JP2001177711A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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Abstract
などの特殊送信においても一括送信機能を利用可能とす
るファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】特殊送信機能を使用する場合、指定する1
又は複数の相手先の中に一括送信をする特定の相手先を
含むとき、この特定の相手先に対して画像データを一括
送信するために、画像データをボックス5aに蓄積する
ようにしている。
Description
して複数の送信画像データまとめて一括送信するファク
シミリ装置に関する。
などの理由から、特定の相手先に対して複数の画像デー
タをまとめて送信する、一括送信機能を備えたファクシ
ミリ装置が広く普及している。
送信する、時刻指定送信機能も一般に知られている。
タを1件または複数件、メモリーに蓄えることによって
実現できるものである。
い画像データを送信する親展送信、(2)送信したデー
タを相手先のメモリー上のメールボックスに格納するF
コード送信、(3)いったん中継局に送信し、中継局の
メモリーに記憶後、指定の相手先に同じ画像データを送
信する中継指示送信、(4)複数の相手先に同じ画像デ
ータを送信する同報送信、(5)親展送信やFコード送
信のそれぞれと同報送信を組み合わせた送信、などの特
殊送信機能を有する多機能ファクシミリ装置も普及しつ
つある。
行う特定の相手先が上記の特殊送信する相手先に含まれ
ている場合、一括送信機能との併用ができないので、そ
の相手先に特殊送信する画像データは、一括送信するた
めに記憶されず、即時特殊送信または時刻指定特殊送信
がなされていた。
信機能を組み合わせることは可能であったが、該当の1
つの特殊送信についてのみ時刻指定できるだけで、指定
時刻までに同種類の特殊送信の画像データを複数件メモ
リー上に蓄え、まとめて送信するような一括特殊送信機
能はなかった。
手先を特定したボックスを準備していても、特殊送信の
画像データは蓄積されない。よって、一括送信ではない
即時送信や時刻指定送信が頻繁に発生するおそれがあっ
た。
されたもので、その目的は、即時送信送信や時刻指定送
信だけではなく、親展送信や同報送信などの特殊送信に
おいても一括送信機能を利用可能とするファクシミリ装
置を提供することである。
置は、従来のように、複数の画像データをまとめて記憶
するためにメモリー上にボックスを備えたものである
が、各種の特殊送信機能を使用する場合においても、こ
のボックスを利用することで一括送信できるようにした
ものである。
殊送信機能を使用する場合、指定する1又は複数の相手
先の中に一括送信をする特定の相手先を含むとき、この
特定の相手先に対して送信する画像データをボックスに
蓄えることとしている。このように、特殊送信の場合も
画像データをいったん蓄えることによって、従来の一括
送信と同様に夜間等にボックス内の複数の画像データを
まとめて送信することができる。
でき、1つのボックスに複数の相手先を特定することが
できる。
求項1の機能に加えて、特殊送信機能で指定する1又は
複数の相手先の中に一括送信をする特定の相手先を含む
とき、利用者が、一括送信用のボックスに貯め込むか、
または、即時送信あるいは時刻指定送信を行うかを選択
することができることを特徴としている。
求項1又は請求項2の機能に加えて、特殊送信用にボッ
クスを設定した場合、このボックスには、予め特定の1
又は複数の相手先と送信時刻が指定でき、指定された送
信時刻になったときに、そのボックスに記憶された複数
の画像データをまとめて一括送信することができる。
実施の形態を説明する。
部構成の一例を示すブロック図である。図において、1
はCPUなどで構成する主制御部、2は自動発呼を行う
オートダイヤル部、3は通信回線Lへの網制御を行うN
CU、4は画像データをファクシミリ通信するために信
号の変・復調を行うモデム、5はファクシミリ通信の画
像データを記憶する画像メモリ、5aは画像メモリ5上
にあって一括送信用の画像データを蓄積するボックス
(メモリボックス)、6はBOX管理情報6aなどを記
憶するRAM、7は制御プログラムなどを記憶したRO
M、8は時計部である。
ッチキー等の入力手段を備えた表示部、10は各種操作
キーで構成された操作部、11はセットされた原稿を読
み取る読取部、12は記録紙に画像データを印字出力す
る記録部である。
読み取った画像データを通信回線Lを通じて相手先に送
信する送信機能と、通信回線Lを通じて受信した画像デ
ータを記録部12により印字出力する受信機能とを有す
る。
取った画像データを、一時、画像メモリ5に記憶させ、
指定された時刻に送信する時刻指定送信機能や、読取部
11で読み取った画像データを順次ボックス5aに蓄積
し、特定の相手先に対して複数の画像データをまとめて
送信する一括送信機能もある。
い画像データを送信する親展送信、(2)送信したデー
タを相手先のメモリー上のメールボックスに格納するF
コード送信、(3)いったん中継局に送信し、中継局の
メモリーに記憶後、複数の相手先に同じ画像データを送
信する中継指示送信、(4)複数の相手先に同じ画像デ
ータを送信する同報送信、(5)親展送信やFコード送
信のそれぞれと同報送信を組み合わせた送信、などの特
殊送信機能も有している。
らの特殊送信で送信すべき画像データを複数蓄積し、ま
とめて送信する一括特殊送信機能を備えたものである。
一括特殊送信を行うために、画像データ蓄積用のボック
ス5aを特殊送信種類別に有し、ボックス5aを管理す
るためのBOX管理情報6aを有している。
送信)を複数回行った場合の、画像データの流れとボッ
クス5a内の蓄積状態遷移の一例を概念的に表したデー
タフローチャートある。図において、(a)は、1つの
相手先に対する特殊送信の操作タイミング、(b)は、
(a)以後の複数の相手先に対する特殊送信の操作タイ
ミング、(c)は、指定された時刻における一括送信タ
イミング、におけるボックス5a内の状態等を示す。
括送信すべき特定の相手先の場合で、読み取った画像デ
ータDを、特殊送信用(親展送信用)に設定したボック
ス5aに蓄積する。このボックス5aには、画像データ
群D’が既に蓄積されている。(b)においては、指定
された相手先のうちの1つが特定の相手先で、他の相手
先が通常送信すべき相手先の場合で、特定の相手先への
画像データDはボックス5aに蓄積され(b−1)、他
の相手先への画像データは送信される(b−2)。
に貯め込まれた画像データ群D’をまとめて送信する。
信に使用させるかを関連付けるための、RAM6(図1
参照)上に設定されたBOX管理情報6aの一例を示す
図である。図において、6bは1つのボックス5aに対
応した、BOX管理情報の1要素である。例えば10個
のボックスを使用する場合、管理情報6aの要素10個
が、テーブルやマトリクスのような整列した形態で確保
されている。
(1)どの特殊送信用に使用するかを判別するための送
信種類、(2)各特殊送信において入力すべき付属情
報、(3)1又は複数の相手先FAX番号、(4)送信
時刻、などの各データを有する。付属情報は、親展送信
の場合は親展ID、Fコード送信の場合はサブアドレス
とパスコード、中継指示送信の場合は中継指示番号であ
る。
ボックス5a及び上記BOX管理情報6aを使用して一
括送信するまでの基本動作を、図4、図5及び図6を用
いて説明する。
で使用するかを予め設定する「ボックス設定」の操作と
動作を示したフローチャートである。
X番号、一括送信する特定の1又は複数の相手先FAX
番号、一括送信する指定時刻、及び親展送信などの送信
種類を操作部より入力する(401〜404)。入力さ
れたデータは、BOX管理情報の各領域(図3参照)に
格納される(405)。特殊送信ではない通常の一括送
信が設定された場合は、以下の処理をせずに終了する
(406)。
る各種付属情報、すなわち、Fコード送信であればサブ
アドレスとパスコード、親展送信であれば親展ID、中
継指示送信であれば中継指示番号を入力し、これらはB
OX管理情報の「付属情報」(図3参照)に格納される
(407〜414)。
が完了した後であれば、各特殊送信により画像データを
ボックス5aに蓄積することが可能となる。
信を実施する場合の操作と動作の流れを示したフローチ
ャートである。
親展ID、及び1又は複数の相手先FAX番号を入力す
る(501)。親展送信用のボックスが設定されていれ
ば、すなわちBOX管理情報6aの中に、「送信種類」
が親展送信で、かつ「付属情報」が入力された付属コー
ドであるような要素6bが存在すれば、指定された相手
先のFAX番号がBOX管理情報内の相手先FAX番号
(図3参照)と一致するものがあるかどうかを全指定相
手先についてチェックし、一致するものがあればRAM
6上にある相手先別の一括フラグをONし、一致するも
のがなければOFFする(502〜506)。
るために入力されたFAX番号に対応する相手先であ
り、「特定の相手先」とは、BOX管理情報に設定され
たFAX番号に対応する相手先を指す。
もONのものがあれば、一括送信選択画面が表示部9に
表示され、該当する指定相手先に対して一括送信を実行
するか否か(ボックス蓄積するか否か)の選択入力が促
され、全てOFFであれば、画面表示は行わない(50
7、508)。 この一括送信選択画面の例を図6に示
す。図において、9aは一括送信選択画面、9bは利用
者に指定相手先内に特定の相手先が含まれていることを
通知するためのガイダンス表示部、9cは指定相手先内
に含まれる特定の相手先のFAX番号を表示するFAX
番号表示部、9dはそのFAX番号に対応する選択SW
である。利用者は、選択SW9dの「する」か「しな
い」を選択する。
dの入力に基づき、「しない」と入力した相手先につい
ては該当の一括フラグをONからOFFにし、「する」
と入力した相手先については何もしない(509)。
は、全指定相手先の一括送信フラグによって表される。
このフラグがONであれば画像データをボックスに蓄積
し、OFFであれば画像データを即時送信するか又は時
刻指定送信のための予約を行う。この蓄積又は送信・予
約を全指定相手先について行い(510〜513)、処
理を終了する。ただし、複数の相手先の一括フラグがO
Nであれば、ボックスへの蓄積は1回だけでよい。
なければ、全指定相手先について、画像データを即時送
信するか又は時刻指定送信のための予約を行い(50
2、514、515)、処理を終了する。
の処理が繰り返し実行され親展送信用のボックスに画像
データが貯め込まれる。そして、時刻が親展送信用のB
OX管理情報6b内の「送信時刻」に達したとき、ボッ
クス内の全画像データが送信される(図2(c)参
照)。
指示送信については付属情報の内容が異なるだけで、動
作の流れは図6の親展送信の場合と同様である(不図
示)。
項1に記載のファクシミリ装置によれば、特殊送信機能
を使用する場合でも、事前にボックス設定さえしておけ
ば、指定された1または複数の相手先中に特定の相手先
が含まれている場合、このボックスに画像データを蓄積
することができ、任意の時刻に一括に送信することが可
能となる。その結果、特定の相手先には、あらゆる送信
について送信操作ごとの即時送信や時刻指定送信がされ
ることがないので、夜間1回又は数回限りの送信が実現
できる。
手先中に特定の相手先が含まれている場合、その相手先
について一括送信するか否かを利用者が選択可能として
いる。その結果、特定の相手先であっても即時送信や時
刻指定送信が可能となり、緊急を要する送信に対応する
ことができる。
スに設定できるため、蓄積されたボックス内のデータ
を、人手を介さずに一括送信することができる。
示すブロック図である。
場合の、画像データの流れとボックス内の蓄積状態の遷
移をの一例を概念的に示すデータフローチャートであ
る。
における操作と動作」の一例を示すフローチャートであ
る。
作と動作」の一例を示すフローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】特定の相手先へ送信すべき複数の画像デー
タをまとめて記憶するボックスを備え、このボックス内
の画像データをまとめて一括送信するファクシミリ装置
において、特殊送信機能で指定する1又は複数の相手先
の中に、上記一括送信をする特定の相手先を含む場合
は、上記特定の相手先に対して送信する画像データを上
記ボックスに蓄積することを特徴とするファクシミリ装
置。 - 【請求項2】特殊送信機能で指定する1又は複数の相手
先の中に、上記一括送信をする特定の相手先を含む場合
は、利用者が、上記ボックスに蓄積するか否かを選択で
きることを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装
置。 - 【請求項3】上記ボックスには、送信時刻が指定できる
ようになっており、 上記指定された送信時刻になったときに、そのボックス
に記憶された複数の画像データをまとめて一括送信する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のファク
シミリ装置。
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