JP2001241465A - 自動調心型クラッチレリーズ軸受 - Google Patents

自動調心型クラッチレリーズ軸受

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JP2001241465A
JP2001241465A JP2000055613A JP2000055613A JP2001241465A JP 2001241465 A JP2001241465 A JP 2001241465A JP 2000055613 A JP2000055613 A JP 2000055613A JP 2000055613 A JP2000055613 A JP 2000055613A JP 2001241465 A JP2001241465 A JP 2001241465A
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outer ring
spring groove
inner ring
bearing
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JP2000055613A
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Keiichi Yamamoto
啓一 山本
Makoto Kawagishi
誠 河岸
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Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、軽量で、組立の容易な自動調
心型クラッチレリーズ軸受を提供。 【解決手段】 樹脂スリーブ1の鍔部11に軸受10方
向側に突出するようにかつ外輪5の外径面5aと微少隙
間16を形成可能な内径面12aを有する突出部12を
設ける。さらに、突出部の内径面の周方向に突出部ばね
溝14を形成し、この突出部ばね溝と相対して外輪の外
径面の周方向に外輪ばね溝15を形成する。さらに、外
輪ばね溝と突出部ばね溝に有端波ばね3を嵌合させ、有
端波ばねにより外輪を鍔側に挟持付勢するようにした。
また、外輪ばね溝15を転動体6と鍔側シール部材9と
の間に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンとトラ
ンスミッションとの間で、動力の断接を行う摩擦クラッ
チにおいて、スラスト荷重受けとして使用され、エンジ
ン側とトランスミション側との間に回転中心のずれを吸
収できるようにされた自動調心型クラッチレリーズ軸受
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動調心型クラッチレリーズ軸受は、図
8に示すように、トランスミッション装置51から突出
したリテーナ52の外周52aを軸方向に摺動可能にさ
れたレリーズハブ53と、このレリーズハブの外端に設
けられたレリーズ軸受54から構成されている。レリー
ズハブ53はレリーズフォーク55により、軸方向に前
後させ回転するダイヤフラムスプリング56にレリーズ
軸受54の内輪又は外輪(図8においては外輪54a)
を接触させクラッチの断接が行われる。レリーズハブ5
3と回転するダイヤフラムスプリング56とはレリーズ
軸受54を介して当接するのでダイヤフラムスプリング
の回転がレリーズハブに伝わらないようにされている。
なお、符号57はプレッシャープレート、58はダイヤ
フラムクラッチカバー、59はフライホイール、60は
クラッチディスク(円板状摩擦板)、61はクランクシ
ャフト、62はメインドライブシャフトである。ところ
で、かかるクラッチレリーズ装置においては、レリーズ
軸受の回転中心線と、ダイヤフラムスプリングの回転中
心線とを正確に組み付け一致させることは困難である。
【0003】そこで、例えば特開平8−184329号
公報においては、図9に示すように、内輪回転型の自動
調心型クラッチレリーズ軸受が開示されている。このも
のは、レリーズハブ63を軸穴1aと鍔部11を有する
樹脂スリーブ71と、樹脂スリーブの鍔部の一端11a
と一体に組み付けられ軸穴に連接し軸穴より大なる中空
穴2aを有するハブ鉄芯72を樹脂スリーブの鍔部外周
11cに設けられたカバー73の端部73aでハブ鉄芯
外周72a位置でかしめる。一方、レリーズ軸受の外輪
75の端部を鍔部11に当接させ他端を有端又は無端の
波ばね76を介してカバー他端部73bとの間に外輪を
挟持するように組み立てることにより、樹脂スリーブ7
1、ハブ鉄芯72、レリーズ軸受10を一体に組み立て
ている。外輪75とカバー73との間には微少隙間16
が設けられており、外輪は波ばね76で軸方向に付勢さ
れているだけなので、ラジアル方向に微少隙間分だけ移
動可能にされている。一方レリーズ軸受10の内輪74
はボール6を介して軸方向に突出してダイヤフラムスプ
リング56と当接するようにされている。
【0004】従って、ダイヤフラムスプリング56とレ
リーズ軸受10の回転中心線とが偏心していても、レリ
ーズ軸受10の外輪75がラジアル方向に移動して、ダ
イヤフラムスプリングとレリーズ軸受の回転中心が自動
的に一致するようにされ、いわゆる自動調心される。な
お、有端の波ばねとは、リング状の波座金形状であって
リングが切り離され、切り離し部で僅かに離れたり、又
は開いたり、又は重ねられている波ばねである。又、無
端の波ばねとは、リング状の波座金形状でリングが閉じ
ている波ばねである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のにおいては、カバー73はレリーズ軸受10を覆うよ
うに形成されるので、部品が大きい。また、波ばね76
も無端波ばねの場合は、軸受、波ばね、カバーを順次配
設してからカバーを加締めて固定する必要があり、組み
付けにくい。また、有端波ばねの場合であってもカバー
73の端部73bと外輪75の端部との間に有端波ばね
のほぼ全体が入り込むように組み付けなければならな
い。このため、無端波ばねの場合と同様に組み付ける。
あるいは、外輪端と、カバー端の間に有端波ばねを配設
するために、有端波ばねを大きく変形させて組み付ける
必要がある。しかし、有端波ばねを大きく変形させる
と、波ばねの永久(塑性)変形を招くおそれがあった。
また、永久変形を避けようとすると、ばね力を大きくで
きないという問題があった。このため、全体として、軽
量化、小型化が困難であった。また、組立も時間がかか
った。さらに、外輪回転型の自動調心型クラッチレリー
ズ軸受については示唆も開示もされていない。本発明の
課題は、カバーを無くし、より構造が簡単で、軽量で組
立も容易な内輪又は外輪回転型の自動調心型クラッチレ
リーズ軸受を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、軸穴
と鍔部を有する樹脂スリーブと、該樹脂スリーブの鍔部
の一端と一体に組み付けられ軸穴に連接し軸穴より大な
る中空穴を有するハブ鉄芯と、樹脂スリーブの鍔部の他
端に外輪がラジアル方向に微少移動可能に当接して設け
られた軸受と、からなる内輪回転型の自動調心型クラッ
チレリーズ軸受において、樹脂スリーブの鍔部に軸受方
向側に突出するようにかつ外輪の外径面と微少隙間を形
成可能な内径面を有する突出部を設ける。さらに、突出
部の内径面の周方向に突出部ばね溝を形成し、この突出
部ばね溝と相対して外輪の外径面の周方向に外輪ばね溝
を形成する。さらに、外輪ばね溝と突出部ばね溝に有端
波ばねを嵌合させ、有端波ばねにより外輪を鍔側に挟持
付勢するようにした自動調心型クラッチレリーズ軸受を
提供することにより、上記課題を解決した。
【0007】樹脂スリーブの鍔部に軸受方向側に突出す
るようにかつ外輪の外径面と微少隙間を形成可能な内径
面を有する突出部を設けたので、従来のようにカバーを
設けることなく外輪がラジアル方向へ微少移動可能にさ
れる。さらに、突出部の内径面の突出部ばね溝と、この
突出部ばね溝と相対する外輪の外径面の外輪ばね溝に有
端波ばねを嵌合させ、有端波ばねにより外輪を鍔側に挟
持付勢するようにしたので、内輪がダイヤフラムスプリ
ングに当接する一方、外輪を予圧状態で保持するので、
ダイヤフラムスプリングとレリーズ軸受の回転中心線と
が偏心していても、レリーズ軸受がラジアル方向に移動
して、ダイヤフラムスプリングとレリーズ軸受の回転中
心が自動調心される。また、有端波ばねは突出部ばね溝
と外輪ばね溝とにまたがって嵌合されるので、有端波ば
ねのばね溝への組み付け時の変形量を小さくできる。ま
た、従来のカバーと外輪との規制では、樹脂スリーブと
カバーとの組み付け誤差の影響があるが、請求項1にか
かる発明においては樹脂スリーブの精度のみの影響とな
るので、誤差が小さい。
【0008】外輪ばね溝は外輪外周面のどの位置でもよ
いが、突起部の長さの短い鍔部寄りに設けるのが小型化
の点から好ましい、また、外輪の外輪ばね溝以外の部分
の形状、寸法をできる限り特殊なものとしたくない。そ
こで、請求項2においては、外輪ばね溝を軸受の転動体
と鍔部の他端に当接する側のシール部材との間の位置に
相当する外輪の外径面に設けるようにした。
【0009】より詳しくは外輪ばね溝を軸受の転動体が
転動する外輪の軌道面と鍔部の他端に当接する側のシー
ル部材の外輪の嵌合部との間の外輪の外径面に設けるよ
うにした。外輪の肉厚は軌道面とシール部材の嵌合部と
の間が大きく、外輪外径面に溝を加工しても軸受性能へ
の影響が少なく、形状、寸法の変更も少なくできる。ま
た、従来のカバーを用いるものでは、外輪をカバーが覆
ってしまうので寸法の確認ができない。しかし、請求項
2にかかる発明においては外輪外径が容易に確認でき、
組み付け後の寸法の管理も容易である。
【0010】一方、外輪回転型の自動調心型クラッチレ
リーズ軸受の場合は、請求項3に記載のように、軸穴と
鍔部を有する樹脂スリーブと、該樹脂スリーブの鍔部の
一端と一体に組み付けられ軸穴に連接し軸穴より大なる
中空穴を有するハブ鉄芯と、樹脂スリーブの鍔部の他端
に内輪がラジアル方向に微少移動可能に当接して設けら
れた軸受と、からなる外輪回転型の自動調心型クラッチ
レリーズ軸受において、樹脂スリーブに内輪の内径面と
微少隙間を形成可能な円筒部外周面を有する軸受側円筒
部を設け、鍔部の他端に当接された内輪の反鍔側端面と
相対する位置に円筒部の外周面の周方向に円筒部ばね溝
を形成する。さらに、この円筒部ばね溝に嵌合し、かつ
内輪の反鍔側端面と当接する有端波ばねを設け、この有
端波ばねにより内輪を鍔側に挟持付勢するようにされた
自動調心型クラッチレリーズ軸受を提供することによっ
て前述した課題を解決した。
【0011】請求項3においては、内輪の内径面と微少
隙間を形成可能な円筒部外周面を有する軸受側円筒部を
設けたので、内輪がラジアル方向へ微少移動可能にされ
る。さらに、有端波ばねを内輪の反鍔側端面に当接さ
せ、かつ反鍔側端面と相対する位置に形成された円筒部
ばね溝に嵌合させ、有端波ばねにより内輪を鍔側に挟持
付勢するようにしたので、外輪がダイヤフラムスプリン
グに当接する一方、内輪を予圧状態で保持するので、ダ
イヤフラムスプリングとレリーズ軸受の回転中心線とが
偏心していても、レリーズ軸受がラジアル方向に移動し
て、ダイヤフラムスプリングとレリーズ軸受の回転中心
が自動調心される。また、有端波ばねは内輪反鍔側端面
と円筒部ばね溝とにまたがって嵌合されるので、有端波
ばねのばね溝への組み付け時の変形量を小さくできる。
なお、端面形状は段状であっても同様である。
【0012】内輪を挟持するために、内輪端面に有端波
ばねを当接するようにしたが、請求項1と同様に内輪内
径面に内輪ばね溝を設けてもよい。そこで、請求項4に
記載のように、軸穴と鍔部を有する樹脂スリーブと、該
樹脂スリーブの鍔部の一端と一体に組み付けられ軸穴に
連接し軸穴より大なる中空穴を有するハブ鉄芯と、樹脂
スリーブの鍔部の他端に内輪がラジアル方向に微少移動
可能に当接して設けられた軸受と、からなる外輪回転型
の自動調心型クラッチレリーズ軸受において、樹脂スリ
ーブに内輪の内径面と微少隙間を形成可能な円筒部外周
面が形成された軸受側円筒部を設ける。さらに、円筒部
の外周面の周方向に形成された円筒部ばね溝と、該円筒
部ばね溝と相対して内輪の内径面の周方向に形成された
内輪ばね溝を設け、有端波ばねを内輪ばね溝と円筒部ば
ね溝に嵌合させ、有端波ばねにより内輪を鍔側に挟持付
勢するようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の第一の実施の形態を示し、
図1の(a)はハブ鉄芯側からみた内輪回転型の自動調
心型クラッチレリーズ軸受の正面図、(b)は(a)の
Y−O−X線に沿った断面図、図6は本発明に使用する
端面開放形有端波ばねの組み付け前の自由状態の側面
図、図7は端面重ね合わせ形有端波ばねの自由状態の側
面図である。図1において、樹脂スリーブ1は、軸穴1
aと鍔部11を有する略円筒状である。軸穴1aは図8
で述べたようなリテーナ52の外周52aを軸方向摺動
自在可能な形状寸法にされている。軸穴1aの中央部の
凹部1cは、摺動し易くなるように設けられた逃げであ
る。鍔部11は図でみて右側にハブ鉄芯2の円盤部13
が当接している。
【0014】ハブ鉄芯2には円盤部13に連接して軸穴
1aより大きな中空穴2aと平行部2dを有する略円筒
部2cが形成されている。ハブ鉄芯の平行部2dの外周
面2eは、クラッチに組み込まれた時に、図8に示すレ
リーズフォーク55のガイドとなる。また、レリーズフ
ォーク55の先端が外周面2eと同位置の円盤部の表面
13aに当接可能にされ、レリーズフォークが当接する
ことにより、レリーズハブが図(b)でみて左側方向に
移動される。樹脂スリーブ1のハブ鉄芯取付側に略円筒
の短円筒部1eが伸びており、短円筒部の外周にはハブ
鉄芯の平行部2dの内面側と嵌合するように平行面を有
する回り止め部1dが設けられており、樹脂スリーブ1
とハブ鉄芯との位置決めと回り止めの働きをしている。
【0015】鍔部11の軸受側端面最外周にガイド溝1
1cが設けられこの溝に一端がはめ込まれ上下対称に鍔
部11を越えてハブ鉄芯の平行部端に達し、表面13a
及び平行部2dに平行になるようにばね鋼で整形された
クリップワイヤ20が配設されている。装着状態ではク
リップワイヤ20は径方向に縮まろうとするばね力が発
生しているためガイド溝11cに固定される。クラッチ
に組み込まれた時に、レリーズフォーク55の先端がク
リップワイヤ20と表面13a間に位置するようにさ
れ、レリーズフォークが図(b)でみて右方向に移動す
るとレリーズフォークがクリップワイヤに引っかかり、
レリーズハブが右側方向に移動される。前述した円盤部
13とクリップワイヤ20によりレリーズフォークが作
用するフォークリターンガイドが形成される。クリップ
ワイヤに対して、図9では、円盤部の外周端を折り曲げ
軸方向に伸ばし、さらに内側に折れ曲がる舌部77を設
けてフォークリターンガイドが形成され、レリーズフォ
ーク55を舌部に当接させて図で右方向にレリーズハブ
を移動するようにされているが、本発明においても同様
な構造でもよい。
【0016】鍔部11のガイド溝11cの内方に隣接し
て突出部12が形成され、突出部の内径面12aと外輪
5の外径面5aとで微少隙間16をもってレリーズ軸受
10の外輪5が鍔部11の他端11bに当接するように
され外輪はラジアル方向に微少移動可能にされている。
軸受10は転動体6を介して内輪4が軸方向に突出配置
されている。さらに、外輪5のラジアル方向の移動があ
っても、内輪4は樹脂スリーブ1と干渉することなく外
輪5に対して自由に回転可能にされている。符号8,9
は塵埃等の軸受内への浸入を防止するためのシール部
材、7は保持器である。
【0017】平行部2dを結ぶ中心線(Y軸)と直交す
る線(X軸)上に、ハブ鉄芯2の円盤部13に2面取り
されたハブ鉄芯干渉部22が形成されている。また、ハ
ブ鉄芯干渉部22はY軸と平行である。樹脂スリーブ1
にはハブ鉄芯2の円盤部13のハブ鉄芯干渉部22がほ
ぼ没入する溝部21aが設けられ、段部外側にハブ鉄芯
干渉部22と干渉するような寸法で干渉部21bが設け
られており、ハブ鉄芯干渉部を干渉部に圧入させ樹脂ス
リーブ1とハブ鉄芯2とが固定される。干渉部22は、
樹脂スリーブ内径から離れた外径部側に設けられるの
で、圧入による樹脂スリーブの変形が小さい。また2面
幅で干渉部を形成しているので樹脂スリーブとハブ鉄芯
との相対回転を防止できるようにされている。
【0018】突出部12の内径面12aの周方向に突出
部ばね溝14が形成されている。この突出ばね溝14と
相対して外輪5の外径面5aの周方向に外輪ばね溝15
が形成されている。この外輪ばね溝15はボール6が転
がる軌道面とシール9が嵌着されるシール溝との間に位
置するようにされ、外輪の視認性がよく、突出部11の
軸方向長さが短い。さらに、両ばね溝に有端波ばね3
が、その外径側3aが突出部ばね溝14に嵌合し、内径
側3bが外輪ばね溝15に嵌合するようにされている。
組み付け状態において、有端波ばねの外径側3aは図1
でみて突出部ばね溝の左側面14aに当接し、内径側3
bは図1で見て外輪ばね溝の右側面15aに当接するよ
うにされ、これによって生じる有端波ばね3の軸方向の
弾性力により、外輪5が鍔11側に挟持付勢されてい
る。
【0019】なお、有端波ばね3は一部が切り離されて
おり、図6に示す端面開放形有端波ばねや、図7に示す
端面重ね合わせ形有端波ばねを用いる。端面開放形有端
波ばねは、図6に示すように自由状態では、リング状の
軸方向に波部3cを有する波座金形状であってリングが
切り離され、切り離し部3dで僅かに離れたり、又は開
いている。また、端面重ね合わせ形有端波ばねは、図7
に示すように自由状態では、リング状の軸方向に波部3
cを有する波座金形状であってリングが切り離し部3d
で切り離され、符号3eで示すように端部の一部が重ね
られている。端面重ね合わせ形有端波ばねは開放形に比
べて溝寸法が大きくなるが弾性力等を大きくできる。
【0020】組み付けにあたっては、突出部ばね溝14
に有端波ばね3の外径側3aを入れておき、突出部の内
径面12aに沿って外輪5を挿入する。外輪5の面取り
5cがテーパ状の押し込み治具の働きをして、外輪を挿
入するに従い有端波ばねを内径側3bから徐々に広げ
て、外輪外径面5aが有端波ばね内径3fを摺動して移
動する。外輪ばね溝15が有端波ばねに達し、さらに強
く押し込み有端波ばねが元来の寸法に戻ろうとして発生
する縮みばね力により、外輪ばね溝に嵌着される。逆
に、突出部内径面の入口にテーパ面を設け、外輪ばね溝
側に有端波ばねを先に装着して、突出部内径面に挿入し
てもよい。
【0021】本発明の第二の実施の形態について説明す
る。図2は本発明の第二の実施の形態を示し、図2の
(a)はハブ鉄芯側からみた内輪回転型の自動調心型ク
ラッチレリーズ軸受の正面図、(b)は(a)のY−O
−X線に沿った断面図である。第二の実施の形態におい
ては、第一の実施の形態に対して、樹脂スリーブとハブ
鉄芯を樹脂スリーブの短円筒部で圧入固着したものであ
る。その他については、第一の実施の形態と同様である
ので同符号を付し説明を省略する。図2において、樹脂
スリーブ31には短円筒部1eと短円筒部外周に平行面
を有する回り止め部1dが設けられている。ハブ鉄芯3
2には図でみて右方に平行部2dが軸方向に伸びてお
り、この平行部と回り止め部1dとが互いに平行面で嵌
合するようにされている。ハブ鉄芯32の平行部2dを
除く面は短円筒部1eの端部の外周31aより小さな中
空穴32aが設けられている。
【0022】短円筒部1eの外周31aには中空穴32
aのハブ鉄芯干渉部32bがほぼ没入する段部31bが
設けられ、外周31aとハブ鉄芯干渉部32bとが干渉
するようにされており、ハブ鉄芯干渉部を段部に圧入さ
せ樹脂スリーブ31とハブ鉄芯32とが固定される。圧
入部と平行部とで、軸方向及び回転方向に結合される。
また材料が少なく、圧入が容易になるように外周31a
の4等分位置に干渉スリット32cが設けられている。
【0023】次に、外輪回転型の自動調心型クラッチレ
リーズ軸受である本発明の第三の実施の形態について説
明する。図3は本発明の第三の実施の形態を示し、図3
の(a)はハブ鉄芯側からみた外輪回転型の自動調心型
クラッチレリーズ軸受の正面図、(b)は(a)のY−
O−X線に沿った断面図である。第三の実施の形態にお
いては、内輪を樹脂スリーブ側に挟持し、外輪がダイヤ
フラムスプリングに当接回転する外輪回転タイプのもの
である。また、樹脂スリーブとハブ鉄芯の結合の別の例
であり、フォークリターンガイドをハブ鉄芯一体とした
例である。なお、前述した実施の形態と同様の部分につ
いては同符号を付し説明を省略する。図3において、樹
脂スリーブ41は、軸穴1aと鍔部11を有し、鍔部の
両側に軸受側円筒部41fと短円筒部41eが形成され
た略円筒状である。図(b)でみて鍔部11の右側にハ
ブ鉄芯42の円盤部13が当接し一部を除いて鍔部11
の外周11eを覆うように円盤部13の外周13eが折
れ曲がっている。
【0024】鍔部11の外周の一部が反軸受方向(図で
右方向)に張り出しその内面に平行溝41cを有する張
り出し部41aが軸中心対称に2ヶ所設けられ、平行溝
41cの一方を形成する干渉部41bが設けられてい
る。ハブ鉄芯42の円盤部13に2面取りされたハブ鉄
芯干渉部33がY軸と平行に形成されている。樹脂スリ
ーブ41の平行溝41cにハブ鉄芯干渉部33がほぼ没
入し、干渉部41bとハブ鉄芯干渉部33とが干渉する
ようにされており、ハブ鉄芯干渉部を干渉部に圧入させ
樹脂スリーブ41とハブ鉄芯42とを固定するようにさ
れている。圧入干渉部は、樹脂スリーブ内径から離れた
外径部側に設けられるので、圧入による樹脂スリーブの
変形が小さい。また2面幅で干渉部を形成しているので
樹脂スリーブとハブ鉄芯との相対回転を防止できるよう
にされている。
【0025】ハブ鉄芯干渉部33と90°回転位置に、
円盤部13に連接して軸方向に平行面を形成して平行ガ
イド部42eと先端が外方向に折れ曲がる舌部47から
なる図9と同様な働きをする一体型のフォークリターン
ガイドが形成されている。平行ガイド部42eの底部は
短円筒部41dの外周部41aに近接して形成される。
42fは平行ガイド部42eの強度を保つための支えで
ある。
【0026】この外輪回転型においては、軸受側円筒部
41fの外周面41gと内輪34の内径面34aとで微
少隙間16をもって外輪回転型のレリーズ軸受30の内
輪が鍔部11の他端11bに当接するようにされ内輪は
ラジアル方向に微少移動可能にされている。軸受30は
転動体6を介して外輪35が軸方向に突出配置されてい
る。さらに、内輪のラジアル方向の移動があっても、外
輪35は樹脂スリーブ41と干渉することなく内輪34
に対して自由に回転可能にされている。外周面41gの
周方向に円筒部ばね溝25が形成されている。この円筒
部ばね溝25は内輪34の反鍔側端面34bに対応する
位置に設けられる。さらに、組み付け状態において、有
端波ばねの外径側3aが内輪の反鍔側端面34b(図で
見て内輪の左側面)に当接し、内径側3bが円筒部ばね
溝25の左側側面25aに当接するようにして嵌合さ
れ、これによって生じる有端波ばね3の軸方向の弾性力
により、内輪34が鍔11側に挟持付勢されている。従
って、前述したと同様に、外輪回転型であっても、ダイ
ヤフラムスプリングとレリーズ軸受の回転中心を自動調
心し、製作誤差が小さく、内輪が容易に確認でき、組み
付け後の寸法の管理も容易である。
【0027】なお、請求項4で述べたように、第三の実
施の形態のように、内輪の端面を当接するのではなく、
内輪側にも内輪ばね溝を設けて、第三の実施の形態と同
様にに有端波ばねを嵌合させるようにしても同様であ
る。樹脂スリーブに比べ、軸受内輪の長さが長い場合等
に有効である。
【0028】本発明の第四の実施の形態について説明す
る。図4は本発明の第四の実施の形態を示し、図4の
(a)はハブ鉄芯側からみた外輪回転型の自動調心型ク
ラッチレリーズ軸受の正面図、(b)は(a)のY−O
−X線に沿った断面図である。第四の実施の形態におい
ては、第三の実施の形態とは樹脂スリープとハブ鉄芯の
結合固定構造が異なる。その他については、第三の実施
の形態と同一であるので同様の部分については同符号を
付し説明を省略する。図4において、樹脂スリーブ43
は、軸穴1aと鍔部11を有し、鍔部の両側に軸受側円
筒部41fと短円筒部1eが形成された略円筒状であ
る。図(b)でみて鍔部11の右側にハブ鉄芯44の円
盤部13が当接し一部を除いて鍔部11の外周11eを
覆うように円盤部13の外周13eが折れ曲がってい
る。
【0029】鍔部11の外周の一部が反軸受方向(図で
右方向)に張り出しその内面に平行段部43cを有する
張り出し部43aが軸中心対称に2ヶ所設けられれてい
る。ハブ鉄芯44の円盤部13に2面取りされたハブ鉄
芯平行部44aがY軸と平行に形成されている。樹脂ス
リーブ43の平行段部43cとハブ鉄芯平行部44a当
接嵌合するようにされ、平行部同士で、樹脂スリーブと
ハブ鉄芯との相対回転を防止できるようにされている。
【0030】ハブ鉄芯44の平行ガイド部42eを除
き、短円筒部1eの端部の外周31aより小さな中空穴
32aが設けられている。短円筒部1eの外周31aに
は中空穴32aのハブ鉄芯干渉部32bがほぼ没入する
段部31bが設けられ、外周31aとハブ鉄芯干渉部3
2bとが干渉するようにされており、ハブ鉄芯干渉部を
段部に圧入させ樹脂スリーブ43とハブ鉄芯44とが軸
方向に固定される。また圧入が容易になるように外周3
1aの4等分位置に干渉スリット32cが設けられてい
る。
【0031】本発明の第五の実施の形態について説明す
る。図5は本発明の第五の実施の形態を示し、図5の
(a)はハブ鉄芯側からみた外輪回転型の自動調心型ク
ラッチレリーズ軸受の正面図、(b)は(a)のY−O
−X線に沿った断面図である。第五の実施の形態におい
ては、第三の実施の形態とは樹脂スリープとハブ鉄芯の
結合固定構造が異なる。その他については、第三の実施
の形態と同一であるので同様の部分については同符号を
付し説明を省略する。図5において、樹脂スリーブ45
は、軸穴1aと鍔部11を有し、鍔部の両側に軸受側円
筒部41fと短円筒部41eが形成された略円筒状であ
る。図(b)でみて鍔部11の右側にハブ鉄芯46の円
盤部13が当接し鍔部11の外周11eを覆うように円
盤部13の外周13eが折れ曲がっている。また、円盤
部13の図でみて右側には平行ガイド部42e、舌部4
7が形成されている。
【0032】鍔部11のハブ鉄芯側に中心穴48aと中
心穴を通る2本すり割り部48bを有する胴部48cと
頭部48dとからなるきのこ状の結合ピン48が対称に
一組設けられている。ハブ鉄芯46には結合ピンのすり
割り部で外径が縮小して頭部48dが通過可能で、か
つ、すり割り部が自由状態では頭部が干渉して通過でき
ないような寸法にされた結合穴46aが明けられてい
る。また、胴部48cの長さはほぼ円盤部13の厚みと
同一にされている。従って、鍔部11の反軸受側(図の
右側)に結合穴と結合ピンを嵌合させて円盤部を結合さ
せることにより、樹脂スリーブとハブ鉄芯との相対回転
を防止し、軸方向の結合ができるようにされている。以
上、種々の実施の形態について述べたが、それぞれの構
成を組み合わせが可能であり、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で適宜に選択、変形できることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】本発明においては、外輪のラジアル方向
の移動規制を、樹脂スリーブの鍔部に設けられた突出部
の内径面と外輪の外径面とで微少隙間を形成させ、さら
に、内径面、外径面のそれぞれのばね溝に有端波ばねを
嵌合させ、有端波ばねにより外輪を挟持して、自動調心
可能にし、有端波ばねの組み付け時の変形が小さく、誤
差も小さいので、カバーのない、構造が簡単で、軽量で
組立も容易な内輪回転型の自動調心型クラッチレリーズ
軸受を提供するものとなった。
【0034】また、外輪ばね溝を軸受の転動体と鍔部側
シール部材との間の位置に設け、軸受への影響を少なく
し、また、外輪も容易に視認でき、組み付け寸法管理も
容易にしたので、品質、歩留まりもよく、取扱も容易な
ものとなった。
【0035】さらに、内輪のラジアル方向の移動規制
を、樹脂スリーブの円筒外周面と内輪の内径面とで微少
隙間を形成させ、さらに、有端波ばねの外径側を内輪の
反鍔側端面に当接させ、内径側を円筒外周面の円筒部ば
ね溝に嵌合させ、有端波ばねにより内輪を挟持して、自
動調心可能にしたので、カバーのない外輪回転型の自動
調心型クラッチレリーズ軸受を提供するものとなった。
また、有端波ばねの組み付け時の変形が小さく、誤差も
小さいので、構造が簡単で、軽量で組立も容易である。
さらに、内輪の端面に有端波ばねを当接させるのではな
く、内輪側にばね溝を設ければ、内輪の寸法が大きなも
のでも樹脂スリーブを大きくする必要がなく種々の形態
に応用することができるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す内輪回転型の
自動調心型クラッチレリーズ軸受の(a)はハブ鉄芯側
からみた正面図、(b)は(a)のY−O−X線に沿っ
た断面図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態を示す内輪回転型の
自動調心型クラッチレリーズ軸受の(a)はハブ鉄芯側
からみた正面図、(b)は(a)のY−O−X線に沿っ
た断面図である。
【図3】本発明の第三の実施の形態を示す外輪回転型の
自動調心型クラッチレリーズ軸受の(a)はハブ鉄芯側
からみた正面図、(b)は(a)のY−O−X線に沿っ
た断面図である。
【図4】本発明の第四の実施の形態を示す外輪回転型の
自動調心型クラッチレリーズ軸受の(a)はハブ鉄芯側
からみた正面図、(b)は(a)のY−O−X線に沿っ
た断面図である。
【図5】本発明の第五の実施の形態を示す外輪回転型の
自動調心型クラッチレリーズ軸受の(a)はハブ鉄芯側
からみた正面図、(b)は(a)のY−O−X線に沿っ
た断面図である。
【図6】本発明に使用する有端波ばねであって、端面開
放形有端波ばねの組み付け前の自由状態の斜視図であ
る。
【図7】本発明に使用する有端波ばねであって、端面重
ね合わせ形有端波ばねの組み付け前の自由状態の斜視図
である。
【図8】自動調心型クラッチレリーズ軸受の使用状態を
示す自動車のクラッチ付近の断面構造図である。
【図9】従来の自動調心型クラッチレリーズ軸受の縦断
面図である。
【符号の説明】
1、31、41、43、45 樹脂スリーブ 1a 軸穴 2、32、42、44、46 ハブ鉄芯 2a、32a 中空穴 2b ハブ鉄芯外周 3 有端波ばね 3a 有端波ばねの外径側 3b 有端波ばねの内径側 3c 有端波ばねの波部 3d 有端波ばねの切り離し部 3e 有端波ばねの重なり部 3f 有端波ばねの内径部 4、34 内輪 5、35 外輪 5a 外輪の外径面 10、30 レリーズ軸受 11 鍔部 11a 鍔部の一端 11b 鍔部の他端 12 突出部 12a 突出部の内径面 13 円盤部 14 突出部ばね溝 15 外輪ばね溝 16 微少隙間 25 円筒部ばね溝 34a 内輪の内径面 34b 内輪の反鍔側端面 41f 軸受側円筒部 41g 樹脂スリーブの外周面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸穴と鍔部を有する樹脂スリーブと、該
    樹脂スリーブの前記鍔部の一端と一体に組み付けられ前
    記軸穴に連接し前記軸穴より大なる中空穴を有するハブ
    鉄芯と、前記樹脂スリーブの鍔部の他端に外輪がラジア
    ル方向に微少移動可能に当接して設けられた軸受と、か
    らなる内輪回転型の自動調心型クラッチレリーズ軸受に
    おいて、前記樹脂スリーブの鍔部に軸受方向側に突出す
    るように設けられかつ前記外輪の外径面と微少隙間を形
    成可能な内径面を有する突出部と、該突出部の前記内径
    面の周方向に形成された突出部ばね溝と、該突出部ばね
    溝と相対して前記外輪の外径面の周方向に形成された外
    輪ばね溝と、該外輪ばね溝と前記突出部ばね溝に嵌合す
    る有端波ばねと、を有し、前記有端波ばねにより前記外
    輪を前記鍔側に挟持付勢するようにされていることを特
    徴とする自動調心型クラッチレリーズ軸受。
  2. 【請求項2】 前記外輪ばね溝は前記軸受の転動体と鍔
    部の他端に当接する側のシール部材との間の位置に相当
    する外輪の外径面に設けられていることを特徴とする自
    動調心型クラッチレリーズ軸受。
  3. 【請求項3】 軸穴と鍔部を有する樹脂スリーブと、該
    樹脂スリーブの前記鍔部の一端と一体に組み付けられ前
    記軸穴に連接し前記軸穴より大なる中空穴を有するハブ
    鉄芯と、前記樹脂スリーブの鍔部の他端に内輪がラジア
    ル方向に微少移動可能に当接して設けられた軸受と、か
    らなる外輪回転型の自動調心型クラッチレリーズ軸受に
    おいて、前記樹脂スリーブは前記内輪の内径面と微少隙
    間を形成可能な円筒部外周面が形成された軸受側円筒部
    と、前記内輪の反鍔側端面と相対して前記軸受側円筒部
    の外周面の周方向に形成された円筒部ばね溝と、を有
    し、該円筒部ばね溝に嵌合し、かつ前記内輪の反鍔側端
    面と当接する有端波ばねを設け、該有端波ばねにより前
    記内輪を前記鍔側に挟持付勢するようにされていること
    を特徴とする自動調心型クラッチレリーズ軸受。
  4. 【請求項4】 軸穴と鍔部を有する樹脂スリーブと、該
    樹脂スリーブの前記鍔部の一端と一体に組み付けられ前
    記軸穴に連接し前記軸穴より大なる中空穴を有するハブ
    鉄芯と、前記樹脂スリーブの鍔部の他端に内輪がラジア
    ル方向に微少移動可能に当接して設けられた軸受と、か
    らなる外輪回転型の自動調心型クラッチレリーズ軸受に
    おいて、前記樹脂スリーブは前記内輪の内径面と微少隙
    間を形成可能な軸受側円筒部と、前記円筒部の外周面の
    周方向に形成された円筒部ばね溝と、該円筒部ばね溝と
    相対して前記内輪の内径面の周方向に形成された内輪ば
    ね溝と、該内輪ばね溝と前記円筒部ばね溝に嵌合する有
    端波ばねと、を有し、該有端波ばねにより前記内輪を前
    記鍔側に挟持付勢するようにされていることを特徴とす
    る自動調心型クラッチレリーズ軸受。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003314704A (ja) * 2002-03-26 2003-11-06 General Electric Co <Ge> 軸方向に付勢する単一片環状ばねをもつ吸込型面シール
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US7410007B2 (en) 2005-09-13 2008-08-12 Eastway Fair Company Limited Impact rotary tool with drill mode
EP2101073A1 (de) * 2008-03-14 2009-09-16 ZF Friedrichshafen AG Ausrückvorrichtung für eine Reibungskupplung eines Kraftfahrzeuges mit einer mehrteiligen Schiebehülse

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