなわち、垂直方向に移動する。また、本体ドア部(1)の下部に配置さ
れたローラー(10)が床(13)の上を回転、移動することにより、床(13)
との抵抗を軽減し、干渉を最小限にとどめ、通常に近い状態で、本体ドア部(1)
を開けることが可能であり、部屋から脱出することができる。
し、通常に近い状態で、本体ドア部(1)を開けることが可能であり、部屋から脱出することができる。またA、Bのようにそれぞれ2つの方向に同時に変形した場合でも、同じ機構により対応可能な脱出ドアユニットである。
2、補助部
3、固定枠
4、耐震ユニット
5、周辺構造物
6、軸受けボルト
7、スライドピン
8、丁番
9、開閉装置
10、ローラー
11、化粧枠
12、ストライク受け
13、床
14、ラッチ
Claims (3)
- 本体ドア部(1)と補助部(2)により形成される耐震ユニット(4)であって、周
辺構造物(5)に取り付けられるものにおいて、
前記本体ドア部(1)と前記補助部(2)とは前記本体ドア部(1)の長手方向にある
丁番(8)により固定され、
前記補助部(2)を前記周辺構造物(5)に固定させるための固定枠(3)が、前記補
助部(2)の背面に取り付けられ、
前記耐震ユニット(4)が前記周辺構造物(5)より前面に配置され、
前記固定枠(3)もしくは前記補助部(2)のいずれか一方の、下部には、軸受けボ
ルト(6)が配置され、上部にはスライドピン(7)が配置され、
前記軸受けボルト(6)と前記スライドピン(7)により前記補助部(2)の背面で前
記固定枠(3)に取り付けられ、
前記耐震ユニット(4)がスライド可能となるように配置されていることを特徴とする脱出ドアユニット。
- 前記本体ドア部(1)の側面部の一方には化粧枠(11)が配置され、
前記化粧枠(11)の前記本体ドア部(1)の側面中央部に船底形状のストライク受け(12)が取り付けられ、
前記本体ドア部(1)の長手方向中央部に取り付けられた開閉装置(9)が、前記スト
ライク受け(12)と対向する位置に固定されていることを特徴とする請求項1の脱出
ドアユニット。
- 前記本体ドア部(1)の前記補助部(2)とは反対側の底辺部の一方にローラー(10)が配置され、
前記ローラー(10)が、床(13)より上に離れた位置にあることを特徴とする請求項1の脱出ドアユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020138682A JP7076674B2 (ja) | 2020-08-19 | 2020-08-19 | 脱出ドアユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020138682A JP7076674B2 (ja) | 2020-08-19 | 2020-08-19 | 脱出ドアユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022034805A JP2022034805A (ja) | 2022-03-04 |
JP7076674B2 true JP7076674B2 (ja) | 2022-05-30 |
Family
ID=80443120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020138682A Active JP7076674B2 (ja) | 2020-08-19 | 2020-08-19 | 脱出ドアユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7076674B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7245406B1 (ja) * | 2022-10-14 | 2023-03-24 | 満之 米川 | 対震ユニット丁番 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3051072U (ja) | 1997-08-29 | 1998-08-11 | 修 曾田 | 取替用耐震ドアー |
JP6340472B2 (ja) | 2014-04-11 | 2018-06-06 | 武▲漢凱▼迪工程技▲術▼研究▲総▼院有限公司 | 太陽エネルギ光熱及びbigcc一体化結合型発電システム |
JP2018178647A (ja) | 2017-04-20 | 2018-11-15 | 株式会社日建設計 | 建具設置構造 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6340472U (ja) * | 1986-08-29 | 1988-03-16 | ||
JPH09235958A (ja) * | 1996-03-01 | 1997-09-09 | Doei Gaiso Kk | ドア枠 |
JPH10266709A (ja) * | 1997-03-19 | 1998-10-06 | Kinki Sharyo Co Ltd | ドア取付け構造改良方法とそれによるドア取付け構造 |
JP5879148B2 (ja) * | 2011-09-28 | 2016-03-08 | 美和ロック株式会社 | 開力軽減錠 |
JP6671912B2 (ja) * | 2015-10-06 | 2020-03-25 | 株式会社日建設計 | 建具構造 |
-
2020
- 2020-08-19 JP JP2020138682A patent/JP7076674B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3051072U (ja) | 1997-08-29 | 1998-08-11 | 修 曾田 | 取替用耐震ドアー |
JP6340472B2 (ja) | 2014-04-11 | 2018-06-06 | 武▲漢凱▼迪工程技▲術▼研究▲総▼院有限公司 | 太陽エネルギ光熱及びbigcc一体化結合型発電システム |
JP2018178647A (ja) | 2017-04-20 | 2018-11-15 | 株式会社日建設計 | 建具設置構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022034805A (ja) | 2022-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7076674B2 (ja) | 脱出ドアユニット | |
US20220112751A1 (en) | Poly-axial closure hinge mechanism | |
KR20060116144A (ko) | 도어의 열림각을 조정 및 제어할 수 있는 경첩 | |
JPH10280821A (ja) | 対地震用開き戸 | |
US3224494A (en) | Door | |
JP2020133156A (ja) | オーバーヘッドドア下端の断熱構造 | |
KR20180109830A (ko) | 바닥면 무철거 폴딩도어 시공방법 | |
KR102301601B1 (ko) | 손 끼임 방지용 커버가 구비된 도어 회전 지지모듈 | |
JP6480232B2 (ja) | 網戸付きサッシ | |
US4359805A (en) | Window sash hinge | |
JP7245406B1 (ja) | 対震ユニット丁番 | |
KR101818844B1 (ko) | 아파트용 여닫이 안전방범방충창 | |
KR200391475Y1 (ko) | 도어의 열림각을 조정 및 제어할 수 있는 경첩 | |
EP3299536B1 (en) | A roof window including a set of hinges with improved movement pattern | |
JP7325200B2 (ja) | 防火用建具 | |
JP4196338B2 (ja) | 開き戸機構付き引き戸 | |
JP2024058209A (ja) | 対震ユニット丁番 | |
JP6899640B2 (ja) | 内窓及び内窓の施工方法 | |
JP4476600B2 (ja) | 伸縮式開閉案内装置と該装置を備えた建具 | |
CN217028657U (zh) | 一种无缝门 | |
JP7365742B1 (ja) | 浸水防止ドアセット | |
KR102548757B1 (ko) | 환기 및 단열성능이 향상된 부분개폐형 하이퀄리티 창호시스템 | |
GB2415457A (en) | Pivoting sash window | |
JP4022232B2 (ja) | 室内閉じ込め防止用のドア改造方法 | |
JP7133490B2 (ja) | オーバーヘッドドアにおけるローラブラケットの補強構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20200826 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210825 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20210825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220318 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7076674 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |