JP6199211B2 - 引き戸における錠装置 - Google Patents
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Description
請求項2の発明は、主錠装置よりも副錠装置の方が小さくなる施錠姿勢のラッチとストライクとのあいだの隙間は、出入り口の出入り方向の隙間であることを特徴とする請求項1記載の引き戸における錠装置である。
請求項3の発明は、主錠装置よりも副錠装置の方が小さくなる施錠姿勢のラッチとストライクとのあいだの隙間は、引き戸の移動方向の隙間であることを特徴とする請求項1または2記載の引き戸における錠装置である。
請求項4の発明は、副錠装置のストライクのラッチ係止面に調整板を設けることで施錠姿勢のラッチとストライクとのあいだの隙間を、主錠装置よりも副錠装置の方が小さくなるようにしたことを特徴とする請求項3記載の引き戸における錠装置である。
請求項2の発明とすることにより、冬場のように引き戸中央部位の熱反りの少ない場合の引き戸の出入り口出入り方向のガタツキを低減できることになる。
請求項3の発明とすることにより、冬場のように引き戸中央部位の熱反りの少ない場合の引き戸の移動方向のガタツキを低減することができる。
請求項4の発明とすることにより、施錠姿勢のラッチとストライクとのあいだの隙間調整が調整板を用いることでできるため、錠装置側は共有化できることになる。
さらに吊り金具本体部8aの下部屋内側面にはL字形をした取付け金具11の一片がビス10aを介して取付けられているが、該取付け金具11の屋内側に延びる他片にはナット11aが溶着されている。
ついで四方枠2を、ボルト貫通溝8kの溝奥部にボルト螺子部12cが位置するよう屋内側に移動させ、この状態でボルト12を上側に向けて締め上げることで吊り固定片部8dが上フレーム跨片9aに当接することになって四方枠2の上フレーム9への吊り固定ができるようになっている(図6(C)参照)。
屋内側板13cには、前記吊り金具係止片8iが遊嵌状に嵌入する係止孔13eが形成されており、そして上廻りケース13は、係止孔13eに係止片8iを嵌入させた状態で手を放すと、係止片8iの上辺に係止孔13eの上縁が係止する仮保持状態となり、この状態でボルト貫通孔8jから挿入したボルト14を屋内側板13c側のナット14aに螺入緊締することで吊り金具8側での取付けができるようになっている。尚、13gはボルト孔である。
一方、袖壁部3a側への取付けについては、屋内側板13cに穿設のビス孔13fを貫通したビス10bを袖壁部3aを貫通し、袖壁部3aの屋内側面に設けたフレーム材15に螺入することで取付けられるようになっている。
因みにストッパ18、20については、取付け体18a側、ブラケット20a側でなく、ダンパブラケット16側、係止部材21側に設けてもよく、さらには互いに対向する両者に設けてもよい。
また引き戸1の戸尻側端には、該戸尻側端部およびアングル材22を戸尻側から戸先側に向けて外嵌する状態で戸尻煙返し材23がビス23aを介して引き戸1およびアングル材22に固定されているが、戸尻煙返し材23の屋内側片23bは、引き戸1が全閉したとき、戸尻側縦枠2cの屋外側面と四方枠突出片2fの屋内側面との隙間に嵌合して全閉時の煙返しをするようになっている。
また、施錠姿勢のラッチ24b、25bとストライク24d、25dとのあいだの引き戸開閉移動方向の隙間について、副錠装置25のストライク25dの施錠姿勢のラッチ25b対向面に調整板25fを設けることで主錠装置24よりも副錠装置25の方が小さくなるように設定されている。
そしてこのように、出入り口出入り方向および引き戸1の開閉方向の隙間を主錠装置24の方が副錠装置25よりも大きくすることで、夏場のように引き戸1が大きく熱反りした場合に、熱反りの大きい中央部位に設けられる主錠装置24の施錠に支障をきたすことがない一方、熱反りの小さい上下方向に偏倚した部位に設けられる副錠装置25の施錠は確実に行われる。また冬場のように引き戸1の中央部位の熱反りが小さいときには、副錠装置25において、貫通孔25eとラッチ25bとの出入り口出入り方向の隙間及び引き戸移動方向の隙間が、主錠装置24の隙間よりも小さくなっているため、施錠時の該両方向のガタツキを低減することができる。
これに対し、冬場のように熱反りが小さい場合、副錠装置25のラッチ25bは、ストライク25dとのあいだに隙間が小さい状態で係止することになり、施錠時の前記両方向のガタツキを防止することができる。
因みに、前記実施の形態では、主錠装置24の貫通孔24eの出入り口の出入り方向の幅を、副錠装置25の貫通孔25eの出入り口の出入り方向の幅よりも大きくすることで該方向の隙間を大小異ならしめているが、貫通孔24e、25eの該方向の幅は同じとし、ラッチ24b、25bの出入り口出入り方向の厚さについて、主錠装置24の方が副錠装置25よりも薄くすることでも実施することができる。またラッチ24b、25bとストライク24d、25dの引き戸移動方向の隙間について、ストライク24dに調整板25fを取付けることで隙間を大小異ならしめているが、副錠装置25のラッチ25bのストライク25d対向面をストライク25d側に近接する構成にすることでも実施することができる。
24 主錠装置
24b ラッチ
24d ストライク
24e 貫通孔
25 副錠装置
25b ラッチ
25d ストライク
25e 貫通孔
Claims (4)
- 出入り口の枠体に取付けられる引き戸の上下方向中央部位に設けられる主錠装置と、該主錠装置に対して上下方向何れかに偏倚した位置に取付けられる副錠装置とを備えて構成される引き戸用の錠装置において、両錠装置を、施錠操作したときに鎌形状のラッチが、枠体側に設けたラッチ受けのストライクに回り込むようにして係止するもので構成するにあたり、施錠姿勢のラッチとストライクとのあいだの隙間を、主錠装置よりも副錠装置の方が小さくなるようにしたことを特徴とする引き戸における錠装置。
- 主錠装置よりも副錠装置の方が小さくなる施錠姿勢のラッチとストライクとのあいだの隙間は、出入り口の出入り方向の隙間であることを特徴とする請求項1記載の引き戸における錠装置。
- 主錠装置よりも副錠装置の方が小さくなる施錠姿勢のラッチとストライクとのあいだの隙間は、引き戸の移動方向の隙間であることを特徴とする請求項1または2記載の引き戸における錠装置。
- 副錠装置のストライクのラッチ係止面に調整板を設けることで施錠姿勢のラッチとストライクとのあいだの隙間を、主錠装置よりも副錠装置の方が小さくなるようにしたことを特徴とする請求項3記載の引き戸における錠装置。
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JP2014049727A JP6199211B2 (ja) | 2014-03-13 | 2014-03-13 | 引き戸における錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014049727A JP6199211B2 (ja) | 2014-03-13 | 2014-03-13 | 引き戸における錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015175098A JP2015175098A (ja) | 2015-10-05 |
JP6199211B2 true JP6199211B2 (ja) | 2017-09-20 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2014049727A Active JP6199211B2 (ja) | 2014-03-13 | 2014-03-13 | 引き戸における錠装置 |
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