JP2001237983A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001237983A
JP2001237983A JP2000044123A JP2000044123A JP2001237983A JP 2001237983 A JP2001237983 A JP 2001237983A JP 2000044123 A JP2000044123 A JP 2000044123A JP 2000044123 A JP2000044123 A JP 2000044123A JP 2001237983 A JP2001237983 A JP 2001237983A
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直人 片岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】予め、優先させたい通信予約ジョブを指定し
て、そのジョブの通信開始までの待ち時間が不当に長く
ならないようにする。 【解決手段】複数の通信予約ジョブを記憶する手段と、
通信予約ジョブに対して優先通信を指定する手段と、こ
の優先通信が指定された通信予約ジョブの通信開始まで
の待ち時間が所定時間以上になったときに、この通信予
約ジョブを優先させるように通信順を変更する制御手段
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信予約が
可能である通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信端末装置の1つであるファクシミリ
装置には、通信予約機能を備えており、この通信予約機
能によれば、ファクシミリの送信中や受信中であって
も、ファクシミリ送信する画像を読み取って画像メモリ
に蓄積し、回線の使用が終了すれば、順次画像を読み出
して送信できるようになっている。
【0003】また、通信予約機能では、送信開始時刻の
指定が可能になっており、時刻指定をしておけば、予め
画像メモリに格納した画像を、指定した時刻になったと
きに送信することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
通信端末装置では、複数の通信予約をした場合の通信の
順番は、予約した時刻順になっており、そのため、通信
予約をした後となっては、優先させて通信を開始するた
めに、その順番を変更することはできなかった。すなわ
ち、即時通信の場合の画像を読み取った時刻、時刻指定
通信の場合の指定した時刻のうち、時刻が早い通信予約
ジョブから順番に通信を行っており、例え、待ち時間が
長くなった場合でも、その順番を変えることができなか
った。
【0005】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、予め、優先させたい通信予約ジョブを
指定して、そのジョブの待ち時間が不当に長くならない
ようにした通信端末装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の通信端末装置は、複数の
通信予約ジョブを記憶する手段と、通信予約ジョブに対
して優先通信を指定する手段と、この優先通信が指定さ
れた通信予約ジョブの通信開始までの待ち時間が所定時
間以上になったときに、この通信予約ジョブを優先させ
るように通信順を変更する制御手段とを備える。
【0007】ここに、通信予約ジョブには、回線が使用
中などであるために、すぐに通信が開始できず予約され
た即時通信の場合のジョブと、通信を開始する時刻を指
定して予約した時刻指定通信の場合のジョブとがある。
また、通信予約ジョブには、データ送信のジョブ以外
に、相手側からのデータ送信を要求するポーリング受信
のジョブを含む。
【0008】また、「通信開始までの待ち時間が所定時
間以上になったとき」には、予約した通信開始時刻から
現在の時刻までの時間が所定時間以上になった場合と、
先に予約されているジョブの通信にかかると予測される
時間が所定時間以上になった場合と、先に予約されてい
るジョブの通信にかかると予測される時間を加えたとき
に、予約した通信開始時刻から、予測される通信開始時
刻までの時間が、所定時間以上になる場合とがある。
【0009】優先通信を指定した通信予約ジョブが複数
あり、そのいずれもが通信開始までの待ち時間が所定時
間以上になったときには、待ち時間が短いジョブを優先
させるように通信順を変更すればよい。
【0010】請求項2では、請求項1において、通信予
約ジョブに対する優先通信の指定は、通信相手先と関連
して行うことを特徴とする。すなわち、通信相手先に対
して優先通信を指定する。これによって、優先通信を指
定した通信相手先を相手先とする通信予約ジョブには、
そのすべてに対し優先通信が指定されることになる。
【0011】請求項3では、請求項1又は請求項2にお
いて、通信予約ジョブに対する優先通信の指定は、優先
レベルを設定して行うようになっており、制御手段は、
優先レベルに基づいて、通信予約ジョブの通信順を変更
することを特徴とする。
【0012】ここに、「優先レベルに基づいて、通信予
約ジョブの通信順を変更する」には、優先通信を指定し
た通信予約ジョブ同士の優先レベルを比較し、優先レベ
ルが高い方の通信予約ジョブが先に通信が開始されるよ
うに通信順を変更する場合と、優先通信を指定していな
いジョブも含めて、すべての通信予約ジョブに優先レベ
ルを設定し、優先通信を指定した通信予約ジョブの優先
レベルの方が、通信順が先になっている通信予約ジョブ
の優先レベルよりも高い(あるいは同じ)ときに、優先
通信を指定した通信予約ジョブが先に通信が開始される
ように通信順を変更する場合とがある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、通信端末装置の
構成の一例を示したブロック図である。ここでは、通信
端末装置として、ファクシミリ装置Fの構成を示してい
るが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、
データ通信機能を備えたパソコンなどであってもよい。
【0014】図において、1はCPU等で構成され、以
下の各部を制御する主制御部、2は電話回線Lにダイヤ
ル信号を送出したり、電話回線Lに対する接続制御を行
うNCU、3はファクシミリ通信を行うために信号の変
調と復調を行うモデム、4は符号化した画像データを一
時格納する画像メモリ、5は各種データを記憶するため
のRAM、6は制御プログラムなどを予め記憶したRO
M、7は液晶ディスプレイ(LCD)やLEDなどで構
成される表示部、8は各種操作キーなどで構成される操
作部、9はセットされた原稿から画データを読み取る読
取部、10はファクシミリ受信した画像や、読取部9か
ら読み取った画像を、所定の記録紙に記録(印字出力)
する記録部である。
【0015】以下には、このファクシミリ装置Fの通信
予約機能について説明する。通信予約ジョブには、回線
Lが使用中などであるために、すぐに通信が開始できず
予約された即時通信の場合のジョブと、通信を開始する
時刻を指定して予約した時刻指定通信の場合のジョブと
がある。また、通信予約ジョブには、データ送信のジョ
ブ以外に、相手側からのデータ送信を要求するポーリン
グ受信のジョブを含んでいる。以下には、ファクシミリ
送信のジョブについて説明する。
【0016】このファクシミリ装置Fには、複数の通信
予約ジョブを記憶する手段と、通信予約ジョブに対して
優先通信を指定する手段と、この優先通信が指定された
通信予約ジョブの通信開始までの待ち時間が所定時間以
上になったときに、この通信予約ジョブを優先させるよ
うに通信順を変更する制御手段とを備えている。
【0017】通信予約をしたときには、ファクシミリ送
信する画像は画像メモリ4に記憶され、その管理データ
がRAM5に記憶される。したがって、画像メモリ4と
RAM5とによって、複数の通信予約ジョブを記憶する
手段を構成する。また、表示部7に表示される画面など
を見ながら、操作部8のキーを操作することによって、
通信予約ジョブに対して優先通信を指定する手段を構成
する。更に、主制御部1が上記制御手段を構成する。
【0018】主制御部1は、一定周期(例えば1分周
期)で、優先通信が指定された通信予約ジョブの待ち時
間を監視しており、その待ち時間が所定時間(例えば5
分)以上になったときに、この通信予約ジョブを優先さ
せるように通信順を変更する。この待ち時間は、予約し
た通信開始時刻から現在の時刻までの時間であってもよ
いが、より優先処理の精度を高めて待ち時間を短くする
には、先に予約されているジョブの通信にかかると予測
される時間を加え、予約した通信開始時刻から、予測さ
れる通信開始時刻までの時間とすればよい。
【0019】また、優先通信を指定した通信予約ジョブ
が複数あり、そのいずれもが通信開始までの待ち時間が
所定時間以上になったときには、待ち時間が短いジョブ
を優先させるように通信順を変更すればよい。
【0020】このように、本発明のファクシミリ装置F
では、通信予約ジョブの通信順を、原則は予約した通信
開始時刻とし、待ち時間が長くなると、優先指定したジ
ョブの順番を優先させる。したがって、優先的に通信を
開始したいジョブが、不当に長い間待ち状態になること
がない。
【0021】図2には、通信予約ジョブを管理するため
にRAM5内に設けられた各種テーブルの構成を示して
いる。図2(a)は短縮メモリ5aの構成の例を示して
いる。短縮メモリ5aに相手先の電話番号を登録してお
けば、短縮ダイヤルを操作するだけで、短縮番号に対応
して登録されている相手先を呼び出すことができる。な
お、短縮メモリ5aは、ワンタッチ操作で相手先を呼び
出すために設けられるワンタッチメモリとして構成して
もよい。
【0022】ここでは、通信予約ジョブに対する優先通
信の指定が、通信相手先と関連してできるようになって
いる。更に、通信予約ジョブに対する優先通信の指定
が、優先レベルを設定して行うようになっている。優先
レベルは、例えば、「1」〜「5」の5段階で設定でき
る。「5」が最もレベルが高く、「1」が最もレベルが
低い。優先レベルは初期値として、例えば「3」を設定
するようにしてもよい。
【0023】このように、通信相手先と関連付けて優先
通信を設定しておけば、優先通信を指定した通信相手先
を相手先とする通信予約ジョブのすべてに対して、優先
通信が指定される。したがって、通信予約をする度に、
優先通信を指定しなくてもよくなり、操作が簡単にな
る。
【0024】なお、通信相手先と関連付けて優先通信を
指定する方法は、このように予め両者を対応させて登録
しておくことには限定されず、入力された相手先の電話
番号などを基にして行ってもよい。例えば、海外への通
信であれば、時差があるため、通信を優先させる必要性
が少ないので、優先通信を指定しないようにする。又
は、優先レベルを低く設定する。
【0025】また、短縮メモリ5aには、通信の予測時
間を算出するため、過去の通信における通信速度(BP
S)を設定している。この通信速度(BPS)と通信デ
ータ量(ビット)とを乗算すれば、通信にかかる時間が
予測できる。
【0026】図2(b)には予約テーブル5bの構成例
を示している。予約テーブル5bは、各通信予約ジョブ
毎に、短縮番号と送信開始時刻と優先レベルとデータ量
及び枚数と算出した通信予測時間とを記憶する。各デー
タは、通信予約をしたときに設定され、短縮番号と優先
レベルは短縮メモリ5aの内容がコピーされる。
【0027】図2(c)は送信キュー5cの構成例を示
している。送信開始時刻になれば、予約テーブル5bと
短縮メモリ5aとを参照して、通信予約ジョブのデータ
が先頭から順番に設定される。送信キュー5cは、送信
順位に対応して、電話番号と優先レベルと送信にかかる
時間と送信開始時刻とで構成されている。
【0028】ここでは、3つの通信予約ジョブのすべて
に優先通信が指定されており、優先レベルが設定されて
いる。主制御部1は、通信予約ジョブの通信順を変更す
るときには、優先レベルに基づいて、通信順を変更す
る。このように、通信予約ジョブの優先度を段階的に設
定できれば、通信相手や通信データの重要度などに応じ
て送信時刻が不当に遅くならないようにできる。
【0029】例えば、図示したようなデータが設定さ
れ、現在時刻が8時15分であるとする。この時点で、
送信順位が1位のジョブは15分待っており、2位のジ
ョブは10分待っており、3位のジョブは5分待ってい
る。現時点から先頭のジョブの通信が開始したとして
も、2位のジョブは20分5秒(10分+10分5秒)
待つことになり、3位のジョブは18分15秒(5分+
10分5秒+3分10秒)待つことになる。
【0030】例えば、20分以上待つことになるジョブ
を優先させるとすれば、2位のジョブ(20分5秒)の
みがその対象となり、その優先レベル(4)は1位のジ
ョブの優先レベル(2)よりも高いので、1位と2位の
ジョブは入れ替わる。これによって、1位から2位にな
ったジョブは18分10秒(15分+3分10秒)待つ
ことになり、3位のジョブ(18分15秒)よりも待ち
時間が短くなるが、いずれも待ち時間が20分以上にな
っていないので、送信順位は変更しない。
【0031】また、18分以上待つことになるジョブを
優先させるとすれば、2位と3位のジョブ(20分5
秒、18分15秒)がその対象となり、3位、2位のジ
ョブの順で優先レベル(5、4)が1位のジョブの優先
レベル(2)よりも高いので、1位と3位のジョブが入
れ替わることになる。これによって、2位のままである
ジョブは13分5秒(10分+3分5秒)待つことにな
り、1位から3位になったジョブは21分15秒(15
分+3分5秒+3分10秒)待つことになる。そうする
と3位になったジョブは、待ち時間が18分を超えるこ
とになるが、その優先レベル(2)が2位のジョブの優
先レベル(4)よりも低いので、送信順位は変更しな
い。
【0032】また、15分以上待つことになるジョブを
優先させるとすれば、すべてのジョブがその対象とな
り、優先レベルは3位、2位、1位のジョブの順で高い
ので、1位と3位の順位が入れ替わることになる。これ
によって、18分を基準とした場合と同様に、2位のま
まであるジョブは13分5秒(10分+3分5秒)待つ
ことになり、1位から3位になったジョブは21分15
秒(15分+3分5秒+3分10秒)待つことになる。
そうすると3位になったジョブは、待ち時間が15分を
超えることになるが、その優先レベルが2位のジョブの
優先レベルよりも低いので、送信順位は変更しない。
【0033】以上には、優先通信を指定した通信予約ジ
ョブ同士の優先レベルを比較し、優先レベルが高い方の
通信予約ジョブが先に通信が開始されるように通信順を
変更する場合について説明したが、これには限定され
ず、優先通信を指定していないジョブも含めて、すべて
の通信予約ジョブに優先レベルを設定し、優先通信を指
定した通信予約ジョブの優先レベルの方が、通信順が先
になっている通信予約ジョブの優先レベルよりも高い
(あるいは同じ)ときに、優先通信を指定した通信予約
ジョブが先に通信が開始されるように通信順を変更して
もよい。その場合、すべてのジョブの優先レベルに、初
期値を設定しておけば、わざわざ、優先通信を設定しな
いジョブに対して、優先レベルを設定する操作をしなく
てもよい。
【0034】また、以上には、待ち時間を、先に予約さ
れているジョブの通信にかかると予測される時間を加え
て、予約した通信開始時刻から、予測される通信開始時
刻までの時間としたが、先に予約されているジョブの通
信にかかると予測される時間のみとしたり、単純に、予
約した通信開始時刻から現在の時刻までの時間としても
よい。
【0035】例えば、待ち時間を予約した通信開始時刻
から現在の時刻までの時間とする場合は、上記した例と
同様に、送信キュー5cの内容が図示したようになって
おり、現在時刻が8時15分であるとすれば、送信順位
が1位のジョブは15分待っており、2位のジョブは1
0分待っており、3位のジョブは5分待っていることに
なる。例えば、10分以上待っているジョブを優先させ
るとすれば、1位と2位のジョブがその対象となり、そ
の優先レベルは2位のジョブの方が1位のジョブよりも
高いので、1位と2位のジョブは入れ替わる。
【0036】次に、ファクシミリ装置Fの動作の例を、
図3〜図6にフローチャートで示す。図3は短縮メモリ
5aへのデータ設定処理(100〜104)を示してい
る。操作部8の操作により、各短縮番号に対応させて、
相手先電話番号、相手先名称、優先レベルを入力し、各
データを短縮メモリ5aに格納する。
【0037】図4は送信操作処理(200〜207)を
示している。送信開始時刻を指定する時刻指定送信でな
ければ、現在時刻を送信開始時刻とする一方、時刻指定
送信であれば送信開始時刻を操作入力する(200〜2
02)。次に、送信線密度を指定し(203)、短縮キ
ーの入力によって宛先を入力する(204)。このと
き、相手先電話番号を直接テンキーなどによって入力し
てもよい。また、予め、短縮メモリ5aに優先レベルを
設定せずに、宛先入力以前において、ジョブ毎に、優先
レベルの設定や優先通信の指定をしてもよい。
【0038】続いて、指定された線密度で原稿を読み取
り、MMRなどの方式で符号化して画像メモリ4に格納
する(205)。このとき、符号化後のデータ量を求
め、全ページの読み取りが完了すれば(206)、予約
テーブル5bに、短縮番号、送信開始時刻、優先レベ
ル、全ページのトータルの符号量(データ量)、これに
よって求められる送信にかかると予測される時間、ペー
ジ数(枚数)を格納する。なお、送信にかかる時間は、
短縮メモリ5aに格納されている過去の通信における送
信速度を基にして求めてもよいし、予め定めた送信速度
(例えば9.6KBPS)を基にして求めてもよい。
【0039】図5は送信順決定処理(300〜304)
を示している。この処理は、所定周期(例えば1分毎)
に行われるようになっており、まず、予約テーブル5b
から送信開始時刻を過ぎている未送信ジョブを、送信開
始時刻順に送信キュー5cに展開する(300)。次
に、ここでは、送信キュー5cの先頭ジョブが送信開始
時刻から所定時間(ここでは1時間)以上待っている場
合は、送信順を変更しないようにしている(301)。
これは、他のジョブを先頭ジョブとすれば、更に待ち時
間が長くなってしまうことを防ぐためである。
【0040】ここでは、送信キュー5cの先頭ジョブの
送信にかかる時間が5分以上であれば(302のY)、
第2順位のジョブはその時間だけ待ち時間が長くなるの
で、先頭と第2順位のジョブの優先レベルを比較してい
る(303)。第2順位のジョブの優先レベルの方が、
先頭ジョブの優先レベルよりも高ければ、先頭と第2順
位のジョブを入れ替える(304)。したがって、ここ
では、送信開始時刻から現在時刻までの時間を考慮して
おらず、先頭ジョブの送信予測時間による第2順位のジ
ョブの待ち時間のみによって、送信順位の入れ替えを判
断している。また、先頭と第2順位のジョブのみを、定
期的に、順に優先レベルの比較の対象としている。
【0041】図6は送信処理(400〜402)を示し
ている。回線Lの使用が終了したり、相手先が受信可能
になれば、送信キュー5cの先頭ジョブの送信を行い
(400)、送信が完了すれば、送信キュー5cからそ
のジョブを削除し(401)、予約メモリ5bに送信完
了を登録する(402)。予約メモリ5bに送信完了が
登録されれば、即時送信、時刻指定送信のいずれの場合
であっても、その旨のメッセージを表示部7によって表
示したり、記録部10によって記録紙に印字出力したり
する。更に、予約メモリ5bからその通信予約ジョブの
データを削除してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1〜請求項3の各々に記載の通信端末装置
は、通信予約ジョブに対して優先通信を指定すれば、そ
の通信予約ジョブの通信開始までの待ち時間が所定時間
以上になったときに、その通信予約ジョブを優先させる
ように通信順を変更する。すなわち、通信予約ジョブの
通信順を、原則は予約した通信開始時刻とし、待ち時間
が長くなると、優先指定したジョブの順番を優先させ
る。これによって、優先的に通信を開始したいジョブ
が、不当に長い間待ち状態になることがない。
【0043】特に、請求項2では、通信予約ジョブに対
する優先通信の指定は、通信相手先と関連して行うの
で、優先通信を指定した通信相手先を相手先とする通信
予約ジョブのすべてに対して優先通信が指定できる。し
たがって、通信予約をする度に、優先通信を指定しなく
てもよくなり、操作が簡単になる。
【0044】また、請求項3では、通信予約ジョブの通
信順を変更は、優先レベルに基づいて行うので、通信相
手や通信データの重要度などに応じて送信時刻が不当に
遅くなることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図2】通信予約ジョブを管理する各種テーブルの構成
例を示す図である。
【図3】本発明の通信端末装置の動作の一例を示すフロ
ーチャートである(設定処理)。
【図4】本発明の通信端末装置の動作の他の例を示すフ
ローチャートである(送信操作処理)。
【図5】本発明の通信端末装置の動作の他の例を示すフ
ローチャートである(送信順決定処理)。
【図6】本発明の通信端末装置の動作の他の例を示すフ
ローチャートである(送信処理)。
【符号の説明】
F ファクシミリ装置 1 主制御部 4 画像メモリ 5a 短縮メモリ 5b 予約テーブル 5c 送信キュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04L 29/06 9A001 Fターム(参考) 5C062 AA02 AB43 AC22 AC36 AF06 5C075 BA08 BA11 5K030 GA17 HA04 HB04 JT05 KA01 KA04 KA06 KA11 KA13 5K034 AA19 BB06 CC04 FF13 HH01 HH02 HH17 HH25 KK02 MM21 5K101 KK01 RR13 RR17 9A001 CC07 JJ18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の通信予約ジョブを記憶する手段と、
    通信予約ジョブに対して優先通信を指定する手段と、こ
    の優先通信が指定された通信予約ジョブの通信開始まで
    の待ち時間が所定時間以上になったときに、この通信予
    約ジョブを優先させるように通信順を変更する制御手段
    とを備えた通信端末装置。
  2. 【請求項2】上記通信予約ジョブに対する優先通信の指
    定は、通信相手先と関連して行うことを特徴とする請求
    項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】上記通信予約ジョブに対する優先通信の指
    定は、優先レベルを設定して行うようになっており、 上記制御手段は、優先レベルに基づいて、通信予約ジョ
    ブの通信順を変更することを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の通信端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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