JP2001240790A - 固形筆記体 - Google Patents
固形筆記体Info
- Publication number
- JP2001240790A JP2001240790A JP2000055080A JP2000055080A JP2001240790A JP 2001240790 A JP2001240790 A JP 2001240790A JP 2000055080 A JP2000055080 A JP 2000055080A JP 2000055080 A JP2000055080 A JP 2000055080A JP 2001240790 A JP2001240790 A JP 2001240790A
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- JP
- Japan
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- parts
- solid writing
- writing material
- pigment
- solid
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 強い光輝性を有する塗布跡を得ることができ
る固形筆記体を提供する。 【解決手段】 着色材を分散含有してなる固形筆記体に
おいて、着色材の一部もしくは全てを光輝性顔料により
構成する。
る固形筆記体を提供する。 【解決手段】 着色材を分散含有してなる固形筆記体に
おいて、着色材の一部もしくは全てを光輝性顔料により
構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛筆芯、シャープ
ペンシル用芯、クレヨン、パス、化粧料などの固形筆記
体に関するものである。
ペンシル用芯、クレヨン、パス、化粧料などの固形筆記
体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の固形筆記体は、着色材として、カ
ーボンブラック、フタロシアニンブルー、酸化鉄、酸化
チタン等無機・有機顔料を使用していた。
ーボンブラック、フタロシアニンブルー、酸化鉄、酸化
チタン等無機・有機顔料を使用していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の固
形筆記体では、強い光輝性を有する塗布跡を得ることが
できなかった。
形筆記体では、強い光輝性を有する塗布跡を得ることが
できなかった。
【０００４】本発明は、上記課題を解消する固形筆記体
を提供することを目的とするものである。
を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、着色材を分散
含有してなる固形筆記体において、着色材の一部もしく
は全てを、鱗片状ガラス表面に金属被覆させた構造の光
輝性顔料により構成したものである。
含有してなる固形筆記体において、着色材の一部もしく
は全てを、鱗片状ガラス表面に金属被覆させた構造の光
輝性顔料により構成したものである。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を実施例に伴って詳細に説明す
るが、実施例中「部」とあるのは「重量部」を示す。
るが、実施例中「部」とあるのは「重量部」を示す。
【０００７】実施例１ カルナバワックス １３部 硬化油５５度 ８部 タルク ５０部 ステアリン酸亜鉛 ２０部 ハンザイエロー１０Ｇ ４部 光輝性顔料 ５部 （平均厚さ５μｍ、平均粒度９０μｍの表面平滑性の高
い鱗片状ガラスに銀を被覆） 上記配合物に水を添加し、ニーダで５時間撹拌後、３本
ロールで適宜硬さとなるまで混練し、プランジャー押出
し機で直径３．８ｍｍの芯に成形後、乾燥して固形筆記
体を得た。
い鱗片状ガラスに銀を被覆） 上記配合物に水を添加し、ニーダで５時間撹拌後、３本
ロールで適宜硬さとなるまで混練し、プランジャー押出
し機で直径３．８ｍｍの芯に成形後、乾燥して固形筆記
体を得た。
【０００８】実施例２ ポリエチレン ２０部 タルク ５０部 ステアリン酸 ２０部 フタロシアニンブルー ８部 光輝性顔料 ２部 （平均厚さ２μｍ、平均粒度１５μｍの表面平滑性の高
い鱗片状ガラスに銀を被覆） 上記配合物をヘンシェルミキサーで混合後、顆粒化しス
クリュー押出し機で直径２．０ｍｍの芯を成形し、固形
筆記体を得た。
い鱗片状ガラスに銀を被覆） 上記配合物をヘンシェルミキサーで混合後、顆粒化しス
クリュー押出し機で直径２．０ｍｍの芯を成形し、固形
筆記体を得た。
【０００９】実施例３ パラフィンワックス ２０部 木ろう ４０部 カルナバワックス ５部 タルク ２０部 フタロシアニンブルー ５部 光輝性顔料 １０部 （平均厚さ５μｍ、平均粒度４８０μｍの表面平滑性の
高い鱗片状ガラスにニッケル−リン合金を被覆） 上記配合物をヘンシェルミキサーで加熱混合し、溶融し
た後、内径１０ｍｍ、長さ８０ｍｍのステンレス製パイ
プに流し込み、冷却固化後、金型から離型して固形筆記
体を得た。
高い鱗片状ガラスにニッケル−リン合金を被覆） 上記配合物をヘンシェルミキサーで加熱混合し、溶融し
た後、内径１０ｍｍ、長さ８０ｍｍのステンレス製パイ
プに流し込み、冷却固化後、金型から離型して固形筆記
体を得た。
【００１０】実施例４ 水 ５０部 グリセリン ２５部 ステアリン酸ナトリウム １５部 ピンク蛍光顔料 ９部 （シンロイヒ株式会社製、ＳＷ−１７） 光輝性顔料 １部 （平均厚さ５μｍ、平均粒度２３０μｍの表面平滑性の
高い鱗片状ガラスに銀を被覆） 上記配合物を９０℃還流下のフラスコ中で１時間撹拌
し、溶解混合後内径１０ｍｍ、長さ８０ｍｍのステンレ
ス製パイプに流し込み、冷却固化後、金型から離型して
水性の固形筆記体を得た。
高い鱗片状ガラスに銀を被覆） 上記配合物を９０℃還流下のフラスコ中で１時間撹拌
し、溶解混合後内径１０ｍｍ、長さ８０ｍｍのステンレ
ス製パイプに流し込み、冷却固化後、金型から離型して
水性の固形筆記体を得た。
【００１１】尚、上記実施例における光輝性顔料は、形
状が平均厚さ２〜２０μｍ、平均粒度１０〜６００μｍ
の表面平滑性の高い鱗片状ガラスを無電解めっき法によ
り金属被覆させて構成したものであり、優美で鮮明な色
調が得られるものである。また、被覆金属としては、
金、銀、ニッケル−リン合金が考えられ、更に、必要に
より金属層の外側にシリカ等の保護膜層を被覆して構成
する。
状が平均厚さ２〜２０μｍ、平均粒度１０〜６００μｍ
の表面平滑性の高い鱗片状ガラスを無電解めっき法によ
り金属被覆させて構成したものであり、優美で鮮明な色
調が得られるものである。また、被覆金属としては、
金、銀、ニッケル−リン合金が考えられ、更に、必要に
より金属層の外側にシリカ等の保護膜層を被覆して構成
する。
【００１２】光輝性顔料の形状を、平均厚さ２〜２０μ
ｍ、平均粒度１０〜６００μｍに構成した理由は、次の
通りである。つまり、光輝性顔料の平均厚さが２μｍ以
下で平均粒度が１０μｍ以下だと塗布跡に十分な光輝性
が得られなかった。また、光輝性顔料の平均厚さが２０
μｍ以上で平均粒度が６００μｍ以上だと、塗布した時
に固形筆記体が紙等の被塗布面に引っかかって塗布しに
くくなってしまった。しかも、場合によっては被塗布面
を破いたり傷付けてしまった。
ｍ、平均粒度１０〜６００μｍに構成した理由は、次の
通りである。つまり、光輝性顔料の平均厚さが２μｍ以
下で平均粒度が１０μｍ以下だと塗布跡に十分な光輝性
が得られなかった。また、光輝性顔料の平均厚さが２０
μｍ以上で平均粒度が６００μｍ以上だと、塗布した時
に固形筆記体が紙等の被塗布面に引っかかって塗布しに
くくなってしまった。しかも、場合によっては被塗布面
を破いたり傷付けてしまった。
【００１３】
【発明の効果】以上説明した本発明の固形筆記体は、着
色材を鱗片状ガラス表面に金属被覆させた光輝性顔料に
より構成することにより、強い光輝性を有する塗布跡を
得ることができる効果が奏せられるものである。
色材を鱗片状ガラス表面に金属被覆させた光輝性顔料に
より構成することにより、強い光輝性を有する塗布跡を
得ることができる効果が奏せられるものである。
Claims (2)
- 【請求項１】 着色材を分散含有してなる固形筆記体に
おいて、着色材の一部もしくは全てを、鱗片状ガラス表
面に金属被覆させた構造の光輝性顔料により構成したこ
とを特徴とする固形筆記体。 - 【請求項２】 平均厚さ２〜２０μｍ、平均粒度１０〜
６００μｍの表面平滑性の高い鱗片状ガラス表面に金属
被覆させて光輝性顔料を構成したことを特徴とする請求
項１記載の固形筆記体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000055080A JP2001240790A (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 固形筆記体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000055080A JP2001240790A (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 固形筆記体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001240790A true JP2001240790A (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18576258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000055080A Pending JP2001240790A (ja) | 2000-03-01 | 2000-03-01 | 固形筆記体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001240790A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6623197B1 (en) | 2002-03-06 | 2003-09-23 | Amos Corporation | Water-based solid marking composition, method for producing the same, and water-based marking instrument containing the same |
| JP2020033436A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 株式会社パイロットコーポレーション | 可逆熱変色性固形描画体及びそれを用いた可逆熱変色性固形描画体セット |
-
2000
- 2000-03-01 JP JP2000055080A patent/JP2001240790A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6623197B1 (en) | 2002-03-06 | 2003-09-23 | Amos Corporation | Water-based solid marking composition, method for producing the same, and water-based marking instrument containing the same |
| JP2020033436A (ja) * | 2018-08-29 | 2020-03-05 | 株式会社パイロットコーポレーション | 可逆熱変色性固形描画体及びそれを用いた可逆熱変色性固形描画体セット |
| JP7257757B2 (ja) | 2018-08-29 | 2023-04-14 | 株式会社パイロットコーポレーション | 可逆熱変色性固形描画体及びそれを用いた可逆熱変色性固形描画体セット |
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